クジカン×キカク
シアターKASSAIイベント部
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2014/09/08 (月) ~ 2014/09/09 (火)公演終了
満足度★★★
ライブ感が面白い
初日の「7人の役者と1人の演出家」を本番から観劇。
面白かったです。腹を抱えて笑いました。
最終的な完成度としては今ひとつ(後半はかなりセリフがとんでいました)でしたが、
アドリブやつっかえつっかえなぐだぐだ感も笑いにつながっていました。
ただ、これは一回こっきりだからこその笑いなのかなぁ、という気がします。
役者さんでは泥棒役の松田さん、ゲイ役の奥田さんが恐ろしくはまっていたと思います。
逆にちょっと残念だったのが一番楽しみにしていた佐藤さん。
演出家さんが変わることで、いつもと違う演技が観られるのかなぁと思っていたのですが、
わりといつも通りだった気がします。
演じた役が一番損な役所だったのもあると思います。
個人的にはゲイ役なんかが観てみたかったかな。
稽古から全部通して観るとまた面白さが変わってくるのだと思います。
次やるときは是非、休日にやって欲しいです。
ネタバレBOX
[memo]
カップル
カップル男の彼氏?(ゲイ)
カップル男のストーカー
カップル女の浮気相手
泥棒
大家
が1つの部屋に。
オチはなくドタバタのまま終わる。
騒音と闇 ドイツ凱旋ver.
革命アイドル暴走ちゃん
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/09/25 (木) ~ 2014/09/30 (火)公演終了
満足度★★★★★
あっと言う間の40~50分
どっぷり浸かりました。これはこれで凄い!
ネタバレBOX
持参したサンダルを履き、配られた雨ガッパを着て、荷物を預けて準備万端。
水と味噌汁の具が飛んでくる中での大音響と大胆なパフォーマンス。身体に当たると結構ズドンと衝撃を受けますが、心配していたよりは濡れませんでした。旭日模様に軍服っぽい衣装が多かったですが、最後はストッキングをはいた競泳水着姿に。舞台の隅はきちんと直角に曲がるなど押さえるところは押さえているという感じがしました。
谷田部美咲さんと宝保里実さんが可愛くて良かったです。竹田有希子さんはぬいぐるみなどでは走り回らない方がいいと思っていましたが、やっぱり本人はこういうのが好きだったのですね。
旭日模様を日本の軍国主義の象徴と把える韓国では現状絶対上演できないでしょう。私も右翼が旭日旗を手に持っているのを見掛けると今でも嫌な気分になりますが、旭日模様自体に対してはそこまで気にならなくなっていることを考えると、単にミリタリー調を表現する柄として使っているであろう若い人たちのためにも、そろそろきちんと旭日模様についての意志表示をしなければならない時期に来ているのではないかと考えさせられました。
煙が目にしみる
劇団だるま座
アトリエだるま座(東京都)
2014/09/24 (水) ~ 2014/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
泣かされました
この芝居は数年前に加藤健一さん主演のものを観ました。ついついそれと比較して観劇てしましいましたが今回の芝居も凄く良かったです。次回も期待していjます。 大好きな芝居です。
Master Plan ~B~
劇団スクランブル
シアター711(東京都)
2014/09/23 (火) ~ 2014/09/28 (日)公演終了
満足度★★★★
女性のバトルが楽しめました
って楽しんじゃ駄目かな(^^;)?
なんかレディースコミックで激バトルしてるような感じの舞台に思えた
約90分→全席自由。
ネタバレBOX
人間関係の中心にいるニヤけた男性を巡る女性のバトルに、
過去の逢引などの回想シーンが、
参加しない女性の目の前で繰り広げられる設定は楽しめました。
その分、男性の着替え回数の多さにも笑ったデス。
オチの男性の軽さも楽しかったが、繰り返す殺し方のシーンはくどかったかな。
妙に樹海に拘る浮田女史の個性は自分的にツボでした♪
それと腹黒っぽい小悪魔系の片平ちゃんも(^^)
(言動と喋りの間が受けたデス)
黄金のコメディフェスティバル2014
黄金のコメディフェスティバル
シアター風姿花伝(東京都)
2014/09/18 (木) ~ 2014/09/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
チョキとパーを見ました。
それぞれの劇団が全力投球する姿勢は感動もの。チョキチームではゲキバカの新原美波、パーチームではおぼんろの若林めぐみに魅力を感じた。
作品は四団体四様で、それぞれの団体の持ち味を出し切った。
【2本立て】「片足あの世に突っ込んで」「FOOD PANIC」
劇団ほぼ無職
ステージカフェ下北沢亭(東京都)
2014/09/27 (土) ~ 2014/09/27 (土)公演終了
満足度★★★
料金考えると・・・
まぁ妥当かしら(^^)
飲食自由だし、ヨシモト芝居小屋ってイメージが近いかな。
んで、そこそこに笑える2本のお芝居でありましたと。
(30分と1時間でインターバルが10分弱だったかな)
好みが分かれるところでしょうが、自分は気に入ったっす。
(でも星は2.6ぐらいかな)
気軽に下北に出れる方とかには友人同士とかカップルさんなどに、
下北小劇場感覚を伝える良い舞台ではあると思えました。
(リーズナブルさとかがね(^^)
ネタバレBOX
#1 での「立て~わしの足!立たんか~!」が受けました(^^)
#2 では料理勝負でのエプロンダンスは上手と思ったな(^^)
キャラ的には#2の生徒会副会長さんがキャラ濃くて好みでした♪
ブドウアームズの変身ベルトは生で初めて見れて感動したデス(^^)
なんか腰にロックシード下げてるなぁって思ってたら、
本当に使うとは思わんかった~。
ふるはたにんざぶろう(太はたさん・・でしたが)さんの前説と、
インターバル時の場繋ぎは笑えた分、狂言回しとして終劇後の案内とかもやった方が上手に〆られたと思いましたがねぇ出なかったのが残念でした。
宇宙船
3.14ch
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/09/19 (金) ~ 2014/09/29 (月)公演終了
満足度★★★
正統派SF演劇
有名なSF映画・漫画へのオマージュを感じる、時間的スケールの大きな作品でした。
地球外生命体がいる星へ350年の時間を掛けて向かう宇宙船の中で繰り広げられる物語で、被支配階級による革命や自由による退廃、孤独と狂気の長い年月、物語の存在意義といった要素がテンポ良く描かれていました。
SF物を舞台で上演しようとすると時間や空間の制約から安っぽくなりがちなのですが、そうはならずにSFらしい雰囲気が出ていて良かったです。
革命後、享楽的に生きる人々が壊れたファッションと言語になり、音楽もそれまでのクラシックから切り替わるのがインパクトがありました。
「実年齢」と「表層年齢」という設定がストーリー上であまり活かされていなくて、作品中で何十年過ぎても外見が変わらないことの理由付けの為だけにその設定が用いられているように思えたのが残念でした。
台詞を叫んだり轟音が響く場面が多過ぎる為に音的に飽和状態となっていて、その効果が感じられずにうるさいだけになっていたのが勿体なかったです。感情の高まりは大声だけでなく、沈黙や敢えて淡々と普通に話すことでも表現出来ると思いました。
天井まで作り込んだ真っ白い空間がレトロフューチャー感を醸し出していました。分割式の円環状のテーブルが場面毎に異なる配置・形状で使い回されていたのが良かったです。
『木馬の鼻』第三公演都市≪名古屋≫
劇団唐ゼミ☆
城山八幡宮(愛知県)
2014/09/27 (土) ~ 2014/09/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
城山八幡宮での野外公演
谷也(たにや)は、デパートの屋上の遊園地の清掃係。毎日、遊具についたハトの糞をきれいに拭くのが彼の仕事。仕事から帰宅すると、谷也は箪笥の中に彼の姉が設えてくれた箪笥ベッドに籠り、一人空想の世界で遊ぶことを密かな楽しみとしていた。そんなある日、翌日に子供たちがたくさん訪れるというのに、メリーゴーランドの木馬の鼻に付いた糞を拭き忘れるという、重大なミスを犯したまま帰宅してしまった。激しく自責の念にかられる谷也を追い立てるように、デパートの専務と遊園地の園長が木馬を連れて谷也の元へとやってくる。そして、そこから奇想天外、 抱腹絶倒のストーリーが展開する。
ネタバレBOX
谷也は、箪笥屋を営む姉と二人暮らし。姉は、隣のラーメン屋の男といい仲になっている様子。平和に暮らしていた二人に、降って湧いたような立ち退きの話が持ち込まれる。そのわけは、デパートの遊園地までの一本道を作るために、あたり一帯を区画整理するというのだった。それも、町内会長である喫茶ピサロの店長が勝手に決めた話だった。谷也と姉は、立ち退きの印鑑を押したくなくて、隣のラーメン屋を伴い、谷也の箪笥の中から、彼の理想郷である古代インカ帝国のマチュピチュへと向かう。その冒険の旅の中で、谷也は様々な体験をし、逞しく成長していく。最後には、彼の空想の入り口としていた箪笥を壊されてしまうけれど、谷也はめげずに現実に立ち向かっていく。谷也とは「谷なり」という意味で、彼自身がマチュピチュへの入り口だったのだ。
神社の境内を効果的に使った演出で、ラストは舞台崩しとなり、トラックが二台繋がれてできた舞台が左右に分かれ、周囲に張り巡らされた幕が落ち、大きな馬に乗って谷也は生き生きと駆けて行ってしまった。壮大な冒険物語は、爽快に幕を閉じた。
冒険の旅の途中で、登場人物たちとの面白おかしいやりとりは、無条件に笑えます。隣の年配のご婦人二人が、「昔は、こんなお芝居、よく観たわよねぇ。おもしろいわ〜」とおっしゃっていましたが、古き良き時代の芝居小屋にいるような、そんな楽しい雰囲気でした。50〜60人いた観客の年齢層は熟年以上が多く、若いカップルやお子さん連れの方もいらっしゃいました。でも、どの年齢層の方も素直に笑える、楽しいお芝居でした。横浜国大の唐ゼミナールから発足したというこの唐ゼミは、横国出身の演出家や看板女優の方が中心となって活動しているようです。前座のパフォーマンスも、横国の現役学生の方たちで構成され、本編とクロスする内容での歌とお芝居で雰囲気を盛り上げてくれていました。上演する場所に合わせて、地方ごとに少しずつ変わるという演出も見ものです。谷也たちと一緒に、冒険の旅を満喫しました。
とりかへ様
劇団敏感
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2014/09/19 (金) ~ 2014/09/21 (日)公演終了
満足度★★★★
とりかへ様の意味。
土曜マチネを観劇。
『とりかへ様』に祈ると、文字通り自分の命と引き換え(とりかへ)に相手を救うことが出来る。
好きな相手を救うため『とりかへ様』に祈りを捧げてしまった主人公の末路は…。とても考えさせられる内容だった。
上演時間:1時間55分。
ネタバレBOX
とても興味深いストーリーで面白くはあったのだけど、もう少し短くまとめたほうが良かったかな。あと舞台の広さ(大きさ)を考えると、もっと細部まで作り込んだリアルな舞台美術が欲しかったかなぁと感じました。
想い出のグリーングラス
演劇集団ザ・ブロードキャストショウ(SABカンパニー)
一心寺シアター倶楽(大阪府)
2014/09/26 (金) ~ 2014/09/28 (日)公演終了
満足度★★★
癒し
幽霊さんと幽体離脱した人が、生きてるいる人に送るエールのような演劇でした。
とってもハートフルでした。
Catastrophe
劇団虚幻癖
北池袋 新生館シアター(東京都)
2014/09/24 (水) ~ 2014/09/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
戦争の核心を衝いた骨太な舞台
「何故戦争は起きるのか?」
人類が進化・繁栄していく過程で、絶え間なく繰り返されてきた『戦争』。
その本質に鋭く真っ向から迫った作品で、非常に見応えがありました。
賛否両論あるとは思うけど、この劇団の代表作となり得る作品だと思う。
上演時間:110分
ネタバレBOX
人類の進化・繁栄と引き換えにもたらされてきた幾多の問題。
中でも先進諸国が抱える『少子高齢化』『生産年齢人口の減少』問題、世界的には人口増加に伴う食料、資源、エネルギー不足の問題。この作品に描かれているように、このまま人口が増え続ければ、いづれ近い将来、戦争するか、あるいはみんなで仲良く滅亡を選ぶかの選択を迫られる日が来るかもしれない(もちろんみんなが大人しく滅亡の道を選ぶ筈もないので、生き延びる為には必然的に戦争の1択しかない訳だけど…)。
本来ならこういう現実を”冷静に直視”した作品こそ、出来るだけ多くの人に観てもらいたいのだけど、実際のところ拒否反応を示す人もまだまだ多いと思う。それでも敢えてタブーなテーマに真っ正面から斬り込んだ姿勢は大いに評価したい。
黄金のコメディフェスティバル2014
黄金のコメディフェスティバル
シアター風姿花伝(東京都)
2014/09/18 (木) ~ 2014/09/29 (月)公演終了
満足度★★★★★
他団体が面白かった
アガリスクのいつもの安定をみたあと(言葉は悪いが)抱き合わせ状態のバンタムさんを観劇した訳ですが、思いのほか面白く、これは得したなと。
アガリスクさんたちがいつも言ってる国府台高校の文化祭とはこういうことだったのかなぁ とも思いました。
グーチーム観劇
ネタバレBOX
アガリスクさんは今年やってたタイムスリップ話の別バージョンを書いたのかな、と思いましたが、安定してますよね。
バンタムさんは大阪から上京して1年、普段はシリアスばっかりなようですがネタ芸人のネタがそれぞれ面白い。馬鹿っぽく舞台上で見せてる人たちの裏での厳しさや悲哀がいいですよね。師匠の高圧さからの土下座、阿呆そうなマネージャーが実は一番現実的とか。つってつってなんつって芸人はかなり好きでした。
KISOU本能
N-Trance Fish
ABCホール (大阪府)
2014/09/27 (土) ~ 2014/09/29 (月)公演終了
満足度★★★★
ダンスが凄いのは当たり前!
主人公と2人の進行役によってストーリーは展開しつつ…。
全編、主人公の心境を20人の無言のダンスで表現!
また舞台・美術が凄い!
全編ダンスで起承転結、しっかりと物語が有り、凄いです。
感動!面白かったです。
ネタバレBOX
サナダムシさんと胃さんの2人のストーリーテラー、面白かったです。
なめくじ劇場LIVE2
なめくじ劇場
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2014/09/26 (金) ~ 2014/09/28 (日)公演終了
満足度★★★★
なめくじ舞う
平均年齢38歳のアラフォー集団である。信長の時代であれば、余生10年余だ。そんな世代の人達が、人々を笑わせたくて作ったコントである。ご笑覧頂きたい。
ネタバレBOX
今回は、役者が演じたものを一旦映像化して編集を施した作品も随所に鏤められている。シチュエーションが劇場では再現できなかったり(短いもので5分強、長いものでも10分前後の作品のオムニバスなので、セットなどを組む時間も予算も無いのである)、難しかったりという作品群だ。Live2では、これらの映像作品3本を含めた9本のラインナップ。上演中なのでネタバレは避けておくが、揶揄あり、パロディーあり、下ネタすれすれあり、意外性あり、ブラックユーモアありと笑いの内容も豊富である。自分が一番気に入ったのは8番目に演じられた「救急病院」であった。無論、役者も出演しているのであるが、作品自体が映像とのコラボで、結末が見えて仕舞うと大抵喜劇はそこから先を笑えないというか白けながら観てしまうものだけれど、この終わり方の結末は予想した通りだったのに、優れてブラックなユーモアを感じさせる所が気に入ったのである。
一応、以下にラインナップだけを挙げておく。なお、順番はネタ順である。
1.ゴルゴ2.桃色ミルフィーユ(映像)3.ストッパー伊藤4.ティコ亀岡5.相手を傷つけず、なおかつ自分の気持ちにも嘘を付かずに場を盛り上げる方法(映像)6.いちゃ7.クレイマー・クライシス8.救急病院(映像)9.仁義なきファミリー
寺山修司・作 「邪宗門」
月蝕歌劇団
ひつじ座(東京都)
2014/09/25 (木) ~ 2014/09/29 (月)公演終了
満足度★★★
人生いろいろ?
客席中央付近で観劇。ダークファンタジーなアングラ演劇。
ネタバレBOX
母に自身を売られてから「母親」という存在そのものを憎む妖しい美女。その美女を抱くために母親を捨てようとする男。父を探す美少女。
セットは雰囲気良し、女性陣は綺麗だし、エロスも十分(笑)。前説の間の妖しい踊りが本当に妖しい。
自分はアングラ演劇はあまり観ないので、話について行くのも一苦労だったが、割と楽しめた。
理解不能な展開が続くものの、芝居そのものの存在自体が劇的。
何人か経験あるベテランの方、そして中心的な役回りの女優の方々は、素直に上手いと思う。主にアングラ独特の詩的な言葉の台詞回しや役の雰囲気がいい。
その分、その他の方々の役をあまり感じられず、ダークな踊りの振り付けがちょっとバラバラ過ぎるかなと感じた。
その他のキャラは、肝心の台詞の表現に欠け言葉や歌詞も聞き取りにくかった。
そしてお決まりの救いようのない出血&セット崩壊。締めくくりだなあ、と思う。
マッチの演出は好きだけど中々上手くいかないみたいで大変そうだ。
意中の女を自分の物にするのはやっぱりなかなか骨が折れるのだなぁ。
恋夢
少年ギ曲団
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2014/09/25 (木) ~ 2014/09/28 (日)公演終了
満足度★★★
退屈はしませんでした
予想された内容は「人造人間キカイダー」のようなものかと思いましたが、かなり違っていました。
ネタバレBOX
予想が合っていたのは、MJが人間になりたがろうとしたことくらい。ラブコメディなら年齢的に気恥ずかしいな、と思っていましたが、もっと人間の本質を問うような感じではありました。
ロボットと人間の演じ分けをどうするのか、と思いましたが、「実在した人間の魂をロボットに入れるので、より人間らしくなる」ということで、特に差をつけることもなく、考えられた脚本だと思います。
適度なギャグもあり、そこそこ観られましたが、ラストはあまりに観客の想像にゆだねすぎな気がします。
朝劇「彼女は誰のもの?」【9月10月全話やります!土曜日増刊号も!】
朝劇
CAFE SALVADOR(千代田区丸の内 3 - 2 - 3 富士ビル1F) (東京都)
2014/04/01 (火) ~ 2014/10/21 (火)公演終了
満足度★★★★★
今作も期待通り!
丸の内での朝劇も第三弾。おなじみの4人が御笠ノさんの脚本・演出でいきいきと楽しそうに芝居をするのにハマってしまいやみつきに。会場のカフェサルバドルは10月26日で閉店するそうで丸の内での朝劇はこの日がラストだそう。とても居心地のいいカフェだったので残念です。ラストの日は朝劇とサルバドルを見届けに行きたいと思います。
新宿☆アタッカーズ
UDA☆MAP
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2014/09/24 (水) ~ 2014/09/28 (日)公演終了
満足度★★★★★
既に続編が観たいです!
楽しみにしていた公演を観に行きましたが、大人気でした。開演40分前位に行ったのですが、既に長蛇の列。チケット入手で並び、開場まで並びで、更に期待が高まりました。
そして開演。結果からいうと「とっても楽しかった~!」
公演中なので、以下ネタバレで。
ネタバレBOX
キャッツアイをモチーフにした時代劇。だけど、グダグダミステリーコメディとあるように細かい時代設定等はなく(漠然と江戸時代)、ゆる~い感じ。言葉も現代言葉でそのまま見れます。全3話。
第一話:山賊が隠したある絆~大富豪密室殺人事件~
オープニングから主人公である3姉妹が登場するが、最初から各キャラ
全開。この3姉妹キャラが実に良い。(主役なので、一言簡易コメント)
長女:阿波 完全にオトボケキャラだが、「こうひヰ」と飲むと大活躍。
あのモチーフ漫画の○○さんの面影は全く無い(笑)
次女:琵琶 3姉妹一の行動派。ガサツな感じであるが、ブリッ子も
できる。3話目では優しい一面も。
三女:夢或 薬の調合もできるし、毒も吐ける知性派。
まだ寺子屋に通う年齢。
この三姉妹だけでも魅力的なのだが、出てくるキャラがそれぞれ味が
あります。1話目の中心でもある山賊の獏露団の3人組も山賊だが憎
めない感じで好きです。
回想シーンを多用する演出でしたが、これが再現方式で実に面白い。
また、各役者さん達もお見事です。
犯人、密室の謎にはおおいに笑わされました。
第二話:食い違う証言~夏祭り殺人事件~
1話目より少し重い感じの、4人の町娘の色恋に関わる話。
4人の町娘もそれぞれキャラがあり、良い。1話目で出てきた獏露団が
出てくる展開も面白く、楽しめた。
(1話目だけの登場なのかと思っていたので。)
嘘発見器や獏露団の尋問のジャンプシーン等も面白い。
恋文の隠し文字や犯人等、最後は悲しい結末に。
第三話:歌舞伎町を作った女~ある花魁の悲劇~
1話目、2話目に出てきたキャラも出てくる最終話。
(ある一人は、事情で出てこれませんが。)
この話の主役である、花魁と女商人がこれまた良い!
この二人に関しては、コメディ度は低めの、本格芝居。
最終話にふさわしい話で、各キャラが活躍する。
8千両の使い道と女商人の戦略にやや違和感もあったが、悲しい話で
3姉妹の目的にもつながる話に。
全話に共通しているのは、「愛」をテーマにしてそれぞれの「愛」に溢れた話でした。誰もが誰かを想っての嘘だったり、行動だったり。
上記あげたキャラ以外でも、全話に出てくる、お気楽な奉行所同心2人、3姉妹を手伝っている飛脚の双子、夢或の友達の美千留とどのキャラも立っていて、物語をしっかり底上げしている。各役者さんと熱演と、この座組のチームワークの良さがより魅力的にしているのではと感じました。
また、楽曲もとてもマッチしており、優しく悲しい選曲も良いです。
(平 義隆さんの「饒舌な情熱の愛の歌」と「幸せのカタチ」が特に好きです。)
個人的には、各話のオープニングや随所に出てくる踊りも魅力的で、
特に衆朱(辻圭子さん)の踊りは見応えがありました。
可愛いアイドル系の女の子が多い舞台でしたが、けっして可愛いだけの舞台ではなく、大変楽しいミステリーコメディでした。
「ほろにがヰぜ」のキメゼリフがまた聞きたいので、是非続編を観たいなと思います。
ビルのゲーツ
ヨーロッパ企画
西鉄ホール(福岡県)
2014/09/27 (土) ~ 2014/09/28 (日)公演終了
満足度★★★★
笑いました!
アフタートークまで参加しました。
細かい疑問点はありますが、この作品は感じたままに笑いましょう。
ネタバレBOX
フロア毎の小ネタ集です。フォトも入ります。
大爆笑です。
宇宙船
3.14ch
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/09/19 (金) ~ 2014/09/29 (月)公演終了
満足度★★★
みてきた
面白いかどうかわからなかったが、舞台は白かった。