最新の観てきた!クチコミ一覧

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御ゑん祭

御ゑん祭

バンダ・ラ・コンチャン

青山円形劇場(東京都)

2014/10/09 (木) ~ 2014/10/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

面白かったー
正直観に行くまではあんまり期待していなかったけど、企画・演出・各劇団の内容含めて、とても良かったし楽しかった。お勧めです。

それいけ小劇場!!

それいけ小劇場!!

劇団EXILE

赤坂RED/THEATER(東京都)

2014/10/08 (水) ~ 2014/10/19 (日)公演終了

小劇場あるある
見る側、演る側、小劇場を愛す全ての人におすすめ。
ずーっとクスクス笑い通しでした。。

アンドロイド版『変身』

アンドロイド版『変身』

青年団

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2014/10/09 (木) ~ 2014/10/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

人間とは何か
様々なことを考えさせられました。

ネタバレBOX

地中海辺りでの戦争が長く続き、不況も蔓延している今から25年ぐらい未来のフランスで、朝目覚めたらアンドロイドになっていたという「変身」の話。

日常と非日常、アンドロイドを長男として受け入れた家族としては、戦争という非日常がじわりじわりと身辺に迫って来ることになり、また戦争かと思いましたが、人間とは何か、戦争はなくならないのか、移民と国民の関係、働き手としての移民とロボットの有用性等々、幅広い問題について考えさせられることになり、充実した時間が過ごせました。

今回のロボットは、顔と両手だけがシリコン状の物質で覆われたスケルトン型のアンドロイド「リプリーS1」で、上半身の関節が動き、顔の部分ではまぶた辺りの筋肉や目や口が動きました。遠目だったことや、台詞による誘導もあり、表情の変化が心の変化のように概ね感じられもしました。

身体があれば人間かというとそうでもなく、心があれば人間かというとそうでもなく、身体と心があれば人間かというとそうでもないという台詞は考えさせられました。

戦争をロボットがやっている限り戦争は終わらず、人間が死ぬことで戦争が終わるかというと必ずしもそうではなく、戦争を始めた人間に戦争による死が迫ったときに初めて戦争終結が意識されるという話も印象的でした。

最後、アンドロイドが電源コードを抜いてくれと頼むシーンがありましたが、そこは自分では手が届かない背中のスイッチなどにしてほしかったと思いました。変身したとき、じゃあ誰が電源コードをコンセントに差し込んだんだということになります。半永久的蓄電池装備でいいと思います。

それと、電源を切ることが必ずしも死を意味するものでもありません。ホーキング博士の言うように、アンドロイドのコンピュータが壊れた上で電源が落とされなければ死とは呼べません。

ところで、下宿人は何系のフランス人だったのか、母親と妹がシーツをめくったときの驚きは何を見ての驚きだったのか気になりました。
宵闇に咲く雨

宵闇に咲く雨

GEKIIKE

シアター風姿花伝(東京都)

2014/10/03 (金) ~ 2014/10/14 (火)公演終了

新感覚時代劇!
初見。
華のある主人公・龍源地紫乃介役の樋口夢祈に、渋い和興がサポートする、なかなか面白い劇団。樋口夢祈、まだ若いのに、座長の風格さえ感じさせて、堂々としたものでした。時代考証など細かいことは言いません。オールメールの、不思議な魅力を備えた若者たちが、アクションあり、チャンバラあり、歌あり、踊りあり、と娯楽色満載のショーのようなお芝居でした。
狭いステージで、よく稽古したであろう殺陣を披露するのは、なかなかのものです。もう少し広い舞台で、のびのびと動かせてあげたいわ。

一遍

一遍

風雲かぼちゃの馬車

相鉄本多劇場(神奈川県)

2014/10/09 (木) ~ 2014/10/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

凱旋で0.5おまけの★5つ
承久の変で朝廷側につき、力を削がれた河野一族の家系に生まれた一遍は、幼名を松寿丸と言う。仏門に在ったこともある父、通広の計らいで10歳で下男(後に念仏坊)と共に仏門に入るが、この直前に母を亡くしている。

ネタバレBOX

今作によれば、母の死は、異母兄、通真の仕業だ。
  何れにせよ、預けられた寺で、彼は早速本領を発揮する。寺の問題児兄妹、大日坊、大月坊と喧嘩したのだ。それはそれとして、その後が、面白い。若い僧の世話役をしている華台が、大日坊、大月坊だけを罰っしようとした時、自分も同じような悪いことをしたのに、片方だけ罰するのはおかしい、と文句をつけたのだ。理屈は無論、一遍にあるので、賢明な華台は、一遍の理を認め、同じ罰を科すことにした。無論、寺を与る聖達にもその旨、報告する。(因みに聖達は、通広の兄弟弟子に当たる)
  一遍のこの真正な態度に大日坊、大月坊は、心を動かされ、友人になった。その後も、4人は、いつでもつるんで悪戯をしていたが、この謹慎期間中は、托鉢に出ることも禁じられていた4人に、兄妹の母が、病に倒れているとの知らせが入った。托鉢から帰って来た仲間が知らせたのである。病が重いのか否か迄は分からなかったが、母を亡くした経験を持つ一遍が一肌脱ぐ。聖達に直訴したのである。聖達は、罰を受けて謹慎の身なのだから、仏門に入った以上、兄妹を里に帰す訳にはゆかぬ、と言い渡すが、華台には、夜、裏口を開けておくよう申しつける。
 さて、病に掛かった母に会うことはできたものの、謹慎期間中に寺を抜けだした罪は罪として償わなければならぬ。罪の詮議をする聖達の前で、互いを庇い合う一遍、大日坊の姿を目の当たりにして、首謀者であると言い張る一遍に対して聖達が言い渡した罰とは、有望な若手僧侶が学僧として全国からも海外からも集まる太宰府へ華台と共にゆくことであった。一遍は、華台と共に、大宰府へ赴くが、ここで生涯のライバルとなる兵部堅者重豪と出会う。
一遍25歳、父の死を契機に還俗して、従兄の超一房と所帯を持ち子を為した一遍であったが、一族の所領争いなどがもとで、再度出家する。(因みに、水軍とは言え、一党は有力御家人の血筋。即ち武士である。武士階級が守るべきは二つ。所領安堵と一族の血を絶やさないことである。そのためにこそ、一遍の父(朝廷方)と実兄は敵味方に分かれて争ったのであり、通真の目の前で、伯父(鎌倉幕府方)が彼の実母を切り殺したにも拘わらず、その後、怨みつらみは、ないことにして、通広と実兄、通久は和睦を結ぶのである。通広にしてみれば、自分の妻をその手で殺した実兄との間のことである。だが、このような経緯が認められる時代であったからこそ、一遍の妻は、通久の娘でありえたのだ。ここで、蛇足を一つ。一生懸命という誤用が、大勢を占める現在だが、正しくは、一所懸命。武士が報償などで、地領を主君から授けられる。それは、何も生産しない武士階級が、生きてゆく為の必要条件であった。つまり、その地に居住する農民から、年貢という形で、収穫を取り上げるのである。その他に、封建制の時代、武士階級が生きる術などなかったのである。つまり自分達が日々生き延びる為には、その生活の糧を生みだす土地が、命賭けで武士が守るべきものであった。だから、自分の所領を守る為に懸命であったのである。そこから一所懸命という言葉がでてきたのであるから、そのような緊張しきった時間を一生続けるとしたら、それは気が触れているとするのが、正当な見方である。それとも、現代では気が触れているくらいで無いと生きてゆけない、とのアイロニーか?)
さて、その後、一遍は、行脚の旅に出、踊り念仏を広めてゆくことになるが、上演中故、ネタバレはこれまで。何れにせよ、一遍の踊り念仏、は生命の炎そのものであり、その純粋性に一点の曇りもない。
  シナリオ的には、一遍がどんどん精神的に成長してゆく部分をもっと作り込んでも良いのではないかと思う。それで、2時間10分位になっても、この内容なら、観客はついてきてくれるだろう。一遍を演じた菅本 生、念仏坊を演じた眞野 基範の演技が気に入った。同時に、一遍がシンドイ時に、彼を支える女(後に女房)の超一坊を演じた庄野 有紀が、可愛らしく、強い女性を演じてグー。
けんじの大じけん

けんじの大じけん

劇や

シアターシャイン(東京都)

2014/09/26 (金) ~ 2014/09/28 (日)公演終了

満足度★★★

恥ずかしいくらい、ストレートにTHEお芝居する





「悪人•賢治」を岩手県民が認めるか否かは別だ。

『注文の多い料理店』出版前の宮沢賢治に、「ずる賢い大将」のカラーを染色した 本舞台を観た県民は首を傾げるだろう。もちろん、戦時中、文科省が国民学校教材に指定した「勤勉の人」だ。「東京もんが 賢治先生の業績を貶しやがって」が心中だろう。

ネット・サーフィンをしていると、宮沢賢治ご子息のインタビュー記事があった。子息は、「賢治は岩手県をイーハトーヴ王国にしたかったのでは」と述べている。執筆業・農業指導 の両面において実務的な「王国建設の方針」があったのだ。それは 宮沢賢治をついつい「空想の人」に片付けてしまう学校教育への抗議でもあるだろう。彼が宗派を替えてなお、「この世に極楽浄土を建設する」ことを最終地点とする浄土真宗の共鳴者だったことは明らかだ。つまり、本舞台は、「現世利益」を信者数に結びつけ発展した浄土真宗の その残響音において宮沢賢治は「悪人・賢治」だったという壮大な仮説である。


誤解をしてはならない。浄土真宗信者が「悪人」ではない。本舞台において、宮沢賢治は幾度となく御祈りするわけだが、「悪業」の数々を、「王国建設」のための清き犠牲としている点を見逃せない。
『印籠』と『カンパネルラ』では不釣合いだろうか。夕方に お茶の間を占拠してきた黄門様こと水戸黄門。若いころ不良だった。そうした偉人伝からすれば、「青年期」の「悪人・賢治」は「若気の至り」ゆえの至上主義ではある。






六悪党

六悪党

トライヲンズ

下高井戸 HTS(東京都)

2014/10/01 (水) ~ 2014/10/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

映画を観ているかのような・・・
段差の無いランウェイを挟んで、対面に観客がいるという感じの舞台。

この手の舞台設定での芝居は初めての体験で、
手を伸ばせば、役者に触れられるぐらいの距離で観た芝居は、
ドキドキするぐらいの迫力で、まるで映画を観ているかのようだった!

まず、ストーリーが面白い!
また、それを演じる役者たちの演技は殺陣も含め、正に“真剣勝負”といった感で、
とても素晴らしく、どっぷり芝居に浸れた!

特に、“結城敬介”役の“山崎雄介”さんの目力はハンパない!

会場で頂いたパンフに、「この劇場を出た後に素敵なお酒を・・・」
との通り、美味しい酒をいただきました。

紅蓮、ふたたび

紅蓮、ふたたび

ACRAFT

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/10/08 (水) ~ 2014/10/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

存在感
後半のストーリー展開に引き込まれます。
それ以上に、吉田宗洋さんのお芝居に引き込まれます。
台詞のない所でのお芝居・存在感に。
舞台の上に、吉田さんがいると、自然と、そちらに目がいってしまいます。
ストーリー上でも、重要な役を演じられています。

紅蓮、ふたたび

紅蓮、ふたたび

ACRAFT

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/10/08 (水) ~ 2014/10/19 (日)公演終了

「紅蓮ふたたび」ふたたび観た~(≧∇≦)
2日目観劇しました!
ストーリーはわかるので今日は細かいところも観て来ました(*^-^*)
台詞を言ってない時の表情や動き!基本、竹石悟朗さんを観ているのですが、ストーリーがわかっているので昨日とは違う発見もありました!悟朗さんの目の演技には迫力があります。
殺陣はたまりません(≧∇≦)悟朗さんのしなやかな殺陣は美し
いです!そして、身体能力の高さ!
悪役もカッコイイです(*^-^*)
また観に行き、新しい発見をしようと思います♪
終演後のークイベント楽しいです(*^-^*)

暗転セクロスw

暗転セクロスw

暗転セクロスw 制作委員会

上野ストアハウス(東京都)

2014/10/09 (木) ~ 2014/10/19 (日)公演終了

満足度★★★★

SEX
チケットプレゼントにて鑑賞。125分。

ネタバレBOX

夜のモーテル。

①街コンで知り合った自称・会社社長の30超処女と自称・大学助教の30童貞が一夜を過ごすことになるが…。
②ホテトル嬢に恋した男が待っていると遠距離恋愛の彼女が押しかけてきてモメるが、男は嬢とプレイを始める。そして彼女は嬢からプレイを教わり、男そっちのけになる…。
③池田屋事件の現場から時空を超えてきた沖田と土方。密かに想いを寄せてたと打ち明け同性愛に苦悩する土方に沖田は自分は女だと告白する…。
④セブンに強盗に入った男女と人質になったバイトの男女。バイト男は自分だけ助けろと懇願するが、強盗男はバイト女を犯そうとし、強盗女に射殺される。実はバイト男がバイト女を助けようとしてたとわかり、バイト女はバイト男をベッドに押し倒す…。
⑤書きたいことも書けない小説家の部屋にやってきたピザ配達員。小説家は美人で体の相性抜群だった亡き妻の元へ行こうとし、ピザ配達員に生涯性欲に悩まされる男の運命を説明する。ピザ配達員は小説家をベッドに誘うが小説家は断り、隣部屋からの銃弾で死ぬ…。
⑥医者夫婦と友人夫婦がパーティをしている中、友人からスワッピングを提案され怒る医者だったが、実は無精子症で子供ができないため医者に子作りをしてもらおうとしてたとわかる。それでもふんぎりのつかない医者だったが、やはり不妊に悩む医者妻からと哲学者な友人妻からの話でベッドインするが…。

②⑤が気に入った。シンプルな構成がいい。⑥もなかなか良い。
セクロスとタイトルにあって、ほぼSEXする話だけど下ネタな感じは薄く、性と男女に関する明暗を愉快に魅せてくれた作品群だった。大なり小なりのSEXの悩みをライトに展開してるとこが好感触。
④はもうちょいメリハリがほしかったかな。バイト男の隠れた男気が薄めでラストの暗転セクロスがぼやけた気がする。
⑥のSEXの主体の話とかの気持ちと目的の切り離し話が面白い。
紅蓮、ふたたび

紅蓮、ふたたび

ACRAFT

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/10/08 (水) ~ 2014/10/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

感動しました。
今日、『紅蓮ふたたび』を観劇してきました。
本当に手に汗握る場面がいっぱい有りました。

誰もが過去の傷痕を持っていてるけれど復讐
に変わってしまう人その復讐から守りし者

としての使命。愛情あふれて感動しました。
是非観て貰いたい作品です。

御ゑん祭

御ゑん祭

バンダ・ラ・コンチャン

青山円形劇場(東京都)

2014/10/09 (木) ~ 2014/10/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

寺十吾
(てら じゅうご)さんではなかった。
じつなし さとる氏か・・・・。

とても緩い感じのほっこりエンターテインメント。
もう一度観たいくらい。

無伴奏ソナタ

無伴奏ソナタ

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2014/09/26 (金) ~ 2014/10/01 (水)公演終了

満足度★★★★

演劇とはこういうもの
いつもながら演出・脚本の力が素晴らしい。タイトルがまさに作品を表象しており、ストーリーとの絡め方が秀逸なのです。冒頭からあまりに美しい音と光の洪水。
役者の声がまた良い。表現に必要な豊かな声量、微細な声色のコントロール、全てが訓練された役者のそれでした。

ピアノのシーンは涙をとどめることが出来ませんでした。
ひとは何を糧に生きるのか、追い求めるのか、久しぶりに心に迫る作品でした。

我愛你 ~War I Need~

我愛你 ~War I Need~

劇団往来

道頓堀ZAZA HOUSE(大阪府)

2014/10/08 (水) ~ 2014/10/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

観てきました☆
面白かったです!

紅蓮、ふたたび

紅蓮、ふたたび

ACRAFT

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/10/08 (水) ~ 2014/10/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

「紅蓮ふたたび」を観劇して♪
結論、めちゃめちゃ満喫してきました♪
殺陣やアクション好きの方にはおすすめ☆
「紅蓮、還る」からのつながりもあるけど初めて観る方も楽しめる新たなストーリー展開でした。まずは「紅蓮ふたたび」を観て、「紅蓮、還る」を観るのもいいかも♪
出演者の方々の熱い生きざまを是非沢山の方に観て欲しい作品でした♪

死ぬまでに一度でいいから、ロマンス・オン・ザ・ビーチ

死ぬまでに一度でいいから、ロマンス・オン・ザ・ビーチ

20歳の国

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2014/10/04 (土) ~ 2014/10/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

男ならば一度は悩む事
ヤルかヤラないかの人生なら、俺はヤル人生を選ぶ
こんな人生経験してみたいなぁ なんて思っちゃいました

想い出のグリーングラス

想い出のグリーングラス

演劇集団ザ・ブロードキャストショウ(SABカンパニー)

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2014/09/26 (金) ~ 2014/09/28 (日)公演終了

満足度★★★★

☆★ハートフルなお芝居★☆
コメディというよりハートフルな要素が大きい
公園を舞台に浮遊霊と人間とのファンタジー♪
家族、元恋人、若いカップルなどそれぞれのドラマがある
唯一、浮游霊が見えるホームレスの人が霊と人間の間を取りもつ
死んでから伝えたい気持ち伝えたい言葉

役者さんが皆さん大人の落ち着いた演技なので
ストーリーを集中して楽しめます♪
コメディならもう少し笑いが欲しかったけど⁈
安定したクオリティの大人のお芝居♪

☆一番印象に残った役者さん
いい雰囲気の老婆役だった椎名桂子さん

御ゑん祭

御ゑん祭

バンダ・ラ・コンチャン

青山円形劇場(東京都)

2014/10/09 (木) ~ 2014/10/13 (月)公演終了

満足度★★★★

目当てはナカゴーと青☆組
実際に良かったのもタイトルの2劇団。青☆組がつくったいい空気を一瞬で台無しにするナカゴーの一人勝ちといってもいいかもね。目つぶし、最強!

紅蓮、ふたたび

紅蓮、ふたたび

ACRAFT

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/10/08 (水) ~ 2014/10/19 (日)公演終了

満足度★★★★

劇場が大きくなった分だけ「観せ方」にもったいなさが残るかと
今回褒めるも否定するもネタバレなしでは難しいので、、、

「前作も観ていた自分としてはすごく面白かった」、
ただし、シアターKASSAI→笹塚ファクトリーという劇場の違いを
物語が大きくなった分だけもっと活かして欲しかったかな、と。

ネタバレBOX

まず否定から
・ 広くなった舞台を十分に活かしきれていない
  今回劇場がシアターKASSAI→笹塚ファクトリーになった事で、
  今度こそはボクラ団義得意の2段舞台による
  変幻自在の空間移動(色々な場面をすぐさまそこに描き出す)を
  観られるか、と思ってましたが、結局は
  ・ 刑務所(らしき場面)
  ・ BARシャトー
  ・ 王?さん達のアジト
  + 紅蓮達が元いた場所?
  の3場面中心で、ちょっと世界観に対して実際の舞台を
  狭く使っているのが残念

・ 良いのも殺陣、悪いのも殺陣
  元々殺陣上手なメンバーはともかくとして
  主人公その他について、
  複数人を相手にした殺陣では相手の剣を受ける為に
  「待って」いるのが見え見えだったりと残念に思いました。
  しかし、最後の大場面1:1の殺陣では、
  そういったものなしで剣を大きく振り回し、
  受けてそして「斬らない!」という見事な殺陣も観られました。
  (このメンバーで次があるなら)今後に期待。

・ 悪者王さんとBARシャトーのママの2人場面など、
  説明台詞が長すぎる。
  折角演技上手が揃っているのだから、1人2役やってでも
  その説明は演技で示して欲しかったかと・・・

・ 「歌」を印象的に使おうとしているのでしょうが、
  良さと悪さを両方含んでしまっているかと
  前作も歌1曲(2曲?)歌ってからのBARシャトーの物語スタートでしたが、
  今作でも「歌」が多い。
  それもミュージカル的に意味を持たせた歌というよりも
  単にBAR(スナック的?)の1要素として終わってしまっているのが
  残念かと。
  (途中、紅蓮の願いで歌っている場面がありましたが、
  ああいう使い方以外では1曲歌ってお芝居の方を
  間延びさせてしまうのは避けた方が良いのでは?)

・ 物語要素を詰め込み過ぎたかと
  ・ 過去のボス
  ・ 新しい敵
  ・ 更に謎の鉄仮面女子
    +BARに新たに入ったメンバーが新しい敵と鉄仮面女子の
    母親とみせて、更に「鉄仮面女子なんて知らないわ!」展開
    世界も広ければこれだけのネタも入るのでしょうが
    場面数が少なかっただけに、
    「ちょっと盛り込み過ぎかな」と思えました。
    もう少しノッポの人の過去に対する場面を
    用意しておけば胸にストンと落ちた気もするのですが・・・


面白かった所(小学生の読書感想文みたいですいません)
・ (前作を知っていたから、というのもありますが)
  前作のボスが刑務所に入っていて、そこに
  かつての部下とボス達に苦しめられた刑事の妹が
  登場して、過去語り的に本物語を語りだす、
  というストーリーテリングが面白く感じられました
  (最後に「ええっ!」と驚かせてこの続きがあると思わせる所まで)

・ 前作のボス的キャラが今作いきなり腕を斬り落とされてしまうシーン、
  想像だにしていなかっただけにここも「ええっ!」と驚かされました。
  ジャンプ的というかドラゴンボール的な
  悪いヤツを1人倒したら、更に悪いヤツが出てきて、
  という展開は大人心にもワクワクしました。
  (いや、でも腕を斬られちゃうのは嫌だけど・・・)

  今後続いたとして、次回はノッポの林野さんも味方になる??

・ 良さもやっぱり殺陣
  特に鉄仮面女子を盾にしてノッポ、紅蓮などを斬っていく場面、
  見事鉄仮面女子が盾の役割をしてて
  観せ方が上手いなあ、と

  そして最後の殺陣2組は、
  ・ 英語使いの見事な二刀
  ・ 紅蓮の締め
  までダイナミックにして魅力的な殺陣だったと思います。

・ その他演技上手が集まっていただけあって、
  鉄仮面女子が自分を娘だと信じて疑わないシーンなど、
  それまでの少年漫画的展開から急激に涙を誘われ、
  「おおっ!」と自分でも驚いてしまいました。

  ※ そういう意味でも今回のメンバーをもっと動かしても良かったかもしれません。
    最後の最後に過去のオカマが再度ボスへの忠誠を誓うシーンなど
    印象的で漫画で言えば「次が読みたい!」と思わせる展開だっただけに。


もう1回ぐらい観ておきたい、と思わせるお芝居でしたね。
トークショーも楽しかったし( ´ー`)


2014/10/13(月)
普段なら観劇後しか感想あげないようにしてるのですが、
他の方々の感想読んでて「かなり気になる」点があるので、
自分が本劇から感じたものをもう一度ちゃんと思い出し、
考えて追記してみようと思います。


仮面の少女の仮面が外れた時、
仮面の中に包まれていたがゆえの熱気によるものも
あるのでしょうが少女の汗と涙とその
「(偽の記憶だと本人は分かるはずもなく)兄と母を求める」熱意が
この舞台を初めて「感情劇」として引き上げたと思います。

・ 母だからこそその記憶から決してこの少女を「娘」だと認められない、
  という想い

・ 記憶には全くないがその想いを痛いほど受け止めてしまい、
  偽物と分かっていても剣を振り下ろせない兄の気持ち


ここまでドッキリネタをいくつか仕込んだだけの
武闘派演劇として流れてきた物語の中にあって、
(設定的にムリがあることは感じましたが)
この少女が仮面を取ってからの流れこそが
本舞台で唯一自分の涙腺をすごく強い力で引く、
「ドラマ」としての一場面、
いわゆる「見せ場」であったのかと思います。

それがあったからこそ、ラストまでの流れがまた
盛り上がりをみせるのかと( ´ー`)
映像×朗読劇『桜雪~ある雪女の物語~』

映像×朗読劇『桜雪~ある雪女の物語~』

Yoshiya Okoyama wise Presents

晴れたら空に豆まいて(東京都)

2014/10/06 (月) ~ 2014/10/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

不思議な体験型ライブ
映像と・・(子役の子がかわいい)
現実と・・
虚像と・・
虚無・・・

何か心にひっかかるものがあるんだけど・・

何がひっかかっているかわからない・・

変な感想ですね!
ネタバレになってしまうのでこのへんで。

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