気がつけば、みんな、尾崎
ローカルトークス
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2014/11/12 (水) ~ 2014/11/16 (日)公演終了
満足度★★★★
独特なオトナのコメディ
営業研修でいびられまくりの主人公が尾崎豊の幻影に導かれ…な物語。
ほろ苦いサラリーマンものの味わいもありつつ、ブッ跳んだ部分や飛び道具的な役者を使った笑いもふんだんで、独特なオトナのコメディ、な印象。
考えるに、ある程度の人生経験を積まないとこういう作品は書けないんじゃなかろうか?
具体的にどこが、とかではなく、漠然としたモノなのだけれど。
あと、タイトルまんまの場面もワロタ。
枕に帰す
戯曲本舗
atelier DingDong(東京都)
2014/11/20 (木) ~ 2014/11/23 (日)公演終了
満足度★★★
初めてのハコ=劇場でありました
なんか小劇場らしいというか、今風の邦画という感を受けた作品でありました。 1時間20分(予定)
ネタバレBOX
二人がけのソファーと小型テーブル、舞台下手奥には沢山の酒瓶とグラスを置いてBARを表現していました。→リアルにドリンクは提供されてました(中身は判んないけどね(^^)
アラサーに近づいた(でいいのかな?)OLさん=彼氏と別れて、今はフリー。特に好きな人も出来ず、仕事では使えない新人OLや疲れを増大させてくれる上司に囲まれて十分に睡眠がとれていない・・・・・。 という主人公がブラッと入ったこのBARで寝てしまい、その夢が現実の回想などを交えて展開されるテリー・ギリアム氏の映画(他:「バンデットQ」ともいえましょうか)のような展開でありました。ラストは始めのシーンの続きで、バーテンさんの作ってくれたカクテルで前向きになるって感じでの終わり方でした。作品主旨は合ってるかしら?=台本は¥200で販売してましたが、購入はしてないっす。
特に可も無く不可も無くって印象は脚本のせいなのかな? そんで効果音とかBGMなどの音系は上手に思えました。
月光条例
カプセル兵団
笹塚ファクトリー(東京都)
2014/11/13 (木) ~ 2014/11/24 (月)公演終了
満足度★★★
原作の流れで~。
劇団特有のマイムやアクションの見せ場があり、久しぶりに観ました。ダイナミックにパワフルに動き回るのは楽しい。細かい描写も精巧にしてもらえたらと思います。原作は大体知っていますが、大まかな流れに沿って話が進んでいると思った。登場人物、展開は多し。好きな人にはお勧めなのではないでしょうか。ただ上演時間が長いです。弱尻人間には中々酷でもあります。面白いが22時終演になるので予定を合わせてから。
包囲網
チタキヨ
小杉湯(東京都)
2014/11/20 (木) ~ 2014/11/23 (日)公演終了
満足度★★★★
癖になりそう
銭湯演劇というのは初めて観た。高円寺の駅近くにある小杉湯が、今回の上演会場である。話も銭湯に関わりがあるものだから、壁の絵なども活きてくる。無論、演じられる舞台は、洗い場なので、カランや浴槽、シャワーなどもある。観客は脱衣場に設えられた観客席から観る仕掛けだ。入場は、履き物を下駄箱に入れたら、番台でチケットを購入する。すると手作りのとても可愛らしいリーフレットをくれる。(追記2014.11.22,公演が終了したので、更にネタバレ追記11.26)
ネタバレBOX
番台を過ぎたら、奥は、寛げるスペース(壁に猫島訪問をした女性の猫写真が貼ってあるから、猫好きは必見。上演中は、まだ貼ってあると思う)で、このスペースの左側が、会場である。また、小杉湯の宝をあしらったシャツが上演中に出てくるから、小杉湯の建物に入る前に、切妻風屋根の破風の辺りに気をつけて見ておくと良い。観劇記念に通常より少し値引きされた入浴券を買って湯に浸かってきても良かろう。ハンダラお気にいりの銭湯である。
さて、前置きが長くなったが、もう少し、銭湯と芝居・表現の共通項を挙げておきたい。自分は良い銭湯というものは、表現に通じる世界観を持っていると思っている。何故なら、銭湯は、昔から人々の交流の場であり、噂、知識、雑学、世相談議、芸談に至るまで、幅広い知識や世間との窓口であり、社交の場、時に男女の愉しみの場でもあったからだ。何れにせよ、湯に浸かった体は、ゆったりと寛ぎ、憂き世を一瞬忘れて桃源郷にでも浸る気分を味わうことのできる時空間であり続けた。現在でもその伝統は良い風呂屋に受け継がれている。上に挙げた様々なことは、表現に繋がる。また、これらの根底にあるのは、自由闊達な精神である。多くの人が、銭湯で演劇という発想すらしないが、考えて見れば、共通項は結構ある。更に、小杉湯のオーナーが自由闊達な精神の持ち主なのであろう。客に対する考え方は入ってみれば分かる。実に良心的な上に、健康や環境に配慮したインフラであり、休憩所なのである。
この心休まるハズの銭湯と共通項のあるはずの芝居の内容は、寧ろ、単純素朴では飽き足らなくなったひねくれ者の都会人に楽しめる作品になっている。極めて日常的で、誰にでも起こり得ることを感じさせる設定が憎い。同時に、風呂屋の姉・弟、その妻、そして、その駈け落ち相手で姉の親友という4人が、実際に登場する人物であるが、この銭湯のオーナー夫妻が、話として登場し、サブプロットで大切な役割を果たしている。
弟は姉の親友と3年前に駈け落ち。身重の女房には、一通の書き置きが残されただけであった。駈け落ち相手は、なうての浮気症。兎に角、ドキドキが続かなくなれば、他人の男を自分のものにし、罪悪感を香辛料に恋のボルテージを上げることしか考えていない。というより、そういう病気である。弟はだが、この女に魅入られた如く、逆らうことが出来ない。妻は、結局、精神的な問題から、子供を失くしてしまった。それでも、6つ年下の夫の帰りを待ち続けて、嫁ぎ先の風呂屋で働いている。父母も息子遁走のショックで、引き籠りと過食で埒も明かない。そこで、姉に手伝いに来て貰っているが。3年ぶりに弟が舞い戻って来た。而も、恋人を連れてである。
総領息子が生まれて以来、余計者と見做されていると感じている姉は、自分の立場を失くす。妻は、浮気相手に子供ができたから離婚してくれ、と迫る夫に、自分が失った子はどうなのだ! との思いが拭えず離婚を認められない。一方、浮気相手の女は、現在働く場所の板長、支配人、高校生の泊り客、他の客等々と散々浮気をしまくってきた。従って、本当の所、彼女の腹の子は誰の子か分からない。但し、彼女の主張に従えば、弟以外の男とのセックスでは、避妊はしていた、という。夫は夫で、妻の料理の上手さや、滲みでるような女性らしさを思い出して、彼女と寝て仕舞う。最終的に、浮気相手と別れる決心をしてよりを戻そうとするが、妻は、離婚を承知してくれた。亡くなった子供が夢に何度も現れて彼女の後悔を新たにしていたのだが、今迄一度も見えなかった子供の顔がイメージできたからである。結局、駈け落ちカップルが成立。子供は3人授かった。姉の夫は、自分がほって置かれる状況を面白く思わず、終に離婚を決意する。そして、再婚。妻は、アルバイトに来ていた男の子と一緒になったが、別れた後は1人で過ごした。
男女関係の綾を“飽きる”という恐ろしいコンセプトでなで切り。当然、飽きられる、という恐怖を抱えても居る訳だが、一般家庭の何処にもある、男女関係の可能性とその結果としての子供(生命)、家族成立・崩壊の問題等々を実に巧みに女性的な視点で纏めて見せる。
メイン・ストリート・ボーイズ
劇団マリーシア兄弟
Geki地下Liberty(東京都)
2014/11/21 (金) ~ 2014/11/23 (日)公演終了
満足度★★★
微妙な金持ち
下北沢のGeki地下Libertyで劇団マリーシア兄弟の「メイン・ストリート・ボーイズ」を観る。
シャッター商店街に悩む町の青年たちが町おこしを企画するという物語。
マリーシアらしさが出てきた半面、パターン化してきた感もあって
容易に次が読める展開がもったいない。
時々台詞が流れて聞き取りにくいところがあったのが残念。
金髪のロックンローラーや無口な男などはっきりしたキャラは面白かった。
ネタバレBOX
人口の流出を食い止められない町で、商店街青年部のメンバーが
町おこしと夏祭りの企画会議を始める。
高校時代からの因縁ある2人の主要メンバーのほか、
女房に逃げられた男や、女房に経営する旅館を売られそうになる男、
「ロックは生き方だ!」と吠える金髪青年、気弱な文房具屋、
何度描いてもゆるキャラの絵が下手な男、新しい幹事、
太った不動産屋(すいません)などが
出たり入ったりしながら会議が進む。
やがてこの町の将来を左右するような情報がもたらされる…。
様々な事情を抱えた男たちが集まって一つの目標に向かう、というのは良いが
彼らも認めているように、“そこそこ金はある”若い商店主が町の将来を心配しても
切羽詰まった感がなくて必然性が薄いのがまず弱い気がした。
追いつめられた男たちがあれこれ企画を出すからこそ、
対立や秘密の暴露、過去の因縁、勝ち組負け組、表に出さない友情などが
ボロボロこぼれ落ちて面白くなる。
展開はユルくても、ギャグ満載でもよい、町おこしが失敗したら後が無いという
男たちの背景は欲しかったなと思う。
なまじ苦労話にしないところはリアルな若者らしいけれど、盛り上がりに欠ける。
キャラのバリエーションは面白かったと思う。
ロックンローラーだけど雇い主には弱い男(佐々木祐磨)とか
その雇い主であり、クリーニング店を営む極端に無口な男(森山匡史)とか
いつもとは違ったキャラを楽しそうに演じているのが良かった。
マリーシア兄弟が男同士の絆のかたちを描くとき、
その表現のセンスが私は好きなのだが
それを際立たせる展開にもう一工夫欲しいところ。
そうすれば台詞も絞られてくると思う。
“常に一発で仕留める男”を演じた大浦さん、その場面を見せて欲しかった。
腕、細そうだけど…(笑)
8分間
燐光群
座・高円寺1(東京都)
2014/11/21 (金) ~ 2014/11/30 (日)公演終了
満足度★★★★
Loop
8分間でループする話である。舞台は、とある駅のプラットホーム。似たような場面が延々と繰り返されるので、観客を飽きさせない為の工夫があちこち為されているが、シナリオ、演出の妙を楽しみたい。無論、繰り返される内容は、微妙に異なったり、重なったりしつつ、解釈に必要な情報は除々に明かされてゆく。その緊迫感を楽しんで欲しい。
ネタバレBOX
深読みすれば、似たような日常の中に、仕組まれた取り返しのつかない事象や、一見、何の変化も無いように振る舞っている、我らの日常の直ぐ裏側にびっしり貼りついた脅威のいつ起きるとも知れない不気味で不可逆的な地平を示唆しているとも取れる。
とけない鎖
劇26.25団
OFF OFFシアター(東京都)
2014/11/19 (水) ~ 2014/11/23 (日)公演終了
満足度★★★★
保険金殺人
の母と共犯にされた者と、実の娘(更なる追記2014.11.26)
ネタバレBOX
彼女、ななしは14歳の時、父の計らいで家を出た。実母、冬子が詐欺罪で逮捕されたのみならず、母の犬となって共犯にされた世話役のさゆりも同様に捕まったからである。この事実が顕在化する前に、父は、娘を事件の齎す喧騒の渦中から救い出したいと考えたのであった。警察の家宅捜索は、単なる詐欺では無く、それ以上の罪を疑っていると考えるのが、至当だと思われる熾烈なものであった。事件が起こったのは九州、そして事件は冤罪でもなければ、単なる詐欺事件でもなく、父の懸念した通り、保険金殺人という重罪であった。
父は、知り合いのつてを頼って、芸能関係の会社が持つ寮に娘を預け、毎月の仕送りを欠かさなかった。一方、ななしは、器量も良く、才能も見込まれた為、芸能事務所はアイドルとして売り込めると判断し、初期投資を積んだが、彼女に母の暗い思い出がある為か、彼女の才能が花開くことは無かった。為に、終に事務所も彼女のデビューは諦め、芸能界からは干されて、愈々、住む所も無くなり掛けたその時、担当は、彼女を雑用係として、自分の所で雇う形にしてななしをフォロー、小説執筆ができる環境を提供する。ななしは、自分の生い立ちをベースにした小説を仕上げ、その作品で見事、純文学の登竜門とされる文学賞を受賞した。受賞インタビューでの思いがけない返答や容姿の麗しさから、忽ち時代の寵児となった彼女であったが、有名になり、人気が出れば、彼女の生い立ちを詮索する輩も出てくる。ネット上では、早くも彼女の母親に纏わる噂が、囁かれ始めていた。彼女の実母が殺人犯なのではないか、との噂である。それを事実だと、ななし自身が自分のブログで認めてしまったから、業界は大騒ぎ。手のひらを返したような、ななしへの過剰なバッシングや担当編集者への嫌がらせ等々が重なった。
ななしは、自らの影響力の大きさに愕然としながらも、自ら表現者の位置・意味を見出し、その重い責任を果たす為にも表現する者として生きて行くことを選択する。このラストが、実に良い。
バルカンのスパイ
日本・セルビア演劇交流プロジェクト
ブレヒトの芝居小屋(東京都)
2014/11/21 (金) ~ 2014/11/23 (日)公演終了
満足度★★★★
重厚な喜劇
喜劇の第一人者である原作者のコバチェビッチ氏。疑惑と妄想が家族を巻き込んでいく物語。どこかドン・キホーテと重なる。主演のイリヤ役の田中徹さんは8年ぶりの舞台とのことですが、どうしてどうして素晴らしい演技でした。特にラストの「一声」はコバチェビッチ氏のユーモアであり、スパイの「正体」を如実に表現していたのではないかと私は思います。日本・セルビア演劇交流プロジェクトということで会場にはセルビアの方々も駆けつけていて、時節流れるセルビア音楽の選曲が良かったのか、笑ったり手拍子打ったりしていました。交流プロジェクトの継続を祈念します。
.01秒を歩くスイミーの祭典
第27班
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2014/11/19 (水) ~ 2014/11/24 (月)公演終了
満足度★★★★
初日観ました。
戦争とか重いテーマを、ゆるーい会話でなんとなく
進められていくのが面白かった。
役者さんたちが、みなほぼ等身大な感じがまた
妙なリアル感。
ちょっとしつこいかな?と感じた演出の部分も
ありましたが、好みによるかな?
登場人物たちの、キャラがみなちゃんと消化されて
いる感じで、スッキリと落ちるものがあった。
話はスッキリ落ちないところは、演出の狙い?
秘密と嘘のカクテルはいかが?
QmanDMC
エビス駅前バー(東京都)
2014/11/21 (金) ~ 2014/11/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
やっぱりいい
バー公演は、臨場感があっていいですね。
それでいて、話もよくできていて、おもしろかったです。
通小町
のうのう事務所
矢来能楽堂(東京都)
2014/11/21 (金) ~ 2014/11/21 (金)公演終了
満足度★★★★
-
解説、着付け、仕舞、能「通小町」。わかりやすい解説と親切なパフレットで入門編としてうってつけの公演である。平日で都合がつくか不明で予約できない場合でも、程よく当日券がでるののもうれしい。
道成寺
ARTE Y SOLERA 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団
日本橋公会堂ホール「日本橋劇場」(東京都)
2014/11/20 (木) ~ 2014/11/21 (金)公演終了
満足度★★★★
道成寺だった
上演時間90分。フラメンコで道成寺を表現できるのか興味深く観たところ、きちんと道成寺だった。日本の伝統作品とスペインの情熱が合うとは新しい発見だった。
海と日傘
松本紀保プロデュース
シアター風姿花伝(東京都)
2014/11/21 (金) ~ 2014/11/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
淡々とした静かな舞台
『海と日傘』初日を観劇に、シアター風姿花伝に伺いました。松本さんの舞台は、9月の『無意味な花園』以来、シアター風姿花伝は『シャワー』以来です。立派な舞台装置(畳とチャブ台がとてもいいです)ですが、最前列は、殆ど舞台と接触状態でした。物語は、晩夏のある日、主人公の妻が病に倒れて、医者に余命3ヶ月を宣されるとことから始まります。その後は、主人公の夫婦と隣りの大家さん夫婦、夫(作家)担当の編集者との間の坦々とした静かな会話劇(長崎弁がとても心地よいです)で進みます。でも、妻の最後のセリフや、妻の葬式から戻り、一人で食事をする夫の涙は、全編が実に静かな展開だった為、一層感情が揺さぶらる舞台でした。
tag【千秋楽完売!ありがとうございます。】
劇団5454
劇場HOPE(東京都)
2014/11/19 (水) ~ 2014/11/30 (日)公演終了
満足度★★★★
大所帯になって賑やかさが増したような。。。/約90分
前作同様、作・演出家の学究肌が強く打ち出された作品。学びながら楽しめた。
ただ、観ていて頭を使うシーンが多いので、集団マイム的な身体パフォーマンスを増やし、もっと随所に挟み込んで欲しかったところ。
佑樹丸さんのコメディアンぶりがいつもより控えめなのもちょっと淋しい。
ネタバレBOX
人間行動を社会心理学の学説で説明し、そこからハミ出る事例を示し、そのハミ出た事例をもまた別の学説で枠付けるという構成がニクい。
包囲網
チタキヨ
小杉湯(東京都)
2014/11/20 (木) ~ 2014/11/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
観終えて、とても上手く付けられたタイトルだと感心。/約80分
知恵の輪が解かれずに逆に絡み合ってこんがらがっていくような、人生の綾が幾重にも折り重なった複雑極まる愛憎劇を堪能!
ともすれば暗くなりそうな物語が、音効の妙、中村貴子さんのアグレッシブな演技、ある女性登場人物に付されたトンデモキャラ、などなどによってユーモラスで活気ある劇に仕上がっていて、グイグイ引きつけられた。
チタキヨはお初でしたが、満足♪
銭湯という会場がどう使われているかは、ここでは秘させていただきます。
海と日傘
松本紀保プロデュース
シアター風姿花伝(東京都)
2014/11/21 (金) ~ 2014/11/30 (日)公演終了
満足度★★★★
やっぱり、いい本だよなぁ。
2年前のSPIRAL MOON版以来の「海と日傘」。開演してすぐにラストシーンが思い出され、あのわけあり夫婦をずっと切なく見守る。
分際
東京マハロ
小劇場B1(東京都)
2014/11/14 (金) ~ 2014/11/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
「人妻編」 脚本と役者さん 秀逸
「人妻編」を観劇。
個人的に、とても好きな作品でした。
まず脚本が面白く、役者さん達も魅力的です。
公演中なので、以下ネタバレで。
ネタバレBOX
お通夜の前という状況で、「浮気」をしたとされる入り婿を中心に重苦しい雰囲気で始まる。だが、コメディ要素も多く笑えるシーンも多い。重苦しくなり過ぎないように、程よくお笑いの要素を入れた脚本が巧み。登場人物も、お笑い部分を担う方がいて、その辺も分かりやすい。
基本的に兄弟・姉妹の仲が複雑で、ギクシャクしているがそれぞれの言い分もあり、血縁関係ならではの会話も良い。
終盤、次女が思いをぶちまけるシーンは実に秀逸。
最後のオチも良く、最終的には比較されがちな姉妹の確執が本作品のキモか。女性は怖いですね(笑)
この素晴らしい脚本に、役者さん達が実に見事に応えており、演技力の高さに感嘆した。
皆さん、それぞれ良かったが、特に右木子役の橋本真実さんとナナミ役の山口芙未子さんが素晴らしかった。
予定が合わず、「教え子編」は見れないが、そちらの作品も是非観てみたいと思わせる作品でした。
余談) 「左上右下」を気にする右木子の思いの深さも怖いが、海外では逆になるので、将司のように海外に住めばね。
ボスがイエスマン
万能グローブ ガラパゴスダイナモス
大野城まどかぴあ(福岡県)
2014/11/20 (木) ~ 2014/11/28 (金)公演終了
満足度★★★
生声が届く
舞台上の舞台で、役者さんの声が直で届きます。
一部の役者さんのオーバーすぎるアクションは、わたしの年齢からすると引くところもありが、コメディとしてまとまっていたようです。
里見八猫伝
よろずやポーキーズ
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2014/11/14 (金) ~ 2014/11/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
八犬伝のアイテムですが根本は異なる
物語がとても良い、仁義八行 人と妖 物語は、八犬伝のアイテムですが根本は異なる、役者とダンサーのバランスが良い 田楽師の毛野(杤尾涼さん)宝塚の様な田楽師の表現演技がとても個性的で面白い。現八(須藤牧子さん)信乃(小澤美代さん)今回もどこか存在感がある、大好きな役者さんです。スサ(芦川諒さん)重厚な演技が芝居を引き締めます 最後のシーン舞台下手前の鈴姫と舞台上手奥のリンが見つめあうシーン ここが最高にいい。とてもバランスの良いお芝居 面白かった。 三回目ですがどんどん面白くなる、次も楽しみ
ネタバレBOX
物語がとても良い、仁義八行 人と妖 物語は、八犬伝のアイテムですが根本は異なる、役者とダンサーのバランスが良い 田楽師の毛野(杤尾涼さん)宝塚の様な田楽師の表現演技がとても個性的で面白い。現八(須藤牧子さん)信乃(小澤美代さん)今回もどこか存在感がある、大好きな役者さんです。スサ(芦川諒さん)重厚な演技が芝居を引き締めます 最後のシーン舞台下手前の鈴姫と舞台上手奥のリンが見つめあうシーン ここが最高にいい。とてもバランスの良いお芝居 面白かった。 三回目ですがどんどん面白くなる、次も楽しみ
突然海から妖 ・・・ 珠姫は命を差し出す スサは受け入れた 猫がスサを襲う 金森大介 も加勢 謀かったか この恨みいつか再び 合まみえようぞ 八房 畜生ながら見事な戦い あやかし は海深く帰った 時は過ぎ再び牙をむく 鈴姫 壮介 海に住むアヤカシが襲った来た 里見の国は 父上 母上は // 忍び 猫村大角 // 遠い昔 大潮の日と八房が救った八猫神里見の国を守る者 運命の糸車 礼 義 の玉 私らも八猫神 残り6人 猫のひげの力 尾の力 残りの力は直接聞けば良いのです // 手応えがない 戻るぞ ようやくこの時が来た あらゆる苦しみを味あわせてやる 私が娘の鱗 この気持ち解るはず // 賑やか 毎月縁日 縁。があるかも よって行きましょう ダンス 里見の姫に・・ 私の名は毛野 智の玉 里見と妖の因縁 来てくれるくれますか 両の目になり導きます // 次の大潮 命をまて // 妖が出る 信乃 走るぞ 囚われる // なぜ鱗さまの命を破った 争う事があるのでしょうか 人間は山も空も独占する浜路もそのうち分かる 美しい物 思い出などすぐに無くなる 残るは海の底に溜まる泥の様
なにくしみ嘆き 節覚えておけ嘆きは憎しみへと変わる // 食え うめえぞ おらが食うぞ 命の恩人の姫 さだめ 猫飼現ハ 追いかける親兵衛 // 刀が抜け無い ただの棒 首を持たれると、おとなしくなる 宝刀ムラサメ丸は人を選ぶ 抜けば雫が飛び散る氷のやいば 元の持ち主に戻った(見終わって感じた、物語を暗示してるのか) 孝 悌 残りは仁と忠 // 信乃 手の力 匂い袋 女の子ですね 何の匂い マタタビ(おもろいわ そう来ましたか) // 出てこい 妖 私は分かり合えた 命の恩人 許さない仲間を殺した 浜路は助けられた 忘れない 仲間がいる やめろ 帰りなさい 信乃 いつかの借りは返した 次に会うときは、存分にって事ね // 壮助は幼い時から守っている だから真実を隠す 私の目を誤魔化せるとは 毛野 どこまで知っている // もう一人姫がいた 体のアザが広がる 妖 魔道に落ちた 姫様を殺す事を 自ら しかし海へ 妖の総大将として戻ってきた 血を分けた姉妹で戦う 私は正しいと思う事をした国を守る事が義 大義を守る為に小義を捨てる(捨てられなかったから鱗が、この心の動き)里
見の姫として一人にして下さい // 信乃 人と妖 どちらが正しいのでしょうか // 小さな声で言えよ 壮助 わざと いつか言わなければいけない事だ // 人と妖は解り合えないのでしょう 人と妖は・・・ そんなこと知らねえよ 親兵衛さん:俺の手は開かねえ 良く聞こえる耳 この開かない手で殴った 痛い 殴る手が痛む お姫様が手に手を添えた 光る開いた ハ猫神 仁の玉 人妖をつなげる力 親兵衛さん着いてきて 仕方ねえ // 鱗なぜだ なぜ 殺さん 父上さまの怨みをはらします 皆を集めて 一気に殺ります 鱗 節 浜路 綱星 またせたな // 鈴姫 妖に乗り込んで何をするんです 謝る 解りあう 残された家族 忠の玉 全員が玉 どうやって海の妖海の国へ行く 戦いに行くのではない ムラサメ丸で海を切り開いて では共にいきましょう ダンス あやかしの本陣へ // 暗闇 見える毛野 猫じゃらし ほーれ ほーれ ほれ あーニャー 次 何も見えておらぬ // 待っていたわ 戦いたくない 敵同士 友達だった もう一度戻りたいんだ 抗えないものがあるんだ 早く行って 姉上に合わせて下さい 鱗様に
は会わせん これでどうだ 波が襲う まやかしだ 節の口からら玉が 最後の1人 忠の玉 お前たち よくここまで来たな 鱗姫様 忘れない為に同じ名 鈴(りん) 忘れる為であろう 私を救うだと ならば その命差し出せるか ふざけるな 心配して来たんだろう 解りました この命 海と大地 どちらも守って下さい お前 正気か その望み叶えてやろう 2つの国を治めよう 人は妖の下 待っていたのだこの城にやって来る時を、恨みも 苦しみも 断ち切るために父上終わりにしましょう たばかるか お前まで 私が主は鱗さま // 自ら抗えなかった 決して見失うなと 荘介であろ 憎しみに支配されそうにもなった 人である誇り 妖は殺していない 死なせません 二度までもたばかるとは 人と妖2つの国を滅ぼしてやろう 闘うだけだ 闘うから解り合う ちがう 共に守るから 姉と妹が共に氷のやいばを降り下ろす // 波の音 この国も変わってしまった 変えたのに私が 鱗さま もうこんな時間か 浜路に伝えて 友が手を取り生きれる世界にするからと // 旅に出る大角も・・・
分際
東京マハロ
小劇場B1(東京都)
2014/11/14 (金) ~ 2014/11/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
【教え子編】観劇
当初予想していた内容とは色々な面で異なっていました。
ネタバレBOX
確かに教え子との浮気はありましたが、この女子高生ではありませんでした。婿の分際でではなく、妹の分際で、でした。そして、妹がゴルフレッスンの教え子でした。
当初予想と異なる面白さ、意外さに繋がっていき満足でした。
最初、結構深刻な話かと思っていましたが、ハワイ帰りの長男の抱擁を見てこりゃ違うなと直感しました。コメディタッチで、双子の姉妹の軋轢と逆転劇、家督相続的な面も絡んでいて面白かったです。インチキ叔母さんを霊感ババアと切り捨てるところもスカッとしました。