最新の観てきた!クチコミ一覧

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scattered(deeply)

scattered(deeply)

雲の劇団雨蛙

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)

2014/10/02 (木) ~ 2014/10/02 (木)公演終了

満足度★★★★

雲の劇団雨蛙「scattered(deeply)」観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら、書き直します】


おはようございます。神田・江戸遊は正義。王子演劇祭以来、四ヶ月ぶりの上京。でも目的地は埼玉。初キラリ☆ふじみで雲の劇団雨蛙を観ます。京都の田辺さん辻崎さん、島根のあさひやまん、万有引力のゴウキ(三重出身)、拠点・日本のタダジュンさん達に、愛知から会いに来ました ヽ(´∀`)ノ


富士見市・キラリ☆ふじみなう。遠路はるばるこの地に、京都から島根から三重から愛知から人が集う意義とは。雲劇プロデュース「scattered(deeply)」 14:00開演。田辺氏・多田氏・岡田氏のプレトークなう。


雲劇プロデュース「scattered(deeply)」、田辺氏の、笑いどころ多くも世界の境界線をあやふやに する戯曲。種を越えるアニミズム、そのシャーマンとなる狩人はトリックスター。芸術と生活、秘儀的なサブテレニアンと公的なキラリ☆ふじみの場の違い、その両方で上演する意義。

ビルのゲーツ

ビルのゲーツ

ヨーロッパ企画

アマノ芸術創造センター名古屋(愛知県)

2014/10/01 (水) ~ 2014/10/01 (水)公演終了

満足度★★★★★

ヨーロッパ企画「ビルのゲーツ」観ました
【時間がなくて、当時のツイートをコピペ。時間ができたら、書き直します】


ヨーロッパ企画「ビルのゲーツ」、二階席から見たセットがクォータービューのゲーム画面みたい。ルールに基づく単調な進行が、展開に連れて解釈や集団心理が変遷。最初はSFC「タクティクス・オウガ」の死者の迷宮、中盤から福本伸行の漫画、終盤はもはや幻想的…。


ヨーロッパ企画「ビルのゲーツ」、一見シンプルだけど仕掛け満載のセットが、Kudan Project「真夜中の弥次さん喜多さん」を彷彿とさせる。間違い探しのように、あちこち少しずつ次々変化。裏はきっと、スタッフの凄まじい戦場('Д`)┌ 受付に少年王者舘の人もいた(笑)



MEIDO IN HEAVEN

MEIDO IN HEAVEN

合同会社シザーブリッツ

サンモールスタジオ(東京都)

2014/10/28 (火) ~ 2014/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

自然と笑える作品
個人的感想

メイド姿にうぉーとなり、緒方嬢にそうきたかみたいな

執事長超オモロすぎ

役それぞれサイドストーリーがあって、嘘が勘違いが最後はスッキリ

アドリブっぽい箇所があり、そこは毎回の公演で変わると思うので期待してます

とにかく、元気をもらいました



カサブタかきむしれっ!

カサブタかきむしれっ!

演劇ユニット3LDK

ザ・ポケット(東京都)

2014/10/21 (火) ~ 2014/10/26 (日)公演終了

満足度★★★★

カサブタは掻きむしりたくない
自分好みの公演であった。勘違い・すれ違いのドタバタコメディでありながら、身近な高校生活(恋愛、母娘の確執、モンスターペアレンツなど)や社会的な問題(震災、原発など)を正面から捉え、その提起も鋭く問う、という脚本・演出は実に見事であった。また、舞台セットも相当作り込んでおり、ビジュアル的にも楽しめた。登場人物は、濃いキャラクターの持ち主ばかりであるが、役者は見事に同化していた。そして誰一人浮くことなくバランス良くまとめた芝居であった。
〔山〕公演

ネタバレBOX

高校といっても農業高校という設定で、牛の出産(実習)を絡めた特殊な環境・状況における話。いろいろなエピソードが関連し、微妙な綾を紡ぎ骨太な作品に仕上げていた。そして予定調和ではなく、現実(子牛の死産)を厳しく受け入れること、東北の地で家畜による生計は難しいこと、など随所に重く厳しい事実を突きつけるが、コミカル・ポップ調の演出でそれほど暗くならず、楽しく観せるところが素晴らしい。

”かさぶた”は無理に掻きむしってはならない。じっと耐え、いつかは癒えて来るのを待つ。人間には治癒力があり、痛みや困難を乗り越える力が有るのだから。しかし、それは事を風化させることを意味するのではない。

今後の公演にも期待しております
レティクル座の女の平和

レティクル座の女の平和

レティクル座

レンタルスペース+カフェ 兎亭(東京都)

2014/10/24 (金) ~ 2014/10/29 (水)公演終了

満足度★★★★

チーム大胆
原典と性別を逆転させることによりナンセンスコメディ色に染めて愉快。
元ネタの発表当時の受け止められ方もこんなだったのではないか?
また、そうすることで変にエロティックになることも回避しているか?
まぁしかし、品がないっちゃないので好みによるだろうが艶笑ものとして◎。
なお、「女優系」のゴウアーさんには奥側に陣取ることを推奨。(爆)

ドラゴンタクシー第9支部

ドラゴンタクシー第9支部

Fantasy Pocket

RAFT(東京都)

2014/10/23 (木) ~ 2014/10/26 (日)公演終了

満足度★★

旗揚げ公演
漫画的な分かり易い物語や人物設定に旗揚げ公演ならではの若々しい勢いと未熟さを感じる作品でした。

ドラゴンが実在する架空の国が舞台で、営業実績が芳しくない支店にポジティヴで無鉄砲な新入社員がやって来ることによって、支店の閉鎖を免れるという物語で、敵対関係が解消されて行き、希望を持たせる終わり方が爽やかでした。

展開も場面転換の入れ方もオーソドックスだったので、どこかに意外性のある趣向を盛り込んで欲しかったです。
ヒロインのがむしゃらな性格付けの為に同じようなやりとりを何度も繰り返していましたが、くどく感じられてあまり良い印象を持てませんでした。
前半ではもったいぶった短い沈黙が多く、誰かが言う台詞に一言突っ込みを入れるパターンが全編に渡って多用されていて、漫画的に感じられました。会話のやりとりに起伏のある流れが感じられず、単調に感じました。

少額投資家制を取っていて、他の劇場でチラシの折り込みをせず、チケットは完全予約制で、当日パンフレットや他劇団のチラシ折り込みも無く、終演後は出演者が名札を下げて観客とコミュニケーションを取るといった試みをしていましたが、あまりそれが上手く行っているようには思えず、閉鎖性を感じました。

Endless SHOCK

Endless SHOCK

東宝

博多座(福岡県)

2014/10/08 (水) ~ 2014/10/31 (金)公演終了

満足度★★★★

やっぱりいいなぁ~
内容はいつも同じようだけど、キャスティングが変わるみたいね。
今回は森公美子さんが目立ってた~ やっぱりベテランが入るとピシッと
決まるような気がする。ヒロインの子も線は細いけどなかなか頑張っていたと思う。
フライングと階段落ちはわかっていてもはらはらどきどき。
決して手を抜かない光一くんに感動しました。

ネタバレBOX

けっこうアドリブっぽいやりとりがあったのに驚いた。
緊張感はあるけど、いい雰囲気のカンパニーかな~
パンフレットはビニール張りで見本もなかったので確認してから買いたかったなぁ \2500
月面の少年アリス

月面の少年アリス

あなピグモ捕獲団

博多リバレインホール by Active Hakata(福岡県)

2014/10/24 (金) ~ 2014/10/25 (土)公演終了

満足度★★★

オムニバス
短編はかなり印象が強くないと、あとで題だけ見てもさっぱり思い出せないものがある。覚えておく必要はないのかもしれないけど。。。ボケ防止にいいかなと。
大好きな役者さんたちが目の前で動いてしゃべるのを観るのは楽しい♪
劇団の歴史をちょっとづつ紹介してもらったのも良かった。
群唱って好きだな~~

東京23区

東京23区

ThE 2VS2

OFF OFFシアター(東京都)

2014/10/24 (金) ~ 2014/10/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

選りすぐり
とても面白かったのですが、選りすぐりの6本だったからなのかは気になるところです。

ネタバレBOX

『列島均衡』、『ゴニンシバイヤシ』、『矛盾』、『肉猿、』『交換日記』、『全国女子校生選手権』のショートコントが6本。

2VS2は男性四人のグループと思っていたので、登場した男性が三人だったことに何か事情があるのかと気になり、終演後の舞台挨拶でさらに一人は客演と聞き、益々気になりましたが、メンバーの内二人は総合演出と制作・広報ということを豪華なパンフレットで知り、ひとまず安心しました。

良く練られた作品群でした。『列島均衡』では沖縄を本土に近づけるための仕切り線が何とも気が利いていました。『ゴニンシバイヤシ』の場面転換における横になったり起き上がったりするところは体力的にも大変で見ものでした。『矛盾』では、お尻を触る男と触らせたくなる尻を持つ女、そこに絶対捕まえる刑事が加わったところが絶妙でした。根深いストーカーの恐怖を表した『交換日記』や、『全国女子校生選手権』の一歩引いたように見せかけて最後に涙で勝負する女子高生の心理作戦も良かったです。

今回は東京初進出ということで選りすぐりを投入して、結果的には大成功だったと思います。下ネタの作品に数多くの自信作があるようなことをおっしゃっていましたが、そっち系ではない他の作品や新作がどうなのか気になりました。

560万円くらいの借金になったようですが、2016年に再び東京へ来られることを願っています。
【全日程終了】葉桜/ぶらんこ 【ご来場ありがとうございました】

【全日程終了】葉桜/ぶらんこ 【ご来場ありがとうございました】

7度

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2014/10/24 (金) ~ 2014/10/26 (日)公演終了

満足度★★★★

豆腐はどう切っても豆腐
岸田國士の短編2編。
前半の「葉桜」は、見せ方はコンテンポラリーながら台詞回しは正統派。
従って瞑目すれば極めてオーソドックスな感覚。
そして視覚と聴覚のギャップに「カサブランカ」など往年の白黒名作映画に着色したものやモンローの肖像を加工したウォーホルのポップアートなどを想起。
休憩を挟んでの「ぶらんこ」は夫婦の会話劇を3人の女優が演ずる趣向。
役を固定せず各女優が夫を演じたり妻を演じたりするだけでなく、同じ台詞を2人の女優が片や普通に片や節を付けて同時に発したりもする変化球ぶり。
が、アレンジの「基礎編」たる葉桜を経て「応用編」的なぶらんこということで、さほど違和を感じない。
むしろこんなアレンジを施しても岸田は岸田…みたいな。
少し前に観たオクムラ宅の「さくらんぼ畑 四幕の喜劇」が、ああいう見せ方によって逆に元の戯曲の構造を露にしたように、7度の「葉桜/ぶらんこ」はコンテンポラリーなアレンジを加えることで岸田の岸田らしさを抽出したのではないか?
「豆腐はどう切っても豆腐」ってコトですかね。

神ノ谷㐧二隧道

神ノ谷㐧二隧道

烏丸ストロークロック

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/10/25 (土) ~ 2014/10/27 (月)公演終了

満足度★★★

真摯な姿勢
「神ノ谷㐧二隧道」に繋がる、前々作、前作と観ていないので、本作だけの観劇になるが、過去・現在が入組む巧みな演出で、おおよそのストーリーは解った。

そして、その演出故、細胞が少なくなってしまった脳をフル稼動させ、ちょっと疲れたか感もあったが、

劇団の、演劇に対する真摯な姿勢を感じられたとても良い舞台だった。

ネタバレBOX

単管パイプと足場板を組上げたセットは、上演前からイマジネーションを刺激し、
上演中は、シーンの場景を想像させた。

ループマシンを使ったアコギがとても効果的であったが、
音量が大きく、台詞が聞き取りにくくなってしまうシーンがあったのが残念。
耳があるなら蒼に聞け ~龍馬と十四人の志士~

耳があるなら蒼に聞け ~龍馬と十四人の志士~

企画演劇集団ボクラ団義

ザ・ポケット(東京都)

2014/06/25 (水) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★

お見事な構成
ボクラ団義版、坂本龍馬暗殺の真相物語。歴史上いろいろな証言あり、それぞれに矛盾があるが、その矛盾をクライマックスで一気に解決(ボクラ団義的だが)する脚本構成はお見事であった。
幕末と言うことでもう少し殺陣を見たかった感はあったが、龍馬を想う気持ちは伝わって来て、暗殺シーンはウルッとしてしまった。面白かった。

VOGUE

VOGUE

東京パノラマシアター

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2014/07/02 (水) ~ 2014/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★

テンポ良い展開
もう少し物語を見たいと感じた部分はあったが、テンポ良い展開に随所に散りばめられるダンス(ダンス自身も動きを含め素晴らしかった)が物語に華を添えていた。
2時間ぐらいのボリュームを感じたが、90分ぐらいだったのには驚かされた。面白かった。

未開の議場

未開の議場

カムヰヤッセン

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/10/22 (水) ~ 2014/10/27 (月)公演終了

満足度★★★★

怒れる12+1名の会議劇
カムヰヤッセンさんの「未開の議場」千秋楽を観劇。舞台は休憩はあるが、観客は休憩できない。会議卓には、いい匂いの料理はあるのに、結局食ずしまいとなる。怒れる男女12+1名の法廷劇ならぬ、外国人さん問題を巡り、脱線しそうな議論を何とか決着に漕ぎ着ける楽しい群像会議劇でした。

ほのぼの村のなかよしマーチ

ほのぼの村のなかよしマーチ

シベリア少女鉄道

シアターブラッツ(東京都)

2014/10/17 (金) ~ 2014/10/26 (日)公演終了

満足度★★★★

やはり今回も期待通りに卑怯だ
シベリア少女鉄道は2回目の観劇。

2回目にして卑怯さ(誉め言葉)を王道のように思えてきた。
王道の卑怯さだ。
王道と卑怯は相反するように見えるが、堂々と卑怯なので王道なのだ。

内容について語ることはできない。
あの舞台を観ていなければ、語っても語られても意味がないのだ。
語られるのを待たずにまずは観て欲しい。

ただし、合う合わないはあなたしだいです。

未開の議場

未開の議場

カムヰヤッセン

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/10/22 (水) ~ 2014/10/27 (月)公演終了

満足度★★★

なんでだろう・・・?
脚本もいいし、役者の演技もいい。
客席からも度々笑いが!

しかし、全く笑えない私・・・

なんでだろう・・・?

きっと、笑いのツボが違うんでしょうね~(汗;)

違う作品ではどうだろうか・・・







霊感少女ヒドミ

霊感少女ヒドミ

ハイバイ

アトリエヘリコプター(東京都)

2014/10/18 (土) ~ 2014/10/28 (火)公演終了

満足度★★★★

「視」激的な舞台でした。
マッピング映像と身体の動きがとてもいい具合に思考感覚を合わせ、ヨシヒロさんの行動には見ていて多少引いたり苦笑いする場面はあるものの、好きな人を切なく想う気持ちや、男子女子の埋められない距離間隔にどこか共感したりして。あの場面で流れるキリンジのエイリアンズが良い‼︎
ヒドミちゃんの衣装も可愛かった。約60分。

カサブタかきむしれっ!

カサブタかきむしれっ!

演劇ユニット3LDK

ザ・ポケット(東京都)

2014/10/21 (火) ~ 2014/10/26 (日)公演終了

満足度★★★

(山)の回、観劇
初見の劇団。
なので、チラシ裏面のキャストプロフ写真と劇中人物の表情の違いに一部キャストの顔が一致するのに時間がかかってしまった。
客演者に惹かれたことと、震災から3年経過し、それまで自分の中で直球で震災を扱う題材を見ることはあえて拒絶していたのだけど、気持ち的にそろそろちゃんと向き合うべきか、と踏ん切りをつける為に。
実際見てみれば農業高校を舞台にした、恋愛や進路、思春期等々、各世代の人間関係と対峙したウエルメイドプレイだった。
ただ、音響設備が良いのか、冒頭から会話のほとんどが声を張り上げてるように聞こえ、台詞の節回しがうるさく聞こえたのは残念。また、副担任の行動に嫌悪感まではいかないが、終始違和感が伴う事もあったが、客席の反応は大きかったので男女の考えの違いからくるものなのかな、と思ったり。
約2時間。

ネタバレBOX

福島県の農業高校の職員室が舞台。
畜産課授業実習で、牛の出産が今にも始まりそうな為、それに控えている生徒と担当教師と獣医、校内で宿直している教師や学校関係者のJA職員、その中で隠密行動で取り上げられてたスマホを取り返したい女子生徒。保護者よりもPTA会長である母の立場とか入り組んで、テンション高めに会話が進んでいく。
それぞれの人間性が上手い事出てわかりやすい。が、前半、各人物のエピソードを盛り込んでいる為か中盤まで長く感じた。

気になったのが副担任の園部さんへの対応(この子もどうかと思う性格だったが)。妊娠の疑いがある生徒に対し、成り行きとはいえパニくりまくり。動転し力任せな態度に、教育者の前に同性として母体を気遣うセリフ位あっても良かったのではないか、と違和感付き纏った。

その土地に住んで居なくても、震災をきっかけに状況や感情が一変した人は多いと思う。心に受けた傷の大きさも様々。手当して時が経てば、いつしかその傷もカサブタが出来、元の姿に戻る事もある。ここに暮らしている人達のカサブタが戻るのはまだまだ長い月日がかかるだろうが、特に生徒達の未来に立ち向かう姿勢につい頑張れ、と応援したくなる終わり方だった。

端の座席で見ており、職員室と台所部屋の仕切りで、砂利のような音が出入りの度聞かれたが、あれは玉暖簾の音だったのかな?
また劇中舞台のいわき市?小名浜?の位置関係を把握していないので、原発風評被害の程度をよく理解していない。無知ですみません。
近未来能 天鼓

近未来能 天鼓

文学座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2014/10/24 (金) ~ 2014/11/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

ものすご~く面白かった(^^)
まったく眠気も起こらず突っ走って観れた2時間でありました!

星の数なんぞ6つでも8つでも好きなだけ持ってゆけいっ!て感じました♪

ネタバレBOX

ちょっと作品の時間進行が、やや行き来したりするんですが。
細かな伏線も見事に回収し、
役者さんのセリフ噛みまでもミスリードと見える作品仕上げには敬服しました(^^)上手やなぁ・・・・・
割と出尽くした感のある作品世界の見せ方も巧みであり、
登場人物達が生きてるなぁって思える世界観は優秀でありんした。

針師と姉妹が楽しかった~(^^)
近未来能 天鼓

近未来能 天鼓

文学座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2014/10/24 (金) ~ 2014/11/02 (日)公演終了

満足度★★★★

テンコ病
 国家による高度な情報操作の行き着く先にある人民の有様は...という近未来的なそしてミステリー色もある一種の寓話劇と呼べる作品。ストーリー構成にやや無理がかかったかなという感はありましたが、開帳場のシンプルな舞台上で、能の所作や様式などの要素を随所に取り入れながらもスリリングな物語が展開する、伝統的な面と斬新的な面を併せ持った(美術衣装の点でも)とてもcoolな舞台作品になっていたと思います。

ネタバレBOX

 上演時間は休憩無しの約2時間。
 近未来能ということで、区切りのときに舞台前方の床面に序、破、急の文字が投影されているようにみえたのですが、照明がちかちかしすぎてどうもはっきりしませんでした。
 サザンシアターでの一つ前の劇団民藝の公演「コラボレーション」も舞台は開帳場のシンプルな舞台だったことをふと思い出しました。
 ホールの方では青年座の「地の乳房」がちょうど上演中で、今ならホールとサザンシアターで老舗劇団のまったくタイプの異なる舞台作品を観ることが出来ます。

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