最新の観てきた!クチコミ一覧

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電光仮面

電光仮面

関西芸術座

ABCホール (大阪府)

2014/12/12 (金) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

大満足♪♪♪
B班観劇。
面白くって、
かなり楽しいゾo(≧∇≦*)o
そして、
思いの外、思ってる以上に感動し、
涙、なみだ(T ^ T)
劇団のとびっきりオススメの作品!!満足度120%!
と、
自信持ってオススメしてくるだけの価値有りでした!!!

赤を見る/Seeing Red

赤を見る/Seeing Red

KINSEI R&D

KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)

2014/12/12 (金) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★


映画のトロンのような光が空想的な世界を作り上げていた。

花と魚(劇作家協会プログラム)

花と魚(劇作家協会プログラム)

十七戦地(2026年1月31日に解散)

座・高円寺1(東京都)

2014/12/12 (金) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★

繰り返し上演して欲しい作品
初演、再演に続いて3度目の観劇。やはり秀作は何度観てもいいですね。会場が広くなり、セット、照明、音響などいずれもグレードアップして、スケール感は増したけど、最後方から観るとちょっと間延びした感もありました。個人的には小さな会場で演る方が好みです。

ゴーストハウス劇場版

ゴーストハウス劇場版

stage unit JOKER

新潟市万代市民会館・多目的ホール(新潟県)

2014/12/14 (日) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

JOKER最高(*^□^*)
お化け屋敷も変わってなくて大笑いした 笑って感動できる作品でした

ネタバレBOX

三井役、二冬役、五頭役、六花役、八戸役、七奈役が好き 馬場役が面白かったJOKER最高

五頭さんの台詞から前作と繋がる場面、八戸「その通りじゃなくて、三井も同じだからな!」~六花「しょぼーん…。」の場面、六花「あれ…?無い!」~九澤「う、うん。いってらっしゃい!」の場面、六花「七奈ちゃん。社長ですよ。~馬場「うるっせ!」の場面、ゴーストハウス・回想編、五頭さんがラブレター読む場面、馬場さんのムスコが見つからなかった時の話の場面、三井がゴーストハウスのチケットを貰う場面、S13、S14が好き
面白かったです(^^)v
個人的には同時上映「ガンダとサトシの路地裏探訪~特別編~」も面白かったです 劇団の皆様、お疲れ様でした 次回の公演も期待してます
この橋、渡るべからズ

この橋、渡るべからズ

東京パイクリート

劇場MOMO(東京都)

2014/12/10 (水) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★

気楽に楽しめるコメディ。
気楽に楽しめるコメディでした。
大笑いというよりも、クスッと笑うシーンが多く、あちこちに小ネタが散りばめれている作品でした。ついニヤニヤしてしまうシーンが多かったです。

当日パンフの役名も素敵で分かりやすかったです。作品中では、本当の役名もあるのですがね(笑)

話は有名な一休さんのとんち話でしたが、他のとんち話も是非観てみたいと思いました。この一休さんは、とんちが苦手ですが。

役者さんはそれぞれ魅力的でしたが、個人的にはバーバリーの加藤玲子さんが、話されていないシーンの表情や動きが大変上手く、印象に残りました。

自己中カルテット

自己中カルテット

カミナリフラッシュバックスと、まの。

nakano f(東京都)

2014/12/11 (木) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★

肉チーム
個性豊かだけれども、どこかにいそうな気もしなくはないキャラクター達がとても良かったです。
60分と短めの公演時間ですが、会話劇だけど飽きることなく、あっという間に時間が過ぎました。役者さんたちの勢いが上手く噛み合っていた感じ。

生きてゆくために、みんな自分勝手に嘘でつくった鎧を着て頑張っているんだなぁ、なんて、思ってみたり。
そういう意味では、登場人物たちのことはそんなに「自己中」だとは感じなかったかもしれません。

ネタバレBOX

冒頭のAVについてとサッカーについての会話が、何故か噛み合ってしまっているあたり。わりと始めのほうで「これはサッカーの話ではないな…?」と気がついたので、上手いなぁとにやにや聞いてしまいました。
そして、そのAVに詳しい客が、後々の伏線になっているとは…。

男性陣の自己中な秘密に比べ、女性陣の方の秘密がなかなかに重いのが印象的でした。
不倫だったり、AV出演だったり…。
亡き社長の妻・ようこの最後の「お金がたくさん入ってくる」という発言も、もしかしてそれを狙って…?と思わずにいられなかった。
女って怖い。(笑)
【ご来場ありがとうございました!!】媚媺る、

【ご来場ありがとうございました!!】媚媺る、

ロ字ック

小劇場B1(東京都)

2014/12/10 (水) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★

□字ック初観劇☆
猪俣三四郎様お目当てで観に行きました☆
誠に失礼ながら□字ックさんの事も、猪俣様以外の役者さんの事も誰1人存じ上げて居りませんでした故、観るまでは受け入れられるか不安でした。
登場人物がほとんど嫌いなタイプの人柄でして、こんな人達と関わりたくないなあと思ったし、後味の悪い感じもありましたが、最終的には面白かったと思ったし、観て良かったです☆

花と魚(劇作家協会プログラム)

花と魚(劇作家協会プログラム)

十七戦地(2026年1月31日に解散)

座・高円寺1(東京都)

2014/12/12 (金) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★

人により見える景色が違う
脚本がとても素晴らしく、大変面白かった。ある事象について、人の見方が違うのは当たり前だが、その個々の心理や群集心理を十二分に見せてくれた作品だった。人間社会において、簡単に勧善懲悪はつけられない。人それぞれに考え方やその正義感が異なるのですから。
正体不明の怪物の駆除か保護かが、焦点になっている舞台であるが、その背景の人間関係や次第に追いつけられていく人々の心理が痛い程伝わってきて、実に見ごたえのある舞台でした。

役者さんは皆、技量が高くそれぞれ良かったですが、個人的には須田大知役を演じられた、鶴町憲さんが印象に残りました。

日本舞踊×オーケストラ Vol.2

日本舞踊×オーケストラ Vol.2

東京文化会館

東京文化会館 大ホール(東京都)

2014/12/13 (土) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★

豪華共演
日本舞踊とオーケストラによるクラシック音楽のコラボレーションを中心に、宝塚やバレエとのコラボレーションも交えた豪華な公演で、充実した内容でした。

『葵の上』(音楽:黛敏郎 振付:藤蔭静枝)
能で良く知られる作品を、黛敏郎の日本音楽に基づいたオーケストラ曲に乗せて踊り、格調高く女の怨念が描かれていました。大きく広げられた装束が並ぶシンプルな空間が美しかったです。

『ライラックガーデン』(音楽:ショーソン 振付:五條珠實)
ロマンティックな音楽に乗せて男女4人の恋愛関係のもつれが描かれていて、動きから感情が伝わって来ました。明治時代の設定となっていて、アンサンブルが洋装姿で日本舞踊の振りで踊っていたのが新鮮でした。

『いざやかぶかん』(音楽:ガーシュウィン 振付:若央りさ)
歌舞伎の創始者である出雲阿国を描いた作品で、ジャズとクラシックが融合した音楽、宝塚の振付家とトップスター、横尾忠則さんの役者絵をコラージュした作品の投影と、盛り沢山のレビューショウで楽しかったです。舞台奥に投影された絵にエフェクトを掛け過ぎていて煩く感じる時がありました。

『パピヨン』(音楽:ドビュッシー 振付:花柳壽輔)
青年が蝶を追ってジグザグの道を歩いていると蝶が美しい人間の姿となって現れ、束の間の戯れの後に去って行く様子を描いていて、合唱入りの音楽も相俟って幻想的な雰囲気が漂っていました。蝶をイメージしたドレスが美しかったです。

『ボレロ』(音楽:ラヴェル 空間構成・振付:アレッシオ・シルヴェストリン 振付:花柳輔太朗)
天の岩戸伝説をモチーフにしていて、紫の衣装を着た吉田都さんの軽やかでしなやかなバレエの動きと、黒紋付き男性群舞の重心の低い勇壮な姿の対比が鮮やかでした。大勢の舞踊家のフォーメーションの秩序と混沌のバランスが良くて、新鮮な美しさがありました。

君はフィクション

君はフィクション

AGAPE store

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2014/12/10 (水) ~ 2014/12/15 (月)公演終了

満足度★★★★

活動再開‼︎
サスペンスな構成ではありますが、散りばめられたコメディーがハマりにはまる何役もこなすキャスト陣。映像に頼らず、装置の移動などで場転をいれる演出もよいです。また、福岡にもきてほしい。

キレイ

キレイ

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2014/12/05 (金) ~ 2014/12/30 (火)公演終了

満足度★★★★★

やっと観ることができました。
初演の映像を観てから、生で観たいと思っていました。また、引きでみたので全体がわかりやすかった。客演さん方も違和感なくて、田辺さんのマジシャンもなかなか。伊藤さんの神、健在です。オープニングから引き込まれました。

8分間

8分間

燐光群

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2014/12/12 (金) ~ 2014/12/13 (土)公演終了

満足度★★★★

多彩な展開、良い意味で裏切られる。
 タイムリープ物としては序盤は単純でしたが、徐々にバリエーションが増えたり、大きく一転したり・・・予想以上に多彩な展開になって飽きさせなかったです。幾度となく「ここで終わり」と思わせる流れから、あっさり振り出しに戻り、良い意味で裏切られ続けました。

ネタバレBOX

 パラレルワールド的にパターンによっては役者の役どころが変わり、思わせ振りなドラマが展開されることがあり、それはそれで面白いのですが、単発なので少し消化不良になります。訳知りな登場人物数名が謎のまま終わるのも少しフラストレーションでしたが、いずれも話の筋としてあまりフォローする気もないようで、不満は残りつつも、理解しきれないところを残すことが演出としても大事なのかな・・・とも思いました。
紫式部ダイアリー

紫式部ダイアリー

パルコ・プロデュース

福岡国際会議場 メインホール(福岡県)

2014/12/09 (火) ~ 2014/12/09 (火)公演終了

満足度★★★★

聞きたい、聞きた~い
斉藤由貴さんのなんか自然な演技良かったです。
キーワードを知っていないと現代版にしていても厳しいところはありますが、掛け合いで楽しめる舞台です。

乱舞る

乱舞る

TEAM ゆうびんホスト

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2014/12/10 (水) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

満足度★★★

楽しい舞台でしたが・・
ストーリーは面白かったのですが、まとまりがないという印象で分かり難い感じがしました。ラストは、ほっこり温かくて良かったのですが、事件の詳細が分からず気になりました。必要かな?と思われる小ネタが多いのも気になりました。楽しい舞台ではありました。

ブレメン

ブレメン

THE 黒帯

池袋GEKIBA(東京都)

2014/12/11 (木) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

THE 黒帯デビューしました☆
初めてだったので、始まる前はとってもドキドキしていました。
ドキドキ、ドキドキ・・・
その緊張は、始まってすぐとけてしまい、不思議な魔法にかけられたまま、
あっという間に終わってしまった感じでした。

初めて観る団体なのに、「1回だけじゃ絶対後悔する!」と直感。
2回観てしまいましたが、まだ観たいって思うほど、心地よい空間でした。

不思議なんですが、
男性だけのお芝居なのに、とても繊細に感じて。
こんなにもほっこりできるとは思っていませんでした。
(ごめんなさい…)

またひとつ、ステキな方々に出逢えました。

ネタバレBOX

それぞれ個性的なプロジェクトチームのメンバー。
バラバラなのかな?と思ったら、とても結束力が強い、ステキな集まり。
プロジェクトチーム=THE 黒帯 のように見えたり・・・

主人公の語りからの始まり。
意外でしたが、私は好きです。
まきすけさんの優しい声が、とても心地よかったです。
2度目に観た時は、主人公の性格を把握出来ていたので、
その語りを優しく「うんうん」と頷きながら聴いている客席の自分がいました。

仲間が主人公 黒場さんの性格をよくわかっていて、
わかっていた上で、自分たちの置かれた状況のためでもあったけれど、
黒場さんの一歩前へ進む後押しをしていて、やっとの想いで父親と交わることができた…
そこまでの過程が、とても可笑しくて・・・でも一生懸命で・・・
だからこそ、最後に「良かった~」とホッと出来たのだと思います。

客席にいた皆さんが、黒場さんの変わっていく姿を見守っていたような気がします。

個人的には、『父親』というキーワードがちょっと・・・
私は「お父さん」と呼んだことはありますが、24年前に父のもとを離れてから一度も会っていないので、もう交わることはないなぁ…という気持ちになってしまいました。
観終わった後、いろんなことを思い出して、少しだけ苦しくなってしまいました。
でも、そんな思いがあったから、黒場さんが父である社長といろんな話が出来たこと、思いを知ることが出来たこと、羨ましくもあり、良かった~と心から思いました。

頑なな思いが、少しだけ揺らいだ・・・そんなお話でした。

ありがとうございます。
体夢-TIME

体夢-TIME

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2014/12/11 (木) ~ 2014/12/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

無題1335(14-384)
13:00の回(晴、寒い)。12:15会場着、受付、12:28外で整列、(自由席)12:30整理番号順に入場、何時ものように暖かい対応。5作目、大手さんは「シャワー(2014/10@風姿花伝)」を観ました。座って舞台をみると、鬱蒼としたものではなく、無機質、冷たい美術。13:00前説(110分)、開演〜14:54終演、バックステージツアー。当パンの役名、元ネタがわかるものが多い。

終末SF的、未来の幻想物語、廃退、運命、少年だけが持つ力…ジュブナイル物の王道。

劇中、D.ボウイの曲が聴こえてくる…どの音源?「Ziggy Stardust」は1972年リリース、今でも聴いている人はどのくらいいるんだろう。

椎名さん…「アロマ(2015/1 予約済み)」に客演、ちょっと声をおかけする。

ネタバレBOX

以下、雑記

時間を遡るけどタイムパラドックスはあるようで、ないような設定。

絶滅しそうなわりには体制にこだわったり、自らのルールを守り通そうとする「ヒト」。

「ザルカス」というネーミングはなんだろう…タルカスではないだろう。

欲を喪失するという設定は考えてみると奥深いものを感じる。

太古のマグマが固まったような岩盤は紙で加工したそうで、近くで見てもよくできている。

次世代が新人類に進化するのは「Childhood's End」的。

黒と白の大波は前方で見ているとかなりの迫力。

ミッション・インポッシブル的な登場は巧かった。
欄外

欄外

劇団テアトルジュンヌ

立教大学 池袋キャンパス・ウィリアムズホール(東京都)

2014/12/10 (水) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

現代社会の歪み。
とても興味深く考えさせられる舞台だった。今までに観たテアトルジュンヌの作品もどれも良作揃いだったけど、今回はその中でも集大成と呼べる傑作だったと思う。


これといった出来事もなくみんなが平和に暮らす架空の町が舞台。"現代の童話”のような非現実的な雰囲気なんだけど、描かれている内容はとっても現実的で、現代社会の”病み"や歪み”が見事に表現されていたと思う。


上演時間:100分

ネタバレBOX

物語は終始ディープで時にエグい展開が続くんだけど、登場人物たちはみんな明るく、それだけに狂気が更に際立って凄みすら感じられた。


特に印象的だった場面が、引きこもりの青年タダシが、何気なくモグラを殺してしまい「なぜモグラは殺してはいけないの?」という問いかけに母親が「蚊は小さいから殺しても良いけどモグラは大きいからダメ」とたしなめるエピソード。一方で命の大切さを説きながら、他方で命を奪うことでしか存在しえない”人間の性”。「蚊」も「モグラ」も「人間」も等しく同じ命であるならば、「人間(を殺す)=蚊(を殺す)」。一歩踏み間違えただけでタダシのように「蚊」を殺すように「モグラ」や「人」を容易く殺すことが出来る人間が生まれかねない。人が理性で生きるためには、この根源的なジレンマからは逃れることは出来ない。悩ましく考えさせられるエピソードだった。


また単管パイプと布で組まれた舞台美術についても、独特の無機質で冷たい感じが作品の世界観にとても合っていたと思う。
みえない雲

みえない雲

ミナモザ

シアタートラム(東京都)

2014/12/10 (水) ~ 2014/12/16 (火)公演終了

満足度★★★

観る側の立場で考えよ!
重いテーマ、あの暗がり、スローテンポの展開、素舞台で休憩なしの2時間30分強をイメージしながら集中して観ることは難しい。それゆえ照明に工夫されているは当然!そう考えるのは私だけだろうか!
安全性からみれば原発廃止は皆が認めるものだが、そこで生活をなす人・町にとっては現実問題を付きつけられるのは言うまでもない。放射能漏洩の影響を改めて考えさせられた。
上白石萌音さんは声もいいのですね、舞台を駆けまわるすばしっこさにも驚きました。

Familia -4月25日誕生の日-

Familia -4月25日誕生の日-

TSミュージカルファンデーション

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2014/12/05 (金) ~ 2014/12/16 (火)公演終了

満足度★★★★

どこかで見たことがあるような話
どこかで見たことがある話の違う国版。
そんな風に感じました。
といっても、ダンスが多く取り入れてあり、
見応えのある舞台でした。
坂元さんが、足を怪我していたけど、
それをネタにもしてたし、
動きに制限はあっても、歌は怪我とは関係なく素晴らしかったです!

花と魚(劇作家協会プログラム)

花と魚(劇作家協会プログラム)

十七戦地(2026年1月31日に解散)

座・高円寺1(東京都)

2014/12/12 (金) ~ 2014/12/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

現代社会の写し絵
現代社会で一番問題となっていることを描いている。
漁村の話だが、どんな地方でも、いや都会でも同じような力学で世界は回っている。
人は自分の見たいように世界を見、そのためにあらゆる情報、手段、他者を利用する。それはどんな立場の者でも同様だ。右であれ、左であれ、上であれ、下であれ。この作品はそんな社会に蠢いている力学のことを描いている。

私は再演を観ているが、再再演の今回では見え方が変わった。
役者や演出、そして小屋が変わったこともあると思うが、
社会状況が変わったことも大きな要因だと思う。

その状況状況で、様々な捉えられ方のできる素晴らしい作品だと思う。

ネタバレBOX

今回改めて観て一番感激したのは、作家:柳井 祥緒氏の姿勢。
一般的に社会意識の高い作家は、単純な体制批判に陥りがちだ。
だが、社会はそんな単純な二項対立では成り立っていない。
体制批判の力学は一歩間違えば第三者への暴力にもなりかねない。
また根拠のない陰謀論をまくし立てるだけでは、批判をしているという話者のストレス解消にはなっても、本当の意味での問題解決には何ら近づけない。
そのことは震災を契機として社会の前景となり、それらの暴力を様々な場面で私は見てきた。

本当の批評性とは、そこで発動している力学を注視すること。
そこからしか問題の解決に至る端緒は見いだせない。

柳井 祥緒氏はそういう意味で極めて理知的で批評性を持った作家だと思う。
その点にとにかく感服した。


<再再演を観て>
私は再演を観ていたこともあってか、再演の時ほど作品内のスペクタクルにのめり込めなかった。というのは、第一に物語を知っていたから。第二に小屋が大きかったから。どちらの要素が私にとってより大きかったのかは判別がつかない。どちらかというと後者のような気がしているが、「大きい舞台でも充分よかった」という評も多いので、前者が理由かもしれない。
これは批判ではなく、向き不向きという話だが、柳井作品を充分に活かすにはやはり密室的空間で観客の集中力を最大限に高めるという方が良いような気がする。広い空間は、観客の意識も拡散してしまう。すると、どうしても柳井氏の知的な台詞の意味を充分には理解できずに、次のシーンに移ってしまうという場面が多かった。(私の頭が悪いだけかもしれないが。)
ただ、これだけ力があり素晴らしい劇団は、もっともっと評価され、多くの人に観られてしかるべきだと思うので、座・高円寺のような大きなところ、更にもっと大きいところでもやって欲しいとも思っているので複雑だが。
(私が問題にしているのは、「観客の意識」の問題であって、空間演出のことではない。空間演出については素晴らしかった。難しいテキストを聞き、理解する観客の集中力が劇場空間の大きさにも左右されてしまうと言っているだけだ。勿論、影響を受けない観客もいるだろうが。)

また、役者さんが素晴らしかった。
皆、素晴らしかったけれど、なんと言っても須田日出子役の関根信一さんが凄い存在感だった。『獣のための倫理学』での演技も凄いと思ったが、パワーアップしている感があって、見入ってしまった。
鶴町憲さんも地味によかったな。
いや、皆さん本当によかったんですけど、特に。

柳井作品、次回作も楽しみです。

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