最新の観てきた!クチコミ一覧

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VOICE

VOICE

OTOZAK

原宿ストロボカフェ(東京都)

2014/11/14 (金) ~ 2014/11/15 (土)公演終了

満足度★★★★

今後に注目
「ノンストップのバンド演奏に、俳優演技を同期させる」作風・清水那保さんご出演・ライブ演奏との二部構成等に惹かれて観劇。

天才劇団バカバッカと好対照のラップ演劇というか、全編を音楽が彩るビート演劇(はたまたクリエーター演劇)が何とも心地よい。
脚本にはツッコミ処があるものの(相関関係が解りづらかった。)すっきりと魅せ切った点で、エンターテインメントとしてはむしろ完成度が高い。
☆4.4

ネタバレBOX

空間作りに舞台演出、チラシデザインに至る徹頭徹尾センスが良い。

パティシエによる限定フーズ(パンケーキの類)やドリンク等の飲食やスマホ操作自由、といった、おもてなし空間の創出にも独自性が出ていて好印象。

大柄で健康美が眩しい芝村薫さんと小柄で地味目で華奢な清水那保さんが共に弾けるクラブ調シーン、主治医・患者・親族三者によるダンスシーン他演劇的虚構のおかしみがセンス良く随所に見受けられた。
ワールドエンド・スターマイン【満員御礼!】

ワールドエンド・スターマイン【満員御礼!】

劇団ゴールデンタイム!

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2014/11/13 (木) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

勢いのあるお芝居でした
殺陣やアクション主体でエネルギッシュに溢れ、勢いがありました。じっくり聞かせるところもあって、全体的に台詞も聞きやすく楽しめました。ただ、ロジカルなところによく判らないところがありました。若い方はアニメなど定番で判るかも知れませんが、できれば前説などで解説していただけるとさらに楽しめるものと思います。

ハッカドロップ

ハッカドロップ

劇団パーソンズ

演劇専用小劇場BLOCH(北海道)

2014/11/14 (金) ~ 2014/11/17 (月)公演終了

満足度★★★★

期待以上でした!
劇団パーソンズは初めての観賞でしたが、期待以上でした。
ストーリーが進むにつれて、どんどん引き込まれていきました。
楽しく観れて、ちょっと感動。
次の公演も観たいです。

月光条例

月光条例

カプセル兵団

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/11/13 (木) ~ 2014/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

丁寧さとテンポの良さのいい塩梅(あんばい)
漫画「月光条例」が丁度週刊少年サンデーで始まった頃に
サンデーを買うのをやめてしまったのと、

当日パンフで確認した登場人物の多さ(30人以上?)とに
「ちゃんと物語理解できるかなあ?」という不安があったのですが、

いざお芝居が始まってみれば主人公始め数々の役どころと
その背景設定が観客を混乱させないぐらいの
ほどよいペースで登場していきつつ、
お芝居としてのテンポは中だるみさせずと

丁寧さとテンポの良さとが光るお芝居でした。


そして登場人物がお伽話の各役どころというこの舞台、
カプセル兵団のいつものビジュアルイマジネーション演出に
+αで衣装や(手作り)小道具がこれまた活きて各役が映える映える
、観劇のみでなく目にも楽しい舞台でした。
(鉢かづき姫がまさかスピニングバードキックするとはアクションにも驚きです。)

そして原作の良さなのでしょうが、「お伽話」の多くは
ただ楽しいではなく、悲しさの中に作者がテーマを語るものが多く、
そのテーマ性が本劇にも活きているので泣ける場面も多々、
原作をほぼ知らない自分でも
本作は思わぬ大作だった、と納得の出来る作品でした。

ネタバレBOX

原作設定なのでしょうが、主人公が実は
チルチルミチルのチルチルであり、
大罪を犯した罰として7日後には
「青い鳥」の世界から出る事を禁じられる、

しかしかぐや姫を幸せにするという「センセイ」との約束、
そしてかぐや姫に関わるであろう謎の集団、
後編が今から楽しみです。
白神ももこ(演出・振付)× 毛利悠子(美術)× 宮内康乃(音楽)『春の祭典』

白神ももこ(演出・振付)× 毛利悠子(美術)× 宮内康乃(音楽)『春の祭典』

フェスティバル/トーキョー実行委員会

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2014/11/12 (水) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★

アーバン・マイニング
60分。

ネタバレBOX

開演時の自然の音から動物の音になってヒトの音になって演出は面白い。期待高まった。

以降のダンスはグッとくるものも特になく、あんまり感じるものがなかった。
ベジャール振付バレエ作品はわけわからんがパワーは感じられたし満足感あったけど、本舞台は趣の方向性が違うのか退屈に思った。
二部の終盤は、そこそこ面白く感じられたけど。舞台の向こう側からぞろぞろ現れてくる演出とか。再生というか未来の誕生のように感じたけども。

春の祭典はいい音楽だなと。
巨人伝説

巨人伝説

劇団俳優座

俳優座劇場(東京都)

2014/11/06 (木) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

小賢しい
平時には平時のやり方が、有事には有事のやり方があるってことでした。

ネタバレBOX

戦後のドサクサに乗じて金儲けしたり土地を手に入れたりした話は聞いていました。昔は若死にすることも多かったので、嫁が死んだらその妹が嫁ぎ、さらに夫が死んでその弟と一緒になったなどという話も知っています。

戦死しそうな一人息子のいる後家さんとねんごろになって、自分の子供のためにひと財産を築こうとする男がいたとは、凄いね、有事の悪知恵とはこういうことかとはたと得心しました。

自分の息子は脱走兵になって自殺したため息子には財産が残せませんでした。それどころか、男はこの土地から逃げ出さざるを得ませんでしたが、戦後15年経って舞い戻り、戦争から帰還した女の息子を殺してとりあえず自分ののための住処は確保しました。

食堂の壁のカビびっしり感が伝わって来なかったのは惜しかったです。
トーキョー・スラム・エンジェルス

トーキョー・スラム・エンジェルス

Théâtre des Annales

青山円形劇場(東京都)

2014/11/14 (金) ~ 2014/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

なんだこの面白さは!
テーマが資本主義というので少し身構える所があったのだけど、観る人を選ばないエンターテイメントだった! 何人かが演じる二役はリンクしていて面白いし、展開が鮮やかで、南果歩さんは凛々しく美しかった。急激に円安が進む現状も相俟って、臨場感たっぷりの近未来だった。

正義の味方

正義の味方

劇団三日月湊

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/11/13 (木) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

アングラど真ん中♪
哲学的にもとれる抽象的な言い回しだったり詩的で美しかったりする台詞、わざとらしい(←貶す意図は毛頭ない)メイク、コロで移動・回転を容易ならしめ、どんでんまでありウェザリングを施した装置(電柱もあったな)など、アングラ芝居の良い部分を抽出したような味わいがタマらん!

「女女女ニョニョニョ」&「Tポーズお願いします。」

「女女女ニョニョニョ」&「Tポーズお願いします。」

グワィニャオン

萬劇場(東京都)

2014/11/12 (水) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった!
「女女女」と「Tポーズお願いします」の本立てで、お得感(?)満載でした。女女女は、笑いを交えていますが、内容がヘビーな感じで苦手でした。個人的には、Tポーズの方が、断然面白かったです。アクションが見応えあり、身体能力の高さに驚きでした。凄い事をこなした後に平然とTポーズを決める・・プロとは、こいうものなんだろうな、と感動しました。役者さん達の演技も見応えありました。面白かったです!

正義の味方

正義の味方

劇団三日月湊

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/11/13 (木) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★

匂い
大正の匂いがしました。

ネタバレBOX

正義の味方を作った敷島博士、ギルモア博士、お茶の水博士のそれぞれのエピソードに、靴屋に勤め始めた男のアリス的逃走劇を混在させた話。

ごちゃごちゃ感に溢れ、鉄腕アトムとサイボーグ009と鉄人28号が合体したアトボーグ28号なる裸が登場するところなどは如何にも南河内万歳一座という感じでした。

懐かしい昭和の正義の味方にインスパイアされたのだと思いますが、雰囲気は昭和を通り越して大正レトロの匂いがしました。

訳わかんねで良かったと思うのですが、最後作家が鉛筆ナメナメして、複雑にしたのは私ですよみたいな夢オチならぬ作家オチで終わったのは蛇足のような気がしました。
トーキョー・スラム・エンジェルス

トーキョー・スラム・エンジェルス

Théâtre des Annales

青山円形劇場(東京都)

2014/11/14 (金) ~ 2014/11/24 (月)公演終了

満足度★★★

ネタばれ
ネタばれ

ネタバレBOX

【トーキョー・スラム・エンジェルス】を観劇。

2020年の東京オリンピック後の疲弊した日本が舞台。

経済格差、老人問題などを抱えながら、国がそれに対して目をつむったままの末、貧富の差が極端に激しくなってしまった日本。
そんな最中、常に自分の尺度で生きようとする屋台のラーメン屋のオヤジ、未来に希望を持ちながら働く証券ウーマン、そして希望を失ってしまった若者たちの物語である。
何れ訪れるであろう東京オリンピック後の日本の惨めな姿を予想しながらも、どのようにすれば安定した経済、人間らしい生活を送れるかを経済を通して描いていて、様々な立場を通して見つめているので、今後の我々の生き方について考えさせてくれる芝居であった。
ラーメン屋のオヤジが吐く「俺は常に自分の物差しを持っていて、それを元に生きている!」という青草い人生論がたまらなく、観客を痺れさせ、虜にさせてくれるのだが、「それこそが間違いだ!」とそこに経済論で切り込んでいく証券ウーマンとの激論がたまらなく、実は議論に次ぐ議論こそが、今後の日本を変えていく最初の出発点ではないかと作家は語っているようだ。
メインテーマは経済なのだが、あくまでも切り込み口であって、日本が今後どのように進むべきかを一作家が提案している芝居であった。
サスペンデッドアワー

サスペンデッドアワー

東京ジャンクZ

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2014/11/14 (金) ~ 2014/11/20 (木)公演終了

いつまでも観に来たい劇団
東京ジャンクZ「サスペンデッドアワー」
毎回、この劇団は行くようにしている。人に勧めたい芝居ではなく、自分だけが知っている密かな楽しみだ。この劇団はまずチラシが良い。かっこいい。でも、このチラシそのままのイメージで見に行くと痛い目を見る。俺はこの劇団を期待しないで見に行く。そのくらいの気の持ちで見に行くとちょうどいい。
 開演前、劇場の外で威勢のいい声が呼び込みをしているのでわくわくする。中に入ってみると、豪華な舞台がたっている。ここの美術は毎回すばらしいと思う。そう、この劇団はスタッフワークにプロの方をよんでいるので、スタッフだけでもかなりの見応えある舞台を作る事が出来ている。
 ぶっちゃけた話をすると、俳優はそれほど上手くはない。早稲田劇研だけあって声も出てるし身体も良く動くが、間の取り方がどうにも上手くいっていない。それならそれで間の一切ない、バリバリエンターテイメントみたいな芝居をやればいいのだが、わりと作風は会話劇とエンタメの間の子の感じなので、妙な違和感がある。会話が上手くいってないように見える。
それと、ギャグの使い方がとても雑である。特にギャグの後の処理というか、滑らなければその勢いで先に進めるけど、滑った時の安全策を考えてないというか、頭からヘッドスライディングしてくるギャグなのである。
 ギャグがコテコテだったりするので多分役者は相当苦労してるんだと思う。この手のものは相当な技術力が無いと笑わせられない。ヤクザ兄弟は力があるようで、個人のギャグやその二人でのギャグは成立していた。けれど、他の人たちはコンビネーションでの笑いに苦労しているように見えた。
 それでもこの劇団にはB級的なすばらしい魅力がある
。B級というものは、本人たちが本気になってやっていなければB級とはいえない。でもこの劇団は本気だろう。スタッフワークもすばらしいし、話は長いが見てられないような内容では無いので、ずっとニヤニヤしながらみてしまう。なぜかお客さんを楽しませるエンターテイメント性はしっかり押さえてる。詰めのあまい箇所に愛おしさを感じさせてくれる。「次はきっと面白いだろう!」という気分にさせられる。でも多分次回もそんなことを思うんだろうな。
 この劇団にはいつまでもがんばってほしい。

舞台版 うしおととら第三十七章「TATARI BREAKER-前編-」

舞台版 うしおととら第三十七章「TATARI BREAKER-前編-」

シアターOM

シアターOM(大阪府)

2014/11/07 (金) ~ 2014/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった。!!
面白かった。!!後編が楽しみ。
この劇団 思いっきり楽しませてくれます、殺陣が上手い!! 笑わせてくれす。  これだけ魅せて  財布にやさしい!! 

後編は11/21(金)~23(日) 

ネタバレBOX

面白かった。!!後編が楽しみ。
この劇団 思いっきり楽しませてくれます、殺陣が上手い!! 笑わせてくれす。  これだけ魅せて  財布にやさしい!! 

後編は11/21(金)~23(日) 


うしとら 2008年から チラシは作者が書いている 人間と妖怪の関係 人間が歩み寄る 食事 写真OK 差し入れ 米 助かります 後編がある 今日終わってから後編の練習がはじまる ミュージカルに出る レミゼ 美声 微妙な声? 
食ってやる 麻子がいるとけんかが出来ない 麻子顔小さい 太く逞しい首 叩かれる 潮が囚われる 分析 けものの槍 厚沢兄い 合言葉は // コウハメイシュが封印 祈祷 法力 白面の者との戦い
紫暮殿はHAMMAR知ってる ハマー、 チャーリー・・・ MCハマー はて? アメリカから技術支援を受ける 3人の科学者 潮が拉致されたとら殿は、 アドリブ 稲森誠がメタモルホーゼ こんな・・・嫌だ マイレージが貯まる航空・・・ 笹舟の海上・・・ 磯野ふね キックボードの陸上・・・
何者だ 兵器の開発 見つけたか HAMMAR
入ったら アホになる まったりとした AR 白面を倒したいだけ、 さ ショータイムの始まりよ
獣の槍 白面を倒す願い ジエメイ ギリョウの想いが詰まっている 触るな あっちへ行け キャリアン値が高い 潮で実験 怒
りを増幅させる 電流を うあーー
メイツ! -ブラウン管の向こうへ-

メイツ! -ブラウン管の向こうへ-

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2014/10/29 (水) ~ 2014/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

これぞ大衆演劇の王道
 昭和アイドル全盛時代が舞台ですが、当時の花形アイドルスターでなく裏方のバックダンサーを主役にしている部分が、この作品の優れた着眼点だ。

 一般大衆も多くは誰かの縁の下の力持ちという立場の人ですから、多くの人の共感を得られると思う。

 最後のハッピーエンドで終わる部分も良かった。実社会では有り得ないが、有り得ない事を見せてくれるからこそ、大衆が演劇の世界を支持するのだろう。

 6番シード初のミュージカルという事ですが、オリジナル曲も良かったし、俳優さん達の歌も素晴らしかった。主役の方と話をしたのですが、歌はカラオケで歌う程度だと言っていましたが、プロでも通用するレベルだと私には思えた。

 

ネタバレBOX

 わざとらしいメイツの笑顔、聖子ちゃんカットに、軽薄なトシちゃんの笑顔と昔懐かしいですね。当時のスクールメイツに較べるとスカート丈が長かったり、演じるにはやや老けている俳優さん達が、アイドルになっているなど突っ込み所もありますが、完全にコピーでない所が、この芝居も持ち味なのかなと思います。
バカフキ!

バカフキ!

CLIE

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2014/11/13 (木) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★

女子率99.9
クレジットに新良エツ子さんの名前を見つけて、なんの予備知識も無しに観劇。
女子向けのヒーロー・ショー的なイケメンによるアトラクション演劇でした。

おっさんには、ただただ苦痛でしたが、ああいった向きがお好きな方には満足度がかなり高いです。(場内の空気感は終始柔らかくとても温かい)

月光条例

月光条例

カプセル兵団

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/11/13 (木) ~ 2014/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★

12日間?!身体が心配!
〔A〕バージョンを観劇。

漫画・コミック系はほとんど読まないが、
「飛び出す演劇」、「ビジュアルイマジネーション演出」に惹かれ観劇。

“漫画・コミックが好きで、原作も読んだ”という人はもちろんのこと、
“漫画・コミックは読まない、原作も知らない”という人も楽しめる作品です!

劇団の売りである、「飛び出す演劇」、「ビジュアルイマジネーション演出」、
言葉では上手く説明できないので、実際に体験してもらうしかないですが、
その運動量たるは凄いことになっています。

特に、主役“岩崎月光”の運動量はハンパない!
本公演12日間、身体が心配です・・・。
皆さん、怪我しないように、気をつけて、頑張って欲しいです。

そのときのはなし

そのときのはなし

おちないリンゴ

小劇場 楽園(東京都)

2014/11/12 (水) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

贅沢な企画!観ないと損でしょ!
旬の女流作家4人の作品が、一挙に観れるという、とても贅沢な企画!

それぞれの作品は、作家4人の個性が出ており、演目の順番も良く、
とても充実したひと時でした。

椅子とテーブルだけのセットを効果的に使った演出、音楽(音響)、照明、
どれもセンスが良いと感じました。

そして、作家の作品を具現化する役者さん達の芝居が素晴らしかった!
特に、木村佐登美さん、森田陽祐さんの芝居には感動しました!

これは、観ないと損でしょ!




「女女女ニョニョニョ」&「Tポーズお願いします。」

「女女女ニョニョニョ」&「Tポーズお願いします。」

グワィニャオン

萬劇場(東京都)

2014/11/12 (水) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★

舞台力と声優力
グワィニャオンを初めて観る。
『女女女 ニョニョニョ』
『Tポーズお願いします。』
の上演順。

シリアスな内容の『女女女』
コメディタッチの『Tポーズお願いします。』
と、色のハッキリ違う演目が並び、
2時間20分ながら、さほど長いとは感じなかった。

ネタバレBOX

『女女女』は、ダンボールに入った女性がお手伝いとして配達されてくるお話。
過去になにやらありげな女たちが、
配達先でどんな人間関係を築くのか。

序盤はコミュ症気味の少女と、配達された女性。
後半は仲間たちも登場して過去の出来事が香ってくる感じだ。
江戸の色町と現代の女性たちを絡めた所は、
なんだか情念の世界で面白かったが、
その分「女性が配達されてくる」
という奇抜な設定が、なにやら宙ぶらりんに終わった感じ。

コミュ症気味の少女・たるとを演じる桜咲千依は、声優として有名な様子。
生身の肉体で繰り広げられる情念の世界に、一人ポツンと、
血の流れが感じられない演技で、
マイク通して絵がありゃ抜群に巧いのだろうけど、生身じゃいかんなぁ、と。

声優の芝居は、ことごとくこの例が多い。
声を製品としてパッケージすることが巧いことが、生で観てると非常に気持ち悪い。
もっと汚い音を出せ、息を切らせ、ノイズを生め、汗をかけ!
そう思ってしまう。
もっと舞台力のある役者でたるとを観たい。
でも、お客さん呼べるのは正義。悔しい。


さて、休憩後の『Tポーズお願いします。』
は、モーションキャプチャーの撮影現場の話。
現場で起こるドタバタを、
モーションキャプチャー職人の情熱と絡めて描く。
こちらはアクションが満載で、見た目に楽しい。
後半のアベンジャーズ展開は、
不覚にも涙をそそられた。
すげぇどうでもいいキャラクターたちなのに。
自分が改めて、アベンジャーズ展開に弱いということを痛感させられた。
ベタな展開、好きです。
こちらの芝居は、
モーションキャプチャーの監督(田中智也)が、もう、べらぼうに魅力的であった。
この芝居はもう、この人の為と言っても過言ではないだろう。
ほんと、べらぼうに良かった。骨のある役者さんだ。
(終演後、即Twitterをフォローするくらい良かった)



二本立ての意味はしっかりとある仕掛けの公演だったが、
前半の『女女女』が、後半の出汁に使われている感もあり、
なんだかもったいない気もする。

『女女女』に登場する漫画家・花水木境子(村井みゆき)が、独特の怨念を放っていて、おじゃる丸のウスイサチヨを思い出しました。
朱と煤 aka to kuro

朱と煤 aka to kuro

エムキチビート

吉祥寺シアター(東京都)

2014/11/12 (水) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

エムキチビート初観劇。
吉祥寺シアターにて、エムキチビート音劇「朱と煤」を観劇。

シェイクスピアリーディング公演のジュリエットを見て一目惚れした寺崎裕香さんをお目当てに。

明治大の演劇サークル出身の劇団、初のミュージカル挑戦公演ということで、歌や芝居ともにハズレの可能性も大いにありと思って見に行きましたが、結果は…素晴らしい!!の一言!!

歌が上手い!空間の使い方が上手い!演出がカッコいい!!

あの吉祥寺シアターの広い広い空間を縦横無尽に使いこなして、余すことなく芝居愛で満たしていた!

目当てだった寺崎裕香さんは勿論可憐で素敵だったし、主役の平野良さん他メンバー全員が本当に歌が良い!芝居は良いとして何で皆こんなに歌えるんだ!?ってくらい歌が良い!

内田靖子さんが可愛かった!
生バンドもカッコいい!

アフタートークも含めて非常に満足感のある公演でした。

【特徴的だった演出】
・舞台上に組まれた傍聴席の客席
・煤の視点を表現したモノトーンの衣装
・肩の上に乗った鳥
・プロジェクターを用いた映像演出
・主役の煤を二人の役者で表現していた

ケータイ刑事 銭形海

ケータイ刑事 銭形海

BS-i

赤坂RED/THEATER(東京都)

2007/07/21 (土) ~ 2007/07/29 (日)公演終了

満足度★★★

7月28日(土) 金剛地武志さんゲストの回が放送されてまして
TV放映を見たであります(^^)

まぁ、とぼけた感じが良く出てた=TV放映にうまく合わせていたなぁと思ったデス。

金剛地武志氏が毎回名前の訂正するのがチョット受けました~♪

TVでは、なぜか毎回下北沢で殺人事件が発生するんですよ(^^;)

ネタバレBOX

 警視総監を祖父に持つIQ180の現役女子高校生の銭形海(階級は警視正・・・・おいおい(^^;)が相棒の男性警官(階級は巡査部長さん)=相棒(突っ込み役)と共に殺人事件(限定です(^^)を解決する話です。

 きめ台詞は「寄せる悪の漣」→「謎は解けたよワトソン君」→「大波小波かき分けて、七つの海を手にしても、正義の海は泳がせない。その名も人呼んで携帯刑事銭形海。」(海をバックに)→「私の錨で沈みなさい」=赤い鎖付の錨に巻きつかれる犯人。となります(^^)

お話(BS-iのHPより)

 昨夜8時ごろ、世田谷区の路上で劇団夢のムーミン社を主宰する劇作家の野口が殺された。上着のポケットからは、劇場関係者をあと二人殺すというメモが残されていた。付近の会場を捜索していた高村(草刈正雄)と海(大政絢)は、赤坂レッドシアターに様子を見に来ていた。

  舞台上では主演女優、睦月いずみ(宝積有香)が熱演している。そんな中、会場の明かりが消え、男の叫び声が・・・明かりをつけると、心臓をナイフで一突きされた男が舞台まで上がり、いずみに抱きつくように倒れた。会場が騒然とする中、海と高村が事情を聞き始める。

 直感で犯人を推理した高村(草刈正雄)が突然、客席を指差す。その先には、サングラスをした俳優の金剛地武志(本人)がいた。いずみの歌が終わるまで、目を閉じていたのをサングラスで隠し、そして四谷を殺害したというのだ。

  そんな中、柴田(大堀こういち)から四谷を殺害した凶器のナイフから検出された指紋が、十年前に傷害事件を起こし、逮捕暦のある鯨井唐十郎のものだと報告がある。しかし、鯨井は事件後焼身自殺しており、指紋が存在するはずがなかった。

  海(大政絢)が今回の事件を整理しようとしたそのとき、いずみ(宝積有香)が火傷をした男をみたと騒ぎ出し・・・。

 平野田(遠山俊也)が野口・四谷殺害を自供する。もともと四谷・野口・しじみ(林和義)の3つの劇団で美術担当をしていた平野田は、彼らの無理な要求に応えるために身銭を切らされていた。借金の補填してもらおうとしたが誰一人応じなかったため殺害に至ったという。

 しかし、海(大政絢)は平野田逮捕に疑問を抱いていた。そんな中、柴田からいずみが鯨井の恋人だったことを知らされる。早速いずみを呼び出し、事情聴取を始めた海は・・・。

 首を吊った横山(諏訪太朗)の遺体が発見される。遺書にはこれまでの殺害をほのめかす文章が書かれていた。犯人は横山かにみえたが、海(大政絢)は不審な点に気がつく。遺書に書かれているいずみ(宝積有香)の名前が違っていたのだった。マネジャーの横山が所属タレントの名前を間違えるはずもなく、遺書は他の誰かにかかれたものだと推測。さらに、他殺を確定づける証拠を発見する。

 結局死んでいなかった鯨井唐十郎(TV同様に赤い錨が巻きついて出てきました(^^)が警官に化けて殺人を犯していき、鯨井の恋人だったいずみが庇っていたと判明します。TV通りに赤い錨で巻かれる犯人はユニークでありやんした(^^)

ザブ~ン・ザブ~ンという主題歌は妙に耳に残りますわ♪

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