最新の観てきた!クチコミ一覧

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Three Piece Moratorium

Three Piece Moratorium

劇団→ヤコウバス

百想(re:tail別館)(東京都)

2014/11/11 (火) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

お前ら馬鹿じゃないの??
その一言に集約される、優れた舞台でした。
詳しくはブログで。

舞台「靖国への帰還」

舞台「靖国への帰還」

ネリム

滝野川会館 大ホール(もみじ)(東京都)

2014/11/14 (金) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

我、どこからきてどこへゆくか
矜りは自ら立てるべし!

ネタバレBOX


 1945年5月末、未明の空へ飛び立った夜間戦闘機、月光に搭乗した武者らが海軍厚木基地を飛び立ち、B29の大編隊を迎撃したが、敵機は500機以上、友軍は漸く40機という劣勢であったが、武者らはB29一機を撃墜後被弾し、雷雲に突入して的の目を欺き、帰投しようとするが、雷雲を抜けた時、彼らが見た物は、見覚えのない物だった。
 武者が気付いたのは、どうやら病院である。戦友の姿は無かった。腹部の傷が酷く助からなかったのである。ところで、何だか様子がおかしい。米国の軍人と日本人が訪ねて来たのである。何と、彼は、21世紀の厚木基地へタイムスリップしてきたのであった。不時着したのが、月光だった為、政府は、この事実を隠蔽、助かった武者を観察したり、未だ信じられないタイムスリップの実例なら実証研究の対象にしようとしていた。偶々、彼の面倒を見るとう名目で忍び込ませていたスタッフから、靖国問題について戦時中の軍人が何を考えていたかの実例として政治的に利用できそうだとの話を聞いた総理、内閣調査室らが画策、首相VS武者のTV対談を組み、靖国公式参拝を既成事実化しようとの計画が持ち上がるが、諸外国からの抗議・外交問題化を懸念する声に負けて頓挫した。然し、武者自身は、自分が生かされているのは、何らかの意志によるものと靖国への忠誠とプロパガンダを素直に信じ込んだ人々のイデオロギーを喧伝する広告塔になろうと決意。反対派ジャーナリストとのTV討論に参加するが、スタジオ入りしていたオブザーバーの女性から本質的な批判を浴びせられ、己が見解の根拠を崩されてしまう。
 一方、心に秘めた純愛の対象であった女性は、未だ存命であり、彼女の兄の孫は、大伯母に瓜二つ。その彼女は、21世紀現在、見た目は自分と殆ど変らない武者に大伯母の愛が乗り移ったような恋愛感情を抱いていた。彼女は、武者と結婚を望んでいる。
 一方、大伯母、ゆみこは、武者 滋以外、総てが、空襲で焼け死んだ彼の家族の墓をずっと守り続けてきてくれていた。墓場で彼らは、偶然再会する。時は、流れ、二人の青春は返って来ない。
 武者を中心とする純愛の品の良さと純度の高さが、今作の一つの柱、そして靖国を巡る様々な立場、意見、主張がもう一つの柱だ。
 純愛に関しては、女性の歩き方、言葉遣い、しとやかさ、羞恥心の在り様などをキチンとした滑舌で伝え、演じたヒロインを褒めるべきだろう。
 武者役も、朴訥なキャラクターを過不足なく演じたと言って良かろう。自分は、武者の戦友を演じた役者の演技も気に入った。
 劇団の姿勢として、真摯に取り組んでいることが、良い印象を齎している。単に、靖国問題を掘り下げたのみならず、その本質に近い所迄、表現して見せたからである。
私見だが、靖国問題の本質とは、本来、個々人と崇拝の対象である神仏の不可侵の関係を宗教と定義するならば、宗教をスポイルし政治化したことである。実際、これこそ、靖国神社が歴史的に行ってきたことであるから、これは、宗教の脱宗教化という手術を強いた上で、宗教とは無縁な何かに対して宗教という名を冠し、大衆操作の具と化した政治であるという以外に的確な言葉を自分は見付け得ない、ということである。実際「国家神道」という政治的役割を歴史的に果たして来、現在もその延長にあるのが「靖国神社」というシステムなのである。これは、丁度、ユダヤ教を脱宗教化した上で政治的に利用している、イスラエルの「国家」イデオロギー、シオニズムにそっくりである。そんなものは、紛争しか生まないのではないか? 現に、公式参拝が国際問題化することを見ても。
朱と煤 aka to kuro

朱と煤 aka to kuro

エムキチビート

吉祥寺シアター(東京都)

2014/11/12 (水) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

2回観ました
劇団初のミュージカル公演ということでしたが、ナンバーも良かったですし曲数も多くてちゃんとした(という言い方は失礼かもしれませんが)ミュージカル作品に仕上がっていたと思いました。
歌を重唱にしたり舞台上にバンドを入れて生演奏にしたり、その上楽器としては珍しい琴があったりするところに、「ミュージカル」と言わず「音劇」という表現にしたこだわりみたいなものが感じられました。
生演奏は本当に素晴らしかったです。バンドみたさに2度観たと言ってもいいくらい。
正直、1度目に観たときはミュージカルというより歌のステージを観てるように感じるところが多々あり、ミュージカル作品としてはしっくりきてませんでした。
(メインキャストはじめ皆さん歌がすごく上手だったのでなおのこと。)
‥ですが1度観て慣れたのか役者さんの成長なのかはわかりませんが、2度目は印象がガラッと変わって違和感なく観れましたし、最後には涙が自然と溢れてきました。
もっと公演期間が長かったらもう1度観ていたかもしれません。

捨て犬の報酬 終演しました!どうもありがとうございます!

捨て犬の報酬 終演しました!どうもありがとうございます!

おぼりん

pit北/区域(東京都)

2014/11/16 (日) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

チケット当選しました
 コリッチのサイトで今まで『チケットプレゼント終了』とか書いてあるのを見て、いつプレゼントしてるんだろうと思っていましたが、やっと応募方法がわかり、応募したところ、当選しました!この公演のお知らせメールをいただき、観たいと思ったものの、別の予定があったので諦めるつもりでしたが、チケット当選したので、何がなんでも行きました。

 りんぺいさんが号泣した脚本ということだったので、どんな悲しいお話かと思いましたが、そうではなく犬の健気さへの思いなのですね。

 舞台を囲むコの字型客席で正面席ではなかったので、ダンスはちょっと残念でしたが、とても近くだったので、顔がよく見えました。開演前、綺麗にメイクされ真っ白だった顔が終演時には汗で流れてましたが、色だけでなく目や顔つきが別人のように変わって、神々しく光っていました。
 出口でお見送りに立ってらしたご本人は開演前の表情でしたが、そのことを話すと「役者ですから」と・・・かっこよかったです。

オレンジジュースに罪はない

オレンジジュースに罪はない

3つの劇団が同じタイトルで作品を作ってみました公演実行委員会

テルプシコール(TERPSICHORE)(東京都)

2014/11/07 (金) ~ 2014/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

同じタイトルで
それぞれ、ファンタジー、コメディー、シリアス といった感じの作品に仕上がっていてバラエティーに富んだオムニバス公演、成功だったのではないでしょうか!?個人的には2番目の作品が良かったです。続編もまた観たいですね!ただ、タイトルを若干具体的じゃなくすれば、もう少し幅も広がっていいのかな!?と、感じました。

捨て犬の報酬 終演しました!どうもありがとうございます!

捨て犬の報酬 終演しました!どうもありがとうございます!

おぼりん

pit北/区域(東京都)

2014/11/16 (日) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

すごい!偉い!大丈夫?
前回見たときに比べて、照明や音楽があり、その上に演技もバージョンアップしていた。ただの芝居だけでなく、ダンスのような戦闘シーンも見事に決まっていて見応えも十分。緩急高低も付けたセリフもなかなかで、たかだか30分ほどだけど、ぐいぐい引き込まれて周りには泣いている人も。初回を見たけど激しい動きに体力もかなり使うだろうから3回目まで大丈夫かなと少し心配もしてしまった。

jazzzzzzzzzzz-danceジャズズダンス

jazzzzzzzzzzz-danceジャズズダンス

黒沢美香

同發新館ホール(神奈川県)

2014/11/13 (木) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★

ジャズセッションのようなダンス
中華街にある古風なホールで大勢のダンサーが踊り、独特の迫力を感じました。

シンプルな動きを何度も繰り返す内に興奮が高まってばらけて行くシークエンスが続くストイックな構成で、ジャズセッションのユニゾンによるテーマ演奏からそれぞれのアドリブソロへの流れを思わせました。ムーブメント自体はジャズダンス的なヴォキャブラリーも用いられていましたが、そうではないタイプのコミカルな物も多く、それで笑いを取ろうとする感じではなく、淡々としていたのが良かったです。
ダンサーは技術的には様々なレベルの人がいて動きや形は揃ってはいないものの、どこかまとまりがあって迫力を感じました。

女性ダンサーの衣装はそれぞれ少しずつデザインが異なる、前が赤、後ろが黒のワンピースで、体の向きを変えると舞台上の色彩が大きく変化するのが印象的でした。
会場の同發新館ホールは昭和の雰囲気が色濃く残っていて、けばけばしいメイクのダンサー達のビジュアルと相俟って異世界的な情緒を生み出していました。

捨て犬の報酬 終演しました!どうもありがとうございます!

捨て犬の報酬 終演しました!どうもありがとうございます!

おぼりん

pit北/区域(東京都)

2014/11/16 (日) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

ポチ
 宝石泥棒に拾われたポチは、彼とのミッションでしくじった。結果、吠えることを自らに禁じたが、それが極めて長期に亘った為、終には吠え方すら忘れてしまった。

ネタバレBOX


 そんなポチは、闘犬競技で最強の座を射止めたが、報償を与える為、犬ならば吠えろと命じられる。然し、吠えることができない。それで、過去の犬殺しを非難されたり、今回の戦いぶりが残虐だと罵られたりと散々な目に遭う。そこで、生い立ちを説明し始めたわけだが、最後の最後、ポチは、拾い主から誕生日の祝いを貰う。漸くに安堵の地平を得て、ポチは再び吠えることができるようになった。
 といった粗筋の作品なのだが、最後に「月を盗みに行こうぜ」という科白が歯居るのだが、こういう科白を嘘っぽくならないようにするには、背景い流す音楽は現代音楽の不協和音を多用した曲を用い、割れた鏡や硝子を底に敷いて水を張った盥のような容器を用意して青い照明を当て、スモークを焚く位のことはやっても良いように思う。基本的に演じていたのは1人なのだし、それは可能だと考える。
 またシナリオは、センチにせず、ドライに、更に別の地平から一、二本のサブプロットを入れて、構造を立体化したい。
ゲッコウテラス

ゲッコウテラス

劇団異空間

スタジオ☆異空間(愛知県)

2014/11/01 (土) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

3時間超、楽しかったです。
最後の最後で、すべてのピースがそろい、謎が明かされます。
なるほど納得の「親の仇」の謎、その展開、最後まで気が付きませんでした。
名古屋出張だったので、寄らせてもらいましたが、面白かったです。
この手の時代劇、結構ツボです。

役者の皆さんの熱演も良かったです。
谷口さん、小嶋さん、足立さん、安定感がありました。
関西人として「西国なまり」少し違和感がありましたが…。
田中さん、舌足らずを逆手にとって面白かったです。
堀尾さん、全てを捨てたような笑い取り、よかったです。
渡邊さん、演技、殺陣良かったです。
館さん、かわいさを強要されていましたが、なるほどです。
山口さん、安達さん、千世さん、堀場さん、谷山さん、熱演でした。
楽しかったです。
(ただ暗転が多く、少しぶつぶつ感を感じました。暗転せずにスムーズが展開があっても良いような気がしました)

霊感少女ヒドミ

霊感少女ヒドミ

ハイバイ

AI・HALL(兵庫県)

2014/11/15 (土) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

マッピングと実演の競演
マッピングと実演の競演。
マッピングなのか、実演なのか、面白い試みでした。
内容も楽しく楽しめました。

ただ公演時間60分で、映像のみのシーンもあったので「演劇を観てお腹一杯」とならなかったのが少し残念。
試みは面白かったので、演劇のライブ感とミックスできれば、更に面白い気がしました。

家族関係(仮)

家族関係(仮)

上智大学劇団リトルスクエア

上智小劇場(一号館講堂)(東京都)

2014/11/14 (金) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

複雑だけどちょっぴり切ない家族の話
 家族会議から始まり、家族一人一人の謎をひも解いていくように展開していくストーリー。50分見応えたっぷりでした。この話の最後まで行ったとき、ようやく「人生とはドーナツのようなものである。」の意味が分かることでしょう。

 また舞台は、一見コンパクトに思えて奥行きがあったり、照明のあたり方も考えられていたりかなりしっかりしているなぁと、勉強させていただくことが多かった作品でした。

国宝人間級7

国宝人間級7

コンドルズ

学習院女子大学 やわらぎホール(東京都)

2014/11/16 (日) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

日仏中継
上演時間2時間。フランスからのskypeでの中継とコラボするという無謀な試みだった。思いのほかうまくあっていたが、それでも回線のタイムラグがあり、ずれているような、あっているような、微妙なところでの面白さがあった。自由な公演だった。

白神ももこ(演出・振付)× 毛利悠子(美術)× 宮内康乃(音楽)『春の祭典』

白神ももこ(演出・振付)× 毛利悠子(美術)× 宮内康乃(音楽)『春の祭典』

フェスティバル/トーキョー実行委員会

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2014/11/12 (水) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★


春の祭典というよりも白神ももこ作品であり、題を春の祭典としなかったほうがよかったかも。和風とがれきが溶け合わず軸がしっかりしなかった。オープニングは良かった。

ジブン ノ イル セカイ。

ジブン ノ イル セカイ。

G-Screw Dance Labo

G-Screw Dance Labo(東京都)

2014/11/16 (日) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

無題1307(14-356)
17:00の回(曇)、16:40会場着、受付。

入口で靴を脱ぎ、入ろうと中をみるともう100人位入っているように見えたのは、奥に鏡があったからでした。L字の客席、入って、手前と右側に桟敷(ザブトン)とパイプ椅子。奥と右側は鏡。

先日、獣の仕業「ヴェニスの商人(2014/11@pit)」の公演にお客さんとして水川美波さん(EgHOST、海賊ハイジャックでも観ていました)がいらしていて、こちらの公演のことを教えてもらいました。

17:03開演~17:52終演。鮮やかな赤い衣装の水川さんはクリスマスを連想させ、ファンタジーや寓話の世界がダンスによって表現されているように感じました。

1.漆黒の光
2.此の二人、の...。
3.映し出す、か我み
4.虹をみた日
5.kou -紡ぎ-
6.番う声
7.・・・ノ イル セカイ

先に芝居を観た俳優さんが本格的なダンスをするのを観ていると不思議な感覚になります。

コミックジャック

コミックジャック

ネルケプランニング

サンシャイン劇場(東京都)

2014/11/13 (木) ~ 2014/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★

アクション
アクション最高。ステージが小さく感じられたほど。ネルケらしい明るく楽しいステージ。主演後のアイドル・ミニライブも楽しかった。

竜馬が生きる/竜馬を殺す

竜馬が生きる/竜馬を殺す

PU-PU-JUICE

シアターサンモール(東京都)

2014/11/07 (金) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

やっぱり殺された
カジュアルな演劇ファンでも年に2回は龍馬ものを見るので、ライバル作品は多数。前半のドタバタが面白く、これは画期的と思ったものの、後半になればなるほど真面目な(普通の)ストーリーになってきてしまったような気がします。

踊るうた Dancing Songs

踊るうた Dancing Songs

KARAS

KARAS APPARATUS(東京都)

2014/11/14 (金) ~ 2014/11/19 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題1306(14-355)
15:00の回(曇)。14:58開場、15:05前説~16:05終演~16:25トーク終了、本作は佐東さんのソロ。

「歌謡曲 童謡 オペラ ロック どんなうたでも踊る」に偽りナシ。勅使川原さんの解説によると20曲くらいありましたが、クラシック、童謡、歌謡曲、フォーク、ハードロック、都々逸、アレンジもいろいろ。

白いシャツを着た佐東さん。白は影、黒は光を生み出し、冒頭のシルエット、透き通った上半身はこの世のものとは思えないほど。

始まりの2曲が最後にも繰り返されますが、ゆったりとした動きは温かい湯舟につかり、全身の力を抜き、自然に揺れる身体、眠っているようで起きているような微睡、音楽にすっかり身を委ねているような気がしました。

始まりから再び始まる「うた」はきっとさまざまな「踊り」を創りあげるのでしょう。

チラシに「ハリー」公演の案内がありました。海外公演「ソラリス」からの「ハリー」..映画では「ナタリア・ボンダルチュク」が演じていた「お客さん」ですね。これがUPDATE DANCE、今年最後の作品のようです。

「螺旋戦車PART20 virus hospital-pandemic-」

「螺旋戦車PART20 virus hospital-pandemic-」

SPIRAL CHARIOTS

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2014/11/16 (日) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★

呆気ない
あまりに呆気なさすぎて物足りない、というのが第一印象である。
観客参加型のゲーム演劇で、今年は4公演目であったが、こんなに早く解決してしまっては劇になっていないと思う。
本公演では、病院が舞台で「ウィルス」「感染ウィルス」を駆除するものだが、ほとんど推理することもなく、観客はほとんど正答した(わざと不正解に…大人の対応をした方3名)。
前説でもあったが、エピローグ、プロローグ以外はアドリブだからやむを得ないのだろうが…。

次回公演を期待しております。

エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-

エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-

宝塚歌劇団

東京宝塚劇場(東京都)

2014/10/11 (土) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

エリザベート
話は分かっているが、何とももどかしいエリザベート

今回の花組公演、演出は洗練され良かった。

エリザベートのはなちゃんも良かった

お披露目のみりおは、悪く無かったけど、ちょっと重厚感が無かったかな

秀逸だったのは、専科の北翔さん。
流石専科の大ベテランとはいえ、素晴らしい演技だった

それ以外にも良いところがいっぱいあり、過去の公園にも劣らない作品だった

たとえばあしたのこと、とか。

たとえばあしたのこと、とか。

ともサンカク

パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)

2014/11/16 (日) ~ 2014/11/17 (月)公演終了

満足度★★★★★

今日は素敵な日でした
前説公演からとても良かった。
基本なのかもしれないけど、くるくる変わるのは一人芝居の醍醐味。

自分は二回観たけど、結構変わるのだなー。
一回目、奥側の席の方が表情観やすい場面多かったかなと思っていたら二回目手前で観たらこちらはこちらで。。と感じたので!
微調整とかもあるかもしれない。

入場時のアレにしても集まった客の個性が出て面白い。
※ちょっとした演出的な部分に触れられるんです(謎)
内容分かってた2回目は忍びない感じもしましたが(笑)


この芝居に限らずの話、客が思っている以上に客席の動き、反応で変わってくる部分もあると思う。

観劇って義務ではない、感想を書くのも義務ではない、自分が単に楽しみに行くスタンスを忘れてしまうとちょっと恥ずかしい事になる、な。
ちょっとクセのあるお客もいたか。

と言うことで自分にはとても楽しむ価値のある芝居でした。
表情とても素敵でしたよ。

ネタバレBOX

観劇前のイメージでは日常的なものをストレートにやるのかな、と思っていたら想像していなかった様な方向でびっくりした。
でもこれもまた「ふつうの話」なのかな。
色々な表情を観れて良かったけど。
本当の意味では見たくない表情まで観れると言うのは不思議な感覚(人物が役者個人を思わせる様な形であったので)

何役もやった「おとなげない遺伝子」の時の様に色々な役が出来るかたですが、おばあちゃん系の役の深み?はなんだろう!
とても自分は好き。

特にラスト間際、切り替えがある度にゾワゾワしました。
あれは素敵だ。
そして綺麗だった。

赤い糸とか、オブラートとか、確かにあんまり聞かなくなったり、見なくなったりするもの。
下手すると若い子は分からなかったりする可能性があるのか。。?
と言うチョイスも好きでした。

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