最新の観てきた!クチコミ一覧

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ダイドーとエネアス

ダイドーとエネアス

プティ・ヴィオロン

大田区民プラザ(東京都)

2014/11/18 (火) ~ 2014/11/18 (火)公演終了

満足度★★

物足りない演出
桐朋音大と東京芸大の学生による、イギリスバロックを代表する作曲パーセルのオペラの上演で、実演の機会が少ないバロックオペラを聴くことが出来て良かったです。

楽譜が消失して台本のみが後世に残ったプロローグの部分を、パーセルの他の器楽曲の演奏とテクストの字幕の投影を交互に行う形で再構成していましたが、せっかくの舞台上演なのに字幕を眺めるだけの時間が何度もあるのは勿体なく思いました。演奏と字幕を同時進行にするか、あるいはプロローグは本編と関連が薄いので丸ごとカットしても良かったと思います。
本編は舞台中央に布を山状に広げた美術のみで、特別な解釈や置き換えをしないオーソドックスな演出で進行しました。人が多く出てくるシーンでは意味が感じられない小芝居が多く、煩く感じました。

ベース照明が明るくて会場の壁がそのまま見えるのが安っぽく感じました。もっと暗くして歌手をスポットで照らした方が雰囲気が出ると思いました。

演劇としては物足りなさを感じましたが、器楽も声楽も充実していて聴き応えがありました。
いっそのこと演奏会形式での公演にして純粋に音楽だけを聴く形にした方が楽しめたと思います。

舞台「靖国への帰還」

舞台「靖国への帰還」

ネリム

滝野川会館 大ホール(もみじ)(東京都)

2014/11/14 (金) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

会場の空席及び舞台装置はともかく・・・
芝居としては面白く楽しく観劇できました。演技だって十分ですよ。ちょっと長めの芝居だったけど,飽くことなく最後まで集中できました。これは,やはり内田康夫作だったからでしょうね。はっきり言って,内田康夫のミステリは読みません。だってペラペラなんだもの。物足りな過ぎて・・・でも,2時間ドラマとか,こういう舞台化だとその単純さが生きてきますね。この舞台でも靖国問題についてホントわかり易くまとめられていました。靖国問題についてはこーいう場で私見を言うのは野暮なんで止めますが,生き方については思うところの多い舞台でした。観れて良かったなぁ。

ポリグラフ―嘘発見器―

ポリグラフ―嘘発見器―

東京芸術劇場

札幌市教育文化会館・大ホール(北海道)

2014/11/19 (水) ~ 2014/11/19 (水)公演終了

満足度★★★★★

面白かったー
しみじみと面白かった!
映像、役者、音楽が作る一つ一つのシーンがすごくきれい
そんなきれいなパズルのピースが少しずつ組み合わさっていって
だんだんストーリーの本質の絵が完成される
全てが計算されて演じられているのがさすがだな
とにかくすごかった!

ぼくたちの学校

ぼくたちの学校

演劇企画ハッピー圏外

TACCS1179(東京都)

2014/11/19 (水) ~ 2014/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★

たしかに・・・
ノスタルジックな題材を選んだことについては評価が分かれるかもしれない。
しかし、ストーリーの中のトークは面白いし、安心して観ていられて期待どおり良かった。
あと、彩島りあなちゃんは相変わらずチャーミングでした。

ぜんぶのあさとよるを

ぜんぶのあさとよるを

Pityman

pit北/区域(東京都)

2014/11/19 (水) ~ 2014/11/24 (月)公演終了

満足度★★★

二人の女。
雰囲気のある劇場でした。二人の女性の視点の物語が交互に進められ、テンポのいい会話シーンが面白かったです。シーンの転換が多く、お芝居が少し長く感じました。

ぜんぶのあさとよるを

ぜんぶのあさとよるを

Pityman

pit北/区域(東京都)

2014/11/19 (水) ~ 2014/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★

演劇表現は不思議の連続
かつて仲の良かった女性2人の今(と昔)。
不連続なシーンの積み重ねにつきまとまりに欠けるような気で観ているも最終場の2人によって彼女たちの軌跡を見ていたように思われてくるのが不思議。
また、現実では同じ舞台面ながら、白い円の部分がちゃんと遥か離れた海外に見える(そこ以外も照明などによって複数の場に思われる)のも不思議。
演劇表現って不思議の連続だね。

ネタバレBOX

ぶっきらぼうな佐山花織嬢も珍しい…(笑)
THE 39 STEPS

THE 39 STEPS

avex live creative

キャナルシティ劇場(福岡県)

2014/11/15 (土) ~ 2014/11/15 (土)公演終了

満足度★★★★

サービスたっぷりの福田演出
役者4人で139役を演じるというコメディを、演出の福田雄一はクラウンの2人に134役を演じさせて、サービスたっぷりに工夫し膨らませた楽しい舞台だった。

詳細は、演劇感想サイト「福岡演劇の今」 http://f-e-now.ciao.jp/ に書いています。

衝突と分裂、あるいは融合

衝突と分裂、あるいは融合

時間堂

ぽんプラザホール(福岡県)

2014/11/15 (土) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

真摯な討論劇
初期の原発開発における事故をめぐる討論劇として、2011年の福島原発事故後のいまの状況を映し取っていて、見応えのある舞台だった。

詳細は、演劇感想サイト「福岡演劇の今」 http://f-e-now.ciao.jp/ に書いています。

コロニー

コロニー

劇団Tempa

広島市東区民文化センター・ホール(広島県)

2014/11/14 (金) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

身近な感情にたくさん触れた。。。
今回のTempaは、ひとの気持ちに寄り添うような丁寧な芝居で、 見終わった後ほんと心地良かったです。

劇場に入り観劇すると、今とは違う世界が目の前には確かにあって、そのリアルじゃないもうひとつの世界を観ながら、より確かで身近な感情にたくさん触れた・・・・という感じですか。。。

前からいる劇団員さんが良いのはもちろんだけど、去年の秋の演劇祭からTempaで芝居を始めた劇団員さんたちが、この1年で随分と上手くなっていたので、今回はほんと安心して観れました。(…ということは、去年は少し不安だった。。汗))

なぜに、舞監の木村くんと衣装の北風さんが役者なのか、観る前は疑問だったけど、観終わったあとは納得。この芝居には欠かせませんでした。

めちゃくちゃ満足はしてるけど、まだもっと観たい先もあるので。。。

芝居の面白さに役者が追いついて来ているのかな。

ネタバレBOX

近未来の地球を描いたSF的なお芝居だと思って観に行ったら、
実は大きい意味での家族、
そして、身の回りのお話で、身につまされる思いもあり、切なくもあり、温かくもあり。。。
色んな感情が入り混じった後味でした。。。

通る夜・仰げば尊し

通る夜・仰げば尊し

劇団芝居屋

ザ・ポケット(東京都)

2014/11/19 (水) ~ 2014/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

感激しました。
招待で行ったのですが、一番最初に入場させていただきました。いままでも招待で観劇に行きましたが、初めての体験でした。ありがとう御座いました。芝居も解かりやすく見応えがあり、とても良い芝居でした。気が付いたら涙・涙でした。

男肉 du Soleilのマーマレード男子

男肉 du Soleilのマーマレード男子

男肉 du Soleil

シアター711(東京都)

2014/11/17 (月) ~ 2014/11/19 (水)公演終了

満足度★★★★

真剣にバカをやってる
くだらなすぎておもしろいです。
全力でバカなことやってて、
気楽に観られてよかった!

音楽劇(ミュージカル)「赤毛のアン」

音楽劇(ミュージカル)「赤毛のアン」

DGC/NGO 国連クラシックライブ協会

東京国際フォーラム ホールC(東京都)

2014/11/15 (土) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

生演奏は最高だった
主人公クラスの歌や、生演奏は最高だったです

ぼくたちの学校

ぼくたちの学校

演劇企画ハッピー圏外

TACCS1179(東京都)

2014/11/19 (水) ~ 2014/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★

解釈の多様性
大学の男子寮内にある食堂が舞台だ。時は、1972年。沖縄闘争も終焉を迎え、ベトナムからアメリカの地上部隊も撤収した。2月には、京浜安保共闘が、合流して永田 洋子が、赤軍メンバーを粛清したことで非難を浴びたあさま山荘事件が起きた。然し、巷間に流布されたことは事実ではない。(追記後送)

舞台「靖国への帰還」

舞台「靖国への帰還」

ネリム

滝野川会館 大ホール(もみじ)(東京都)

2014/11/14 (金) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

熱演が良かったです
主人公の記憶力は、すごいですね。みなさんの熱演に感動しました。

tag【千秋楽完売!ありがとうございます。】

tag【千秋楽完売!ありがとうございます。】

劇団5454

劇場HOPE(東京都)

2014/11/19 (水) ~ 2014/11/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

何もない日常にある意外なドラマ
初日に観て参りました。
文句なし! ……と言う前に、もうちょっとこれ噛み砕いて考えてみたいなと思わせる舞台でした。
いや、舞台観て、面白くてくすくす笑って、胸にじんときて、文句はないのです。いいです。
でも、もっと考えてみたら面白い。何というか、噛みしめて二度美味しいようなそんな舞台でした。

ネタバレBOX

まだまだ初日なので軽くネタバレですが、何気ない日常の出来事からくるストレスが今回のお題。それと如何に付き合うか……の悲喜交々なのですが、いろんな感情に付随して行くストレスを四角四面に捌いて行く主人公の小島。

私の中にあるストレス観とよく似ていて、数値に変換して自分の中で消化しようと淡々と試行錯誤。この何と言うかこの見た感じの冷静さと実は頭の中パニック?と思わせる不思議なキャラクターが実に魅力的。
それは登場人物全てにも言えて、爆笑する、号泣させられる、そういうものはないけれど、みんな「じわじわくる」人たちばかり。

家に帰る道すがら、家に帰ってから、お風呂の中で、思い返してはくすくす笑ったり、あれはこんな感じなんだなぁとか感心してみたり、二度どころか相当美味しいお芝居でした。
本を読むのに行間を楽しむというのがあるけれど、そういう楽しみをたっぷりと含ませて魅せてくれて、でもストレートにもほんわか胸の温かくなる「よかったなー」と思えます。

間違いなく観て損はなし!
月光条例

月光条例

カプセル兵団

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/11/13 (木) ~ 2014/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★

スピード感
スピード感あるお話、演出、とても楽しかったです。早口で大声のせりふが多いようですので、声を枯らさないように気をつけて最後までがんばって頂きたいです。

LACK.

LACK.

projectDREAMER

小劇場 楽園(東京都)

2014/11/18 (火) ~ 2014/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★

【Aキャスト】観劇
少し浅いかなと思いました。

ネタバレBOX

確か120分と説明があったように思うのですが実際は90分でした。ですから、時計は見ていませんでしたが、後半の演目の後に前半の続きがあるのかと感覚的に思ってしまったくらいだったのですがそのまま終了しました。『ユートピア」が中途半端に感じられたということです。

『ユートピア』(作・演出:菊地史恩)  新宿二丁目辺りで危険ドラッグを売る女、買う女、依存症から救おうとする女の話。

ゲイバーで働きながらもてノンケと言っていた男が幼少時に何かあったと言い掛けたときになぜか遮られてしまい話が膨らまなかったり、看護師の女も、自分も薬物依存症の経験者だったという割には、今も誘惑と戦っているという苦しさが感じられず、何か禁断症状の時期が過ぎれば薬物依存症から完璧に立ち直れるかのような甘い設定であったりして、もう少し深く描いてほしいと思いました。

良く分かりませんが、入院した女がストッキングの上にズボンをはいている絵には少し疑問を感じました。何か事情があるのでしたら、厚手の白い靴下でも履いたら白ずくめにもなり良かったのではないかと思いました。

『病の王国』(作・演出:岩渕幸弘)  父親が恐らく新しい女と出奔し、残された義母と少女の荒んだ生活が最後壊れていく話。

実父がギンギンマンとは、ギンギンの明るい踊りが辛かったです。援交というか売春というか、3万円と8万円の違いに驚きました。

チラシと当日パンフレットで、義父と実母、実父と義母と設定が異なっていることに今気が付きましたが、当日パンフレットを読んで刷り込まれたせいもあるのか、実父と義母の関係で観ていました。でもこの説明の違いはちょっと酷いですね。関係性について説明しないならしない、説明するならするできちんと説明してほしいと思います。

前半と後半の間が異常に長過ぎました。
とけない鎖

とけない鎖

劇26.25団

OFF OFFシアター(東京都)

2014/11/19 (水) ~ 2014/11/23 (日)公演終了

満足度★★★★

見えない鎖
リサ リーサさんの鬼気迫る演技があったればこそ完成されるお芝居。とっても効いていて「鎖」の持つ深み、奥行きが全体に漂い締まっていてとても良かったです。ヒトとしてその場に立たされた時、自分はどう行動とれるか考えさせられました。続編もアリだと思います。

ネタバレBOX

お芝居の重要箇所で流される鎖の音が演出としてとても良かった。
ぼくたちの学校

ぼくたちの学校

演劇企画ハッピー圏外

TACCS1179(東京都)

2014/11/19 (水) ~ 2014/11/24 (月)公演終了

満足度★★★

う~む・・・今ふたつって感じでした
まぁ主人公から見た学生運動の後半期っていう雰囲気は出ていたが、
広く浅く表面をすくっただけのような印象を受けた1時間56分(笑)予定。

ネタバレBOX

上演時間は毎回場内で座席案内&前説をする劇団主宰の言からですが、細かいなぁって(^^) 上演中を除いて場内などの撮影は自由だそうです

作品にイメージしていたのは、普通に大学生活を送っていた主人公=黒ぶちメガネに方言丸出しの田舎出身男子学生さんです(今作では佐渡の出身で両親健在&女子高生の妹がいます)が講義を中止に追い込む学生運動に勧誘される(または反対勢力に加わる)とかして、当時の学生運動の背景説明とか各運動参加者の動機や生活背景が巧みな伏線で描かれていって最後は見事に風呂敷が畳まれた上にサプラ~イズ(ファイヤーボールの執事ロボット風に(^^)とか思えるオチが付く、といった事を期待いていたら。確かに主人公はノンポリでどっちつかずで運動には参加しなかったし各勢力の中心舞台となる男子寮の食堂が舞台で勢力間の争いが展開するのですが、まぁ普通かなって感じの予想のつくオチだったです。
角材にヘルメットの学生運動で設置されたバリケート撤去をする学生自治会に参加していた女子大生(主人公は1年でヒロインは2年生で先輩になります)にひとめ惚れするのですが、そのヒロインは学生運動のリーダーにひとめ惚れしてしまい、それを知った女子大生の友人がコンプレックスから先にそのリーダーの恋人になるという三角関係(主人公入らず(^^;)も薄っぺらかったです。一応主人公がモノローグとか語る狂言回し役もするのですが、自分の身の上ばっかに思えたデス=ここで学生運動の背景とかトリガー事件とか社会情勢+背景など(主人公が知らない情報もあり「当時のボクには知る由も無い世界の話でした」とか言わせてるのもありだと思ったよ)を語らせればもっ~と作品に深みが出たと思ったのですが、しなかったですね。→話のわかりやすさ+深み+楽しみなどが膨らんだと思います。将棋好きのおばさんとか有名俳優の父とその息子さんもキャラが濃くて楽しかったが、おばさんの過去話=GHQのクラブで歌っていて英語がペラペラという設定は膨らませて、俳優親子は濃い分出番調整を加減すべきだったと思います。勝手にウルトラセブンを見に来るイギリス人の少女は日本特撮好きでユニ~クな設定でしたが深堀してなくて残念であった。でラストの盛り上がる三つ巴の勢力争い後の逃亡補助で公安に引っ張られるヒロインはよいとしても、学生運動リーダーの彼女になった女子大生も同時にしょっぴかないと絵面がおかしいですよ~!さっそく次回の公演からヒロインはWで連れ出しましょうよ!すぐ変更できるポイントと思います!!ラストシーンのヒロインとの主人公の再会=虚実不明で判断は観客!=作者に聞くのも野暮ってもんよ♪=は、さすがラノベ作家って思えた良い演出でありました(勝手な思い込み(^^;)。(劇場で本買わないとサイン貰えないかな・・・?今度持ってる著書渡したらサインいただけるかしら?(^^;)



下落合から、とことこ歩いて中野まで歩いていけるのね~。→”インターステラ”の試写会(中野ZEROだったんです)観に行ったんですが、星野之宣はすごいっ!て改めて思い知らされた映画でありました。(意味が知りたいと思いましたら、お気軽にメッセージ下さい(^^)
月光条例

月光条例

カプセル兵団

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/11/13 (木) ~ 2014/11/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

迫力のある舞台
迫力のある舞台でした。演出方法も斬新!
長いところが玉に瑕かもしれません。
スピード感のあるところは、見やすいですが、
戦いではないシーンでは、少し間延びするかな?
ただ主人公がものすごく体を張っているので、
こちらも少し辛いですが、最後まで応援してみることができました。
以前から度々目にする劇団だったので、
勝手にベテランが多いのかと思いましたが、
割と若い人たちのいるカンパニーなのですね。
最後まで駆け抜けてほしいです。

ネタバレBOX

追記。
長いので2回は・・・と思いましたが、
知人の強力なススメ(笑)再度見てきました。
これは別物!?というくらいとても良かった!
すべてのキャストがいきいきと躍動感があって、引き込まれました。
もうチケットはほとんど残ってないそうですが、
なるほど、これはもう一度観たくなる気持ちが分かります。
ラストに向かう高揚感が凄い。
演劇を生で体感することの素晴らしさを感じることができました。

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