ぼくたちの学校 公演情報 演劇企画ハッピー圏外「ぼくたちの学校」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    う~む・・・今ふたつって感じでした
    まぁ主人公から見た学生運動の後半期っていう雰囲気は出ていたが、
    広く浅く表面をすくっただけのような印象を受けた1時間56分(笑)予定。

    ネタバレBOX

    上演時間は毎回場内で座席案内&前説をする劇団主宰の言からですが、細かいなぁって(^^) 上演中を除いて場内などの撮影は自由だそうです

    作品にイメージしていたのは、普通に大学生活を送っていた主人公=黒ぶちメガネに方言丸出しの田舎出身男子学生さんです(今作では佐渡の出身で両親健在&女子高生の妹がいます)が講義を中止に追い込む学生運動に勧誘される(または反対勢力に加わる)とかして、当時の学生運動の背景説明とか各運動参加者の動機や生活背景が巧みな伏線で描かれていって最後は見事に風呂敷が畳まれた上にサプラ~イズ(ファイヤーボールの執事ロボット風に(^^)とか思えるオチが付く、といった事を期待いていたら。確かに主人公はノンポリでどっちつかずで運動には参加しなかったし各勢力の中心舞台となる男子寮の食堂が舞台で勢力間の争いが展開するのですが、まぁ普通かなって感じの予想のつくオチだったです。
    角材にヘルメットの学生運動で設置されたバリケート撤去をする学生自治会に参加していた女子大生(主人公は1年でヒロインは2年生で先輩になります)にひとめ惚れするのですが、そのヒロインは学生運動のリーダーにひとめ惚れしてしまい、それを知った女子大生の友人がコンプレックスから先にそのリーダーの恋人になるという三角関係(主人公入らず(^^;)も薄っぺらかったです。一応主人公がモノローグとか語る狂言回し役もするのですが、自分の身の上ばっかに思えたデス=ここで学生運動の背景とかトリガー事件とか社会情勢+背景など(主人公が知らない情報もあり「当時のボクには知る由も無い世界の話でした」とか言わせてるのもありだと思ったよ)を語らせればもっ~と作品に深みが出たと思ったのですが、しなかったですね。→話のわかりやすさ+深み+楽しみなどが膨らんだと思います。将棋好きのおばさんとか有名俳優の父とその息子さんもキャラが濃くて楽しかったが、おばさんの過去話=GHQのクラブで歌っていて英語がペラペラという設定は膨らませて、俳優親子は濃い分出番調整を加減すべきだったと思います。勝手にウルトラセブンを見に来るイギリス人の少女は日本特撮好きでユニ~クな設定でしたが深堀してなくて残念であった。でラストの盛り上がる三つ巴の勢力争い後の逃亡補助で公安に引っ張られるヒロインはよいとしても、学生運動リーダーの彼女になった女子大生も同時にしょっぴかないと絵面がおかしいですよ~!さっそく次回の公演からヒロインはWで連れ出しましょうよ!すぐ変更できるポイントと思います!!ラストシーンのヒロインとの主人公の再会=虚実不明で判断は観客!=作者に聞くのも野暮ってもんよ♪=は、さすがラノベ作家って思えた良い演出でありました(勝手な思い込み(^^;)。(劇場で本買わないとサイン貰えないかな・・・?今度持ってる著書渡したらサインいただけるかしら?(^^;)



    下落合から、とことこ歩いて中野まで歩いていけるのね~。→”インターステラ”の試写会(中野ZEROだったんです)観に行ったんですが、星野之宣はすごいっ!て改めて思い知らされた映画でありました。(意味が知りたいと思いましたら、お気軽にメッセージ下さい(^^)

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    2014/11/20 07:46

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