最新の観てきた!クチコミ一覧

90701-90720件 / 189909件中
止まらずの国

止まらずの国

ガレキの太鼓

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/12/19 (金) ~ 2014/12/30 (火)公演終了

満足度★★★★

地球のどこか
面白い。95分。

ネタバレBOX

とある中東の日本人バックパッカー宿。長期旅行者のような会話から一変、戦車や軍人が町を行き交い、銃声が鳴り響く。異様な雰囲気の中、飛び出す者や妊娠中の妻に電話をするものも出てくる。朝になっても爆発音がなり、これからのことを考える面々の前に、飛び出したコウジが笑顔で戻ってくる…。

実はポコチン国王の生誕祭?だったというオチがよいかどうかはわからないけど、前半のいかにもな空気感から徐々に不穏な空気へ換えていくのが上手い。言葉がわからず、情報も制限された異国での不安感はかなりのストレスだしね。なんにせよ、スリリングな感覚が味わえた。てか、宿のおばちゃんらはちゃんとに言っとけよと。あと、あれだけシリアスに飛び出したコウジは結局結婚式に出なかったのかと。

日本から離れた地を描き、日本を浮き彫りにするということか。韓国人・ミンを使って深めてもよかったかなとも思う。ただコウジを想うだけの女のようでもったいないなと。
竹田?が日本人に対してぬくぬくしていると批判してたが、何かしたわけでなくそこに居合わせただけで、自分は日本人と別者だと感じるとこがいい皮肉だなと。
体夢-TIME

体夢-TIME

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2014/12/11 (木) ~ 2014/12/23 (火)公演終了

満足度★★★★

芯に流れる劇団魂は不変
長年のファンの方が開演早々帰られたりもして賛否両論渦巻いているという劇団桟敷童子の公演に出かけてきた。これは、知り合った役者もりちえが所属している関係からであるが、劇団としてもなかなか実力のある団体で一度観ると次作もみたくなるという衝動に駆られるからでもある。

粗筋は・・・と書こうとしたが、これがなかなか難しい。人々にレイプされ死んだ女性から生まれた体夢という少年が、未来から時を逆戻りして現れた自分の未来の姿である青二才と狂人2人とともに、世の中にはびこっていた奇病を退治する。というか奇病を抑えこむ不思議なチカラを持っていた体夢が、様々な体験を経て奇病を収めていく。しかし、しかし、奇病というのは人間性の回帰であり、結局は輪廻のごとく繰り返し現れては消えていくものなのであった・・・・というような。そうか、ここからもういつもの桟敷童子の公演とちょっと違うかも。

さて、舞台はというと、いつもの様に桟敷童子色の演技で気持ちは舞台に引きつけられる。のではあるが、話の内容からか、演出の関係からか、時折舞台に流れる心地よい時間というか空間というかリズムというか、そういうものが壊される。それは出演者が突然全体舞踏というような踊りをしたり、スローモーションになったり、客から笑いを取るセリフだったり。まぁ、話が堅苦しくて気を緩めるシーンが無いので意図的に客から笑いをとったり、進行上スローモーションが効果的だったりする箇所もあるわけだが、どれも使い古されてきた手法だけに「桟敷童子もこういう手法を取り入れるんだねぇ」という思いを持ったのは確か。特に全体での踊りというのは、舞台転換や役者の着替え時間が必要という場合にのみ認めるという自分にとってはちょっとガッカリだったかも。しかし、それを除いたら桟敷童子らしさの芯のようなものは確実に舞台を支配していた。
役者の的確適度なテンションとその維持、舞台を左右奥行き高低と3次元にくまなく使い切る動きには、いつもながら感心させられた。
特に、体夢を演じた大手忍はなかなかの演技達者。客演の劇団円の2人の存在感もバッチリ。いやぁ、この2人、アジのある役を演じきっていましたなぁ。もりちえはというと、後半の娼婦役の印象がなかなか強かった。
それにしても、この劇団、今回も誰を主役に作品を演じても舞台をつくり上げることが出来る演技の上手い役者が揃っているなぁと感心させられたのだった。

最後に、今回の舞台、賛否両論が渦巻くというのは分かる。おそらく、全体を流れる筋書きがもっと太く、そして陳腐な演出がなければ否の部分はかなり少なくなるのではないだろうか。今回の公演が、今後更に躍進するための方向転換というか微妙な舵切りになり得たかどうかは、次作以降の舞台ではっきりするだろう。さらなる洗練された演出を期待している。

ひゃく

ひゃく

Bobjack Theater

十条アトリエスペース「TORQUE」(東京都)

2014/12/16 (火) ~ 2014/12/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

7公演目:ハプニングにも
19:00〜
ハプニングにも、想定した違う展開も、流石の対応!

観客の楽しい笑い声が、バックミュージックのように、心地よく、ハーモーニーとなっている。
初めて観た人も、2回目の人も、7回目の人も、ストーリーがわかっていても、何度でも観れる。
まるで、好きな音楽のように、何度でも、何度でも。

その向こうへ

その向こうへ

演劇プロデュース『螺旋階段』

小田原市生涯学習センターけやき(神奈川県)

2014/11/15 (土) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度

はっきり
はっきり言うと微妙
何より役者全員の技量の甘さが何度も見えてうんざりする
折角の話が台無しだと感じ、尻が痛くなった

象はすべてを忘れない

象はすべてを忘れない

ままごと

象の鼻テラス(神奈川県)

2014/12/05 (金) ~ 2014/12/23 (火)公演終了

満足度★★★

昨年に比べると...
昨年の好評を受け、今年もこの催しをやることになろうとはたぶん柴さんは考えていなかったはず。

それゆえの苦労がひしひしと伝わってきた。

好評ゆえの第二弾なのだから大きく中身は変えたくないが、去年と大差ないと私はじめ去年もこの催しに触れた者から不評を買いかねない。

そんな悩める心情が手に取るように伝わってきたのだ。

結果、柴さんが取った道は、たぶん去年いちばんウケた象の鼻スイッチをはじめ数企画のみを残し、ほとんどは新企画で勝負するというもの。

その意気や良し!

ただ、出来映えはと言えば、星の数で示した通り。

私がこの催しに触れるのが去年に次いで二度目であり、一見さんほどには新鮮味を感じにくいことを考慮しても、やはり星は3つ。
高評価はしづらい。

その理由はネタバレにて。

ネタバレBOX

まず、テーマがはっきりしない。

去年から引き継がれた『象はすべてを忘れない』という表題に込められている“記憶”というテーマへのこだわりが、今年は去年よりも薄いのだ。

記憶というテーマが弱まった分、それを補うかのように今年は“旅”というサブテーマが打ち出されており、「○○ツアー」と題された小ツアーがいくつか用意されているのだが、
これもちょっと頂けない。

キャストによるガイド音声が客を不思議なお散歩へと導くツアーが10種近く、キャストが象にまつわる物語を語りながら象がらみの名所へと直接案内してくれるツアーが2種とコンテンツは豊富ながら、内容の重複が甚だしいし、後者のツアーはそれぞれ所要時間二、三十分、前者のツアーも所要時間十分超えのものが複数あるなど、気軽に参加しづらいのだ。

時間が十分以上もかかるとあってはいささかハードルが高く、会場の象の鼻テラスをたまたま訪れた人が参加する可能性は低い。
これでは「演劇とすれ違う」というこの催しの趣旨に反するのではないだろうか?

演劇と無縁に暮らす人々の興味を少しでも演劇に向けることがこの催しの一番の目的であるはずなのに、これではその狙いが果たされない。

それに、音声ファイルがガイド役となる前者のツアーは、客がイヤホンから聞こえてくる声に従い会場付近を一人で歩く羽目になり、とても淋しい。
私も体験したが、一人行動には慣れっこ(爆)の私でさえ冷え冷えした気持ちになったほどなので、一見さんがこのツアーを体験した場合の心淋しさといったら想像するに余りある。

新機軸としては他に短編演劇の上演があり、上演がある日を選んでテラスに出向いた私はこれを鑑賞。
しかしながら、短編演劇というよりは“寸劇的余興”といった感じで、正直、食い足りなさが残った。

この公演を観るためだけにわざわざ横浜まで来た人も大勢いたようだが、果たして彼らは満足したのだろうか?

さらに言うなら、二十分という上演時間は演劇ファンには短くても、たまたまテラスに立ち寄った、これから演劇に出会うべき人にとってはやや長く、これもやはり「気軽に楽しめる」代物だとは言い難い。

事程左様に、新規の企画で大成功に終わったものは一つもなく、それが星3つの所以。

「出前ダンス」「出前紙芝居」など、去年は気軽に楽しめるコンテンツがもっと多く、たまたまテラスにいた皆さんがどんどん「注文」を出して「演劇とすれ違」っていたのに、なぜあれらの企画をなくしてしまったのだろう?

なくなったと言えば、私が去年最も感銘を受けた企画「人間モニュメント」が消えていたのも惜しまれる。

象の鼻テラスの所在地・横浜の港を彩るモノたちをテラス内外に散ったキャストたちが一斉に身振りで表し、しばし静止するあの試みは“記憶の形象化”の試みといってよく、テーマに合致しているし、何より、夕闇に浮かぶキャストたちのシルエットがとても美しかった。

去年から大幅に中身を変えた柴さんの気概は
素晴らしい。

とはいえ、やはり、いいモノは残しても良いではないだろうか?

中身の変化が乏しいと私のような演劇好きが文句をつけるかもしれないが、ゾウノハナシアター目当てでなくたまたまテラスに寄った人が何年も連続でゾウノハナシアターに触れる可能性はかなり低い。

ならば、優良な企画はマイナーチェンジをつけさえすれば連年やってもさして問題はないはず。

私はそう思いました。
一遍

一遍

風雲かぼちゃの馬車

相鉄本多劇場(神奈川県)

2014/10/09 (木) ~ 2014/10/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

ここしかない
神奈川県で劇団といったらここしかないイメージ
期待通りの面白さ、そして裏切りがあり素晴らしい
書くこともなくなるほど

ダキニ城の虜

ダキニ城の虜

舞台芸術集団 地下空港

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2014/12/16 (火) ~ 2014/12/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

見ました!
ダキニって何だろうと思いながら観てきました!!
笑いあり感動ありで個人的には今までみてきたなかで一番面白かったです
長い時間の作品なのかなと思っていましたがあっというまにすぎさって観にきて良かった♪と

ミスターペロペロマン

ミスターペロペロマン

劇団洒落乙。

STAGE+PLUS(大阪府)

2014/03/06 (木) ~ 2014/03/08 (土)公演終了

満足度★★★★

また見たい
面白かったです
タイトルもなにか深いものを感じました。。。
これからも頑張ってほしいです

止まらずの国

止まらずの国

ガレキの太鼓

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/12/19 (金) ~ 2014/12/30 (火)公演終了

満足度★★★★

治安
治安の悪い国で、実際にあんな事になってしまったら、
怖いですよね。近くに日本人の仲間が、いるから
少しは、気が巻きれますが•••

ネタバレBOX

最後のオチは、なんだ、大統領を祝う祭りか
DEAR MY DARLING

DEAR MY DARLING

DACTparty

カフェ+ギャラリー can tutku(大阪府)

2014/12/20 (土) ~ 2014/12/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

大好きなお芝居でした♪♪
主人公の境遇は切ないんやけど、ほのぼのして、暖かい気持ちになる、とても良いお芝居でした♪♪『このまま感動するお話に行き着くんやろな~っ』と思ってたら、もの凄く重いテーマへと導かれて行きます!『え!?そんな展開に!?』って意表を突かれました(^-^ゞそれでも終演後、このお芝居の余韻がとても気持ち良くて心地良いのは、出演されてるSun!!さんによるところが大きいんやと思います★☆開演前からとってもお茶目で客席を和ませてくれるサービス精神も素晴らしい♪素敵な女優さんですね(^-^)vSun!!さんを見るのは『スーパーふぃくしょん』に次いで2回目ですが、雰囲気が全然違います☆女優としての表現力がハンパないんでしょうね♪本当に素晴らしい女優さんやと思います★☆櫟原将宏さんが、その分抑えた演技をなさってて、とてもバランス良いお芝居になってました(←この解釈合ってるのか?(笑))
ただ、カフェのカウンターなどを有効に使うお芝居を期待してたんで、あのスペースが客席になってたのは少し残念でした(^-^ゞ
年の暮れに、こんな素敵なお芝居に出会えて、幸せな気持ちでいっぱいです★☆ありがとうございましたm(__)m★☆

紫式部ダイアリー

紫式部ダイアリー

パルコ・プロデュース

森ノ宮ピロティホール(大阪府)

2014/12/11 (木) ~ 2014/12/21 (日)公演終了

満足度★★★★

観てきた!
明日休みだ、劇見よう⇒以前見た劇場のパンフもらった面白いのないかな?⇒紫式部ダイアリー⇒いいね!⇒チケット取れない。。。⇒キャンセルOKチケットゲット。                                                  って、ことで、観てきました。面白かったです。私の劇へのこだわり、間はよかった。演じる人がその人物をしっかりとイメージしてなりきれているということですよね。ただ、セリフに合わせて動くだけでは、その人ではなく、私たち観客側にも演じている事を意識させてしまい、興ざめとは言いませんが、違和感を与え続けます。その点、斎藤さん・長澤さんは良かったですね。また、三谷さんの脚本ということで、期待していました。この登場人物の文学作品を少しかじった程度でしたが、そのネタが散りばめられており、面白かったです。もちろん、知らない・読んだことないという人にも楽しめるようになっていました。                                      舞台装置もなかなかこ憎い感じです。ただ、視点視覚転換は出し惜しみなく使っても良かったのではと少し思いました。って、これネタバレ?セーフ!   約90分楽しかったです。舞台はこうでないとでないと。まあ、有名になると、懐への攻撃も大きいですがw価値あり!

新しい祝日

新しい祝日

イキウメ

ABCホール (大阪府)

2014/12/19 (金) ~ 2014/12/21 (日)公演終了

満足度★★

新しい祝日
こんな説教臭いイキウメは観たくない。もっと芳醇なものをみせてください。複雑な後味が残るものをみせてください。

絶対女王

絶対女王

劇団EOE

ウッディシアター中目黒(東京都)

2014/12/19 (金) ~ 2014/12/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

輝くエース
器一杯の水を、小さな器に入れ換えようとすれば、水は溢れてしまう。一杯になった水は、より大きな器に移してやらなければならない。本劇団の絶対エースは、器一杯になった後も、小さな器で頑張ってきた。多くの同志たちが、やむを得ない事情で夢破れ去って行き、器はどんどん小さくなるばかりであった。特にこの一年、舞台がやや精彩に欠けていたことは否めないであろう。しかし、今回は違った。EOEとしては初めて多数の客演を使い、絶対エースに相応しい器、舞台が出来上がった。特に今回は松井、鷹野というエースと同世代で共に切磋琢磨し合える新しい同志たちができた。脇を固める客演たちも実力者揃いである。
これで絶対エースが覚醒しない筈がない。ようやく相応しい大きな器に移された訳である。とにかく今回の輝きは尋常ではない。命を燃やす輝きと言っても過言ではあるまい。
今回の公演を以って、絶対エースは劇団EOEを一旦修了となるが、今後はさらに大きな器が与えられ、さらなる輝きでファンに元気を与えてくれるものと期待している。
平澤さん、まずはこの5年半お疲れ様でした。


MET

MET

PAPALUWA

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/12/19 (金) ~ 2014/12/23 (火)公演終了

満足度★★★★

☆4.0
(ネタバレ欄に書きます)

ネタバレBOX

面白かったです。
ただ冒頭の、全員で走りながら、一人一人セリフを言っていくシーンが、早口過ぎるのか、あるいは個々の声量に比べて、音楽の音量が大きいせいか、せっかくの大事なセリフが(全員ではないですが)聞き取りづらい人が多く、ちょっともったいないなと思いました。
ひゃく

ひゃく

Bobjack Theater

十条アトリエスペース「TORQUE」(東京都)

2014/12/16 (火) ~ 2014/12/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

6公演目:12人
出演者は、11人ではなく、12人のよう。そんな自然なお芝居。

劇場にいながら、タイムマシン+どこでもドアで、過去や、いろんな場所へ連れて行ってくれるような感じ。
楽しく、おもしろく、連れていってくれる。
そして、ほろっと。

勝てば官軍

勝てば官軍

創像工房 in front of.

慶應義塾大学日吉キャンパス塾生会館(神奈川県)

2014/12/19 (金) ~ 2014/12/21 (日)公演終了

満足度★★★★

未熟の中に眠るもの
 少女たちは、自分の居場所と自分自身を探す為に、教育委員長の娘をリーダーに立てて、「革命」を叫ぶが、明確で具体的な目標は見えず、情報収集も不十分な上、ホントに自分というものを理解していなかったリーダーの下、傷つくことしか出来なかった。

ネタバレBOX


 このような結果を招く中でリーダーとしての素質を示したのは、最も貧乏で皆から馬鹿にされ、ハブられてきた少女だった。彼女は知っていたのだ。自分達が、対他存在であるということを。そして、自分とは、そのような他者との関係の中で自分が選びとったもの・ことの結果の総体であることを。
 未熟な少女たちが、方法論も確立せず、力ある者に向かってゆく気持ちばかりが空転させられる様は、悲痛であるが、そのような経験を通して成長してゆく様が描かれていて好感を持った。
ジャングル ~柔和なジャングルの猛者~

ジャングル ~柔和なジャングルの猛者~

IQ5000

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/12/19 (金) ~ 2014/12/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

深いな~
IQのお芝居はだいたい好きなのだが、今回の作品は本当によかった。

パワーマイムのおもしろさも存分に味わえたし、今回は特に一人で複数の役を演じる手法(これ、なんだか名前があったと思うが思い出せません、ご存知の方教えてください)の演出がよくて、おもしろかった。

ばかばかしい設定の中に、風刺や問題提起が無理なく組み込まれ、観終わった後の気持ちのよいカタルシス、IQならではの魅力をたっぷり味あわせていただいた。

ネタバレBOX

今回見ていて感じたことはキャラクター(部族)がそれぞれとても魅力的だったこと、
中でもサル族、ダチョウ族のパフォーマンスは大好き。
トマレ族のしょうもなさに笑い、ピダハーン族の存在に心あたたまるものを感じ、アマゾーンネスにうまれた男の子の処遇の采配に心打たれた。

後日追記するかもしれないけれど。
シカク

シカク

企画演劇集団ボクラ団義

サンモールスタジオ(東京都)

2014/12/18 (木) ~ 2014/12/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

劇場内はお静かに。
音や光やセットがいつも舞台をより盛り上げてくれますが、今回は暗闇と静寂が特に効果的に使われてました。劇場さんにも協力して貰って良い環境を作ろうとする徹底っぷり。冒頭から静寂のシーンがすっごい重要で本っ当に良いシーンなので観劇の際には是非、本気で消音対策推奨舞台です。

神家1/2

神家1/2

(有)マッチポンプ調査室

東演パラータ(東京都)

2014/12/18 (木) ~ 2014/12/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

なんて面白い舞台!
衝撃的な作品でした。一体自分がどういった話を目の当たりにしたのかわけがわからなくなりました。(いい意味です!)
ある一人の女性の人生を奥の奥までえぐるように覗いてしまったような、罪悪感が湧き上がってくるほどでした。
とても分かりやすくはじまった冒頭から想像もつかないラスト。
ひとりひとりのキャラクターが立っていて、「こういう人たちと出会いたかった!」と思うくらい、愛すべきキャラクターたちがたくさん出てきます。
個人的に、ケンタウロスがたくさん出てきてよかったです。

 とにかく笑わせていただきました。
まさか、殺陣シーンで声出して笑ってしまうとは思いませんでした。
本当はもっと奥深いストーリーがあるのだと思いますが、笑いあり・シリアスありで とにかく衝撃的なシーンが多く、一度観たくらいではストーリーを理解するまでいきませんでした。
なんて面白い舞台を観てしまったのだろうと思いました。
また観たいけど、いろんな意味で怖いような、そんな舞台でした。

※(追記)ラストに流れてた歌がとても素晴らしかったのですが、誰の歌なのでしょうか。気になります。

いきたしと思えども

いきたしと思えども

劇団肋骨蜜柑同好会

池袋GEKIBA(東京都)

2014/12/18 (木) ~ 2014/12/21 (日)公演終了

満足度★★★

ファンタジー
夢か現か

ネタバレBOX

故郷で同級生を待っているサクラのところに何人かの同級生が数年振りに訪ねて来て、その中の意中の人ツキヨともう離れたくないとの気持ちから、思い余って殺してしまうような、不思議の国のアリスとゴドーを待ちながらと木綿のハンカチーフを一緒にしたような60分強のファンタジー。

ですから、本当に殺したのか、夢の話なのかは分かりません。

トランプは花札に代わっていました。いきたしとはなんぞや、行きたしのようでした。舞台に引いた斜めの線は一本道のようで、行ったきり戻ってこない、待っていても来ないという印象を受けました。

空き缶の腕、傘の片足、ペットボトルの片足、Alice to BobのBob人形は存在感がありました。

このページのQRコードです。

拡大