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Sの悲劇【全日程終了致しました。ご来場有難うございました!】

Sの悲劇【全日程終了致しました。ご来場有難うございました!】

Sun-mallstudio produce

サンモールスタジオ(東京都)

2015/01/07 (水) ~ 2015/01/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

本格ミステリーを堪能
久しぶりに、演劇で本格ミステリーを堪能させて頂いた。
重厚な話ではあったが、途中笑いの要素も多く、推理以外も楽しめる。
以下、公演中なのでネタバレで。

ネタバレBOX

伏線を張っていた部分も多く(オープニングの無声会話等)、観劇後にも色々と考え楽しめました。
ラストで2転、3転するシーンは非常に展開が早く、最後まで犯人は分かりませんでした。(個人的には、犯人があの人だと、本事件前にいくらなんでも気づくのではとも思いましたが・・・。)

また各役者さんは、非常に演技力が高い方が多く良かったです。
ミステリー作品には、特に演技力が求められると思いますので。

みまさんの劇中の歌も想像以上でしたし、美津乃さんの贅沢な起用法も
良かったです。

非常に重厚で楽しい本格ミステリー作品を堪能させて頂きました。


スタニスラフスキー探偵団

スタニスラフスキー探偵団

創作ユニット スタニスラフスキー探偵団

明石スタジオ(東京都)

2015/01/08 (木) ~ 2015/01/12 (月)公演終了

満足度★★


上演時間110分、開演15分遅れ。舞台関係者側の話で、入っていけなかった。

奇跡の年 ANNUS MIRABILIS

奇跡の年 ANNUS MIRABILIS

趣向

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2015/01/10 (土) ~ 2015/01/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題1353(15-001)
14:00の回(快晴)。少し早めに行って海をみる。

「旧体(2011/5@大スタジオ)」から4年弱、一巡りしたように感じます。

13:15受付(整理番号付、セット券の場合、旧体のチケットも渡されます)、ロビー開場、スタッフにワカヌさん。13:30開場、自由席。木製の机、少し離れてソファ、天井から電球(15本くらい)。13:55前説(アナウンス、110分)、14:04客席後方から男...開演~15:49終演、PPT15:53~16:15、ゲストは大学時代の先生。終演後、台本と旧体DVDを購入。

セリフがちょうどよい深さで宇宙空間のような闇の中、響き(座ったのは前方席)、抑えた照明、ムーブメントがシーンの輪郭を際立たせています。

時間を超えた女といえば「時をかける少女(筒井康隆)」「エマノン(梶尾真治)」。当パンに「SF小説に影響されて」という表現があったのでオノマさんに訊いてみました...好きなSFは...で「レム(はポーランドの作家ですね「ソラリス」「エデン」「星からの帰還」等々)」という答えは予想しなかった作家でした(先月、KARAS(勅使川原さん)の「ハリー」のために再読したのがレムの「ソラリス(新約版)」でした)。

「時間が止まった」ということを1905年のアインシュタインはどう解釈するのでしょう。宇宙が膨張することをやめたのか、時間を刻む歯車の役目が終わったのか、「女」は「すでにあった過去」であるこの「時」になぜやってきたのでしょう。そんなことも考えながら観ていました。

扇田さんらしい動き、舞台の奥、手前、客席両サイド、2階と空間を縦横に使った演出。

調べてみると。
斉藤さんは「三月十一日の夜のはなし(2012/3@ST&2013/1@COREDO)、てがみ座の作品。和田(真)さんは「MIMICRY(2010/6@アシベ)」と同じくてがみ座の作品。和田(華)さんは「班女/弱法師(2013/6@d-倉庫)」「PARADE~終演の詩(2014/6@pit)」。桑原さん(衣裳で)は「迷迷Q(2014/4@アゴラ」..BATIKトライアルvol.12も?こいけさん「ベルナルダ・アルバの家(2011/9@X)」。池田さん「空から降る小さな愛(2014/10@みゆき館)」。大川さんは、同じ横浜で「男子校にはいじめが少ない?(2014/11)」。小林さんは「短篇集:ノスタルジア(2014/7@APOC」「Speciality(2013/5@スターパインズ)」「漂着種子(2013/2@楽園)」。

Break a Leg!!

Break a Leg!!

劇団禄盟漢

シアターシャイン(東京都)

2015/01/10 (土) ~ 2015/01/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

笑いと感動
アクシデントがアクシデントを呼ぶドタバタコメディ。だが、劇団の熱い想いも
加わり、笑いの中にも感動的でもありました。
以下、公演中なのでネタバレで。

ネタバレBOX

まず、脚本が面白い! あちこちにある伏線を少し強引でもありましたが、
上手く繋ぎ合わせラストに繋げるあたりが見事でした。
多くのシーンで笑わせてもらったが、公演を続けようとする舞台監督の熱い想いとそれに賛同していく他の関係者の想いには、ありがちな光景とは思いながらも、すごく感動的でもありました。
この劇中での劇団「灯の車」も応援したくなりました(笑)

各役者さんも魅力的で、舞台下での声だけの演技も面白く、舞台の使い方も
楽しめました。
初観劇の劇団さんでしたが、次回公演も楽しみです。

個人的に、2015年の初観劇でしたが、良い作品が観れました!
月見草

月見草

劇団ヌカヅキ

北池袋 新生館シアター(東京都)

2015/01/08 (木) ~ 2015/01/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題
10日の夜の回と、リピートで11日の夜の回を観てきました。このコメントを読んでいてまだ公演を観ていない方がいましたら、是非、ご覧になられることをお勧めします。もちろん私個人の意見ですが、どうか小劇場は嫌いだと言わずに観にいってほしい、そして役者や衣装や舞台装置の粗探しをせず、ただ素直に感じてほしいです。そんな余計なことに神経をつかわず、そこに、いま確かにあるものを、その美しさにどうか触れてほしいと、思います。派生団体は母体となる団体やその他の派生団体と比べられやすく、また、旗揚げ公演とうたうと必ず突き刺さるような厳しい意見を置いていかれる方も多いです。でもどうか、人の意見に流されることなく、自分が観たいと思うものを観ていただきたいです。私は今回、知り合いがいたため以前から公演のことを知っていましたが、もし誰も知り合いがいなくとも宣伝物だけで観に行きたいと思ったでしょうし、今と同じように、行ってよかったと思えたでしょう。とても、美しい作品でした。

タコの娘

タコの娘

ハイブリッド渾沌

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2015/01/09 (金) ~ 2015/01/12 (月)公演終了

満足度★★★★

強引に魅せつける!
なんとも不思議な舞台だった。
だれに出されたお題なのか、タコの親父と人間の母親の間に娘が産まれ、、という無茶な設定を、散りばめられたアイデアと、そこかしこで展開される踊りで、強引に魅せつけてくれた。
まるで、コミックの世界でしか表現できないようなストーリー展開なのだが、なぜか受け入れて観てしまう。すごくユニークな劇団でした。
あと書かないほうがいいんだろうけど、ボレロは、そりゃさすがに無理だろうと思った。だけどその力業が魅力なのか。また観に行きたいです。

月見草

月見草

劇団ヌカヅキ

北池袋 新生館シアター(東京都)

2015/01/08 (木) ~ 2015/01/12 (月)公演終了

満足度★★★

色々な愛
恋愛は今も昔も、想う人には想われず、想わぬ人に想われて・・切ないなぁと思いました。そして自分の事を犠牲にしても相手を大切に思う気持ち・・無償の愛は殊更に切ない気がしました。旗揚げ公演との事で、演技が硬い感もありましたが、ストーリーの雰囲気もあり一生懸命さも感じました。真面目な劇団という感じがして、好印象でした。

猫忠臣蔵

猫忠臣蔵

片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/01/04 (日) ~ 2015/01/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

2回目の猫忠臣蔵
前回の観劇は初日だったと言う事もあり、緊張していたのだと言う事もあるのか?演者さん達の動きが少し硬かったですが、終盤と言う事もあって、かなり伸び伸びとダイナミックになっており、更に磨きがかかっていました。
アドリブも増え、動きも予想を遥かに超える作品になっていて、見ごたえ感が抜群でしたね。一度、観劇していると言う事もあって内容が分かっているので安心して観ていられました。色々と考えさせられる劇でした。ダンサーさんの舞いはお勧めポイントですよ!!

紫式部ダイアリー

紫式部ダイアリー

パルコ・プロデュース

JMSアステールプラザ 大ホール(広島県)

2014/12/27 (土) ~ 2014/12/27 (土)公演終了

満足度★★★★★

もみじまんじゅう
2人芝居という知識だけで観劇に行ったが、面白かった。
まるで、今の職場を映し出しているような気がして、励みになりました。

ネタバレBOX

バーにある、高い椅子は私も苦手です。

清少納言のあからさまな嫌味をスルッとかわす紫式部。
そんな紫式部にも和泉式部が控えている世代交代に、今も昔も一緒なのかと前向きな気分になれた。
清少納言の寛大な心があってこそ、紫式部は自由でいられる?
やがて、紫式部も寛大になり、和泉式部が自由であるように導くのか?
その流れが常ならば、私もその流れに乗れるはず!

今回は、ツアー楽日のため三谷幸喜さんが無理やり檀上させられてました。
そして、上演中のカクテルのつまみが「もみじまんじゅう」でした。
大阪や東京はなんだったのだろう?

斉藤さんの舞台挨拶は、長澤さんを褒めているのに、清少納言と紫式部のやり取りがチラついている私には、本心?と、疑いが・・・(笑)
今年ラストの観劇に満足です。
猫忠臣蔵

猫忠臣蔵

片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/01/04 (日) ~ 2015/01/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

初めてのよろきん
思ったより小さな劇場で舞台が近く、目の前で繰り広げられる様は圧巻。
前半はコミカルなタッチで会場を笑いで沸かせたと思いきや
後半ではシリアスで感動的な場面になり、とてもバランスの取れた内容に
まとめられていました。
同時間に吉原万灯と汚泥河童のキャストが入れ替わりで行われていたが
それを全く感じさせないと言うのは大変だったと思います。
よろきん名物?ダンサーさんの華麗なる舞いも魅力ポイント。
来年も期待です!

ネタバレBOX

この劇は田堯がキーポイントで配役に間違いは無く
とてもリアルに演じていました。
ここがリアルでないと何だったんだろ?と思ってしまったかも知れません。
また猫役の演者さんの動きは正に猫そのものであり、努力が伺えました。
毒花ーDOKKA-

毒花ーDOKKA-

危婦人

駅前劇場(東京都)

2015/01/08 (木) ~ 2015/01/13 (火)公演終了

満足度★★★

昭和のかほり。
「大映ドラマ」チック漂う昭和な印象。

主演女優の方の声の掠れ具合が、聞いていて気になるをすっ飛ばし気の毒になるほど。

他の役員陣が芸達者だっただけに、何だかもったいない。

小ネタは個人的には良かったと思うが、いかんせん、芝居時間が長い。もう少し、削るところはなかっただろうか?

初春花形歌舞伎

初春花形歌舞伎

松竹

新橋演舞場(東京都)

2015/01/02 (金) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★

海老
海老蔵が思った以上に良かったです。
ストーリーは、強引でした。
人間関係も、かなり強引で無理があるんじゃないか?
中村獅童は、テレビで観た方が良い様な感じがしました。

ネタバレBOX

秀吉が天下を治める時代。
権勢を誇る秀吉が寵愛する宝物を盗み取ろうとした天下の大盗賊石川五右衛門。
そこで出会った茶々、秀吉と五右衛門の数奇な縁…。
さらには、海のはるか彼方から現れたワンハンにさらわれた茶々を救うため、五右衛門は大陸に渡る
新しい祝日

新しい祝日

イキウメ

ABCホール (大阪府)

2014/12/19 (金) ~ 2014/12/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

永遠の祝日・・・
爽快な気分で劇場を出ることが出来ないのがイキウメらしさ。と、私は思う。
今回も、1ヶ月以上経つのに色々なシーンが思い浮かび、考えさせられています。

ネタバレBOX

段ボールでできた机や椅子。劇場に入り、舞台を観るだけでドキドキしてきた。
私自身、忙しすぎて何のために日々暮らしているのか分からない状態で観劇したものだから、道化の言葉が心に刺さった。

赤ちゃんにとって、母と父(「慈愛」と「権威」)の行動はあんな感じなのだろうか?と、そんな視点で考えたことがなかったので、苦笑してしまった。
そして、その世界で生きるために「真実」から目を背けるしかない状況に追い込まれていく。
部活で表現される集団行動。折り紙の折り方で表現される出世。
そんなに好きでもないけど、まぁいいか・・・みたいな妻が「愛憎」という役名なのがしっくりきて(笑)

現実世界をちょっと違った視点でみる閃きは、前川さんだからできるのだろうと、大阪まで観に行った価値を感じました。
私も立ち止まってしまうと、道化にあの世界へと誘われてしまうかも・・・。

猫忠臣蔵

猫忠臣蔵

片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/01/04 (日) ~ 2015/01/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

作品世界を理解する為には、3作品とも見ねば駄目かと!?
1月10日18:00の回を観て来ました。

萬屋錦之助一座「ざ☆よろきん」さんの公演は初めてだったのですが、面白かったです。

前半はギャグっぽい描写が多く、アドリブ大爆発と言った感じも見られたのですが、後半に行くに従い、ドンドンシリアスになって行き、最後は場内すすり泣きの音が聞こえるという感じでした。

歌舞伎を普段から目にする人間として、この作品の遊女達を見た印象を書かせていただくと…。
歌舞伎で描かれる遊女は、過剰に美化されている部分もありますが、本作では人間的な部分を描いており、その部分では好感が持てました。

この
「猫忠臣蔵」
と言う作品自体は、物凄く面白いものでした。

ストーリー的にも、俳優さん達の演技も、ダンサーさん達の踊りも良かったです。

ただ、3館同時上演と言う画期的な試みの影響もあってか、
「あれ、もう少しこのキャラが登場しても良いのにな?」
とか。
「もう少し、この場面についての説明がないと、ちょっと分かりづらいなぁ。」
と言う部分は正直有りました。

「本当に作品世界を正しく理解する為には、3作品ともご覧になる必要が有るなぁ…。」
と言うのが、観劇後の正直な気持ちです。

あと、本編には関係ない事なんですが…。
出演者の方が多いので、顔写真付きの公演パンフを作っていて欲しかったですね。
それは残念な所でした。

ただ、日本演劇界でも画期的な試みに立ち会えたのは、幸せな事だったと思います。

汚泥河童

汚泥河童

片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/01/04 (日) ~ 2015/01/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

良かった…>_<…
正直、タイトルからそんなに期待してなかったのに、はじめからどんどん引き込まれて、気がついてみると、笑ったり、泣いたり。
とにかくよかったです。
与平さんの温かい人柄。
メロメロです。
河童の、お母さん好きだ〜(o^^o)
3人の幽霊ちゃんも可愛かった。
今日の千秋楽もすでに満席ということなので、またぜひ再演待ってまーす

Break a Leg!!

Break a Leg!!

劇団禄盟漢

シアターシャイン(東京都)

2015/01/10 (土) ~ 2015/01/12 (月)公演終了

満足度★★★★

小劇団の舞台裏
 小劇団、灯の車は、3.11と続く人災3.12で公演を中止せざるを得なかった。

ネタバレBOX

その後、3年10カ月を経て再演を果たすが、本番初日、主演の蓮司は足首を捻挫。何とか歩くことはできるものの、楽屋と舞台を結ぶ梯子の上り下りが出来ない。
 開演迄の時間は30分。シーンの入れ替えなどでデハケの調整をし、段取りの再確認を行っていざ、暗転。ところが、明展した舞台には、ヒロインが居ない! 辻褄合わせをして行くうちに、ストーリーは、完全にシナリオから外れてしまった。
 3年10か月前同様、途中で、中止するという方向に動き出したかに見えた舞台であったが、舞台監督の森島は、続行を強く主張、このシーンの演技の熱さが、今作のハイライトである。数々の破綻を必死に取り繕う内容と、原作を芥川作品として、それを翻案したオリジナル脚本にしていたことのみを観客にインフォメーションでながしていた、という設定になっている点が、大きな流れとしては、楽しめる作品にしている。
TEAM SHIMaaaN

TEAM SHIMaaaN

しまぁ~ん共和国

小劇場B1(東京都)

2015/01/06 (火) ~ 2015/01/11 (日)公演終了

満足度★★★

新春福袋公演
3チームによるオムニバス…と思いきや、刑事(部屋)ものの長編コントを軸に2編の関連したエピソードを挟み込んで1つの物語とする構造。
そこに歌やダンス、アクションまで組み込んで、まさに“福袋”のよう。
軸となる「捜査一家」はドタバタ色が濃いが、女性作家の筆によるコメディパート「ゆうなと僕」と女性陣によるアクションパート「地下ガール」が箍となって締めているのが構成の妙、ヤるなぁ。
ただ、開演時刻を過ぎてからの録音による前説、楽屋落ち気味でグダグダだし、4分半近くもあるのは長過ぎ。
開演定刻前から流して本編が定刻にスタートするならいざ知らず、定刻を過ぎてからさらにそれだけ待たせるのはいかがなものか?
なお、修羅場気味の状況下で激昂せず冷静に状況を分析して話しながらサラリととんでもないディスりを入れる妻は水野以津美嬢のキャラに合っていたような…(笑)

ミュージカル 毒薬と老嬢

ミュージカル 毒薬と老嬢

劇団ゆらじしゃく

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2015/01/10 (土) ~ 2015/01/11 (日)公演終了

満足度★★★★

因果律も
 1970年代のブルックリン。この街の郊外に住むブルースター姉妹は近所で評判のお人好しおばあちゃんである。何しろ、身よりがなく困った人が訪ねてくれば、部屋を無償で提供するばかりか、食事の世話迄してくれる。

ネタバレBOX


 おまけに小さい頃に両親を失くしたテディー、アメリの兄妹を引き取り育てているが、彼らは、彼女らの甥と姪にあたる。テディーは自らをヒトラーと信じているが、周囲は、彼に合わせている。アメリは、新進劇評家であるが、隣家の息子、ブライアンの恋人で、プロポーズされているのだが、仕事を取るか、恋を取るかで悩んでいる。
 というのも、彼女は、ブルースター姉妹の秘密を発見してしまったからであった。その上、10年間も失踪していた兄のジェラルドが、いきなり死体を連れて戻って来たのだ。
(追記するかも)
『キヨとゴーダ』

『キヨとゴーダ』

荒川チョモランマ

劇場MOMO(東京都)

2015/01/09 (金) ~ 2015/01/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

世代間戦争
若者よ、選挙に行きなさい!

ネタバレBOX

身寄りのない子供に生活の場を与え教育を施す寄宿舎が実は少年兵を育てる施設だったという話。大人たちによってマインドコントロールされた少年少女は兵隊要員か、それとも自爆テロ要員にさせられて命を落とすことになるのでしょう。

敵国に空爆され施設は破壊されました。懲りない大人たちは施設を再建てまた儲けようとしましたが、施設にいた少女が爆弾を作って彼らを殺しました。少女は怒りました。

臓器提供させられるためにクローン人間の子供たちが育てられる寄宿舎を描いた多部ちゃん主演の『わたしを離さないで』(2014年4月~5月)を思い出しました。

キヨという大人の言うことを聞かずに追放された奔放な少女が結局は自立した人間だったということでもありましたが、戦争に行かされるかもしれず、将来年金額が減らされるかもしれない20代、30代たちが団塊の世代前後の戦争にも行かず年金を享受している世代との世代間戦争に爆弾を使わずに勝つためには選挙に行って自己主張するしかありません。
ミハイロフスキー劇場バレエ(旧レニングラード国立バレエ)「海賊」

ミハイロフスキー劇場バレエ(旧レニングラード国立バレエ)「海賊」

光藍社

東京文化会館 大ホール(東京都)

2015/01/08 (木) ~ 2015/01/09 (金)公演終了

満足度★★★★★

豪華絢爛
これまでに男だけのバレエのような邪道なものは何度か見たことありますが、本格派は人生初。豪華絢爛なステージに大感激。バレエの公演がこんなに盛り上がるものとは知りませんでした。

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