奇跡の年 ANNUS MIRABILIS 公演情報 趣向「奇跡の年 ANNUS MIRABILIS」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題1353(15-001)
    14:00の回(快晴)。少し早めに行って海をみる。

    「旧体(2011/5@大スタジオ)」から4年弱、一巡りしたように感じます。

    13:15受付(整理番号付、セット券の場合、旧体のチケットも渡されます)、ロビー開場、スタッフにワカヌさん。13:30開場、自由席。木製の机、少し離れてソファ、天井から電球(15本くらい)。13:55前説(アナウンス、110分)、14:04客席後方から男...開演~15:49終演、PPT15:53~16:15、ゲストは大学時代の先生。終演後、台本と旧体DVDを購入。

    セリフがちょうどよい深さで宇宙空間のような闇の中、響き(座ったのは前方席)、抑えた照明、ムーブメントがシーンの輪郭を際立たせています。

    時間を超えた女といえば「時をかける少女(筒井康隆)」「エマノン(梶尾真治)」。当パンに「SF小説に影響されて」という表現があったのでオノマさんに訊いてみました...好きなSFは...で「レム(はポーランドの作家ですね「ソラリス」「エデン」「星からの帰還」等々)」という答えは予想しなかった作家でした(先月、KARAS(勅使川原さん)の「ハリー」のために再読したのがレムの「ソラリス(新約版)」でした)。

    「時間が止まった」ということを1905年のアインシュタインはどう解釈するのでしょう。宇宙が膨張することをやめたのか、時間を刻む歯車の役目が終わったのか、「女」は「すでにあった過去」であるこの「時」になぜやってきたのでしょう。そんなことも考えながら観ていました。

    扇田さんらしい動き、舞台の奥、手前、客席両サイド、2階と空間を縦横に使った演出。

    調べてみると。
    斉藤さんは「三月十一日の夜のはなし(2012/3@ST&2013/1@COREDO)、てがみ座の作品。和田(真)さんは「MIMICRY(2010/6@アシベ)」と同じくてがみ座の作品。和田(華)さんは「班女/弱法師(2013/6@d-倉庫)」「PARADE~終演の詩(2014/6@pit)」。桑原さん(衣裳で)は「迷迷Q(2014/4@アゴラ」..BATIKトライアルvol.12も?こいけさん「ベルナルダ・アルバの家(2011/9@X)」。池田さん「空から降る小さな愛(2014/10@みゆき館)」。大川さんは、同じ横浜で「男子校にはいじめが少ない?(2014/11)」。小林さんは「短篇集:ノスタルジア(2014/7@APOC」「Speciality(2013/5@スターパインズ)」「漂着種子(2013/2@楽園)」。

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    2015/01/11 22:39

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