最新の観てきた!クチコミ一覧

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リアの食卓

リアの食卓

劇団BDP

シアターサンモール(東京都)

2015/01/28 (水) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

千秋楽にもう一度観たい。
観てきました。シリアスコメディとのチラシでしたが、観た感想としては、コメディ1:シリアス9な感じでした。ある日、急に親の老いに気がつく時ってあるんですよね。絶対的な存在だった親が、急に小さく見えたり、弱い部分が見えたり・・・。そんな現代社会によくある風景がシェイクスピアのリア王の世界と交錯して、演出や役者の演技の迫力が舞台を観ている自分に迫ってくるような舞台でした。千秋楽にもう一度観に行きたいです。

お暇をこじらせてⅡ

お暇をこじらせてⅡ

aji 2021年活動終了

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/01/29 (木) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★

着想はユニーク
私の嫌いな要素が二つもあり、嫌で嫌で仕方ありませんでした。

ネタバレBOX

オスカー・ワイルド『幸福の王子』と、アルベール・カミュ『正義の人びと』をモチーフに、人を幸せにしていい町にしようと願い行動した幸福の王子とテロリストたちの話。

一方は上から。しかし、私財が尽きておしまい。一方は下から。圧政の元を絶とうとしたものの後継者は残る、ユニークな着想でした。

しかし、私は如何にも西洋風のお芝居でござい、道化役でございというクラウンの赤い鼻が嫌いで、赤い鼻を見ただけでお芝居を観たくなくなります。

もう一つ、最近のCMでも気になっていることですが、「日本生命」を「にほんせ・い・め・い」と、「い」を強調する一部業界の風潮が嫌いです。平仮名には横棒が無いため「い」で表記するだけで、「せーめー」に近い発音が本来の発音です。本作品でもことさら「い」を強調する発音が多く見受けられ辟易しました。

夫であるセルゲイ大公を殺された妃がテロリストたちに特赦が与えられるよう願い出ようとは、何と信仰心の厚い人だろうと感心しました。革命家なら生きて革命を起こそうとするでしょう。生きるに越したことはありませんが、暗殺が目的であとの目標がないテロリスト本人にとっては苦痛かもしれません。
メンタルトレーナーのくせに

メンタルトレーナーのくせに

護送撃団方式

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/01/28 (水) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★

お初
コメディーお初ということだったが、かなりの面白さ!ポイントを突く、きつい台詞もたっぷり。少々コメディー畑のものとは違う突込みがなかなかイイ!稽古場でのネタの絞り合いがかなりものを言っている気がする。柔軟な発想に拍手!難を言えば中弛み。もう少し整理を。

開放弦

開放弦

劇団 弾丸コルト

テアトルBONBON(東京都)

2015/01/13 (火) ~ 2015/01/18 (日)公演終了

満足度★★★

未完成
絶えず誰かが苛ついて、でもそれがひとつの流れにならず、あちこち己が方向へ流れていくばかりで、渦巻いたそれがひとつのうねりになり、やがて爆発する!残念ながらそういう感じではなかった。なんというか、もう少し脚本も演出もキャストの気持ちも、もっと絡んだほうが良かったのではないかと・・・未完成でとてももったいない気がした。

ミュージカル TRAILS

ミュージカル TRAILS

オンラインアーティスト支援

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/01/28 (水) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★

ラストの風景
舞台の上には六人の役者と5人のバンド、そして山道を思わせる段になったセット。大人数での公演も多いBIG TREE THEATERに無駄な空間はなかった。次々に流れる歌の完成度も高い!難を言えば、約3,500キロの旅だから、仕方ないかもしれないが・・・少々単調で長め。まぁそれだからこそ、ラストの風景が観客にも感じられたのかも知れない。

レンアイドッグス

レンアイドッグス

合同会社シザーブリッツ

サンモールスタジオ(東京都)

2015/01/24 (土) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑い続けて涙が...
Bチームを拝見しました。
馬鹿馬鹿しいストーリー、セリフを全力で演技した結果が可笑しいと言うのがシザーブリッツさんの舞台だと勝手に思っていますけど、今回もいろんな仕掛けで笑わせてくれます。
キャストの皆さんがそれぞれ持ち味を発揮され、見てる側も気を抜く隙がない。
あすぴー役高橋明日香さんの振り幅も遺憾無く、「怪女優百面相」の称号を贈りたいと思います。
そんな中、Bチーム・エリカ役の石井陽菜さんが敵役アイドルを好演されています。アイドルって恐ろしい...w。
Aチームも観に行きます。楽しみにしています。

誘拐

誘拐

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2015/01/19 (月) ~ 2015/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめました
50年前の戯曲。最近の作品とは感覚が違い、多少のユルさが少し気になりましたが、このレトロ感がだるま座のイメージにとてもマッチして、なかなかに楽しめました。

『鬼切丸』再演

『鬼切丸』再演

タンバリンステージ

あうるすぽっと(東京都)

2015/01/24 (土) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★

殺陣
人間模様というか、鬼模様も見所なのでしょうが、これでもかという殺陣の連続、それだけでも充分見応えがありました!

わたしが消えた

わたしが消えた

普通のラジオ

新宿眼科画廊(東京都)

2015/01/23 (金) ~ 2015/01/28 (水)公演終了

満足度★★★★

どこかアヤしくどこか不穏
劇団普通と日本のラジオの合同公演にして一方の主宰が書いた一人芝居をもう一方の主宰が演ずる2編でそれぞれが書いた三人芝居を挟むという「ダブルパティのハンバーガー」的構造。
どこか「アヤしい」「不穏」な雰囲気が両団体を結び付けている感じ?
1編目の「箱」と3編目の「人形」は劇団普通の石黒主宰の作品。
表面的にはそうでもないが、奥底に得体の知れないものが潜んでいるような不気味さアリ。
日本のラジオ・屋代主宰作品「コクミンノキュウジツ」(2編目)は、珍しくコミカル。
がしかし、不条理っぽいところがあったり、「仕事」に関する風刺が感じられたり。
考えようによっては「大人の賽の河原」でもあるか?
同じく屋代主宰作でラストを飾る「ワタシガキエタ」もどこかコワい。いろいろな解釈の余地があり「消えたのは誰?」な脚本が、石黒主宰の演技によりホラー気味になった、みたいな?
結論「劇団普通はコワそう」(笑)

レンアイドッグス

レンアイドッグス

合同会社シザーブリッツ

サンモールスタジオ(東京都)

2015/01/24 (土) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

Bチーム
三回目の観劇。
高橋明日香さんが素晴らしい。今作品は勿論だが、舞台を観るたび感動させられる。他のキャストもとても良い。特に渡部さんが面白すぎる。この作品に出会えたことに感謝。

氷刀火伝

氷刀火伝

ミュージカル座

光が丘IMAホール(東京都)

2015/01/28 (水) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★

舞台の感想
ステージの作り自体はシンプルながらも、羽に灰に砂。空気感などの演出にも魅力を感じ、合わせた迫力のある演技やダンスで驚きました。
・・・ただ、出演者が多けれど少しキャラクターのバックグラウンドがあっさりしている感じがし、感情移入しにくかったので(もう少し触れて人間味あって欲しいなぁ・・・)とも思いました。

これからのステージも楽しみにしています。

つくづくな人間

つくづくな人間

マニンゲンプロジェクト

小劇場 楽園(東京都)

2015/01/28 (水) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★

そこにいる理由
デリヘル譲が待機する事務所で繰り広げられる様々な人間模様。
キャラの立った登場人物と、それぞれの事情が面白い。
シリアスな状況中でも、くすりと笑わせる台詞と間にセンスが感じられる。
ただ、もう少し台詞を整理し絞っても良かったのではないか。
いくら言葉を重ねても言い足りないという作者の気持ちはわかるが
饒舌は時に焦点をぼやけさせる。

ネタバレBOX

オルゴールを手にした男が、3年前のことを語り始める。
借金抱えていた彼は、デリヘル譲たちが待機する事務所で
電話応対や送迎の仕事をしていた。
ここで働く女たちもそれぞれに理由があった。
交通事故で幼い子どもを死なせてしまい、その親にお金と花を送り続けている女。
稼いだ金でダメダメミュージシャンの恋人を支える女。
クールで常に周囲とは距離を置き、事務所の社長の愛人でもある女。
何となくデリヘルになったが、客から“チェンジ”される女。
たまたま事務所にラーメンを届けに来た出前持ちは
ひょんなことからこのデリヘル事務所の人々に鋭く問いかける。
「お前はいったい何だ?!」

冒頭3年前を回想する男の一人語りが、ちと長かった。
デリヘル譲たちとその彼氏や、“世間代表”みたいなオヤジなど
キャラのバリエーションが面白い。

「あきらめてる」と言う人に限って激しく執着している。
「どうでもいい」と言う人に限って全然どうでもよくない。
自分をどこかへ追い込む人に限ってもう十分だよと言って欲しいのだ。
彼らのジレンマは極めて普遍的で、その極端な態度にも共感の余地はある。

そんな中で「お前はいったい何だ?!」と問いかけるラーメン屋は
改めて自分の内面に向き合うきっかけを与える存在なのだが
ここでも少し台詞がくどくなってインパクトに欠けるのが残念。
ヤクザな社長が出てきてからの展開や変化などはとても良かったと思う。

「何食べる?」と聞かれると「何でもいい」と答えていた10代のころ。
好きな人が「これを食べたい」と言えば
自分もそれが食べたいような気がして疑いもしなかった。
あの頃「お前はいったい何だ?!」としつこく聞かれることもなかったが
この舞台の後、微かな反響が耳に残っている。




レンアイドッグス

レンアイドッグス

合同会社シザーブリッツ

サンモールスタジオ(東京都)

2015/01/24 (土) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

何度も見たい
Bチームの皆さんの公演回でした。
序盤から笑わせていただき、途中アドリブもあって笑ってばかりの楽しい2時間が過ごせました。
終盤のシーンでは、思わずホロリとする一面もあったり。

女性出演者の方は特に、キャラクターのギャップがとてもカッコよく可愛らしくて釘付けでした(*^o^*)

私はBチームしか観ていませんが、2チームとも雰囲気やアドリブに違いがあるようなのでこれは両チームとも観たくなりますね!
また観たい!と思えた作品。笑いたい方は是非!

といろいど

といろいど

劇団あんぶれら

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2015/01/28 (水) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★

pedantry
 この訳の分からぬタイトルにもぺダンティックな趣味が現れているようである。

ネタバレBOX

toyに“~のようなもの”を表す接尾辞のoidをくっつけた合成語らしい。
 一応、宗教という形で出てくる慣習が、若者達を縛り、彼らはその縛りから抜け出ることが出来ずに、世間の認める、或いは、彼らの宗派の認める人間関係を唯々諾々と認めて行く。アリバイ作り程度の抵抗はするものの、インテグリティーの試されるようなレベルではない。今作で捉えられている“宗教”とされるものに宗教の持つラディカリズムも本源も無い。それは単にオーム真理教が、嫌悪の対象としてイメージされた程度の謂わば大衆の玩具である。その意味ではタイトル通りだろう。だから、科白が、上滑りしてしまって身体化されていないのみならず、演劇と詩の区別もキチンと整除されていないのだ。
アルマ

アルマ

THE TRICKTOPS

ザ・ポケット(東京都)

2015/01/28 (水) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

文句なく面白い
 情報が最大の武器であることを既に知っている程度の知性と、秀でた者の
孤独の深さを同時に知っている人が喜ぶ作品。(追記後送)

プロモーターズ!‐セカンドチャンス‐

プロモーターズ!‐セカンドチャンス‐

劇団メイカーズ

スタジオアルタ(東京都)

2015/01/28 (水) ~ 2015/02/02 (月)公演終了

満足度★★★

【Bチーム】観劇
劇団の存在感が全くありませんでした。

ネタバレBOX

大手プロダクションからダンス系ユニットパールの移籍を引き受けたものの、実はファンクラブの名簿がインチキでシークレットイベントに失敗し弱小プロダクションは倒産してしまいますが、元社員たちがもう一度パールを売り出そうと奮闘する話。

軒先を貸しただけなのに母屋を乗っ取られたのか、今回の企画に便乗させてもらっただけなのか、劇団メイカーズ旗揚げ公演と言いながら主宰を始め劇団員は皆チョイ役でした。終演後の舞台挨拶は全員で行うだけで済ませておけば良かったものを、意地を張ったばかりに劇団員だけが残ると虚しさが際立っていました。

そもそも最初のイベントにお金使い過ぎだし、倒産したら債権者に対する対応が大変なはずなのに社長は平気な顔をしているし、後にパールが人気者になってイベントが成功したと言って元社員に報酬を配っていましたが、いくらコメディとはいえ債権者無視振りに大丈夫かいなと心配になりました。

いくらダンス系ユニットと言ってもインタビューにも答えられないのは変、しゃべらない役者さんがいるのも変、唐突に始まった漫才にも驚きましたが、半ズボンの相方に寒いならズボンはけよみたいなのは受けました。
ここにいる!?

ここにいる!?

BIG MOUTH CHICKEN

劇場MOMO(東京都)

2015/01/27 (火) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しかったです!
楽しく拝見しました!
みなさんの好演の中でも、
特に大熊さんが光っていました。
次回公演も是非伺いたいです。

レンアイドッグス

レンアイドッグス

合同会社シザーブリッツ

サンモールスタジオ(東京都)

2015/01/24 (土) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

この面白さ中毒になるかも!
初日を観て面白く今日また観てきたけど、1回観てるからどんな展開になるか分かっているんだけど笑ってしまう!それどころか前に観たときよりパワーアップしてて笑いが倍増してた!

こうもり

こうもり

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2015/01/29 (木) ~ 2015/02/08 (日)公演終了

満足度★★★★


上演時間3時間、休憩1回。昨日に続き同じ会場で別な演目という、この会場の利点を享受した。「さまよえるオランダ人」を能とすると、「こうもり」は狂言ということができる。オペレッタはセリフを柔軟に設定するので、日本向けに笑える内容になっていた。アデーレ役は喜劇の演技力があった。全体的に歌唱が少し物足りない、3幕の笑いのネタでしくった、といったことがあるが、総じて楽しい公演だった。

レンアイドッグス

レンアイドッグス

合同会社シザーブリッツ

サンモールスタジオ(東京都)

2015/01/24 (土) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

おもしろい!
ふざけてるようでふざけてない。総体としてはそんな印象を受ける
ラブコメ作品。前公演の男オブスティールでも使われたバトル音が
響き渡るラブコメもなかなか無いでしょう(笑)
個性丸出しのキャラがみんな持ち味を出しつつ、キチンとまとまる
流れは、劇後の余韻も良い。

万人楽しく見られると思うので、ぜひ見て欲しいね。

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