
わざと食べられる
ヒメタヌキモ
新宿眼科画廊(東京都)
2015/02/20 (金) ~ 2015/02/22 (日)公演終了
満足度★★★
それなりに楽しめました
女優さん4人の芝居なので、勝手に色っぽい話かなーと思ってましたが、高尾山を舞台にしたちょっとシュールでブラックなユルめの連作コント集でした。ツッコミどころ満載ですが、このノリは嫌いじゃないですね。

大阪24区
ThE 2VS2
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2015/02/20 (金) ~ 2015/02/22 (日)公演終了

copy
日本女子体育大学ダンスプロデュース研究部
アサヒ・アートスクエア(東京都)
2015/02/22 (日) ~ 2015/02/22 (日)公演終了
満足度★★★★
無題1404(15-052)
15:00の回(曇)。14:30受付、開場。15:02前説(マイク使用、60分)、15:06開演~16:08終演。全員お揃いの白い上下、タイトル「copy 私は一人」というのはそういうことなのか。
スモークで薄霧のようなスタート、しばらく動かず、徐々に中央奥へ這いずり一塊に。下手2階、客席中央通路なども使い、均整のとれたものから、バラバラに散っているものまで、どちらかというと前者のほうが好み。走りながら舞台に出てくるのはいつ観てもいいな。
最後は一人、それまでは何人もが一人を表現しているようにみえるところがある。
今年も5月に「ぴちぴちちゃぷちゃぷ(5/22~24)」。で、中村桃子さんが「ズッキュン娘(2015/4)」に客演とあります(観に行こう...)。

歌喜劇 a river
マサ子の間男
劇場MOMO(東京都)
2015/02/18 (水) ~ 2015/02/22 (日)公演終了
満足度★★
リズムと笑い
わかりやすいストーリー、ハイテンポなリズムでとても楽しく見れました。
大人数が蠢くシーンは圧倒されます。
笑いが多い舞台だったと思います。

回想電車999【ご来場ありがとうございました!次回公演は四月!】
壱劇屋
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2015/02/19 (木) ~ 2015/02/23 (月)公演終了
満足度★★★★
エンターテインメント性の高い舞台
道具を上手く使ったダンス演劇に近い舞台。それでいて、ストーリー的にも面白く楽しめる。
以下、公演中なのでネタバレで。

恋桜
演劇ユニット 金の蜥蜴
ブディストホール(東京都)
2015/02/18 (水) ~ 2015/02/22 (日)公演終了
満足度★★★★
儚さ
命の儚さや、愛する人を思う気持ちが感じられる舞台でした。最初は人間関係を整理するのが少し大変でしたが、どんどん惹きこまれました。観劇後、不老不死というのは夢物語で、必ず散って(死んで)しまう時がくるけれど、美しく生きたいと思いました。衣裳・笛の音色・短歌・・日本の良さが感じられ雰囲気があり、役者さん達の演技も良かったです。特に黒曜役を演じた役者さんの妖しく迫力のある演技が印象的でした。情緒のある素敵な舞台でした。

回想電車999【ご来場ありがとうございました!次回公演は四月!】
壱劇屋
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2015/02/19 (木) ~ 2015/02/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
もう一回(´Д` )
めっちゃ楽しかった(((o(*゚▽゚*)o)))
んで、メーテル役の西分さんが可愛かった(=゚ω゚)ノ
箱を使った演出もすごかった(((o(*゚▽゚*)o)))
やっぱ好きやわー(((o(*゚▽゚*)o)))

蓼喰う蟲
イエローケーキ
ラ・グロット(東京都)
2015/02/20 (金) ~ 2015/02/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
見応えありました
話しが展開する度々に面白さが沁み出てきました。まさに「谷崎潤一郎をどうにも受け入れられない人々が谷崎潤一郎を演劇化したらどうなるか。」そのものでした。ビアノも衣装も、よくマッチしていました。時間も頃合いで十分に楽しめました。やられた、っていう感じでした。

南へ
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2015/02/10 (火) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

わざと食べられる
ヒメタヌキモ
新宿眼科画廊(東京都)
2015/02/20 (金) ~ 2015/02/22 (日)公演終了

蓼喰う蟲
イエローケーキ
ラ・グロット(東京都)
2015/02/20 (金) ~ 2015/02/22 (日)公演終了
満足度★★★
初期の目的は果たした。で?
谷崎をどうにも受け入れられない人々が、彼の作品を演劇化したら、どうなるか? という点では、成功していると言えるかも知れない。彼の作品の良さが殆ど全部削がれているのだから。ただ、その先に何を表現したかったのか? それも伝わってはこない。

わざと食べられる
ヒメタヌキモ
新宿眼科画廊(東京都)
2015/02/20 (金) ~ 2015/02/22 (日)公演終了

少女博愛主義
劇団襟マキトカゲ
アトリエだるま座(東京都)
2015/02/21 (土) ~ 2015/02/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1403(15-051)
19:00の回(曇)。18:20受付、18:30開場。最前列は座椅子、2列目はミニ椅子でその後ろはパイプ椅子。
特に予定はしていなかったのですが、なんとなく何かないかなとみていたら「日芸演劇学科一年」とあったのでこれは観に行かなければ、と思いやってきました。此処は2回目(2012/12だるま座公演)。
正面に板片で作った十字架、左右に家具、右は本棚で、文庫、単行本...童話(二十四の瞳、にんじん、赤毛のアン、青い鳥、グリムなどの童話集...、人形が置いてあり、床には大きめの絨毯。
18:55母へ...と話し始めるので早いな?と思ったら前説でした(100分)。19:00開演~20:40終演(ぴったり)。
かなりダークで歪んだ内容ですが、それほど重くはならず、捕らえられた4人は、実はそれぞれ「少女」という存在の側面を表象していたのか、童話とは時に毒を含んでいて、本作も破滅に至る香りが漂うようでした。そんななか「看護師」というキャラクターの冷やかさが恐ろしくもまた哀れ。
終演後お訊きするとみなさん1年生(!)だそうで、今まで卒業生、3~4年生の公演はたくさん観てきましたが、遜色ない出来栄えでした。全3ステ、日曜にソワレ公演があれば、初めて日芸を意識した「生活図鑑」のときのように、2回目行ったくらいです。あらためて層の厚さ、多彩な個性を感じました。
当パンでは「少女1~4」としかないので、役柄とお名前がつながらず、終演後でもいいので、4人の役柄とお名前など配布していただけるとありがたかったです。
藤谷さん、「かもねぎショット」客演...確実に行けるか、まだわかりませんが、都合がつけば。

ハムレット
新宿梁山泊
芝居砦・満天星(東京都)
2015/02/13 (金) ~ 2015/02/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
古典との最も良い距離感覚
「ハムレット」を堪能した。劇団アトリエ「芝居砦満天星」の決して広くない制約ある空間をフルに駆使し、華麗で自在な場面転換で息付く間もなくドラマが展開する。この梁山泊版ハムレットの、何が蠱惑的に味わいあるものに押し上げているか、うまく説明できないが・・役者の佇まいが良く、妙に現代的翻案やギャグを多用したりせず、原典に忠実に見せながら、どこかドラマとの距離をとっている点かも知れない。
驚きは音楽の選定で、劇中歌と一部の音楽以外は頻繁にある外国のフォークグループの曲が流れ、劇との一致感は無いが邪魔もしておらず、奇妙なバランスの中で芝居が進む。これにモードチェンジ達者な役者の演技と華麗な場転が相俟って絶妙。
演技面では、哀れな運命を辿るローゼンクランツとギルデンスターンのハムレットとの心の距離、他の家臣との中間的な距離、ホレーシオとの親密な距離が(恐らく台詞はうまく刈られていたと思うが)何気ない動作の中に表されている。キャラ作りの点では劇中で死に至るポローニアスが、機敏な動作を台詞の装飾にした表現で、笑える。もっともそれは彼の子、兄レアティーズと妹オフィーリアとの深い家庭愛の誇張された表現として裏打ちされていて、この二人が後にハムレットと対峙する局面でそれが効いて来る(レアティーズの出立の日にオフィーリアをまじえて交わされるやりとりは見事)。金守珍の亡霊(父)も深刻さのカリカチュアが突き抜けて、笑える。他も同様に熱の入った演技でつい「笑」の轍に滑りそうになるがそれを制止させるのは役者の顔力か。もちろん客はドラマの帰趨を(たとえ話の筋を知っていても、否知っていれば尚)追わずには行かなくなっている。オフィーリアの悲劇の瞬間が本舞台最高の音響レベル。狂気への変貌ぶりも(衣裳・演技とも)うまい。戯曲の最後に書かれた台詞を語る松田洋治のホレーシオがその場に佇む中、死者達が終幕への流れを作る。見事なラストで、アングラを出自とする劇団の面目躍如という感じもかすめた。
ハムレットの広島光、やや口跡に難あるがそれを補って余りあったのは、まっすぐな心そのままの真情吐露が見てとれる身体、観客に近い所に唯一存在して「ある悲劇の主人公」を生き切った。
劇場について一言。住宅街の中にある大型集合住宅の地下に作られた「芝居砦満天星」だが、表に看板や案内はない(貼るのは禁止だそうだ)。マンションの表と裏で高低差があり、高い方(お寺の敷地に近い方)の道と地続きの入口扉を開けて階段室に入ると、控えめに「満天星⇒」とA4の紙が貼られてある。外側に目印は無いのでご注意を。

幸福な死に際
劇譚*華羽織
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2015/02/11 (水) ~ 2015/02/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
ちょっとほろ苦い…
華羽織さん、第二回本公演ということで。千秋楽を観劇しました。
内容は、今の時期(バレンタイン近く)にはちょうどいいくらいの、甘くてちょっとほろ苦い恋愛をベースにした物語でした。
女性の立場から考えると、主役の詩子さんの行動も納得できるのです。
あんなこと言い残されたら、いつまでも振りきれずに引きずると思うのです。
それが彼の願いだったとしても、なんとも切ない…
一方、彼の方も、彼の弟も、その事を気に病んでいたようで…
いろんな意味で、「死んでも死にきれなかった」とは、この事かなと。
自分が自分であることをすっかり忘れていても、詩子さんのことだけは気にかかっていて。ああいった形で詩子さんの幸せのために頑張ったのかなと。
いろんな思いが組み合わさってできた、奇妙な人間関係…まとめ方も素敵で、最後は涙なしには観られませんでした。
詩子さんにも、丑込にも、救いがあって、未来があって良かった…

回想電車999【ご来場ありがとうございました!次回公演は四月!】
壱劇屋
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2015/02/19 (木) ~ 2015/02/23 (月)公演終了
満足度★★★
2度目の東京公演
2度目の壱劇屋さんでしたが、やはり気持ちの良い劇団さんでした!特に女優さん達が人間的にもとてもしっかりされてて、感心しました。舞台に対する情熱をとても強く感じさせてくれる劇団なので絶対また観たいと思いました。

Antwort
LUTEA
北池袋 新生館シアター(東京都)
2015/02/21 (土) ~ 2015/02/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1402(15-050)
14:00の回(晴)。13:30受付、開場。対角線上に木製のベンチと椅子、ピアノ曲が聴こえてきます。パイプ椅子席6列。13:45/13:55前説(90分)、14:00ブザー、開演~15:36終演。
チラシを観てすぐ萩尾望都(先月「知の巨人たち 手塚治虫」に出てらっしゃいましたね)さんの作品を思うのでした。であれば、ユーリはユリスモール、「トーマの心臓」は1974年の作品、連載当時ではなく萩尾望都作品集 第1期で読みました。
萩尾さんの作品はSF(11人いる!)から入ったのですが、どれも特別なものばかり。帰るとき、スタッフの方にお訊きするとお茶の水女子の学生さんがメインのようで、チラシにMMGの次回公演(4月)がありました。「マジシャンの憂鬱(2013/11)」を観ているので確認してみると...千葉さん、齋藤さんのお名前がありました。 TwitterにあるMono-Musica(2014/12)も観に行っていました。ダンス公演では、なかのZEROでの創作舞踊公演や「プロジェクト大山」を観続けているお茶の水女子、気がつかないうちに近いところにいたようです。
そんな個人的な思いを持ちながら会場へやってきました。ブログにもありましたが「Antwort」は「答え, 返事 」とのこと。物語は静かに始まり、静かに終わる、その間、20年くらいの時が流れ、役者さん好演、金髪と黒髪の対比、指輪、男物の衣裳、深みのある(好みの)雰囲気でした。
終演時の挨拶が女の子らしい「声」だったのがとても新鮮。
ちょっと気になったのはピアノ曲とセリフが重なるとき聴き取りにくいというほどではないのですが、せっかくのセリフがぼやけてしまいそうに感じたので、音量を少し下げてもいいのではないかと思いました。
余談ですが、Pal’s Sharer「トーマの頃を過ぎても」が再演されます(2015/4@ポケット)。初演(2012/1@「劇」)を観ていてお薦めです。

「戯作 肉体だもん」
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2015/02/20 (金) ~ 2015/03/01 (日)公演終了
満足度★★★
ダンスと唄が素敵でした
目の前を役者が走り抜け、目の前で女優さん達が踊る。とても素敵な芝居でした。
あの時代、国はおろか親類縁者にさえも助けてもらえる当てもない中で、生きるために春を売らざろうえなかった事が、それほど悪な事なのでしょうか。何か考えさせられる物語でした。

必要とされている、と思う病気
箱庭円舞曲
駅前劇場(東京都)
2015/02/14 (土) ~ 2015/02/23 (月)公演終了

わざと食べられる
ヒメタヌキモ
新宿眼科画廊(東京都)
2015/02/20 (金) ~ 2015/02/22 (日)公演終了