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EVKK2015年2月公演

EVKK2015年2月公演

エレベーター企画/EVKK

パシフィック・シアター(大阪府)

2015/02/21 (土) ~ 2015/02/22 (日)公演終了

満足度★★★★

☆★想像力が掻き立てられる★☆
受付で小さな灯りを渡されます
これを手に持って灯りを手で隠しても良し、照らしても良し
通路の様になった長い舞台の挟む様に両サイドから観劇します♪
オムニバス3作品の約90分

暗闇でのシーンが多くあった事もあり
どの作品も何とも想像力を掻き立てられる♪
ストーリーの終わり方も人それぞれの想像力で捉え方が変わっていく様な話

通路の様な舞台との距離が近いの役者まで50cmの至近距離まで来ることも
そんな近くで役者さんの演技を観れるのも刺激的
特に好きな役者さんが近くに来ると
少しドキドキしながら目の前の演技を愉しむ♪
そして皆さん演技が上手なので話にどんどん惹きつけられます♪

特に3本目のお芝居は土本ひろきさんと澤井さんの夫婦が
晩酌をしながら長い舞台をゴロゴロと移動しながら会話する
どの席に座って居ても役者さんが近くまで来るので目の前で演技が愉しめて面白い♪

どの話も興味深い内容でまるで小説を綴っている様な…
暗闇の中での観劇はちょっと不思議な感覚になるお芝居!

鬼のぬけがら

鬼のぬけがら

ナイスコンプレックス

OFF OFFシアター(東京都)

2015/01/21 (水) ~ 2015/01/26 (月)公演終了

満足度★★★★★

臨場感溢れる
投稿失敗してしまっていたので、ものすごく今更ではありますが書かせて頂きます。
いつも気に入った公演は何回か観たいなって思うのですが、この作品に関しては一回で十二分に満足しました。良い意味でお腹いっぱい。
また観たい気持ちよりも、良いお芝居を観られた満足感が優った、そんな公演でした。
キムラさんのお話も末原さんの表現も、荒浜で生きる人々も、過去も今もひっくるめて重くて痛くて苦しかったけど、最後の最後までしっかり目に心に焼き付けました。
生で観られて本当に良かった!

わざと食べられる

わざと食べられる

ヒメタヌキモ

新宿眼科画廊(東京都)

2015/02/20 (金) ~ 2015/02/22 (日)公演終了

満足度★★★

アンケート
同じエントリーが3つあって、どれに書いたらよいか迷いましたが、一番投稿の多かったこのエントリーに書きます。
実はアンケート用紙を出すのを忘れて持って帰ってきてしまいました。なので、アンケート用紙の設問に答える形で。

*本日の公演を何でお知りになりましたか?
 劇団milquetoast+ さんからの案内
*一番印象に残った作品は、どれですか?
 ダイオウイカ
*一番印象に残ったキャラは、なんですか?
 森下
*全体の感想をお聞かせください。
 脚本が面白いです。
 ただ、コントっぽかったので、もっと演劇的なほうが好きです

独りぼっちのブルース・レッドフィールド

独りぼっちのブルース・レッドフィールド

ポップンマッシュルームチキン野郎

シアターサンモール(東京都)

2015/02/22 (日) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

作家のアイデアに★5つ
客入れのパフォーマンスも全力投球のエンターテイナーぶりで
「ホントにいつもありがとう!」と言いたい。
至近距離で銃声を聞くと、記憶が25年前に戻ってしまう、
記憶障害を患っているガンマン、という設定をチラシでバラしてしまった以上
どんな展開になるのかと思いきや、本人もびっくりだろうが
観ている側もあっと驚く驚愕の事実が明らかにされる。
この設定のアイディアはどこから湧いてくるのだろう。
作家の豊かな発想力に脱帽するしかない。
インディアン役の加藤慎吾さんが素晴らしい。
相変わらずの被り物も大活躍で、誰が誰だかパンフレットを見ないと判らない。
渡辺徹さんが出ているからか、R-指定の演出はいつもよりおとなし目
だったような気がする…。







ネタバレBOX

25年前にギャングによって家族を殺されたブルース(渡辺徹)は、
あれ以来至近距離で銃声を聞くと記憶が25年前に戻ってしまうという
記憶障害を抱えながら復讐の旅を続けている。
頼りはいつも持ち歩いている日記と、同じように家族を殺された
インディアンのヌータウ(加藤慎吾)。
ブルースはこの相棒と一緒に最後のひとりを倒して復讐は終わる。
だがその最後の一人があまりに若かったことから、ブルースはふと疑念を抱く。
そこへ25年前の相棒スタンレイ(横尾下下)が現れて、驚愕の事実を告げる。
ブルースが半生をかけた復讐、それはある人物の自分への復讐に他ならなかった…。

実は相棒のスタンレイたちとインディアンを殺すことを生業としていたブルースは、
ヌータウの家族を殺してしまっていた。
これはヌータウの、ブルースに対する巧妙な復讐だったのだ。
ブルースの記憶障害を利用して偽の日記を読ませ、憎しみをあおって
ギャングたちへの復讐と称して実はブルース自身の家族を次々と殺させていた。
ブルースは自分の手で妻も子供たちも撃ち殺し、それらの記憶はなかった。


長年温めていたテーマだというが、この極めてシリアスで悲惨な鉱脈を、
吹原氏はどうやって掘り当てたのだろう。
明かされた真実が衝撃的で、ヌータウの表情や一言ひと言が後からじわりと沁みてくる。
また私は被り物キャラをここまで真剣に愛し、演じる劇団をほかに知らない。
世間によくある笑いを取ろうとして登場する被り物たちは、出てきた時点で飛び道具的で
一発受けたらそれで終了、演じる方もどこか緩くて一緒に笑って引っ込んでいく…
という扱いが多いように思う。
ポップンは、前作「うちの犬はサイコロを振るのをやめた」も素晴らしかったが
役者の表情が見えにくい被り物でありながら、心をわしづかみにして泣かせる
表現力が突出している。
シリアスな本流を損なうことなく、出てきただけで笑ってしまうようなルックスと
意表を突くキャラ設定が絶妙なバランスを生み出す。
それは適度にちりばめられた下ネタも同じである。

その意味で、今回“R-18指定臭”が若干薄まったのは残念だったかな。
ポップンらしさが薄まったのは文学座ファンへの配慮かもしれないが
テレビではなく小劇場系ではその辺の配慮なしにやってもらいたい、
というのもポップンファンの心理。
ブルース役を、たとえばユースケ・サンタマリアあたりが演じたら
下ネタと笑いのセンスがもっと共有できるのではないかと想像してしまった。

真実を知ったブルースの慟哭がイマイチおとなしく感じたのも、
ポップンの劇団員だったら、存在が壊れるような苦痛と哀しみを爆発させるだろう、と
想像するからに他ならない。
劇団として大きくなれば、選択肢が広がるからいろんなことができるだろう。
その中で今後ポップンらしさをどうキープしていくのかが問われると思う。

それにしても今回もキャラの立った登場人物(?)たちが楽しかった。
お尻を出しても出さなくても色気のある悪役をやらせたらやはり荻野崇さんは素晴らしい。
声を聴いて当日パンフで確認しなければ、あのサボテンがサイショモンドダスト★さんとは
すぐにわからなかったが、この人の熱い台詞はとても魅力的。
荷物をまとめるだけでなくついには国をまとめて大統領になるナップザック、いいキャラだねえ!NPO法人さんの、“間”で笑わせるセンスが光る。
ヌータウを演じた加藤慎吾さん、ブルースに、「全部終わったら一緒にステーキ屋でもやろう」
と言われた時の唯一の笑顔が印象的。
どれほど複雑な思いでその言葉を聴いただろう。
高橋ゆきさんのアイアン・ジェーンなど、映画「009」シリーズに出てきそうなキャラだ。

吹原さんの想像力、筆力、破壊力(笑)に大いに期待して次回作を待っています!ポップンの次の10年も見続けたい。

追伸:物販で2000円で買ったパンフレットの料金の大半を、群馬の山奥で全裸で相撲をとった
井上ほたてひも、NPO法人のお二人に捧げる。






必要とされている、と思う病気

必要とされている、と思う病気

箱庭円舞曲

駅前劇場(東京都)

2015/02/14 (土) ~ 2015/02/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

さりげなさが秀逸
久々の箱庭さんの観劇でしたが、相変らずの良く出来た作品で感服しました。
さりげなく自然な演技。そう簡単ではないと思うのですが、役者の皆さんちゃんと出来ていて素直に凄いと思います。おそらく台本の字面だけでは面白いとは思えない台詞で笑いが起きる。演出の腕なのか役者の技量なのか・・・おそらく両方なのでしょう。

双刃

双刃

劇団Pinocchio

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2015/02/14 (土) ~ 2015/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

繰り返す憎しみは、宿主を変える 繰り返す
玉梓は妖刀に心を奪われる その前から妖刀 憎しみを膨らませ 使い手を求める 最後に繰り返される台詞 求めよ さすれば道は開かれる ここの意味がどちらなんだろう 迷う心と守りたい人 求める道は 方向は 憎しみは増加 断ち切れる 伏姫の刀は小さな再生 妖刀も 再生 繰り返すだけ 決めるのは 求める人なのか 繰り返す憎しみは、宿主を変える 繰り返す。
どう観たら良いのか解らなくなった、 求める物は。

ネタバレBOX

千年たったら 目覚めましょう 今は1人眠り続けましょう // オープニング もう誰も失いたく無い 殺陣 大塚 玉梓 // ゴゴゴー ドカン 坊っちゃん お嬢う 額蔵お父さんは無事なのか お父上は師匠は妖刀に殺された // この刀を治して下さい 我が家に伝わる刀 分かった 此は刀の記憶 お美しい 待ち飽きた信乃 八房すまん八房 あの人にまた会える 刀に呼ばれた 男の人が 女の人が この人 この人 見える 見えるのは使い手だけ刀の精霊 使い手に憑依できる 我らの敵は玉梓 私に力を 剣術の心得は無いよ 私は船虫 嫉妬のあやかし ここは危ない裏山に私の家が有る // 玉梓とあやかしのダンス 赤いスポットの下 妖艶 母上(玉梓)の為に船虫と亀篠 // 抜刀 上段 信乃は俺が守る 敵だ玉梓の刀 お前に それは使えぬ お嬢 危ない 私では駄目なのか(舟虫) チェリーパイパイやりたいのに 何だそのチェリーパイパイはー // 力を刀に縛られて 逃げましょう 俺は頼り無いか、 どうすれば変えられるの // 玉梓の依存心化身 聞かない人形 捕らえました 宿命なんて でも私は違う // ワー 誰だ
兄さん力が欲しいの 方法しってるよ 人を殺すの、亀篠 味方よ 又 会いましょう お嬢が、母上やはりあの子でないと使えたいのか 暫くお待ち下さい 輪廻の輪を抜け出したい 亀篠様は僕が守る // その刀 力は信乃を傷つける 刀を離して 八房は伏姫を斬る // お嬢 戦って下さい 今度は守る番 ごめん伏姫を守れなくて はなそう 我らの業を 300年前 姉妹二人を襲った 玉梓がきられる お願い 信乃様を助けて お願い 抜いてはならぬ刀 姉様は信乃様の想いから抜いてしまった 自らの手で結局殺すのか 伏姫を 村雨丸を 操られ斬ってしまう 玉梓 私もこの刀に取り付いてあなたを殺す ・・・ 中身は同じだ // 亀篠を守る (網乾) 繰り返す憎しみが妖刀の力を増している様にみえた // あなたが死ぬ時は私を見る 愛されている事を実感する 幾度も私を愛して (この台詞ずれた愛の姿をしている) 求めよさすれば道は開かれる // 伏姫を守れなかった お前に何が出来る 伏姫の思いを背負う事は出来る // だれ 帰ろ 帰れない 守っていたつもりで 傷つけていた 私が守る事で 八房が傷ついて
いた 誰も傷つかない方法戻ろう どうやって 伏姫の子 伏姫 俺を恨んでいるか いいえ ・・・ // どうした 切らぬか もう止めるんだ お前の思いはここで断ち切る しょせん お前達の・・・ また会いましょう 自刃 首に刀 俺は 妖刀 玉梓 再び 守る繰り返される 求めれば道は開かれる

玉梓は妖刀に心を奪われる その前から妖刀 憎しみを膨らませ 使い手を求める 最後に繰り返される台詞 求めよ さすれば道は開かれる ここの意味がどちらなんだろう 迷う心と守りたい人 求める道は 方向は 憎しみは増加 断ち切れる 伏姫の刀は小さな再生 妖刀も 再生 繰り返すだけ 決めるのは 求める人なのか 繰り返す憎しみは、宿主を変える 繰り返す。
どう観たら良いのか解らなくなった、 求める物は。
アクアリウム

アクアリウム

演劇規格135

シアターD300(神戸大学国際文化学部大講義室)(兵庫県)

2015/02/19 (木) ~ 2015/02/21 (土)公演終了

満足度★★★★★

上回生も1回生も凄い♪
はちの巣座を母体にされた企画ユニット♪
上回生の演技は当然定評有りますが(特に今回、刑事部長が凄い)…、1回生の方々も(21世紀枠公演でもコメントしましたが)伸び伸びと演技され、いや~、良かったです。
層が厚くなった気がします。
とっても面白かったです。

そういう目で見ないで

そういう目で見ないで

パセリス

シアターシャイン(東京都)

2015/02/20 (金) ~ 2015/02/23 (月)公演終了

満足度★★★

けっこう楽しめました。
2/23(月)14:00【全団体出演のスペシャルステージ!】を観劇。

開演前の10分ほどのコントがあり、
本編は、“落語”から始まり、“パンチェッタ”、“劇団スカブラボー”、
そして“パセリス”という構成。

この中でいちばん気に入ったのが、“パンチェッタ”。
いい味だしてます。

“スカブラボー”は、発想は面白いと思うのですが、
虫系、苦手なもんで・・・。

そして、最後の「ガールフレンズ」by“パセリス”ですが、
登場人物(女性5人)のキャラクター(台詞の言い回し等)が似通っていて、
“役”の棲み分けが出来てない感がありました。
敢て、そうしているのであれば、それはそれですが・・・。

全体的には、けっこう楽しめました。

ネタバレBOX

【恋の蝿】(スカブラボー)の、バレンタイン・チョコ、
ウ○コの形してたけど、どうやって作ったんだろう?
そういう“型”があるのかな~。。。

そんなことは、どうでもイイか・・・。
ペリクリーズ

ペリクリーズ

加藤健一事務所

本多劇場(東京都)

2015/02/05 (木) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

爽やかな面白さ!
こんなシェイクスピアなら全作観たい!
と思える、楽しい演出でした。
皆さんも本当にお上手で…なかでも那須さんの○○役と、土屋さんの医師?は笑った~ あの蘇りの場面はとても自然で良かったです。
35周年記念に相応しい、清々しい観劇になりました。

君はあかつきの星

君はあかつきの星

浮遊許可証

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2015/02/15 (日) ~ 2015/02/16 (月)公演終了

満足度★★★

超豪華出演陣♪過去最大スケールでお贈りする…
「喪失と希望の祝祭劇」との事。
確かに出演陣は超豪華で、役者さんを観に行くだけでも十分価値がある公演で、見応え十分の内容ですが…。
個人的には、「九十九神(つくもがみ)」の話と、「青年力士・天道虫」の話と、「元禄時代の心中芝居」の話の3つを無理矢理くっつけたような、ごちゃ混ぜしたような、が観劇後の素直な印象です。
出演陣が超豪華なだけに、個人的な好みとしては、ごった煮ではなく、どれか一つの内容に絞って押してもらった方が良かったように思いました。

勅使川原三郎 新作映像上映会

勅使川原三郎 新作映像上映会

KARAS

KARAS APPARATUS(東京都)

2015/02/16 (月) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

無題1405(15-053)
20:00の回(曇)。20:04上映開始~20:42終了。

今夜は「サブリミナル詩集」と「ソラリスインタビュー」from パリvol.2。

「詩集」は2回目ですが、少し映像が見えるようになりました。ぼんやりと映る「何か」の像は、みようによっては遥か彼方の星雲のようにも、深海の闇の世界の生命体にも見えてきます。

佐東さん:例えがよくないかもしれませんが、NHKで「ダイオウイカ」の映像をみて感じた生きる「カラダ」とコミュニケーションが成立しえない生命体(「ソラリスの海」のような)、そんな印象(ひとりひとり、いろいろ想像できると思います)。

勅使川原さん:こちらもかなりスローな映写ですが、シアターXで観た作品が、
しっかりと安定したカラダの動きになっているので、実際に自分の眼で見た(安定とは遠い)歪な動きの中にはそういったものがあるのだといまさらながら。

「ソラリスインタビュー」from パリvol.2
2週間経過:歌手も参加、衣装合わせ、舞台装置の使い方、通しも行われているそうで、佐東さん:「感情」とダンスについて、カラダから出てくる感情以前のもの、ハリーの感情をどうカラダで表現できるか...

ゲネプロ公演、公開リハーサルを数回観たことがあります。「創作の過程」を観ることができる機会は滅多にないので、とても興味深く観ることができます。

喜劇 ガン告知

喜劇 ガン告知

劇団ズーズーC

秋葉原ズーズーC劇場(東京都)

2015/02/07 (土) ~ 2015/02/22 (日)公演終了

満足度★★★★

ハイテンション・ハイスピード・コメディ
圧倒的なノリと勢いに最後まで押し切られてしまった。
客席まで汗が飛び散ってくるのでは無いかと思えるほどのパワフルな舞台。
熱演でした。

なんというかもう無茶苦茶です。
場面場面では無茶苦茶なんだけど、思い返して見るときちんと話の筋は通っているあたりは凄いと思いました。
二転三転する展開はまさにジェットコースターのよう。
限界までヒートアップした絶妙なタイミングでのガン告知。
「そこで言う!」と思わずツッコミたくなりました(笑)

今回、初めての方無料の特典を利用させてもらいました。
小劇場における身内客の多さに一石を投じるための試みだそうです。

ネタバレBOX






[memo]
とある金融業者。
お金を貸すことを断られた男性客が拳銃を突きつけ金を出せと迫る。
強盗は社長が通報したことに逆上。
犯人を懐柔するために社長が一計を案じる。
大阪弁の架空の強盗(社長の一人二役)をでっちあげ、
店内に居る4人(社長、客、事務員、強盗)は犯人に脅されていることにする。

警察は4人の中にガン患者が居るので、その人だけは解放するように説得。

告知されたくない社長、捕まりたくない強盗
思惑が一致して高飛びしようとする。

警察が突入。そのどさくさにガンなのは社長であることが告げられる。
クロネコフォードコッポラ

クロネコフォードコッポラ

ハイバネカナタ

シアター711(東京都)

2015/02/18 (水) ~ 2015/02/22 (日)公演終了

満足度★★★★

登場人物の設定がユニークだったな
舞台セットも”らしさ”が良く出ていて楽しめたが、
ちぃ~と雑味と説明不足な感じも受けた約2時間10分。

ネタバレBOX

10畳コンクリの打ちっぱなしのワンルーム賃貸物件に住む28歳OLの主人公=大沢サツキが出社しなくなった理由が”説明”です。 舞台セットは、その多少散らかった部屋を再現しています。 出せていないゴミ袋も部屋の隅に溜まっており、妙な置物も多い変わった感じの独身OLの部屋を再現してありました(^^;)
(ローマの休日の昔のポスターが珍しく思えたデスね)

開演時間は遅れていて、前説も今ひとつ・・(開演時間過ぎにアナウンス放送でした) なんか座の温めとか開演前にして欲しいなぁとか思えたデス。

オープニングは全身タイツの”キャッツ”ネコさんが灰色×3と黒×1にて主人公の周りをダンシング!

「日常を誰も知らぬ日常にしたい」と望む、普通なコトが嫌いな主人公が巻き起こす=巻き込まれる騒動を描いた作品です。 (28歳の春の少し前)

引き篭もりになった主人公の部屋に2日に1回は訪れる大家さん=千草ヨドミ(エプロン姿に頭に花が咲いています(^^;)とのテンションの高い会話に、ネットでの買い物品を届けに来る宅配便の足立ハコビ君。 出社しなくなくなったと同僚+課長も訪ねてきました。 なんだかんだと全員追い出すと、ゴミの山から頭だけ出す”ミライ”と名乗る不思議ちゃんが登場し、主人公丸め込まれて存在を容認してしまいます。 ベランダから隣の住人が軽妙なノックの振動にて窓のロックを外して(受けました!)侵入してきたりもします=302号室住人である中近シュンサク(演じる船戸氏の存在感+長身とあいまって、ど~も”ハヤブサ”の印象が強くて少し笑ってしまったです(^^;) 侵入方法の実演もしてもらい、主人公技を習得します(笑)。 部屋に侵入されることに寛容なのは、とにかく普通なことが嫌いだからと推測できますね~。 次の来訪者は下の部屋=203号室の熊田ケイコさん。 誰も居なくなると”ミライ”と会話していたりするのですが、この子、部屋にストーカー(合鍵持ってる)とかが侵入しても気が付かないダメな留守番ちゃんです。

大沢サツキ(28歳)=主人公=舞台の部屋の主。普通と言われることが嫌いで、町田に住んでいた学生時代に町田市立南中学=クラス(3-C)に不幸の手紙を送り学級崩壊を引き起こした過去を持つ。ガールスカウトやっていた過去アリ。
中近シュンサク=欧州での人気が高い映画監督、逆に日本では知名度は皆無。今は次回作の脚本を練るために他の部屋に侵入しては閃きを得ようと行動している。→結果、今回の一連の話の内容を鋭く話としてまとめてみせた。(なのだが、ひとり語りさせるよりも、ホワイトボードでも持ち出して説明して欲しかったなぁとか思えたですね。)
千草ヨドミ=この賃貸物件の大家であり、この303号室で起きた変死事件の時に借主の死体を、自分が行きたかった初めての海外旅行=ハワイへの渡航の為に上石神井川辺まで移動してしまった過去があり。その為に住人の動向が気にになり全室に盗聴器を取り付けていた。
木嶋レイ=会社の課長。霊の存在がわかりゴーストバスターをやりたがっている。大沢の部屋に強い霊の力を来るたびに強くなってるのを感じている。
足立ハコビ=アクタガワ急便の宅配員、眼鏡かけた兄ちゃん。届け先の女性にコナかけて、請われると肉体関係を結ぶのですが、それで付き合っているわけでなく。セフレ状態・・・。なのでいつか女性に刺されそうな方です。
田上ヨシキ=会社の同僚。下板橋に姉=チアキがいるが、上記の足立にフラレタことで引き篭もりになってしまい。面倒をみている。サツキに辞表を出せとストレートに言えた人物。そのくせ自分は会社の金を横領して=姉に金かかるかららしいが、クビになりました。
天王寺ミキ=同じく会社同僚で田上と付き合っている笑い声の独特なハイテンション系の女性です。SM嬢の経験あり。この部屋が”イワク付物件の上位に入るどくろマーク付と調べ上げた。付き合ってる男の為なら会社の金の横領なども手助けすると豪語する倫理観が欠けた方です(^_^;)
大東コウヘイ=会社の同僚ですが、風水に拘るサツキのストーカーしている。
熊田ケイコ=浮気妻=昼間ッから窓開けたまま男連れ込んでいるような方。実は兄がいて、サツキの引き起こした学級崩壊で兄が壊れて、家庭=家族まで崩壊された方でした。
熊田タカシ=ケイコの旦那。サツキの床を叩いたモールス信号(ツマガウワキシテル)を解読し妻の浮気を知る。実は303号室に住んでいた弟ユウスケの死因を知りたくて引っ越してきた。

中近監督の語る新作映画の話=「幽霊の恋」にて真相を大体言い当てていて、皆が聞いてて納得します。 ”ミライ”は大沢のミライでもあり、ユウスケでもあり、課長が田上を部下としてオレンジの御揃いのツナギでゴーストバスターしに来て強制的に地縛霊化していた”ミライ”を成仏させます。 ユウスケは実は自殺だったと本人が語ってました。 やけになった大沢が自分の部屋のゴミ箱をぶちまけると不幸の手紙が散乱し、犯人が主人公とバレます。 ですが課長の「まーいっか」でまとめられて大沢切れて皆を追い出して一人部屋の中でゴミを撒き散らしてENDです。

この最期のまとめが今ひとつだったかなぁ
ポルターガイストとかはよくやっていたし、部屋の感じもよく出ていたです。
必要とされている、と思う病気

必要とされている、と思う病気

箱庭円舞曲

駅前劇場(東京都)

2015/02/14 (土) ~ 2015/02/23 (月)公演終了

満足度★★★★

いろんなものを放り込まれ   
漠然とというか、先入観をもたずに観たため、ひとつのテーマで別の作品がつくれそうなことがいっぱい出てきて、観終わった後になにがテーマだったのかな?と、思ったのですが、何日かして改めてタイトルをみて、「必要とされている」のワードを見てなんとなくしっくりきました。少し変わった感じの印象を持った作品でした。

プルートゥ PLUTO

プルートゥ PLUTO

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2015/01/09 (金) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高!
スピード感と緊張感が最高! シディ・ラルビ・シェルカウイ最高!

ガランドウの虹

ガランドウの虹

ミュージカルカンパニーOZmate

宝塚ソリオホール(兵庫県)

2015/02/21 (土) ~ 2015/02/22 (日)公演終了

満足度★★★

戦争をテーマに
アニメとミュージカルのコラボで見応えたっぷりでした。
忘れつつある戦争での惨事を思い起こさせる内容は非常に感慨深いものだったと思います。

ネタバレBOX

詳しくはこちらに…。
http://ameblo.jp/sunpack/entry-11993292756.html
歌喜劇 a river

歌喜劇 a river

マサ子の間男

劇場MOMO(東京都)

2015/02/18 (水) ~ 2015/02/22 (日)公演終了

満足度★★★

期待していた
福田転球さんの作演出ということで、期待していました。

ネタバレBOX

パワーマイム系なのでしょうか?それにしては随所にキレが悪かったり、笑って欲しがっていたりして、うまくはまらなかった。やりたいことは分かるしそれもいいのだけど、改めてこの手の芝居は難しいなあと思いました。笑えないとどこまでも脚本を眺めながらの観劇となり、そうなるともう弱いストーリーが露呈されてしまう。笑える日は笑えたのかもしれないが、残念。いやー笑いは難しい。
回想電車999【ご来場ありがとうございました!次回公演は四月!】

回想電車999【ご来場ありがとうございました!次回公演は四月!】

壱劇屋

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/02/19 (木) ~ 2015/02/23 (月)公演終了

満足度★★

勢いはある
勢いのある芝居で音楽のチョイスも
面白かったのですが、乗り切れません
でした。
大学生ぐらいで見たら楽しめたかも。
途中の変な笑いの演出は?です。

稚拙で猥雑な戦争劇場

稚拙で猥雑な戦争劇場

雀組ホエールズ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/02/05 (木) ~ 2015/02/09 (月)公演終了

満足度★★★★★

観劇していただけて感謝
今回はISIS問題が現実になってしまったことで、この公演に来ることをためらった方が多かったと聞きました。本来は安倍政権の「集団的自衛権」に対してのアンチテーゼがメインだったのですが、まさにこの芝居の裏設定でもある「集団的自衛権=日本が戦争放棄しなくなった」ということ、そして日本にいままでいなかったはずの『敵国』が生まれるということが現実になってしまいました。安倍シンゾウさんが想像力不足なのか、想定内なのか。日本はISISはじめテロリストの攻撃対象になってしまいました。

ネタバレBOX

そういう難しい話もありながらも、政治も良く分からない車のセールスマンと、世界の平和を信じている総理大臣の娘のおバカなロードムービー風の舞台でした。そして圧倒的に現実では起こりえないであろうハッピーエンドはお客さまたちに支持されたと思っています。

戦争があるから平和があるのか?
世界から戦争がなくなる日を夢見てはいかないのか?

再演したいくらいですが、なかなかそうもいきませんねー。
 問題のない私たち

問題のない私たち

OSAKA“STRAYDOG”

HEP HALL(大阪府)

2014/08/02 (土) ~ 2014/08/04 (月)公演終了

満足度★★★★★

JOY
2014年の『問私』。東京公演の1週間前にOSAKAドッグ公演あったのですが。
金曜の公演は多少空席あるも、
土日はホールがほぼ満員の盛況ぶり。

三輪晴香、高田怜子らの大阪組も良かった
けど。

京都出身の、藤井奈々を観に来た方が多かった。

毎年観るけど、問私はイイね。

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