
独りぼっちのブルース・レッドフィールド
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターサンモール(東京都)
2015/02/22 (日) ~ 2015/03/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
みました
初日に鑑賞しました。
復讐劇ということと赤と青のはっきりしたポスターから、良い人と悪い人が戦うなんかかっこいいお話なんだろうなあと想像していましたが、そんな単純ではなく、観終わった後は夕暮れの色味を感じるお話でした。
PMC野郎さんのお話は、1本大きな筋にヒネりが効いて、そこにわけの分からないシュールなネタをこれでもかと詰め込み、一本で盛りだくさんのものを観たなという気持ちになります。
物語と関係ないネタや脇役の話も盛り込みつつも、本筋が迷うことはなく脚本も俳優さんもバランス感覚があり上手いです。
主題と他に盛られたメッセージもわざとらしくなく、でも確実に見せてくれます。
今回の話のヒネり部分は、舞台だからこそ出来る仕掛けもあり、なんかもう色々うまくてすごいなあとおもいました。
キャラクターもまた個性的で、今回特に無機物キャラが生き生きと活躍していました。ただ登場人物が多かったので、名前があっても印象がちょっと薄いキャラクターがいたのが気になりました。
今まで拝見した作品では、活躍量なりアクの強さなりで全部のキャラクターを強烈に推され惚れさせられたので、それに慣れてしまっているとおしが物足りないかも。改めて考えると十分みんな個性強いんですけど。
渡辺徹さんは優しい中年男性のレッドフィールドにぴったりで、まさに物語の軸として動かれてました。あとあの格好にどん引きしました好感度がものすごく上がりました。ありがとうございました。

独りぼっちのブルース・レッドフィールド
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターサンモール(東京都)
2015/02/22 (日) ~ 2015/03/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
毒(主宰の鬱憤とも言えるかな(^^;)を優しく糖衣で包んだような印象を受けました
バランス良かった、いろいろと~。
相変わらずの開演前の寸劇
=知らずに常識通り(=開演10分前とかですね)に入場すると全部見れないので、開場直後に劇場に入るのはセオリー化してますねぇ(^^)
(座の温めと開演時間守るトコも遵守してるなぁって感心します)
何か評価を減点法で考えてしまったんですが、
減らせる所が無かったなって思えた約2時間20分でした。
(20分は開演前の寸劇時間です(^^)
ほぼ満席で、若い女子客が多かったように思えました。

独りぼっちのブルース・レッドフィールド
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターサンモール(東京都)
2015/02/22 (日) ~ 2015/03/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
観てきました
良かったです゚+(艸゚Д°)シュテキッ★
R18の回なので、ブラつけたりOバックだったり裸だったり…笑いどころ満載なんですが、何故か泣かされてしまうという
感動!!。・゚・(ノД`)・゚・。
音楽がすごくいい感じで盛り上げてくるんですよ(๑✪∀✪ノノ゙✧パチパチ
渡辺徹さんと沖野晃司さんのシンクロ具合に「あぁ~~」と一緒に叫びたくなりますね(〃▽〃)

三人姉妹
シス・カンパニー
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2015/02/07 (土) ~ 2015/03/01 (日)公演終了
満足度★★★★
演劇の素晴らしさ
私にとっては、爆笑出来る場面も感動泣きする場面も無く、ほとんどの登場人物に共感出来なかったです。ですがどの役者さんも演技が素晴らしく、圧倒されました。まさに演劇!!と云うものを、観させて頂いたと思います。

必要とされている、と思う病気
箱庭円舞曲
駅前劇場(東京都)
2015/02/14 (土) ~ 2015/02/23 (月)公演終了
満足度★★★★
いろんな要素がちりばめられて
正常な意識なのに長期に渡って隔離病棟に閉じ込められたとしたら・・・。時間を持て余す状況もあり些細なことが気になり、自身の存在意義も考え始める。自分は本当に必要とされていたのか?、それはそのまま看護師への問いにもなる。自分がいなくても新たなスタイルで世界は回り始める。それを知った時の失望と、しかしそれでも自分を必要とする人もいるという現実。リアリティ溢れる舞台セットの中で、いろんな要素がちりばめられて興味深い作品だった。

必要とされている、と思う病気
箱庭円舞曲
駅前劇場(東京都)
2015/02/14 (土) ~ 2015/02/23 (月)公演終了
満足度★★★★
隔離病棟はディズニーランド!
結核病棟の日常、そして治療と検査、そして治療にお金がかからないことなど目新しい話でとても興味深く観られました。
舞台セットも大がかりで、病棟とナースステーションのツースチュエーションは見事でした。
役者陣も個性的で良かったですが、若いナースの恵啓(めぐみ けい)のつかみどころない役を上手く演じていた白勢さんが印象に残りました。
ただ、劇名と芝居内容の関係はやや薄い感じがしました。

恋桜
演劇ユニット 金の蜥蜴
ブディストホール(東京都)
2015/02/18 (水) ~ 2015/02/22 (日)公演終了
満足度★★★★
笛の音!
前半まったりした流れも後半は興味深かった!
役者さんは観な良かったですが、特に黒曜役の久下さんが印象的でした。
舞台衣装素敵、笛の音も能の雰囲気醸し出してました。
桜の木の演出きれいでしたー!

独りぼっちのブルース・レッドフィールド
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターサンモール(東京都)
2015/02/22 (日) ~ 2015/03/01 (日)公演終了
見てきた。
PMC野郎を初観劇して参りました。いや、本編が始まる前にすでに笑わせてもらいました!短編劇があまりに全力で、あっという間に引き込まれてしまいました!本編の方も良い意味で無茶苦茶です。もうなんだかよく分からないけどコメディが見たいって言う人は是非足を運んでみて下さい!

独りぼっちのブルース・レッドフィールド
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターサンモール(東京都)
2015/02/22 (日) ~ 2015/03/01 (日)公演終了
満足度★★★★
PMC野郎観劇の作法を間違えてしまった!!
通常回を観たらすぐに☆5つ入れますが、
今回の観劇では自分の「しまったなー!」感が
強かったので☆4つとさせていただきますm(_ _)m
PMC野郎の各公演でいつも気になってたR-18ステージ、
とうとう初観劇!
なのはいいんですが、スケジュールの関係で
普通回より先にR-18ステージを観てしまいました。
その名の通りR-18、超豪華な下ネタ満載回、
そのパワーに押されて
普段のPMC野郎のシュール&ブラックな面白さが
いまいち自分に伝わってきませんでした。
※ 多分本公演では本回が初のR-18ステージでしょうか。
ゲストキャストの皆さんもこらえきれない(ノ∀`●)、
という様子がちらほら(ちょっと照れてたり)。
R-18ステージ、自分のイメージだと
ジャッキーチェン映画(プロジェクトAとか)で、
終わった後に「NG集」を流す、
アレに近いものかと思いました。
普通回に対して、
「ここでこんな下ネタ入れたら演者陣耐えられるかな?」
みたいな、観客だけでなく演者陣自体の
リアクションまで楽しむ、という感じかと。
なので、普通回→R-18ステージ、の順で観れば
「まさかのあの人がこんな事を!!!」と
大喜びなんですが、先に観ちゃうと
普通に入れてくる笑いを食っちゃうので
初観劇だと物語の吸引力が落ちてしまう
(ストーリー自体にのりにくくなる)。
はっきりいって自分のミスでしたわ・・・
しかし、
「観劇順間違ったわ…このまま(自分だけ置いて行かれて)
物語はしっとり終わるんかな」と思わせておいて、
当代随一の名脚本家「吹原幸太」は伊達じゃない!
えっ!!というタイミングからまさかまさかで
R-18ステージでありながら、最後の最後には物語性が勝つ、
というなんとも素敵な舞台になりました。
次に観る普通回がとても楽しみ、
また、今後は絶対に普通回→R-18ステージの順で観よう( ´ー`)
そうすればきっと二度観との相乗効果でめちゃくちゃ楽しめるはず。
(R-18ステージは女子向けという訳ではなく、
普通に男性もネタで笑えるステージでした)

わざと食べられる
ヒメタヌキモ
新宿眼科画廊(東京都)
2015/02/20 (金) ~ 2015/02/22 (日)公演終了
満足度★★★★
ほんわか
結構とんがったフライヤーを観て、必死に生きる女の子4人がどんな展開見せるのかなぁと深く考えずに観ました。4話構成の繋がりになるほどねぇと頷きました。狭い空間を活かしながら熱く演じる役者さんたち、とっても良かったです。シュールなコントなのか?妙な人間ドラマなのか?キャラ設定と役者さんのマッチングも良かったです。
青木さんと優子さんのキャラ二重○でした。

本科40期生 実習公演 「わが町」
劇団青年座
青年座劇場(東京都)
2015/02/20 (金) ~ 2015/02/23 (月)公演終了
満足度★★★★
丁寧に生きる
たまたま時間があるからと観に伺いましたが、素敵な舞台でした。
特に大きな出来事は起きません。
日々の暮らし。
気候や日々の生活に関する会話。
そんな会話がもし現代を描いた舞台の中であれば嘘っぽく聞こえるだろうと思われるのは、小さな出来事を大切にしたり、季節の変化に驚いたりしなくなっているからでしょうか。
丁寧に日々を生きている姿に、ふと「幸せってこういうことかもしれない」と思いました。
私はジェスチャーではなく実際に物を食べたり使ったりすればいいのにと思う人なのですが、さやえんどうの筋取りをされている時にないはずのさやえんどうがはっきりと見えてびっくりしました。
丁寧に生きる人々を丁寧に演じていらっしゃる舞台でした。

三人姉妹
シス・カンパニー
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2015/02/07 (土) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

独りぼっちのブルース・レッドフィールド
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターサンモール(東京都)
2015/02/22 (日) ~ 2015/03/01 (日)公演終了
満足度★★★★
控えめ?
笑いました!開演前の寸劇(かなりクオリティ高し!)から爆笑の渦!!本編も声上げて笑ってしまいましたが・・・終わってみれば、どうも“おとなしい”気がしてならない。ストーリーはポップンの持ち味を充分に持っていると思われますが、演出が控えめな気がしてならない。渡辺徹さんのファンの方への配慮なのか?客演が多いためか?なんだかわからないけど、もう少し突っ込んだものが欲しいと切に思います。ビックネーム無しでの再演を期待したいと思います。ちなみに相変わらず“キャラもの”はイケテます!が、こちらももっとエグサがあっても良いんじゃないかと・・・。

独りぼっちのブルース・レッドフィールド
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターサンモール(東京都)
2015/02/22 (日) ~ 2015/03/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
開演前の寸劇からオススメ
先ず、運営が手厚いのが入ってすぐに分かって嬉しかった。
また個人的に凄く感謝!な対応が。
ありがとうございました!
粋に感じて思わず物販で予定外にお金使ってしまいましたよ。!
問答無用で開場と同時に入る事をオススメします。
「寸劇」があります。
この寸劇もちょっと伏線なんじゃないかと自分は思いましたヽ('ー`)ノ
プロデューサーの登紀子さんから「これ、このまま本編がはじまってしまいます~」というアナウンス含めてPMC野郎だなぁって。
あれを聞くと安心します(笑)
確かにネタバレしにくーいヽ('ー`)ノ
極力ネタバレは避けますが。。
実はかなり救いがなく、全く感動する様な話ではない気がする。
けれど、確かに自分は感動をしていました。
分かりやすい感情だけが感動ではないですよね。
これくらいはいいかな?
何気に馬のいちいち仕草が良かった。
人間外のキャラクターの多彩さといったら。!
相変わらず油断するとその役を誰がやってるか分からなくなる程の化けっぷりですがヽ('ー`)ノ
描かれなかった部分、どうしてああなったのかは知りたかった、観たかった。
実はお客の想像力では繋がりにくい部分ではある気がします。
また各キャラクター勿論濃いのだけれど、もっと色濃くても良かった気もします。
本当に充実したキャストだと思うので。
あんまり役者を個別に観ない自分がそれぞれの方に注目出来るレベルなので。。!

グッバイ、マザー
劇団ズッキュン娘
STAGE+PLUS(大阪府)
2015/02/20 (金) ~ 2015/02/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
観劇
名古屋公演に続き観劇しました。今回の注目は、OPのセリフ。名古屋公演ではなんでもミソ。舘ひろしが決めた。大阪はお好み焼きにごはん。上沼恵美子が決めた。ハプニングもあり行ってよかったです。

アクアリウム
演劇規格135
シアターD300(神戸大学国際文化学部大講義室)(兵庫県)
2015/02/19 (木) ~ 2015/02/21 (土)公演終了

完熟リチャード三世
柿喰う客
吉祥寺シアター(東京都)
2015/02/05 (木) ~ 2015/02/17 (火)公演終了
満足度★★★
魅せる力は抜群
「柿食う客」は初観劇だけに新鮮ではあった。見せる、というより魅せる力は抜群にある。もちろんそれは今回の7人の魅力的な女優陣によるところが大きい。;正直私は古典劇に親しんで来なかったので今作もタイトルを聞いたことがある程度だった。観ていても登場人物の関係性がすぐには掴めなくて、やっと掴めたと思ったら新キャラが出てきたりして参った。それでも集中して観られたのは、7人の台詞回しや立振る舞いに得も言われぬ魅力があった為と思われる。皆さんのコメントに「スタイリッシュ」なるワードが出てくるが、それで思ったことがある。この劇場で初めてバルコニー席に座ったのだが、舞台が市松模様のようになっているのがよく見える。何気なく見ていると役者は一つの動作をして立ち止まると必ずマス目の一つに両足が収まっていた。考えすぎかもしれないが、各シーンでの7人の立ち位置が細かく決まっていたのではないか。そんな所が「スタイリッシュ」という印象につながっているのではないかと思ってしまうのである。初見でこんなことを言うのも恐縮だが、独自の様式美を持った劇団なのかという気がする。

その1「午前5時、立岩展望台にて」
北川企画
小劇場 楽園(東京都)
2015/02/18 (水) ~ 2015/02/22 (日)公演終了

夏目漱石とねこ
DULL-COLORED POP
座・高円寺1(東京都)
2015/02/05 (木) ~ 2015/02/15 (日)公演終了
満足度★★★
漱石のさみしさ
冒頭の障子越しの影によるシーンはいかにも時代を感じさせ、どんな物語になるのかと期待が高まったが正直期待外れだった。
どこまで漱石という人間の本質、彼の抱える「さみしさ」が感じられるかという視点で観ていたのだが、幼少時に養子に出され、本物の愛情を感じずに育った金之助のさみしさに起因するという、いかにも単純な図式にしか私には見えなかった。(まあだから“何のことはないただの人だ”ということになるのかもしれないが。)
またタイトある「ねこ」が劇中どのような役割を果たすのかも注目していたのだが、これだけの猫を登場させる理由がどこにあったのか。確かに猫たちによって語られる漱石は彼の人柄を伝えてはいるが。(ただ黒猫の三代目だけは別格だったようで、ただ一匹、金之助時代を見ていました。)
でも皆さんのコメントを読むと大切なセリフがあったようで、谷さんの意図するところが汲み取れなかった部分も私自身多々あったのかと思ったりもします。

そういう目で見ないで
パセリス
シアターシャイン(東京都)
2015/02/20 (金) ~ 2015/02/23 (月)公演終了
満足度★★★★
スペシャルステージ
対バン団体総てと、パセリス各々一作品総てが観れるスペシャルステージを拝見。
対バンを張るのは、景浦 大輔(落語)、パンチェッタ、スカブラボーの3グループ、対するは無論パセリス。対バングループは、何れも軽妙な擽りの入った作品であったが、今回、パセリスは、人間の心の奥底に秘められた暗く渦巻くものを描いて対照的である。世の中の趨勢がどんどん暗く陰鬱な方向にのめり込む昨今、流石に敏感な感性を具えた浅海氏の作ということになろうか。(追記後送)