
海峡の7姉妹〜青函連絡船物語〜
渡辺源四郎商店
ザ・スズナリ(東京都)
2015/05/03 (日) ~ 2015/05/06 (水)公演終了
満足度★★★★★
被り物とサブちゃんに泣くがいい
下北沢スズナリで渡辺源四郎商店の「海峡の7姉妹」を観る。
高度成長期の物流を支えた青函連絡船の歴史を、詩情豊かな“被り物”で語る。
7姉妹に擬人化された船たちのバラエティに富んだキャラ設定と
きょうだい喧嘩もあるホームドラマ仕立ての身近な展開が素晴らしく
私にとって遠い北の海峡の歴史は、一気に血の通った物語となった。
“頭に船の模型を載せてあご紐で抑える”という
あまりにも直球ストレートないでたちに笑って始まったのに
それはすぐ何の違和感もなく海峡を往復する優雅な船となり
7人の思いが集結して最高潮に達するラストの高揚感にはただただ圧倒された。
「は~るばるきたぜ函館~♪」という歌は過去に数えきれないほど聴いたが、
こんなに声をあげて泣きたいと思ったことがあっただろうか。
7姉妹の長女役工藤由佳子さん、次女の三上晴佳さん、五女の音喜多咲子さんが
突出して素晴らしく、その台詞の絶妙な味わいを堪能した。
脚本とあまりに相性の良い挿入歌の出会いが最高の相乗効果を生んでいる。
この先サブちゃんを聴く度に、私は泣かずにいられないだろう。

ホームルームは終わらない
すくらんぶるえっぐ(活動終了)
ザ・ポケット(東京都)
2015/04/29 (水) ~ 2015/05/04 (月)公演終了
満足度★★★
メインテーマの描き方が・・・
〔千秋楽〕を観劇。
舞台は、そこそこ面白おかしく展開していくのだが、
メインテーマであろう主役の“人となり・経験・傷心”等の描き方、または演出が不十分であったのか、終盤近くまで、物語のテーマが、そしてどこへ向かっていくのかが解らなかった。
だが、テーマが明らかになってからの展開はとても良く、舞台に惹きつけられた。
本作、脚本・演出を煮詰めることによって、もっと魅力的な作品になるのではないかと感じた。

Rabies2021
メガバックスコレクション
キーノートシアター(東京都)
2015/05/01 (金) ~ 2015/05/06 (水)公演終了
満足度★
うーん…
五月四日、昼公演見させていただきました。初メガバ?です。
案内のメールが丁寧で好印象でした。。
舞台セットがかっこよく、こちらもつい感染したくないなと息をつめて観覧。まぁそれにしても狭い。身じろぎしただけで隣の人の腕にぶつかるし、椅子が固くて2時間弱?の舞台はキツイ。
登場人物に対する設定はこだわっていて、想像の余地があり楽しいですが、ストーリー重視にはオススメできません。ストーリー自体の設定がふわっとしすぎです。
他の人のセリフ中の演技は見ものですが、大事なとこで噛みすぎです。興ざめです。笑っちゃいましたよ。演技力は流石ですが、噛みすぎ。
一緒に行った方は面白かったと言っていましたが、大事なセリフを勢いよく言うのに噛んでて…本当に残念。
人間ドラマと、それをセリフで想像させる脚本は良いですが、どんでん返しや意外性を期待する人には、つまらないでしょう…。人間の安っぽい葛藤がメインです。普通です。
以下ネタバレ

~宝や旅館~「げんせんじゃ~!」2015ver.
劇団たいしゅう小説家
萬劇場(東京都)
2015/05/02 (土) ~ 2015/05/06 (水)公演終了
満足度★★★
独特な世界観…
舞台は北関東にある温泉街、老舗旅館「宝や」である。この旅館の従業員の休憩室兼事務所がセットとして組まれているが、それは見事であった。また、登場するキャスト以外の案内スタッフも濃紺に赤く染め抜いた模様の広角袖の印半纏…そこには「戸締り用心」と白抜きした文字が浮かび、会場全体を旅館に見立てようと雰囲気作りに努めていた。
物語は、その旅館が不況のあおりを受けて客足が途絶え経営難に陥っていた。これを打開すべくある行動を画策するが…。
キャストにイケメンが揃っていることもあり、女性客が多かったようだ。話が佳境に入った場面では場内のあちらこちらですすり泣きが聞こえる。一方遊びの場面も多く、そのギャップが大きい。
緩いようにも感じたが、1時間45分の公演を観せてしまう独特な世界観があった。
(ネタバレBOX 5.7追記)

スーパーエンタープライズ
東京ハートブレイカーズ
吉祥寺スターパインズカフェ(東京都)
2015/04/29 (水) ~ 2015/05/03 (日)公演終了
満足度★★★
もはや一つのジャンルでは?
安定のTHB節。
脚本家が変わってもきっちりと世界観は引き継がれていた。
同じ高校の2015年と1985年のふたつの時代を行き来しながら進む物語。
間違ってはいないけど微妙にすれ違っていく思い。
この時代の思い込みとか青臭さとかには胸を突かれる。
自分の高校時代のもどかしい感じを思い出して少々胸が痛くなった。
おじさんたちの制服姿は中々見物。
今回は音楽寄りのキャストが少なかった所為か、いつもより若干音楽少なめだったような気がしたが、山崎さんの熱唱は印象的だった。
アンコールのハートソングは何時聞いても胸熱。

未来を知る男
かーんず企画
シアターブラッツ(東京都)
2015/05/02 (土) ~ 2015/05/06 (水)公演終了
満足度★★★★
初日
小劇場に観劇に行くのは久しぶりでしたが、小劇場ならではの空気と役者さんの熱が直に伝わってきて、久しぶりに、観て正解と思える舞台でした。中でも、瀬尾卓也さん、ハマりました!芸が細かい。アドリブかは分からないけど、彼の笑いのセンス、かなり好きです。普通に、ドラマとか映画に出てておかしくない人だと思う。そんな人を間近で見れただけでも、大満足な舞台でした。

パーフェクトマーダーケース
劇団禄盟漢
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2015/05/03 (日) ~ 2015/05/05 (火)公演終了
満足度★★★★★
悲しいパーフェクトマーダーケース
三つのストーリーと大きな一つの物語とあったが、それぞれに様々な人物が絡み合い、ラストに向けて色々な伏線を回収しながら魅せていく脚本がまず面白い。そして役者さん達の熱演と相まって、実に見応えのある舞台でした。
5公演しか行われないのが勿体無いと思いました。
以下、公演中なのでネタバレで。

三つの玉手箱
横滑ナナ
きいろろ聡明堂(東京都)
2015/05/04 (月) ~ 2015/05/04 (月)公演終了
満足度★★★★
-
40分。外へ出て引っ込む一往復だったが、昼から夜へ移る時間帯で、自然光の変化による表情の変化が面白かった。ねらったのだろうか。外が真横になる座席配置と、薄明りの逆光で少々見づらかった。

幕が上がる
パルコ・プロデュース
Zeppブルーシアター六本木(東京都)
2015/05/01 (金) ~ 2015/05/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
-
演劇初心者も含めた幅広い層が楽しめる良作だ。高校という設定や劇中劇ということもあり、ももクロはこの演技でよいと思う。なまじ訓練を積んでしまうと今の魅力が薄れるような気がする。

ラストホリデイ2015-終わらない歌-
アリスインプロジェクト
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2015/04/29 (水) ~ 2015/05/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
(光組)3公演目
初日は、多少、特定の役者さんのみ、目立っていたような点もあったが、
光組4公演目(観劇させていただいたのは、4公演のうちの3公演)なると、
皆、それぞれ、特徴をだして輝いている。
誰がという事ではなく、皆、個々が輝き、そして、それが全体としても輝いている。

ぱらいそ
元素G(エレメントごんべえ)
APOCシアター(東京都)
2015/05/02 (土) ~ 2015/05/04 (月)公演終了

「罪ツツミツツ蜜」
カメハウス
浄土宗應典院 本堂(大阪府)
2015/05/01 (金) ~ 2015/05/04 (月)公演終了
満足度★★★
終演22時
ちょっと長かった。途中の息抜きポイント助かりました。前作があるのかわかりませんが、探偵役の葛藤部分があまりわかりませんでした。

パーフェクトマーダーケース
劇団禄盟漢
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2015/05/03 (日) ~ 2015/05/05 (火)公演終了
満足度★★★★★
魅入りました
現在と過去が入り混じり、証言者によりどんどん真実に向かっていく・・・
2時間弱でしたが見終わった後「ふーっ」と息をつくほど集中をしていました。
個人的にはさくらちゃんの将来がどうなっていくのか心配です。

ホームルームは終わらない
すくらんぶるえっぐ(活動終了)
ザ・ポケット(東京都)
2015/04/29 (水) ~ 2015/05/04 (月)公演終了
満足度★★★
頑張れ!教頭
と応援し、頑張ってるダンディに気づいてあげて欲しいと思ってしまった。
内容に関しては、ホームルーム以外の授業場面が全くなかったのが違和感。
せめて授業に入る風でフェードアウトするとかすれば良かったのに。

孤島の鬼
ネルケプランニング
赤坂RED/THEATER(東京都)
2015/04/22 (水) ~ 2015/05/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
まだ5月だけど
今のところ今年一番の舞台です。
少なくとも自分の中で上半期一番の心に残る舞台にはなると思います
光の加減もとても綺麗だし
音も恐ろしい雰囲気を作りだしている。
主演の鯨井さんの切ない演技が素晴らしい。
観に行って良かったです。

朝劇 下北沢「下北LOVER」
朝劇
VIZZ (ヴィズ) (東京都世田谷区北沢2-23-12 Mビル1F)(東京都)
2015/01/18 (日) ~ 2015/09/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
朝劇下北沢「下北LOVER」
シモラバ2回目ですが、同じ作品を見てるとは思えない程に進化しています。
どの回も見ごたえは充分にあると思います。

未来を知る男
かーんず企画
シアターブラッツ(東京都)
2015/05/02 (土) ~ 2015/05/06 (水)公演終了
満足度★★★★
後半は見応えありました
前半は眠たい感じでしたが、後半はリズム感が良かった。幕切れはプロジェクトXを観ているみたいでしたが、観ていて気分が良かった。

ホームルームは終わらない
すくらんぶるえっぐ(活動終了)
ザ・ポケット(東京都)
2015/04/29 (水) ~ 2015/05/04 (月)公演終了
満足度★★★
あと一息。
舞台装置、美術、プロジェクターなどなど、世界観の構築と見せ方は、ワクワク感いっぱいでした。しかし物語全体はインパクトに欠ける感じで少々残念でした。役者さんの動きやセリフ回しともに良い感じの流れですが、心に響くようなセリフが少なかったようでちょっと消化不良に思いました。

愛し平成、また昇る
第27班
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2015/04/29 (水) ~ 2015/05/06 (水)公演終了
満足度★★★★
全体が満遍なく良いが…
全世界的に起こった特殊な状況下で戸惑いながらも自分の行くべき道を模索する人々を描いた群像劇。
普通は主人公だけとか、せいぜいバス1台の乗客とか学校の1クラス程度の人数に起こる事態を全世界的な規模にしたのが着想の妙。
が、様々な対応が同時併行的に進行するのが諸刃の剣?
誤解を恐れずに言えばメリハリに欠け、どこが良かったか問われると答えに窮するが、換言すれば全体が満遍なく良い(恋人のどこが好きか問われて「全部」と答える語彙不足の輩みたいだ(爆))…な感じ。
なので155分の長尺が中だるみしたりダレたりしない…どころか長さをあまり感じないのはある意味不思議(笑)。
欲を言えばどこか軸になるものが欲しかったか?
なお、全体の雰囲気は2013年12月上演の初長編「(morning sun...)」に通ずるような。
また、「特殊な状況」の設定に2人のSF作家を、途中で語られる一部の人物の設定に映画化もされた小説を連想。

幕が上がる
パルコ・プロデュース
Zeppブルーシアター六本木(東京都)
2015/05/01 (金) ~ 2015/05/24 (日)公演終了