最新の観てきた!クチコミ一覧

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Degital Family

Degital Family

劇団Re Light

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2015/04/04 (土) ~ 2015/04/05 (日)公演終了

満足度★★★

観客も巻き込んで
観客も巻き込んでの演出が多くあり、観ていて飽きませんでした。

ネタバレBOX

詳しくは、自ブログで書きました。

http://ameblo.jp/gooharuhide/entry-12011405449.html
妖精たちの多忙な一日

妖精たちの多忙な一日

劇団テアトルジュンヌ

立教大学 池袋キャンパス・ウィリアムズホール(東京都)

2015/04/03 (金) ~ 2015/04/07 (火)公演終了

満足度★★★

土曜ソワレを観劇。
ある意味"伝統的"とも言えるテアトルジュンヌらしい舞台だった。
滲み出る微笑ましさや初々しさも好印象だし、中でも招待状(手紙)風の当日パンフは、とてもセンスが感じられて良かったと思う。

上演時間:70分

ネタバレBOX

妖精たちと人間たちとの和解というハッピーエンドまで一直線に展開していく感じなので、やや結末ありきな印象も受けたかな。

ザ・ブルーマリッジ

ザ・ブルーマリッジ

シアターユニット抹茶ウーロン

広島市東区民文化センター・ホール(広島県)

2015/03/14 (土) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

そっちかい。。(笑)
ある意味チラシに惑わされたというか。。。
ラストが強烈に記憶に残ってます(笑)
ロシアの劇作家の作品っていうことで、やはり独特の雰囲気があるんですけど、それを丁寧に派手すぎず楽しく芝居にされてたと思います。

脇の人たちも良いけど、主役の二人がすらっとして見栄えが良く、それだけで良い感じです。

どちらかというと、観客さんたちも、もっとリラックスして、もっと笑って楽しめばいいのになァ・・・・って、そんなことをふと。。。

ネタバレBOX

サティの曲の使い方が印象的でかつ良い感じで、この舞台を観たあとサティのCDを買って今も良く聴いてます。
4BLOCKS

4BLOCKS

ネルケプランニング

サンシャイン劇場(東京都)

2015/04/03 (金) ~ 2015/04/12 (日)公演終了

満足度★★★

楽しいといえば楽しいが・・・。
歌やダンスの楽しい舞台だった。が、メインの諸星氏の歌も芝居も稽古不足なのか?気が入っていないのか?そう思わせてしまう部分が多々目に付いてしまった。一回り小さい劇場なら主役クラスのメンバーがアンサンブルなのがとても贅沢に思えた。どちらかといえばそちらの方が楽しみな舞台だった。

或る、致し方ない罪に対する やるせない復讐のはじまり

或る、致し方ない罪に対する やるせない復讐のはじまり

アヴァンセ プロデュース

シアタートラム(東京都)

2015/04/02 (木) ~ 2015/04/06 (月)公演終了

満足度★★★

残念ながら
坂上氏の脚本の鋭さや深さは凄いと思っていたのだが、今作はどうも期待はずれだったような・・・“狂気の沙汰”とあったが、それほどのものを感じなかった。ただ観て“面白い”はあったが、こちらに残るものはなかった。もっともっと突っ込んだもので良かったんではないかと、残念に思う。

エイプリル

エイプリル

角角ストロガのフ

吉祥寺シアター(東京都)

2015/04/03 (金) ~ 2015/04/07 (火)公演終了

満足度★★★★★

狂気から逃れられない怖さ
なぜかマゾヒズムが刺激され、今回も胸糞悪くなるのを承知で見に行ってしまいました。角角の狂気は現実世界の狂気と競争していて、どちらかというと後者のほうが勝っていそうなところが、いかんともしがたく怖い。

ネタバレBOX

自然発生的にゆるく集団化したっぽい犯罪集団、被害者弔いの会の存在が超不気味。
エイプリル

エイプリル

角角ストロガのフ

吉祥寺シアター(東京都)

2015/04/03 (金) ~ 2015/04/07 (火)公演終了

満足度★★★★

遠いところ
真相を知りたかったのですが、どんどん遠いところに膨らんでいきました。

ネタバレBOX

猫が殺される事件があって、弁当に毒が盛られる事件があって、女子高生みつばの部屋で友人の女子高生理恵が死ぬ事件があって、記者がみつばの名前や家族を公表して、みつばが殺したのではないことが明らかになるまでほんの数分の出来事でした。

みつばの家にたむろする若い男は川崎市中学生殺人事件の犯人のようで、最近の未成年者が起こした事件総出でしたが、現実の動きをおさらいするのが本意ではないという意志がはっきりと見受けられました。

というわけで、あとの二時間弱は、みつばが手を下さなかったとしてもやっぱりみつばが事件や自殺を教唆したのか、理恵が主導したのか謎が深まっていき面白くなりそうな気配でしたが、その後、こうした未成年者による事件で悔しい思いをしている人たちが作った被害者弔いの会なる闇の組織が登場して、恨みを晴らしたり、事前に不良を殺したりし、しかもそれこそ国民のほとんどがこの組織に加入しているかのような状況に、次第になんじゃそれになりました。

人間だけでなく猫の恨みもあったのか、いしださんが猫のように四つん這いで階段を下りていました。

話は藪の中になりましたが、雑誌の編集長がばら撒いたA4の紙があまりにも高いところまで上がるので、紙の端にちょっと重しでもつけているのかと思いながらも驚きながら感心して見ていました。
家族

家族

オーストラ・マコンドー

吉祥寺シアター(東京都)

2015/03/05 (木) ~ 2015/03/15 (日)公演終了

満足度★★★

2点の引っかかりが残念
まず冒頭の男性3人の会話が「笠智衆トリオ」のようで頬が弛む。
その後の会話も言い回しや間合いが小津映画風で、そう言えば一風変わった装置はローポジションのカメラアングルの演劇的な表現とも思える。
物語も「東京物語」をベースにしておりいかにも昭和…と浸っていたが、途中であまり必然性が感じられない固有名詞が唐突に出てくることから現代の設定と知る。

これが大いなる違和感。
なんでそうやって時代を特定させてしまうのだろう?
時代設定は観客の判断に任せれば普遍性も出るだろうし、そもそも本作は(先入観もあり)現代らしからぬハナシなのになぜここ数年程度のことに限定するのか理解に苦しむ。

理解に苦しむと言えばもう1点、他の役はリアルな衣装なのに巡査役だけ制帽らしきものだけで記号化したのも不可解。
制服にしないにせよ、あのシャツはないだろう。

内容は装置の使い方なども含めて悪くないのにこの2点が引っかかる。
そんな些細なことに拘らずに全体を見れば、とおっしゃる方がいらっしゃるかもしれないが、堅牢なダムも蟻の一穴から崩れる…まではいかないにしても鰯の小骨が喉に刺さったような、ごく小さな棘が指先に刺さったような、そんな感覚。

一方、2人の甥とキャッチボールをする叔父の見せ方や相似形な長男、長女、三男などは個人的にツボを突かれる。
なお、メイン舞台となるアレの床部分のデコボコはけっこう固いそうで。昇り降りも含めて健康的だこと。(笑)

オムニバス of Oi Oi vol5

オムニバス of Oi Oi vol5

Oi-SCALE

駅前劇場(東京都)

2015/04/03 (金) ~ 2015/04/08 (水)公演終了

満足度★★★

【Aプログラム】観劇
春のサクラの季節、ぼんやりしました。

ネタバレBOX

サクラをテーマにした三編。全体として、ゆるーく、ほのぼのぼんやりしていて、企画の趣旨には合っているのかもしれませんが、物足りなさを感じました。

『春を待つ〜ハチコの妄想〜』 脚本・演出 岸野聡子(味わい堂々)  バス停のベンチに一日中佇むハチコさんの見た夢か現か幻かといった話。

桜の写真を撮りに来た男以外のバス利用者は妄想のようでした。もらったミカンだけが不思議感覚を刺激します。

『吉野』 脚本・演出 長堀博士(楽園王)  倍賞千恵子好きなお父さんが作った家族の話。

長男タコ、次男寅さん、長女さくらの父母が離婚して、それぞれの相手が染井さんと吉野さんというところが面白いのかな。

『緑春』 原作いしいしんじ 脚色・演出 林灰二(Oi-SCALE)  落語風に演じられた花見を題材にした話。

桜に映える青色に嫉妬して愚痴をこぼす緑色と茶色でしたが、花見の席で喉を詰まらせたお婆さんを助けたのは緑茶でした、シャンシャン。

落語は下手だし、特にぼんやりしました。
オムニバス of Oi Oi vol5

オムニバス of Oi Oi vol5

Oi-SCALE

駅前劇場(東京都)

2015/04/03 (金) ~ 2015/04/08 (水)公演終了

満足度★★★★

Aプログラム観ました
サクラに酔わされちゃったのかな。なんかつかみどころのはっきしない話ばかりですが、これはこれでおもしろく、楽しませてもらいました。自分の中では永遠の不思議少女大畑麻衣子さんが出てくる『吉野』がおススメです。しかし楽園王が歌う劇団になっていたとは。

なぜ ヘカベ

なぜ ヘカベ

東京演劇集団風

レパートリーシアターKAZE(東京都)

2015/04/03 (金) ~ 2015/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★

宿命の酷薄
 トロイの王妃、ヘカベは、アガメムノンらの軍との戦いで、オデュッセウスの知略に終に敗戦を迎えた。ヘクトールを始め、19人の息子を失くし、夫を殺され、国と民を失ったヘカベは、宿命を弄ぶ神々を分析する。

ネタバレBOX

 ゼウスとヘラの前には、その親としてオケアノスとテーチュスが、その前にはウラノスとガイアが、そしてその前には、カオスとエロスがと辿ってゆくのだが、これは論理的におかしい。なぜならば、カオスは、総てを含む渾沌と考えられるから、エロスもカオスに含まれるハズであり、カオスは単性生殖をすると考えられるからである。カオスの定義が正しければ、この親を辿ってゆくことによって辿りつく筈だった“愛”というコンセプトそのものが、出てくる余地を失うから、彼女の問いは滑稽そのもの、愚かそのものとなるのであり、それ故にこそ、苦しまなければならなかった、という解が成立する。
 上記の推測が正しいとすれば、愛という概念が間違って抽出されてしまった点に、作家のキリスト教的思い込みがあったと見た方が良さそうである。この点を指摘する者が、誰も居なかったとすると、如何であろうか? 
 まあ、こんな理屈を捏ねなければ楽しめる舞台である。主演の辻 由美子さんの演技が良いし、神々、コロスの使い方も面白い。
GHOST SEED

GHOST SEED

カプセル兵団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2015/02/26 (木) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

アニメの世界
ファンタジーのお話ではあるが、何だろうアニメと言うかマンガを見てる感じがした(まあ、小ネタでイロイロ出てきたのも関係してるがww)テンポよい展開で、そんなに説明がなくともスッと世界観に入り込めた。
特にサクラナが女王として生きて行こうと決意を固めての行動はなんかウルッときた。面白かった。

回想電車999【ご来場ありがとうございました!次回公演は四月!】

回想電車999【ご来場ありがとうございました!次回公演は四月!】

壱劇屋

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/02/19 (木) ~ 2015/02/23 (月)公演終了

満足度★★★★

動きスゲー
前半ちょっと細かく重ねすぎて置いてかれそうになったが、落ち着いてきた中盤以降はグッと世界に引き込まれた。あのキャラ達のバックボーンがもう少しあってもよかったかも。
しかしあの小道具を使ったアクロバティックな動きはもう凄かった。なかなかに面白かったです。

金曜日、白井家の場合 ~せいのでインを踏め!~

金曜日、白井家の場合 ~せいのでインを踏め!~

キ上の空論

新宿眼科画廊(東京都)

2015/02/13 (金) ~ 2015/02/18 (水)公演終了

満足度★★★★

パズル解き
ジグソーパズルを組み立てるとか、クロスワードパズルを解いてるとか、そんな感じを持った。また、劇中でのラップ(全部は聞き取れないが)や歌は、物語に合ってた。ラスト、まさかのそっち展開か~いと意表をつかれたが、面白かった。

劇団昌世(チャンセ・韓国)「ソレモク(雪害木)」

劇団昌世(チャンセ・韓国)「ソレモク(雪害木)」

一般社団法人 日本演出者協会

タイニイアリス(東京都)

2015/04/02 (木) ~ 2015/04/05 (日)公演終了

満足度★★★

さよならタイニイアリス
毎度の事ながら迷った果ての到着。近辺を巡り、チラシを持って立つ女性のお陰で通り過ぎずに済んだ。タイニィアリスの名を知ったのは02年頃だったか。初めて訪れたのがやっと数年前の事だが、いつかは迷いに迷って観劇をフイにした事も。昨秋どっこい生きてる黒テントを目撃したのが二度目、今回三度目にしてやっと地理を把握したと、悦に入った矢先に閉館を聞かされるとは‥。
で思い出したのが「たいにいありすで〜」と、ある役者志望の若者の口から出た奇妙な劇場の名、ここでやる事は何か通常でない意味を持つ、的な響きを含んでおり、その声色も耳に残っている。2006年頃、アサヒアートスクエアで中東の紛争当事国から招び寄せた劇団の公演があったが、主催がタイニイであった。代表の女性が「これからも頑張って行きます」と挨拶した調子から、ああ、お金にならん事やってるんだなと悟った。韓国新人戯曲の上演プログラムには、昨年も今年も行けず終い。なのに終わるのか。終わるのですね。
‥そんな事情もあってだろうか、この日は狭い客席の中に演劇関係者の顔が幾人も見られた。
えらい前置きになったが‥、芝居について。韓国での新人発掘の意味合いの強いコンペで受賞した劇団(活動2013〜)と作品だという。コンペを主催し、今回推薦もした韓国の演劇団体代表によれば、完成度より挑戦する姿勢、従来にない新しさ、が要因との事。初日。スマートな作りではない。初めての海外公演で、演出者は30代だが俳優からの転向で演出歴だけ見ると浅い。今回の公演のどの局面もが、初めて尽しなのだろうと想像された。要素要素を取ってみれば評価に値する・・例えば俳優の技術、また状況・関係性を凝縮して見せる場面、はあるが、時間経過と共にある芸術=演劇が持つべき「謎かけ→謎解き」の心地良い積み重ね・積み上げが、今ひとつ実現されていない。字幕の翻訳の問題もありそうだが(日本人が監修していないのは明白)、そればかりでもなさそうだ。
ただ、演劇としてのある種の試みがそこでなされている事は知れる。
話は現代、ある農家の屋内が、程々写実的に設えられた舞台装置を使った一場だけのリアルな芝居だが、そこで飼われているらしい動物たちが踊ったり掛け合いをしたり、単に「リアルに」存在したりと、ファンタジーと言おうか異化と言おうか、奇妙な効果を出している。動物たちは人間達を見る「眼」の役目と、自らも人間界に翻弄されて行く「ドラマ内」的存在という微妙な立ち位置だ。
俳優らは達者ではあるが、新劇風なベタ演技に見える所があったりもする。目を引くのは動物たち(鶏、豚、山羊、犬)の尋常でないリアルな形態模写。これを見るだけでも楽しめたりするが、ドラマのプロセスを見て行くと、そこだけ楽しむ感じにならない。「眼」にさらされて進行する人間たちの物語は、日本で言えば過疎問題、都市と地方の対立を扱ったものだ。韓国らしく?家族問題を前面に押し出している。ドラマを構成する要素は平凡だ。ただ夫婦間、兄弟間のやり取りでふと見せる行為やしぐさに「韓国的」を感じる。恐らく作者が吐露する「古き良きもの」として、それらは仕込まれている。だから所作を愛おしく感じて正解だ。母の老い先を案じて、というより道徳的義務のように呼び寄せようとする長男。韓国ドラマの典型のような設定だが、母子関係の彼我の違いも大きそうだ。末息子の嫁と母のきしみ、兄と弟の喧嘩、祖母を巡って父母と対立する孫娘。地方を搾取して都市が肥え太る古今東西変わらぬ仕組みが、まず息子らを都会(ソウル)へ追いやり、そして家主である母もこの愛おしい場所から連れ去ってしまうという、珍しくない結末が用意されている。
アクセントを与えているのは動物らだが、リアルな形態模写モードから、一挙に振りを踊ったり、擬人化して(離別の事態を回避しようと)議論する場面もある、にもかかわらず、芝居はファンタジー的結末を用意しない。リアルを離れたモードにはなってもドラスティックに擬人化せず、抑制的。カタルシスを追わない代わりに、悲しい現実へと観客を突き放す効果を採るところに、作者の狙いがみえる気もする。
ラスト、冒頭と同じ詩が女性の声で詠じられる。バックには吹雪の音と映画『西便制 風の丘を越えて』で流れたテーマ曲の別アレンジが流れる(元が民謡なのかオリジナルの映画音楽かは不明)。激情(恨=ハン)を詠った詩は、今や韓国でも遠くに思う精神なのだろうか。その詩に触発されて劇を作ったという青年演出家を、日本に置きかえて想像してみると、確かに希有な存在ではある。

オムニバス of Oi Oi vol5

オムニバス of Oi Oi vol5

Oi-SCALE

駅前劇場(東京都)

2015/04/03 (金) ~ 2015/04/08 (水)公演終了

満足度★★★★

Bプログラム
Bプログラムを観ました。2つめのサクラカレーが興味を惹きました。それぞれの配役のキャラクターが個性的で、いい味が出ていました。ストーリーもボリュームのある塊が凝縮されたように感じました。全体的に時間があっという間に感じられるほど興味深かったし、3作品観れるのはとても満足感がありました。

あまもり

あまもり

演劇企画ユニット劇団山本屋

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2015/04/01 (水) ~ 2015/04/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

「よっ、山本屋!」
あまもり 千秋楽観劇。感激。
先日の雨チームとは少しだけメンバーが入れ替わった守チーム公演。どちらの良さも知れて良かったです。席が前方だったのもあり、すごく熱量が高かった。
一度見てストーリーを知っていても、やはり感情が揺さぶられて高ぶって落涙してしまうね。
1回目では、たどり着けなかったパズルのピースの組合せに気付けた。目が届かなかった動きや表情に気付けた。
たくさんの愛情に溢れた空間。ありがとう。


一昨日は後方で、今日は最前列だったので、場所の違いでも気付けるものが違って。前過ぎると死角増えるけど、細かい台詞や動きが拾える。
これ、今日しか観れてなかったら消化不良極まりないだろうなぁ。


メイチェル、好きだなー。雨(河口さん)も守(松丸さん)も。
どっちも、あ姫のことをしっかり見ていて、支えていて、心配していて、"身分"に囚われた女性として姫と同じような目線を持ってすらいる。そんな気がした。
真っ白な王家の衣装がとてもお似合いでした。

チームモーダの3人が好きです。黒い衣装最高にかっこいいし、ビシッと着こなせちゃう御三方のスタイルの良さもすごいし、何よりあの空気感がいいなぁ。信頼がしっかり根底にあることが、前面に出てくる訳じゃないのに伝わる。そして、思い合ってる。
三枝さん演じるデリカーノ(上の世界の最高級トップモデル)が出てきた瞬間に、やっぱり空気が締まるんだよね。
ホンモノはやっぱりすごいよ。
あの三枝さんは、生で見るべきだ。
それを崩せる演技力も持ち合わせていることも最高なんだけど(笑)。

王族の白、チームモーダの黒、流行の多色。下の世界の茶褐色。
視認性が高くて、理解もしやすい分け方で、雰囲気が出ていて。山本屋らしいなぁ、って思ったんだよね。
タクさんの演出意向と、衣装チームの意向のdiscussionの結果なのだろうけど。

身内贔屓も含めて言うけれど、河内さん&hanawayaさんの楽曲が感情を絶妙なタイミングで押し上げてくれてたと思う。あと、登場人物の名前が服飾ブランドの名前をもじってあったりするのと同様、ドラゲナイ風の楽曲なんかもあって、遊び心を忘れてない。
劇団山本屋 の「2号」がいつになるのかは分からないけれど、これから先もこのお二方が彩ってくれたらいいのになぁ。と思っている。

制作部さーん、サントラまだですかー?


大好きな人達が大切にしながら作った作品、素敵でした。

劇団山本屋 思うところはたくさんあるけど、
「よっ、山本屋!」
この言葉に全部込められる。

あまもり

あまもり

演劇企画ユニット劇団山本屋

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2015/04/01 (水) ~ 2015/04/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

雨チーム。
15周年記念公演 演劇企画ユニット 劇団山本屋「1号」『あまもり』


感慨深くて、今はまとまらない。
ただ、幸せだったと、伝えたい。

ミルフィーユみたいに繊細な歴史の重なりを、これからも期待しています。



ストーリーに関しては、正直まだ噛み砕けてない。もう一度見たら、整理出来るようになるかなぁ。
ただ、対立とか思想の違い、価値観の違い、そんなものが軸にあって、見た人に判断を仰いでいるんだろうと思った。
面白可笑しく彩られているけれど、本質的なのは結構黒いというか生々しいというか。

舞台美術関係。
あの幕はすごい。幕と言っていいか分からないけど。
可動ステップ。頻繁に動かすの大変だなぁと思いつつ、ちゃんと意味があって、それぞれのモノに見える。

衣装関係がすごい。デザイナーもなさってる植野堀さんが監修しているのと、車杏里さんのセンスが合わさるとレベルが高い!ファッションが軸の物語だからのこだわり。
上の世界の衣装だけでなく、下の世界もそれぞれの個性があって素敵。
個人的に黒衣装の三人のファッションが好き。

オムニバス of Oi Oi vol5

オムニバス of Oi Oi vol5

Oi-SCALE

駅前劇場(東京都)

2015/04/03 (金) ~ 2015/04/08 (水)公演終了

満足度★★

Aプログラム観劇です
30分もの3話というオムニバスなんですが・・・・
自分的には今ひとつな感が否めなかったです

山椒が効いてる感じがしなかったし、
謎解き(無いですけどね)もあまりなぁ・・・とか思ったデス。

開演時間厳守とかは評価できたけど

ネタバレBOX

#1『春を待つ〜ハチコの妄想〜』脚本・演出 岸野聡子(味わい堂々)
西高前バス停+ベンチという舞台で繰り広げられる物語=ベンチに座り続けるハチコさんの妄想なのかな?

#2『吉野』脚本・演出 長堀博士(楽園王)
「男はつらいよ」を下地にしたコメディもので昭和歌謡を高らかに皆が謳いあげます(^^)~この話が一番楽しかったかな♪

#3『緑春』原作いしいしんじ 脚色・演出 林灰二(Oi-SCALE)
桜の意匠の着物を着た女ひとり落語でした。写真撮影タイムなども設けていましたが・・・。 睡魔に襲われてしまった・・デス
『幸村-真田戦記-』

『幸村-真田戦記-』

Blue Shuttle

ABCホール (大阪府)

2015/03/26 (木) ~ 2015/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

今までのBSPが良い意味で壊されました(≧▽≦)
毎回毎回BSPさんの公演ではたくさんの感動と驚きを頂いていましたが、
今回の幸村は過去作の比でなかったです。
殺陣もダンスもさることながら、
武将達の生き様、
それが美しく鮮明に描かれていました。
中心メンバーはもちろんですが、
今回新加入の方々もたくさんいらして、
BSPさんの層の厚さを感じました。

歴史好きな方、動きのある舞台が好きな方、
いろんな方にオススメしたい舞台です!

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