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遭難、

遭難、

劇団アシデマトイ

TORII HALL(大阪府)

2015/06/13 (土) ~ 2015/06/14 (日)公演終了

満足度★★★

少しホームドラマチックな「遭難、」面白かったです
前作「ばかみたい、というのはバカではない」、とっても感動しました。
そして今回は、ブラックな所を攻めてきましたね。

以前拝見した「遭難、」の印象は、嫌われ役の先生の、病的に突き抜けた性格が印象に残っていましたが…。

今回の嫌われ役の先生は、常識は分かってるけど常識に縛られるのが嫌なヤンキーっぽい先生に仕上がってました。
そのため、少しホームドラマチックな「遭難、」になっており、あくが抜けて、これはこれで見やすかったです。

2時間半の熱演、楽しませてもらいました。

ネタバレBOX

「遭難、」の嫌われ役の先生は、一般人と相容れない、全く価値観を共有できない、突き抜けた人間!少し精神おかしいのでは…的な。
それが故にどんなことも出来るし、どんなことも正当化できる。
正当化された彼女は無敵であり、常識人である他の先生がどんどん巻き込まれてゆく…。

この劇の説得力は、嫌われ役の先生がどう突き抜けるかにかかっており、この役は難しいな、と思っていましたが、今回、少しチャラい、ヤンキーっぽい先生に仕上がってました。
個人的には、やはり病的な先生の方が好みですが、今回のホームドラマ的な「遭難、」もありのような気がしました。
8・12〜白球〜

8・12〜白球〜

劇団裏長屋マンションズ

ブディストホール(東京都)

2015/06/16 (火) ~ 2015/06/22 (月)公演終了

満足度★★★★

やられた
初見の劇団。事故の頃はまだまだ幼く,かすかに記憶にある程度であったので,概略を調べてから観劇。最初は事故との関連性が見えてはこなかったが,途中から沁みてきた。最後には不覚にもうるうるきてしまった。あり得ないけど,良い物語です。そして,その裏返しで,残された人にとっての事故の悲惨さを痛感しました。

ルル

ルル

演劇企画集団THE・ガジラ

小劇場B1(東京都)

2015/06/18 (木) ~ 2015/06/21 (日)公演終了

満足度★★★★

過劇
未就学お断りの意味が良く解りました。

非常に過激なシーンが満載でした。

激しかった・・・・。

ネタバレBOX

「地霊」「パンドラの箱」2本を一つにまとめた作品でした。

最後に、屋根裏住まいのシーンになって行きます。

実際に天井から水がポタポタ垂れて来てバケツに落ちる音が鳴り響き、雨漏りする程すさんだ風景が感じられました。
金と銀の鬼─チェインソウル─

金と銀の鬼─チェインソウル─

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/06/17 (水) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★

鬼の角凄い!
いや~おもしろかった! 衣装もゴージャス!! Xクエストは笑わせてくれるけど基本カッコイイです! しかし、あの鬼の角 どうやってついてるの!?    

メイクルーム~すかんぴんアイドル~

メイクルーム~すかんぴんアイドル~

“STRAYDOG” Seedling

ワーサルシアター(東京都)

2015/06/05 (金) ~ 2015/06/14 (日)公演終了

満足度★★★★

アイドル怖い
ゾンビ映画撮影の有る一日の話し

ロケ現場の学校の一室をメイク室として、そこで繰り広げられる出演者とスタッフの一部始終

どのシーンも、実際こんな感じなのだろうっと思わせてくれる場面で作られているので、観て居て面白かったです。

ネタバレBOX

人形を持って登場した女子高生が、凄かった。

敦―山月記・名人伝―

敦―山月記・名人伝―

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2015/06/13 (土) ~ 2015/06/21 (日)公演終了

満足度★★★★

能狂言からのぉ~
客層の多くが、能楽堂にいらしている方々が多く見られました。

パブリックシアターで、着物を着て来られる人が多い公演は、普段は少ないのではないでしょうか?

再演という事でしたが、初演も見て見たくなるような舞台でした。

「山月記」「名人伝」っと、間に休憩を挟み2本立てでした。

「山月記」は、シリアスな舞台でした。
獣に戻ってしまいそうになる遠吠えのシーンは、鼓の人に声を出させて居ました。

「名人伝」は、コミカルな話でした。パワポを使っているのでしょうか?!文字が背景に映し出されて楽しく拝見させて頂きました。
10年前の初演は、文字をどの様にされたのか?知りたくなりました。

ネタバレBOX

普段、能狂言をご覧になられる方には、物足りなく感じるのでしょうか?

普段、能狂言を観て居ない方には、不思議な感じがするのでしょうか?

感想を聞いてみたい所です。


私としては、初めての感覚で次も一先ず見て見たいと感じました。
Windows5000

Windows5000

壱劇屋

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2015/06/19 (金) ~ 2015/06/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

舞台美術がすごい!
思っていたより舞台美術がすごくて目が足りなかったです!
まだまだ見落としてるところがあると思うのでもう一度観たいと思いました!

姥捨・春夏秋冬

姥捨・春夏秋冬

ハラプロジェクト

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2015/06/18 (木) ~ 2015/06/29 (月)公演終了

満足度★★★

舞が良かった
最初と最後が大人数の登場で、狭い会場だけに、迫力満点!!
その後はババと孫の自慢比べ、そして別れのとき.....................舞う。
ババを運ぶあの大男、体もデカく大きな声で...............まるで西郷隆盛の様だった。
その後は.........................。
春夏秋冬と虫の視点で命見つめる、面白い作品でした。
原と知久の出会いで生まれた「姥捨」、10年経ってMARJINALも加わり「姥捨・春夏秋冬」として登場したそうです。

見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

ことのはbox

明石スタジオ(東京都)

2015/06/17 (水) ~ 2015/06/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

名古屋明治の香りを少し感じたかも。

あれでも2時間ちょいだからカットしてるんだなぁ。と思うとあの戯曲そうとう本来長いんですね。でも、分からない不明な点はなかった、と思いました。
知人がこの劇をやって、難しそうに頭をかかえていたけれども、確かにこれは東京の人間がやろうとすると少なからず悩まされる気がする。

開場の時にもう、私たちのような洋服ではないもんだから、
ドキドキした気分をすでに味わうことができました。

ネタバレBOX

美術や衣裳が当時の時代を思わせるセットでした。
暗いと分からないけど、光があたったときにどうしても下手の木々が嘘っぽくみえちゃう。
上手は、水飲み場?で水を飲むとき、何処かのシーンで人が1度に4人ほどかたまって足だけ見えててちょっと不思議だった。あれはスローモーション?
タイミング悪く起動する冷房が凄く残念。静かにしてて!笑

ろうそく風ランプでも使ってる、と思ったらちゃんと吹いて消してて驚きました。
お辞儀のタイミングや台詞のテンポ感。
途切れずに役者が入ってくるリズム。スムースに心配なく見られました。とても楽しめました。
やぶれた虹のなおしかた

やぶれた虹のなおしかた

こゆび侍

駅前劇場(東京都)

2015/06/17 (水) ~ 2015/06/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

木皮成さんの仕事にも注目!/約130分
超常的な体験をした特殊な男女のお話なのに強い普遍性が感じられて、どっぷりのめり込みました。

ネタバレBOX

学生時代に心が入れ替わり、お互いに成りすまして人生を送ったすえに中年期を迎えた男女の話。
ラスト、“再入れ替え”を試みるも失敗した二人が別れ際に交わす言葉、「さようなら…」が切なすぎて、胸が締めつけられるようでした。
二人は、相手のものになった自分の体や人生に未練を、愛惜を感じながら、これからも生き続けてゆくのだなぁ。。。
Marina bay Sans

Marina bay Sans

GALA Obirin 2015 招聘公演&WS企画 Baobab

PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)

2015/06/19 (金) ~ 2015/06/21 (日)公演終了

満足度★★★


楽しませる工夫はあった。Marina bay Sansをよく知らないせいか、全体的にぴんと来なかった。とはいえ意味よりも踊り。リズム系の動きが入り、駒場公演とはがらりと違い、これはこれで楽しかった。

アタックチャンス

アタックチャンス

ThE 2VS2

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2015/06/13 (土) ~ 2015/06/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

テンポが良くって、安心して笑える!
いや~、やはり関西の笑いはこうでなくっちゃ!
テンポが良くって、安心して笑えました!
楽しかったです。

まさか、壮大な宇宙の話の顛末が…、とは…。
面白かったです。
「罪人」からの「天国と地獄」、これもお笑い中枢をくすぐられます…。

借金に負けず、頑張って下さい!
次回は東京公演ですか、次の大阪での公演までは間が開くそうですが、茶屋町には取られるとのこと、観に伺います。

追伸、パンフレットも良かったです!

燃えるゴミ

燃えるゴミ

シティボーイズ

東京グローブ座(東京都)

2015/06/19 (金) ~ 2015/06/29 (月)公演終了

満足度★★

期待しすぎた/本編約100分+終演後あいさつ
飛び道具的ギャグと駄弁的やり取りから成る約100分。
脚本の構築度が低く、私にはあまり楽しめませんでした。
ギャグが散発的で線を、流れを成していない。
それでもトータルで四、五回くらいは笑いましたが。。。
カーテンコールで大竹さんも言ってましたが、お客さん、あったかすぎます!

ネタバレBOX

モナリザのやつは飛び道具に頼りっきりで全く笑えず。
なぜあんなネタが篩いにかけられずに残ったのか理解に苦しむ。

いちばん笑ったのは、きたろうが長年かけて作った泥団子を大竹まことがボーリングの球でぶっ潰す話。
あれは前段のやり取りも含めて面白かった。
ふっくら!人間関係

ふっくら!人間関係

動物電気

駅前劇場(東京都)

2015/06/06 (土) ~ 2015/06/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

ずっと、面白い
最初から最後まで、詰め込み過ぎな程のネタ満載の舞台でした。

ドローンが出て来るとは思いませんでした。

タイトルはあまり本編と関わり無いように感じました。

ネタバレBOX

学生時代の憧れの女性が、バツイチになって再会する話し

その別れた夫と娘が、実際の鎖で首輪を互いに付け合って生活を送って居るキチガイな親子

話しの流れは、あんまり重要に感じませんでした(笑)
ラフカット2015

ラフカット2015

プラチナ・ペーパーズ

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2015/06/10 (水) ~ 2015/06/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かった
4本の舞台が1回の公演で上演されました。

ショートストーリーの集合体の舞台は、あまり期待できない事が多いと感じて居ますが、この4本は非常に面白かったです。

印象的だったのは、

「終電座」  (原案:谷山浩子  脚本・演出:工藤千夏)

でした。

以下、ネタバレにて・・・。

ネタバレBOX

「終電座」  (原案:谷山浩子  脚本・演出:工藤千夏)

終電を待つ、駅のホームが前半の舞台でした。

終電なので、多くの人達が駅のホームでそれぞれ様々な事情を抱えながら電車を待たれて居て、そこに最終電車がホームに入って来るまでのちょっとの時間を繰り返し繰り返し、同じシーンを見せてくれました。

その度ごとに、焦点を誰か別の人に当てるので、大勢の最終電車を待つ人たちのそれぞれの事情が見えてくるのが、非常に面白かったです。

後半は、最終電車での車内が舞台でした。

前半同様に、同じ事が繰り返されるのか?!?!と思って見て居ましたがそれは、安易な考えでした。

最終電車の車内は、それぞれが見ず知らずの人達だったけれど、段々と会話が出て来て、歌を歌い始めて、ミュージカルの様な雰囲気になって来ました。

こんな作りの舞台は、非常に珍しく感じて新鮮でした。
白鳥の湖

白鳥の湖

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2015/06/10 (水) ~ 2015/06/14 (日)公演終了

満足度★★★

長田の白鳥にちょっとガッカリ
14日午後、新国立劇場バレエ公演『白鳥の湖』千秋楽の舞台を鑑賞。今回の公演期間中唯一行ける日程が14日だったのだが、結果としてよく見る小野絢子や米沢唯ではなく、あまり見る機会の少なかった長田佳世の白鳥を観ることが出来たのは、ある意味貴重だったかもしれない。

お気に入りの本島美和は堀口純と第三幕のスペインの踊りに登場。颯爽な動きと美貌はやはり個人的にはバレエ団一のお気に入り。
長田のオデット/オディール、踊りはガシッという言葉が似合うようなしっかりしたものだったが、筋肉質の体型とオディールはまだしもオデットの際の表情の生気のなさ(演出的な要求か?)にちょっとガッカリ。正直、白鳥の役には向いていないような印象だった。
対して、コールドの美しさや、先述したスペインの踊りのほか、ルースカヤなど第三幕の各踊り手の熱演が目立った。また、主役級というより凖主役級でもある道化の踊りも印象に残った。最近観た白鳥の中では抜きん出た道化だったよに思う。

もともと新国立の牧版白鳥は、無駄な曲と踊りをカットして分かりやすくするという方向性の演出であったが、それが逆にラストシーンの蛋白化を招いて全体的に平板な舞台となっていたが、今回は少し演出に手が加えられたようで各幕の出演者の表情や踊りに活気が感じられ、ラストシーンも今までよりはやや劇的な展開になっていた。まぁ、これは悪魔役の踊りと演技の力量がをきちんと生かし切ったということで、新監督である大原の意向の反映なのかもしれない。

朝劇 下北沢「下北LOVER」

朝劇 下北沢「下北LOVER」

朝劇

VIZZ (ヴィズ) (東京都世田谷区北沢2-23-12 Mビル1F)(東京都)

2015/01/18 (日) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★

朝から充実

数ヶ月前、週末の朝9時から下北沢のカフェを会場に朝劇(朝食付き)という舞台が行われていることを知り、土曜日ヴァージョン『リブ・リブ・リブ』を観に行ったのだが、これが面白かったので日曜ヴァージョン(土曜日ヴァージョンの続編的内容らしい)を観たくなり、ようやく14日に観に行くことが出来た。

舞台は、下北沢にあるとあるカフェ。地方から出てきて下北沢に暮らす兄(宮原将護)と歌手志望の妹(関森絵美)。歌手になる夢と現実の厳しい壁に挟まれ苦悩する妹に説教する兄と、色々慰めるというかアドヴァイスするカフェのマスター(山岡竜弘)と常連客(渡辺コウジ)、そしてそれに巻き込まれるカフェに面接に来た女性(寺田有希・この役は毎回ゲストが担当。14日は土曜ヴァージョンで妹役を演じる寺田がゲストだった)というドタバタ&しんみりの上手くミックスされた内容で、土曜に劣らぬ面白さ。狭いカフェの空間を有効に使う演出もなかなかなもの。
出演していた5人全員芸達者ではあったが、宮原、渡辺、寺田の3人は特に印象かった。特に寺田の土曜ヴァージョンで魅せた妹キャラとは正反対のアダルトキャラにはドッキリ。妹役の関森も熱演していたが、喜怒哀楽の変化の付け方にもう一工夫すれば言うことなし。


朝から充実した舞台を観ると、一日が楽しく過ごせそうになる。そんあ朝劇であった。

「湯もみガールズ2015」

「湯もみガールズ2015」

劇団たいしゅう小説家

萬劇場(東京都)

2015/06/18 (木) ~ 2015/06/21 (日)公演終了

満足度★★★

明るく元気…応援歌のようで
閉館の危機にある湯乃町ホテルを舞台に、普通の女の子があるプロジェクト達成に向けて活躍する。そのホテルで繰り広げられる笑いと涙の青春ストーリー。それが明るく元気で、応援歌のようである。
そしてラストシーンは...。

ネタバレBOX

脚本・演出は高梨 由 女史である。この公演...萬劇場がある豊島区で催される池袋演劇祭で受賞歴のある作家・演出家である。

本公演は、再演…閉館危機にあるホテルを再建させるため、従業員である彼女達が奮闘する。それが”湯もみパフォーマンス”で集客を図るというもの。わかりやすい展開であるが、それは敢えてそうしている。まず、観(魅)せるという芝居の基本的なところを押さえている。そこには彼女達の成長と笑いが、観客の心もワクワクさせる。同時に元気もくれるようだ。
主役…つき子(中西悠綺さん)が真面目で頑張屋という設定で、周りのやる気のない、または挫けそうになる仲間を励ます。その姿が微笑ましい。同じような年頃の女性キャストであるが、それぞれのキャラクターを上手く描き分けていた。
予定調和のハッピーエンドであることは承知していたが、それでも楽しめた。
ラストは、「湯もみダンス」とそれに合わせた歌が披露され、観客も手拍子…劇場内が一体となってライブを体感する、というお得感が嬉しい。
次回公演も楽しみにしております。

新宿・夏の渦

新宿・夏の渦

ピープルシアター

シアターX(東京都)

2015/06/17 (水) ~ 2015/06/21 (日)公演終了

満足度★★★★

厚化粧の下の悲哀...人間讃歌が素晴らしい
本公演は上辺だけ観れば、軽妙な芝居であるが、その描く内容は崇高な人間愛...。
舞台セットはパイプ足場のような造作が上手・下手にそれぞれあり、さらに舞台奥の上手・下手に平空間を設け、それぞれを別場面の演出に利用する。そのシンプルで、ほぼ素舞台で繰り広げられる“怪艶”にして悲哀な物語は...。

ネタバレBOX

梗概は、鯨飲が原因で急逝したゲイ。家族がその遺体を引き取りを拒否し、その態度に憤慨したゲイ仲間が、故人の実家まで遺体を届ける、前後するが、ゲイ仲間の愛人の裏切りに対する報復...その二筋を中心に絆とゲイが住む街の住人たちとの関わりを軽妙に描く。

しかし、厚化粧という仮面に隠された悲哀...生まれもった性に違和感を持ち、性の自由を求めたゲイと呼ばれる人々。その人々は化粧の匂いとは別に本当の意味での人間の臭いがする。その漂いの総体は、例えばシャネルと言えば”5番”が代名詞(マリリン・モンローすの影響か)であるように、ゲイと言えば”二丁目“を指すほど有名になっている。そんな新宿二丁目を舞台にした公演…。芝居であるから本来はニオイは生じないはずであるが、この舞台からは独特の香臭が漂ってくるようだ。そして五感すべてを刺激し、夏の日照りとは別の意味でヒリヒリさせる。

また歌・ダンスが随所に挿入され、これだけ観ても堪能できるが、ここには演出上の工夫がある。この歌は、通路や舞台と客席最前列の間のスペース、ダンスは、舞台客席側(前方)で踊っている。当然、演者にスポットライトを当てるから、後は薄暗がりになる。その中でキャストが舞台転換の作業をしている。暗転すると、その時間が長く感じられることから、観客の集中力に対する配慮であろう。また、歌・ダンスは二丁目のバーやスナックでの催し...劇場内がその場で、観客はまさしく飲みに来た”客”であり、臨場感を体感したことになる。この演出の妙が、全体的に魅力ある雰囲気を保っていた。

テーマ性というと難しくなるが、男女という肉体的性別とゲイという精神的な異性、しかし、その前に人間としての感情...特に悲哀ある描写が印象的である。その描きは、社会的に弱い者や少数の異端と呼ばれる人達に対する優しい眼差しを感じる。
その体現は、キャストが醸し出す妖しい雰囲気にある。同じゲイ役であっても、人間性は違う。そのキャラクターの立て方や魅力の表現は見事であった。

なお、ゲイの家族感情にも同感する、そんな醒めた目で見る自分がいることも否定できないが...。

最後に船戸与一先生のご冥福をお祈りいたします。
またピープルシアターには、次回の船戸作品にも期待しております。
演劇動物演 vol.1

演劇動物演 vol.1

演劇動物演

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2015/06/19 (金) ~ 2015/06/21 (日)公演終了

満足度★★

サークルの延長かな
歌ありダンスあり等、始めて体験するジャンルのイベントでした。初日ということで、打ち上げもありましたが、仲間内だけで話が盛り上がっているだけで、新山ものにはつらい空間でした。朗読のメインの女性の演技が、印象的でした。これは見る価値あるかも♪

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