満足度★★★★★
無題1461(15-109) 「水辺のデッサン」
11:00の回(晴)。10:30受付、開場(2Fへ)。2年ぶり(2013/4)の再演。
漢人さんは初演(まるチーム)と同じ。此処だからできる作品。
10:57前説、11:02開演~12:22終演。
「柳橋は、江戸時代から続く格式の高い花街」とあります。遠くからの想いが隅田川を流れていて開け放たれた窓からすっと入ってくるようです。
終演後DVDを購入しました。ちょっと観てみると髪型や座った時の向きなど少し変わっていました。電車の音が入っていますね。みんなどこか踏みきれない、伝えきれないものを持っていながらお話は世代を超えて繋がってゆきます。優しい思いやりが溢れる人たち。謎解きと幻想的な設定。女性は強く、男はなんとか受け止めようとするけどぎこちない(でも憎めない)。
ネットでみると築70年位ともあります(昭20頃?)が、本作では昭和4年。wikiってみると「市丸・江戸小歌市丸」さんは1906(明39年)~1997(平9年)。
切なさと優しさとが古い建物が醸し出す雰囲気とよく合っていて、若い男女と(ちょっと&かなり古い)大人の男女の対比がほほえましく、役者さんの演技も素直で親しみやすい。