最新の観てきた!クチコミ一覧

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二都物語

二都物語

新宿梁山泊

花園神社(東京都)

2015/06/20 (土) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

凄まじい演劇でした
久しぶりに凄まじい演劇を魅せて頂き、とっても有難うございます!_唐さんの作品は時代の空気を深く呼吸して書かれていて、その時代の情緒や感情が一杯詰まっているものなのですが、だからと言ってリアリティに埋没したものでは全く無く唐さんが創作した唐十郎世界が、そこに展開しています。その奇妙で魅力的な世界は私を長年捉え続けています!_それは今時の、きゃりーぱみゅぱみゅワールドよりも、もっと奇妙で奇怪な情念世界でございます。_花園神社のテント芝居を観せて頂いたのは昨年夏の「ジャガーの眼」以来、一年ぶりなのですが、今回はその時よりも役者さん達が活き活きと人物を演じていたように感じました。二都物語は「ジャガーの眼」よりもずっと濃厚に時代背景が反映された作品でヒロインが手にするある小物などは今は眼にすることは無い物なのですが、かと言って舞台を現代に置換することはせず原作の時代のままに演出されていることが反って役者さん達が異世界に没頭できた要因のひとつになっているのかともしれないと思いました。特に一徹役やリーラン役には、それを感じました。 私はこの作品の初演をリアルタイムに観られた年齢ではありませんので、その前提での感想ではございます。_今も上演中ですのでネタバレ的な事には触れませんが桟敷席最前列の観客に対する主催者側の御気使いには感謝いたします~_その席では海峡をナマで実感いたしまして配られたもには随分と役に立ちました。もしかしてお稲荷さんの・・・・次回作品も楽しみにしています!!

三人吉三

三人吉三

木ノ下歌舞伎

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2015/06/13 (土) ~ 2015/06/21 (日)公演終了

満足度★★★★

真正面から「演劇」する。
木ノ下歌舞伎弐度目。休憩弐回の五時間コースは歌舞伎公演並みだがこれが贅沢。歌舞伎版三人吉三を観た事はなく、粗筋も知らないが、「思いがけなく手に入る百両」の七五調のくだりは有名、でもって三人の「吉三」(お嬢と後二人の)の話とだけは知っていた。河竹黙阿弥は面白い話を書いたものだし、上演すれば楽し。その特徴、歌舞伎ではキメとなる長台詞や二人(あるいは三人)合わせて言う台詞などでは原典どおり語り、他は現代語に翻訳してある。衣裳も現代の衣服に「役」を示す符牒のような飾りや羽織などを付加してある。でもって音楽はデスメタル系? 融合のし具合が絶妙だが、その演出が「実験」のためでなく、きっちり芝居を見せる目的で施されており、しかも成功しているのはそう目にしないように思う。5時間がこれほど苦痛でないとは‥。

廃墟

廃墟

劇団東演

東演パラータ(東京都)

2015/06/12 (金) ~ 2015/06/23 (火)公演終了

満足度★★★★

「戦後日本」の根っこを掘り出す執念の戯曲
戦前・戦後と新劇界の第一線に居た劇作家三好十郎の、敗戦直後の作品だという。雑誌に掲載されたこの戯曲に三好は魂をつぎ込んだ。その事がダイレクトに感じられる終盤の対話、というより口論、否、議論。それぞれの背景から絞り出すように吐かれる言葉。そこには戦後の「政治の季節」の巷で交わされた典型的な議論、物言いが凝縮されて書き出されている、と同時に、現在進行形で新たな時を刻んでいるかのように固唾を飲んで見させる(身につまされる)切迫感を持っていた。
 書かれた当時は物資不足の混乱の下、作品の登場人物らも食糧に欠乏し苦吟する姿が、真実らしい肌合いで彫刻のように浮かび上がる。爆撃にやられて既に廃墟にひとしいこの家には、労働運動に勤しむ病弱の長男と、特攻帰りのぐれた次男、顔半分が焼けただれているが健気に皆に食事を工面する妹、自らの意思で教壇を離れた大学教授の父、世慣れた風情だが今は身を寄せるその弟、男女関係の話の中心となる女中、次男が連れてきたパンパン風の女、家賃を取り立てに来た女、父の教え子といった者らが出入りする。時代の矛盾をそれぞれに体現する彼らは、貧乏ゆえに「助け合う」、といったヒューマニズムの段階をとうに通り越して、過去を引きずりながら手のひらを返したような民主平和の日本とどう折合いを付けるかに苦しみ、時に食糧や収入よりも優先する「生きる根拠」としての思想の切実さがほとばしる。彼らは当時の日本人の根底にあったものをそれぞれの立場から言葉化し、背後に居る多くを代弁しつつ激論を戦わせる。そこには悲哀があり、敗北主義も横切るが、最後まで己の言い分を言い切った(三好に言わせられた)彼らは作品の中で昇華した。物語的に解消したのでなく、彼らをどこかで見ている人達(即ち我々)の前で言葉を(中空に架空の石板でもあるなら)刻印した、という事において昇華した。 戦争にまつわる自分たちの責任、また責任の無さについての議論は、この時から今に続き、今なお燻っている。

ネタバレBOX

文化座+東演。両劇団とも長い歴史を持つ(特に戦前からあるという文化座は唯一無二では..)。パンフにある三好作品の上演記録にも両劇団の名が挙がっており、この作家との縁が知られる。
小さな劇場だった(収容60名程度だろうか)。この空間に出現した廃墟はその無惨さと、開放感と、家族が住まう場としての箱庭的な親密感がほどよく漂うバランスの取れたそれになっていた。
演出鵜山氏の力の入れどころがどのへんにあったかは判らない。
俳優は反目が明白な長男と次男(文化座・東演)の鋭利さが目を引き、吐かれる長台詞は、三好十郎の魂が文字どおり乗り移ったかのように濃密であった。
俳優陣の実質は東演主体で文化座と文学座から客演、といった陣容だったが、東演俳優の表現の「届かなさ」「関係の取れてなさ」を感じる箇所が特に前半あちこちにあり、勿体なし。しかし全体としてこの壮絶な議論劇を成立させるリアルな時代感を実現せしめた。
見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

ことのはbox

明石スタジオ(東京都)

2015/06/17 (水) ~ 2015/06/22 (月)公演終了

満足度★★★★

はいからさんの挫折
会場入りすると、きちんとしたセット。気合を感じます。この演目は3度目の観劇で、今回は2/3程の短縮版だが、特に違和感はない。広い劇場の後方から観るよりも、小劇場の前方から観る方が臨場感がある。やっぱり名作は何度観てもいい。出演者の方々も好感のもてるよい芝居でした。

マーシー、朝の憂鬱,昼の倦怠,夜にトけて水飴

マーシー、朝の憂鬱,昼の倦怠,夜にトけて水飴

COoMOoNO

キッドアイラックアートホール5階(東京都)

2015/06/18 (木) ~ 2015/06/21 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しめました
COoMOoNOの浮遊感のあるファンタジックな世界が好きなのですが、今回は結構シビアなお話でしたね。このワンフロアで3人はそこそこフツーかと思いますが。やっぱり生活水準を落とすのは難しい。人間奢っちゃだめだな~と、勝手に反省。質素倹約でいきます。

Windows5000

Windows5000

壱劇屋

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2015/06/19 (金) ~ 2015/06/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

景色が違う
E-5、C-8、B-3から覗き見
あの席からは見えていた人が見えなかったり、見えなかった壁が・天井が見えたり見えなかったり、それぞれ見える景色がかなり違って驚いた。 席が変わると調査対象者も変わるので色々楽しめました。

8月も楽しみ♪

いしだ壱成主演「俺の兄貴はブラームス」

いしだ壱成主演「俺の兄貴はブラームス」

劇団東京イボンヌ

スクエア荏原・ひらつかホール(東京都)

2015/06/03 (水) ~ 2015/06/05 (金)公演終了

満足度★★★★

一粒で二度美味しい
そんな感じのステージでした!演奏に芝居、バランスよく構成されていて良かったのですが、ブラームスの作品のせいなのでしょうが、歌曲が多かったように感じました。あと、けっしてクオリティーが低いわけではないのですが楽器の構成のせいか、演奏に若干物足りなさも感じてしまいました。

Windows5000

Windows5000

壱劇屋

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2015/06/19 (金) ~ 2015/06/22 (月)公演終了

満足度★★★★

皆さんのコメント通り、舞台が凄い♪そして「しゃべくり」で笑い…♪
皆さんの沢山のコメント通り、舞台が凄い♪凄い♪凄い♪
そして、アクションのない壱劇屋さん!
大熊さんと竹村さんの掛け合い、話術で勝負したくなる年頃でしょうか…?
とっても楽しかったです。

最後の場転、あの壮大なクーロン城が…。
それだけで、驚いてしまいました!
凄い♪

ネタバレBOX

Windows5000はOSではなく、のぞき見アプリだったのですね♪
あと、イルカキャラ、懐かしかったです。

本当に本当に、舞台の各小部屋が細かく作り込まれていました。
中程の席でしたが、(持ってくるのを忘れた)オペラグラスが本当に欲しくなりました。

そして、最後の場転、あのがっちりしたクーロン城が、あっという間に無くなっているなんて…。
それだけで、驚いてしまいました!
凄い♪
金と銀の鬼─チェインソウル─

金と銀の鬼─チェインソウル─

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/06/17 (水) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

所狭しと暴れる鬼たちに大興奮
4面囲みの、決して広いとは言えない舞台上で行われる
迫力のアクション、キャストそろってのダンス、
怒涛の展開に興奮しました。

今回1度しか観劇できないのですが、
1つの方向からだけでも
「本筋をほぼ見届けられた」という気持ちになったのは
役者さんの、全身に神経を張り巡らした演技と
囲み舞台を意識した演出のつけ方なんだろうなぁと思いました。

衣装も素敵だったので、
カーテンコールの撮影会がありがたかったです。


ネタバレBOX

緑丸と助佐のコンビが終始目をひき、
妖刀を手にした後に起きた変化で、さらに目が離せなくなりました。

銀鬼は、ライム兄弟とのふれあいや桜満とのやりとりで見せる表情と
後半の泣き叫ぶような表情のギャップがよかったです。

金鬼と、某人物との因果のくだりも「そういうことか!」 と納得して観れました。

「角」や「メッキ」などの、掛詞のような言葉の使い方も説得力があって
面白かったです。

POP!!!!

POP!!!!

ブルーエゴナク

ぽんプラザホール(福岡県)

2015/06/19 (金) ~ 2015/06/21 (日)公演終了

そこまでハイテンションでは
なかったような気がしますが。通常のを観てないからね。本作では台詞のあげさげとシーンの切り替えでメリハリをつけて、飽きることなく入っていくことができました。郵便屋さんと駄菓子屋のおばあちゃんの別のテンションはお気に入り。

GQ2015 『GABBY』~世界で戦ってきた男たちの饗宴~

GQ2015 『GABBY』~世界で戦ってきた男たちの饗宴~

CSB International

キャナルシティ劇場(福岡県)

2015/06/19 (金) ~ 2015/06/20 (土)公演終了

すばらしい躍動。
でも贅沢ですが、前の席だったので、ステージ上の混雑感は残念。
座長大会的な。俯瞰で観たかったな。

はんなり☆夏語り~縁~

はんなり☆夏語り~縁~

はんなりラヂオ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2015/06/20 (土) ~ 2015/06/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

はんなりさんは泣かせ上手
朗読劇「はんなりラヂオ」、
今回は人と人との「縁」に絡めた3作品。

【沢村校長の晩年】
【花まんま】
【縁の五十両】

はっきり言って【花まんま】が泣かせました。
(ネタバレ避けて)フライヤーに書いている限りで、

自分の妹が「別人」を名乗りだした!

という所からの物語の展開が、
笑わせながらでありながらも、
それはあまりにも悲しくて、
でも「救い」があって素晴らしかったです(´;ω;`)


あと沢村校長の口ではブチブチ言いながらも
案外今の家政婦との暮らしを気に入っていそうな所も
癒やされましたね。

縁の五十両、見事に縁の連鎖の話なのですが、
自分にはちょっと「そもそも~~」という所で、
ちょっと大トリという感じではなかったですかね。

まあ、「これぞ朗読(群読)」と言える作品達、
そして演者陣でした( ´ー`)

ネタバレBOX

【思った事】

●沢村校長の晩年

・ 始まってすぐの頃、阪脩さんの語りが
  「ナレーション口調」のみだったように感じられ、
  「役に入り込めていない?」
  「ただ”読み”になってしまっている?」など、
  少々不安を覚えましたが、

  その後だんだんと沢村(元)校長が地を出していくにつれ、
  その口調から何からが「人のぬくもり」と
  「沢村(元)校長の(少々の)嫌味ったらしさ(?)」などを
  表に出していく様に、

  「ああ、最初は皆に慕われた”沢村校長”(という嘘の人格者)で、
  それが家政婦さんとの付き合いの中でだんだんと
  ”本音”を出すようになったんだな」という「変化」を演じた、
  と感じられるようになりました。

・ 「ただ言いたい事をいつも表に出さず」という行動が
  「いい人」という扱いを受けてしまい、
  その「誤解」は解ける事もなく、、、

  と晩年まで過ごして来た沢村(元)校長が、
  あまりにも押しの強い家政婦との付き合いの中で
  だんだんと「地の性格」を表に出すようになり、

  それがいつしか「家政婦手編みのニットキャップ」まで
  かぶるような仲になってしまっている(溶け込んでいる)という、
  だんだんと変化していく波のような「縁」に
  微笑ましさを感じました。


●花まんま

※ あらすじまんま書いちゃってます。

  (大阪ならではの笑いのテンションそのままの流れでありながら)
  妹が産まれてすぐに父を亡くし、
  片親(母親のみ)で苦労しながらも
  兄として必死で妹の面倒を見てきた。
  ※ 途中で兄妹とも10歳、7歳だったかと。

  しかし妹がある日高熱を出して以来、
  妙に大人びてしまった。

  ※ その時から、舞台横に「おばさん(?)」演者が
    一緒に(ジョジョで言うスタンドのように)立つようになり


  そして、「彦根(ひこね)」について色々と聴いて来る妹。

  ? すいません、彦根について自分自身詳しくないのですが、
    多分京都大阪の海の方?

  更には友達の家に行くと言って帰らず、
  電車にズル乗りし京都付近で保護された妹
  (彦根へ行こうとした模様)。

  兄は妹のノートに書かれた自分の家族と
  知らない誰かの家族達の名前、
  そして妹の名前が何故自分達の方に書かれてなかったのか?
  に疑問を持ちます。

  そして妹が「彦根へ連れて行って!」とお願いしてきた際に
  妹のノートの謎について問いただします。

  そして、、、

  妹「自分の中には別の誰か(しげたきよみ)がいる。
    そしてしげたきよみは二十歳を過ぎて、
    エレベーターガールになって
    知らない男に刺されて死んだ。
    彦根にはその家族がいる。
    一度でいいから彦根へ行かせて。」

  との願いに

  兄「彦根には連れて行ってやる。
    だけど、お前はうちの妹だ!

    苦労して育ててくれた母ちゃんもいるし
    死んだ父ちゃんとの約束もある。

    相手の家族だっていきなり知らない娘が
    ”実は死んだ娘(の生まれ変わった姿)だ”なんて
    言ってきても困るだけだ。
    だから(元の)家族に会うのは諦めろ」

  と。

  そして兄と妹、+なぞの「おばさん」(幽霊?)

  ※ この時点では「おばさん」=死んだ「しげたきよみ」本人かと思ってました。
    年齢が合わない所が更なる「謎」でしたが・・・

  は彦根へ、そして「おばさん」の案内もあり、
  海辺近くへ辿り着き、
  そこでガリガリのおじさん、を見かけます。

  妹「・・・お父さんだ・・・」

  兄に説明したしげたきよみの父親はとても太っていたそうです。


  近所の人にその話を聴くと、
  「娘さんが”事故”で亡くなってしまった時、
  自分は何も知らずたぬきそばを食べていた。
  そんな自分が許せずにそれから何も食べていない(最低限の栄養はとりつつ)。」
  との事。

  ※ この頃には妹=しげたきよみの死の直後に転生したもの、
    と物語上背景が見えています。

  (きよみの)父に会いたがる妹に「どうしてもダメだ!」とつっぱねる兄。

  そして妹は「ならば、あるモノを渡して欲しい」と兄にお願いします。


  そして兄はしげたの家を訪ね、
  立派に成人し歳をとったしげたきよみの兄、姉に対して

  兄「そこで髪の長い花がらのワンピースを着たお姉さん(しげたきよみの姿)に頼まれた」

  と父親に袋に入ったあるモノを渡すように頼みます。

  最初いぶかしがるしげたきよみの兄と姉、
  しかし父親がその”モノ”を見て驚きます。

  「花まんまだ・・・箸もちゃんと枝で2本・・・」

  ※ 花まんまは(自分は知りませんが)
    子供がおままごとでお花を使ってつくる
    「お弁当」のようです。

    そして、妹も、しげたきよみも、
    かつておままごとのたびに
    これを兄や(きよみの)父親にいつも出してくれた、と。

  亡き妹の事を思い出し、「誰からこれを託された!?」と
  執拗に聴くきよみの兄、姉に対して、
  ただ喜び、花まんまを(多分実際に)食べる(きよみの)父親。

  ※ この場面もう号泣でした。
    あまりにも悲しい家族に対して
    これまたあまりにも優しい場面(´;ω;`)

  そして兄は去ります。


  その後、妹の願い「○○湖を散歩しよう」に付き合って、
  じゃあ帰ろうと駅についた時、
  きよみの父、兄、姉がそこにいました。

  ※ (きよみの)姉は婦人警官なので、
    きっと子供がこれから
    帰るとすれば駅に行くだろう、と張っていた。


  そして、(きよみの)兄、姉が
  「花まんまを作ったのは、お嬢ちゃんなの?」と問いかけますが、
  (きよみの)父は「きよみ・・・」と妹を見つめます。

  兄は「さすがに父親には分かるのか・・・」と。

  しかし兄は妹を守り、
  妹は(きよみの)兄に名前を問われ、
  葛藤しつつも「今の自分の名前」を名乗ります。


  そして、(きよみの)母親が既に亡くなった話を聞き、
  亡くなったのが3年前だと言う事を知り
  (=ちょうど妹が高熱を出し、それから行動がおかしくなった)、
  
  きよみの家族達は、
  「きよみだけじゃない、母さんも父を心配してたんだ・・・」
  と気付きます。

  ※ そう、妹が高熱を出した後、ずっと「しげたきよみ」のように
    付き添っていた「おばさん」演者は
    「きよみの亡き母親」だったのです。


  そして、、、
  しげたきよみが亡くなった24歳を越えて、
  実の母親も過労が祟って亡くなり、

  妹がお嫁に行くその日、

  兄は「しげたきよみが生きた時間はもう過ぎた、
    これからは間違いなく、自分の妹の時間なんだ・・・」

  そして、親族のほとんどいない兄、妹に対して
  (亡き)父、母、きよみの母(幽霊達)、

  そして、
  きよみの兄、姉、

  更にはきよみの父親が妹のバージンロードの手を引いて歩く、という・・・

※ 千穐楽という事で【花まんま】作者の方も会場にいらしてましたが、
  ほんといい話書く人だな、あんた(´;ω;`)

  思わずあらすじそのまま書いてしまいました・・・


●縁の五十両

ささっと・・・

江戸時代の頃、貧乏な屋根職人の家を継いで自分も屋根職人になり、
50を越えようという父と母、
そして「せめて息子だけはこの貧乏暮らしから抜けさせたい」と
学を付けさせ、着物問屋に奉公にやらせた息子。

息子がある日家に現れたと思ったら、

息子「五十両貸してくれないか!理由は言えないが、
  おタナのお金に手をつけてしまった。
  年末までに用意できないと大変な事になる。」

心配する母親をよそに父親は息子を殴って追い返します。

※ 甘やかして育ててしまった。。。
  男にはそういう時がある。
  なんとか切り抜けろ、と。


しかし、それでもなんとか息子を助けようと
父は屋根職人の棟梁に「金を借りられないか」相談しようとしますが、
棟梁は「用事がある」と出かけてしまいます。

※ 自分が言いたかった「そもそも」はここ。
  棟梁と話せていたらこの物語は成立していない。

そして、父は屋根の瓦を積んでる中で、
その家の主が金庫(?)に大金を入れる途中で、
用事を思い出して出て行ってしまうのを見かけてしまう。

そして、「善人で正直者」だけがとりえだった父が
ついこの金を盗って逃げてしまう。


更には、この父が川に子供共々身投げしようとする
年増女(江戸時代の年増は25歳ぐらい)をみつけ、
自殺を止めた上で身の上話を聞き、
「悪い亭主に騙されて50両で今年の年末に女郎に売られるこの身、
その亭主も亡くなり、
しかしこの子があまりにも不憫で・・・」の話に、
盗ったばかりの五十両をそのまま年増にやってしまう。

※ この時点で、年増女と息子の関係は読めてました。
  それぞれの台詞的に。


そして家へ帰った父は、家の中がすっからかんに
なっている事を女房に聞き、

母「家財道具一式売って、あとは息子がいつも
  仕送りしてくれたお金を合わせて10両になった。
  あとはあんたがなんとかしてくれ。」

と。

で、父も今日あった出来事を話し、
「自分はとんでもない事をしてしまった。
とりあえず屋根職人の棟梁にこの事を伝え、
お縄を頂戴しよう」と。。。


その頃、息子と年増女が逢引。
そこで、
息子「まだ金が工面できないんだ・・・」という息子に対して
年増女「お金は、、、とんでもない”良い人”がめぐんでくれたんです・・・」
と。


そして翌日、屋根職人の棟梁の元へ出向き全てを話す父、
そこで屋根職人の棟梁は驚く話を。

棟梁「そもそも家の主が用意していたその金は、
  うちへの入金予定の金。
  そして、○○さん(父)が思わず金を盗むのを見てしまい、
  あわてて”確かに頂戴しました”との領収証を
  書いて出てきた」と。

棟梁「確かに盗みは悪い事だ。しかし良く話してくれた。
  ○○さん(父)の腕なら
  五十両ぐらいすぐ稼げる。
  そして、息子さんの五十両も貸すから
  来年、うーんと働いてくれ!」と、

気前よく、父の不貞を許す棟梁。


そして、年増女の話を聴いて父の元へ現れた息子と年増女と母。

息子「気前良く金を出してくれた、という御仁、
  聞けば聞くほど、父としか思えなくて」と。


そして、「今は仕事の途中だ、なんなら手伝え!」という父に
息子「おれも屋根職人を継ぐ!」と息子が告げて

~ Fin ~

と。


※ 結局、棟梁とすぐに話せてたら、
  めんどくさい事になってないですよね?

  あとあまりお話が練られていないな、
  という事で、高評価は上げられませんでした。

  この物語を2/3にして、
  最後が【花まんま】だったら、
  見事な構成だったんですが・・・


まあ、攻殻機動隊SACの「猿オヤジ」事阪脩さん、
そしてちびまる子ちゃんことTARAKOさん、
など見事に演出してたかなあ、と。


長くなってしまいましたが、はんなりラヂオの朗読会は
次もぜひ聴きに来たいです( ´ー`)

PS.今回、【花まんま】の号泣度合いは、
  銀河万丈先生の「ごんべん」の最近の物語を
  超えてるレベルだと思いました。
  「別会」に近いレベルかと。
星降る学校

星降る学校

劇団シアターザロケッツ

テアトルBONBON(東京都)

2015/06/16 (火) ~ 2015/06/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

一作目を超えた
タイトルの爽やかさ、ノンビリ感とは違ったハラハラする展開の舞台でした(^^;
二度の騒ぎの中、個性豊かな先生の笑いネタ(?)、そして、天体観測部にかけた思いが明らかになる後半、感動や笑いが散りばめられた面白い舞台だったと思います!
意外と登場人物が多かったんですが、それぞれ持ち味が出ていて、舞台中の立ち回りも良かったです^^

REBORN

REBORN

劇団コラソン

イマジンスタジオ(東京都)

2015/06/20 (土) ~ 2015/06/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

Tシャツの意味
ニッポン放送さんとのコラボで、イベント用のスタジオで舞台という変わった設定でしたが、セットがなくても予想以上に面白かったです♪
一言でいうとシンデレラストーリーですが、アイドル業界にスポットを当てて、小ネタを挟みつつエンディングまで盛り上がっていく様は、観ていて気持ち良かったです^^
主役の関谷さんは全然知らなかったんですが、熱演とても良かったです♪

想い出の街へ帰ろう

想い出の街へ帰ろう

劇団マニアック先生シアター

甘棠館show劇場(福岡県)

2015/06/13 (土) ~ 2015/06/14 (日)公演終了

満足度★★★

じんわり
焼酎のお湯割りのようにじんわりほっこり。
劇中のお酒は日本酒だったんだけどね^^;

酒好きな全ての人におすすめ。

東海道四谷怪談

東海道四谷怪談

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2015/06/10 (水) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

秋山お岩最高!
 シンプルな舞台だけに、役者の演技が映える。中でもお岩が薬を飲むシーンがゾクゾクするほど良かった。内野聖陽の伊右衛門はなぜかさわやかっぽくて極悪人に見えなかった。

見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

ことのはbox

明石スタジオ(東京都)

2015/06/17 (水) ~ 2015/06/22 (月)公演終了

満足度★★★★

世の中は力で動いている……!?
 是非、観たいと思っていた芝居でした。青鞜社に集った人々の立ち位置もいろいろだったけれど、「青鞜」の影響を受け立ち上がった若い女性たちにも微妙な差があり、そこがこの芝居の勘所だったのかと思います。
  重要な会話は舞台下手の談話室で行われていたが、客席に向けての発話以外では台詞が聞き取りにくい場面もあって、少々残念でした。
 明治の女性に比べれば、自由も権利も保障されている私たちだけれど、権力者に比すれば圧倒的な無力。せめて国会を取り囲みに……。

ネタバレBOX

 安達先生(警察権力に屈した?)、光島(男で揺らぐ?)の変節が説得力に欠ける気がしました。
Windows5000

Windows5000

壱劇屋

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2015/06/19 (金) ~ 2015/06/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

覗き見万歳。
面白かったです。時間があっという間でした。
次回作も楽しみです。

ネタバレBOX

ノッポの部屋に住んでみたいと思いました。刺したい。でも、寝たら確実に首痛めそうで…。
ゴミとケガ以外にも、妖精には親しい仲の人がいるんじゃないかと思いました。
日常を見ていたからですが、着替えのシーンが多くてドキッとしました。男性陣の上半身裸(常に裸のジャングルには慣れましたが)、キャミソールを着ているとはいえ女性陣が服を脱ぐのにもドキドキでした。
見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

ことのはbox

明石スタジオ(東京都)

2015/06/17 (水) ~ 2015/06/22 (月)公演終了

満足度★★★★

名作は名作
個人的に大好きで、
多くの団体で観ている名作戯曲。

旗揚げ公演が多い気がするのは、
それだけ魅力があるということだろう。

名作戯曲をカット上演、というが、
不自然な部分は感じられない。

ただ、2000円のプログラムに、ブロマイドとは。
そんなに有名な方たちなのだろうか?
プライベートフォトプレゼントと言われても、別に欲しいわけではない。
こういうパターンはたまに見かけるが、いささか鼻白む 。

キャストは総じて力演で好感が持てた。
どちらかというと、出番の少ない男優陣がいい演技をしていたようだ。

ただ、安達先生は、もっと包容力があって、喋り方に気品があるべきだろう。
台詞尻が現代人の蓮っ葉な女の子のようで気になった。

Windows5000

Windows5000

壱劇屋

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2015/06/19 (金) ~ 2015/06/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

細かい!
21日マチソワ・22日楽と3回観劇。
一回一回の細かい部分が異なっていて、笑うポイントも変わるのが飽きずに観られた理由の1つかな、と。
大熊さん竹村さんの掛け合いで進んでいくのも、私的にとっても安心できました。きちんと拾っていたもんなー、色々を。
次回のサンプリングデイ、どうしてくるのか。
すっごくすっごく期待。

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