
Dear・異邦人
劇団「楽」
スタジオR(東京都)
2024/06/05 (水) ~ 2024/06/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
男女2人の謎めいたストーリーでした。
男性に隠された謎が何なのか?惹き込まれ、それが分かった時は切な過ぎました。
役者さんの熱演も素晴らしかったです!
不思議な世界観で、哀しくも素敵な舞台でした。

青い!大劇場結婚式(「劇」小劇場)
藤原たまえプロデュース
「劇」小劇場(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
このシチュエーション、何かハプニングが起こりそうで、落ち着きませんね(笑い)。大いに楽しめましたけど、隣の劇場が気になります。

砂漠の動物園
演劇実験室◎万有引力
ザ・スズナリ(東京都)
2024/06/07 (金) ~ 2024/06/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
わたしはあらんとしてあるもので、あるとはすべてであり、わたしはあらんとしてあるもの。
『シュヴァルの理想宮』と呼ばれる建造物がある。1879年、43歳のフランスの郵便配達夫ジョゼフ・フェルディナン・シュヴァルが奇妙な形をした石に蹴躓く。その形に魅了された彼は家に持ち帰り、その日から石の収集を始める。集めた石を庭先に積み上げ、33年掛けて理想の宮殿を独りで完成させた。周囲からキチガイ扱いされながらもその見事な城塞は、彼の死後1969年、フランスの歴史的建造物に指定され今ではれっきとした観光名所。彼の人生は映画化もされた。
1985年初演、何度もフォルムを変えながら流転し続け今回で9度目に。テーマは『距離』。シュヴァルが石を積み上げ始めた時に思い描いたものとの距離。それは掛かる時間か、物理的な作業としての労働量か、それに費やす己の忍耐力か。そしてそれを創り出したいと思った精神世界の欲望との距離。どうして創りたいのか?他のものじゃ駄目なのか?本当に創りたいものはこれなのか?
全ての実現は願うことから始まる。その願いと自分の立っている場所との距離。目に見えないそれを伝える装置としての演劇。皆ランドセルを背負っている。
舞台前には砂漠に見立てた砂場。ある一家の父親が行方知れず。代役業のヤドカリ・𫝆村博氏が父親役を契約。母親は森ようこさん、息子は髙橋優太氏。失踪した郵便配達夫(違ったかも知れない)・螺旋は髙田恵篤氏。カタツムリは小林桂太氏。
「一人は不在(不明)で一人は他人」
『シュヴァルの理想宮』を絶賛したアンドレ・ブルトンの自伝小説『ナジャ』。ナジャことレオーナ・デルクール役は山田桜子さん。ロシア語で「希望」の意味を持つナジェージダ 、その言葉を縮めてナジャ。
ラモーンズの『Pinhead』に似たリフの曲が流れて興奮した。
森ようこさんは流石。こういう女優を育てていかないと劇団は続いていかない。
日本のPUNK ROCK史を語る上でアングラ演劇の系譜は欠かせない。小林桂太氏の小柄な肉体美は遠藤ミチロウを彷彿とさせる。スターリンは寺山修司だったんだな。逆に「万有引力」にスターリンを感じた。
前売りで全席完売、グッズ売り場に長蛇の列。
わたしはあらんとしてあるもので、あるとはすべてであり、わたしはあらんとしてあるもの。

Dear・異邦人
劇団「楽」
スタジオR(東京都)
2024/06/05 (水) ~ 2024/06/09 (日)公演終了

デンギョー!
小松台東
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2024/05/31 (金) ~ 2024/06/09 (日)公演終了

シンの明星
劇団☆龍(Dragon)童子
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/06/07 (金) 18:00
ダンスに剣さばきで見どころいっぱいでしたが、そっちがメインで内容が薄れるかと思いきや、結構何度かのどんでん返しがあったり、笑いがあったりで楽しめました。
剣さばきも音が合っていてよかったです。
笑わせキャラやほかのキャラもよかったし、子役の子もかわいかったです。
子役の子の剣さばきもすごかったです。

青い!大劇場結婚式(「劇」小劇場)
藤原たまえプロデュース
「劇」小劇場(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
2劇場同時公演というのは 初めて観た。いや正確にはシアターグリーンの3劇場同時公演というのを観たことがあるが、公道を挟んで離れた場所の劇場という意味では初めて。自分が観たのは「劇」小劇場側の<結婚式場>だが、やはり小劇場楽園側の<控え室>が気になる。最後にキャストが挨拶に回ってくるが、おめでたい結婚式場で 何故か血まみれの男女2人、何があったのか…。
藤原たまえプロデュース公演、2024年は本公演のみ らしい。その意味では祝祭(当日パンフに「お祭りですよ皆様」とある)を込めて結婚式を題材に取り上げたのだろうか。(普通に)結婚式といえば、その準備期間も含め気苦労が多い一大イベント。公演では、その気苦労を誇張して面白可笑しく描いているよう。現実でもドタバタするが、ここまでは…と思ったが、脚本・演出の山崎洋平氏によれば、これは実話を舞台化したものらしい。
ちなみにタイトル「青い!大劇場結婚式」とは真逆の設定のよう。勿論、大劇場ではなく小劇場、そして青ハルを思わせる若年カップルではなく、中高年の熟年カップルが 時に激しく そして照れながら並んで歩く。その姿が微笑ましい=激しい動きに汗だく、その熱演に笑ってしまう。
舞台は<生モノ>というが、この公演は更に劇場間を行き来するため、人通りが多い時にはハプニングが、何が起きるか予測不可能な…。ぜひ劇場で確認してほしい。
(上演時間1時間20分 休憩なし)

魔法はひとつじゃありません!〜マジックアワーを探して〜
劇団25、6時間
キーノートシアター(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/10 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
Aチームを観劇しました。面白かったです!
ファンタジー要素と、現実的な部分を描いた作品でした。
夢は叶えたいけれど、才能や資質、年齢のリミット等で諦めなくてはいけない・・苦しい気持ちが伝わってきました。
役者さん達の熱演も良く、一生懸命に生きる若者のリアルな姿が素敵でした。
良い舞台でした!

ピテカントロプス・エレクトス
劇団あはひ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2024/05/24 (金) ~ 2024/06/02 (日)公演終了

青い!大劇場結婚式(「劇」小劇場)
藤原たまえプロデュース
「劇」小劇場(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/16 (日)公演終了

野がも
劇団俳優座
俳優座スタジオ(東京都)
2024/06/07 (金) ~ 2024/06/21 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
イプセンの名作が名優揃いの劇団の手にかかって現代的で魅力ある演劇になっている。ややコミカルな味付けの演技の演出が良く、イプセンの狙いどおり「みんな病気かよ」と思わせる。わかりやすく文句なしの面白い公演。

青い!大劇場結婚式(「劇」小劇場)
藤原たまえプロデュース
「劇」小劇場(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/16 (日)公演終了

青い!大劇場結婚式(「劇」小劇場)
藤原たまえプロデュース
「劇」小劇場(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
いやー、いろんな意味でチャレンジングな舞台でした。私は結婚式場の舞台にいましたが、控室で何が起きているのかすごく気になりました。最後に血だらけのカップルがやってきたときには「楽園でいったい何があったんだ…」と思いました。すばらしい舞台でした!

青い!大劇場結婚式(「劇」小劇場)
藤原たまえプロデュース
「劇」小劇場(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
まだ二日目だし、何を書いてもネタバレまがいになりそうだから、とりあえず中身については書かないことに。とにかく(2劇場の演者移動の邪魔にならぬよう)遅れずに客席について、まず当パンのキャスト表で登場人物たちの関係性などを把握しておくのがオススメ。

青い!大劇場結婚式(「劇」小劇場)
藤原たまえプロデュース
「劇」小劇場(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/16 (日)公演終了

魔法はひとつじゃありません!〜マジックアワーを探して〜
劇団25、6時間
キーノートシアター(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/10 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
若さと熱量が直球で伝わってきて、自分の中で忘れかけていた何かを想い出すことができました。それにしても、女優さんって自由に涙を流して泣けて…演技力の賜物だと思いますが、本当に凄いですね。

その先の凪
チーム・クレセント
ザムザ阿佐谷(東京都)
2024/06/06 (木) ~ 2024/06/10 (月)公演終了

Dear・異邦人
劇団「楽」
スタジオR(東京都)
2024/06/05 (水) ~ 2024/06/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
少し切ない慕情劇のよう。
説明にある「裏寂れた公園」「全然違う世界を生きている」「消えてしまう」は、女と男のそれぞれの慕情を表しているよう。説明文だけでは無味乾燥の情況も、舞台として役者が体現すると俄然面白くなる。その典型かも知れない。
少しネタバレするが、二人が出会った夜、それから半年後の夜、この二夜に語られる濃密な心情劇。ほとんどを女が喋ることになるが、それでもお互いの切なさ哀しさ、そして淋しさがしっかり伝わる。女は現在を、男は過去を嘆き悲しむ。そこに2人の苦悩の深さ、癒しきれない時間、そんな違いがあることを表す。
前回(旗揚げ)公演も観劇したが、その時は大勢のキャストによる群衆(集)劇だったが、今回は男女2人芝居。どこかで在りそうなシチュエーション、それだけにリアリティが求められるところ。卑小だが 少し気になるところが…。
(上演時間1時間35分 途中休憩なし)

オッケイ
川久保一人暮らし
OFF OFFシアター(東京都)
2024/06/07 (金) ~ 2024/06/09 (日)公演終了

心は孤独なアトム
“STRAYDOG”
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2024/06/05 (水) ~ 2024/06/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
久々にこのタイプの舞台を観た気がする。
複雑だけど単純で、1日経ったらまた観たいと思った。
面白かったなぁ。
全公演完売かぁ・・・スゴイな!