最新の観てきた!クチコミ一覧

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“ … In The Attic ”

“ … In The Attic ”

まごころ18番勝負

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/05/20 (水) ~ 2015/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★

想像以上の世界
こちらの団体の作品を観劇するのは2つめです。

11:00と13:30の回を観劇。

個室化された客席、
受付してチケット半券を手にした瞬間から始まる「体験」。
劇場ってこんなこともできるんだ! と予想を上回る面白さでした。

劇中劇のような朗読部分の趣向も各々変化があり、
主張しすぎない音楽、影を意識したような照明など、
雰囲気たっぷりでドキドキしました。

登場した原典を読みたくなったので
予約販売の原作集も買いました。
届くのが楽しみです。
原作に目をとおした後に観ることになる8月公演も楽しみにしています。

ネタバレBOX



猫の話、女優さんの明朗な調子と板の仕組みに引き込まれました。
2回で描かれる猫も違うものになっていて、飽きませんでした。

霧も、劇場内の暗さで初見では霧の正体がわからず、
魔法でもかかったのかと思いました。

劇場すべてを使ったラストシーンも「!」となりました。

あと、前説の「自己責任」のくだりで泣きそうになりました。
いま思うと、いいスパイス要素でした。


4人の会話シーンは、シーンごとに視点は変わりますが
お互い探り探りな会話の感じがもどかしく、ムズムズしてきて、
大きな動きもないので部屋の暗さと相まって、意識が薄まりそうでした。

あと顔と名前が一致しているキャストさんが一人しかいなかったので、
暗めの照明、カーテンコールなし(意図的な演出だと思いますが)だったので
劇場で名前と顔を一致させることができなかったのが個人的に心残り。
『ひとよ』★【横浜公演】6月6日・7日KAAT大スタジオ!★

『ひとよ』★【横浜公演】6月6日・7日KAAT大スタジオ!★

KAKUTA

ザ・スズナリ(東京都)

2015/05/21 (木) ~ 2015/05/27 (水)公演終了

満足度★★★★★

母帰る
初演は震災の年。1日で変わってしまったことを受け入れながらいつの間にか4年。あれから自分の中で考え方も多少変化したこともあるが、今回も初演時同様、舞台の世界観にしっかりと入りこめた。
正しく生きていくのはとても難しく割り切れない思いを抱くことも多いが、当たり前の喜怒哀楽があることはなんと素晴らしいことなのか。
スズナリ仕様になった舞台だったが、コンパクトになって見やすかった。良い舞台だった。

ネタバレBOX

こはると大樹、園子、雄二3人が犯罪者の子供として生きて来た歳月を爆発させた瞬間、堂下さんの息子の関係が判明した後の暴れ方、こはるの夫と父に一瞬に変化し言葉では言い表せない感情に身を呈して止めるきょうだいの姿と行動に切ないやら、優しいやら。

根底の話は実はシリアスな話なのに、出てくる人たちがいかにもいそうな人ばかりで「あーやりそう」っていう行動に今回も笑ってしまった。
もつれた糸をじっくりと解きつつ、気がつけば心に響いてるドラマチックな展開に、桑原さんの作風が中島みゆきの描く曲の世界のようと思ったりして。
吉永さんは寅さんかw
海の夫人

海の夫人

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2015/05/13 (水) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★

彼女はどっちの道を選ぶのか。
客席中央につくられたウッドデッキのような舞台、ベージュを基調にしたシンプルだけど、登場人物の個性に合わせた衣装がとても素敵で、麻実れいさんの魅力にどんどん舞台にひきつけられました。
彼女の悩み、不安は、大きさの違いはあれども、誰でも持っているものではないかしら・・・・・と、思いました。現代だって、女性にとってはなかなか生きにくい世の中です。
イプセンは苦手意識があって、これが多分はじめてかな・・・・これからは観てみようかなと思います。

ロストマンブルース

ロストマンブルース

SANETTY Produce

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/05/26 (火) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

素敵な時間を。
ライブハウスが舞台ということで
音楽と人間模様がうまく融合したストーリー展開!
開演前のライブも見逃せないです。
とにかく必見の内容、演出、出演者の皆さんです♪

爛れ、至る。

爛れ、至る。

elePHANTMoon

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/05/21 (木) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★

ご調教
面白い。120分。

ネタバレBOX

詩織(中村真沙海)…マヒル女王様。タカムラに懇願され刺殺。クラブに戻り、今度はシタラに懇願される。
タカムラ(永山智啓)…マゾ。マヒル女王様の聖水を一滴残らず飲み干した。
雛乃(久保山智夏)…女王様。真面目。
シタラ(山田百次)…マゾ。マヒル女王様に殺してと願うも、土壇場で素に戻った。
柊(石橋征太郎)…マヒルの弁護士。妻の精神疾患に悩む。
一花(林奏絵)…新人の女王様。
アダチ(関村俊介)…マゾ。ベラドンナの常連。
クラタ(江原大介)…マゾ。エグイ系のイベント主宰する。
楓(山口オン)…女王様。雛乃から調教について相談される。
奈由美(菊地奈緒)…ベラドンナの店長。
春菜(長野海)…柊の妻。精神疾患で荒れる。

経験がないせいか、単純にSMプレイシーンが面白かった。俳優のリアクションが上手いのかな。けっこう尺とってる気もしたけど、飽きなかった。シタラの脇腹のミミズ腫れなのとか痛くないのかなと。

話に大きな変動はなく、じっとりした舞台。その分、ラストのシタラの「ムリムリムリ!」に、妙な安心感?を得てしまった。アブノーマルにならなくていいんだ的な。
ubugoe~voice of comedy~vol.3

ubugoe~voice of comedy~vol.3

UBUGOE製作委員会

めぐろパーシモンホール(東京都)

2015/04/24 (金) ~ 2015/04/24 (金)公演終了

満足度★★★★★

いい!
新しい!

七人のふたり

七人のふたり

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2015/05/22 (金) ~ 2015/06/02 (火)公演終了

満足度★★★★

クロムモリブデンにしては・・・。
クロムモリブデン独特のブラックでカオス的な作品ではありました。
投稿動画で日本一を目指す各チーム(?)が面白かったです。
ただ、前作などに比べ何回も観たいと思わせる中毒的な面が少し薄れていたように思えました。
今までもっともっとブラックでカオスな舞台を魅せてくれていたせいかもしれませんが、少し毒素が足りないようにも感じてしまいました。
ファンなので既に中毒のせいかもしれませんが。


ロストマンブルース

ロストマンブルース

SANETTY Produce

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/05/26 (火) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

素敵な時間!
開演20分ほど前から席についていると素敵な歌のプレゼントあります。

ネタバレBOX

大切な人、大切な仲間、そして何よりも大切な家族のための想いが詰まった素敵な時間でした。
最後は優しい笑顔で涙できる、暖かい物語でした。
海の夫人

海の夫人

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2015/05/13 (水) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★

ギクシャクな印象
直近でコクーンの「地獄の〜」を見てたせいか幾つか共通項を見てたような。女が自由を得るまで丁寧に描いてるから、大波小波が押し寄せるように心が揺れる揺れる。
夫人と関わりある見知らぬ男、出演的には少ないが、出てきたら舞台上が陰陽のような色彩に見えたのには目を引いた。男女2組のやり取りは面白かったけど、いざ夫人が出てくると彼女の動向が停滞してくるように見えたり、妻と娘の年齢差はそんなにない設定だと思ったのだが、舞台上の姿だけ見てるとその年齢差がチグハグに感じたりと、なかなか物語に入り込めなかった。そんな夫人が選択した結末は少し意外だった。

BARに灯ともるころ

BARに灯ともるころ

ZIPANGU Stage

萬劇場(東京都)

2015/05/20 (水) ~ 2015/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★

コメディ+人情劇
コメディ劇団の王道のコメディでした。前半は初顔合わせの嘘が嘘を呼ぶドタバタコメディで、後半フランス帰りの方が戻られてからは、Barに集まる常連さんの団結力を見せた人情的な作品でした。

少し都合が良すぎる面もありましたが、楽しめました。
(最終的には、良い人ばかりでしたので。)
でも、権利書と実印取ろうとして、購入したエスプレッソマシーンどうする気だったの? ちょっと無理があるのでは・・・。

Barの舞台設置は実にお見事でした。

かべぎわのカレンダリオ

かべぎわのカレンダリオ

バンタムクラスステージ

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2015/05/14 (木) ~ 2015/05/25 (月)公演終了

ありがとうございました!
【かべぎわのカレンダリオ】ご来場ありがとうございました。A公演にてヴェンチュラ役を演じておりました、劇団6番シードの土屋と申します。
ご来場くださいますお客様のありがたみ。又、こうして楽しんでくださった方のあたたかいコメントを拝見し、大変嬉しく思っております。無事に千秋楽を終え今はほっとしております。今後ともバンタムクラスステージさん、また各キャストを応援ください。

次回7月1日~5日まで笹塚ファクトリーにて【アンソロジー ~このうたにねがひをこめて】という作品に、今作の主演だった福地くんとわたくし土屋とで客演して参ります。お時間がございましたら、次回出演作品も観劇くだされば幸いです。

この度はご来場くださいまして、本当にありがとうございました!

『Idiot~ドストエフスキー白痴より~』『コーカサスの白墨の輪』

『Idiot~ドストエフスキー白痴より~』『コーカサスの白墨の輪』

TOKYO NOVYI・ART

シアターX(東京都)

2015/05/18 (月) ~ 2015/05/19 (火)公演終了

満足度★★★★

コーカサスの白墨の輪
原作ブレヒト...戦争の絶えないコーサカスを舞台に、誇り高くも心根優しい人々が大胆に生き抜く寓話劇。
戦時中の1944年、アメリカ亡命時代の最後の作品に、詩人ブレヒトが希望を託して描いた作品である。その希望を観たく劇場へ...

ネタバレBOX

独特の演出手法のように感じた。上手の和楽器の三奏者(ストーリーテラー、擬音・擬声も担当)の調べに乗り、”良心という誘惑”に導かれた結果、苦難の道を歩むことになる主人公グルシェ...その不条理を悲喜劇にした芝居は観応えがあった。

領主が反乱軍に殺され、領主の子供が置き去りにされた。宮殿使用人・女グルシェは赤ん坊を見殺しにできず抱いて逃げる。そう、善への誘惑に勝てず、領主の赤ん坊を背負い込んでしまう。そして苦難の旅を続ける。やがて内乱が終わり、領主夫人が子供を連れ戻しにやってくる。産みの親と育ての親が対立したとき...
一方、同じ時期に、飲んだくれの下級官吏が裁判官にさせられ、イカサマ判決を下し、貧しい者にも正しき裁きをする彼、アクダツは人々に束の間の奇跡の時代をもたらした。

この二つの話が交差し、子供をめぐって開かれた裁判の行方は...本当に子供のことを思った母親は、育てた苦労が報われた。
そして、心に残る場面 「この子供は領主の子と言えば、苦労なく育つが...」という問いに 「そうすれば、この子は黄金で人の頬を叩くかもしれない」と。
そんな心魂揺さぶる名台詞が素晴らしい。

次回公演にも期待しております。
わが星

わが星

ままごと

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2015/05/16 (土) ~ 2015/06/14 (日)公演終了

かわいい
衣装や音楽もすてきだし、時折うるっときそうになることもある。

ただ、とても美しいものとして描かれる「家族」や、飛び交う単語のセンチメンタルさはちょっと感傷的すぎたかな、と今の私には思えたのでした。

『Idiot~ドストエフスキー白痴より~』『コーカサスの白墨の輪』

『Idiot~ドストエフスキー白痴より~』『コーカサスの白墨の輪』

TOKYO NOVYI・ART

シアターX(東京都)

2015/05/18 (月) ~ 2015/05/19 (火)公演終了

満足度★★★

白痴
東京ノーヴイ・レパートリーシアター公演「白痴」は、前から観たいと思っていた。原作はドストエフスキー...その描く内容は、善良で美しい心根を持った人間がその純粋であるがゆえに、周りの人々との関係で矛盾が浮き彫りになる。その過程を3時間30分(途中休憩含)で観せたが...

ネタバレBOX

脚本・演出はもちろん舞台美術(衣装・小物など)も良かったが、それに相応しい演技が伴っていなかったようだ。
ワークショップ(途中休憩時の観客の発言、自分も同感)のようで、感情移入が出来なかった。その演技は、大げさで白々しく感じられる。その意味ではキャストは生(活)きていないようだ。

スイスで てんかん の治療をしていたムィシュキン公爵が、数年ぶりにロシアに戻ってきた。その道中で知り合ったロゴージン、彼の運命の女性ナスターシャ、そして公爵に思いを寄せるアグラーヤ、4人の複雑な関係は以外な結末へと進む。
その内容は、現代社会における合理主義に対し、もう少し人間主体という視点で物事を考えられないか。いつの時代にも問われる普遍、そして実存する対象を優しく見守る目を持ちたいと思う。そんな人間本質を鋭く問う芝居と期待したが...。もう少し演劇の力を観せてほしかった。

翻訳本を読み、その皮肉と悲哀がどう描かれるのか楽しみにしていただけに残念であった。

次回公演を楽しみにしております。
七人のふたり

七人のふたり

クロムモリブデン

赤坂RED/THEATER(東京都)

2015/05/22 (金) ~ 2015/06/02 (火)公演終了

満足度★★★

うーむ
前半は結構面白かったんだけど、途中から良く分からず、付いて行けなくなった…

今までの作品に比べてわかりやすく始まったんだけどなぁ…

けっこうな結婚

けっこうな結婚

劇団テアトル・エコー

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2015/05/15 (金) ~ 2015/05/26 (火)公演終了

満足度★★★★★

いい!
話は面白いは、芝居はまさに舞台、という感じで素晴らしかった。

特に杉村さんの芝居は、「舞台女優」という感じで圧巻。これぞ「女優」。めっちゃ引き込まれた。
安原さんの渋いけどコミカルな感じもまたなんともいえず好き。

『ひとよ』★【横浜公演】6月6日・7日KAAT大スタジオ!★

『ひとよ』★【横浜公演】6月6日・7日KAAT大スタジオ!★

KAKUTA

ザ・スズナリ(東京都)

2015/05/21 (木) ~ 2015/05/27 (水)公演終了

満足度★★★★★

”ひとよ”は”人よ”でもある
当事者にとっての”ひとよ=One Night”であるのだが、それに連なる物語が丁寧に書かれた戯曲。
展開のバランスが非常に良い。
しかも心の中が力強く語られている。
悩み、喜び、困惑する人の姿が見事に描かれている。
飛び道具のような吉永さんが実は神という存在なのでは…?
とか、色んな視点で人の心の中を追体験できる作品。
私には”人よ”とか”人世”に思える題名も魅力だ。

お見事! 非常に愉しめて、意義のある作品だ!!

ワンマン・ショー

ワンマン・ショー

崖淵五次元

天満天六・音太小屋(大阪府)

2015/05/10 (日) ~ 2015/05/10 (日)公演終了

満足度★★★

☆★現実と妄想のスパイラルにハマった★☆
サスペンス?ホラー?要素が含まれたSF作品⁉︎
筒井康隆的なコアな視点を感じる脚本
色々な要素が盛り込まれいて途中、路頭に迷ってしまった…
それは現実の世界なのか⁈ 妄想の世界なのか⁈
誰が生きているのか?死んでいるのか?
話は興味深く観る事は出来たのですが結局、
私の頭では最後まで話が繋がらず理解できなかった…(^^;;
消化できなかったのでモヤモヤとした余韻を残したまま…
もう少し整理しても良かったのかなぁ~⁉︎
部分を切り取れば面白いシーンや登場人物など見所を愉しめたお芝居

普段は超エンタメを得意とする劇団なのか?そっちの作品も観てみたいかなぁ⁈

トウキョウの家族

トウキョウの家族

Theatre劇団子

駅前劇場(東京都)

2015/05/20 (水) ~ 2015/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしかったです!
細やかな舞台セットからやくしゃさんの表現力からステキでした!
色んな人の感情が混ざって複雑なのにスッと心に入ってきました。また見に行きたいです。個人的にはおばあちゃん、大好きです!

夢ばかり

夢ばかり

真紅組

HEP HALL(大阪府)

2015/05/22 (金) ~ 2015/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかった。
魅力的な出演者さんばかり。
あの人にも、この人にも感情移入しちゃって
目いっぱい楽しみました(^^)

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