最新の観てきた!クチコミ一覧

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森山開次「サーカス」

森山開次「サーカス」

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2015/06/20 (土) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★

当日券で滑り込んで正解
いろいろと素敵で、思わずほろほろと。

遠からず再演してほしいところ。

永遠にムーン

永遠にムーン

合同会社シザーブリッツ

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/06/23 (火) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

笑って泣けて温まる
前評判がすごく高かったので、その分期待も高まってたんですが、それ以上の面白さ!
ひたすら笑いの連続からの最後はぐっとくる展開に涙が溢れました。
クライマックス以外はほぼ全編に渡って笑わせてくれます。
時にクスっと、時に爆笑、セリフ以外の細かいところでも思わずニヤっとしてしまう場面が盛りだくさんです。クセの有り過ぎる登場人物と言葉遊びを巧みに使った取り違え・勘違い・思い込みからのキャッチボールならぬドッヂボールのような掛け合いにどんどん惹き込まれました。
最後は心の奥の方からじーんとくるかぐやのセリフに涙が止まりませんでした。
今回はBチームを観劇しましたが、AチームもBチームの別日も観たくなります。
何度も観たい!そう思わせてくれる舞台です!

永遠にムーン

永遠にムーン

合同会社シザーブリッツ

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/06/23 (火) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

思いっきり笑いたい人、感動が欲しい人、ここで出会えます。作品全てが魅力です。
この舞台の魅力は、全編にわたるコメディ要素、個性的なキャラ設定、1本筋の通ったストーリーにあると思う。
ボタンのかけ違えによる勘違いの連鎖が終始爆笑の渦を呼ぶ。コメディの王道かもしれないが、それこそ何度見ても笑える。
W主演の美少女女優の演技に目も心も奪われてしまう。しかし、その周りで脇を固める濃いキャラ達が、時に熱く笑いを誘い、時に激しく心を揺さぶる。
そんな中でしっかりと語られる物語。愛しく切ない少女かぐやと母性愛に満ちたおきなの竹取物語。
タイトル「永遠にムーン」の意味は、最後に必ず解るはず。
笑って泣けて最後は感動必至のお勧めの作品である。

ネタバレBOX

毎回日替わりで行われるW女優のアドリブが可愛くて楽しい。
二都物語

二都物語

新宿梁山泊

花園神社(東京都)

2015/06/20 (土) ~ 2015/06/28 (日)公演終了


2時間15分。作品としては好きだけど、超満員で観客をむりやり詰め込んだことでつらい姿勢のままとなり、作品に集中できず、公演としてはNG。今後この会場へは行きたくない。

二都物語

二都物語

新宿梁山泊

花園神社(東京都)

2015/06/20 (土) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

蘇る唐十郎世界・・・また観に行ってしまいました!
本公演は、既に日曜に観ていたのですが、その舞台の光景が頭の中で廻り続けて、ついにもう一度観に行く決心をさせました。_基本的な感想は前回と変わらないのですが、同じお芝居を観る1回目と2回目以降とは観る側の眼も自ずと変わるもので、最初は作品に、2回目以降は役者さんに眼が向くものでございます。_とはいえ日曜(第2夜)と今日(第6夜)とでは演じる側も間違いなく進歩したという印象です。_今日は役柄同士の掛け合いのタイミングが御見事でした。_そして私見ではありますが唐さんのお芝居の登場人物は、男性より女性のほうが言葉が多いようにな気がしていて、今回のヒロイン:リーランを演じたのは水島カンナさんの今日の彼女の演技は間違いなく唐十郎ワールドを現出しておりました。平成の新しい演技解釈がれば、それを否定するつもりは全くありませんが、水島カンナさんは唐さんのオリジナル世界を、とっても良く演じていたと思います。正直なところ唐さんの作品が今日再演されることがあっても、こういう演技をする女優さんはもう観られないのではないかと思っていました…役柄に没頭して取り憑かれたように演じ且つ言葉を発し続ける…これこそ唐さんが作品のヒロインに求めた姿なのではないかと思います。きっとそれが彼の台本の持っているオリジナルのリズムなんだと思います。そういう意味では平成の今、こういう演技(と芝居)が観られたことは奇蹟に近い事なのでは無いかなあと感じました。_特にラストに近いシーンでは汗なのか涙なのかの判別もつかないキラキラした瞳と表情を見せて頂きました。最後の挨拶の時にも、彼女は、とっても良い表情をしていたのが印象的です。御本人にとってもも、それなりの達成感があった舞台だったのではないかと思います。そして最後にもう一人、お芝居後の挨拶でキラキラした眼をされていたかたがいらっしゃいました。_それは唐十郎さんです!客席ビックリでした。唐さんは客席で舞台を見守っていらっしゃったようで、最後に舞台にあがったときの出来事でした。嬉しかったです!

Noism1『箱入り娘』

Noism1『箱入り娘』

Noism

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2015/06/22 (月) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★


ダンスによる童話の劇。音はめではっきりとストーリーになっていた。このカンパニーを生で観るのは初めてで、抽象作品も観てみたい。

金と銀の鬼─チェインソウル─

金と銀の鬼─チェインソウル─

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/06/17 (水) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

初・クエスト
初めてクエストさんの舞台を観させていただきました。
前回の金銀2011の時よりもパワーアップ感がすごかったです。
例のくだりや殺陣、ダンスまで何でも完璧にこなしてしまうのが、X-QUESTの舞台の一つの見所なのかもしれないと私は思います。
本当に何度観ても飽きないような笑いアリ涙アリの舞台だと思います。
是非、一度観てみるべし!!

恋 其之壱

恋 其之壱

ユニットR

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/06/25 (木) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★

随所に落語的趣を感じた/約105分
岸田理生がものした恋の劇。想像通り、倒錯的な恋が主として描かれ、取っつきづらいところもあったものの、なんのかんの言ったところで修辞を尽くしたセリフの数々は美しく、また、舞台が長屋とあって落語的な滑稽味もあり、総じて面白く鑑賞。
ユニットRは1年ぶり、2回目の観劇でしたが、簡素な舞台装置とその上に立つ役者同士の位置関係に独自の美学が感じられるスタイリッシュな諏訪演出を今回も堪能。
岸田理生作品は華美な舞台装置がお似合いに思えますが、工夫を凝らせば、こういうシンプルな舞台にも馴染むものですね。

いつでも君を

いつでも君を

劇団一の会

ワンズスタジオ(東京都)

2015/06/23 (火) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★

今作も宮崎弁は封印/約95分
作者がツイートしている通り、悪ガキどもが大人たちと交流する劇。
筋は全然違うかもしれませんが、湯本香樹美さんの小説『夏の庭』を思い出した。
和みましたぁ〜。
夏にこういう芝居を観ると、心がほぐれますな。

ネタバレBOX

不意に寂しさに襲われたのか、ガキ大将的位置にいる子が途中から大人しくなり、拗ねたような態度を取り出すところがなんともリアル。

子供あるあるですね。

その子が終盤、恥じらってなかなか言えず、友達づてに一同に伝えた言葉が「最後にみんなでトランプしよう?」だったのがツボでした(笑)。
見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

ことのはbox

明石スタジオ(東京都)

2015/06/17 (水) ~ 2015/06/22 (月)公演終了

満足度★★★★

【Team葉】観劇
卒業してなんぼというところはあります。

ネタバレBOX

飛行機乗りになる話ではないと思っていましたが、それだけに結末が気になっていたので今回観ることができて本当に嬉しく思っています。

犬に噛まれたような事故に巻き込まれたのが契機とは言え、恋愛感情が芽生え自ら会いに行ったようですから、当該生徒の放校取り消しは困難に思えます。女子師範学校ですから、編集者として生計が立てられる人は別にして、卒業してそういう仲間の思いを大切にしながら先生として活躍するのが一番で、スト中止は妥当な結論だったと思いました。

ただ、アガリスクエンターテインメントの『ナイゲン』のようにお互いが歩み寄って前向きな解決策を見出すようなものであれば良かったと思いましたが、時代が時代だけにそれは無理ですね。
『アラホォーオーゲー』

『アラホォーオーゲー』

コヤジ劇場

劇場MOMO(東京都)

2015/06/24 (水) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★

なんか、変なか~んじ・・・
なんか、よくわからないが、面白い、けど、くだらない。

不思議なテイスト、初体験。。。

ネタバレBOX

演出か、そうでないのか、わからないが、
“遥川夏紀”さんが“大門与作”さんに触れる(肌に)度に、
衣装のスカートで手を拭いていたのが、みょうに受けた~。。。
エバーランド〜プレオープン〜

エバーランド〜プレオープン〜

フロアトポロジー

新大久保「ホボホボ」(東京都)

2015/06/24 (水) ~ 2015/06/24 (水)公演終了

満足度★★★★

ややライトっぽい
カフェ公演ということもあり、ここの芝居にしてはややライトな感じ。
まあ、ちゃんと最後に謎めいて終わるのはお約束というところ。

広さ的に5人程度がちょうどいいかも。
次回からキャスト編成が変わるのが吉凶どちらにはたらくか…。

ネタバレBOX

タイトルからやはり「ネバーランド」は意識したので、
もしかしたら子供の出てくる話かな?と予想したらビンゴ!!

絵本、電話など、あの空間での時間軸がどうなっていることやら。
フライヤーに時計があるだけに変に勘ぐってしまう。

キャラ的には「えくれあ」が気になるところ。
(ちゃんと小学生に見えるんだからお見事です)

連絡先が記されていたかもしれないノート、
多分何も書いてないんだろうな。
(実際ではなくて、ストーリー的に)

永遠にムーン

永遠にムーン

合同会社シザーブリッツ

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/06/23 (火) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★

ブラッシュアップ以上アップグレード未満
前回(何回めの再演?)がすばらしくよかったのでどうしても比較してしまう。

全体的にブラッシュアップされた感はあるが、やはり高橋明日香のかぐやを思い出してしまった。(そんなに猛烈なファンというわけではないが、彼女の演じるかぐやはそれくらい強烈に愛おしかった)

全体の構成、個別の場面ともに判で押したように似通ってはいたものの、個人的に課題だと思っていたドタバタの処理はかなりよくなっていた。頻度、濃さともに過不足ない。いや、まだやりすぎの感あるかな。

特筆すべきは結束友哉、船津久美子。
以前に別の作品で見たことのある役者さんだが、この作品でも重要な役どろこでその実力(技術力?)を遺憾なく発揮していた。

最後にビジュアル的なことで、水原ゆきが華奢すぎて、並んだ栗生みなが変にガタイよく見えてしまうのは(とくに序盤の衣装)、もうこれは物理的にどうしようもないかな。

ネタバレBOX

栗生みなさんの方がウーパールーパーっぽいと思います。。。
オルゴールの音がきこえる

オルゴールの音がきこえる

演劇ユニットastime

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/06/24 (水) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★

センスは良いと思う・・・
“ミステリー”としては、展開に物足りなさを感じるものの、楽しめました。

役者さん達の、演劇に対する真摯な姿勢が感じられる芝居は心地よかったが、
台詞を噛んでしまうシーンが散見されたのがちょっと残念。

“astime”、センスは良いと思うのでこれからが楽しみです。


ネタバレBOX

終わってみれば、とても魅力的な物語なのだが、
シーンのバランス(重力)がよくないのか、“テーマ”が、少々ぼやけてしまった感がある脚本は、一考の余地があるかなと思った。

また、麻酔銃のシーンや、オルゴールのシーン等、“設定”、“展開”にもちょっと無理があるように感じた。

「空がきれいに見える・・・」、だから、「その目玉が欲しい・・・」
の、着想はいい。。。
木星の運行

木星の運行

わっしょいハウス

3331 Arts Chiyoda(東京都)

2015/06/24 (水) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★

新たな一面が
最近までの南長崎神話シリーズとは一味違う、等身大なスケールと宇宙レベルのスケールが割と序盤から混在してる作品。
照明&音響もガッツリ入って、これまでもちょいちょい感じてきた光の使い方の面白さが、今回かなり際立ってたような。

まあでも、「まんべんなく面白い」って感じの90分間。
南長崎神話シリーズみたいな、一瞬で気持ちよく持ってかれちゃう感覚はちょっと薄くて、そこはちょっと肩すかしだったかも。

演者を囲む形で、立って観てても座って観ててもどっちでもOKなこの公演。
中途半端な姿勢で観はじめちゃうと途中から結構しんどくなってきちゃうので、立つんだったらしっかり立つ、座るんだったらドカッと座っちゃう、ってのがいい観方かもしれないです。

三人吉三

三人吉三

木ノ下歌舞伎

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2015/06/13 (土) ~ 2015/06/21 (日)公演終了

満足度★★★★

面白い!けど!
5時間10分プラスでアフタートーク30分の長丁場も、観やすさとおもしろさと、大立ち回りのないラストの若干の食い足りなさで、まだまだ全然もっと観られちゃいますけど感・不完全燃焼感が。

「現代劇の演出だと成立しなくなっちゃう」とのことでカットしたという大立ち回り、この座組みだったら十分成立させられちゃったと思うのだけど。

白鳥の湖

白鳥の湖

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2015/06/10 (水) ~ 2015/06/14 (日)公演終了

満足度★★★

13日、小野絢子&福岡雄大組
初日の米沢ムンタギロフ貝川組と比べると、ちょいちょいいろんなとこの演じ方が違ってて、特に終盤は「え?台本レベルで変わってない?」って思っちゃうほど。
好みとしては断然米沢ムンタギロフ組のほうが好みだったかなあ。そりゃ小野さんの繊細なオデットや福岡さんのダイナミックなジークフリートもダンスとして見ごたえはあったんだけど。
王子の成長や変化で魅せられた米沢ムンタギロフ貝川組と違って、小野福岡輪島組はイマイチ物語の軸が見えづらかったような。
一番の違いは四幕終曲、テーマがtuttiで奏でられる部分での王子。ムンタギロフ王子は改めてオデットへの愛を強く誓うのに対して、福岡王子はそういう動きがなくて、それでもそのまま悪魔は湖に沈んじゃうんで、「え?なんで勝てたの?」って戸惑っちゃう。

一幕のパドトロワはファーストキャストより今回の3人のほうが断然好み。
今シーズンを通してのアンダースタディの成果なのか井澤さんのサポートには安定感があったし、奥田さんのヴァリアシオンも音の捉え方が素敵。
NHK用の撮影、こっちでやって欲しかった感じ。

二幕の白鳥コールド、全然「合わせようとしてる」ようには見えないのにスッとハマる、そこで生まれる圧だったりグルーヴだったり。コントラストやや強めな照明もあってか、観ていてざわざわしてくる綺麗さ。

白鳥の湖

白鳥の湖

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2015/06/10 (水) ~ 2015/06/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日、米沢唯&ワディム・ムンタギロフ組
相当前に見て「うーん・・・」って感じだった牧版『白鳥の湖』だけど、久々に観た今回は期待以上におもしろだった。
「白鳥の湖」としては(一幕の乾杯の踊りと三幕のナポリの振付が「うーん・・・」な以外は)ごくフツーの「白鳥の湖」なんだけども、主演の二人をはじめ群舞やキャラクターダンスまで、思わず見蕩れてしまう瞬間がたくさんで、なんともうまうま。

米沢唯さん、観てて思わず笑っちゃったくらい勢いのあるフェッテetcテクニックもすごいんだけど、カルミナブラーナでも感じた「客席の呼吸を一つにする力」っていうのかなんなのか、観ていて気持ちいいタイミングでフッと息を止めさせてくれる踊りが素敵だなあ、って。

パ・ド・トロワは初日ということもあってか、割と硬めだったかな・・・。
本島さん、堀口さん、井澤さん、林田さんのスパニッシュは妖艶でキレも十分で最高。
入団前なのにルースカヤで大抜擢の木村優里さん、すらりとしたシルエットに豊かな音楽性。結構好みかもで、これからに期待。

東海道四谷怪談

東海道四谷怪談

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2015/06/10 (水) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★

なるほど良かった
普段は歌舞伎で見てるものであって、今回もキャストの殆どは男性によるものでした。
でも、お岩さん1人だけ女性が演じることによって、歌舞伎では見えてこないどこか生々しい〝女の怨み〟というものが見えた気がします。
相変わらずの美しい日本語、新国立劇場の画期的な舞台装置、場面をぐっと引き締める音楽。
歌舞伎とは違った魅力を持つ四谷怪談でした。

永遠にムーン

永遠にムーン

合同会社シザーブリッツ

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/06/23 (火) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

まずはチームAを
水原ゆきさん、栗生みなさんW主演の舞台。
『白い巨塔』に比べてだいぶこぢんまりした権力争いも、世の中を変えたい、この国を変えたいという医師たちの大志ゆえのもの(であると信じたいw)
登場人物がみんな一癖も二癖も、それ以上あるような濃いキャラばかりで笑いの連続ですが、終盤は涙を誘う展開に。
母のような愛でかぐやを包むうさぎの姿にグッときました。
マリアの姿にも、ある意味グッときましたw

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