最新の観てきた!クチコミ一覧

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『冒した者』/『ウィンドミル・ベイビー』

『冒した者』/『ウィンドミル・ベイビー』

アマヤドリ

スタジオ空洞(東京都)

2015/05/07 (木) ~ 2015/05/10 (日)公演終了

満足度★★★★

両方観た
『ウインドミル・ベイビー』
中村早香の表現する雰囲気が素晴らしかった。90分、確りと紡がれていく物語は、コミカルな演技とは裏腹にアボリジニである事の悲哀などが織り込まれており、終盤泣いてしまった。ワンマンの件は、特に刺さるものがあった。
『冒した者』
リーディング公演との事であったが、少し動きをつけている事で、ぐっと情景が浮かび上がってくる。重厚なテキストで時代の閉塞感やその時代の中での個人としての価値観のぶつかり合いが観ている者を揺さぶる。糸山和則と小角まやの異様さというか異質感は秀逸だった。

アイアイアイ

アイアイアイ

トリコロールケーキ

新宿眼科画廊(東京都)

2015/06/26 (金) ~ 2015/06/30 (火)公演終了

満足度★★★★

相変わらず
前の「アイアイ」の場所の半分以下のスペースでも、
あのナンセンスさはちゃんと伝わりました。
インパクトとしては大分薄まっていますが。

正直、どこが変わったのか、
「ここが違う!」というのが判別できなかったのが悔しい。

ネタバレBOX

オープニング、ちゃんと客の視界に入ることを想定してか、
ちゃんと呼出画面が「グレさん」にw

「のまぞう」役をやると腰への負担がすごいと、
代表が前回言っていたので、今回は菊川さん大変そうw

ラストの対決シーン、濱津さんの口紅?になかなか気づけませんでした。
屋根裏

屋根裏

燐光群

梅ヶ丘BOX(東京都)

2015/05/02 (土) ~ 2015/05/11 (月)公演終了

満足度★★★★

普遍的
初演時から既に10年以上の時が経過しているにもかかわらず、物語が照らす闇は未だ奥深くその洞察は鋭い。一過性の特殊な世代に限られると思われた“引きこもり”は、最早世代を超えた病と言える程に社会に定着していて、この作品の普遍性に先ず感動。

ネタバレBOX

舞台美術が恐ろしく斬新且つコンパクト。何処にでも持っていけるポータブルな仕様で海外公演までこなせるところが秀逸。劇空間を極端に制限することで逆に表現の幅が増えていて観客は箱の外側に想いを馳せるのだが、それを最後に解体してみせるところに驚嘆。
売春捜査官/カム・ブロォ・ユア・ホーン

売春捜査官/カム・ブロォ・ユア・ホーン

モウムリポ(ポップンマッシュルームチキン野郎課外活動)

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2015/06/24 (水) ~ 2015/06/29 (月)公演終了

満足度★★★

side B「カム・ブロォ・ユア・ホーン」PMC野郎に求める「笑い」とは違う方向だったのかな、と
作ニール・サイモンのシチュエーションコメディ、という事で
「アメリカン(?)ジョーク」っぽい会話のやりとりが
多々あったのですが、それらがどうにも

「PMC野郎」のいつもの笑いの取り方と違う、
と違和感を感じてしまい自分は心から笑える場面が少なかったです
(周りが笑うので釣られて、というのは多々ありましたが)。

PMC野郎といえば
「単発ネタ」「ブラックジョーク」「シュールネタ(きぐるみ、裸など)」などの
小ネタに始まり、それを物語中で更なる大きなネタとして繋げてくる、

「笑いの魔術師」的な上手さ(ソリッドな笑い、と言えばいい?)が
自劇団のお芝居上重要なファクターになっていると思います。

しかし、(多分)元脚本(ニール・サイモン)自体の
仕込んだ笑いネタの方だと思うのですが、

会話のキャッチボール中のネタの多くに
「アメリカナイズされた」「アメリカンジョーク」としての笑いの取り方を感じ、
それが吉本新喜劇のようなコテコテさに近いノリに思えて、

「ここは笑う場面だから皆さん笑ってくださいね」という
予定調和的な笑いの取り方に感じてしまい
ちょっと気持ち的には「笑う」ではなく、逆にひいてしまいました。

だから、周りの笑い声に付き合えても「心からは」笑えませんでした。


ただ、演技の方は多少の噛みなど除けばとても良く、
メインストーリーの方が大きく転じた後は、
心温まる上にホロリと来そうになる、
これもまた「良きアメリカ(?)演劇」と思えるような展開で
ラストへの流れは安心して観る事が出来ました。

☆3.5、という所でした( ´ー`)

ネタバレBOX

【思った事】
・ 今までに、海外脚本家のアメリカンジョーク的な
  (?国は知らないけど結構コテコテだったりの)
  笑いの取り方を多用する演劇も何本か観ていて、
  それらにはそれなりに笑わされていたような気がします。

  ※ ただしそれらのほとんどは「某大物有名声優」達の
    声による”台詞への感情ののせ方、笑わせ方”の上手さを
    活かしたもので、
    「ネタ自体に笑った」というのは自分の中でも少なかったかと。

  そして、表にも書きましたが
  PMC野郎メンバーが元々持っている、得意とする笑いのスタイルとは
  ちょっと「噛み合っていない」「毛色が違う」感があり、

  (多分)元脚本自体に用意されていた笑いのネタにはほとんど
  気持ちを引かれる事がありませんでした(=笑えませんでした)。

  例.兄:弟:父、の間での会話に混ぜられた笑いネタなど。

  で、「これは多分吹原さん脚色によるものかな?」と
  PMC野郎のにおいが感じられるネタにだけ、
  自分は素で笑う事が出来ました。

・ ただし、ママだけが何故か「アメリカン」な?テイストに合っているのか?
  ・ ひっきりなしの電話のくだり
  ・ トップガン(?)ネタをしゃべるくだり
  などは、かなり自分のツボに入って笑えました。
  ? あれは元脚本/吹原さん、どちらのネタだったのだろう?

・ 物語自体の方は、父の会社をクビになった兄弟が
  わずか数週間のうちに兄と弟の立場/立ち位置が逆転していて、
  ・ (何かを)必死にしている、そして彼女との事を悩む兄
  ・ 今までの真面目さを全て捨ててしまい、遊び狂う弟
  の構図から、

  母の家出、追う父、
  実は兄が(父への今までの恩を返そうと)仕事を取る為に奔走していた事、
  彼女が兄の元へ別れを告げに戻ってくる、
  ~
  最後は父が「弟に自由を与える」事を認める、
  までの流れ、

  古き良きアメリカ(?)のホームコメディ(ハートフルコメディ?)の、
  心温まる物語の締め方のようで、
  これはこれで良い物語だな、と思いまいした。

PS.side A、side BともいつものPMC野郎らしく、
  開演30分前からの小ネタイベント(本日のはゾンビ即興劇っぽい?)がありましたが、
  あれって、人前へ出る事や演技の度胸をつける為に
  非常に良いイベントなんじゃないのかな?
  若手にドンドンやらせてもいいんじゃないかな?
  と思いました。
まつりだョ!全員集合

まつりだョ!全員集合

遊々団★ヴェール

TACCS1179(東京都)

2015/06/24 (水) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★

善人ばかり
神社が舞台だからだろうか。
その舞台セット…しっかり作り上げていた。観やすさに工夫があって好感を持った。人情味あふれる内容だが、地域との関わりの描きが弱いと思う。どちらかといえば、神社の家族物語が中心になっていた。

『冒険王』『新・冒険王』

『冒険王』『新・冒険王』

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2015/06/12 (金) ~ 2015/06/29 (月)公演終了

満足度★★★★

冒険王/新・冒険王
面白い。115分。130分。

ネタバレBOX

新のほうが、ややウザいような気もしたけど、結果楽しめたかな。ソヨン(チョン・スジ)の良く言えばミステリアスな感じとか、韓国とか在日とかのファクターのせいかもしれないけど。

売春捜査官/カム・ブロォ・ユア・ホーン

売春捜査官/カム・ブロォ・ユア・ホーン

モウムリポ(ポップンマッシュルームチキン野郎課外活動)

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2015/06/24 (水) ~ 2015/06/29 (月)公演終了

満足度★★★★

売春捜査官
面白い。100分。

ネタバレBOX

客入れからのゾンビネタから始まって、PMCらしい笑いもありつつ、浜辺のシーンからじっくり描き、いい舞台に仕上がってた。わかりやすくするためのセリフもあって、馴染みやすい感じ。

木村を演じた小岩崎小恵もなかなかの奮闘。キメるシーンももっとバシっとキメてもいいけど。ラストのハズしは、難しい気もする。
俺の白飯を超えてゆけ!!

俺の白飯を超えてゆけ!!

ヨーロッパ企画

駅前劇場(東京都)

2015/06/25 (木) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★

笑った、笑った!
落語のようなバカバカしさと人情味があって、面白かったです。
違う方向から見ると、流行に踊らされ、B級グルメ好きをからかってるのか、面白がっているのか、ある意味自虐的なのか・・・・。
久しぶりに大笑いしました。

金と銀の鬼─チェインソウル─

金と銀の鬼─チェインソウル─

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/06/17 (水) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

鬼と人と人形
QUESTはベニクラゲマン、ミラージュに続いて3回目ですが、金と銀の鬼は哲学的な内容が濃かったように感じました。
兎歩反閇に似た所作、激しい殺陣、目前30cmを駆け抜ける鬼たち。
最後の鬼たちが切り結ぶシーンは、美しくて切なくて。
できれば4面で見たかったのですが、2公演のみで。

そして沖野さんが嬉しそうに楽しそうに動いているを見られるのが幸せ。

永遠にムーン

永遠にムーン

合同会社シザーブリッツ

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/06/23 (火) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★

初シザーブリッツ【Aチーム】
『恋愛ドックス』『グッドファーザー』『恋するアンチヒーロー』
を見逃したため 今作品が初めてのシザーブリッツでした。


テンポが良くて 飽きさせなくて キャラが濃くて強烈。
勘違いトーク 言葉のかけあい それを心地よく見せておいて 次の人間関係に移りゆく・・・
大げさな面はあったと思うものの その技は見事でした。


女性陣が特に 華奢でスタイルが良いのに 出るとこ出てると言う 
それを生かす衣装が多かったのもあるでしょうが ルックスの良さと言い きっと上の人の好みなのでしょうね~。


ただ2時間10分は長いと思いました。
それから当日パンフ キャストが20人弱と多いため 写真付きじゃないとわからないです。


それから座席 前から3列目 ただでさえ端っこで観にくいのに
段差なし席なのに前に男性ばかり、席の変更をお願いしたところ 
対応して観やすい席にしてくださいました ありがとうございます☆
ただ正規の値段を払って あの席をガマンして観る方も中にはいると思うと どうなのって思います
(男性をぬいても 端っこすぎて観にくいムリな席)。


あれだけの人数なのに 何度見渡しても
寝ている人を1人も見つけられなかったこと それってスゴイことだと思う。
高得点を付けざるをえない 仕上がりの良さなのは事実。
ただ 麻薬的なひきつけまでは 私には感じられなかったかな。

ネタバレBOX

せっかく登場人物が充実していたので・・・メモ的に。


残念なイケメン(ツイッターより借用):マモル(安達雅哉)
別にうさぎの彼氏でもないってのに彼氏面というのか 韓国ソングで出てくるのがまた衝撃だった (笑) 
後半普通の曲になっちゃうので マモルは最後まで韓国ソングでいてほしかったです。


『友達できたよ!』かぐやの ホントに『友達』だったこと (笑)
しかし生まれ変わったかぐやでは 『ブルママリア』が友達になるなんて。
マリアは別の意味で可愛いかった。愛情深い人。


あと、酒依存ダメ大人:おっさん役(三原有人)
なんか この人の存在も・・・ (笑)
作業着とか 本当にそういう仕事してんじゃないかってくらい 酒びんと似合ってた。


ジャイアン:(中村友)
あのジャイアンっぷリと ラストかぐやのことを好きになってしまい 男らしく変化する姿。
(というか、演技以前に見た目が既に^^;)


女医さん(中崎美香) 出来る女医っぽさと あのお色気。


ガチャピンもどき(誰が誰だかわからず、1人1人検索してるので、写真なしではもはや名前がわからない状態)あの名前好きです。


川村隆一ソングで出てくる ドラマティック恋愛依存男。
大げさに見えるようでも 実際居そうで 不思議と自然に見えてしまうという怖さ。
と言いますか ああいう男性にひかれる女性ってのは リアルに少なくないと思います。
(玉置○二さんを思い出してしまった・笑)。



ほか俳優さんが 力量不足な人とか誰もいなくて 良かったです。
これだけ濃い人たちを 上手くまとめてしまうところは 本当にスゴイと思います。


これは役者個人の問題ではないですし 今回の作品自体どうということではなく
大きな劇団になると どうも好きでは無くなる傾向があるような気がしてならない。
利害がらまるから?その他の事情??
目の肥えた コリッチ常連者がいかなくなるのは どうして?
(まあ あの方たちを留めておくのは 容易なことではないとは思うのですが)。
私は小劇場でやる 情熱にまみれたお芝居が やっぱり好きだなって思ってしまいます。


『冒険王』『新・冒険王』

『冒険王』『新・冒険王』

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2015/06/12 (金) ~ 2015/06/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

旅先での一部始終
タイトルは「冒険王」でも、中身は、作者(平田オリザさん)若き時に体験した、旅先の宿屋でのベッドのある部屋での出来事ながらも、日本人同士のふれあいさの会話が激動の1980年の世界観があって、とてもよかったです。

売春捜査官/カム・ブロォ・ユア・ホーン

売春捜査官/カム・ブロォ・ユア・ホーン

モウムリポ(ポップンマッシュルームチキン野郎課外活動)

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2015/06/24 (水) ~ 2015/06/29 (月)公演終了

満足度★★★

【カム・ブロォ・ユア・ホーン】ニール・サイモンによる原戯曲がいまひとつ/約95分
原作の妙味をしっかり味わってほしかったのか、ポップン流のアレンジはほどほどに抑えられ、わりあい原戯曲に忠実に作られていた印象。
ニール・サイモン初体験の身としてはその作風が分かってありがたかったが、私には、この著名な喜劇作家による脚本がそこまで秀逸だとは思えず、少々不満が残りました。

ネタバレBOX

裕福な家庭に育った女ったらしの放蕩息子が、金づるの親を欺くため嘘を嘘で塗り固めるうち様々な騒動を招き寄せるドタバタ・シチュエーションコメディ。
話は息子が改心して真人間になり、大団円を迎えて終わるが、この改心がいささか唐突な上、それまでに起きた騒ぎの多くが結末に向けての伏線として機能しておらず、私にはあまり上等な脚本だとは思えませんでした。
運命の子供

運命の子供

ファントマ

近鉄アート館(大阪府)

2015/06/26 (金) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

少子化+子育ても難しい時代に
何を訴えてはったのかは自分の悪い頭では正直よく解りませんでした。恥  客席では笑い声もいっぱいやったけど自分はまた「見逃したくない」と思って舞台に見入ってました。笑  熟練されたえん魔さんが本気で作りはったらこうなるんや!て感動しましたけど、未熟な自分に合った若手さんの手造り舞台もまた見てみたくもなりました。汗(>_<)

AMP THE PAVILION:002

AMP THE PAVILION:002

:Aqua mode planning:

レンタルスペース+カフェ 兎亭(東京都)

2015/06/25 (木) ~ 2015/07/04 (土)公演終了

満足度★★★★

いろいろな味わいが...
楽しめた。今回は、再演2作品、上演延期した未発表1作品の計3作を観た。上演後、アフタートークとして森山智仁 氏(劇団バッコスの祭)と今回ホスト役の松本隆志  氏(Aqua mode planning) の対談があり、興味深くうかがった。
この種の企画は好きであるが、その内容は、いわゆる”演劇通”を自認するような人向けであったかも。自分のように浅(観)学の者にしてみれば、そのイメージは3作品(メニュー)が異なる調理法で提供された料理のようであった。主宰者の思いが強いほど芝居の芸術性(隠し味)が高くなるようだ。一方、観歴等にもよるが、その受け取りができ、楽しめ(味わえ)れば幸いであろう。
個人的には、2番目の料理が好きだ(普通のようで)。それぞれの芝居を表層的に観れば...。

ネタバレBOX

説明文を部分的に引用させていただき、以下のようなイメージであった。

01「あとの祭のまえ」(2013年8月 初演)
毎朝おとずれる奇妙な感覚...遅刻する、そして走るを繰り返す。 慣れなかったスーツもネクタイも違和感がなくなって、同じ時間の電車に乗る同じ毎日。 尽きない考え事はいつも不満や逃避行...惰性だけが身についてくる。

中華料理が次から次に運ばれ、回転テーブルが回るような不思議な感覚。

02「犬では無理がある」(未発表作 2014年12月上演延期)
家族には色々な形態があるのだろう。それをデフォルメしてご都合的にまとめて...。
どうすれば家族になれるのか。 それまで関わりのなかった相手とは、どうすれば家族になれるのか。 血が繋がっていても分かり合えないこともある。

和食(?)...それも鍋料理。色々な具と出汁スープが絡み合った濃厚な関係。

03「Range finder」(2013年4月 柏市民劇場CoTiK「Revenge Replay+1 」初演)
長い沈黙... ...その印象が強くて。そのイメージが以降の芝居の内容を食ってしまい。貴方と私との間に、何もない。関係しない。意識していない。 貴方と私との間には距離がある。そして、芝居と観客(自分)との距離もでてしまい。

これも和食...寿司で、高級店か回転店の違いほど奥が深いような、食する人(観客)の好悪。

全体として、どの芝居(料理)も味わいがあり、観(食)応えがあった。しかし、制作側と観客の意識は必ずしも同じではない。両者がスパークした所が沸点であろう。そのような芝居を期待している。

最後に、アフタートークも楽しく、充実した時間を過ごすことができました。
金と銀の鬼─チェインソウル─

金と銀の鬼─チェインソウル─

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/06/17 (水) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★

観劇して来ました
『金と銀の鬼〜チェインソウル〜鎖魂』観劇!
オープニングから*\(^o^)/*大迫力の登場シーン
殺陣やアクション、お互いの駆け引きなど
王子小劇場の四角いステージがまるで四次元ポケットに
いるみたい\(^o^)/
観ていて感動の涙…>_<…
リピーターしたくなる舞台です\(^o^)/

金と銀の鬼─チェインソウル─

金と銀の鬼─チェインソウル─

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/06/17 (水) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

ネホリーハホリー☆
(^^)/ 26日(金)の昼、王子で
[X-QUEST(エクスクエスト)]の、
【金と銀の鬼─チェインソウル─】を観てきました☆
面白かったです。
見た目の美々しさ、殺陣の素晴らしさ、
音楽・照明との融合、ストーリーの面白さ、
口上&台詞の愉しさ、
まさに「現代版スーパー歌舞伎」です♪
DVDが楽しみです☆

永遠にムーン

永遠にムーン

合同会社シザーブリッツ

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/06/23 (火) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

ネホリーハホリー☆
(^^)/25日(木)の昼、笹塚で
[シザーブリッツ]の、
【永遠にムーン】を観てきました☆
面白かったです。
昨年5月の再演☆
「竹取物語」に準えた、
病院が舞台のハートフルコメディ♪
勘違いが勘違いを呼ぶ面白さ、
見た目が勝負の面白さ、
意外な行動の面白さと、
何でもありの楽しさ☆
そして、ラストが素敵です♪

売春捜査官/カム・ブロォ・ユア・ホーン

売春捜査官/カム・ブロォ・ユア・ホーン

モウムリポ(ポップンマッシュルームチキン野郎課外活動)

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2015/06/24 (水) ~ 2015/06/29 (月)公演終了

満足度★★★★

A side「売春捜査官」思わぬ骨太ストーリー展開に驚きΣ(゚Д゚)
つかこうへいさんの本タイトル、
結構色々な劇団の演目として名前は聞いていた気がします。

(ここまではいいのかな?表に書いちゃって)
役者それぞれ恐るべきハイテンションで罵声/怒声が響き渡っての始まりから、
主人公の女部長刑事以外が全部脱いじゃう所までで

「これはPMC野郎の”風雲チキン城”的なファンサービスイベント演劇なのかな?」と、

ちょっと今日は「お芝居」モードで来ていた自分は残念に思いかけましたが、、、


思わぬタイミングから想像だにせぬ骨太かつ
物悲しいストーリーが展開しだして、

しかも1mもない舞台との距離、
劇場中に響き渡る演者達の雄叫びのような台詞の数々、
そして熱量がそのまま顔から汗としてしたたる所(どころ)か
みんな裸だから身体中全身汗まみれ、

自分の観た事のないような演劇スタイルですが、
「裸の男の発汗」って、
やはり感情伝播して熱量が伝わってくる度合いがすごいんですかね?

絵だけ観たら「おちゃらけたお芝居」のようにも観えてしまうだろうに、
あの会場では完全にお芝居に引き込まれました。


そして、ダブル、トリプルクライマックスとでも言うべき
更なる盛り上がりに強いショックを受けました。


どこまでが「つかこうへい脚本」でどこからが
吹原さん脚色なのか分かりませんがすごい話だったわ( ´ー`)

「裸パワー」を使える唯一の劇団ですかね、
PMC野郎って・・・

ネタバレBOX

【思った事】
・ 噛みトチリはかなり多かったかと。
  しかし熱量が強いので、観劇側の集中力は切らされず。

・ 雄叫びとでもいうほどの叫び声での台詞のぶつかり合い、
  連日の舞台のせいかホタテ紐さんののどがやられかけてたのが残念。

・ フライヤー内容と、
  冒頭の女部長刑事のむちゃくちゃな発言と行動、
  「昔捨てられた相手」だからという理由で自分の元へ異動させた刑事、
  そしてホモ刑事、更に裸祭り・・・

  もう舞台上の物語はメチャクチャな展開をしていて、
  「これはハイテンションコメディ(?原作自体?)の
  更にPMC野郎カラー版で”お芝居”とは言えないものなのかな?」と、

  熱量こそ伝われど、その道理もへったくれもない世界観/展開に
  ちょっと残念(熱量だけで☆3つかな?)とか考えていました。


  しかし、第一発見者の男を呼び出し
  (カウンターに座ってたのが
  第一発見者だったのには笑わされました)、
  そこから「こじつけで犯人にしようとする」というまた
  メチャクチャぶりに
  「これはさすがにコメディとしても無理が・・・」と
  思った辺りから急転し、


  隠された本編がスタート、
  殺された女性と犯人の関係、謎の「リー先輩」と刑事のつながり、
  そういったものがどんどん出てきていつの間にか
  めちゃくちゃ骨太かつとても不幸な事件に展開していく。
  
  それも舞台上の4人だけで演じ分けられているのがすごい。


  ホモ刑事がリー先輩役になって、
  犯人が「リー先輩」こそ島の女の子達に売春を斡旋する悪の総元締めとみなし、
  更にそこから「リー先輩」こそが悩める人であり一番の不幸を背負った人物で、
  島の女の子達こそ、
  都会に染まって変わっていってしまった哀れで貪欲な存在で、、、

  とすごい早さで「善(善意、というレベルでしょうか)」と「悪」が
  入れ替わっていく物語の展開にちょっと涙腺が緩みかけました。

  (差別語になっちゃうのかな?ここには書かないけど)
  「リー先輩」(になりきるホモ刑事)の背景と境遇があまりにも可哀想でした。
  
  そして「リー先輩」を犠牲に女性と島に戻ろうと決意したはずの犯人が、
  たまたま手に握りしめた1000円札から
  女性のプライドを全てズタズタにし、一番悲しい展開に至るという・・・


・ 犯人が連れて行かれる場面でクライマックスと思わせておいて、

  その熱量を保ったまま
  刑事と女部長刑事の一度は終わった恋のネタへ、

  更にはホモ刑事の帰郷のネタ、
  とダブル、トリプルとクライマックスが続き、
  その間にも笑いはちゃんと取る、

  最後まで見終わって、
  やっと「ふぅ・・・」と息を深く吐き出せたぐらいに、
  息つく暇もないほどの圧力とスピーディーな展開の物語でした。


・ 設定は多分昭和の終わり頃なのかな?と思いましたが、
  平成の今観てもとても面白く観劇させてもらいました。


・ 吹原さん以外の有名脚本家達の作品をPMC野郎メンバーが演じる「モウムリポ」、
  3年ぶりとの事ですがぜひ定期的にやって欲しいですね。

  自分の知らない過去の「名作」を、
  (PMC野郎アレンジ版で)知るチャンスですので・・・


B sideも楽しみです( ´ー`)
ムランティン・タランティーノの大冒険

ムランティン・タランティーノの大冒険

3.14ch

シアター風姿花伝(東京都)

2015/06/18 (木) ~ 2015/06/24 (水)公演終了

満足度★★★★★

【小谷野哲郎出演の回】観劇
どこまでもどこまでも

ネタバレBOX

劇団の主宰が、脚本を考えたり練習したり、妄想を抱いたりする私生活の様子をメタフィクションならぬメチャフィクションとして描いた話。

妄想が実現したりしますが、もしかしたらそれが現実だったのかもしれず、主宰を演じる役者がいて、主宰の振る舞いを書く脚本家、即ち主宰役がいたり、主宰を演じる役者が死んで代役が立ったり、さらにそんな様子を描く主宰がいたりと、どこまでも上層階が存在する何でもありでした。

登場人物が脚本家に指図するよくある陳腐なパターンに陥りそうになった瞬間もありましたが、何とか踏み止まり良かったと思います。妄想ですから水着シーンのサービスもあり面白かったです。

結局、どなたが本物のムランティン・タランティーノだったのかは分かりませんでした。
やぶれた虹のなおしかた

やぶれた虹のなおしかた

こゆび侍

駅前劇場(東京都)

2015/06/17 (水) ~ 2015/06/21 (日)公演終了

満足度★★★★

がっつり
超ストレートな芝居でした。
ハッピーエンドなんて期待してなかったけど、予想を超えて深い内容でしたね。

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