満足度★★★★
A side「売春捜査官」思わぬ骨太ストーリー展開に驚きΣ(゚Д゚)
つかこうへいさんの本タイトル、
結構色々な劇団の演目として名前は聞いていた気がします。
(ここまではいいのかな?表に書いちゃって)
役者それぞれ恐るべきハイテンションで罵声/怒声が響き渡っての始まりから、
主人公の女部長刑事以外が全部脱いじゃう所までで
「これはPMC野郎の”風雲チキン城”的なファンサービスイベント演劇なのかな?」と、
ちょっと今日は「お芝居」モードで来ていた自分は残念に思いかけましたが、、、
思わぬタイミングから想像だにせぬ骨太かつ
物悲しいストーリーが展開しだして、
しかも1mもない舞台との距離、
劇場中に響き渡る演者達の雄叫びのような台詞の数々、
そして熱量がそのまま顔から汗としてしたたる所(どころ)か
みんな裸だから身体中全身汗まみれ、
自分の観た事のないような演劇スタイルですが、
「裸の男の発汗」って、
やはり感情伝播して熱量が伝わってくる度合いがすごいんですかね?
絵だけ観たら「おちゃらけたお芝居」のようにも観えてしまうだろうに、
あの会場では完全にお芝居に引き込まれました。
そして、ダブル、トリプルクライマックスとでも言うべき
更なる盛り上がりに強いショックを受けました。
どこまでが「つかこうへい脚本」でどこからが
吹原さん脚色なのか分かりませんがすごい話だったわ( ´ー`)
「裸パワー」を使える唯一の劇団ですかね、
PMC野郎って・・・