AMP THE PAVILION:002 公演情報 :Aqua mode planning:「AMP THE PAVILION:002」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    いろいろな味わいが...
    楽しめた。今回は、再演2作品、上演延期した未発表1作品の計3作を観た。上演後、アフタートークとして森山智仁 氏(劇団バッコスの祭)と今回ホスト役の松本隆志  氏(Aqua mode planning) の対談があり、興味深くうかがった。
    この種の企画は好きであるが、その内容は、いわゆる”演劇通”を自認するような人向けであったかも。自分のように浅(観)学の者にしてみれば、そのイメージは3作品(メニュー)が異なる調理法で提供された料理のようであった。主宰者の思いが強いほど芝居の芸術性(隠し味)が高くなるようだ。一方、観歴等にもよるが、その受け取りができ、楽しめ(味わえ)れば幸いであろう。
    個人的には、2番目の料理が好きだ(普通のようで)。それぞれの芝居を表層的に観れば...。

    ネタバレBOX

    説明文を部分的に引用させていただき、以下のようなイメージであった。

    01「あとの祭のまえ」(2013年8月 初演)
    毎朝おとずれる奇妙な感覚...遅刻する、そして走るを繰り返す。 慣れなかったスーツもネクタイも違和感がなくなって、同じ時間の電車に乗る同じ毎日。 尽きない考え事はいつも不満や逃避行...惰性だけが身についてくる。

    中華料理が次から次に運ばれ、回転テーブルが回るような不思議な感覚。

    02「犬では無理がある」(未発表作 2014年12月上演延期)
    家族には色々な形態があるのだろう。それをデフォルメしてご都合的にまとめて...。
    どうすれば家族になれるのか。 それまで関わりのなかった相手とは、どうすれば家族になれるのか。 血が繋がっていても分かり合えないこともある。

    和食(?)...それも鍋料理。色々な具と出汁スープが絡み合った濃厚な関係。

    03「Range finder」(2013年4月 柏市民劇場CoTiK「Revenge Replay+1 」初演)
    長い沈黙... ...その印象が強くて。そのイメージが以降の芝居の内容を食ってしまい。貴方と私との間に、何もない。関係しない。意識していない。 貴方と私との間には距離がある。そして、芝居と観客(自分)との距離もでてしまい。

    これも和食...寿司で、高級店か回転店の違いほど奥が深いような、食する人(観客)の好悪。

    全体として、どの芝居(料理)も味わいがあり、観(食)応えがあった。しかし、制作側と観客の意識は必ずしも同じではない。両者がスパークした所が沸点であろう。そのような芝居を期待している。

    最後に、アフタートークも楽しく、充実した時間を過ごすことができました。

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    2015/06/27 18:50

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