最新の観てきた!クチコミ一覧

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8・12〜白球〜

8・12〜白球〜

劇団裏長屋マンションズ

ブディストホール(東京都)

2015/06/16 (火) ~ 2015/06/22 (月)公演終了

満足度★★★★

親と子。
本来は重い話だが、笑いあり涙ありにまとめている。テンポが少し崩れるところと、必要以上にコミカル入れているところもあった。笑いは急にどっと来るところが良かったり。仕事で遅れてしまい、場内への案内がちょっと対応遅かったのは残念。
実際に亡くなられた方にも親しい方たちはいる。そして人が死のうが日常は続く。観客にはストレスかもしれないが、そういう濃さもより欲しかった。自分が生まれたくらいの事故で、正直今の若い人は多くが知らないところだろう。当事者はいつも何処かで生きている。テーマの意義として。

ラジオスターの掟

ラジオスターの掟

AH!999プロジェクト

スタジオ空洞(東京都)

2015/06/27 (土) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

良かった
80分弱だったと思いますが、サプライズありの中身の濃い素敵なストーリーになっていました。

ネタバレBOX

ディレクターの発する聴取率が聴視率に聞こえ、この劇団はラジオのことが分かっているのかなと心配になり、有名女優の物まね上手の地下アイドルが本人役として登場した際は、例えその場を凌いだとしても事実が発覚すればおじゃんというか、ラジオ局存亡の危機にまで発展する恐れがあるのに良くやるわ、ありえないと思い、この劇団、常識が分かってないんじゃないかと思い、しばらくは全く入り込めませんでしたが、ADが聴取率とはっきり聞こえる演技をしたことと、気まぐれ有名女優がドタキャンによって迷惑をかけたことを自ら認め代役を立ててもいいと許可していたことが分かって、ようやく納得してお芝居に入り込むことができました。

もう少し早く、代役が成立していることを知らせてほしかったと思います。

その後は、シナリオ通りにしかできないメインキャスターの過去のエピソードが明かされ今後に繋がり、爆弾事件も実際に放送された部分からは犯罪性が見い出せなくて無事収まり、温かいコメディとして成立する素敵なストーリーになりました。
二都物語

二都物語

新宿梁山泊

花園神社(東京都)

2015/06/20 (土) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

グロテスク
ひどい内容で、演劇とはいえない。私は今まで1000回以上の様々な公演を観させてきて頂いているが、グロテスクさではNo.2。リアリティーと演出や演技で魅せるのは全く違う。滑舌の悪い出演者も多い。
あえて良い所を探せば、公演前の対応などくらい。
二度と新宿梁山泊には行かない❗

「つぎとまります」「vivi mimi」

「つぎとまります」「vivi mimi」

シンショク

サブテレニアン(東京都)

2015/06/25 (木) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

無題1521(15-209)
19:30の回(晴)。

19:00受付、開場。入ると舞台には役者さん(4名)、床に白(い紐)線、円、直線、曲線、入口側に黒いオブジェ(置物か印か...)、L字の客席、入って右に座ります。ソフトな邦楽が控えめな音量で。

19:16前説(フジタさん)、19:33開演~21:22終演。「vivimimi」「つぎとまります」の順。

「アンサータン・ストーリーズ」に出ていらした方々、屋久梅さんは初めて、森さんは「アダムの肋骨(2015/4@王子)」でも。

「vivimimi」は(登場人物)どのような関係なのかがなかなかわからず、足元の「円」と「黒いオブジェ」による何か物理的な法則のようなものが、あるはず、など、思考がいろいろと揺れ動くのでした。たとえば「原子核」と「電子」のような=ヘリウム(電子2コなので)。ただ、視覚的にもっと異世界感が充満した舞台(美術/照明)だったら、と思いました。

「つぎとまります」は3公演目(2012/12@王子)(2014/6@pit)、なぜか「ゴドーを待ちながら」を連想してしまい、「バス停」こそありませんでしたが、お地蔵さんの一員として「ながしそうめん器」の外も「ながしそうめん器」というセリフについて考えるのでした。「赤」がアクセント?

二都物語

二都物語

新宿梁山泊

花園神社(東京都)

2015/06/20 (土) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★

登場人物の熱演に引き込まれた
25日夜、新宿梁山泊が新宿花園神社紫テントで開催した唐十郎作『二都物語』を観てきた。この作品は、状況劇場の紅テント公演で43年前初演された話題作で、状況劇場以外では今回の新宿梁山泊が初めて取り上げる上、主演を唐の息子である大鶴義丹が演じるとあって、かなり話題になっていた。個人的にはそうした原作を巡る様々な期待感とは別に、最近気になる女優たちがこぞってこの劇団に属していた経歴を持っていることからどんな舞台を作る劇団なのか興味があったこと、そしてその気になる女優の1人である有栖川ソワレが今回出演するというので観に行くことにしたわけだ。

この作品の粗筋を簡単に説明することは難しい。基軸となるのは、韓国から兄を探して日本に渡り通行人から100円をせびりつつ生きてきたリーランと、働いていた万年筆工場の火事で盲目となってしまった妹・光子を連れた内田一徹の出会い。一徹を別れた兄と思い込み追いかけるリーランと、彼女に惹かれていく一徹。その周りを、韓国から海峡を渡り日本にやってきた国籍のない男たちの集団や、ひなたぼっこの群れ、元万年筆工場で働いていた少女たち、獣殺しなどのが複雑に絡んでいく。
劇としての核となるのはリーランと一徹の複雑な感情表現と理屈を超えた惹かれ合いだろう。今回はリーランを水嶋カンナ、一徹を先述したように大鶴義丹が演じていた。リーランの背負う儚さや悲しみ、一徹の悩む姿は、もう少しスケールの幅を持たせても良かったかもしれないが熱演と言うべきあろう。いや、ふたりに限らず、登場人物たちのエネルギッシュな演技に、新宿梁山泊の原動力を観たような気がする。

演出的なクライマックスは、海峡に見立てた水しぶきの中を赤い木馬に乗って漂うリーランと、それをなすすべもなく見つめる一徹というラストシーン。テント公演の利点を活かし、膨大な水とショベルカーを利用した木馬の動き。それは、冒頭に水の塊とともに登場した国籍のない男たちの登場シーンと共に、迫力のあるもので、客席からは自然と驚嘆の拍手が沸き起こった。
内容的にかなり息の詰まるものではあるが、適度にその毒気を抜いてくれるひなたぼっこの群れの存在は着眼点としてはなかなか面白い。
また、劇中に挿入される歌の内容とタイミングは絶妙。これは、若手演出者は見習うべきであろう。

ちなみに、この公演の獣殺し役の大久保鷹は、初演時に唐とともに不忍池から泳ぎ出てきた国籍のない男たちの集団の1人であり、この日客席に来ていた唐十郎が終演後舞台で紹介された折には熱い握手を交わしていた姿が印象深かった。

観終わって、すっきり感とか消化不良感とかそういうものではなく、凄みが見るものの脳裏に強引に乗り込んできたような気持ちに襲われた、不思議な舞台であった。あお、上演時間は途中休憩を挟んで2時間15分あまり。自分は椅子の指定席での鑑賞だったので苦ではなかったが、平土間の自由席での鑑賞は疲れたのではないだろうか。最前列と2列めには、水しぶき防止の為ビニールシートと雨具が配布された。

ツキノオト

ツキノオト

満月動物園

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2015/06/19 (金) ~ 2015/06/21 (日)公演終了

満足度★★★★

サンタがいっぱい
季節はずれのサンタがいっぱい出てきました。

面白かったです。

ネタバレBOX

詳しくは自ブログに書きました。

http://ameblo.jp/gooharuhide/entry-12042654869.html
夏の魔球'15

夏の魔球'15

よしもとクリエイティブ・エージェンシー

近鉄アート館(大阪府)

2015/06/19 (金) ~ 2015/06/21 (日)公演終了

満足度★★★★

熱いお芝居だった。
とにかく熱量の高いお芝居でした。

がむしゃらな演者たちの熱を感じました。

ネタバレBOX

詳しくは自ブログに書きました。

http://ameblo.jp/gooharuhide/entry-12043430535.html
三人吉三

三人吉三

木ノ下歌舞伎

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2015/06/13 (土) ~ 2015/06/21 (日)公演終了

満足度★★★★

とてもわかりやすかった
前作の「黒塚」の時は、作品の薄さが感じられたが、今作はしっかりとしたメンバーをそろえ、手順を追った進行で分かりやすく、とても良い作品でした。

『地獄の場』も初めて観ましたが、笑いのバランスもとても良くて、変な感じになっておらず、とても良かったと思います。

今回のようにきっちりとした作品をやってくれるのであれば、引き続き観て行きたいと思いました。

地下5階と6階の人々

地下5階と6階の人々

THE EDGE

ライブハウス地下一階(大阪府)

2015/06/26 (金) ~ 2015/06/29 (月)公演終了

満足度★★

長かった
いつもこんな感じなんでしょうか?
このシリーズ。
映像人物と舞台上の人物との会話が面白かったです。


ちょっと舞台上に人が多すぎてましたかな。息苦しく感じました。

ネタバレBOX

詳しくは自ブログに書きました。

http://ameblo.jp/gooharuhide/entry-12044482516.html
悪い芝居 vol.17『キスインヘル』

悪い芝居 vol.17『キスインヘル』

悪い芝居

赤坂RED/THEATER(東京都)

2015/06/26 (金) ~ 2015/06/30 (火)公演終了

満足度★★★★

純愛だったね
前作のスーパーフィクションより、わかりやすい展開で、内容もすっかり恋愛ものでした。ただ悪い芝居流のアレンジはいろいろとありました。

途中何度か生バンドの演奏があったり、エンディングも大盛り上がりなのは前作同様でしたが、今回の方が自分も2回目だったせいもあり、上手く乗れた感じがしました。

万人受けはしないのかもしれないけど、これも一つの演劇スタイルで、個人的にはありだと思います。

ノリが良い方には、間違いなく楽しめるでしょう。
ただ、強要は厳禁です。
事件にならないように、気を付けましょう

演劇動物演 vol.1

演劇動物演 vol.1

演劇動物演

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2015/06/19 (金) ~ 2015/06/21 (日)公演終了

満足度★★★★

小さな劇団さん、頑張れ♪
小さな劇団さんのためのミニ演劇祭、最終日、観劇させてもらいました♪

半分、「からここたち」さん目当てでしたが、30分程遅れてしまい、トップバッターの「からここたち」さんを観られず、非常に残念!
次回は必ず観させていただきます。

「進船組」さんは、今度8/1,2に本公演される劇団さんだと気になっていましたら、その序章の作品とのこと。
道理で、衣装も豪華で、完成度も高く、良いものを観させていただきました。
本公演も伺いたいです。

「時乃旅人」さんは、旗揚げ時のメンバー(旗揚公演のヒロインの方など)も頑張っておられました。
これからに期待です♪

「なりそこないプリンセス」さんは全くの初見でしたが、私の好きな銀河鉄道をモチーフにした舞台。
朗読やダンスをまじえ、とっても良かったです。
二人っきりの小さな劇団さんですが、また拝見させていただきたいです。

そのほか、今回拝見できなかった劇団さん、頑張ってください!

次回もこの演劇祭が続きますよう祈念しています。

わたし

わたし

水素74%

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2015/06/27 (土) ~ 2015/07/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

弱いのだよ、男は
みんなダメ男だな、思っていたら、それは自分のことだった。
くすくす笑いしながら観た。

玉田さんと野田さんのシーンが素晴らしくって、久々にいいものを見た。

ネタバレBOX

仕事をクビになった山田、引き籠もっていたらしいその弟、山田家に転がり込んでいるバイトのダメ男・井上、元犯罪者だったらしい教会から来た男、井上のバイト仲間でオレオレ詐欺をしていた田中、そしてホームレスらしい男が、男性の登場人物のすべて。

どの男も非常に不安定な立ち位置にいる。
もちろんそれらは、すべて彼ら自身の「身から出たサビ」。
そして、何かにすがろうとしている。
セミナーだったり、宗教だったり、元カノだったり、疑似母だったり。

ただし、単に「不安定だからすがる」ではない次元に物語は向かっていくように思う。
あくまでも個人的な感覚なのだが、それは「男だから」「すがってしまう」ということではないか。
弱いのだよ、男は。弱すぎるのだ。


冒頭から自分の都合のいい妄想で彼女との会話が続く。
ダメ男らしい、いい感じの妄想だ。
身に覚えがある人も多いだろう(男性限定ね)。

何かに触れて、守られてないと不安なのだ。
女性の登場人物たちは違う。
現実の世界に生きている。

井上の元カノは、井上の気持ちを察して制するし、山田の彼女は、まるで当然のことのように山田兄弟たちのセミナーへの想いを全否定する。

ラストは教会から来た男以外の男性全員が、「母」に、いだかれることを最上の喜びと感じる。
(教会から来た男も、最初はある宗教を信じ、今は別の宗教を信じているのだから、誘われれば「タカシ」になったのは間違いない)

「母」なる女性は、田中のオレオレ詐欺の被害者で、田中の声を聞いて自分の息子だと言う。そして彼女は目が見えないと言うのだ。
しかし、どう考えても彼女は「目が見える」し、田中「たち」を息子だとは思っていないだろう。

彼女の動きがまそうであるし、「息子たち」という台詞もあったような気もするし。
もちろん「タカシたち」はそんなことはどうだっていいのだけど。

彼女の本当の狙いはわからないが、「タカシたち」にとっては、「母」だ。
彼らは胎内回帰することを望んでいるのだ。

田中の家にある階下への階段は何なのだろうか。母の胎内なのだろう。
「母」はラストに純白のドレスで現れて、ウエストから出た帯のようなものが階下につながっている。
まさに「へその緒」を彷彿とさせる。

「タカシたち」は熱に浮かされたように、階下へ歩みを進める。
1つに溶け合って。

彼女がいる山田も、あっさりとそれに従う。
「彼女」よりも「母」をとったのだ。

男はすべてマザコンだとよく言われるが、まさにそんなシーンである。

山田の彼女も「母」に誘われ、少しだけ興味を示すが、捨て台詞でそこを去る。

井上のように後を引いていつまでもウジウジしているのが男ならば、山田の彼女ように、「バカじゃないの」という捨て台詞を吐いて、山田をすっぱりと切り捨てるのが、女性なのではないかと思うのだ。

恋愛で言えば、男はみんなそうな風に感じることが多いんじゃないのかな、とも思う。
正確には、「“ダメ”な“男”はみんな」なのだろうけど。

「なんだ、みんなダメ男ばっかりだなあ」って見ていたけれども、結局のところ、自分もその中にいることに気づかされるわけなのだ。

男は母の胎内から抜け出ることができず、女は彼らを胎内にとどめる。
そんな哀れな男たちの姿が舞台の上にあったように思えた。

「バッカじゃないの」の捨て台詞は、世界中の男に向けられた、女性の声なのだろう。

「えっ、終わりなの?と」という、そのラストに唖然としつつも、「バカだけどしょうがないんだよなー」と思う自分がいる。

非常にあっさりした印象の作品だったが、その根底には「男と女」の違い、「男の弱さ」があったように思えた。
ただ、作品自体が「物語の序章」のような印象も拭えなかったのだが。

冒頭の井上を演じた野田慈伸さんの演技は、いかにも小劇場の口語演劇でごさいな反応と身のこなしだったのだが、登場人物が入れ替わっていくことで、とても良くなっているように感じた。相手との相性なのか。

特に田中役の玉田真也さんとの絡みは、見事だった。
テンポや間が抜群。
玉田さんの、野田慈伸さんの台詞に挟む間合いが素晴らしいのだ。
玉田さんも、ほかの人と絡むときよりも、野田さんとの絡みがいいので、2人の演技の相性が見事にマッチしたのではないだろうか。

教会から来た男を演じた近藤強さんは、本当に恐い。静かな張り詰めた恐さがうまい。
この人から「本もらってくれ」と言われたら、「はい」と2つ返事で受け取ってしまうだろう。
「金貸してくれ」と言われたら、すぐに財布を差し出すかもしれない(笑)。

山田の彼女を演じた黒木絵美花さんの、上からのすっぱりした感じが、1つの女性像を見せてくれた。
母の兵藤公美さんもさすが。

男たちの衣装の、なんだかなぁ、感がいい。
 『新・殺人狂時代』

『新・殺人狂時代』

流山児★事務所

ザ・スズナリ(東京都)

2015/06/24 (水) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★

30周年
暗闇、静寂、光、衝撃。様々な立場の作業員の衝突と怒号。極限状態な中の正論の虚しさ。選択の迷いと激しい議論の展開が起こるのに水音だけはよく響く。現実でも嘘みたいな事が起きようとしているがあれが理性の感覚だったのかも。

これまで見た日澤さんの演出の中ではかなり派手なアングラ演出というような感じで面白かった。これをまた鐘下さんがやると違うんだろうな。
久しぶりに言いたいことを言ってる「老舗」演劇を見たっ!って印象。
あ、流山児事務所30周年記念公演の中の一作で、鐘下作、日澤演出のためか、前説で流山児さんの「イッツ、ショーターイム!」が聞かれなかったのは残念。

鐘下さん、密閉空間の展開がお好きなのねw

ネタバレBOX

暗闇が続き、役者の顔が判別づらく、誰がどこにいるのか最初はよくわからず、また転換時の目くらまし的な光の使い方はもう少し加減して欲しかった。
携帯電話の持ち込みは禁止?とか、内線電話とかはない現場で、放射能の危険物質を含んだかなり繊細な現場なのに、地上で作業しているような作業着姿に多少違和感も。

二人悟空真贋争 ににんごくうしんがんのあらそい

二人悟空真贋争 ににんごくうしんがんのあらそい

楽戯舎

愛知県芸術劇場 大ホール(愛知県)

2015/06/28 (日) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

■中国舞台、初の試み!!
中国の劇は初めて観ました。
色鮮やかで動きも機敏!!
中国らしい音楽や歌、そしてビヨ~~~ンとの音でメリハリをつけてました。
全部右端での生演奏生歌で..........................。
両側には電光掲示板の字幕が出てましたが、そっちを見ながらの舞台はちょっと疲れたかな???
前半は孫悟空の舞台、後半は踊りがメインでした。
やっぱいいお値段取ってるだけあって、後半のアクロバット的な踊りもよかったですよ(^^)v

ごめんなさい、ニューヨークから来ました

ごめんなさい、ニューヨークから来ました

フロム・ニューヨーク

OFF OFFシアター(東京都)

2015/06/25 (木) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★

いつになく和やかな公演/約85分
良くも悪くも客を身構えさせるブルー&スカイ作品。
でも今回は気心の知れた市川訓睦さんと中村まことさんと3人きり、しかも小箱での公演とあって気張らず創作に臨めたのか、緻密に作り込まれたいつもながらのナンセンスネタの合間合間に楽屋トークをそのまま再現したような駄弁的やり取りが挟み込まれ、これに客の心もリラックス、ブルー&スカイ作品としては稀なことに、クスクス笑いやヒソヒソ笑いでなく、ゲラゲラと野放図な笑声の絶えないホットな作品に仕上がっていた。
男だけの座組とあっていつになく下ネタが多かったが、これが客の心をさらに和ませ、気がつけばこの私も爆笑している客の1人に。。。
楽しみました♪

ネタバレBOX

チラシにあった、「ニューヨークから来た3人組という設定」は全く生かされていませんでした(笑)。
売春捜査官/カム・ブロォ・ユア・ホーン

売春捜査官/カム・ブロォ・ユア・ホーン

モウムリポ(ポップンマッシュルームチキン野郎課外活動)

ステージカフェ下北沢亭(東京都)

2015/06/24 (水) ~ 2015/06/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

【売春捜査官】約100分
作品初見。
ヒロインのオットコ前ぶりにシビれました!!

正義のみかた

正義のみかた

充実夜祭

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2015/06/26 (金) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★

舞台美術が非凡
会場に入るとベンチが一つだけのシンプルなセット。
旗揚げ公演なのでこんなものかしら、と思っていたら見事に予想を裏切られました。
セットを始め、衣装、武器など舞台美術のクオリティが驚くほど高いです。
特に、狭い会場を3つのセットに転換させる仕掛けが素晴らしい。

肝心のストーリーは、やや説明不足かなと感じました。
設定・シチュエーションは面白いです。

ネタバレBOX

ブルーが怪人を拳銃で撃ち殺した後の展開が異常に重いです。
銭湯と戦闘とか結構バカっぽい笑いも全部帳消しな空気。
最後までその雰囲気を引きずったまま終演でした。

ちょっと展開が唐突過ぎるので、向こうの世界とこっちの世界の関係とかが理解出来なかった。
もう少し説明なり推測する材料なりが欲しかったです。






[memo]
女湯で男が一人倒れている。
警察には「異世界から戻ってきた」と供述。

警察の一人(警官1)が異世界へ。
戦隊ヒーロー4人(レッド・ピンク・グリーン・イエロー)。警官1がブルーになる。
怪人2人が出現、戦闘が始まる。最後にブルーが怪人を射殺。
傷つけないのがここのルールとみんなから責められる。

ブルーは追い詰められるあまり、自分の拳銃で自殺。
元の世界の女湯で目覚める。

上司(警官2)も異世界から戻ってきた一人だった。
女湯に居合わせた女性が警官2の娘?(ここ良く分からなかった)
 『新・殺人狂時代』

『新・殺人狂時代』

流山児★事務所

ザ・スズナリ(東京都)

2015/06/24 (水) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★

ダンディを極めると...
『懐かしい感じの芝居』と、関係者の客らしい男が言いながら、かえって行きました。言わんとしたことが、何だかわかる気がします。武骨だけど、圧倒される感じのエネルギーが伝わってくる。

鬼が棲む島からヤツらがやってきた

鬼が棲む島からヤツらがやってきた

U・WA・SAの奴等produce

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2015/06/27 (土) ~ 2015/06/28 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しい時間をありがとう
始めに約150分と聞いた時は、大丈夫かと色んな意味で心配がありました。
が、それは杞憂でした。
一緒に会場入りしていた、子供さん数名も最後まで席に座って観られるほど、素晴らしい強弱で、ひきこまれました。
ストーリーは少し予想外な部分もあり、うれしかったです。
役者さんはもっと殺陣の稽古をしてくれたら、よりきれいな動きになるのになあと、全体がいいだけにより思いました。色々仕上げてきてねとw
また、次回作が楽しみですw

ネタバレBOX

一度書いた感想が、全部バックスペースで消えたので、簡略版に変更。
以下、印象に残っている各キャラクターへのコメント。
本屋の店長・・・ストーリーに合わせた素晴らしいキャラ付け。「じゃあ、あとよろしくね」のくだりと「ぴょん」はいいね!
本屋店員・・・欲を言えば、もう少し攻めの姿勢でも面白かったかな。でも、イイコンビだったと思います。
亀・・・なんというか、変に引き込まれました。安心して、脇役を任せられるみたいなものを感じました。
雉将・・・はじめ遠めに見たとき、衣装にだまされました。長い御足がすらっときれいでした。感動を返せ!キャラはもっと振れてもよかったかなとおもいました。この系の人は自信があふれているイメージがあるので。。。あと、あれなんとなく蒼髪からルルーシュを彷彿させられましたwなぜ?
犬公・・・素晴らしい眼鏡さんでした。できる執事っぽく、一つ一つの動作に大げさなキレをつけてくれたら更によかった。
桃太郎・・・渋いおじさま。以上。
坂田金時・・・アドリブって難しいですよね。今回のお話は勧善懲悪をベースにしたお話でもあるので、分かりやすいキャラクターが個人的には推奨。怪しいやつ。悪いやつ確定。気取った感じもいいですが、もっと最後は本性をさらけ出すようなのいいなとおもいまいました丸
浦島太郎・・・けだるげな様子がよかった。この人絶対、耽美の海で溺れているという印象!どんどん無駄に超越していってください。
キサナ・・・美人さん。常にまけるもんかと言うようなあの目つきが好きです。がんばる人を応援します!
オールスターチャンピオンまつり『五右衛門vs轟天』

オールスターチャンピオンまつり『五右衛門vs轟天』

劇団☆新感線

シアターBRAVA!(大阪府)

2015/05/27 (水) ~ 2015/06/30 (火)公演終了

満足度★★★★

これが新感線か。。。
初めて、新感線の作品を見させていただきました。
正にB級映画を観ている気持ちでした(いい意味で)。
実に分かりやすく、面白い(お約束)を大切にした作品でした。
先にコメントされている方の話すように、既存のキャラをつかっているので、そのキャラの話も知っていればより楽しめたのだな感じました。
何度も観たくなるよう作品ではありませんでしたが、
この観ている一瞬、一瞬が楽しめる作品でした。
また、生でないと伝わりにくい雰囲気(DVDにすると分からない)も多かったです。そして、それを感じてアドリブ(恐らく)を挟む役者の技量、機転は流石!
道具も大きなものから小さなものまで、遊び心ありなところはよかったです。
ネタも多いので、友人、恋人、家族と観にいっても、感想交換でネタに困らないのも好評価w

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