最新の観てきた!クチコミ一覧

82321-82340件 / 189814件中
糸、あと、音。

糸、あと、音。

時々、かたつむり

小劇場 楽園(東京都)

2015/08/13 (木) ~ 2015/08/16 (日)公演終了

満足度★★

まだまだ!
いつも思うのだが、素舞台で芝居をやることがどんなに難しいことかわかっているのだろうか。
その分脚本、照明、音響効果、舞台衣装、役者の演技力により高いレベルが必要。極端に言えば、一瞬でイメージさせないとダメ。
イメージしにくい設定とドラマティックさに欠ける芝居でした。
ダンスは必要ないね!

わが娘

わが娘

月刊「根本宗子」

BAR 夢(東京都)

2015/08/12 (水) ~ 2015/08/16 (日)公演終了

満足度★★★★

千秋楽
大人の声量が大きいってのがまずは第一印象。
そういえば最近のバー公演はこんな感じだったと思い返しつつ。

カーチェイスへのもっていき方とか、バカバカしさもよくて。
斎藤和義の曲なんかも。


ラストは演劇好きならたまらないチョイスなんでしょう。
さっぱり分かりませんでしたけども(笑)

放浪の牛

放浪の牛

MJP

OFF OFFシアター(東京都)

2015/08/11 (火) ~ 2015/08/16 (日)公演終了

満足度★★★

もっともっと深く!Aキャスト
子供が半日かけて歩く距離なんかたかが知れている。
しかも自動販売機がない設定の田舎道。
隠れて走っているのではないので警察ならすぐに見つけるだろう。
コーラの売り買いの会話は陳腐で時間かけすぎ。
片親ながら金銭的には困っていない少年の家出理由は母親がタバコやめないからだって!今の子供はそんなことで家出するのか、違うだろう。そういう所を見せないと観客の心を引き込むことはできません。
正直、牛はほとんど関係ありませんでした。

ネタバレBOX

放浪者が家出してきた少年を拾い、家に送り届ける話。
途中、ヒッチハイク初心者の恋人と喧嘩した女の子を乗せたり、
詐欺親子にコーラを高額で買わされる。
そして、母親の捜索願により警察には誘拐犯として探される。
警察に見つけられ、誘拐犯として連れていかれそうになった時、少年の母親が離婚した元夫と嘘をつくことにより、放浪者は釈放される。
少年と別れた後、主人公の放浪者は涙にむせぶ。
(自分を心配してくれる人がいないからか?家族を思い出したからか?)
新宿コントレックスVol.14

新宿コントレックスVol.14

アガリスクエンターテイメント

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2015/07/07 (火) ~ 2015/07/07 (火)公演終了

満足度★★★★★

アガリスク三昧
全部面白かった。短編からショートショートまで。全て満足。
個別の感想は「ネタバレBOX」で

ネタバレBOX

『お父さんをください』
元は鹿島ゆきこが演じていた娘役を沈ゆうこが。どちらも味があるのだが、今作はライブで観た沈ゆうこが程よく幼く可愛くエロい感じて良かった。『ナイゲン』でのブレザーも良いが今作のセーラー服も似合う。序盤の鋭いツッコミからアガリスク得意の立場の入れ替わりが絶妙

『LiePhone4s』
初見の際に受けた鮮やかな伏線回収の衝撃をそのままに、グッと分かりやすさが増した。鹿島ゆきこ演じるアキが全てに気づいていく中で何度もバッタリと倒れこむシーンが兎に角好き。沈ゆうこの長ゼリフ決めての小さくガッツポーズに思わず拍手。

『P3/4』
初演を観て感じた謎がある意味解けて、ある意味深まった。演出と偶然の間に巧妙に笑いを配したラスト。五六回は演ってもらわないと謎が解けないのではないだろうか。塩原俊之が観せる、本格バイオレンスなのに笑えるという例のシーンは今作も爆笑した。

『エクストリームシチュエーションコメディ・ペア(劇王号)』
トリは勿論これ!淺越岳人と塩原俊之は4作連続で相当疲れを見せていたが、ラストはコレしかない。アガリスクを代表する作品。デキという意味では、劇王参加時にの際に及ばないが、やっぱり面白い。女性版の再演も是非

『アボカド』『火星木星土星』『グローバリゼーション』
幕間をキッチリ埋める小作品。良かった。もう確信犯的なツクリでオチに運んでいく技巧が素晴らしい。いずれも最後の最後にそれヤるかというのが好き。特に『火星木星土星』のオチは刺さって爆笑してしまった。
糸、あと、音。

糸、あと、音。

時々、かたつむり

小劇場 楽園(東京都)

2015/08/13 (木) ~ 2015/08/16 (日)公演終了

満足度★★★

共産主義、万歳なしよ?
此方から見て、彼方がちっとも魅力的じゃないのが失敗じゃないかしら?

率いて

率いて

ナカゴー

名古屋市演劇練習館(アクテノン)(愛知県)

2015/08/15 (土) ~ 2015/08/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

まさしくオンリーワンの演劇
 前半は、異様ながらそれだけでも良質のハートフル・コメディでしたが、急転そこから一切想像できない流れになり、唖然。バカげたネタを命を削るかのように示し続ける壮絶な演技・演出に圧倒されました。
 こんなのここでしか観れない、生で観れて良かった。
 役者さんは少年役の川崎麻里子さんの独特の演技がツボです。

茨姫

茨姫

公益財団法人愛知県文化振興事業団

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2015/08/13 (木) ~ 2015/08/15 (土)公演終了

満足度★★★★★

この公演でしか出会えない不思議空間
「中に入ると一瞬目がくらむかもしれませんが…」と言う入場の前置きが象徴する斬新な「舞台美術」が非現実感たっぷりの精神世界を表現し、三浦基演出特有の「発語」が誘う心地よい混乱がそれに大変マッチする ・・・ この公演でしか出会えない不思議空間を楽しみました。戯曲にどれだけ忠実だったかは分かりませんが(また読んでみるつもりではいますが)、今回事前にビデオで観れた過去のAAF戯曲賞公演でも、演出優位の公演は数多くありましたし、観る側からするとあまり問題ではないかな。結局、それが自分に合うかだけですね。理解できるとは言いませんが、私、三浦基演出好きなのでOK。

ネタバレBOX

なお、意外だったのが、まるでバラエティー番組のようだった「玉乗り」で、氏の演出がいつも計算し尽くされた感なのに対して、不確定性要素多数のアレにはビックリしました。どんな意図があったんだろう。
『東京/NY往復書簡』公開リーディング

『東京/NY往復書簡』公開リーディング

ティーファクトリー

森下スタジオ(東京都)

2015/07/04 (土) ~ 2015/07/05 (日)公演終了

満足度★★★

試みとしては面白いが
リーディング公演で日米の戯曲作家のリレー作品。正直全然繋がりがなくて、何が何だかわからない部分が多い。試みとしては面白いんだろうけど、作品としてあまり楽しめなかったのは残念。井上裕朗の普段では観る事が出来ないキャラを観れたのは良かった。

アイアイアイ

アイアイアイ

トリコロールケーキ

新宿眼科画廊(東京都)

2015/06/26 (金) ~ 2015/06/30 (火)公演終了

満足度★★★★

ゆるふわナンセンス
ゆるふわナンセンスな世界観が相変わらず楽しめた。いつもよりツッコミ要素の感じられる台詞回しとラストのオチは、過去何作か観た中では1番良かった

第14回 世界バレエフェスティバル

第14回 世界バレエフェスティバル

東京バレエ団

東京文化会館 大ホール(東京都)

2015/08/01 (土) ~ 2015/08/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

ガラ
毎度で香水サンプル全員配布、ファニーガラ、手ぬぐい投げ、座席番号抽選(手ぬぐい)があり、とうとうやってきたんだなと感じた。古典が少ないプログラムではあったが、割れんばかりの拍手が度々起こったにはガラならでは。頭の中にたくさんの強い印象があり、個評不能になってしまった。3年後が待ち遠しい。

きみがみむねに

きみがみむねに

風雷紡

d-倉庫(東京都)

2015/08/13 (木) ~ 2015/08/18 (火)公演終了

満足度★★★★★

シリーズ物
谷仲さん演じる探偵さんのシリーズ物なんですね。良い味出してますし、歴史のどのような場面で彼が活躍し、史実を目撃するかを引き続き観てみたいなと思いました。良い意味で映画にドラマチックで、演出によりリアルの舞台の良さも活きていて。歴史ロマンとして素晴らしい物語でした。川島芳子が話す彼女の真実の姿を見て筆を走らせる作家役の荒川ユリエル君が素晴らしかったです。目が爛々と輝いて、その色さえ変える演技に釘付けでした。(後日追記します)

アリスインデッドリースクール ビヨンド

アリスインデッドリースクール ビヨンド

アリスインプロジェクト

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2015/08/12 (水) ~ 2015/08/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

風組
当初は観るつもりなかった作品だったが、遠藤瑠香さんの日替ゲスト出演ということで観劇してきた。民本さんと、ちーちゃんがよかった。栞菜さんと船岡さんの漫才もテンポが良くてクオリティ高かった。時間がとれるのなら再度観たい思える舞台だった。

【終演しました。ご来場ありがとうございました!】リーマン=シャイン

【終演しました。ご来場ありがとうございました!】リーマン=シャイン

劇団ダブルデック

劇場MOMO(東京都)

2015/08/13 (木) ~ 2015/08/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

久しぶりに
前回公演が見れなかったのでかなり久しぶりに。
デックらしいテンポの良さと元気の良さはそのままに音楽面でいろいろな挑戦をしているのが印象的だった。
自分の思うように働くことで輝くというテーマの裏で一番輝いて見えたのは社会人になってからも時間を割いて全力の演劇を打っている劇団員をはじめとする座組のみなさんだと思いました。
次回も楽しみにしています。

晴れるまで蒼でいて  ありがとうございました

晴れるまで蒼でいて ありがとうございました

matsucarpone

GALLERY LIPP(東京都)

2015/08/10 (月) ~ 2015/08/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1566(15-255)
17:00の回(やや雲)。

16:35着、受付、先日とは違う奥の席にしました。床の絵には3つの輪が描かれていました。黒い布が掛けられたベンチはなくなり、代わりに白いレインコートがかけられています。17:02開演~17:43終演。

本公演最終、21ステ目、前作も最終回に来ました。

「鈍色の、ブルウ。(2014/7)」が20歳、本公演が21歳。

描かれた(前回は)2つの輪は3つになり、カナブンとカエル以外の「センタク」もあることに気が付きます。

5日間でお話の運び方がだいぶ変わりましたし、とても個人的な心情が込められた時間に仕上がっていました。

蛹(20歳)が成虫(21歳)になり、何処に飛んでゆこうか、その「センタク」に悩む時、全公演をやりきった松岡さんは、今、どこに向かっているのでしょう。

ゴースト・レストラン

ゴースト・レストラン

東京ミーコ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2015/08/11 (火) ~ 2015/08/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

チラシよりもキレイ
チラシよりもはるかにキレイな幽霊が多数登場。たくさん笑ってちょっと泣いたコクのある性善説人情ストーリー。壁に書かれていた8月のオススメ「オーナー特製チーズオムレツ夏野菜添え」食べたかった。

【終演しました。ご来場ありがとうございました!】リーマン=シャイン

【終演しました。ご来場ありがとうございました!】リーマン=シャイン

劇団ダブルデック

劇場MOMO(東京都)

2015/08/13 (木) ~ 2015/08/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

「働くこと」
社会人になって、仕事を題材にした舞台ははじめて見ました。
職業柄、様々な企業に出会い、社長や社員と出会うなかで
イキイキしている処もあれば、疲弊して覇気のない処もあって。
でも、イキイキしている会社は、企業規模も関係ないし、それこそ労働条件は側から見るとよろしくなかったりします。

「何のためにこの仕事をやっているのか」一種使命感を持って集まれるかどうか。

笑あり、涙あり、下ネタありのダブルテックらしいスパイスに
感動するとともに改めて、「働くこと」とは何か考えさせていただきました。
ありがとうございました。

きみがみむねに

きみがみむねに

風雷紡

d-倉庫(東京都)

2015/08/13 (木) ~ 2015/08/18 (火)公演終了

満足度★★★★

ちょっと物足りない感がありました
川島芳子の話しとは説明やフライヤでは判らず、観劇直前に知りましたが、興味を持っていた人だけに、ワクワクして観劇しました。主役は好演されてましたが、田中隆吉や李香蘭との絡みは物足りない感が残りましたが、最後まで楽しめました。

糸、あと、音。

糸、あと、音。

時々、かたつむり

小劇場 楽園(東京都)

2015/08/13 (木) ~ 2015/08/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

テーマは良かったが、表現が…
近未来的な話…コンピューター・ロボットが環境などを操作し、安全で快適な生活を保証してくれるが、その代わりに人間にとって大切な自由が無くなるという、管理社会を描いた風刺劇。テーマは良かったが、その演出が映画でいうカット割が細か過ぎる。それは登場人物6名の対話を中心にし全ての組合で観せようとしているためであろう。場面展開が早く、分かり難くくなっていた。もっと観ている観客を意識して、丁寧な描き方をする工夫が必要だろう。逆にテンポは良かったと思うので、その辺りを考慮して展開・構成しては…。
描きたい内容を、どう上手く伝えるか…演出手腕の発揮どころ。

ネタバレBOX

ほぼ素舞台に椅子2脚...この劇場は地下入口から入ると中央に柱があり、左右に分かれて座席がある。その柱には半透明の薄膜が巻きつけられており、その一部が舞台にも敷かれている。物語の内容から雨降りと水溜りのイメージか。実際は滑り止めのようにも思う。

梗概は、高層ビルの住人は安全で快適な生活を享受している。逆に言えば、そこに生活しないと危険または快適でないことが喧伝される。その建物はコンピューター・ロボットでコントロールされている。そして天候を操り、情報を操作し人間の生活や心にも大きな影響を持つようになっている、という近未来の話。天候(洪水)とその情報操作によって高層ビルへ避難させるという目論み。しかし避難しない人間もいた。その情報の収集・分析がいつの間にか人間の行動を束縛している恐怖が伝わる。

比喩的に「籠の中の鳥の話」...大空に飛び立つ自由と引き換えに、安全と生きる力を要求される。一方、籠の中は安全で餌にも心配なさそうである。そして、もう一つ、人間の対応力が描かれているようにも感じた。例えば占い師の登場であるが、占いの依頼者は、話す、他方占い師は傾聴する態度になる。これが逆転したシーンがあるが、そこに自分の確固たる意見と態度の重要性を感じる。ふわふわとした気持ではない、何か芯が必要なのだと訴えるようである。
このいくつかのシーンが細切れのように交差または交錯するように展開するので、話の大筋がわからなくなる。もう少し丁寧な状況説明(1シーンをもう少し長くするなど)をして、観客にわかるよう工夫する必要がある。
さらに台詞を大切にしてほしい。例えば、先に記した「籠の中の鳥の話」であるが、大空に飛び立つのは鳥の”特権”?にしていたが、話の流れであろうが違和感がある。このような台詞回しがいくつかあった。言葉(台詞)の正確・重要性の検証もお願いしたいところ。

さて最後に、この高層ビルは建築中のイメージから「スカイツリ」ーを、ラストでは「バベルの塔」を想像した。この現実・空想の混同が...。
テーマ性というかその訴えたい内容に共感するが、くどいがその描き方に工夫が必要である。

今後の期待込めての★3つ
次回公演を楽しみにしております。
東京アレルギー

東京アレルギー

劇団野の上

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/08/10 (月) ~ 2015/08/16 (日)公演終了

満足度★★★

キャバクラティッシュ付
110分。

ネタバレBOX

東京アレルギーな青森出身のまりあ(成田沙織)は、低空飛行な毎日を送り、家に帰れば、希望のKちゃん(堀夏子)や絶望のZちゃん(和田華子)と会話する毎日。そんなまりあがキャバ嬢やって、ヤクザにビール瓶で頭カチ割られて、シスターに看病してもらいレズり、田舎に帰るも居場所無く、結果シスターに殺される。

前半は地味で冴えない、花のないまりあと周囲の人間がバランスよく描かれ、結構面白かった。津軽弁もよくわからんなりに、なんとなく判るという感じで。
後半が、より絶望よりな方向に向かい、地味な感じはそのままで、魅力に欠けた印象。話的に盛り上がるワケではないのはよいけど、惹きつけられるものがなかったかな。
【終演しました。ご来場ありがとうございました!】リーマン=シャイン

【終演しました。ご来場ありがとうございました!】リーマン=シャイン

劇団ダブルデック

劇場MOMO(東京都)

2015/08/13 (木) ~ 2015/08/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

まさに輝く熱演
前作から2回目の観劇となる同劇団。やはり熱量溢れるパワフルな舞台でした。同劇団の公演が魅力的なのは、圧倒的な運動量にあると考えている。
集団でのダンスが場面の切り替え時含め随所で見られ、歌もオリジナル楽曲で歌う。正直、著名劇団のミュージカル等と比べれば各々では見劣りするのは否めないが、それでも観ていて楽しいのだ!洗練さとか優雅さとは違う、ひたむきさやガムシャラ感が観ていて気持ち良い!

勢いで走る舞台であるが、テーマ的にも考えさせられる内容でした。(私もリーマンなので。)
最後の、全員での合唱は清々しく感じ、皆さん輝いておりました。

観ていて、これからも応援したくなる劇団です。

このページのQRコードです。

拡大