最新の観てきた!クチコミ一覧

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ジャンク

ジャンク

サンハロンシアター

ザ・ポケット(東京都)

2015/09/30 (水) ~ 2015/10/04 (日)公演終了

満足度★★★★

ごみになったもの、なりかかったもの。
「ごみ」は物だけに非ず。「人」も成りえるもの。

ただ、どちらにも「再生」の道は十分にある。

サンハロンさんらしい視点の物語。

ベテラン・若手、双方の演技も素晴らしく、落ち着いて安心して観ていられる分、もう少し、動きのある部分があってもよかった気がする。

ネタバレBOX

強制執行目前のごみ屋敷のごみは、とある人物の呪文のような一言で、「リサイクル」の道を歩み、家族を無くし自暴自棄になり、自殺未遂騒動を起こす派遣社員の青年は、ふしぎな交渉人と、母親から「ごみ」のように捨てられたある男とのやりとりの中で「再生」の道を歩みはじめる。

唯一、「ごみ」になったのは、強制執行を取材中に、自殺未遂騒動に出くわし、局の判断で自殺未遂騒動の取材に切り替えたが、結局、草津で起こったアイドルのスキャンダルが優先されて、話題度では全然及ばなく「お蔵入り」
になるであろう、TV局の取材テープだけ。

なんとも皮肉がきいていると思った。
第十七捕虜収容所

第十七捕虜収容所

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2015/09/29 (火) ~ 2015/10/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

ラストまで惹きつけられました。
まず舞台美術が素晴らしかったです。劇場に入ってすぐに舞台への期待が高まりました。そして開演。アレがこうなって「おおっ!!」となります。

収容所の中、戦時下の緊迫感や、そんな中にも微笑ましく感じる男たち遊び心。誰がドイツ軍に通じているのか探り合う心理戦。。。目の前で展開するドラマに、前のめりな気持ち(実際に前のめりになると後ろの方の邪魔になるので気持ちだけ^^;)のまま、ラストまで惹きつけられた舞台でした。

第十七捕虜収容所

第十七捕虜収容所

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2015/09/29 (火) ~ 2015/10/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

濃密な時間
お目当の役者さんを観にいったのですが、出演者、照明、舞台セット、全てが素敵で2時間を超える作品にも関わらず終始のめりこんでの観劇。意外とサスペンスが好きなんだと気づかせてくれました。

三十と十五の私

三十と十五の私

張ち切れパンダ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/09/30 (水) ~ 2015/10/05 (月)公演終了

満足度★★★★

深奥にある優しさ
タイトルとおりの30歳と15歳の私が、時を交差させその年齢の心情を女性という視点でしっかり観せてくれる秀作。自由奔放で夢見る15歳の少女、焦燥・苛立つ感情があらわになる30歳女性。それまでの15年間の経過を語ることなく、思春期と自立期が鮮明に観える時期の対比である。そして15歳のある事をきっかけに物語は進展する。

ネタバレBOX

主人公・エナ(薩川朋子サン)は15歳で妊娠、その処置をめぐる女友達の言動。また、その事実を知った彼氏・時夫の態度・行動が表層的に描かれる。女友達は親身のようで、他人事のようである。彼氏は中絶前提の行動。現実的なものの考え方なのだろうか。
時を経て、30歳のエナ。会社をクビになり実家に帰ってきているところに同窓会の案内が...。過去の出来事と現在の心境が混じり苛立つ。髪の毛を掻き毟る、物(ダンボール)を投げる、椅子を蹴るなど、その激しい行為(表現)に胸が痛む。友達関係も上辺だけなのか、あまり会いたくないと思う気持ちも垣間見える。観たら感じられる表現も文章にするのが難しい。そんな女性の心の内を描くのは上手いなぁ。
人生に「もし、あの時に戻れたら」という思いも描く。中絶した現在の在り様、子供を生んだ人生がどうだったのか...こちらも幸せそうに描いている。15年の時を隔てた自分との邂逅、別の選択をした場合の夢想...その両方の描きはハッピーエンド。そこは作・演出の梨澤慧以子女史の優しさの現れであろう。

テンポ良く、スピード感もあり、暗転も多用せず観せることに工夫しているところが好ましい。一方、その流れるように観えることが、インパクトある出来事の割りには印象が薄い。やはり登場人物が皆善人なんだろうか。30歳という若さに少し翳りの見えた年齢...15歳の時からすれば30歳女性は大人だと...しかし、そこには未経験という錯覚がある。これはこの先40歳、50歳も同様かも。

次回公演も楽しみにしております。
森のふるふり

森のふるふり

TEAM ゆうびんホスト

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2015/09/09 (水) ~ 2015/09/13 (日)公演終了

満足度★★★

不思議な感覚の物語
ファンタジーコメディという感じであり、主人公を守る地域の人々の心遣いは、この公演全体を包む優しさのようなものになっている。その雰囲気作りは舞台セットや演出に現れていた。
一方、物語の展開では分かり難かった。その理由は、話のキーワードになっている”ふるふり”の意味合いが最後まで理解出来なかったことである。

ネタバレBOX

舞台セットは、中央通路、上手スペース、下手奥は紗幕で囲まれた別空間のようである。また人が宙に浮く(テレビのCGじゃない、舞台だ!)。舞台後ろから梃子または滑車原理を用いて吊り上げる。その浮遊は幻の世界への誘いのようである。もっとも、この幻の世界は六道の辻のようである。
冒頭、天上か地獄へ行くか、その分岐に立たされた人々(すでに瀕死)が、生前の善行・悪行の数々を勘案して、天上界か人間界より下へ...。今一度のチャンスとして動物に姿を変え、その成り行きを見守る。
一方、人間の世界では主人公・モコ(高柳沙彩サン)を見守る地域の人々。その触れ合いに動物に姿を変えたものたちが触発されて、心温まる交流をする。
そこに、「歌って踊るファンタジーコメディ!」がしっかり観える。

しかし、この物語の核になっている”ふるふり”とは?それは、パンフレットによれば、「森では妖精や不思議な生き物が飛んでいる!空中で闘いも?」あるらしい。この知りたい部分が曖昧で...残念に思った。
   
ラインの黄金

ラインの黄金

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2015/10/01 (木) ~ 2015/10/17 (土)公演終了

満足度★★★★

とても演劇的なステージ
オペラのイメージを変えると言ったら大げさだが、ネオンサインを使ったり(ドイツ語なのに英語表記はご愛敬か)光線を駆使するなど、個人的感想だが蜷川幸雄さんの舞台を連想してしまった。

新国立劇場のシーズン開幕オペラで、ご存じワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」の序夜で一幕もの。天上界の神々、地上界の巨人族、そして地底界のニーベルング族。三層構造の格差社会で、主人公アルベリヒは愛を捨てることで財力、すなわち権力を持とうとする。

字幕を読むのも結構大変な、とても演劇的なオペラだ。アリアや重唱、合唱などのオペラ音楽の型をとらず、オーケストラピットにはハープがずらりと並ぶなど、音楽としてもちょっと違うな、というステージだった。

ネタバレBOX

「持つ者はたえず不安にさらされ 持たざる者は嫉妬に身を焦がす。誰もそれを切望するが、誰もそこから益を得ない。持ち主は富を得るどころか、死の手先を身に引き寄せる」
最終場でアルベリヒが黄金の指輪に呪いをかける。


格差社会はワーグナーの時代だけでなく今も続く。この呪いの文句に、いろいろ考えさせられます。
十八時の音楽浴

十八時の音楽浴

バリアフリー・アミューズメント・シアター

フリースタイルスタジオ金毘羅 http://www.arca-archa.jp/entertainment.html(大阪府)

2015/09/26 (土) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★

男性の声が良かった。
静かな恐怖を感じました。

黒いハンカチーフ

黒いハンカチーフ

る・ひまわり

新国立劇場 中劇場(東京都)

2015/10/01 (木) ~ 2015/10/04 (日)公演終了

満足度★★★

面白かったのですが・・・。
盆の舞台を上手く使ったセットと美術衣装は良かったです!
ただ、この手のどんでん返しは他作品にも多く観られ、いくつかのパターンが容易に想像出来てしまうのが残念!
舞台をそれほど多く観ていない方にはお薦めです。

ネタバレBOX

詐欺グループは、大物政治家をまんまと騙し大金を手に入れましたが、上手がいました。結果的には上手く利用され、残った金額はわずかになってしまいました。男はやはり女性には敵いません。
第十七捕虜収容所

第十七捕虜収容所

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2015/09/29 (火) ~ 2015/10/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

気持ちの変化!
この作品の映画も芝居も観ていなかったので、とても興味深く観られました。
スパイが誰かに注目されますが、スパイは容易に推測されます。
前半は収容所の捕虜とは思えないくらい明るかった捕虜たちが、あることを境に自分たちの立場を深く認識し顔つきや言動が変わって行き、
個人主義のアメリカ人らしくない仲間を思いやる意識が見られます、これも軍隊ならではか。
ラストシーン前の機銃掃射の演出は臨場感にあふれてました。
照明、美術セットの窓の向こうに降る雪が印象的でした。
観ごたえある流石青年座の芝居でした。

ネタバレBOX

芝居が始まりで、有刺鉄線の柵が上がり、最後にセフトンが司令官の官舎に火をつけ、ダンバーをつれて・脱走に成功後有刺鉄線の柵が閉まり終演とは
巧みな完結だと思いました。
第十七捕虜収容所

第十七捕虜収容所

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2015/09/29 (火) ~ 2015/10/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

始まる前から
客席についたときからわくわくして、いざ始まったらどんどんストーリーに引き込まれていきます。
内容を知らなかったので、一体どんなラストになるの?セフトン少しは皆から好感持たれるようになるかな?と心配しつつ見守ってました。

台詞のないときも表情や視線のやり取りなど見逃さないように集中してたんですが、それでも後になってからあの時あの人はどんな顔してたっけ?と気になる箇所が出てきて。
1回観ると、また観に行きたくなる作品です。

ふたりカオス

ふたりカオス

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2015/09/24 (木) ~ 2015/10/05 (月)公演終了

満足度★★★★★

客席も油断ならないカオス
一人芝居は何度も見たことがある。二人芝居は・・・無かったかもしれない。それを5組分も味わえるなんて、なんて豪華なんだろう。二人しかいなくて、セットは無くテーブルや椅子があるだけで、三方を客席に囲まれている。役者にとってハードルが高いことは明らか。それでも、ものすごく熱いものを迸らせてそこに空間が立ち上がる。違うペアだと何がどう変わるのか、とても気になってしまう。自分がイチオシだと思っていたペアの芝居はもちろん、意外なペアがものすごく訴えかけてくるから油断ならない(笑)。でも、それが6番シードらしいな、とも思うし、客演さんの力量だな、とも思う。

今回見た組み合わせはこちら。
【10月1日(木)19:00】
①高橋明日香×椎名亜音
②高田淳×樋口靖洋
③宇田川美樹×松田信行
④図師光博×小沢和之
⑤柚月美穂×土屋兼久

亜音さんの関西弁、SUGEEEEEEE!
もんどりうつあすぴー、SUGEEEEEEE!
ひーくんの気持ち悪さ、SUGEEEEEEE!
ずんさんのエリート感、SUGEEEEEEE!
松田さんの背負ってる空気の重厚さ、SUGEEEEEEE!
ミキティーの色っぽさ、SUGEEEEEEE!
小沢帝王の世界観の広がり方、SUGEEEEEEE!
ずっしーのコメディ力発揮、SUGEEEEEEE!
土屋さんのちょいワル感の醸し出し、SUGEEEEEEE!
柚月さんの気迫、SUGEEEEEEE!

ネタバレBOX

それぞれの物語が前半後半に分かれていて、1〜5、1〜5って構成になっているとは知らなくて、やけに短くて尻切れとんぼで終わるなぁ?と思っていた前半でした。2巡目がはじまって納得した。

客出しもカオス!
黒いハンカチーフ

黒いハンカチーフ

る・ひまわり

新国立劇場 中劇場(東京都)

2015/10/01 (木) ~ 2015/10/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

爽快
久し振りにスカーっとし、これぞエンターテインメントという感じでした。

ネタバレBOX

昭和32年、今は亡き天才詐欺師フジケンの息子で新宿界隈で医者をしている日根が、チンピラのゆすりを手伝ったばかりに殺された売春婦の仇を打つべく、フジケンの手下を呼び寄せ暴力団や大物政治家を大掛かりな詐欺にかけて懲らしめる気分爽快なストーリー。

前半は回り舞台によって溜まり場のバーの内外や組事務所をスピーディに移動させてヤクザを騙し、後半は帝国ホテルの一室でじっくり政治家を騙すという飽きさせない展開でした。そして、エピローグがあり、小気味良い展開からすると邪魔かなと思ったのですが、思わぬ展開が待っていました。さらに上手を行く詐欺師にしてやられましたが、心温まるとともに爽やかさが残りました。

個性的な俳優陣も素晴らしく、主役の股間を掴むなどした鳥肌実さんの自由奔放さには恐れ入りました。

売春防止法が施行された年は長嶋がデビューした年でもあったのだと、改めて当時を知ることができました。
第十七捕虜収容所

第十七捕虜収容所

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2015/09/29 (火) ~ 2015/10/04 (日)公演終了

満足度★★★★

スリリング
スリリングな展開に最後までドキドキしました。楽しかったです。

ふたりカオス

ふたりカオス

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2015/09/24 (木) ~ 2015/10/05 (月)公演終了

満足度★★★★

これこそカオスな世界!
役者や観る場所が変わると同じ物語なのに全く違う作品に見えてくる。
同じ役者でも囲み舞台のおかげで観る場所を対称位置に変えるとまた違うお芝居を観ている錯覚に。
きっと何度観ても楽しめる舞台だと思います。そして1度観ると違う役者で…違う座席から…って欲も出てきます(笑)
舞台空間には何もなく音も光もシンプルに役者さんの熱量が力量が役に命を吹き込む息吹が間近で感じられて
二人芝居だからずっと役者を観てられるのも幸せで楽しめた舞台でした。
叶うことなら全組み合わせ、カオスなシャッフル公演も観たかったです!

第十七捕虜収容所

第十七捕虜収容所

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2015/09/29 (火) ~ 2015/10/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

心理戦
第十七捕虜収容所
STALAG 17

2015/09/29(火)~2015/10/04(日)

10月1日(木) ~10月3日 (土)夜公演終演後に、
ワンコインバー開催

青年座劇場
東京 富ヶ谷 
代々木八幡駅/代々木公園駅

2015/09/30(水) 14:00の回 観劇

…心理戦…

舞台装置、音響、照明、どれも凝っていて、見応え有り。

役者陣も、
自由を奪われた極限状態の中の、
人間関係の不安定さを、細かく表現していた。

時代設定は、戦時下のドイツ。
アメリカ人の捕虜収容所内。

相容れない価値観を持った者達の、葛藤。

信じていたものに、裏切られ、究極の選択に苦悩する。

男性のみのキャストで、

コメディ的要素も多く、飽きさせず、

青年座キャスト、
別劇団所属の外部キャスト、
混合による配役。

いずれも実力派俳優揃いで、

公演時間 2時間15分の最後まで、

惹きつけられる。

……………
トランクウィル
2015/10/02/金 04:15 記する。

4時44分、せつなに青く。【ご来場ありがとうございました!】

4時44分、せつなに青く。【ご来場ありがとうございました!】

劇団えのぐ

上野ストアハウス(東京都)

2015/10/01 (木) ~ 2015/10/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

必見の舞台
 いやあ、ほんとに凄い。序盤、特徴のある舞台美術からはちょっとイメージの異なるキャピキャピ感覚で始まった今作だったが、学校の七不思議という断片を辿り続けることで主人公の佐奈が甦らせてゆく記憶は、戦慄そのもの。初日を終えたばかりなので余りネタバレになることは、書かないでおくが、この作品、自分が今年観た年間ベスト5には必ず入れる。因みに今作は今年281作品目の観劇作品で、現時点で今年の自己ベスト3に入る。(追記後送)

関ヶ原で一人 〜lonely SEKIGAHARA〜

関ヶ原で一人 〜lonely SEKIGAHARA〜

ENG

六行会ホール(東京都)

2015/09/30 (水) ~ 2015/10/04 (日)公演終了

満足度★★★★

歴史好き・殺陣好きにはオススメ
本で予習をしてから観に行ったため、人物関係がよくわかりとても楽しめた。予習をしていかなかったら置いてきぼりをくっただろうな。。なんせ登場人物が多い。しかも途中からSF要素(?)が入ってくるので、頭フル回転状態になる。

でも、殺陣も多く、衣装も綺麗なので視覚的にもとても楽しめる作品。
歴史好き・殺陣好きにはオススメ☆

ネタバレBOX

殺陣は圧巻。特に「島左近」役の末野さんと「平岡頼勝」役の沖野さんの戦いのシーンはすごかった!必見!
そして、「石田三成」役の竹石さんは、、、美しかった!
それから、今回とても心を奪われたのは「大谷吉継」役の福地さん!さり気ない立ち振る舞いや動きにも「大谷吉継」がにじみ出ていて、「大谷吉継」像がイメージしやすく、とても印象に残った。「大谷吉継」のファンになった。
ふたりカオス

ふたりカオス

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2015/09/24 (木) ~ 2015/10/05 (月)公演終了

満足度★★★★

よかったです☆
二人芝居×五話   毎回のように配役が変わるみたいですが、 今日の配役は とっても良かったと思います!
他のパターンは どうなのか気になりますね~

ネタバレBOX

前回のアフレコのお芝居が 自分的にはちょっと残念だったのですが、 今回は とても良かったです。 二人芝居 いいですね☆

囲み舞台について    反対側のお客さんの顔が けっこう視界に入ってしまい、 ちょっと集中できない場面がありました。   
ここの劇場だと、  普通の配置にした方がよかったのでは? と思いました。
『心中天の網島』

『心中天の網島』

木ノ下歌舞伎

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/09/23 (水) ~ 2015/10/07 (水)公演終了

満足度★★★

初見
これまでとは違う趣向らしいが、初木ノ下歌舞伎の為、どう違うのかはわからない。冒頭の陽気な出だしに、Eテレの午前と夕刻の時間帯に放送されればかなり人気番組になりそうな音楽劇だなぁと思った。
足元すくわれそうな平均台セットに近松戯曲と駄洒落歌詞曲が奇妙なミスマッチ。あんなに俗悪言語が現代的セリフとあう不倫舞台も珍しい。
約2時間。

ネタバレBOX

箪笥整理の場面、舅の怒号にバイオリン演奏あたり場の空気も変わりそこらから話にぐっと引き込まれ、決断場面の照明が不謹慎ながらキレイと思った。
三十と十五の私

三十と十五の私

張ち切れパンダ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/09/30 (水) ~ 2015/10/05 (月)公演終了

満足度★★★★

スピード感あるストーリー展開
30歳、現在のストーリーと15歳の時のストーリーが、時に交差して進行する舞台で、ややもするとどちらかの説明が強くなりがちですが、スピード感あるストーリー展開で、最後まで楽しめました。また、主人公エナの心境が徐々に明らかになっていき、その心情変化にものめり込むことが出来る良い舞台だと思います。

ネタバレBOX

終盤、中絶手術を受けるシーンで手術台が如何にも安っぽく、なにもそのままの表現をしなくても良かったのになぁと、少し残念です。暗闇と(手術室の扉の)音と、あと瞬間の白衣Dr.があるだけで、事足りていたのでは?なんて感じました。

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