最新の観てきた!クチコミ一覧

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芸祭

芸祭

WATARoom

ザ・ポケット(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★

観てきました
隣の女性が飲食禁止なのに、お菓子食べたりハンドクリーム塗り出してのりみたいな匂いで席が残念で。ちょっと集中できなかった

まりちゃんというのかな女装のギャルがよかった。あちはエンディングになって皆さん力が抜けたら
とてもよくて演技中力入りすぎでした。

殺陣演技がきれいだったのでぐだぐだを短く芸祭シーンがメインのほうが面白いかもです

想いはブーン

想いはブーン

小松台東

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2015/10/02 (金) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

この際、「デンギョー」の再演を
小松台東との出会いは 「デンギョー」

この「想いはブーン」で 奇しくも あの時の鮮烈を思い出す。


台本も売ってましたが たぶん文字からは こうは響かないでしょう。

この「ブーン」も再演に値する作品と思います。

CHESS THE MUSICAL

CHESS THE MUSICAL

梅田芸術劇場

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2015/09/27 (日) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★

コンサートで事足りる感
以前、2度、コンサートで観ていたので、本編上演を楽しみにしていましたが、結果から言えば、せっかくの名曲がありながら、ストーリー展開が冗長で、これは、むしろコンサートの方が、充実感があるなと感じました。

訳詞も、メロディに乗っていないので、特に多人数で、別の歌詞を歌うと、歌詞の内容を聞き取るのは至難の業でした。

アメリカとソ連の、二人のチェスプレーヤーの対戦が、開幕してから、何十分しても始まらないのには、さすがに閉口してしまいました。

枝葉末節を削ぎ落とした、コンサートバージョンでの上演の方が、この作品には、見合っているような気がします。

ネタバレBOX

コンサートでは、かなり始まりからすぐに、二人のチェス対戦のシーンになり、そこから一気にストーリーが加速したように記憶していますが、今回の上演では、一向に二人の対戦が始まらず、演劇作品として、稚拙な部分をかなり感じてしまいました。

冷戦時代の、国家の威信を掛けて、それぞれの国の思惑に翻弄される二人のチェスプレーヤーが、ハンガリー動乱で、やはり、悲惨な過去を経験しているフローレンスを巡っても、恋の駆け引きをして、チェスと、恋との二重の、葛藤が描かれてしかるべきなのに、どうも、人間描写が表層的で、3人の心の葛藤が上滑りした印象でした。

アメリカのプレイヤーの恋人だったフローレンスが、何故、対戦相手である、ソ連のァナトリーに惹かれたのかも、唐突な展開過ぎて、今一つ感情移入できませんでしたし、何故、彼女が、彼に傾斜したのかも、理解できない部分がありました。

せっかく、「アンセム」を始め、佳曲が揃っているのだし、歌唱力のあるキャスト揃いなのですから、この作品は、コンサート形式で、上演した方が、成功するように思います。
円盤屋ジョニー

円盤屋ジョニー

BLUE HIPS

上野ストアハウス(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/11 (日)公演終了

満足度★★★★

花四つ星 自分の好みでメンゴ
 「ブロックサイン」「アブラモビッチさん紹介」「円盤屋ジョニー」「ヴィンテージ・オブ・1995」「思い出の品」「万国旗はためく下に」の中短編6本を3本ずつ、間に10分の休憩を挟んでの上演である。前半の3篇と後半の3篇の作者が異なるのではないかと思わせるほどテイストが異なる。

ネタバレBOX

前半3篇は、極めてドライなタッチ。後半3篇は、当に日常生活をそのまま舞台に上げたような違和感のなさが際立つ作品である。テイストが異なると書いたことの前段に書かれていることから分かるように作家は同じである。それだけにこの堤 泰之という作家の度量の広さ、ポジショニングに敬意を表したい。創造する者の持つべき相対性への帰依をキチンと果たした上で書いていると思われるからである。総ての創造者は、この相対性の上から書くのだから。絶対を目指すと標榜した者が自らの絶対を掴んだと思い込める時、その者は休息を得ることができる。然し、相対性でしかないということを骨の髄まで認識した者は、休むことができない。休んだら最後、ずり落ちるしかないからである。命果てるまで、決して休むことのできない生き方を選んだのである。狂気に陥れば、と考える部外者は居るであろう。然し、狂気とはマジョリティーからの完全な逸脱であって間違いとは限らない。マジョリティーが間違いを犯すことは多々あるからである。今更天動説を挙げるまでもあるまいし、核推進派の愚説を挙げるまでもない。創造する者達は唯、何物によっても代えがたい存在・存在感をその作品によって提示するのみである。
今作では演出も作家がやっているのだが、前半の演出に関しては極めて自分好み。後半は、自分の好むテイストとは異なったものの、レベルの高い点では、高評価するべき演出であった。役者陣の演技も良い。以下に一例を挙げておく。表題作についてである。
 例えば、この作品群の中で、円盤屋ジョニーのハイライトシーンは、狙いを定めて銃を構えたら迷わず撃つ。これである。
 大分前のことになるが、新宿に中国マフィアが進出してきた当時、ちょっとした事件があった。確か喫茶店だったと思うが、中国マフィアが日本のやくざを真昼間に撃ち殺したのである。多くのやくざがこれでお手上げになった。大方の日本人もそうであろう。だが、銃の使い方としては、これが正しい。コンマ0何秒の差が生き死にを分けるのだ。躊躇している暇などない。やくざ世界に於いてさえ、こうである。このリアリティーを見事に表現している。
蛇足になるが、以下興味のある方はどうぞ。
 安保法制によって武器使用が緩和され、今後実質的にアメリカの指示の下に動くと想定せざるを得ない自衛隊員たちは、誤射によって民衆・一般市民を殺戮することもあり得るだろう。敵だという情報が入っていれば、動く物・者は、総て標的である。殺してしまった後、それが敵ではなかったと気付いた兵士(現時点では自衛隊員)は、どのような苦しみに苛まれるか。想像してみるがいい。安倍のように残酷なまでに想像力の欠如した馬鹿には、及びもつかないことだろうが、主権者たる我々は、このようなレベルにも想像力を用いるべきではないのか? 因みに、優れた表現は、時代と切り結ぶ。
ゴールデン バード バラード

ゴールデン バード バラード

空飛ぶ猫☆魂

シアターブラッツ(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★

親殺しのパラドックスなのに!?
今年はなぜかタイムリープ系の脚本が多い!(ラススマ、時206、関ヶ原)西永さんの時間操作も目から鱗で面白い!時間は超越しているのに、お互いは会わないで交流を持ってると言うのが斬新。
時間超越はキーなんだけど、物語の主軸は”家族”とか”信じること”だったりするのが、西永さんらしさなのかなぁ。袴田さんの舞台美術がとても素敵で、本当にリアルな純喫茶だった。その舞台上で12人の俳優がひしめき合う。誰も一歩も引かない。男くさいのに温かかったな。
登場人物の名前に必ず数字が入っているという、小さなつながりも面白いなぁ。M0の曲(劇中にも使われていたけど)、空飛ぶ猫☆魂ではお決まりの曲なのかな?聞き覚えがある。おそらく、前作の時に聞いたんじゃないかな…。自信ないけど。あの曲、けっこう好き。
場面の切り替わりでちょっと間が生じたりしていたけれど、いろんな段取りを踏むには仕方ないかな。あの時間の表し方は分かりやすいね。
チラシ・チケット・パンプレットの写真がマジでかっこいい。モノクロなんだけど、人物がいきいきしている。キャストが40代、30代、20代、とそれぞれ脂の乗ったキャスティングで、その良さが出てる。(蜂巣さんは、文字通り脂が乗ってるけど。)
空猫の佐々木さんと西さんのコンビは、非の打ちようがない!芝居以外に牽引力もベクトルも物語の温度も、的確にだけど勢いよくやっていたように感じた。長戸さんの芝居も繊細で、この3人の終盤のやりとりに落涙。
平野さん、ロンさんのコンビが対になってるのもズルい(笑)。上手に歳をとりすぎてる(笑)。なのに、熱い。福澤さんは2015年の方が個人的に好きです。
程島さんは迫力ありすぎて怖いくらいだし、武田さんのキャラ作りも楽しい、蜂巣さんの面白さと繊細さの両立がすごい。
渡辺さん(しんにぃ)と竹林さんの不幸ペア、闇が垣間見えるのに憎めなくて、なんだかちょっと笑えたりもするから不思議。
伊智さんのコメディセンスが爆発。10年振りに拝見したんですけどね、とても素敵な俳優さんに成長なさってた。イケメンなのに笑いにも振り切れるのがすごい。
男性ばっかり。むしろ、オッサンばっかり。だけど、人生を語らせるには説得力がある。若くて実力のある俳優もいいけど、芝居から生き方とか人間とかを感じるにはやっぱりある程度の年齢を重ねた役者さんの演技じゃないと深みが足らない。だから私は年上の役者ばっかり好きになるんだろうな。
空飛ぶ猫☆魂「ゴールデンバードバラード」。新宿シアターブラッツにて12日まで。味のある芝居が観たい人にオススメ。
TLPTの狂人達は、どうせなら、「炎の蜃気楼」とハシゴすればいい。炎ミラの脚本は猫空の西永さんなんだよ。(豆知識)

板橋ビューネ2015

板橋ビューネ2015

サブテレニアン

サブテレニアン(東京都)

2015/10/06 (火) ~ 2015/10/13 (火)公演終了

満足度★★★★

U-25を観劇。
「女中たち」
ちょっと芝居に力が入りすぎかなという印象。
この小屋のサイズだから余計に。
床に落とすからという理由からだろうけど、
作り物のカップがさすがにチープだったかと。
今回は短縮バージョンだったそうですが本来だとどんな戯曲なんでしょ。

「祈り」
3本の中では一番見やすく、芝居のサイズもちょうどよかったかと。
折り鶴を踏むのは意図がわかるようなわからないような。
衣装を変えつつの演出も面白かったですが、
逆にそのまんまでやったらどうだったんだろ、という興味も。

「命を弄ぶ男2人」
以前に別の公演で観たものより後半コミカルな味付けになっていたかと。
好みよりはコミカル寄り過ぎでしたが(笑)
こちらも芝居のサイズが少し大きかったかなと。

どれも戯曲自体が面白いので、
こういう機会があるのはいいことだと思います。
終演時は3団体揃って一礼や、主催が企画意図を軽く説明、なんて流れがあってもよかったのでは、という思いも。

北とぴあ演劇祭2015

北とぴあ演劇祭2015

北とぴあ演劇祭

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2015/09/11 (金) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

誰かの星空
七瀬美菜劇団「誰かの星空」を観劇。
キャパ400のつつじホールが満席とはお見事。

劇中の時代設定は80年代かな?
特に説明がなかったので劇中の流行りものネタに一瞬戸惑いましたが

脚本はハートウォーミングな感じでじんわりくる内容で、
演技の拙いアイドル系の演者の人も一生懸命な姿が好印象。
脇に芝居ができる人がいて配役とバランスもいい感じ。
座長の七瀬さんはいい芝居でしたねー。

客席も温かく、終演時は大きい拍手に包まれておりました。


一回だけの公演だからあれこれいい結果になった、なケースなんでしょうか。
面白いものですねー。

おばけリンゴ 【終演しました。ありがとうございました!】

おばけリンゴ 【終演しました。ありがとうございました!】

Moratorium Pants(モラパン)

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2015/10/01 (木) ~ 2015/10/18 (日)公演終了

満足度★★★★

B
モラパンの気持ちよさを感じた。

10月歌舞伎公演「通し狂言 伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)」

10月歌舞伎公演「通し狂言 伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)」

国立劇場

国立劇場 大劇場(東京都)

2015/10/03 (土) ~ 2015/10/27 (火)公演終了

満足度★★★★

-
4時間15分、休憩2回。通しで観るのは初めてでわかりやすく感じた。畳みかけるように追いつめられる心理描写が印象的。人殺しの場面そのものを見せ場にするのは歌舞伎が伝統芸能でありながら新しく感じるところだ。

さよならボーイズエンドガールズ

さよならボーイズエンドガールズ

劇団テアトルジュンヌ

立教大学 池袋キャンパス・ウィリアムズホール(東京都)

2015/10/04 (日) ~ 2015/10/07 (水)公演終了

満足度★★★★

この時でなければ
この年齢でなければ書けない言葉、思いがある。二十歳を越えたばかりの頃の焦燥感、蠢く心の声を絞り出したような作品。約50分という短い尺ながら、できるだけのことをやり切ったという感じがします。

少年の庭【5454初の大阪進出】

少年の庭【5454初の大阪進出】

劇団5454

劇場HOPE(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

教育って何なのさ?/約100分
自分がこれまで疑いもせずにすがってきた価値観を根本から揺さぶってくるこの種の劇は、やっぱ見応えありますね。
面白かった。

ネタバレBOX

大ラスのやり取りがいい。
ハッとさせつつもユーモアがあって、心にくっきり刻まれました。
「ロボット」

「ロボット」

演劇ユニットハイブリッド

ART THEATER かもめ座(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★

95年前の作品か~・・・
この類のストーリーの演劇を何本か観たことがあるが、そのどれもが、この「ロボット(R.U.R.)」を手本にしているのかな?と思えてしまう。

約100年後に通用するSF作品って凄すぎる。

2015年の現在でも充分に楽しめる作品として、“演劇ユニットハイブリッド”は魅せてくれた。

ネタバレBOX

スクリーンにシルエットを映す、場転の手法は斬新な感じを受けたが、その際のBGMが毎回同じなのが、少々単調に感じた。

また、原作を知らないので原作通りの“台詞”なのかはわからないが、日本人の感覚に合った“台詞”にしたほうがいいかなと・・・。

特に“比喩”や“ジョーク”などは感覚の違いが多々あると思うのです。

原作の“言葉”の持つ意味は大切だとは思うのですが・・・。

芸祭

芸祭

WATARoom

ザ・ポケット(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★

役者の学芸会?
必要以上に板の上に俳優がのって、演じるわけでなく、がちゃがちゃした感じで芝居が進み、単純なオチのまま、あっというまにエンディング。
女優たちのダンスはキレが良かった。

雨湯口

雨湯口

はりか

RAFT(東京都)

2015/09/25 (金) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

遅くなりましたが

ネタバレBOX

小劇場というところにあまり行ったことがなくて、どこからが小劇場でどこからが小劇場でないのか知らないのだけれど、入り口でお金を払って建物の横の細い道を通って裏から回るのは面白かった。中は薄暗く、ぼやっと10ワットの電球色のような落ち着いた明かりが灯っていて、簡素で真ん中に演者が囲む座卓、その周りに囲むように観客が座る椅子が並べ置かれていた。とても近い。この近さが全体的に強く影響を及ぼしたように後々思う。自分が座った場所よりもほんの少し遠い席も選ぶことは出来たから、そこではまた違った見え方がしたかもしれない。私の席ではすべての役者の顔を見ることが出来た。
近い、というのは演劇でも音楽のライブでも体験したことがあるが、例えば音楽のライブであればフロアの真ん中で演奏してその周りを観客が囲んで観る、というのがあるが、ちゃんと柵がある。他には小さなジャズバーでとても近い、ギターの先が顔に当たりそうなくらいの近さで鑑賞したこともあるが、よく見える、よく聴こえること、近くて“嬉しい”という以外のものはなかった。今回の演劇では役者と客をしきる境界が存在しなかった。

あらすじにも書いてあったが、民宿を営む実家に帰省した娘を母親は客として扱う。
それが、マジなのか病気なのかはその時は判然としないのだが、とても怖かった。その怖さを持続したまま、話は進む。後にそれは父親の失踪による“症状”であると説明されるのだが、それでも怖さは収まらなかった。ステージを観る、というのではなく、同じ舞台の上で、近くで見ている。障子に穴を開けてのぞき見しているような、超能力でその場を視認しているような、とにかくその場を同時体験しているような自分の入り方に、恐怖感を覚えていたように思う。ホラー映画でそろそろ何かが出ますよ、という恐怖感のボルテージを上げていき煽るシーンがあるが、あれがずっと持続されているようで、とても消耗した。

姉妹の置かれた境遇、人生の歩み方と選択の違い、その関係性と対比がきれいに描かれていたと思う。アサヒが父の失踪と母の変化を自らのせいと責めるシーンがあるが、マイはその時それに怒ると思った。父親の失踪を自らのせいだと思い、そこに残り母親と生きることは自己犠牲精神だが、罪は無い。失踪は車で当てられた事故のようなものだと思った。アサヒには徹底して罪がなく、自らを責め、マイをすごい、と言うのには欺瞞すら覚えた。しかしマイはそうではない、と庇い抱いて、その画がとても"丸い”と思った。比喩ではなく。二人はお互い自らの意志で入れ替わることを決意しているのもすごいと思った。
母親と父親の話も入っているし、講演内容には"母の記憶について”"母の恋人”"母の記憶”とある。登場人物には全員罪がない。同時に皆それぞれに強く持ち合わせている。とても難しい家族システムを描いていると思う。儀式、サクリファイスなどもきれいに入っていた。

動きでいえば、別の役者が話しているときに光の当たらない周りをゆっくり歩いたり、特に母親の動きは能のすり足のようだった。ただ、父親だけに動きがなかったように思う。

作者の阿部はりかさんのお芝居は今回で二度目だが、観るのにとても体力を使う。上演時間50分とのことだったが、とてもとても長く、感じた。前回は初めてだったがわりときちんと観ることが出来て、しかし何故か逆に、今回はとてもやられてしまった。一歩引いて観ることが出来ずに、消耗し、なかなか帰ってくることが出来なかった。

終演後の謎のポップなBGMにも、役者さんたちの一転した笑顔にも、心と身体がついていかなくてあべこべになってしまった。強烈でした。

一点、終盤のサイレンの音で想起を煽るのがあったが、それは少しチープで他の道はなかったかな、と思う。それまで緊迫したクローズドな場、一軒家で行われていたものが急に外界の存在を意識してしまった。海や川は暗闇で隠されていたわけだし。
十月なのにS.W.A.T!大忠臣蔵

十月なのにS.W.A.T!大忠臣蔵

劇団S.W.A.T!

赤坂RED/THEATER(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

記憶は鮮明でした!
5年前に観た作品の再演。
脚本は少しの台詞の変更のみで、ほぼそのままです。

5年前に観ていた方はより深く味わえたと思えます。
舞台は生き物でして、当時は笑う場面だったところがスルーされたり、色々と見比べる部分はありますね。

記憶に鮮烈に残る作品なので是非とも劇場で!

芸祭

芸祭

WATARoom

ザ・ポケット(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/12 (月)公演終了

満足度★★★★

芸祭への想い
歌と踊りがあり、とても引き締まりました。皆のそれぞれの芸祭に対する想いがよく伝わってきました。

ネタバレBOX

社会人なら夢を見せてくれよ」なる学生から社会人の先輩への言葉は胸に響きました。なんとか芸祭を成功させたいと思う教務課職員、先の見えない不安なことが多い中で結束する学生たちにとって、芸祭がみなの心の拠りどころとなる、芸祭の存在の大きさを感じました。やや湿っぽくなりそうな雰囲気の中で、女装の女性がほどよいアクセントになったと思います。
ハル

ハル

パフォーマンス・カンパニー宇宙ビール

フェアトレードカフェ・カレー LIPIJA(大阪府)

2015/09/26 (土) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★

目を閉じて観る公演♪
会場に到着して、どこがステージ…?
カウンタしかないカレー屋さんで、客席はどうすの…?

なるほど♪
カウンタ奥のトイレの前がステージ!
カウンタの通路が客席、丸椅子を2列に並べ、奥に詰めながら、お客さんがぎっしりの状態に!

ほとんど役者さんが見えない感じ…。
でも、大丈夫!このlive公演、視覚情報がなくても、逆に視覚情報をシャットアウトし、時には目を閉じて「ハル」の世界を観て欲しいとの事。
確かに静かな会場に響き渡る役者さんのセリフと歌声、そして生演奏のキーボードと歌声のハーモニーに、イマジネーションが刺激され、観甲斐が有りました♪

それにしても役者の皆さん、歌がお上手でした!

ほとんどのお客さんが目を閉じながら、ハルの世界に浸りきっていました!
楽しかったです♪

ネタバレBOX

目が見えないボクは、みんなの足手まといになると、家にこもっていたが、隣町からハルという女の子がやってきた!
ハルと居るとボクは楽しい♪
そんなハルにも、他の人に馴染めない事が…。

そのハルが住む隣町が空襲に遭い…。

途中、銀河鉄道の夜のフレーズを引用しながら、誰かの為に出来る事って何だろう…。
そう静かに問いかけるような公演。
歌とハーモニーが美しく響き渡ります。

楽しく耳で拝見しました!


追伸、カレーが食べられず残念!
PCでは直ぐに地図が見れたのに、携帯では、うん?出てこない…。
と言うことで、会場に中々到着できず!
開演30分前に到着してカレーを食す筈だったのですが…、到着が遅れ、残念、食べられませんでした。
でも、その代わりに頂いたビールは美味しかった。
おばけリンゴ 【終演しました。ありがとうございました!】

おばけリンゴ 【終演しました。ありがとうございました!】

Moratorium Pants(モラパン)

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2015/10/01 (木) ~ 2015/10/18 (日)公演終了

満足度★★★★

ちゃんとは初めまして
劇団としてはおそらく初見(?)

大好きな谷川俊太郎さんの戯曲。とても俊太郎ワールド炸裂でした。

最初の方正直「ん?これは肌に合わないかも」と思ってしまいましたが、進むにつれて面白く拝見いたしました。

ざっくり言えば、演出は細かいのだけれども、ちょっと余計な演出があっったように思いました。色々とやって、雑多な感じを出したいのだろうけれども、それが中途半端な気がしました。もっとカオスにするか、統一した世界観にするかに振り切った方が好みです。

ネタバレBOX

囲みの舞台の良さがあんまり出ていなかったように思います。あれだったら演奏エリアは別として、客席との空間の差みたいなものがあった方が効果的なような気がします。つまりは色々と誤魔化しが効いていない。

音楽はとても素晴らしかったです。
メゾン

メゾン

AnK

東京アポロシアター(東京都)

2015/10/07 (水) ~ 2015/10/11 (日)公演終了

満足度★★★

睡魔
主演の原田つむぎさんが長台詞と悶々とした演技を熱演して素直に『良く頑張りました!』と言ってあげたいお芝居でした。

ただ、悶々とした心象を表現しようと繰り返される芝居は睡魔を誘います。
ちょっと間延び過ぎな感が。

他登場人物もキャラを立たせようとし過ぎて全体がぼやけた感じになってしまったのが残念でした。

おばけリンゴ 【終演しました。ありがとうございました!】

おばけリンゴ 【終演しました。ありがとうございました!】

Moratorium Pants(モラパン)

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2015/10/01 (木) ~ 2015/10/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

こちらも面白かった。
昨日のBに続き、Aを観てきました。
演じる人が、違う役がいくつかあり、それがまた昨日とは違う雰囲気で、感じ方も変わり、面白かったです。
私思うに、マママとパパパは、アレだな。うん。きっとそう。

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