ピーチボーイズ
Peachboys
シアター711(東京都)
2024/04/23 (火) ~ 2024/04/29 (月)上演中
予約受付中実演鑑賞
満足度★★★★★
本当にくだらない くだらな過ぎて しかもそれを凄く上手い演者さんがやるもんだから 頭がバグる 物語も破綻どころかそもそも無い 毎回思うがある意味熱海殺人事件と同じインパクトを受ける とても心地よい 伝わるかな?
ブルースが聴こえる
WAO!エンターテイメント
アトリエアーサム(大阪府)
2024/03/26 (火) ~ 2024/04/28 (日)上演中
満足度★★★★
安定感のある劇団 正統派で小難しいメタファーを使う事なく、スーッと入ってくる
政治家(市長)の考える幸せ=ホームレスの幸せではなく、人各々に幸せの基準が異なるのであるが…
市長も過去のプロセスや環境に基づいて信念を貫くのであるが…
過去のように泣かせる場面はほぼ皆無だが、人間の生について考えさせられた…
満足ですが、客入りは雨☔もあり10名程度 SNSをもっと活用すれば良いのに…
映画のパロディ
コンプソンズ
下北沢 スターダスト(東京都)
2024/04/18 (木) ~ 2024/04/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/04/14 (日) 13:00
当日パンフレットに断り書きがあるように映画のパロディに特化したワケではないコント集。
いくつものコントの途中にショートコント集を二度挟み、最後は長めのもので〆る構成にもさることながら一編のコント終わった後に「……というコントをやりたいんだが」と大宮さんが出演者の一人に相談/提案する部分が附加される前半で使った形式がバックステージ系の変奏のようで斬新。
そしてあれこれパロディを含んだ内容、笑った笑った♪
こういう「あれ、何を観ていたんだっけ?」なものも好きだなぁ。(爆)
ユリが咲く頃には
名城大学劇団「獅子」
G/Pit(愛知県)
2024/04/19 (金) ~ 2024/04/21 (日)公演終了
実演鑑賞
現代のおとぎ話とでも言えるような作品。
決して目新しくも突っ込みどころがなかったわけでもないけれど
学生さんらしい感性とやさしさに包まれた
小品ですが、いいお芝居でした。
朗読ユニットさざなみvol.6宮沢賢治名著
朗読ユニットさざなみ
MUSIC BAR道(東京都)
2024/04/20 (土) ~ 2024/04/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
<朗読ユニットさざなみ>は未見であったが、情感に溢れ 安定感ある朗読劇といった印象だ。今回は、宮沢賢治名著として3作品<①どんぐりと山猫 ②注文の多い料理店 ③よだかの星>の朗読であった。3作品のうち<どんぐりと山猫>は知らなかったが、なかなか皮肉と言うか辛辣なラスト。他の2作品は読んで知っていたが、朗読劇として聴くと、また違った味わいのある物語に思えた。小説は、自分の頭の中で平面的な空想を広げるが、朗読は役者の肉体(感情)を通して 物語が立体的に立ち上がるような感覚。さらにギターやフルートによる生演奏が情景を豊かにし、登場する者・物・モノが動き出すような躍動感が生まれる。
朗読するのは、小林千恵さんと中瀬古健さんの2人、演奏は 夜ヒル子さん。朗読は聞き取りやすく安定感がある。時に声色や表情を変え、物語に登場する者たちを息衝かせる。演奏は、朗読の妨げにならない程度の音(量)で賑やかさを出す。この絶妙なバランスが心地よい。
さて、ユニット紹介には「主に日本の近現代文学作品を表現する」とあり、「改めて日本文学を読もうと思ったのは宮沢賢治の『よだかの星』がきっかけ」とある。今回も「よだかの星」を朗読しているが、本公演では不思議と よだか が力強く生きていることが感じられる。勿論 よく言われる弱い者いじめや外見の美醜による差別といった 先行イメージを持っていたギャップによるものであるが、その状況に甘んじないといった何かが…。因みに、さざなみは2022年のコロナ過に結成とあり、云わば逆境の中での活動開始---その意気込みのようなものが朗読に影響しているのだろうか。
卑小、主催側の責任ではないが・・・。
(上演時間1時間15分)
S高原から
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2024/04/05 (金) ~ 2024/04/22 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/04/21 (日) 14:00
1991年の初演から30年以上が経っているが、変わらないのは
”死に近い人” と ”それを取り巻く人” との距離感の不安定さだ。
淡々としているようで、内心どれほど波立っているだろうと思わせる
役者の台詞と表情に、静かな演劇の真骨頂を観る思いがした。
Ulster American
本多劇場グループ
「劇」小劇場(東京都)
2024/04/17 (水) ~ 2024/04/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
出演者が3人でセリフが膨大な海外の現代口語劇(原作:デイヴィッド・アイルランド、翻訳:小田島創志、演出:大澤遊)。
劇場主でもある男性演出家(前田一世)の手配で、新進の若手女性劇作家(椙山さと美)が人気男性俳優(池田努)と初顔合わせ。彼は彼女の芝居に主演するのだ。明らかに男性2人が優位にある関係性だが女性は全く尻込みせず、全員が正面からぶつかり合う。
役人物の思惑を細やかに踏まえつつ戯曲の要請(明確な意図)にも応える必要があり、臨機応変に柔軟に、でも結果的には緻密に組み立てる演技が求められるのではないか。俳優は大変だったろうと思う。
胸襟を開き本音で語り合うことは美化されがちだが、他者を尊重し思いやる姿勢が不可欠なのだと改めて確認。誰かを傷つけるぐらいなら黙るべきだ。
男性2人は「(戯曲には)歴史が大事」等とたびたび口にする。人間(の歴史)を軽々しくネタにして作品にし、食いぶちを稼いだり名声を得たりするクリエイターのなんと多いことか。私自身、このことには敏感でいたい。
※車椅子で伺い(私は自力で階段の上り下りができます)、劇場の方々に心尽くしの対応をしていただきました。今まで公共劇場しか経験していなかったけれど、本多劇場グループの小劇場公演なら安心して観劇できると思いました。付き添いの家族も助かっていました。本当にありがとうございました。
『今宵、4杯のカクテルを』
劇団Nooooon!!
シアター風姿花伝(東京都)
2024/04/19 (金) ~ 2024/04/21 (日)公演終了
カレイドメモリー
maropi工房
VRChat (オンライン)(神奈川県)
2024/04/20 (土) ~ 2024/04/21 (日)公演終了
実演鑑賞
『カレイドメモリー』 VR chat(VR演劇)
2024.04.20 22時
ソーシャルメタバース空間「VR chat」で公演が行われたストレートプレイ。VR空間での演劇を行う劇団『maropi工房』の第二回公演となる本作。
第一回公演『チョイス』では30分のコメディであったが、今回は60分。そして関わるスタッフの人数も大幅に増え、規模が広がった。これがどのようになるのか、想像と期待が膨らむ。
内容としては地方の町を舞台とした、出ていく若者のぶつかり合い、町に生活をする年を経た者達を主軸とした一幕二場の物語である。だが、雰囲気はその町に生きる者たちの日常・生活であり、大きくドラマ性や葛藤、メッセージを主張するものではない。その場に生きる者たちの日常を観る、そんな感覚だ。
特に都会とは異なる人間関係の距離感での苦悩や喜びに対してフォーカスしているのだが、その描写は「日常」に向けた緩さに包まれている。「若さのぶつかりと・孤独」、「老年の枯れた具合と寛容さ・受け入れ」、これらを二場にて対比させるような舞台で第一場にて伏線を張りながら、第二場に緩やかにリンクしていく。ユーモアも含め私達の日常に近い舞台をゆっくりと観ていた。
演出が中々にユニークであり、現実で行われる舞台に近い感触を残しながらも、VR空間上で行われる特性を強く生かした演出であった。驚き、そして今後に行われるVR空間上での演劇の未来に対して、強く期待感を持たざるを得ない。
強い感触の内容の劇ではないのだが、それに反して「maropi工房」の今後の舞台製作に対してのコンセプトや実験的なモノを含む「挑戦」の印象が強烈に残る。本作は静かながらにも、その意欲性は観ているもの、そして舞台製作を行う他のVR団体にも波及するものであるはずだ。
規模感は増したものの、前回のような強いスラップスティックのようなコメディ性は若干弱い。だが、逆に弱めることによって近さや柔らかさが出ている。特にシナリオ展開でのユーモアは前回同様に多分に感じることができ。大笑いするようなものではないが、フフッと小さな笑いが所々にある。日常の中にある小さな笑い、それが一服の清涼剤のようでいて。改めて自分等の日常を見つめ直すきっかけともなりそうであった。
今後とも、どのような道を切り開いていくのか。第二回公演を通して、更に劇団の深さを観ることができた。まだまだVRの奥深さに対しての挑戦は続く。期待感を持って追っていこう。
朗読ユニットさざなみvol.6宮沢賢治名著
朗読ユニットさざなみ
MUSIC BAR道(東京都)
2024/04/20 (土) ~ 2024/04/21 (日)公演終了
実演鑑賞
演者二人の技量がとにかく高い!
これは高いスキルがないと成立しないでしょうね。
ぜひとも子供向けの公演を行ってほしいなあ、と。
特に「どんぐりと山猫」なんかは絶対うけると思います。
卯月のふたり
白猫屋企画
ステージカフェ下北沢亭(東京都)
2024/04/20 (土) ~ 2024/04/22 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
二作品とも、短い時間内にギュッと凝縮されたステキな作品でした。台詞の応酬にあっという間でした。予想を裏切る展開はさすがです。アフタートークで裏話を聞き、より、面白かったです。
トリスタンとイゾルデ
新国立劇場
新国立劇場 オペラ劇場(東京都)
2024/03/14 (木) ~ 2024/03/29 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
イゾルデ役のリエネ・キンチャ、トリスタン役のゾルターン・ニャリとも途中交代の出演であったが、心配は全くの杞憂だった。バスのヴィルヘルム・シュヴィングハマー(マルケ王)もすばらしい。プランゲーネの藤村実穂子もよかった。私は「ワルキューレ」のフリッカで見た記憶がよみがえった。
『亡国ニ祈ル天ハ、アラセラレルカ』
E-Stage Topia
ザ・ポケット(東京都)
2022/03/09 (水) ~ 2022/03/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
麻衣愛さん出演。
麻衣愛さんはTVレポーター「おきまさこ」役。パンフレットでは「沖正子」なのですが、SNSで出ている情報を総合すると、どうやら「興正子」が正しいようです。台本は持ってないですが、きっと「興」と書かれているのでしょう。
沢田美佳さんが望月海羽さんから改名された方だと知らず、気づきませんでした。この8か月後に観劇した「黄泉の国でも愛してる」でも気づかず、その終演後に知ってびっくりしました。「家族と呼ばないで」「朧雲」「宇宙SORA」などでとても印象的だった方なのに。遠目だったので許してください。
チャレンジングな脚本だと思いました。「この物語はファンタジーだ!私達に直面した、リアリティあるファンタジーでなくてはならない!」とあります。なるほど。冒頭でそれを叫んだのは榎あづささんだったかな。うーん、もう一度見たくなりました。DVDまだ売ってますかね。。。
デカローグ1~4
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2024/04/13 (土) ~ 2024/05/06 (月)上演中
実演鑑賞
満足度★★★★
プログラムA:1 計算では絶対起きないはずの事件によって、人知の限界を語る。デカローグとはモーゼの「十戒」のことだが、全10話がきれいに10の戒律に該当するわけではなさそうだ。しかし第1話は「主が唯一の神である」という第1戒律に直結する。そのため、やや抽象的な芝居になったと思う。
2階建てのセットが団地を示す。これからの10話で、コンクリートの箱の住民たちの小さな出来事が演じられていくことが予告されている。
同3 小島聖は、精神的に不安定で危うい女性を演じるとピカイチである。今作でも、元不倫相手の前に突如現れて、彼を巻き込んでいくが、巻き込まれてしまうのも無理がないと思わせる。寂しいクリスマスイブを送りたくない、というのはカトリック国では日本以上に切実かもしれない。それが未婚率上昇に歯止めをかけているかも。
B:2 がんで死にそうな夫と、夫以外の男の子供を妊娠した妻。女は医師に「自分は産むべきか中絶すべきか。教えてくれ」と迫る。ユダヤ人の医師は、収容所で妻子をなくした。子供を失った傷を抱える医師には、妻にいう言葉は一つしかないが…。
同4 ABプログラムの中では、抜群の出来。この1編を見られただけでも、とくに近藤芳正の抑えた動きの中に、葛藤がにじむ演技が素晴らしい。娘の夏子の下着姿もさらす真正面のぶつかりも、父役に負けてなかった。そして結末の見事な回収。途中の娘の動きが、そういう意味だったのかと分かる。ドキドキした緊張と解放を1時間の中で存分に味わえる舞台だった。近藤の演技にあたたかい笑いも多かった。
底ん処をよろしく
東京ストーリーテラー
シアターKASSAI(東京都)
2024/04/17 (水) ~ 2024/04/23 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/04/20 (土)
大衆食堂「底ん処」の頑固な親父さんと看板娘、そこに集う常連客が織りなす
何気ない物語。登場人物一人一人の人生がきちんと描かれていて、笑いがあり
喧嘩もありながら、そこから生まれる小さな奇跡に感動してしまう。
【A・B鑑賞】
【BIG MOUTH〜Wake Me Up〜】
GHETTOプロデュース
Gyoen ROSSO 198(東京都)
2024/04/21 (日) ~ 2024/04/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ブラボー!でした。めっちゃ楽しめました。男だけどw バーレスク東京の女性版といった感じですかね。ポールダンスも最高でした。というか、エンタメとしてすばらしいクオリティでいろいろ勉強になりました。対象者は女性でしょうが男も見るべきですね。同性としてもいろいろ学べるところがありました。素敵な時間をありがとうございます!
オプティーマへようこそ!
A.R.P
シアター・アルファ東京(東京都)
2024/01/24 (水) ~ 2024/01/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
物語は 勿論面白いが,、やはり見どころはダンスシーンであろう。説明にあるオプティーマというホールで踊ることを夢見る少女たち、一方 そのホールで長年トップダンサーとして活躍してきた男の引退という新旧の心情を描いた王道ストーリー。
女子高生ならではの ありそうなシチュエーション---女子高内の対立というか苛め、それをダンス大会での競いに絡め(決着させ)る。同時に父親のダンスへの無理解、それを学業・進学と絡める といった分かり易い展開ゆえ 安定感のようなものがある。
ダンス大会での優勝を目指す、そのためダンスの練習をする。勿論 上手い者も居れば、そうでない者(初心者)も登場させ、日々の練習によって上達するといった姿を観せ共感を誘う。その意味では 女子高生の人間的な成長譚でもある。
多くのダンスシーン、それをダイナミックに観せるため広いスペースを確保する。そのためセットはなし---素舞台だが、後景に情景等を映し出し物語を支える。キャスト陣、特に女子高生役は演技とダンスの違った表現・体現で観客を魅了していた。公演は、幅広い年代層、演劇初心者は勿論 見巧者でも楽しめるような工夫をしており 好感がもてる。
(上演時間1時間40分 途中休憩なし)
演劇を考察してみよう!
無限のネコ定理
王子小劇場(東京都)
2024/04/17 (水) ~ 2024/04/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
チャレンジングな公演が多い劇団だが、本作はそれがちょっと裏目に出た印象。このチケ代で続けているのは評価したいが。
人生快速
ネコ脱出
小劇場B1(東京都)
2024/04/17 (水) ~ 2024/04/21 (日)公演終了
第37回公演『ライダー』
激団リジョロ
シアターシャイン(東京都)
2024/04/12 (金) ~ 2024/04/21 (日)公演終了