最新の観てきた!クチコミ一覧

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無心

無心

劇団 東京フェスティバル

小劇場B1(東京都)

2015/10/23 (金) ~ 2015/10/28 (水)公演終了

満足度★★★★

今日の問題を分かりやすく 【長谷部優 版】
沖縄県における米軍基地反対運動の話。
その問題意識は分かりやすく、誠実な捉え(観せ)方をしていると思う。実際に起きている事柄をいくつかの視点から検証させるような描き方である。
公演として、登場人物はみな善人でその場所...米軍基地反対小屋での立場の違いはあるが、本音としての思いは同じである、とのようだ。
次の点に興味を持ち、同時に気になるところも...。

ネタバレBOX

興味深く観たところは...
第一、沖縄県民による基地反対派と基地(容認)移転派の鬩ぎあい。そこには治安・環境と経済依存という対立面があることは周知のこと。それを日米地位協定を絡め、東京(羽田)と沖縄(那覇)の民間航空運賃・飛行時間を例にとり分かりやすく説明する。

第二、沖縄県以外の人が基地反対運動の応援することに対する、県民の考え、思いが語られる。ここでは、東京(立川)から来た反対運動者の視点を通じて問題提起をしていた。

第三、基地反対派のリーダーの娘と米兵との恋愛。その国籍・立場を超えた人間(本能)的感情の素晴らしさ、父親としての心情が覗く。その例として基地の兵による暴行などが悲惨な事件として語られる。

この物語の舞台セットは、中央に「基地反対違法工作物」としての小屋が建つ。そして反対プラカード。音響に米軍機の爆音が...。

気になるところは...
沖縄県以外の人(自分も含め)は日常的に現実を見ていないが、逆に沖縄県民が自分たちの直面している問題を疾病(痛風)の身体症状の比喩表現として...”小指”ほどという認識・同調?であるとすれば残念である。

さて、日本には第二次世界大戦後に制定発布した「日本国憲法」があるが、それとは別に新日米安保条約に基づき日米で締結した「(日米)地位協定」がある。この協定により在日米軍の取り扱い(治外法権、特に裁判権)は、日本国内であっても日本の法律より優先され、駐在公館(兵は外交官扱い)のようである。1995年に起きた沖縄米兵少女暴行事件等、また、それ以外にニュースにならない痛ましい事件があるかもしれない。日本の中にあってその主権が及ばないという不思議さ。日本国憲法との関係は整理できるのか等々、自分で思考することの重要性を投げかけてくる。
芝居としては、重要な問題提起をしているが、重くならず客観的な描写に徹していたようだ。一人ひとりの立場、考え方の違いがある中で、それでも敢えて沖縄県米軍基地問題を今日的テーマとして取り上げた意義は大きいと思う。

次回公演を楽しみにしております。
家を出た

家を出た

ことのはbox

d-倉庫(東京都)

2015/10/21 (水) ~ 2015/10/26 (月)公演終了

満足度★★★★

格闘している演出と演技【Team葉】
その場...非現実な関係性の中でどう表現するか、極めて難しい演出・演技だと思う。それに果敢に挑み体現しようと格闘しているようであった。
その舞台空間はオフホワイトを基調にした浮揚感あるもの。そして物語は回想録でも自伝でもなく、強制的にその場に連れて...いや出現させられた。その形容し難いものを体現する演技...役者は自然体で「その場を表現」しなければならない。
本公演では、主役は「その場という舞台空間」であり、それを立体し概形するのが役者の役割だと思う。その雰囲気は出ていたが、少し気になるところも...。

ネタバレBOX

舞台セットは上手に踊り場のある階段、中央はテーブルを四方から囲むようにソファー、下手は受付カウンター、キッチン(?)。舞台中央奥と上手に通路。そのイメージはシェアハウスのようである。その場は無念の空間(時の経過や天候もあった)であろう。予期しない「死」、これをどのように受け止め、現世への思いを断ち切れるのか。この形容しがたい世界は非現実であり、もはや自己顕示とは無縁の所である。一方、その場にいる(死)人は、まだ現世への未練と残してきた家族や周りに人々が気になる。この一見矛盾した不条理とも思えるような事象の不思議さ。役者たちは脇役の位置に身を退かせ、むしろこの空間が自分達に似つかわしくないという、世界観を丸ごと描き出してほしかった。

本公演では、”その場の登場人物”は自己主張をし、現世への「未練」と「恨み言」が騒がしいゆえに、その場は現世と来世の挟間で彷徨っている、死しても成仏できないという憐憫が観てとれない。慎ましやかな台詞回しによって、逆に非業(情)な死に対する慟哭のようなものが聞こえるのではないか。

さらに、”消える”に至った心境の変化が分かり難い。突然に4人が消える、管理人さんが消える、という部分を描くことによって、先の場面がイメージできる。その消える思い...それが何であるか、もしかしたら”その場”が無(消)になる。思いがあるから、その・この場が存在するのであれば、その消える気持を十分伝え(観せ)ることが大切だと思う。

次回公演を楽しみにしております。
ヒストリーズ・ジャパン

ヒストリーズ・ジャパン

株式会社オフィスインベーダー

新宿シアターモリエール(東京都)

2015/10/22 (木) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★

あっそう
昭和天皇の「あっそう」は、もう忘れられちゃったのかなあ。殆どウケてませんでしたね〜。最近の人になればなるほど、ネタがよく練れてなかったような。それとも、私の不勉強が原因かな。

個人的には、紫式部×清少納言の平安女流文学漫才が一番ツボにはまりました。

オバケの太陽

オバケの太陽

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2015/10/23 (金) ~ 2015/10/30 (金)公演終了

満足度★★★★★

ありがとうございます
男子が男になるのは辛いことだな。
女性は男性にはこんなふうにしたたかに見えるのかな。

泣きました。
見てると漫画技法的に自分の瞳のハイライトの八割が消えて死んだ目になるんですがそれでも好きです。死んだ目で泣きました。
フライヤーに「優しい作品」と記載されていて「これ優しいのか……」とハイライトの消えた目でビール飲んで帰りました。

ネタバレBOX

はじめさんはハンイチくんを引き取らないんだなあ。
カホさんはハンイチくんを引き取らないんだなあ。
そうか。そういうものか。

母として、物思う部分ありました。

ラストひとりで歩いていくハンイチくんが切ないな。

いまの自分の心のツボにヒットする。
桟敷童子さんは介護と女と老いていく親の物語を切なさやるせない笑いを描いてくださらんかのう。そんなことをふっと思ったのでした。
オバケの太陽

オバケの太陽

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2015/10/23 (金) ~ 2015/10/30 (金)公演終了

満足度★★★★★

黒い涙が…
場内は、一面ひまわり畑で、それは実に美しい。同じように戦後復興期における労働者、特に炭坑労働者の資本(会社)に対するいくつかの檄文も掲げられている。
その炭坑街をイメージする風景...一瞬の舞台転換で栄枯盛衰を表現する演出の巧みさ。
その後、廃炭坑街で暮らす人々のあり様と人情味は心に沁みる。そしてラストシーンは滂沱する。

ネタバレBOX

戦後の復興期に鉱工業生産が間に合わず、鉄道敷設等が出来なかった。その後、政府の石炭優先の傾斜生産、炭坑治安が功を奏し経済再建に貢献した。
しかし、1970年代オイルショックを契機にエネルギー政策も影響し、炭坑衰退の一途を辿り、1997年の三井三池炭鉱閉山をもって炭坑の灯が消えた。本公演は衰退後の炭坑街を背景にした人情劇であり、鉱産業ノンフィクションのような公演でもあった。その底流にある人間讃歌は観る者の魂に響く。

冒頭はとにかく”熱い!”石炭という黒いダイヤを採掘する人々のエネルギーが場面ごとに観てとれる。国策、企業発展のために酷使された人々、その労働者たちの労働歌「がんばろう」から始まる。仕事へのなりふり構わない情熱、それに伴う街の賑わい。暗い地底で危険との隣り合わせの中から仕事や世相を歌った炭坑節。その音楽選定なども見事であった。

一転、炭鉱閉山...炭坑での事故(爆発、CO中毒等)によって家族離散・孤児になった人々も多くいるという。経済成長の陰で泣いた人。公演ではそんな人(子)に焦点を当て温かい眼差しで見守る。
ラストは、石炭を燃料として走る機関車(OBAKE62号)が疾走する。それは遥か昔のことのようだ。”オバケの太陽”というタイトル、その意味する慈愛にあふれ前向きな言葉(その太陽は沈まない、その太陽は夢を見る)が印象的である。機関車の前部に座っているのが、今はいない2人の姉と当時の僕...松尾元(池下重大サン)。

さて、梁瀬範一(大手忍サン)が、帽子を目深に被り、涙を見せず両肘張って歩く姿...その虚勢のようにも見えるが、まっすぐ前(客席)に向かって歩く姿、そこに(紙)吹雪が、それは向日葵の花弁が舞っているようでもある。本当に余韻があり感動した。

次回(第二部、第三部)の公演も楽しみにしております。
ゾンビ考現学

ゾンビ考現学

根暗ノミコンノーヴァ

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2015/10/23 (金) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★

根暗にゾンビを考えると
ゾンビ考現学というよりはゾンビ考。
ゾンビが客体化というか消毒されてしまった感じです。
客を絶対に襲わないやさしいゾンビなんてゾンビじゃない。
ゆるい社会批評というよりは、見に来た奴、全員ゾンビにしてやるからな、くらいの邪悪な意図があるくらいが丁度いいゾンビステージだと思います。

オバケの太陽

オバケの太陽

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2015/10/23 (金) ~ 2015/10/30 (金)公演終了

満足度★★★★

東憲司さんの演出に拍手
ひまわりの花があふれた、昭和の香り漂う舞台で、物悲しくも一筋の希望が見える物語が進行する。劇団桟敷童子が炭鉱3部作と銘打った第一弾。
どの俳優もイキイキして、テンポのいい舞台だ。客演の青年座、尾身美詞もさすがの貫録。各劇団から集まった女優だけのユニット・オンナナの舞台も見たが、ひときわ輝いていた。
炭鉱町の記憶は遠くなりつつあるが、人間らしさで支えられていたのだ。ラストシーンであっと驚く展開をしてみせた、東憲司の演出も光った。11月から始まる2作目への期待も高まる。

ネタバレBOX

炭鉱町を汽車が走るぞ。お見逃しなく。
寿司

寿司

芝居処味一番

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2015/10/23 (金) ~ 2015/10/26 (月)公演終了

満足度★★★

タイトル
チラシ見ましたがわかりませんでした。常連さんならわかる?
independent久々で間違って2ndへ行って焦りました
展開早いですが濃縮された芝居でした。また次回観に行きたいです

ネタバレBOX

疑問は、何故新聞社の人が週刊誌に実名で投稿したのか?
スクープネタは結局、圧力に負けてそれ以上追わなかったのか?
まきしまさん役の方が見た目若いので年齢不詳なこと
そのあたりが自分の中では消化不良でした
でも面白かったです
カミナズム

カミナズム

彗星マジック

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2015/10/23 (金) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★

11時から
この時間から演劇やってくれるといいですね
一日三本頑張れば見れるし
もうちょっと長く見たいと思える、いいお芝居でした
米山さんがすごく魅力的でした

東京は26市

東京は26市

ThE 2VS2

OFF OFFシアター(東京都)

2015/10/16 (金) ~ 2015/10/19 (月)公演終了

満足度★★★★

お見事!
いや~大いに笑わせてもらいました。話は面白いし、役者さんたちのチームワークも実にいいですね。今後の活躍も期待しますが、借金が加算したとのことでちょっと心配です。シフトを増やすのもいいけど、ご自愛ください。

十一ぴきのネコ

十一ぴきのネコ

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2015/10/01 (木) ~ 2015/10/17 (土)公演終了

子供には、もっと夢を魅せてあげたい
多くの子供が観劇していたが、グズる子もおらず、安心して観劇できた、初めて舞台で北村有起哉さんを見たが、流石の演技であった。小さい子は、ここで見た様々なシーンをいつまでも鮮明に覚えていることと思うが、もうすこしメルヘンチックなものの方が沢山夢を持たせてあげられるのではなかろうか。特にあのラストは何を意味しているのか、子供たちはどう受け取ったのだろうか?

マンザナ、わが町

マンザナ、わが町

こまつ座

紀伊國屋ホール(東京都)

2015/10/03 (土) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★

熊谷真実さんの演技最高
紀伊國屋のような小さなホールではやはりマイクなしの肉声での演技が観られるのが嬉しい。五人の女優さんたち、いずれも好演であったが、やはり熊谷真実さんの演技は群を抜いて素晴らしかった。
エンディングは予想通りではあったが、井上ひさしさんらしいほのぼのとした仕上げとなっていた。

メガネニカナウ

メガネニカナウ

メガネニカナウ

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2015/10/24 (土) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★

3つの味わい
3本のオムニバスで、それぞれ異なるテイストですので、いつもの3倍楽しめます。こういう演劇もたまにはいいですね。

舞台版天誅-2015

舞台版天誅-2015

ACRAFT

六行会ホール(東京都)

2015/10/21 (水) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★

良かった!
ゲーム原作であり、炎や風の攻撃も含めて、立ち回りが単純に面白かったです。みなさま身体能力も高くて、殺陣かっこよかったです。原作の世界観を知らずに観に行ったのですが、とっても楽しめました!
ただ殺陣のなかで、相手の動き待ちが目立っていたような‥そこが観客に気付かれてしまうって、少し残念ではありました。
印象的だったのは鬼陰の沖野晃司さん。鬼としての余裕が、くるくるとスピーディーで華麗な立ち回りに表現されていたように感じ、見入ってしまいました。それから図師光博さん!面白くストーリー展開に良いアクセントを加えていて、輝いていたと思います。

愛子のいえ

愛子のいえ

cineman

ワーサルシアター(東京都)

2015/10/15 (木) ~ 2015/10/18 (日)公演終了

満足度★★★★

重苦しく、やるせないけど・・・
久しぶりのcinemanを十分に堪能。2時間を超える作品ですが、非常に丁寧な作りで全く飽きさせない。耳慣れない方言のセリフに緊張したせいもあって、重苦しく、やるせないけど、最後に救いがあってよかった。

底ん処をよろしく

底ん処をよろしく

東京ストーリーテラー

高田馬場ラビネスト(東京都)

2015/10/19 (月) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★

愛がいっぱい
【Aチーム観劇】
フルカラーの豪華な当日パンフに この作品を作られた久間勝彦さんのご挨拶が。
『大きく取り上げられるのは 暗いニュースばかりです。小さな親切 心温まるお話しのたぐいは どうしても片隅においやられてしまう。でも私はそんなささやかな 温かいエピソードが大好きです』(文章は正確ではありません)。
私もこちらに同感です☆


他の方も書かれてるのでしつこいかもしれませんが。
今回の会場は 席が良くなくて イライラしたお客さんがいらして それだけ気になっちゃいました。
でも始まる前の挨拶での久間勝彦さんが 懸命にフォローしてらしたので 見守っていました。 


作品の方は ラストにたどり着くまで あまりメリハリがなく 正直冗長感はあったけど 
やっぱり久間勝彦さんの作品って 愛がひとつひとつにしっかり籠っていて。
例えば 仕事でイライラすることがあって引きずってても 愛で溶かされてしまうような。
帰り路 『えへへ』と 幸せな気持ちで帰る事が出来る。
そんな不思議な感覚があるのです。


あと最後お見送りも好きです。
なんていうか やっぱり温かさを感じて 他の劇団とは違うような気がするのですよね。
なので 私は誰にも話しかけないのだけど そのみんなを見守るのがやっぱり私は好きだ (笑)


Bチームも魅力的なキャスティングで ぜひ観て観たかったです☆

家を出た

家を出た

ことのはbox

d-倉庫(東京都)

2015/10/21 (水) ~ 2015/10/26 (月)公演終了

満足度★★★

【Team葉】観ました
オフホワイトを基調にしたシンプルな舞台。なるほどこんな話だったんですね。青春モラトリアムファンタジーって言っていいのかな(あとは消えるだけというのがちょっと寂しい・・・)。ありがちな設定ですが、結構シリアスなところもあって、なかなかに楽しめましたけど、全体として平坦な印象です。間延びするような部分をもっと詰められないかな。

舞台版天誅-2015

舞台版天誅-2015

ACRAFT

六行会ホール(東京都)

2015/10/21 (水) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しめました!
架空の戦国時代を体験出来る、エンタメ性の高い舞台でした。アクション・殺陣は見応えがありました。衣装・音楽も素晴らしく、観劇後も頭の中を音楽が流れていました。役者さん達は、みな良かったですが、主役である力丸の存在感が薄く、演技力も、脇を固めている役者さん達の方が優れていると感じました。特に印象的だったのは、沖野晃司さんで、悪役を見事に演じ、アクション・殺陣共にキレがあり素晴らしかったです!アクションを楽しめるだけでなく、様々の人の人間模様や愛・・切なさも感じさせられる舞台で、満足の舞台でした。

遭難ルールブック

遭難ルールブック

KAMAYAN

OFF OFFシアター(東京都)

2015/10/21 (水) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度★★★

ニヤニヤする遭難
初観劇の劇団さんで、ニヤニヤ系との事でしたが、その通りでした。遭難という緊迫した場面で、それる話と各人の温度差などでニヤニヤしてしまいます。中盤以降で、舞台の一角が扉として開いた辺りから、よりSF?FF?チィックになり、RPG世代の私としてはより面白さが増していきました。

役者さんは若い方が多く、その為勢いがあるのですが、全体的にもっと緩急がつけれれば、より面白くなったのではとも思いました。
まあ、遭難中ですので緩急も無いかとも思いますが(笑)

無事に、エター○ル○ードは、見つけられたのでしょうか。

遭難ルールブック

遭難ルールブック

KAMAYAN

OFF OFFシアター(東京都)

2015/10/21 (水) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度★★★

これがニヤニヤなのか。
初見のこの劇団。この「遭難ルールブック」は再演とのこと。
洞窟に迷い込んだ面々によるシチュエーションコメディ、というよりはコントと呼んだ方がいいかもしれません。
真剣に脱出するのを見届けるというよりは、横道にそれた彼らを楽しむんでしょうね。大笑いと言うよりは、ニヤニヤ観てる人が多かったように思います。
密室からの脱出モノのストーリーの常道を狙わず、ネタの数々で盛り上げるというのが狙いなんでしょうね。

ネタバレBOX

洞窟の中に閉じ込められ、いかにその状況から脱出するかがテーマだと思っていたので、「生命の危機なら、もうちょっと必死になろうよ!細かいことは置いといて。」とは思ってました。
同じ閉じ込められた同士の連帯感とか、見知らぬモノへの恐怖がストーリーに入っていたらもっと奥行きが出たと思うのです。
あえてそうしないのであれば、もうちょっと説明なり伏線が欲しかったかな。

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