
我が名は桃
タッタタ探検組合
ザ・ポケット(東京都)
2015/11/04 (水) ~ 2015/11/08 (日)公演終了
満足度★★★
相変わらず楽しいですね
久しぶりタッタタ観劇。題材は何であれ、いつものベタな展開なのですが、毎回笑っちゃうんだよなー。ちょっとえげつないところもあったけど、お子様たちも楽しめたかな。

八重咲ク
劇団KⅢ
d-倉庫(東京都)
2015/11/04 (水) ~ 2015/11/08 (日)公演終了
満足度★★★
惹き付けれらず
以前から気になっていた劇団さん。芝居も殺陣もうまいんだなと思いますが、話の造りがまるで“あみだくじ”。なんとも話がまどろっこしい!そしてこまごま入る殺陣、女子と男子一緒が多すぎて、その時のスピードが、ラスト近くで男子のみの殺陣に比べてあまりにも遅い!“あぁ待ってる”“合わせてるよねぇ”という感じがやたらとする。これ女子が下手だからということではなく、男子の方が“遠慮”しているような感じがする。あれだけスピード、切れに差があると、男子のみの殺陣をもっと観たかった!切に思います。また、衣装、なんか垢抜けないというか・・・せっかく作るんなら、もう少しデザインに美しさが欲しい。どうも美的に映えない。目立たせる為が、逆に裏目になってしまっているとしか思えない。もっと色々観て勉強して欲しいと思います。いずれにしてもいい役者が揃っているにも関わらず“惹きつけられない”もったいない舞台でした。

桜の森の満開のあとで
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2015/10/31 (土) ~ 2015/11/10 (火)公演終了
満足度★★★★
白熱した机上議論
近未来における日本の地方都市の在り方を示唆するようだ。前提は、あくまで大学における授業であり、架空の地方都市という設定を確認しておかないと、現代の法制度などと整合性がとれない。
タイトルに惹かれて観劇することにしたが、直接的な関連性ではなくその背景に隠されている危うさ、悲しさが垣間見える。

四季彩マリジヤ
演劇集団ホシノハコ
上野ストアハウス(東京都)
2015/11/05 (木) ~ 2015/11/09 (月)公演終了
満足度★★★
2つの
作品がつながりがあるのではないかと思ったけど
そうではなかった。
最初からそういう予備知識をいれておけばよかったかなーと思いました。
ラストはひとそれぞれの感想があると思います。

2LDK
劇塾!S.W.S
魅殺陣屋スタジオ(大阪府)
2015/10/30 (金) ~ 2015/11/01 (日)公演終了
満足度★★★★
建売版拝見。1公演で盛り沢山♪
5つのオムニバス+2つの宣伝公演。
最初の3つのオムニバスはコント系、後の2つはしっかりとしたストーリー仕立てになっていて、後になればなるほど、引き込まれる感じでした。
1公演で、いろんなお話が観られて楽しかったです。
やっぱり個人的には後の2つが良かったです。

恋愛小説家
演劇制作体V-NET
TACCS1179(東京都)
2015/11/04 (水) ~ 2015/11/08 (日)公演終了
満足度★★★
わかり易く感情移入もし易かった(^^)
でも何か芝居的嘘が多くあってストーリーが古めかしいかなぁって思えた約2時間(予定は1時間50分で開演時間遅れあり:開演前の座の温め的なものは無し)

さよならパーティ
現代劇センター真夏座
文京シビックホール(東京都)
2015/11/05 (木) ~ 2015/11/08 (日)公演終了
満足度★★★
ちょっと想像通りの展開だったかなっと
後の人生に、もはや価値はない!?
「幸福の木の実」という安楽死の薬を求めて集まった
中高年の悲喜こもごもを描いたシリアスコメディ!でも
けっこう身につまされる部分が多くないかい?と思える客層でもあったです
さまざまな理由で自殺を考える登場人物たちであるが・・・。
「生きることは義務だ」と放つ台詞が印象に残った全2幕

桜の森の満開のあとで
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2015/10/31 (土) ~ 2015/11/10 (火)公演終了
満足度★★★★★
ラディカルなダイアローグの面白さ
タケカワゼミでは、モックと呼ばれる模擬会議を通じて試験も授業も行われている。(追記後送)

超、今、出来る、精一杯。
月刊「根本宗子」
テアトルBONBON(東京都)
2015/11/01 (日) ~ 2015/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
月刊根本宗子の凄まじさ。
今、出来る、精一杯。が初ねもしゅー。
抜き身のナイフでグサグサと刺されるような感覚に震えた。
あまりの衝撃に、翌週の超、今、出来る、精一杯。の方も、
比較するためにも見なければと、後からチケットを入手。
3年の月日は、根本さんに刀を鞘におさめさせていた。
23才の作品より、現在の作品の方が軽いとも言えるが、
むしろ軽く見せる演出が故に、悲しみは増していた気がする。
滑稽すぎる人間の欲が持つ悲しさ、
鈍器でグリグリえぐられるような感覚だった。
また、役者さんの振り幅の大きさにも感動した。

もっと美人だった
箱庭円舞曲
ザ・スズナリ(東京都)
2015/11/04 (水) ~ 2015/11/09 (月)公演終了
満足度★★★★
ブスブスブス
箱庭円舞曲15周年記念の作品。三つの異なる時代を同時進行で描いた作品。同じような作品をこれまで2回観たけど、古川さんの本、演出が一番上手い。素敵な作品だけど、わたしの中では、昔観た箱庭を超えてはいない。2時間超もちょっと長いかな。でも、十分に見応えはありました。箱庭にはどうしても期待してしまいます。

融解
白猫屋企画
ART THEATER かもめ座(東京都)
2015/11/07 (土) ~ 2015/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★
二人芝居だけれども
聾唖の妹が新人作家として文学賞を受賞したことから、その続編の執筆へとつながり、妹の秘密が明らかになっていく。受賞式の姉の行動の真意は? 妹の告白の真実は? 世間はどう反応するのか? 二人の行く末は? 劇中で語られるよりも多くのドラマを想像させる奥深い展開にどハマり。脚本もさることながら、今村美乃さんの語らずとも雄弁な演技と共に、この演目には、さらなる高みを目指せそうな可能性を感じつつ50分ほどの上演が終了。この世界にもっと浸っていたい! もっと続きが観たい! と思わせる、終演が惜しまれる舞台でした。今後のうえのやまさおり脚本に期待大。劇中に使われたビョーク主演の「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の主題歌「I've Seen It All」という選曲も、個人的にツボ。公演自体は二人芝居という形態でしたが、音響、照明と公演スッタフを激バスメンバーが務めていたという、多才な方たち。

桜の森の満開のあとで
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2015/10/31 (土) ~ 2015/11/10 (火)公演終了
満足度★★★★
会話劇
会話劇と銘打った公演は数あれど、なるほどこういうことか、と思わされたのは初めて。気持ち良いテンポと距離感で目が離せない100分だった。

恋愛小説家
演劇制作体V-NET
TACCS1179(東京都)
2015/11/04 (水) ~ 2015/11/08 (日)公演終了
満足度★★★
楽しめました
劇団初見。キッチリとまとまった芝居ですね。劇中再現ドラマの形式をとるのですが、昭和テイストぷんぷんなところがいい。

- 私たちはまだ -
COoMOoNO
キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)
2015/11/05 (木) ~ 2015/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★
雰囲気を楽しむ
とりとめのない会話劇。猫もお話するちょっとファンタジーな世界。ダンス・パフォーマンスやライティングも含めて、なんとなくいい気分。この感じ好きですね。

カイコ【全公演終了しました!!ご来場誠にありがとうございました!!】
くちびるの会
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2015/11/04 (水) ~ 2015/11/10 (火)公演終了
満足度★★★★★
詩のような世界観
過去の記憶、思い出。それらを呼び覚ますキーワード、アイテムたち。
昔を思い出そうとするときに、印象的な出来事から少しずつ記憶が蘇っていく感覚。
曖昧な記憶が徐々に鮮明になっていく感じや記憶の改竄なんかがとてもうまく表現されているなぁと思いました。
時間列車は同じ過去の出来事を行きと帰りで全然違うものとして見せてくれます。
いい記憶として思い起こしたものが、実は忘れたい過去だった。
逃げ出したいほどの痛い記憶と対峙する主人公は観ていて辛かったです。
全体的にかなり重い空気でしたけど、ラストは前向きなエンドかな。
詩的、幻想的な世界観の作品で、台詞回しも時折朗読劇のように思えることがありました。
伏線とその回収も上手いですね。特に切符、ロケット鉛筆のくだりが良かったです。
過去のトラウマとなっていたはずアイテムが未来への切符となっていたのは、
過去を認めて前に進むことが出来た、という風に受け取りました。

-奇譚-地獄たられば
グワィニャオン
上野ストアハウス(東京都)
2015/08/06 (木) ~ 2015/08/09 (日)公演終了
満足度★★★★
あれこれ流石
内容的には人の業から世の不条理、さらには戦争にまで言及し、構造的には伏線の散らし方と回収が巧みで、序盤の場面の疑問も最後に解消するのが流石。
古典的な「地獄らしさ」ではなく、さらに抽象系で部分的にはモダンアートっぽくさえあるのにちゃんと地獄を感じさせる舞台美術や、21世紀である今っぽいのにそれらしく見える「地獄の職員(笑)」のいでたちも面白かった。
その「地獄の職員たち」、キャラクター設定がいかにもグワィニャオン的で、中でも すわいつ郎さん演ずる人情家の鬼が良かった。(ザ・ドリフターズの雷さまのコントを連想しないでもないが…(笑))

最後に歩く道
TOKYOハンバーグ
サンモールスタジオ(東京都)
2015/11/01 (日) ~ 2015/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★
ズッシリときました
真摯に作り込んだ見事な作品。ズッシリときました。社会啓蒙的な内容ですが、エンターテインメントとしても実に素晴らしい。

桜の森の満開のあとで
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2015/10/31 (土) ~ 2015/11/10 (火)公演終了

御伽噺失格
ノオビウエ
自由表現空間 シアターカフェNyan(大阪府)
2015/10/30 (金) ~ 2015/11/02 (月)公演終了
満足度★★★★★
先が見えないまま、幕が上がる。女優2人でどうするのか?
脚本が仕上がらないまま本番を迎え、俳優全員がボイコットする中、劇場に現れたのは、この公演で引退しようと思いボイコット出来なかった女優と、嫌われ者の女優の2人。
幕が上がり、着地点も見えないまま、仕上がっていない脚本片手に走り出す2人…♪
上野さんの生歌、やっぱり凄かったです。
女優役含め七変化の野村さん可愛かったです。
そして帯金さんのくるくる変わる表情、演技、ある意味、野村さんも圧倒していました。
そんな歌や演技をこんなに間近に観られて、本当に幸せ♪
そしてキュンとくるラスト、良いですね。
なんか、頑張る活力が沸いてきました♪
ありがとうございました。

極楽プリズン
渋谷ニコルソンズ
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2015/11/06 (金) ~ 2015/11/08 (日)公演終了
満足度★★★
何度観ても泣ける
田村亮一座とのコラボ公演。
この戯曲自体は初演、再演と観てきましたが、今回は再演版とほぼ同じお話になっていました。
彼女のために自らを犠牲にするシーバ、
無事彼女を救い出し晴れ晴れとした顔で祝杯をあげるシーバ、
ストーリーも結末も分かっているのですが、やっぱり泣けます。
今回はメイン所の役をよしもとの芸人さんたちが担当。
正直、演技的な部分の出来はちょっと厳しかったかな・・・(^^;)