最新の観てきた!クチコミ一覧

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愚かもの梶鉄

愚かもの梶鉄

グループK

笹塚ファクトリー(東京都)

2015/06/02 (火) ~ 2015/06/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

良かった
私もチラシを見て、今時珍しい本格的なヤクザの話で、しかも、だるま座の塚本一郎さんが客演しているのに、興味を抱き、観て正解でした。

義理と人情、男気と、昨今少ないタイプの作品に、すっかり陶酔した。 
場内すすり泣きが響いてたが、私も号泣してしまった、、、、、
とても良い作品で、今年観た作品の中でも、特に印象深かったです。
作・演出の石橋直也さんも、グループKも初見だが、今後も注目したいと思いました。

ネタバレBOX

やや、先が読める場面もあったが、役者陣の佇まいや展開に、すっかり陶酔した。
冒頭の昔の映画館の客席のセットを活かし、違う場面に作り替えていくのもスムーズで、ラストに、映画館でのワンシーンを持ってくることで、哀愁が深まるが、確かに輝く小さな光を感じられ、とても素晴らしかった。

チョットだけ気になったのは、晩年の梶鉄と譲吉が老けすぎかな?
時代も変わり、老いや病、尽きない心配事があるとは言え。。。
還暦より、70代後半位の設定だったら、しっくりきたような気がする。
っ言うか、私の周りのアラ還が、若過ぎ!!!なのかな?
チャイルド・エイド・アジア2016

チャイルド・エイド・アジア2016

NPOリトル・クリエイターズ

サントリーホール 大ホール(東京都)

2016/01/06 (水) ~ 2016/01/06 (水)公演終了

満足度★★★

よかった
すばらしかった。感動した。

This is 30

This is 30

シンクロ少女

スタジオ空洞(東京都)

2015/01/23 (金) ~ 2015/02/01 (日)公演終了

満足度★★★★

名作は劇場を選ばず
タイプが違う男3人が楽しませてくれる会話劇!
良い作品、劇団員がいればどんな場所でも劇場になり、良作は生まれると感じました。

超、今、出来る、精一杯。

超、今、出来る、精一杯。

月刊「根本宗子」

テアトルBONBON(東京都)

2015/11/01 (日) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★

やっぱり完成度が高い
今回の再演版のみ観劇。

初演版後の作品を観ているので多少驚き度は下がりましたが、最近の作品をギュッと纏まった濃密で完成度が高い作品でした。

少年は銃を抱く(満員御礼で終了しました。御感想お待ちしています)

少年は銃を抱く(満員御礼で終了しました。御感想お待ちしています)

MU

駅前劇場(東京都)

2015/03/27 (金) ~ 2015/04/01 (水)公演終了

満足度★★★★

上手い
あらすじを読んで「銃」が出てくるということでどんな癖がある作品かと思って観劇すと比喩としての「銃」の使い方が上手く驚いた作品でした。

暗く暖かな日々

暗く暖かな日々

小松台東

OFF・OFFシアター(東京都)

2015/02/03 (火) ~ 2015/02/08 (日)公演終了

満足度★★★★

しみじみとした笑い
小さな笑える要素がちょくちょくありつつも話に引き込まれる作品でした。

戯曲試食会 『タバコの害について』

戯曲試食会 『タバコの害について』

劇団夢現舎

「行灯パブ・ろびっち」(通常は新高円寺アトラクターズ・スタヂオ)(東京都)

2016/01/06 (水) ~ 2016/01/11 (月)公演終了

満足度★★★★

様々な工夫
 戯曲試食会というサブのついた今作、メインディッシュの「タバコの害について」が始まる迄に、オードブルやスープが、供される。

ネタバレBOX

短編やチェーホフの生い立ち、スタニスラフスキーとの邂逅、41歳の時結婚したモスクワ芸術座の看板女優、オリガとの関係などが演じられると共に、チェーホフ自身を仮託した人物として「かもめ」に出てくるトリゴーリンとニーナの名声への場面が演じられたりする。この構成に工夫としゃれっ気が感じられ、好感を持った。さて、メインディッシュであが、演じる役者が若いこともあって、スタニスラフスキー理論で最高の演技と考えられる身体から滲み出るというより、歌舞いて役作りをしているように感じられた。その意味では、観客の好悪がハッキリ分かれそうだ。何れにせよ、どちらかに徹底する他はあるまい。敢えてチャレンジングな演出をした勇気を褒めたいと思う。
 更に、観客席の周りの壁にはチェーホフ関連の写真なども展示され、さらに立体的に彼とその作品を理解するのにも役立つようになっている。
 メインディッシュであるこの怪作と格闘した跡をよく観たい。
幸せを運ぶ男たち

幸せを運ぶ男たち

アナログスイッチ

小劇場 楽園(東京都)

2015/09/23 (水) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★

再演も良かった
初演版に続き今回の再演版も観劇!
話を分かって観ているのにやっぱり楽しさは変わらず満足しました。

アナログスイッチの良さが詰まった作品だと思いますので、劇団員の変化に合わせて再演を続けてほしいです。

idiot

idiot

青年団若手自主企画 vol.64 山内企画

アトリエ春風舎(東京都)

2016/01/05 (火) ~ 2016/01/10 (日)公演終了

満足度★★★★

AnKが進化していた。
AnK好き、藤松さんと井上さんのファンには堪らない、終始キラキラ感が心地よい仕上がり。
面白さを度外した、全身で受け止め感覚的に楽しむ作品。
多少モヤモヤを抱えつつ、よう判らんけど最後まで前のめりになっていた。
何度リピート観劇しても面白くないかもしれない。それでも、もう一度観てみたいと思わせる良さに溢れていた。

黒塚

黒塚

木ノ下歌舞伎

こまばアゴラ劇場(東京都)

2015/03/11 (水) ~ 2015/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かったけど
期待しすぎたのか?
歌舞伎の型や、ラップ調、ダンスだったりと、面白い演出だったし、達者な役者陣なので、見応えあったけど、自分の好みとは、チョット違った。
どこが、ダメとか、イヤと言う訳ではなく、なんとなく、物語りとの馴染みが、もう一つのような?単純に好みの問題ですが。。。。

ナイゲン(全国版)

ナイゲン(全国版)

アガリスクエンターテイメント

新宿FACE(東京都)

2015/11/13 (金) ~ 2015/11/14 (土)公演終了

満足度★★★★★

よく練られた脚本
いやぁ~、お・も・し・ろ・か・っ・た!面白かったよ~!!

劇団の代表作とも言うべき作品で、すでに何度か再演を重ねてきている。それゆえ、ということもあるだろう、よく練られた脚本だ。

伏線がビシバシ回収されていく爽快感に観ていて思わず声を上げそうになる。提示された条件や人物像と展開が密接に結びつき、笑いと緊張感の双方を無理なく生み出していく。

なるほど、評判のいいのもうなずける。観ることができよかっと。

あたしのあしたの向こう側

あたしのあしたの向こう側

トツゲキ倶楽部

d-倉庫(東京都)

2015/11/18 (水) ~ 2015/11/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

きちんと起承転結の構造をふまえた上に世相批判もあり、キャラクター造形も良くできた傑作
「もしもあの時…」が積み重なった挙げ句に生じたまさかの事態。
全体的にはコメディタッチながら後半には感動要素もちらほら、また、観客には現実にはおそらく起こり得ないであろう状況と油断させておいて現実世界へ警鐘を鳴らすのもインパクトがあり見事。
SFファンでなければちょっとややこしいかもしれないパラレルワールドについても、劇中人物が劇中人物に対して例を交えて平易に説明したり誤った例を挙げてそれを訂正したりすることにより説明台詞臭を感じさせないのも妙案。
ラストに関してはあのハッピーエンドも良いが、「4号」が「岸壁の母」よろしくずっと待ち続けるのも強い批判性を表現できたのではないか?とも思う。

ネタバレBOX

あと、自意識が高くずっと「私を誰だと思ってるの?」と言い続けていた「9号」が終盤で「“私たち”を誰だと思ってるの?」と言うところ、好きだなぁ。
なお、1人の人物が“増殖する”ことに劇団第三反抗期(劇団Peek-a-Booの前身)「うわっ!増えちゃった」(1999年11月)や最近復活(?)した六つ子のマンガ/アニメなどを想起。
破提宇子

破提宇子

演劇実験室∴紅王国

ウッディシアター中目黒(東京都)

2015/10/28 (水) ~ 2015/11/03 (火)公演終了

満足度★★★★★

紅王国の真骨頂
星野之宣やとり・みきに通ずる雰囲気の伝奇系ミステリー。
第二次世界大戦参戦直前の日本のある村を舞台に「天孫降臨/現人神」や「宗教弾圧」を練りこんだ物語は考えようによっては過激で危険、不敬なのではないかとハラハラしつつ、古風で重厚な語り口にすっかり引き込まれる。
「これこれ、これだよなぁ」であり、今に通ずる…というか今でなければならずもしかすると今そのものとも言える内容は紅王国の真骨頂。

ネタバレBOX

終盤の磔シーンと黙示録の内容は第二次世界大戦の戦禍であったとする場面にはゾクゾク。
花より男子 The Musical

花より男子 The Musical

東宝・キューブ・ネルケプランニング

シアタークリエ(東京都)

2016/01/05 (火) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

楽しめます
原作が好きな人はもちろん、あまり知らない人も楽しめます。会話劇の得意な青木豪さんのなせるわざかな。
でも、一部の人の歌唱に若干の不安も。尻上がりに調子が上がることに期待!

錆びつきジャックは死ぬほど死にたい

錆びつきジャックは死ぬほど死にたい

ポップンマッシュルームチキン野郎

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2015/10/28 (水) ~ 2015/11/03 (火)公演終了

満足度★★★★

チャーミングな物語
死ねない機械人間ジャックをはじめ、突拍子もないキャラクターたちが繰り広げる馬鹿馬鹿しくも壮大で、そしてチャーミングな愛の物語。

恒例の開演前パフォーマンスや入場時に配られたアメの劇中への取り込み方、ハロウィーン時期ということもあって客席にも仮装をうながす仕掛けをするなど、さまざまな形で物語と観客の一体感をつくりあげていた。

遊び心とサービス精神の旺盛な彼らの生み出す、馬鹿馬鹿しくもチャーミングな物語が、街のにぎわいを温かいものに感じさせてくれた。

独りぼっちのブルース・レッドフィールド

独りぼっちのブルース・レッドフィールド

ポップンマッシュルームチキン野郎

シアターサンモール(東京都)

2015/02/22 (日) ~ 2015/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★

抱く想い
物語が始まってまもなく登場する飛び道具的な強烈なキャラクターと
ドタバタな笑い、そしてこの劇団名などから、スラップスティックな喜劇かな、と思っていると少し違った。

この物語の主人公は、奇妙な記憶障害のあるガンマンだ。家族を無残に殺された彼は、復讐のために25年も旅を続ける。

最後の仇を倒した直後に、彼が知る残酷な真実。そして、彼の決断。このためにこれまでの設定があったのか、と思うほど良くできていたのだけれど。

脚本・演出の吹原氏が終演後にツイッターに書いていた。はじめに想定していた結末のこと。それはずっと救いのないものだった。

物語としては、切実なものとなったかもしれない。けれど、それは自分たちの描くべきものだろうか。そういう葛藤。その上で彼の、いや彼らの選んだラスト。

この劇団は、サービス精神が旺盛だ、と思っていた。しかし、この舞台を観るとサービス精神という言葉だけでは収まらない。

彼らの舞台を観にきた人々に、どんなものを渡せるか。それを真剣に考えている、そういう劇団なのだろう。たとえば私たちが、誰かを大切に思う感情の暖かさを抱いて帰路に着くこと。

この舞台を観終わって、そんなふうに思った。

盗賊と花嫁【公演終了しました!ご来場誠にありがとうございました!】

盗賊と花嫁【公演終了しました!ご来場誠にありがとうございました!】

くちびるの会

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2015/05/20 (水) ~ 2015/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★

言葉と身体
仄暗い地下の劇場の客席に挟まれた空っぽのステージ。黒一色の空間を色鮮やかに満たしていく言葉と身体。

話の種から広がっていく言の葉たち。疲れた、いや憑かれた人々と、満開の桜。憑くのは狐か、女か、それとも桜か。

それは、一夜の夢で観た長い年間のような、不思議な時間だった。

もっとも迷惑な客死

もっとも迷惑な客死

上野くん、電話です

スタジオ空洞(東京都)

2015/11/17 (火) ~ 2015/11/23 (月)公演終了

満足度★★★★

スパイ映画みたいな……
某国ホテルで繰り広げられる、レトロなスパイ映画のような印象の舞台。

ストーリーの大半はそのホテルの2つの部屋で進んでいくのだけれど、時間や場所の異なる会話を重ねたり、過去の場面をはさんだりする構成が上野さんらしい気がした。

哀愁を感じさせるベテラン。裏切り者を突き止めるために取引をする男。取引に応じて家族の情報を持ち出す女。脅されて協力している女。美貌の新人諜報員。一見クールな野心家。情報屋。情報屋の恋人。ホテルマン。それぞれある意味典型的な造詣に、ピタリとハマッてみせるキャスト陣も素敵だった。

チケットに記されたホテルの名前と部屋番号と同じようなこだわりが随所に感じられて、舞台をより楽しいものにしていた。

無頼茫々

無頼茫々

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2015/09/12 (土) ~ 2015/09/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

背筋を伸ばす
大正デモクラシーという言葉に象徴されるような民主主義や自由を求める動きがある一方で、米騒動に対する報道規制など、きな臭くなっていく時代と、そこに生きる人々の思いを描く群像劇。

報道の自由。新聞の使命。そして、受け取る側の責任と権利。報道とは何か、新聞とは何か、という問いかけが何度も繰り返されるけれど、それはある意味、自由や平等という言葉へとつながっていく。

自由も平等も、当たり前にそこにあるものでなく、意識して勝ち取り、あるいは守らなくてはならないものだと。

それを示すように劇中の人々が見せる誠実さや情熱が胸に迫る。

堂海や村嶋らが、抑圧に対して彼ららしい戦い方を見せようとする場面では、思わず目頭が熱くなった。

周囲一面に新聞を張り巡らせた美術。そこにかけられた、劇中でキーとなる言葉の書かれたいくつかの札。物語の最後に、秋川が「大正デモクラシー」という札を、客席に向けて掛け直す。

昨今の状況をも思い起こさせる骨太なテーマ性と観る者の目を惹きつけるエンターテイメント性を兼ね備えた完成度の高い舞台だった。

登場する人々の、それぞれのなすべきことに向き合おうとする真摯さに、今の自分を省みて思わず背筋を伸ばした。

penalty killing【18日14時追加公演決定!!】

penalty killing【18日14時追加公演決定!!】

風琴工房

ザ・スズナリ(東京都)

2015/02/12 (木) ~ 2015/02/18 (水)公演終了

満足度★★★★★

劇場の中のアイスアリーナ
ザ・スズナリにアイスアリーナを再現した風琴工房の『penalty killing』は、日光市に実在するアイスホッケーチームをモデルに、男たちの熱い戦いを描いた舞台だった。

チームの中心選手の引退試合を軸に、シーズン前からその試合にかけてのさまざまな出来事を通して選手たちのそれぞれの個性を浮かび上がらせる。

それぞれの想いが、リンクの上でぶつかり合う試合の場面は圧巻で、敵チームも含めた選手全員が、惚れてしまいそうなくらいカッコよかった。

毎日のように通っている観客もいて、その気持ちが痛いほどわかる。
できれば自分ももう一度観に行きたかった。実際のスポーツのように、今日と明日で試合の結果が違ったりはしないけれど、リンクの上で生きる選手の息遣いは間違いなく毎回新鮮に感じられたはずだ。

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