最新の観てきた!クチコミ一覧

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旦那様は”釣り”にお出かけ

旦那様は”釣り”にお出かけ

The Gazpacho Theater

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2015/12/02 (水) ~ 2015/12/08 (火)公演終了

満足度★★★★

楽しぃ楽しぃ♪
明るく楽しく演じてる役者さんを見れて気持ち良いぃね♪
そしてお客さん巻き込む感じがとっても楽しめた笑
映画好きな僕とミュージカル好きな友達と見に行ったけど
お互い帰りに劇も面白くていいねって単純なのかなりました。

皆さんの次の劇を期待してますって感じですね。
✩5じゃない理由はワインの入れ物と窓がハンガーラックだったところですね笑

ストーリーにあった劇場の空間で集中して見れます。
これは友達にオススメ出来ますね♪
次にステージに上がるのは誰だろ笑

日韓共同制作『颱風奇譚(たいふうきたん)』

日韓共同制作『颱風奇譚(たいふうきたん)』

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)

2015/12/04 (金) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

言語の違いを活かした作・演出が素晴らしい!
東京で観た時よりも、役者さんたちの呼吸が合っていて、とても良かった。やはり言葉の違いを活かした作・演出の部分に、ソン・ギウンさんと多田淳之介さんの共同制作の面白さと可能性を強く感じた。

今回観ても、玉三郎(夏目慎也さん)とウルトリ(ペク・ジョンスンさん)のやりとりは磨きがかかって最高だった。
更に、2人にヤン・クリー(マ・ドゥヨンさん)が絡んでのやり取りもよかった。
また、素殷(チョン・スジさん)と成保(大石将弘さん)とのやり取りも面白かった。

前観た時以上にこの言葉の違いを活かした部分を面白く思ったのは、私が展開を把握したため、より演技そのものに意識が向けられたことと、演出が東京時より洗練され、役者同士の呼吸も合ってきていることの両方が影響していると思う。

当日パンフレットを読むと、この言葉の違いによる作・演出は、ソンさんも多田さんも、かなり意識的に取り組んでいるよう。
『カルメギ』もこの点が素晴らしいと思ったが、それをさらに一歩進めている。

一回目観た時は、『テンペスト』と比較しての物語展開について不満が残ったが、今回は物語を強く意識せず、演劇そのものとして受け取ったので、より楽しめた。

これは過剰な解釈かもしれないけれど、もしかしたらここで物語られている日韓問題以上に、ここにある言葉の違いから生じる演劇的面白さの中に、日韓問題のズレの本質と解決の糸口があるのではないかとさえ思った。いや、これは過剰な意味づけかも。

※上記の点が特に素晴らしいから、その点を強調しましたが、他の役者さんたちも素晴らしいかったです。

ヴァギナ・デンタータ

ヴァギナ・デンタータ

芸術集団れんこんきすた

ART THEATER かもめ座(東京都)

2015/12/03 (木) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

女の・・・
“れんこんきすた”は本作が初見。

面白いテーマの作品。

リアルで生々しい感じ、好きです。

ネタバレBOX

「ゆるい女」、「マンガ女」、「アラサー○女」、・・・
わたしのゆめ

わたしのゆめ

ガラス玉遊戯

小劇場 楽園(東京都)

2015/12/02 (水) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

教室を覗いている感じでした
初演を見ていないのでどこがどんな風に改訂されたのか分かりませんが、いつの時代も変わらない不変的なありがち状況なんだろうなぁ…と思いました。

ああ、分かる!と思ってみたり、やっぱりムカつく!と思ってみたり。
どの意見も間違えではなく、理解も出来る。
立場があって、分別もある大人になっちゃうと色々面倒だなぁと見ながらシミジミ思ってしまいました。

役者の皆さんがそれぞれの立場やらを明確に示し自然に演じられていたので非常に見ごたえがありました。

てくてく。

てくてく。

Nuts Grooove!

シアター711(東京都)

2015/12/03 (木) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

心温まる
本公演は約20年ぶりの第2回公演、そして再演である。雰囲気は昭和テイストであるが、物語は平成28(2016)年8月中の一週間という設定(掲示しているカレンダーに山の日が既に祝日)であろう。
一軒家(夢見荘)...大家、猫(♀)一匹、住人(男2人、女1人)のシェアハウスに、5年ぶりに新しい入居者が来ることになり盛り上がる人々。そして舞台セットは物語にピッタリ。その新人と住人達の交流を通して描かれる人情ドラマは秀逸。

ネタバレBOX

この家に住んでいる人達は、みんな心に様々な苦悩を抱えている。しかし、新入居者の拒絶した態度と住人達の交流を通して改めて心の深淵を覗き込み、一方新しい住人は心を氷解させていく。その過程が擬人化の猫・ナナ(田中優希子サン)を緩衝としてゆっくり変化していく。

舞台セットは和室。上手寄りに共用部屋、そこに丸卓袱台・茶箪笥など、下手が新入居者の部屋。その間には仕切りがないため、パントマイムによるドア開閉。できれば開け閉めの音があると効果的だと思う。
 
さて、登場人物・動物は、5人と1匹であり、そのキャラクターと心に闇を丁寧に描き出す。大家さん(かとうずんこ サン)は、夫の浮気相手の女性にコンプレックスを持ち、女性恐怖症になる。住人男(40歳過ぎ)・タカヤマ(山崎いさおサン)は、男色で未婚、親に嫌われたくない。住人女・リョウコ(黒崎雅サン)は浮気し、不毛な愛に嫌気がさしている。男(23歳)・ミナミ(イワム サン)は、親と喧嘩し18歳で家出した。この新人(23歳)・アイ(石井玲歌サン)との会話を通して、心情を吐露し、逆に新人が住人達の心の痛みを知ることで、自分を曝け出す。この坦々とした暮らしの中に台風が急襲し、その後には青空が...。そんな清々しい気持ちにさせてくれる。

アイは、父が浮気をし両親が離婚。母は父に徐々に似てくるアイにその面影を見て苦しむ。 慟哭“母がだんだん女になってくる”は印象的な一言。会話が途切れた時の雑踏、路面電車の音など、日本の原風景がその先に見えるようだ。
当日パンフに役名が記載されているとうれしい。

次回公演を楽しみにしております。。
ミキシング・レディオ

ミキシング・レディオ

OIL AGE OSAKA

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2015/12/02 (水) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

期待通り!!楽しかった~☆★
前回公演同様松本陽一さんの脚本力が凄いです!テンポ良くお話しが進んで、スピーディーに展開して行くのに全然置いてきぼりにされません!観客に分かりやすく伝わるように演出されたんやな~☆★
出演者の皆さんも魅力的な方ばかりで、パンフ即買いしました!!
そして出演者全員に見所があって、このお芝居に脇役はいませんでした☆★久しぶりにじっくりラジオが聴きたくなったなー☆★

ヴァギナ・デンタータ

ヴァギナ・デンタータ

芸術集団れんこんきすた

ART THEATER かもめ座(東京都)

2015/12/03 (木) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

満足度★★★

リアル
役を演じているのか、そのまま本人なのか、わからないくらいリアルでした。

ネタバレBOX

会話に熱がはいり、涙があり、とてもリアルでした。男の存在とのつながりがわかりませんでした。花の意味するところは。出入り口がないはずの部屋なのに、どうやって、どこへ、一人づつ帰ることができるのでしょうか。不思議な空間でした。
レコンキスタ

レコンキスタ

演劇研究会はちの巣座

シアターD300(神戸大学国際文化学部大講義室)(兵庫県)

2015/11/27 (金) ~ 2015/11/30 (月)公演終了

満足度★★★

秘密
楽しめました!

ネタバレBOX

詳しくは自ブログで綴りました。

http://ameblo.jp/gooharuhide/entry-12102704554.html
オバケの太陽

オバケの太陽

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2015/10/23 (金) ~ 2015/10/30 (金)公演終了

満足度★★★★★

昭和という時代への郷愁。
劇団桟敷童子さんは、旗揚げの頃から知っていました。
どことなく見てみたいな、という思いを持ちながら今までずっと見る機会がありませんでした。
今回やっと見ることが出来ました。

炭鉱町の話、自分と何ら共通点がない内容なのに、なぜこんなに懐かしく感じるのだろう。なぜこんなに身につまされた話に感じるのだろう。
これは昭和という時代への郷愁なのだろうか。
圧倒されるひまわり、機関車。
そしてなぜあの「Holiday」という曲が、これほどまでに心に染み渡るのだろうか。
今でも頭の中に「Holiday」が聞こえてくると、涙がこぼれそうになる。

アイドル×芸人学園

アイドル×芸人学園

ハイスクールふじ舞台

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/11/27 (金) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★

アキバ系雰囲気に結構馴染めました!(笑)
ゲストを交えてのコントの連続。
ジャバダバふじのでたらめ先生役はウケる!
ライブゲストのスルースキルズの”ののしって!”ダメダメでも可愛い!フレーズが耳に残る。
メンバーの佐藤もも子の顔は土屋太鳳に似てるかも・・・。
ネタゲストのマリアのイーちゃん(小雪似)とゆみみ(中谷美紀似)→二人とも間違いなく似てる!
涼本めぐみの生水着姿と普段の姿のギャップに参りました!

十二月大歌舞伎

十二月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2015/12/02 (水) ~ 2015/12/26 (土)公演終了

満足度★★★★

中車父子と二人のお三輪に目を細める
久しぶりの「妹背山」の通し上演で、同行の友人の、「七之助と玉三郎が観たい」のリクエストにも適うことから、夜の部を観劇しました。

改築後の3階席は、以前以上に、窮屈な席で、観劇環境の劣悪さには閉口しましたが、二人のお三輪を同時に観られたことと、初女形の中車さんの健闘ぶりと、團子君の飛躍を目にできたことは幸せでした。

やはり、舞台に、玉三郎さんが登場すると、空気が一変します。
彼が、苦心惨憺、愛情深く、後進を育てる努力をしてくださっていることに、58年の歌舞伎ファンとして、敬意を表します。

ネタバレBOX

元々が、世話物要素が一切ない「妹背山」なので、あまり、内容的に面白さは少ないのですが、それでも、七之助と玉三郎が、それぞれ、演じるお三輪に、焼きもち娘の可愛らしさが表出され、時々笑いも起こる、和やかな客席風景が成り立っていました。

前にも同じ役を演じた松緑に破格の進歩を感じました。

松也は、容貌には問題ないのですが、もう少し、立ち方に、歌舞伎役者としての、居ずまいを身につけてほしいものだと感じます。

玉三郎さんに、やりなさいと任命されて、覚悟を持って取り組んだという、中車の、豆腐買おむらは、大健闘していました。
あれだけ、映像のお仕事で忙しいのに、いつ稽古されたのかと驚くほど、歌舞伎の所作をどんどん自分のものにされていて、やはり、血脈のなせる業かと感心しました。

息子さんの團子君も、歌舞伎の子役が演じる中では、かなり重要な役どころを、愛嬌たっぷりにそつなく演じて、お見事でした。

中車さん父子が、歌舞伎界に投じた一石の重みが、効力を発揮し始めていることを実感し、古くからの歌舞伎ファンとして、嬉しくなりました。
やさしい森の雨

やさしい森の雨

立体再生ロロネッツ

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2015/12/02 (水) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

社畜、憤死す
昭和30年代。リーマンの社畜度は今とは比べようのないくらい高かったろう。笑えて、泣ける社会批判的冒険活劇。身につまされますな。ブラック企業には内部告発のススメ。

わがまま、こどく、かいにん、

わがまま、こどく、かいにん、

the pillow talk

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/12/01 (火) ~ 2015/12/02 (水)公演終了

満足度★★★★★

絶妙なツボ
微妙な壺

ネタバレBOX

二流私立高校の進学クラス、女子高生を載せる雑誌の編集部、JKビジネスのキラキラ女学園の人間模様を描いた話。

全体がつながっていくところが傑作で、大いに驚き笑いました。

ちょっとしたことで崩れる女子グループの人間関係の危うさ、微妙さの描き方が素敵でした。

役者さんたちが真ん中に置いてあった壺に触っていましたが、意味不明でした。
待つ人々

待つ人々

劇団俳協

TACCS1179(東京都)

2015/11/26 (木) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

親の心、子知らず!
この世にこんな家族きっとあるでしょう、グッときました!

ネタバレBOX

育ての母が危篤となったことで、疎遠となっていた子供たちの母親に対する心の変化が見どころ!
4人の女と2人の男の子供たちとその家族、友人、恋人が絡みながら子供が母、母が子供を思う心が個々のキャラクターを活かしつつ描かれている。
遠くで見守るのと一緒にに暮らすのとでは情の深さが違って当たり前、でも母の思いはそれ以上のものでした。
ROUND7 『逃げる』

ROUND7 『逃げる』

INAGO-DX

JMSアステールプラザ 多目的スタジオ(広島県)

2015/11/14 (土) ~ 2015/11/15 (日)公演終了

満足度★★★★

父として思う未来。
「逃げる」・・っていうより、大きく「父として思う(子の)未来」のようなものを感じた気がします。

INAGO-DX自体は、ほかの人たちよりは多分観るのが遅くて、「踊り場があったら踊れない」ぐらいからC.T.Tを含め観てるんだけど、「踊り場・・」はなんかまとまりが無く言いたいことが良く分からなかったような、伝わってこなかったような。。。その他は演劇というよりコントの延長線のようなものを感じて、今ひとつ好印象がなかったのですけど。。

今回のはしっかり演劇をしてて、役者さんもみな熱演だったし、その運動量により小劇場タイプとしては割と広くつかって、臨場感もあり、市井の人たちの目線も感じ、謎な部分も残し、観る人によっては色んな感じ方、解釈ができる
面白いお芝居だったかなと思います。

ただやっぱり相変わらず、武田さんの重ね着衣装とか、ちょっとした言葉のチョイスとか、自分的には少し違うかな・・というところは多々あるのだけど、まあ、それは個人の趣味の問題だし、そういう重箱の隅をつつくようなことをしても、舞台の全体を見失っちゃうし。。

良い舞台だったと思いますし、これは好きです。

※音楽はビートルズを多様してたので、これは個人的にツボ(笑)

ネタバレBOX

個人的には、武田さんの演技と、ほかの役者さんの演技とのレベルの差を感じて、もう一緒に演技をするとバランスをかくようで、ここまでが限界かな・・・といった感じ。
やさしい森の雨

やさしい森の雨

立体再生ロロネッツ

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2015/12/02 (水) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

身につまされる
 昭和30年代の話として敢えて時代状況を綯い交ぜて語られる今作。ODAが出てくるし、賄賂の話が出てくるしで、他人事ではない。自分もODAの一員として実際に西アフリカに赴任していた経験があるからだ。自分の赴任していたアフリカでも、今作の舞台となるアジアでも賄賂に関しては多くの国で現特権階級による要求がある。(追記後送)

愛すべき馬鹿者たち

愛すべき馬鹿者たち

劇団龍門

明石スタジオ(東京都)

2015/12/03 (木) ~ 2015/12/06 (日)公演終了

満足度★★★★

犬死?
 夕陽の見える小高い場所で沈みゆく陽を、空の変化を見つめる老女。そこへそろそろ引退しようかと考えている企業経営者の息子。

ネタバレBOX

母は、息子の生誕について重大な話を始める。その内容が今作の主眼である。
戦争とは何か? 生きるとはどういうことか? 命とは、個人とは、自由とは、その上で人として生きるとはどのようなことか? 大義の為に死ぬことは果たして正しいか? 等々の問題が提起されるのだが。
 舞台は空襲の場面に変わり、少女が、亡くなった母親から赤子を託される。亡くなった母親の遺体を弔ってやりたいと願う少女と特攻隊の若者らは、業火舞う空襲被弾の阿鼻叫喚の中で出会い、兵士たちはショックで茫然自失の少女を救い、彼女の願いも叶える。この縁がきっかっけとなって、少女と特攻隊の因縁ができた。
 従って今作は、総て昭和20年硫黄島に東側から迫る米軍艦隊に一矢報いる為にあたら若い命が飛び立つ直前、神風攻撃隊の特攻兵5名の、特攻前数日の模様を中心に、その特攻兵の一人に、ほのかな意を寄せた少女との純愛と、戦争を生き延び今は大家としてアパートを経営するかつての少女とその「息子」、アパートに暮らす70年後の日本のフリーターや同棲相手、セクハラを訴えて首になった元丸の内OL等々が、特攻兵の一人と交わした少女の彼らの意を劇にして上演するという約束の為、大空襲以来の惨状を劇化して描いて見せるという構成に繋がっている。当然、社長の出生の秘密も明かされる。
 部下を負けると分かっている戦いで死地へ赴かせる大尉の苦悩、特攻隊員自身の人間としての迷いなどを描いている点がグー。惜しむらくは、裕仁の戦争責任を問う姿勢が見られない点である。そのような視点があれば、更に深い科白となって作品が立ち現れたであろう。
わがまま、こどく、かいにん、

わがまま、こどく、かいにん、

the pillow talk

インディペンデントシアターOji(東京都)

2015/12/01 (火) ~ 2015/12/02 (水)公演終了

満足度★★★★

誰が対話を奪ったのか?
 全編ディスコミュニケーションのオンパレードである。

ネタバレBOX

無料タウン誌の編集部でインターンをやっている男と彼の出身校を舞台に描かれた現代日本のディアスポラ同士の交わすコミュニケーションの不可能性を描いている点で注目を惹く。この植民地に暮らす若者達の、夢など見ようにも見ることの叶わぬ状況を描く。このことによって、大人たちに反抗するという姿勢を表しているように思う。
 実際、現在この国で起こっていること、これまでに起こってきたことを色眼鏡を掛けずに見れば惨憺たるものである。その証拠に安倍の如きキ印が、この国を後戻りできない奈落に引きずり込んでゆく状況に対し誰も効果的な手を打つことができないではないか! サラリーマンと呼ばれる者の大多数が社畜と化して、結果的に体制を補完し地獄への道へのレールを敷いている。経団連の2014年度の政治献金は大幅に伸びて、その殆どが自民党向けである。政治屋と財界が結びつき、それを官僚があの手この手でフォローし、司法も最高裁に至ってはアメリカの完全な犬。検察も同罪である。そればかりではない。マスメディアの殆どが、これら為政者の歓心をかう為に媚び諂い、民衆に伝えるべきことを伝えないのみならず敢えてミスリードしているとしか思えないような「報道」に終始している。更に金融界も官僚と結託して国民にツケを回すだけでは飽き足らず、暴力団と組んで甘い汁を吸っている。政治屋・官僚と言えば嘘吐きという認識が通り相場だ。事実を知らないから国民の判断もかなり狂わされている。結果、権力者の用いる飴と鞭の罠に人々は嵌り易い。こんなことしか生まれてからこのかた見てこなかった若者が絶望という名の無気力に陥るのは必然と言わねばなるまい。これも皆、我ら大人の所為であるから我ら大人の責任は極めて大きい。然しながら、手間暇が掛かる演劇という表現方法を用いて若者がこのような作品を発表するということには、一抹の希望があると筆者は考える。何故なら、このように情けない状況を敢えて描いて見せることで彼らがやっているのは、抗議だからである。100回戦って100回負けても更に戦い続けるのであれば、最終的に負けた訳ではないからである。
ドローイング

ドローイング

ハグハグ共和国

劇場MOMO(東京都)

2015/11/25 (水) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★

ひまわりの花言葉!
昭和40年代ごろの設定でしょうか、茶箪笥、扇風機、ラジカセなど舞台セットが懐かしいです。
砂糖入りの甘い麦茶は私も子供の頃に夏になると必ず飲んでました。
そして専業主婦が多かった時代で家族の一体感の強さと柔らかさが感じられました。
次男の妻でありながら、袴田家のまとめ役と従順なお嫁さんを演じた伊喜さんの演技と美しい声に感動!

ネタバレBOX

父親の7回忌に集まった4人の子供とその家族たち、 そして庭にはひまわりが・・・。ひまわりの花言葉はあなたをみつめてるだった。
亡き父の園芸業を継いだ長男と孫娘、アラフォーの長女、家を継いだ執筆業の次男と嫁、そして3男。
弁護士とその秘書がエンディングノートと遺言を持ってやってくる。その遺言に書かれていたことは子供を置いて家を出た母親に会いに行ってほしいということだった。
そしてその母は・・・。 母の好きな花はひまわりだった!





くちづけ

くちづけ

タクフェス

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)

2015/11/20 (金) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

柴田理恵さんが凄くイイ!
劇場に入場してから退場するまで、とてもとても素敵な時間でした。

本編のお芝居以外でもお客さんを楽しませようという姿勢が素晴らしい。

お芝居の方も笑いだけじゃ決してない、深いテーマの物語でした。

しかし、ラストは衝撃的すぎて…

ネタバレBOX

詳しくは自ブログに書きました。

http://ameblo.jp/gooharuhide/entry-12102384398.html

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