
わかれ道のリテラシー
9-States
小劇場B1(東京都)
2015/12/09 (水) ~ 2015/12/13 (日)公演終了

わかれ道のリテラシー
9-States
小劇場B1(東京都)
2015/12/09 (水) ~ 2015/12/13 (日)公演終了

Loft
THE TRICKTOPS
Gallery&Café FIND(東京都)
2015/12/09 (水) ~ 2015/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1689(15-378)
12:00の回(雨)
11:32/1階で受付、2階の会場へ、対面式の客席、階段上がって左に座ります。真中に小さなテーブル(水色のテーブルクロス)と椅子2脚。ベランダ側はカーテンが閉められています。
埼京線が遅れていたようで12:06前説(佐渡さん、80分)~13:28終演。
「宇宙の旅、セミが鳴いて(2011/6@参宮橋)」が初めてで、@ワーサルシアター「まちづくりproject」から観続けている劇団です。
今回は十条の駅から少し歩いたカフェの2階ギャラリー、此処は3回目(2013/3「花束を渡すのは誰だ?(コマイぬ)」、2013/12「オレの妹は8年前に死んでいる(Island)」)です。
短編が四つ、柔らかにつながった「そうなるかもしれない世界」の人肌、暖かいお話でした。
古本屋のお話しは、(いつも時間が止まっているような気がする)古本屋が好きなのと「森崎書店の日々(2010)」を観いてたこと、なによりホロリとさせる内容だったのがよかったです。
今までに観た公演:瀧澤さん、遡ると「ピアノのへや(2011/7@アイピット)」。馬場さん、最近では「落伍者、改。(2015/9@南大塚)」。森さん...8/15の「水没(平原演劇祭 2015・第3部@新しい村)」にでていらしたのですね、遅れて行ったのと暗かったので気がつきませんでした...「vivi mimi(2015/6@サブテレニアン)」「アダムの肋骨(2015/4@王子)」「アンサータン・ストーリーズ(2014/9@MOMO」と結構観ています。

小さなお茶会。
空想組曲
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2015/12/05 (土) ~ 2015/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
八百屋は無いけれど。
私が空想組曲を知ったのも、ほさかさんの物語を好きになったのも、小さなお茶会がきっかけ。
舞台美術と、劇中で出てくる小説(映画だったかな?)のタイトルを妙に気に入ってしまったのが印象深い。それはわたしが紅茶派だからに違い無いのだけれど。
その舞台が、7年?8年?を経て、帰って来た。
キャストも劇場も全く新しくなって。
進化、してた。
ほさかさんの、愛情が、人情が。
心がキューって音を立てて震えた。
あの映画、本当に見たいんだけどな。ほさかさん、書いてよ。誰か、撮ってよ。

夏のない年ー或いは現代のプロメテウスー
劇団往来
吹田市文化会館 メイシアター・中ホール(大阪府)
2015/12/10 (木) ~ 2015/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★
とても悲しく切なくSFチックなファンタジーでした
イギリスの売れっ子詩人の別荘に集まった者達が、暇つぶしに皆で恐怖の物語を作り始める…。
人から作り出され、人ではない「それ」が一番恐れた物は…。
「それ」は悪魔なのか、天使なのか…。
劇中劇に潜む怪物と、詩人の中に潜む怪物が交差する。
とても悲しく切なくSFチックで、少しOSKチックなファンタジーでした。

『TUSK TUSK』(タスク タスク)
あうるすぽっと
あうるすぽっと(東京都)
2015/12/10 (木) ~ 2015/12/13 (日)公演終了
作家の役割とは
題名にあるように実際に"Tusk Tusk"というわけではないでしょうが、出演者演出家を含め皆さんが原作にがっちりと取り組み格闘した成果が大いに表れていた舞台でした。
特にこうした題材の場合、問題を解決してみせることではなく今そこにある問題をていねいにすくいあげいろいろ手を尽くしきちんと正しく提示してゆくことが時として(劇)作家の大事な役割の一つなのかもしれないと思わせてくれる作品であったようにも思います。
ただ、オープニングのところあたりには劇場側の姿勢にやや疑問を感じました。

舞台『夜想曲集』
ホリプロ
天王洲 銀河劇場(東京都)
2015/05/11 (月) ~ 2015/05/24 (日)公演終了
満足度★★★★
東出くんの意外な素顔
カズオ・イシグロ氏の5編からなる短編集から「老歌手」「夜想曲」「チェリスト」の3編を選んで一つの物語にした。舞台初出演という東出昌大が悩める音楽家として舞台で見せる姿は、テレビドラマでは見られない新たな発見になった。
シックな、とても美しい舞台だ。安田成美や、近藤芳正という俳優たちがなせる技なのかもしれない。大人の雰囲気で進む落ち着いた流れも魅力的だ。

高学歴娼婦と一行のボードレール
猫のホテル
こまばアゴラ劇場(東京都)
2015/12/10 (木) ~ 2015/12/17 (木)公演終了

リーディングフェスタ2015 戯曲に乾杯!
日本劇作家協会
座・高円寺2(東京都)
2015/12/12 (土) ~ 2015/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★
新人戯曲賞最終候補作プレビュー・リーディング
リーディングなのに、プレビューとはこれいかに。文章考える人なんだからもうちょっとなんとかならんのか。
さて、もうちょっと辛気臭いのかと思ったけど、意外に面白かった。特にくによしさんのよかったです。チケットはあったんですが公開審査がみれなくて残念でした。

イット・ランズ・イン・ザ・ファミリー It runs in the family ~パパと呼ばないで~
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2014/09/20 (土) ~ 2014/10/13 (月)公演終了
満足度★★★★
痛快、笑える舞台
ウソにウソを重ねて切り抜けようとするのは男のサガか(笑)
舞台は病院で、翻訳劇なのだが実際に日本でもありそうなシチュエーション。現代は、血は争えないなあ、というちょっと冷笑的なタイトルだが、見終わって笑いながらこのタイトルに納得する。
錦織一清が主役としての存在感を発揮している。脇を固めている、はしのえみ、池谷のぶえが特によかった。

とりあえず、お父さん
ホリプロ
天王洲 銀河劇場(東京都)
2015/12/03 (木) ~ 2015/12/23 (水)公演終了
満足度★★★★
台本を生かし切った演者たち
浅利慶太氏は、劇の成功で演出などが力になるのは2割で、基本的には台本の力である、と言っていたような気がする。アラン・エイクボーンによるこの作品は、彼の出世作だったという。とにかく、台本が面白い。演者たちもそう、口をそろえている。柄本明は「この台本をきちんとやることだ」と言っていたそうだ。だが、この舞台が成功しているのは、面白い台本をきちんと生かし切った4人の演者たちの力のたまものだと思う。
主役の藤原竜也は今日、少し声がかれ気味だったように思う。最初はちょっと元気のなさそうな様子もあったが、尻上がりに調子を上げていた。相手役の本仮屋ユイカ。彼女はテレビドラマでもこうした喜劇テイストのドラマに出ていて経験はあると思うが、もはやかわいらしいだけの女優ではない。ごまかしの利かない舞台で、女のしたたかさを十分に発揮していた。
そして何よりもこの舞台を締めたのは、柄本明と浅野ゆう子だ。このベテランの二人の力量によって、若い二人をぐいぐい引っ張っていた。勘違いに勘違いを重ね、ウソを隠そうとまたウソをつき泥沼にはまる。この戯曲の古典的と言っていいおもしろさを、4人は今の時代でも十分笑えるおもしろさとして立派に引き出したと思う。

俺が読む哲学の嘘
劇団 幕星
中野スタジオあくとれ(東京都)
2015/12/11 (金) ~ 2015/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★
幻の作品
MCRぽいところもあるし、あひるなんちゃらっぽいところもあるし。
どこがどう哲学の嘘なのかは全く不明でしたが、テンポの良い面白い会話劇でした。2016年には台風の目になって小劇場界で大活躍してください。

オークルチャボット
劇団黒テント
インディペンデントシアターOji(東京都)
2015/12/05 (土) ~ 2015/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★
伝統劇団の力
フットボールチームのサポーターの話でありながら、社会的テーマが重ねれていてよかった。
メッセージ的な作品でありながら、多様な解釈ができる点もよかった。
社会派の伝統劇団らしいテーマの作品で、黒テントの運動が続いているんだということに感じ入った。

MID騎士(KNIGHT)ミラージュ
無頼組合
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2015/12/11 (金) ~ 2015/12/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
ネホリーハホリー☆
(^^)/ 12日(土曜)の昼、池袋で
[無頼組合]の、
【MID騎士(KNIGHT)ミラージュ】を観てきました☆
面白かったです。
大好きなシリーズ第七弾☆
ハードボイルド&スピーディー&コメディの
「ナイトシリーズ」♪
新しい展開もあり、いよいよ目が離せません☆
観劇日記をブログに書きました。

『TUSK TUSK』(タスク タスク)
あうるすぽっと
あうるすぽっと(東京都)
2015/12/10 (木) ~ 2015/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
格闘技のリングのよう
中央に四角いステージは格闘技のリングのよう。
今年見たステージの中で最も壮絶なシーンが展開。
お前ら死ぬなよと思いながら見てました。ハラハラ。
現実の世界では起こって欲しくないです。

ビーイング・アライブ
ワンツーワークス
赤坂RED/THEATER(東京都)
2015/12/11 (金) ~ 2015/12/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
ユニークな「穴」の存在
独居老人の増加と傾いた集合住宅というタイムリーな社会問題を背景に、老後の生き方や家族関係を描いたものだが、舞台セットがユニークだ。階上と階下が重なって演じられるが、両者をつなぐ「穴」の存在によって見事につながりそれが変化していく様子が面白い。いろんな事情を抱えて微妙な距離感で親子関係を保とうとする家族もユーモラスに演じられていて、劇団の持ち味が十二分に発揮されていました。

イルクーツク物語
劇団俳小
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2015/12/09 (水) ~ 2015/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
丁寧な描き
旧ソビエト時代、バイカル湖の南、イルクーツク近郊を流れるアンガラ川にある発電所の建設現場で働く者とその恋人が織り成す話。脚本が書かれた時代状況や、日本での初演(劇団民藝)のことは、当日パンフに記載されている。
その内容は、女性主人公ワーリャ(舞山裕子サン)が苦難を乗り越え成長する様と、それを温かく見守る人々の交流が感動的に描かれる。二部構成2時間30分(途中休憩 10分)は“生きるため”を中心に、友情・恋愛・誕生・自立といった個々のテーマが織り込まれ、見事な絵柄を仕立て上げた。
さて、ワーリャは、劇中で披露されるカルメンと姿を重ね合わせることができるが、そのラストは...。

わかれ道のリテラシー
9-States
小劇場B1(東京都)
2015/12/09 (水) ~ 2015/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★
もう少しひねりが
欲しかった。前回の「カテゴリーボックス」がひねりのあるいい感じの舞台だったので今度も期待していたのだが、途中でなんとなく読めてしまい・・・
ちょっと残念。

MID騎士(KNIGHT)ミラージュ
無頼組合
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2015/12/11 (金) ~ 2015/12/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
ハートボイルド
前作から見始めたのだが、見事にはまってしまった。
今回は紅ちゃんが主役のようで一生懸命な紅ちゃんのファンになった。
歌ありダンスありおかまありであっという間の2時間弱。
ラストは次の作品へと続くようになっており早く続きが見たい!
番外編で「バナナの気持ちをわかってよ」メンバー主役の回をぜひ。

ビーイング・アライブ
ワンツーワークス
赤坂RED/THEATER(東京都)
2015/12/11 (金) ~ 2015/12/20 (日)公演終了
満足度★★★★
傾斜のある舞台
開演前から傾斜のある舞台にワクワクさせられます。
親と子の関係を考える機会になります。
子供が幼い時は親が子の成長を心配する。
歳を重ねると、心配は親にシフトする。ように思う。
でも、親は心配して欲しいと思っているのか?
いろいろ考えさせてくれる充実した時間を過ごせました。