
焼肉ドラゴン
新国立劇場
新国立劇場 中劇場(東京都)
2025/12/19 (金) ~ 2025/12/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
10月から2回目。
小劇場から中劇場に変わったが観ている側からすれば全く同じ感覚。出演者は呉日白(オ・イルベク)役のキム・ムンシク氏が健康上の理由で降板、チョウ・トガン氏に変わったのみ。チョウ・トガン氏はタカアンドトシのトシっぽい。
演劇として完璧な作品にも思える。観客に芝居を体感させるアトラクション的な開かれ方。特に自分が敬服するのはイ・ヨンソク氏とコ・スヒさん。韓国人の俳優の為、他の情報が一切なく今作の登場人物そのものとして観てしまう。この佇まいは他の人に代え難い。全てを受け入れる片腕ドラゴンと自分の宿命を呪い、すぐ「南無阿弥陀仏(ナムアミタブル)」を唱える高英順(コ・ヨンスン)夫妻役。二人は済州島(チェジュド)出身だが1948年(昭和23年)4月に始まった「済州島四・三事件」によって故郷の村も親族も全て失われる。済州島は日本の沖縄的な島で元々は流刑地。第二次世界大戦後、南北統一した独立国家を求める島民に対し、反共を掲げる米国統治の韓国軍が住民を虐殺。大虐殺と脱出の結果、28万人いた住民は3万人まで減った。何もかもを失くした二人の出来ることは働くこと。働いて働いて働いて働いた。
村川絵梨さんは安田成美を思わせる正統派美人。このルックスで演技もこのレヴェルなら怖いものなし。
智順(ちすん)さんは鈴木京香的。「や゛め゛で〜!!」が響き渡る。
石原由宇氏は森脇健児に見えた。
これで終わりとは考えられない。
観客の声から必ず復活上演されると思う。
素晴らしかった。

新装改編版 『世界の果てからこんにちはⅡ』
SCOT
吉祥寺シアター(東京都)
2025/12/12 (金) ~ 2025/12/21 (日)公演終了

孤毒のまじない
route.©︎
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2025/12/17 (水) ~ 2025/12/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/12/20 (土) 18:00
気になってる劇団の新作は短編3作のシームレス上演。それぞれの趣きも違うし、全体のテイストもちょっと攻めてる感じが良い。113分。
『LogIC』は自由に感情がコントロールできるとすれば…、の物語。よくありそうな展開だが、喜怒哀楽愛憎の6つの感情をそれぞれ演じる役者(六情)を作ったことで独自の感覚の芝居になっている。
『じんこちゃん』は、いじめられていた日和(真城あさひ)は保険室登校の仁子(じんこ・本来は「さとこ」/大河原ひなた)に出会い、保険室登校するが…、という展開。妙にリアルな作品で、逆に、そういう展開はないぞ、とも思わせるが、全体に言いたいことは分かりやすい気がする。ま、でも、今の学校はこういう展開にはしないんだけど。
『蠱毒』は劇団員3人で演じる力作。古い言い伝えをベースに抽象性の高い作品を、優れた肉体を持つ3人が演じて、独特の味わいを出してる。圧倒されて強烈だった。これが本作で平安がやりたかったことではないか。それにしても、こんな言葉(言い伝え)を知ってる平安がスゴイな。推しの岡本麻妃呂も存分に活躍して満足(^_^)v。
結構長く観てるユニットだが、1作毎にテイストが少しずつ変わるものの、本作は結構チャレンジングだと思う。

季節
劇団普通
シアタートラム(東京都)
2025/12/05 (金) ~ 2025/12/14 (日)公演終了

横浜ヶ国
雀組ホエールズ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2025/12/10 (水) ~ 2025/12/14 (日)公演終了

パーク
甲斐ファクトリー
シアター711(東京都)
2025/12/10 (水) ~ 2025/12/14 (日)公演終了

エキスポ
劇団麦の会
ビエラスタジオ蒔田(神奈川県)
2025/11/15 (土) ~ 2025/11/16 (日)公演終了
実演鑑賞
2001年に中島淳彦の道学先生の公演として初演されて以来、多くの上演がされてきた人情喜劇のスタンダード。 ワタシは ハイリンドや トローチ の上演を拝見しています。麦の会としては昭和百年の特集上演として。
https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2025/12/post-e17801.html

おばぁとラッパのサンマ裁判
トム・プロジェクト
すばるホール(大阪府)
2025/03/02 (日) ~ 2025/03/02 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
大千秋楽観劇。
おばぁとラッパ先生が起こしたサンマ裁判✊
個人裁判はやがて米統治下で抑圧された沖縄全土を巻き込む運動に✨
沖縄の未来かけた運動に胸熱、涙溢れた😢
ウチナーグチも絶品👍
太川陽介さんは難解長尺台詞から解放され嬉しそう💕

春日桜想
劇団六風館
大阪大学(豊中キャンパス)(大阪府)
2025/03/02 (日) ~ 2025/03/03 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
初回観劇。
親友の自殺原因を調べに、ある家を訪れた2人は襲われ…
三人三様の家族との関わり、受験の悩み等が軽やかに描かれ、後半、親友が抱える孤独が浮き彫りに…
ハラハラドキドキの展開、楽しい💕
高校生らしいやり取りも愉しい😁
六風館さんらしい公演、面白かった🥰

「スイートホーム」/「千に晴れて」
制作「山口ちはる」プロデュース
本多劇場(東京都)
2025/12/18 (木) ~ 2025/12/21 (日)公演終了

『末原拓馬奇譚庫-其之弐-』
末原拓馬
Mixalive TOKYO・Hall Mixa(東京都)
2025/12/17 (水) ~ 2025/12/23 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/12/17 (水) 19:00
1月の末原拓馬奇譚庫に引き続き、其之弐も参加しました。
短編をオムニバス形式で上演していく形。
Twitterでちょいちょい上演作品を紹介していた中に、1月に上演したお話もあったのですが、演者さんによってこんなにも空気が変わるんだなと見てて楽しかったです

『Dive』/『海ではないから』
公益社団法人日本劇団協議会
舞台芸術学院(東京都)
2025/12/17 (水) ~ 2025/12/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
何を観るか十の中から二つ厳選するべく直前まで迷った週末。一つは決め、残る一つ、既に予約不可になった芝居を外したりで残った二つからこちらを選んだ。「日本の劇」戯曲賞は大きな賞とは言いつつ大賞に至らなかった「佳作」のリーディング、どんなものか期待は抑えめに観劇した。初の舞台芸術学院。来期から「学校」ではなくなるとの事。渡辺えり子(当時)、モダンスイマーズ創立メンバーの顔が浮かぶ。全て不景気に手を打てなかった政治のせい、という気がしてくる。
さて文学座座員を中心としたキャストでの「海ではないから」の演出は五戸女史。上演時間二時間、流石リーディングである事を忘れさせ没入させた。解説にはロシア人の母と日本人の父の間に生まれた青年セルゲイ、その恋人、母の再婚相手とその娘、などとあり、今なぜ「ロシア」か、何か実在の人物のモデルがあるのかと訝ったが、正にウ露戦争でのロシアバッシングを背景として書かれた芝居である事が見えて来る。不知の作者で来歴も知らないが思いの外骨太な作品で、見応え聴き応えある台詞に胸を掴まれた。役者も配置もピッタシであった。

養生
ゆうめい
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2025/12/19 (金) ~ 2025/12/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ゆうめいの舞台に共通するのが、自分の感覚では、破壊と安定がある絶妙なバランスを保っている事。
実も蓋も無いような爆発場面が首の皮一枚で繋がって物語内にとどまる。ヘタをすればコケかねないその瞬間は想像するに役者にとっても大きな負荷があり、劇的の度合いがこれに掛かっている。作者の特徴がそこにあるとすれば、やはりカタストロフ志向、状況がシビアであるほど醜い横顔を晒すが、それでも尚人間讃歌を唄えるか、と問う。そう規定してしまうとまたその逆をやられそうであるが...大人しくお行儀の良い生き方を獲得して体制内化した(しがちな)大人の安定志向を揺さぶるこれは一つの角度であり、破壊衝動の発露に共鳴している自分がいる(登場人物らは出世や安定を望む者達だが隘路にハマりキレる、そのキレが降参であり敗走でありながら社会の中の何かを道連れにして結果復讐しているのだ)。
本作のスズナリでの初演を思い出してそんな考えを巡らしたが、一回り大きな空間(KAAT)での上演にも十分耐える作品であったと、まずそれを思った。記憶はあやふやだが所々台詞を書き改めた感じも受ける。以前より見え方が明確になり、その分皮肉や破壊の力も増したように思うが、作品自体は変わらず、深夜作業のエキスが迸る「あの気分」が充満し、この描写が絵画同様に模写の快楽に誘う。雑談の中で人間批評をする彼らが当事者性の土俵に立たされる滑稽さは絶えず繰り返される笑いの快楽も勿論。
芝居は語り手の橋本(本橋龍)の卒製(卒論ならぬ美大の卒業製作)紹介に始まり、脚立を組み合わせた巨大オブジェと養生テープで作られた床と壁という大きな「作品」が、そのまま深夜の装飾作業の現場となり、学生バイト時代の相棒(丙次)と共に卒業後の採用となる期間と、相変わらず同じ仕事をやっているが何らかの変化を経た十年後の二人が描かれる。+1名(黒澤多生)は学生バイト時代ではうるさい上司(先輩)、十年後はその人によく似た後輩として登場する。語り手は橋本だが、三人芝居の各人の芝居上の比重は同等、最後に絵に描いたような(奇想天外な)それぞれの破局が訪れ、撤去作業がままならず「詰んだ」ラストを迎える。
美大系とは言え作業自体は第三次産業の悲哀と、ガテン系の無味乾燥さが漂う。イベント会場の装飾は一見デザイン系のカテゴリーでもやる事は決まった図を拵える作業。このチョイスがまた良い。(というより作者の実体験かも知れない)
私の生き方これで良いのか、という自問はいつも世俗的な意味(ここで燻っていて良いのか)と、理念的意味(世俗的成功から程遠いのならせめて人に社会に歴史に貢献できているのか)を内包し、反発し合う。錆びた刃物のようにざらついて痛く、疼く。理想とは程遠い仕事に甘んじている時、仕事は無味乾燥な味で復讐するかのように神経を苛み、復讐して来る。賢く妥協するか、愚かでも勝負するかの葛藤は、強弱はあれど資本主義社会なら万人が潜る葛藤だろう。

ゴツプロ!Presents / ブロッケンver.3 『さよなら挽歌』
ゴツプロ!
新宿シアタートップス(東京都)
2025/12/12 (金) ~ 2025/12/21 (日)公演終了

舞台「ノンレムの窓」
日本テレビ
IMM THEATER(東京都)
2025/12/07 (日) ~ 2025/12/21 (日)公演終了

ゴツプロ!Presents / ブロッケンver.3 『さよなら挽歌』
ゴツプロ!
新宿シアタートップス(東京都)
2025/12/12 (金) ~ 2025/12/21 (日)公演終了

月
TinT!
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2025/12/17 (水) ~ 2025/12/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ゼロ戦にまつわる史実からインスピレーションを働かせて市井の個人の逸話のような味わい深い物語を創作しており、歴史の陰に埋もれた個々人の生や思いを見ているようで興味深い。小さい劇場ゆえにそういう雰囲気がますます伝わる。一方、ゼロ戦をあえてアメリカ側から描くことで、当時の日米の人命に対する意識の違いが強く対比されている。よくこんな材料を見つけてきて一つの演劇作品として構成できるものだと感心する。

イキル(タ)アカシ
はらぺこペンギン!
新宿眼科画廊(東京都)
2025/12/17 (水) ~ 2025/12/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/12/20 (土) 16:00
A『日還り帰宅券とカリスマ案内人』を観劇。
可笑しさに包まれた素敵な話をありがとうございました。
役者さんの演技に引き込まれた。

『青の鳥 レテの森』『レテの霧 蒼の檻』
ハグハグ共和国
萬劇場(東京都)
2025/12/18 (木) ~ 2025/12/21 (日)公演終了

LAST SONG
演劇軍団ユニットCongrazie
Therter Cafe 信天翁(大阪府)
2025/12/13 (土) ~ 2025/12/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
感想遅くなりました。夢を追いかける教訓みたいな、アドバイスみたいなものをいただいた感じですね。楽しくお芝居をやられてる感じ良かったですね