最新の観てきた!クチコミ一覧

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卓

卓

風雷紡

小劇場B1(東京都)

2026/08/12 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/08/13 (木) 19:00

諏訪の旧家が舞台の重厚なミステリー仕立てで、「家」の持つ不条理を炙り出す。124分。
 2010年初演の『墨を塗りつつ』を改作しての上演だが、初演は観てない。蚕農家から製糸業へと進出して財を成した藤盛家では、終戦の日に当主の泰彦が毒殺され…、の物語。その後、連続殺人となり、ミステリー仕立てながら、戦争の不条理や「家」の不条理などをベースとしつつ、時代が変わろうとする時期のあれこれが展開される。重厚な舞台で笑うシーンはほとんどないが、緊張感を持って観ていられるのが心地好い。役者陣も丁寧かつ迫真の演技で、安心して観ていられる感じが良い。推しの吉水雪乃はいつもながらの「豹変」的演技で魅せるが、時折、ストーリーを離れた台詞を語る本間理紗に印象が残る。舞台美術は単純だが美しく、ライティングの妙が光る。セリフフェチの私にとっては、気になるセリフがちょっと…。

卓

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風雷紡

小劇場B1(東京都)

2026/08/12 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

作者が描きたかった要素や雰囲気はわかるが、それがあまりストーリー展開に反映されておらず、並べられた場面の意味が薄い印象。作者が書きたかったエピソードを必ずしもそれと合わない横溝正史的な世界に入れて混濁させてしまったような気がしてならない。

ネタバレBOX

蚕の繭の象徴や大旦那の霊が動き回っては様々語るのは興味深いが、他の登場人物たちは何も志を持たず何も行動せず何をして日々を過ごしているのか不明で、ただ存在しているだけにしか見えず、だから物語として動かない。発生する殺人事件もほとんど意味がなく陳腐でミステリーとはとても呼べない。一家に隠された秘密があったわけでもない。あれだけあからさまな毒殺が発生しているのに誰も気にせず騒がないのも不思議過ぎ。
卓

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風雷紡

小劇場B1(東京都)

2026/08/12 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 舞台美術は至ってシンプル。八畳の間の中ほどに木製の大きなテーブルがでんと据えられている他はコーナーの一角に神棚が設けられており、側壁中央、部屋の奥中央、廊下の壁それぞれに大きな掛け時計が掛けられている。劇空間入口の客席側にこの家の当主の趣味であろう、植木の鉢が幾鉢か置かれている。この家はこの当主が養蚕農家から発展させた絹織物の工場或いは絹糸を生産している模様。尺は休憩無しの125分。一瞬たりとも目の離せない舞台だ。観ておくと良い。ネタバレは途中まで上げておく。
 開演前には太平洋戦争時の大きな作戦に関する大本営発表のラジオでの戦果報告(敵損害情報、我が国被害状況等が日時、作戦名と共に流されている。オープニング直前に流されるのは、国防婦人会によるとされる前説、中々工夫が凝らされているのがグー。(いかようにも深読みできるという意味で華5つ☆追記後送)

ネタバレBOX


 さて、オープニングで流されるのは所謂玉音放送である。裕仁のこの有名な放送が全国レベルで流されたことは(沖縄でどうであったか? 恥ずかしながら小生は存じかねるが)聞いた方々も多かろう。裕仁が戦争責任をキチンと負わなかったことは一応、肝に銘じておいて欲しい。
 この家には現在でいえば家政婦さんや使用人が何人もいるが、何せ、文明開化以降大日本帝国が経験した大きな戦争で完敗したと国民総てが認めざるを得なかった太平洋戦争は、日本国民の大多数にとって驚天動地の事態であったことはある程度想像できなくはあるまい。例えば現在進行形のウクライナVSロシアの戦争についてもウクライナ人は兎も角、ロシア人の多く(チェチェンの人々、コサック、ウラジオストック周辺等周辺地域や少数民族の多い地域・人々等リスクの多いことを担わされてきた、即ち外れくじばかり押し付けられる人々を除けばサンクトペテルブルグ、モスクワ等ロシア人中心の地域、ロシアの光の当たる部分に住む住民にとってはつい最近、自分達の集住地域が実際にウクライナのドローン等の攻撃に晒される迄戦争を実際に行っているという意識が弱かったことをみれば案外「遠いこと」だったに違いない。少なくとも極めて意識的に世界情勢を見、知り、分析し、統合して思考する合理的精神を持つ者を除いては、戦争の実態は見えていなかったという証言は嘘ばかりとは限らないのかも知れぬ。何れにせよ、戦争が始まれば当事国のみならず関係諸国、諸団体、諸人物は基本的に嘘を吐く。これが戦争の実態である。自分はかつて赴任していた任国で起きたクーデタの際、一緒に行動を共にしていた或る省の局長と共に、日夜それらの諸情報を入手していたから改めてその実態が、正しく事実でしかないことに愕然とせざるを得なかった。時代も場所も異なるが戦争が起こってしまえば起こることの本質に殆ど変わりはない。今作の背景にあるのは、このような個々人の力では抗うことの極めて困難な事実の実態が至る処、否、全面的に我らの足元を掬っているのであるという事実だ。
卓

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風雷紡

小劇場B1(東京都)

2026/08/12 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

終戦直後、とある名家で巻き起こる殺人事件を描いた上質なミステリー舞台でした。誰が何のためにというスリリングな展開に引き込まれ、最後まで目が離せませんでした。
これまで戦争を題材にした演劇は色々観てきましたが、今作は単なる悲劇や謎解きにとどまらず、戦争が人々の心や家庭に落とす暗い影、それぞれの「囚われ」をとても深く丁寧に描いていて、胸が締めつけられるような切なさが残りました。
特に下平久美子さんの演技が圧巻で、作品の重厚感をぐっと引き立てる光る存在感があり深く心に残りました。ミステリーとしての面白さと、人間ドラマとしての深みが見事に融合した作品でした

卓

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風雷紡

小劇場B1(東京都)

2026/08/12 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了

実演鑑賞

終戦直後の旧家でのミステリー。

ネタバレBOX

ミステリーとしては弱い。
人間ドラマとしては面白い。

明子の存在がきわだっていた。

本当に「寄子」っぽいところありましたね。
卓

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風雷紡

小劇場B1(東京都)

2026/08/12 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

終戦直後、名家で起こる殺人事件のミステリーでした。
役者さん達の演技力の高さ、誰が何の目的で?と惹き込まれる展開に、目が釘付けでした。
ミステリーの面白さと、戦争という暗い要素が加わり、とても重厚感がありました。
終演後、トイレに行った時、並んでいる女性が絶賛していて、心の中で同感でした!
素晴らしい舞台でした。

ラブイデオロギーは突然に〈劇場版〉

ラブイデオロギーは突然に〈劇場版〉

劇団だるめしあん

座・高円寺1(東京都)

2026/08/07 (金) ~ 2026/08/11 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

大内彩加さん応援で、観劇して来ました。
とてもテンポが良く、大内さんの演技も「振り切れて」いて、あっという間の2時間でした。

ディア・エヴァン・ハンセン

ディア・エヴァン・ハンセン

ホリプロ/テレビ朝日

EX THEATER ARIAKE(東京都)

2026/07/25 (土) ~ 2026/08/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/08/13 (木) 13:00

190分。休憩25分を含む。(90-休25-80)

ディア・エヴァン・ハンセン

ディア・エヴァン・ハンセン

ホリプロ/テレビ朝日

御園座(愛知県)

2026/08/29 (土) ~ 2026/09/06 (日)公演終了

第三舞台2026『パレイドリア』

第三舞台2026『パレイドリア』

サードステージ

紀伊國屋ホール(東京都)

2026/08/09 (日) ~ 2026/08/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

良かった! シニアも別に人生ややりきれない思いを抱えていないのではない。シニアにはシニアなりの後悔や捨てきれないもの、終われないものがあることを、よく描いてくれた。もちろん、若者の思いも、親子の思いも素晴らしく描かれています。

隔たる

隔たる

JACROW

新宿シアタートップス(東京都)

2026/08/06 (木) ~ 2026/08/12 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/08/10 (月)

似た者同士は引き合うものなのか、それとも神様がいて手引きをしているのか…。加害者、被害者…それぞれの気持ちを覗き見、右往左往したり、洋美さんの気持ちも伝わってきて、もうね。色々と…演劇で良かった。自分がその立場になったらどうなるかわからないからね。

泥棒とキツネとある夜と

泥棒とキツネとある夜と

ロマングラス

水性(東京都)

2026/08/06 (木) ~ 2026/08/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/08/07 (金) 19:00

つかみの森のざわめきから、あ、これ好きなものかも!!って。
初ロマングラス。なるほど大人の絵本だ。泥棒とキツネと…。
もうこれ以上の森林伐採や都市開発は要らないと思っているのでなおさら哀しくなった。また森が森であるように祈りたくもなりました。

卓

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風雷紡

小劇場B1(東京都)

2026/08/12 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

2時間10分の比較的長めの作品ながら最初から最後までしっかり観れた良質な舞台でした。まだ夏ですが、自分的には今年一番の作品になりそうな気がします。

卓

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風雷紡

小劇場B1(東京都)

2026/08/12 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

終戦直後、養蚕を営む旧家で起きる毒死事件の顛末を描く休憩無し2時間強、繭と蚕をキーとした物語の背景には戦争の影が暗くのしかかっています。ヒロインが可愛く、相手役がイケメン。

ネタバレBOX

眼力の強かった犯人の動機が今ひとつすっきりとしません。あと冒頭と幕切れのシーンはイケメンがお嬢さんを結局迎えに来なかったことを示しているのでしょうか。
頭痛肩こり樋口一葉

頭痛肩こり樋口一葉

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2026/07/29 (水) ~ 2026/08/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

2022年公演を2回観た凄く思い入れのある作品。幽霊花蛍役若村麻由美さんを観なくちゃいけない義務感すら感じた。公演メンバーはほぼ同じ。

主人公・樋口夏子(=樋口一葉)の明治23年(1890年)19歳から没後明治31年(1898年)までの物語。貫地谷しほりさん。
母、多喜は増子倭文江(しずえ)さん。ジャイ子や花沢さん系のアニメ声優っぽい味のある声が武器。
妹、邦子は最早こまつ座看板女優の瀬戸さおりさん。後ろでんぐり返しに「ケケケケケ」。この人はコメディエンヌなんだと思う。

樋口多喜が乳母として育てた稲葉鑛(こう)役元宝塚トップスター香寿たつきさんの歌は説得力があって胸に沁みる。美川憲一のような表情によるリアクション芸。

幼くして父を亡くした兄妹の面倒をかつて樋口家で見たことがある。父である樋口則義の同僚であった縁。その妹の方、中野八重役を熊谷真実さんから岡本玲さんへ変更。岡本玲さんは日本の演劇界を背負う気なのか?貪欲な役者。

そして会場人気No.1の幽霊花蛍役若村麻由美さん。

現実世界に失望し過ぎて興味を失い、文学という異世界でのみ生きる実感を味わう樋口夏子。過酷な境遇に追い詰められた彼女の魂は文学の宇宙で自由に飛び回り真実を叫ぶ。
一度は是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

気付かれない程度の台詞のちょっとしたミスなど、余り調子良くない回だったのかも知れない。役柄もあるのだろうが役者が疲れやつれて見えた。第二幕からぐんぐん良くなった気がする。配役の年齢差が段々気になるレヴェルに。

若村麻由美さんは流石に会場を沸かせる。増子倭文江さんと瀬戸さおりさんの感情がほとばしる対決が見事だった。声音の重要性。増子倭文江さんの「麦湯が美味しいねえ」は余韻が残る。麦湯=現在の麦茶。砂糖を沢山入れるとどんな味になるのか?
隔たる

隔たる

JACROW

新宿シアタートップス(東京都)

2026/08/06 (木) ~ 2026/08/12 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/08/12 (水) 14:30

JACROW『隔たる』

初めてのJACROW。これまで経済/企業物の上演を他の劇団で拝見して、企業に勤めていた者からすると、あちこち、時には大きく企業の現実とかけ離れていて観ていて辟易していたこと、政治は、現実の政治にあきれていて、演劇でことさら見ようと思わないこと、もちろんJACROWが上演する作品は見る価値があるのだと思っていたけど、ということでこれまでJACROWを拝見していなかった。いつまでもそうは言ってられず、今回は企業/政治が題材でないので予定に入れた。

ホームページの一面に「上演時間は 122分を予定しております」(劇場に来たら125分になっていた)とある。この 122分を予定しておられるという拘り。拝見してその拘りに納得。
永山則夫死刑囚と文通を経て獄中結婚する女性、永山の弁護士、そして被害者家族を描いた作品。永山事件は中学1、2年の頃の事件でそこを覚えている訳ではない。その後の報道で記憶しているのだと思う。

19歳の時、4人を拳銃で短期間に殺害。その生い立ちは悲惨で、困窮家庭/養育放棄/虐待/児童労働/教育・愛情・人間関係の欠如と壮絶な少年時代の、平凡な在り方とですら隔てられた劣悪な環境が犯行の根底にある。その辺りの背景を上手く劇中に埋め込み展開させる。密度が濃いけど、舞台美術がテンポを産み出し、125分、舞台から数秒たりとて気を逸らすことがなかった。脚本が持つ力が素晴らしい。

JACROWの(敬称略)、宮越麻里杏、小平伸一郎、福田真夕、狩野和馬、芦原健介、佐藤貴也、中野英樹、水野あや達の客演の方達、皆さんの演技が凄まじい。宮越麻里杏さんと福田真夕さんの演技が目に焼き付いた。

割り当てられた指定席が最前列ど真ん中、舞台美術に特徴があったので演者が舞台の最前で演じることが多かった。演者の目零れ落ちる涙、熱が籠り飛び散る唾を目にし、熱を帯びる本作を身に浴びた。

様々な問題を問い掛ける作品で、感情に訴える場面も多く、周りの皆さんも久し振りにハンカチを取り出した。

また推しの劇団が一つ増えた。

第86回「a・la・ALA・Live」

第86回「a・la・ALA・Live」

a・la・ALA・Live

座・高円寺2(東京都)

2026/08/12 (水) ~ 2026/08/12 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/08/12 (水) 14:30

色々なパフォーマンスが観られ、凄く楽しかったです!劇の脚本が魅力的でした!

大礼服・壜の中の鳥

大礼服・壜の中の鳥

巴プロデュース

南青山MANDALA (東京都)

2026/07/22 (水) ~ 2026/07/25 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/07/24 (金) 19:00

 『赤糸で縫いとじられた物語 寺山修司幻想童話集』の第1話として発表された「壜の中の鳥」では、朗読劇の冒頭から中盤にかけて、学者や学校の先生等が何の前触れもなく鳥になってしまう、そして疾走した夫も鳥になってしまったりといった不可解で不条理なことが次々に起こる。ニュースになり、目撃証言も取り上げられる辺り、フィクメンタリーの様相を呈していて面白かった。
 しかし本題は寧ろ、そうした中で起きるあるメルヘンチックな純愛悲劇のお互い好き同士の少年と少女の物語だと感じた。
 この入れ子構造に仕掛けられた物語の仕組みは、童話集のようなものであっても寺山修司らしさを強く感じた。
 しかし、普段の寺山戯曲等はもっと複雑で分かりづらく、実験的なことが多いが、今回の話は、寺山にしては内容が理解しやすかった。
 最初、少年が急に鳥になったことを知った少女は嘆き悲しみ、自分も少年と同じように鳥になって鳥になった少年と仲睦まじくいられるように願うが、鳥になった少年は、また人間に戻って少女と一緒にいられるように願うというすれ違いにより、悲劇的な終わり方になっていき、メルヘンチックで牧歌的ながら、そのどうにもならない終わり方に、胸が痛んだ。

寺山修司がラジオドラマとして書き下ろした「大礼服」では、少女の婚約者の刑事が、どこか存在が謎めいた透明人間の大礼服の男を血眼になって探し、少年探偵団も出てきたりと、寺山修司の大抵の劇作では、幻想怪奇、エログロナンセンスだが、あんまり笑いは多くなく、幻想性や叙情性が殊更に強調され、例えそれが近親相姦等の禁忌を扱っていても美しく描かれることが多いのだが、今回のラジオドラマでは非常に大衆的な感じで、笑いも多く、初めて寺山作品に触れる人であっても、抵抗感なく観れるのではないかと感じた。
 しかし、大礼服の男を巡って、街の秩序を保つ権力側でもある警察が慌てふためき、対策を思案する様が、何処か皮肉が効いている気がして、面白かった。

 また、場所が南青山MANDALAというライブハウスのMANDALAの系列の中でも、お洒落でとても高級感の漂う感じで、スタンディングではなく、一部ソファまで用意されたラグジュアリーな空間で、お酒を飲みつつ、その非日常感の中で、寺山修司の朗読劇という異質な組み合わせが、意外にも悪目立ちするというより溶け込んでいて、どんなラグジュアリーな空間でも寺山の作品を演ると、自然と寺山色に染まっていく感じが、寺山修司の凄さを感じた。

海の家クライシス

海の家クライシス

劇団チャイ。

シアター711(東京都)

2026/07/22 (水) ~ 2026/07/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/07/24 (金) 14:00

父親から出禁をくらっている長男がさびれた海の家の人気を取り戻そうとチャンスに賭けるが……なコメディ。顔を合わせてはマズい人物が鉢合せしそうになったり嘘や勘違いが事態をややこしくしたりという展開はまさに「和風レイ・クーニー」。
そしてあれこれが噛み合いハッピーエンドに向かう終盤、父親の決断とその伝え方が粋で特に良かった。
また、いかにも海の家という凝った舞台美術も見事。

隔たる

隔たる

JACROW

新宿シアタートップス(東京都)

2026/08/06 (木) ~ 2026/08/12 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

死刑囚に出会い、妻として共に罪を償おうと生きていく様が力強く感じられ凛とした姿がとても切なく感じられた。終演後の本編外伝は近山目線の舞台であったが、洋美に出会ってから世界が広がり希望を持ち始めてからの絶望が・・・。宮越さんの外伝も見てみたいなぁ。

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