
隔たる
JACROW
THEATRE E9 KYOTO(京都府)
2026/08/21 (金) ~ 2026/08/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/08/07 (金) 19:30
社会派の雄の新作は、実話ベースながら重くストレート。129分。
1968年に連続射殺事件を起こした永山則夫(劇中では近山由夫・小平伸一郎)を自分と重ねて獄中結婚した妻・新垣和美(劇中では古垣洋美・宮越麻里杏)が辿った経緯を、妻の立場から描く。なぜ結婚を、の、誰でも思う疑問から初めて、丁寧に永山の死までを紡ぎ、特に、被害者遺族との軋轢や報道関係者の悪意がストレートに描かれる。いつものような笑いを誘う展開ではなくて、淡々と描かれる芝居に息を呑む。

誰々
劇団5454
すみだパークシアター倉(東京都)
2026/07/31 (金) ~ 2026/08/11 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
自分は、誰かの誰々になっているのか、存在を考えさせられる舞台。
そして、若い彼らにも、私世代と同じように感じていることがあるんだなぁと。言葉と表現力になるほどそう表現するのかと納得。
5454ワールドを堪能しました。
舞台セット、最初と最後の変化も必見です。

戦浄のパンクロッカー
レティクル座
萬劇場(東京都)
2026/08/05 (水) ~ 2026/08/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
そう、始まりから終わりまで、うんちに始まりうんちに終わる。そのくだらなさが頭を空っぽにして気軽な気持ちで見られるのがいい。笑い盛り沢山で面白かった!グッズも手が込んでてフェスタオルもあった。見終わったらなんだか、前向きで頑張ろうかなって思えちゃう不思議さがあります

この夏、屋根裏から異世界へ(※行けません)
猿博打
OFF・OFFシアター(東京都)
2026/08/05 (水) ~ 2026/08/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/08/06 (木) 19:30
価格3,500円
異世界モノは詳しくないが、なんとなくはわかる内容。
そしてまさに猿博打の三人に合わせた脚本

こどものためのバレエ劇場 2026 人魚姫
新国立劇場
新国立劇場 オペラ劇場(東京都)
2026/07/23 (木) ~ 2026/07/27 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/07/25 (土) 16:30
価格6,600円
華やかながら悲しいお話。
バレエで表現するのが難しい演目である

ゴールデン・エイジ
劇団俳小
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2026/08/06 (木) ~ 2026/08/12 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
2024年7月、チケット買っていたのに中止。俳小はこれが何度もある。今回やっと観れた。十八番のオーストラリア演劇、先住民アボリジナルの物語だと勝手に思って観ていたら全く違う。これ何の話?訳が分からない衝撃。『ミッドサマー』を思い出した。何なのかさっぱり判らないがメチャクチャ面白い。(第二幕できちんと判る仕掛け)。無茶苦茶アングラ。翻訳の佐和田敬司氏がいろいろ仕掛けたのか?この言語を丸暗記して話す役者陣にRESPECT。美術もセンスあって見事。古代ギリシアのドーリア式の折れた柱。網目状の芝生シートに鬱蒼と生い茂るリーフラティス。手作り感のある鉄柵門。スピーディーな場面転換を可能とする軽量なアイディア美術。芝生シートをこう被せて使うとは。
主演の遊佐明史氏はもう貫禄。
MVPは小飯塚貴世江さん。凄い。
是非観に行って頂きたい。

クジラが群れた恋
トローチ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2026/08/02 (日) ~ 2026/08/10 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
トローチ初見でしたが、観劇中ずっと舞台に引き込まれて前のめりで観ていました。全席超満員の熱気も納得の素晴らしい、面白さでした!
とわこさんの姿が、いつかの自分と痛いほど重なって.....。特にとわこさんの揺れ動く感情がリアルで、胸がギュッと締め付けられる思いでした。
フライヤーで演出の深井さんが「自分勝手な人間達の恋の話」とおっしゃっていた通り、傍から見たら「なんで一緒にいるの?」と思うような関係でも、当人同士にしか分からない『好き・恋・愛』がある。
それでいて笑えちゃう要素も満載でめちゃくちゃ面白く、切なさと笑いのバランスが絶妙でとーっても面白かったです!
豪華なゲスト陣も光っていました。一時よく音楽を聴いていた中村中さんの演技を初めて生で観られたのも感激でした。中村中さんの音楽は切なく繊細で、どこか孤独の中に怒りのような感情を秘めていて、物語を見事に盛り上げていました。
また、場面の切り替え方が通常と異なり、舞台空間の無駄がない演出とテンポの良さも引き込まれました。
次の公演が1年半後と聞き、“レアポケモン”レベルの貴重な劇団さんですが、また観たいお芝居ができました。次回の本公演も楽しみに待ちたいと思います!

「TOKYO SLUM」
TRASHMASTERS
上野ストアハウス(東京都)
2026/07/30 (木) ~ 2026/08/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
人間ドラマとしてグイグイ引き込みながら、登場人物達と一緒に問題提起を考えさせられるスーパー没入感
貧困という不自由
一幕目では見解が対立する誰もの意見、思惑も困ったことに「確かに!」と肯定できてしまい、実際ここにいた場合、自分はいったいどちらを選ぶのだろうかと思いっきり悩む
着地点に向けて、現実には難しそうな環境が整っていたものの、その導きにはとても強く共感できました
最後まで一言たりも聞き逃したくない没入感
これはもう貧困層だけでなく富裕層であっても、何なら日本社会を生きる全ての人に当てはまる内容であったのではないかと思えるのでした

魚雷モグラ‘26
ウラダイコク
池袋みらい館大明 ブックカフェ特設ステージ(東京都)
2026/08/07 (金) ~ 2026/09/06 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
太平洋戦争末期、原爆を落とされた長崎で魚雷を作る女学生の話。当時の状況が目の前で演じられ、すごく伝わってきました。台詞や劇中歌がとても美しく、心に響きました。そこに救いようのないどうしようもない事実が突き付けられ、切なくたまらなくなりました。彼女らは生き残れたのでしょうか、その後の人生も気になりました。
時々出てくる人間に対するモグラのセリフもハッとさせられました。夏に観たい作品の一つになりました。

煙の汽水域
ムシラセ
小劇場B1(東京都)
2026/07/11 (土) ~ 2026/07/19 (日)公演終了
実演鑑賞
保坂萌の作演によるムシラセの2026年の新作。7月19日まで小劇場B1。80分。
https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2026/08/post-66ed69.html

戦浄のパンクロッカー
レティクル座
萬劇場(東京都)
2026/08/05 (水) ~ 2026/08/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
久しぶりに良い意味で100%バカバカしいお芝居で楽しかったです。下らないけど笑っちゃうし、爆音も歌も好きです。特にアブノーマルの曲が良いですね。
雑なパロディに昔いたカカフカカとか思い出しました。
最近たすいちで役者を見ていなかった目崎さんの役者姿にも和みました。

ある女子大生の誘惑
絶対♡福井夏
高円寺K'sスタジオ【本館】(東京都)
2026/08/05 (水) ~ 2026/08/09 (日)公演終了

木ノ下歌舞伎「心中天の網島」アクセシビリティ版
一般財団法人松本市芸術文化振興財団
吉祥寺シアター(東京都)
2026/08/05 (水) ~ 2026/08/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
2015年初演、2017年再演を経て、2026年が三度目の上演となった本作。今回は「アクセシビリティ版」と銘打ち、字幕、手話通訳、音声ガイドなど、多くの鑑賞サポートが導入されています。元々木ノ下歌舞伎は、古典の名作を現代の人々へどのように伝えるか? に注力してきた団体なので、アクセシビリティへの積極姿勢は容易に理解できます。
個人的に三度目の観劇になりますが、とても素晴らしい上演でした。全編を通して、各シーンの解像度が高く、ここで何を表現し、どう物語が紡がれていくのか? が客席へ明確に伝わってきます。現代口語、歌舞伎で使われる言葉、糸井さんが作詞した歌詞など、複数の言語で上演台本が構成され、いま思うと、全編リズミカルに流れていく心地良さ、緩急なども非常に効果的でした。俳優たちも素晴らしく、初演から「おさん」役で出演する伊東沙保さんが特に素晴らしかったです。遊女との恋愛にのめり込む夫・治兵衛への態度や対応など、価値観の異なる現代人に観てもらうのに、とても苦労しそうな役どころを、奇跡的なバランスで好演していました。
終盤のラスト15分ほどは、自然に涙が出てきました。テーマ曲も、ラストへ向けた演出も素晴らしかった。「清濁併せ吞む」という言葉がありますが、人間の存在を、懸命に許容・肯定しようとする名作だと思います。

blast ブラスト!
フジテレビジョン/キョードー東京
東急シアターオーブ(東京都)
2026/08/04 (火) ~ 2026/08/16 (日)公演終了

この夏、屋根裏から異世界へ(※行けません)
猿博打
OFF・OFFシアター(東京都)
2026/08/05 (水) ~ 2026/08/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
屋根裏部屋と異世界がつながるというユニークな設定が面白く、笑いに包まれながらも、どこか切なさや温かさが残る作品でした。
脚本・演出・キャスト・音響等すべてが素晴らしく、限られた空間の中で繰り広げられる物語に引き込まれました。
3人の劇団員だけによる公演だからこその、息の合った掛け合いや阿吽の呼吸も魅力的で、登場人物たちのその後を応援したくなるような作品でした。
また一つ、お気に入りの劇団が増えました。とても面白くて、観に来て良かったです。

朗読劇「たもつん」
朗読劇「たもつん」製作委員会
IMM THEATER(東京都)
2026/08/05 (水) ~ 2026/08/11 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ロングコントのようなアクション・リーディング、楽しめました。ヤンキーでファンキーで笑いも多いけど、ちょっと考えさせられる黒歴史もあって、ホロリとします。充実の1時間半でした。

朗読劇「たもつん」
朗読劇「たもつん」製作委員会
IMM THEATER(東京都)
2026/08/05 (水) ~ 2026/08/11 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
朗読劇という事であったが、動きも豊かで、舞台ならではの楽しさを味わえる作品でした。
笑いの絶えないコメディでありながら、登場人物たちの関係性や心の変化に温かさを感じるハートフルな物語だった。
それぞれの記憶の食い違いや感じ方の違いを巧みに絡めながら物語を展開させる脚本が素晴らしく、最後まで惹き込まれました。

この夏、屋根裏から異世界へ(※行けません)
猿博打
OFF・OFFシアター(東京都)
2026/08/05 (水) ~ 2026/08/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/08/06 (木) 19:30
お気に入り劇団の新作。ヲタク心をくすぐり、見たことがない芝居が展開される。観るべし。(前説3分含み)102分。
やみ・あがりシアターの笠浦静花の書き下ろしを、劇団員の村上弦が演出し、劇団員の3人で展開される芝居は、笑えて切ない。祖父母の家の屋根裏にやってきたアオイ(村上)は、突如現われた騎士レイド(河村凌)と出会い、大好きなライトノベルの世界に行けるのでは、と期待するが…、という物語。もう一人の異世界から来た???(板場充樹)と「三すくみ」になるという発想が強烈で、大笑い・苦笑の連続だった。笠浦の「頭オカシイ(誉めています)」は本作でも存分に発揮され、元々が見事なコンビの3人なので見事に演じ、見事な作品になっていた。

スタントウーマン2026
朝倉薫プロデュース・ガールズハイパーミュージカル
ブディストホール(東京都)
2026/07/22 (水) ~ 2026/07/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
真田林佳さん出演。華厳組の初日と千秋楽を観劇。
朝倉薫さんプロデュースの舞台を観るのは2017年の「タイラー×タイラー」以来、9年ぶりです。今回のはさらにミュージカル色が強く。「ガールズハイパーミュージカル」というシリーズなのですね、そういえば「タイラーxタイラー」も全員女性でした。
物語の舞台は1980年代。今のようなCG技術はありません。当時のアクション撮影の現場は今よりずっと危険な場所だったでしょう。マリー倉本のセリフでそれが表現されています。「実弾が混ざっていたことは!?」は強烈でした。
藍星良さんは逆班の那智組でW主演のひとりマリー倉本役なのですが、この華厳組の西条潮としても出演。降板された方の代役とのこと。主演が逆班の代役とは驚きです。
出番が少ない役かと想像していたら、見ていくうちに驚き驚き。とても重要な役でした。ある意味いちばんの見どころで、感嘆しました。
真田さんは十八番の役でしたね。酒飲んでクダを巻くのなんてもう、真田さんそのまま(あくまでイメージです)。
CM監督の役ですがアクションの見本を見せるようなシーンがあって。前蹴りなど、流石の切れ味でした。

戦浄のパンクロッカー
レティクル座
萬劇場(東京都)
2026/08/05 (水) ~ 2026/08/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★
鑑賞日2026/08/06 (木) 19:00
いきなり、ロックミュージカルの様相が、強烈に荒唐無稽、支離滅裂でヤンチャな話に展開!類いのないパンクさがありました。お勧めします。