
『あわせて』
ゆうめい
ユーロライブ(東京都)
2026/07/24 (金) ~ 2026/07/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/07/24 (金) 19:30
人気マンガのアニメ化で主人公に起用された声優(←登場しない)と接点のある二人の男性のモノローグ劇。
「音楽劇」と謳っているのでどのようなものかと思っていたら音楽に乗せたモノローグ(「歌」ではない)が中心で「なるほど」と思ったがまさか最後に歌うとは!(笑)
また、小学生時代の「あだ名」や漫画家の「炎上」がゆうめいらしい(偏見含む)と思ったし、5つの机、5つの椅子を「斜めに組み上げた」舞台美術も「養生」の脚立に通ずるものがありやはり「なるほど」(笑)

卓
風雷紡
小劇場B1(東京都)
2026/08/12 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
さすが風雷紡!です。『ウッカーガマ』を観劇したときと同じ感動を今回も得ました。広い意味で戦後処理を扱ったものですが、半島の人たちの恨みがこういった形で晴らされるとは…です。あと、家制度に縛られていた昭和をうまく描けていたなと思いました。繭美役のハグハグの生粋さんの演技が光ってましたね。あの嫌味な感じはなかなか出せませんよね。役者魂を感じました。

ラーメン
宇宙論☆講座
ザムザ阿佐谷(東京都)
2026/08/13 (木) ~ 2026/08/14 (金)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/08/14 (金) 16:00
170分。休憩なし。ダレ場(トイレタイム的なの)10分あり。

卓
風雷紡
小劇場B1(東京都)
2026/08/12 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
出だしに流れる弦楽器(?)の不協和音がその後の不穏な展開を予感させました。終戦直後の諏訪の旧家の卓を囲む家族らの中の不協和音、家の内と外の不協和音、それぞれの人間の内に存在する不協和音が続き、それを醸し出す役者の真剣な演技で緊張感が途切れず、気持ちがざわざわしました。サスペンス要素が盛り込まれ興味をひきます。終盤はややてんこ盛りの感がなきにしもあらずでしたが、面白かったです。セットも工夫が凝らされ効果的でした。

映画を撮りたいゾンビの演劇
東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2026/08/07 (金) ~ 2026/08/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
5人の役者がとても魅力的で、まあ、5人ともゾンビなんだけどね。
歌ったり、熱弁したり、歩き携帯でつまづいたり、ほんといろいろとやってくれるので、それを観てるだけで、結構楽しかった。
ゾンビって存在で人間との非対称性を描く。そこに映画論に演劇論と、メタメタに重ねていく。
客席にゾンビたちはめちゃくちゃ主張してきます。
ちょっと、個人的なんだけど、自意識あるゾンビってのが結構強烈に違和感あってね。人間側に物申すんだけどね。
いや、そこまで知的で感情もあるならゾンビじゃ無くね?ってなった。人間側が産み落としたことをいうけど、そもそも人間側はそんな知的な存在として描いてないんだから、そこから踏み出していたら人間が創造(想像?)したと言えないじゃんって。
ここらは、ちょっと自分が面倒くさいのかも。
現代だったら自律型の生成AIロボットあたりのほうが、腑に落ちるのになって。
投げっぱなしじゃなくて、一応ちゃんとオチをつけてくれるので、観終わった後にモヤモヤ無いのも良かった。
セリフは大量だけど、コンテンポラリーダンスを見るくらいの気持ちで観たほうが楽しめるかも。
思ってたより、ずっと楽しめました。

卓
風雷紡
小劇場B1(東京都)
2026/08/12 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
これは見事なミステリー。妙に静まり返った劇場の雰囲気にはちょっと緊張を強いられましたが、時代背景や因縁を絡めた展開は大いに楽しめました。

卓
風雷紡
小劇場B1(東京都)
2026/08/12 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
初日を観ました。
照明、音響、役者、美術。本当に総合点が高い、高品質な芝居で、L字2面客席のB1の使い方も抜群だと思う。
シンプルなようで作りこまれた美術は天井の梁、縁側まできちんとしていて、複数ある掛け時計(時刻はそれぞれ違う)がまた良い。
ここに立体感ある音響と抑制のきいた照明があたって、時を跨いだ家屋が出現していた。
たぶん、客席を一列減らして庭として広げていて、この庭を用いた演出も良かった。
タイトルを僕がつけるなら、お蚕殺人事件かな。
この家の家業だよね。その蚕と蜘蛛ってモチーフが抒情的で。
特に前半は、心理描写とか、僕は萩尾望都の漫画を読んでる時のような面白さを感じた。
ミステリーの真相としては、シンプルですね。
登場人物は怪しい人だらけで、その辺り楽しい。
そういう謎解き要素よりも、家族の複雑な関係性や覆いかぶさる時代性が見応えあるところだと思います。

「TOKYO SLUM」
TRASHMASTERS
上野ストアハウス(東京都)
2026/07/30 (木) ~ 2026/08/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
トラッシュは、テーマ性も高いけど、ドラマ部分がそのテーマ性の傀儡になってないところがほんと好きで。
回答を強制しないで、観てる人たちに最後まで問いかけてくるのが凄い。
長い芝居が多く、今作も3時間近いけど、観始めたらあっという間だ。
今年の二作はどちらも取りつきやすく見やすい芝居だと思えて。
今作は、派遣業者に勤務してたけど、考え方の相違から離職してホームレスになってしまう青年が主人公。
それぞれの立場、思いを描いていって、それは悪役的ポジションにも言えます。
新宿の雑踏の人々をうまく観客の想像力に出現させていて。
告白に成功したカップルの祝福に、その想像力のなかの雑踏の人たちが祝福のアーチを描くなんて、ちょっと小恥ずかしいシーンもあるけど。すごく好きでした。

卓
風雷紡
小劇場B1(東京都)
2026/08/12 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
吉水女史の処女作をリクリエイトとの事。地方の旧家を舞台にした金田一耕助が登場しそうなサスペンス色濃い物語に魅入らされ、風雷紡を貫く「事件の背後に時代あり」の原型を認めた。
敗戦を知らせる玉音放送。家督を継ぐのは誰か、出征中の次男の名が当主の口にも上るも、聡明だが病弱の長男の娘にスポットが。家に出入りする武道の指南役(今で言う家庭教師のような?)の子息が軍服姿で現われ、婚約者にと紹介される。これを見て苛立ちを見せる長男の妻は、家内を賢く切り盛りする姿にも旧弊さが滲む。前掛けをした使用人の女性ら、故あって住んでいるらしい謎の男女(白シャツに黒のスラックス、スカート)、舞台上に幾つもある柱時計。敗戦直後の世相を背景色にした「家」という異空間が導入から際立つ。この空気感、照明の届かない暗部がミステリー性を静かに煽る。謎の存在を謎のまま、台詞に多くを語らせず、その心地良さに酔わせて飲み込ませる。B1を巧く使った劇空間、美術照明(特に照明)は殆ど完璧に思えた。

卓
風雷紡
小劇場B1(東京都)
2026/08/12 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
ミステリー要素もありながら、家族や戦争を軸に描かれた人間ドラマ。ミステリーとしてはそれほど複雑ではありませんが、戦争によって変わってしまった人々の苦悩や、家族の中にあるそれぞれの思惑が丁寧に描かれていて、物語に引き込まれました。特に虫を使った比喩的な表現が印象的で、作品の持つ不穏さや人間の心の奥深さを感じさせます。キャストの演技も素晴らしく、緊張感のある重厚な舞台でした。

卓
風雷紡
小劇場B1(東京都)
2026/08/12 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/08/13 (木) 19:00
諏訪の旧家が舞台の重厚なミステリー仕立てで、「家」の持つ不条理を炙り出す。124分。
2010年初演の『墨を塗りつつ』を改作しての上演だが、初演は観てない。蚕農家から製糸業へと進出して財を成した藤盛家では、終戦の日に当主の泰彦が毒殺され…、の物語。その後、連続殺人となり、ミステリー仕立てながら、戦争の不条理や「家」の不条理などをベースとしつつ、時代が変わろうとする時期のあれこれが展開される。重厚な舞台で笑うシーンはほとんどないが、緊張感を持って観ていられるのが心地好い。役者陣も丁寧かつ迫真の演技で、安心して観ていられる感じが良い。推しの吉水雪乃はいつもながらの「豹変」的演技で魅せるが、時折、ストーリーを離れた台詞を語る本間理紗に印象が残る。舞台美術は単純だが美しく、ライティングの妙が光る。セリフフェチの私にとっては、気になるセリフがちょっと…。

卓
風雷紡
小劇場B1(東京都)
2026/08/12 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
作者が描きたかった要素や雰囲気はわかるが、それがあまりストーリー展開に反映されておらず、並べられた場面の意味が薄い印象。作者が書きたかったエピソードを必ずしもそれと合わない横溝正史的な世界に入れて混濁させてしまったような気がしてならない。

卓
風雷紡
小劇場B1(東京都)
2026/08/12 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
舞台美術は至ってシンプル。八畳の間の中ほどに木製の大きなテーブルがでんと据えられている他はコーナーの一角に神棚が設けられており、側壁中央、部屋の奥中央、廊下の壁それぞれに大きな掛け時計が掛けられている。劇空間入口の客席側にこの家の当主の趣味であろう、植木の鉢が幾鉢か置かれている。この家はこの当主が養蚕農家から発展させた絹織物の工場或いは絹糸を生産している模様。尺は休憩無しの125分。一瞬たりとも目の離せない舞台だ。観ておくと良い。ネタバレは途中まで上げておく。
開演前には太平洋戦争時の大きな作戦に関する大本営発表のラジオでの戦果報告(敵損害情報、我が国被害状況等が日時、作戦名と共に流されている。オープニング直前に流されるのは、国防婦人会によるとされる前説、中々工夫が凝らされているのがグー。(いかようにも深読みできるという意味で華5つ☆追記後送)

卓
風雷紡
小劇場B1(東京都)
2026/08/12 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
終戦直後、とある名家で巻き起こる殺人事件を描いた上質なミステリー舞台でした。誰が何のためにというスリリングな展開に引き込まれ、最後まで目が離せませんでした。
これまで戦争を題材にした演劇は色々観てきましたが、今作は単なる悲劇や謎解きにとどまらず、戦争が人々の心や家庭に落とす暗い影、それぞれの「囚われ」をとても深く丁寧に描いていて、胸が締めつけられるような切なさが残りました。
特に下平久美子さんの演技が圧巻で、作品の重厚感をぐっと引き立てる光る存在感があり深く心に残りました。ミステリーとしての面白さと、人間ドラマとしての深みが見事に融合した作品でした

卓
風雷紡
小劇場B1(東京都)
2026/08/12 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了

卓
風雷紡
小劇場B1(東京都)
2026/08/12 (水) ~ 2026/08/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
終戦直後、名家で起こる殺人事件のミステリーでした。
役者さん達の演技力の高さ、誰が何の目的で?と惹き込まれる展開に、目が釘付けでした。
ミステリーの面白さと、戦争という暗い要素が加わり、とても重厚感がありました。
終演後、トイレに行った時、並んでいる女性が絶賛していて、心の中で同感でした!
素晴らしい舞台でした。

ラブイデオロギーは突然に〈劇場版〉
劇団だるめしあん
座・高円寺1(東京都)
2026/08/07 (金) ~ 2026/08/11 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
大内彩加さん応援で、観劇して来ました。
とてもテンポが良く、大内さんの演技も「振り切れて」いて、あっという間の2時間でした。

ディア・エヴァン・ハンセン
ホリプロ/テレビ朝日
EX THEATER ARIAKE(東京都)
2026/07/25 (土) ~ 2026/08/23 (日)公演終了

ディア・エヴァン・ハンセン
ホリプロ/テレビ朝日
御園座(愛知県)
2026/08/29 (土) ~ 2026/09/06 (日)公演終了

第三舞台2026『パレイドリア』
サードステージ
紀伊國屋ホール(東京都)
2026/08/09 (日) ~ 2026/08/30 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
良かった! シニアも別に人生ややりきれない思いを抱えていないのではない。シニアにはシニアなりの後悔や捨てきれないもの、終われないものがあることを、よく描いてくれた。もちろん、若者の思いも、親子の思いも素晴らしく描かれています。