
タンバリン
劇団 go to
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2016/01/16 (土) ~ 2016/01/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
それでも踏ん張って生きる それでも老いる。
すばらしい作品 人が生きる事 老いる事 それでも踏ん張って生きる人の心 それでも老いる事実。 観やすく笑もいっぱいアドリブかな? “お味噌持ってきて、よいしょ えーー樽かよ”(バカウケ) も入れながら、最後へつなげていく、終盤のシーン 鈴が倒れる意識が戻った時 お母さん。(鈴が子供に戻り、鳴子に抱きつく) このシーンで思いっきりカウンターでやられました。綺麗事で終わらない、それでも老いる事実、現実。もう一度観たい 感動いたしました。 素晴らしい作品です。

『思春』~遥かなるオヤジーデ~
Toy Late Lie
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2016/02/03 (水) ~ 2016/02/07 (日)公演終了
満足度★★★★
思チーム千秋楽
2月3日に始まった舞台。
本日の昼公演は前田亜美さんと思チームの千秋楽。
3日の初日、4日の昼夜と本日の4公演を観劇しました。
観客も巻き込むチームワークの素晴らしさ。
笑いも涙もあり、掛け値無しの楽しさで、
芝居の面白さを再認識させてくれる舞台でした。
再演して欲しいですね。

片想い
方南ぐみ
俳優座劇場(東京都)
2016/02/03 (水) ~ 2016/02/07 (日)公演終了

ミルフィーユ
aibook
OFF・OFFシアター(東京都)
2016/02/03 (水) ~ 2016/02/10 (水)公演終了
満足度★★★★
タイトルになるほど
震災を経験した東北の漁村に暮らす家族の日常を淡々と描きつつ物語は進む。前半、あまりに何気ない自然な会話、日常に緩慢さを感じていた。その上、浩市が妻を見舞いに行かない理由がなかなか明かされないのでもどかしさが募る。しかしラストにきてその思いが吹き飛んだ。そうか、ここにたどり着くために今までの物語はあったのかと。家族の関係が丁寧に描かれてきたからこそ、最後に甘い蜜を感じ取れたのだ。幸福感に満ちた物語。

ティーチャーズ・ルーム【ご来場ありがとうございました!!】
劇団マリーシア兄弟
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしい作品でした
初見の劇団でしたが、私好みの脚本と演出で、とても良い公演を観させていただきました。
友達にオススメされていたので、今回ようやく拝見できました。
次回作品ぜひ観たいです。

超鋼祈願ササヅカイン 戦いの果てに
カプセル兵団
笹塚ファクトリー(東京都)
2016/02/03 (水) ~ 2016/02/14 (日)公演終了

夫婦
ハイバイ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2016/01/24 (日) ~ 2016/02/04 (木)公演終了
満足度★★★★
終演後に涙が
劇場を去った後にじわじわと涙が込み上げて来る、そんな作品でした。
主人公の岩井さんと暴力的な父親との関係を描いているように見えて、初めは何故このタイトルなのだろうと思いながら観ていましたが、最後に全て理解できました。
終盤、幼少の頃に散々父親の暴力を受けていた岩井さんが成長し、年老いた父親と言い争う場面。「勝手に荷物を置くな」と怒る息子に「そんなに老いぼれを苛めるなよ」という父親。「俺が何も出来ないガキだった頃、お前は俺に何をした!」と息子に突き飛ばされても、父親は抵抗も出来ずに崩れ落ちる。そんな親子の様子に、胸が締め付けられる思いでした。
劇の稽古シーンとして描かれるその場面で見せる、父親への最期の敵意。そして続くラストシーンで見せる、父親へ最期の敬意。本当に見事でした。

THE BEE
演劇ユニット そめごころ
甘棠館show劇場(福岡県)
2013/05/08 (水) ~ 2013/05/09 (木)公演終了

奴らの影踏む千葉
MCR
シアター711(東京都)
2016/02/03 (水) ~ 2016/02/07 (日)公演終了
笑いの中にも息を呑み
タイトルからは微塵も読み取れません、既に故人となった歌手克美しげるの
愛人殺人事件を題材に描かれたお芝居でした。
櫻井さんご自身のツイッターでその出来栄えをそこそこ自画自賛されていますが、
それには率直に「激しく同意致します」(!)

KIZUNA
MILE STONE
劇場MOMO(東京都)
2016/02/03 (水) ~ 2016/02/07 (日)公演終了
日常劇・群像劇そして怪異譚
昼と夜の両公演を観ました。
この作品は劇種としては、日常劇・群像劇そして怪異譚というもので、日本の伝統的な風景の中での展開となっています。観客席観点から言うと、役者の演技を楽しむものでは無くストーリー展開を楽しむ作品です。なのでネタバレは完全禁止でしょう・・ということなので詳しいことは書きません。どうやら主人公には橘杏さんを設定して書かれているようで彼女は出っ放しに近い状態になっています。
そいう訳で、会場で配られたアンケートには…*印象に残った人は誰ですか?…という項目があったことに従って、その回答として書きます。
まず、*岡田千鶴さんは実に見事に役柄を演じてました。ストーリー展開が主で役者にこれといった演技の見せ場が設定されていないこの作品ですが、彼女は最初から最後まで目立つ演技では無い味わいのある演技で通していました。舞台が終わって舞台メイクを落とした彼女を見かけたときは本来の御年齢でございました!
それから本日土曜のゲストであるの*伊藤えみさんは若い男の子で遊ぶのが趣味っていうようなキレイなオネエサン役を、今回、飛び込みに近い形の出演でも他の役者さん達とのギャップも感じさせずに演技感のある演技&良く通る声でハツラツ(?)と演じていました。彼女の美貌はそのオネンサンの役回りに良く合っているとも思える反面、このような地味な話の群像劇中では過剰な美貌が際立ってしまって田舎街バランスからは突出しちゃいっていたのも…
他のかたが観てきたコーナーに書いている「ホームドラマそのもの」という感想は、この作品のあり方をよく表していると思います。私的には、舞台では役者さん達に劇場演劇空間ならではの演技をさせて欲しいというのが正直な感想です。ホームドラマはTVで見ます(見ないけど・・・)。

『思春』~遥かなるオヤジーデ~
Toy Late Lie
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2016/02/03 (水) ~ 2016/02/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
面白い
グッとくる台詞、笑わす台詞、シリアス、コメディ。ごちゃ混ぜにするとグダグダになる・?が付く場合が有りますが、上手くまとまってて面白かった。

ミルフィーユ
aibook
OFF・OFFシアター(東京都)
2016/02/03 (水) ~ 2016/02/10 (水)公演終了
満足度★★★★★
shinnsai
開演前に流された曲がとても懐かしく、思わず口ずさんでしまいました。セットや小道具が凝っていましたね。
震災から立ち直れない漁師、浩市さんの姿をいろんな角度から観たものを
演出し、それをものの見事に演技されていてとても見ごたえ十分でした。
脇をかためる女性陣の演技も最高。

ミルフィーユ
aibook
OFF・OFFシアター(東京都)
2016/02/03 (水) ~ 2016/02/10 (水)公演終了
満足度★★★★★
「軽く語って欲しくない」と言う苦悩
「軽く語って欲しくない」と言う浩市の苦悩には震災の残忍さを改めて思い知らされた。当日のプリントに「Special Thanks 田野畑村の漁師さん達」とあったので、YouTube で調べてみた。そこにあった125世帯の集落の震災3日後の様子は瓦礫だけの廃墟だった。生の取材がしっかり舞台に活かされていた。そうして描かれた舞台からは、4年たっても癒えない心の傷と引き裂かれた家族の姿がリアルに伝わり心を締め付けられる。
役者さんも全員良かったが、重いトーンになりがちな中でユニークな存在感で異彩を放っていた菊池美里、良く通る声と豊かな表現で舞台を引っ張っていたもたい陽子、浩市という堅物を剛腕かつ繊細に好演していた中野英樹、が特に印象に残った。

ミラクル祭'16
新宿シアター・ミラクル
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2016/02/05 (金) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★★★
Cバージョン観劇
「祭」ということでは普通に楽しめたんだけど,「ペルソナサークル」は演出手法として分かりにくいことするなぁという思いと役者の自虐ネタのような気がして,「アレルギー」は面白かったんだけど,2人芝居ではやっぱ表層的だったのかなぁ。両作品とも今一歩踏み込めてない印象でした。

神奈川かもめ短編演劇祭
神奈川かもめ短編演劇祭実行委員会
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2016/01/29 (金) ~ 2016/01/31 (日)公演終了
満足度★★★★
Cブロック。一番出来の良かった回、と審査員。
だそうであるが、傾向の異なる4作品をどれも面白く観た。好みでない作品にも良さがあり、理屈を拒絶した、感覚のみで感じ取るしかない作品の中に私は大きな可能性をみて一票を入れたが、観客の大勢は「分かり易い」芝居の方に集中した。
審査員の持ち点は、配分がそれぞれにゆだねられており、4作品に一票差しか開けなかった審査員もいれば、大胆に一つに多く点を入れた人もいた。観客票が大きく偏った後からしてみれば、審査員は勇断により大胆に点差をつけるべきだったのでは・・とも思うが、点差をあまりつけないのは「つけがたい」との表明であったかも知れぬ。
企画としてはユニークで、韓国からも2グループを招き、結果的にその一つが優勝したとのこと。
司会進行にプロの男女(一方はFM横浜のDJ)がつき、劇団紹介・会場へのメッセージを読み上げながら、二人で軽く会話を交わして親密圏を会場内に作る。初めての対面の緊張の緩和になっていたのではないか。そうした演出や、休憩をはさんで審査員5名の講評を一作品ごとに聞くのも面白い。イベントとして、中々よくできた企画だと思った。
4劇団の作品内容については、また時間があれば。

プロキュストの寝台
Pカンパニー
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2016/01/27 (水) ~ 2016/02/01 (月)公演終了
満足度★★★★
珍しい題材
ギリシャの伝説の挿入によって、幕末のある名主の一家を中心に据えた物語が、不思議な光を放ち、扱いにくい題材を扱うのに成功していた。その題材とは「宗教」である。「神が下りた(憑依した)」とか、天啓によりある日突然「教祖」になるとか、科学主義から「危険」とレッテルを貼られそうな状況が展開していく。しかしその前段、被支配階級として嘗める辛酸・理不尽が描かれているため、宗教はそうした「状況」との関係で生まれた事も仄めかす事になる。「盗人は生きている」との台詞を最後に言わせているのを見れば作者の意図は明確に思える。
新しい宗教が「救済」の可能性を擁し、同時に体制批判もはらむことに、封建体制によって浸みこまされた自発的隷従の人々の目が気づく。その結果、宗教一家はついに村八分にされる。 「新たな宗教」が敗北に帰するのは、キリストの時代も同じであった(イエスは旧弊を糾して救済を行ったゆえ処刑された)。
一方社会(国家)に認知された宗教は徐々に飼いならされ、国家に取り込まれては教義じたいが国家の都合に左右される。 実は多くの「問題」は宗教そのものにでなく、それを扱う人間や社会のほうにあるのではないか・・。
この芝居は「宗教」について語っていると共に、いやそれ以上に、その発生を必然たらしめた世の矛盾や非道、理不尽を問題にしており、それは自然なことだろうと、ただそれを言いたいのだと思う。
それにしても嶽本氏の脚本は骨太で硬質な印象が強いが、Pカンパニーの役者は人々の「生活感」の中にしっかりと台詞を落とし込み、リアルかつ膨らみと色彩感のある舞台に仕上げていた。(そういえばPカンパニーは初観劇)

Summer House After Wedding
燐光群
森下スタジオ(東京都)
2016/01/28 (木) ~ 2016/01/31 (日)公演終了
満足度★★★★
「燐光群」的舞台でありつつ独自さもみえた清水弥生作品。
燐光群には坂手洋二でない「自前」の作家、清水弥生がいる。入団して演出助手等をやりつつ、戯曲執筆への挑戦や、何度かの舞台化をしてきた。 前作「ブーツ・オン・ジ・アンダーグラウンド」で一気に存在感を示した清水氏の、その脚本が5年の歳月をかけたというから、次作の出来はどうかと気になって森下スタジオまで出かけた。
近くて遠い、在日フィリピン人「社会」を垣間見る二時間、前作の痛快なフィクションと打って変わったようなドキュメントタッチ、にもかかわらず温かみと仄かな物語性が流れ、劇が終わる頃は拳を握り、熱くなった(最後には良い意味で肩の力を抜かせる)。
何も知らなかった自分を恥じる、という事が観劇態度としてどうなのか・・「生真面目すぎではないか」「芸術と社会運動は別物である」といった批判も浴びそうだが、この件については燐光群の芝居をみるたびに考えさせられる。 社会的な事柄を演劇にし、時に社会的な行動を促す可能性を演劇に見出すことが、「なぜいけないのか」、という問いに明確に反論できる理屈があるのかどうか、、と。
それはともかく・・ 今回はフィリピンから二名の女優を招き、いつもの俳優総出でなく選ばれた数人で作られた芝居(アジア共同プロジェクトの第一弾)。初めて(?)の森下スタジオの空間も悪くなく、何より日本人男性と渡日フィリピン人女性のカップルの「深い実感」を観客も共有できる次元の表現=「形」になっており、燐光群の舞台の中でも(言葉でなく)「演技による説明」で伝えている、言わば演劇らしい演劇だった。

値千金のキャバレー
ホチキス
座・高円寺1(東京都)
2016/01/23 (土) ~ 2016/01/31 (日)公演終了
満足度★★★
初ホチキス。こういう感じ。
「今回は」との断り書きは見ないからおそらく毎度の「ミュージカル」なのでありましょう。音楽とストーリーと小ネタとメッセージで引っ張る。高揚させるツボを押さえて技を繰り出す。 今回の悪者は「神」と呼ばれる輩で、こいつを倒さん事には埒あかぬ、という説明が序盤で明確になっている。いつこの悪と対決することになるか・・というお膳立てが早々に出来ていて、この骨組に乗っかって、いろいろと遊んでいる。
「歌を禁じられた町」を舞台に進むストーリーはかなりラフ。だが観客の中に「歌の素晴らしさ」を否定する者など居らず、ギャグも織り交ぜ登場人物たちに共感をよせたからには、その彼らの努力や挑戦を「応援する」という選択肢以外、観客に残されていなさそうである。でないと入場料がフイになってしまう。 まぁそんな半強制な仕掛けがミュージカルという代物ではあるのだけれど、「強制」に従うに値するだけの、芸をいかほど披露できたかが、点数の根拠になるのだろう。
その大きい部分をなす「演奏」の技量と楽曲のレベルはなかなかである、と評価できた(私の好みではなかったりするが)。歌唱力、ラップ、その歌詞も考えられている。
一方、印象として際立つのが4人組のアイドル結成で、ローラースケートの替りにアレ(名前を知らないがハンドル握って一か所でピョンピョン跳ぶやつ)を手に、短パンとジャンパーの出で立ち。つまりパロディだ。歴史遺産(光GENJIをそう呼ぶなら)と照合して「アイドル」と認知させ、オリジナルでの勝負は降りている、ということは、アイドルのくだりはギャグの範疇になるのである。物真似芸を真剣に評価する文化がなければ、これは成立するのだろうか・・と思わず考えた。 それでも、何より歌唱力が武器になっていた。
もっと書けば、、アイドル的な存在と、それを慕う人々の「慕い方」について、う~む・・と考えさせられた。「日本的」と私が感じるものがそこにあって、昭和の時代から昨今は精神文化も変遷を遂げているとはいえ、「原形」となるものは連綿と生きている。このミュージカルの「仕掛け」に拍手を送っている人たちを見ながらそう思ったものだった。それがはっきり「何」である、とは説明できないが。。
このタイプの「ミュージカル」は世に多く、その中で完成されたモデルを提供するグループであるかも知れない。「参加型」の仕掛けも仕込まれていたが、厭味がなく、こちらに負担感がなかった。色々と配慮が考えられ、サービス精神の賜物とみえる。

ミラクル祭'16
新宿シアター・ミラクル
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2016/02/05 (金) ~ 2016/02/14 (日)公演終了
満足度★★
Cバージョンを拝見
演出家の競(協)演ということもあって、コンペティッションという部分に大きく偏ったような作品作りであった。結果、演出レベルの衒いが増長したように思う。

ミルフィーユ
aibook
OFF・OFFシアター(東京都)
2016/02/03 (水) ~ 2016/02/10 (水)公演終了
満足度★★★★
要注目!
“aibook”初見。
前作の高評価に違わず素晴らしい作品。
その素敵な物語は、役者さん達の好演と相まって訴求力が高まった。
よく出来たセットや小道具も、それに一役買っていた。
女性ならではの“視点・作風”で、クオリティの高い作品を創り上げる“笹峯愛”さんの作品は要注目であろう。
次回作が楽しみ。。。