最新の観てきた!クチコミ一覧

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放課後、重ね着、□△

放課後、重ね着、□△

チリアクターズ

千本桜ホール(東京都)

2023/06/29 (木) ~ 2023/07/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

初観劇の劇団さん。いくつかの家族関係、友達関係、恋人関係を軸にそれぞれが交差しつつ、物語が進んでいく。展開も早く、それぞれの会話の中の言葉のチョイスが面白い。役者さんも息が合っており、技量の高い方が多かったです。
公演中なので、以下ネタバレで。

ネタバレBOX

受け止め方は個人差があるかとは思いますが、個人的にはいくつかの関係性に変化もあったが、時間がようやく動き出したように前に進んでいく終わり方で良かったと思いました。
時の物置

時の物置

言葉のアリア

テアトルBONBON(東京都)

2023/03/16 (木) ~ 2023/03/21 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

言葉のアリアさんの解散公演。
懐かしい昭和の舞台セット。
役者さんの熱でとても面白く、七味さんは流石だなぁと思ったし、初見の役者さんの中では横山乃々香さんと月岡鈴さんが印象に残った。

令和5年の廃刀令

令和5年の廃刀令

Aga-risk Entertainment

座・高円寺1(東京都)

2023/03/19 (日) ~ 2023/03/21 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とても楽しみにしていたアガリスクの新作。
高円寺でお披露目となったが60分の短縮版。
榎並さんと江益さんがこれでもかと笑わせてくれた。
最後は泣かせにくるが、いやいやこれ投票だし感情的になってはいけないな、と真剣に考えながら見てしまう面も。初日、投票結果がガチの半々引き分けでびっくり

missing〜混血のハッシュタグ〜

missing〜混血のハッシュタグ〜

ENG

六行会ホール(東京都)

2023/03/08 (水) ~ 2023/03/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

席についてすぐ思ったのは凄い舞台セットだなぁということ。高低差を生かした多種多様な殺陣や、移動して形を変える舞台美術で洞窟内を探検するワクワク感が伝わってきた。
回想シーンが度々挿入されているのだが、転換が早くて瞬間移動してるかと思うくらい。
照明・音響もバッチバチでかっこよかった!
挿入曲はCDでたまに聞いている。
もちろん役者も良い。シミズアスナさん演じるタルラの 14歳と栗生みなさん演じる母アンジェラの関係の他、色々な関係性萌えが入っていた。トレカをコンプする勢いで買ってしまった🤣

マミーブルー

マミーブルー

劇団Q+

萬劇場(東京都)

2023/05/24 (水) ~ 2023/05/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ビジュがとっても良かった!
神秘的なダンスが印象に残った。

新宿コントレックスFINAL

新宿コントレックスFINAL

Aga-risk Entertainment

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2023/05/27 (土) ~ 2023/05/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

MELTとアガリスクエンターテインメントが共演し、シアターミラクルの近い距離で見れるということで両方のファンなので幸せいっぱいの空間だった。
MELTの通夜にワンチャンは最高に面白かったし
トリを務めたアガリスクの賽の河原は圧巻。

誤解のBar

誤解のBar

三栄町LIVE

三栄町LIVE STAGE(東京都)

2023/05/16 (火) ~ 2023/05/30 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

誤解を残したまま死んでしまった人達が集まるBARのお話。くろばらさんの世界観。
棋士の生き様が好きだった。
物販サイン会でたっぷりお話出来て大満足。

『ひなた高校演劇部~青春編』 THE☆STAGE

『ひなた高校演劇部~青春編』 THE☆STAGE

ひなた高校演劇部THE☆STAGE製作委員会

オメガ東京(東京都)

2023/05/30 (火) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

演劇の回とアイドルライブ回を見ました。
とっても面白い脚本。とにかく脚本が面白い。
演劇経験の浅いアイドルさん達とベテラン役者が合わさってフレッシュな舞台となっていました。
ライブ回はシッティングスタイルながらアイドルの現場そのもの。
こういった公演はアイドルと演劇を繋ぐ架け橋となっているのでは。
特典付きチケットは全員分のブロマイド付きとなっていて超お買い得だった!
再演するらしいので気になる方は是非。

お待たせしました

お待たせしました

吉祥寺GORILLA

吉祥寺シアター(東京都)

2023/06/02 (金) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

吉祥寺GORILLAがついに吉祥寺シアターに!
タイトルは、お待たせしました
初の吉祥寺公演にぴったりなタイトルだが、見終わったあとに、なるほど~となる。
上下する雲の美術に驚き。

ネタバレBOX

中野亜美さんがとてもいい役をされているのでファンの方は見た方がいいです
ココノイエノシュジンハビョウキデス

ココノイエノシュジンハビョウキデス

日本のラジオ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2023/05/31 (水) ~ 2023/06/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

古書店の本屋の主人と盲目の奥さん、主人の妹と本屋のお客さんの4人で紡がれるお話。
徐々になにかがおかしいと感じながら話が進んで行った先の、カラクリが分かった時のゾクゾク感がたまらなかった。
鶏チームと犬チームの名前の意味に気がついたらもうダメ。。

あなたがわたしにくれるもの(がたり)

あなたがわたしにくれるもの(がたり)

やみ・あがりシアター

王子小劇場(東京都)

2023/06/07 (水) ~ 2023/06/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

出演者はAmazonのほしいものリストを公開し、ファンが有志で出演者に贈り物をする。贈られたものは必ず舞台に登場し、贈られたものだけを小道具として使うことができる。もうこの条件が面白すぎる。
調子に乗って色んなものを贈らせて頂いた。
自分が見に行く日に届くように時間指定しておいたら上演中にAmazonのダンボールが舞台に投入され、その場で開封、ストーリーが変化したのだ!
贈り物を受け取った時の出演者の生の反応を楽しむことができてこちらも幸せになった。
お話もちゃんと面白かった。

ラフカット2023

ラフカット2023

プラチナ・ペーパーズ

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2023/06/07 (水) ~ 2023/06/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

実績ある脚本家4作品に若手俳優をオーディションで選んだというオムニバス公演。
作品ごとに全く雰囲気は異なるがどれも面白かった。

ヒトリゴト

ヒトリゴト

kokorozashi企画

エビスSTARバー(東京都)

2023/06/09 (金) ~ 2023/06/11 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

1人芝居3つと3人芝居の連作短編集。
実際にイベントで利用したこともあるバーで、バーを舞台にしたお話。
至近距離で演技を楽しめた。1人芝居だから一挙一投足見逃さずに集中できるし、3人でのやり取りも楽しめた。

ホテル・ミラクルThe Final

ホテル・ミラクルThe Final

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2023/06/08 (木) ~ 2023/06/20 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

STAYチームとRESTチームをどちらもレイトショーで観劇。ラブホを模した空間で、半透明のシャワールームまであって雰囲気は満点!
どちらも5作品あって、作品ごとにセンシティブ表が公開されているので安心。
ホテルミラクル1から7までの選りすぐりの脚本が集められているということで、どれも面白かった!

ヒラエス

ヒラエス

たすいち

駅前劇場(東京都)

2023/06/28 (水) ~ 2023/07/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

なぜ失踪してしまったのかの謎を抱えながら、月を模した美術を背景に、幻想的に、時にスタイリッシュに物語が進行。
たすいち劇団員が3チームに別れてそれぞれ最強のキャストを集めるというワクワク企画。
3チームとも見たがそれぞれの色があって複数回見ても楽しめた!

ある馬の物語

ある馬の物語

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2023/06/21 (水) ~ 2023/07/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

なかなか面白い演出になっている。俳優陣も総じて良い。
最後の最後で、観客が終わりと間違えて盛大にフライング拍手をしてしまい、興ざめの終結となってしまった。あの紛らわしい演出では観客が早とちりするのもやむを得ないと思うが、俳優たちが客席に向かってお辞儀をするまで拍手は待つのを習慣化してみてはどうか。

マネキンはだまってろ!

マネキンはだまってろ!

回人回製作所

東京芸術劇場アトリエウエスト(東京都)

2023/07/01 (土) ~ 2023/07/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 アトリエ入口側の側壁にSサイズのワンピースが掛かっている。ホリゾント側の壁には様々なスタイルの衣装が展示されているがこちらは大人が普通に着るサイズ。但しこれらの衣装の大半は、通常の衣装の素材とは全く異なる素材が使われており、主催者の時代に対する批評意識が感じられる。実際に終演後に確かめてみることをお勧めする。華4つ☆

ネタバレBOX

 室内は長方形で長辺に平行して4か所、ほぼ正方形の平台が置かれその対面即ち入口側の長辺に平行に観客席の椅子が並べられている。物語はデパートの展示という設定で下手から順にアメリカ、中国、日本、ロシアの順にマネキンが並ぶが各々のマネキンはこのデパートの展示を務めて10年になる女性社員が一体ずつ台車に載せたマネキンを各平台へ運び一体ずつ衣装を着けてゆく所から始まる。因みにマネキンを演じるモデルは総て人間である。LGBTQを意識してモデル選びをしている点でも如何にも流行に敏感なファッション業界の在り様を反映している。
 さて、主たる物語は四か国のマネキンがそれぞれのお国事情を反映したおしゃべりを、担当女性社員が基本的に居ない時に展開する。例えば銃社会アメリカのマネキンは一応世界最強と評される軍事力にあぐらをかいて力を基本に世界の頂点たろうとするが、歴史や食文化、映画、演劇、絵画など文化という点での歴史の欠如は他の3国に全く太刀打ちできない、とか。中国は人口の多さで中央集権的な国家運営をしなければやっていけないという事情があるが、その為には経済的にも強くなければ一丸となってことに当たれない。然も直近ではインドに人口世界一のポジションを奪われた等々。そして日本は真似ばかりして細部で更に微細な点を改良、使い勝手の良さや均一で質の高い製品を生み出してうまい汁を吸っているなど。ロシアは1年以上になるウクライナ侵攻によって若干抑え気味に描かれてはいるものの、その衣装にはたくさんのマトリョーシカがあしらわれ、どこか宇宙や哲学、或いはメタ指向を感じさせると同時に同じ衣装、同じ顔でサイズだけが異なる自同律の不快を感じさせかねない点など視覚的な部分だけを見ても面白いのだが、互いのおしゃべりの中で行われる当てこすりや相互批判は表層的ではあるものの、その分普通の人々の持っている極めて普通の感覚や判断に近い所もあって面白い。アメリカのマネキンがまとっている衣装の生地はGパンの生地だし、水鉄砲のような銃を2丁持ちやたら振り回すのも無論アメリカの銃社会への揶揄である。中国がジャイアントパンダを外交に利用したり、陸海に及ぶ一帯一路政策に名を借りて世界一を目指そうとする野心を一応「隠し」たり。日本の独自性の無さ、独立独歩の気概喪失を、本当は日本人自身が嫌いそうさせているアメリカをも内心嫌っているのだと示唆して見せる点なども面白い。ロシアについては現在ウクライナを巡って西側からは殊に顰蹙を買っている手前、あまりお国柄についての批判らしい批判はないが、その代わりの当てこすりは特に米露間で多く描かれる。この辺りの匙加減も面白い。
 一方、グローバリゼーションの世界席巻の影響で様々なコンセプトやそれぞれのお国柄は今や世界中何処に居ようとお目に掛かれ多くは入手することすら可能であることも描かれるが、それは矢張り表層に過ぎないのも事実。そしてこの事実を明確化する為には今回は描き込まれて居なかった別の側面、即ちバートランド・ラッセルが「人生についての断章」の一節で述べているように“真の美徳は真実から目をそらさぬ逞しいものであって、綺麗ごとだらけの空想ではない”ということの実例と実践をもう一つの軸として入れておくと物語自体の深さ、普遍的広がり等が表層的な事象とぶつかりあって更に高い質と知的、倫理的普遍性に根差した作品になるように思う。例として一例を挙げておくならば、第2次世界大戦終結後の1955年既に原爆のみならず水爆迄が発明され核兵器という大量破壊兵器の脅威が単に人類のみならず、地球上の生命総ての危機となっていた7月9日に発表されたラッセル・アインシュタイン宣言を嚆矢とし、パグウォッシュ会議に引き継がれ現在もその流れを絶やさすにいるこの食物連鎖最上位に位置するヒトという生き物の全生命に対する責任を今一度提起するなどだ。(ご存じの方も多いとは思うが、ラッセル・アインシュタイン宣言発表時、既にアインシュタインは亡くなっていた、同年4月18日が命日であるが、アインシュタインは亡くなる前に署名を終えていた。即ちこの宣言はアインシュタインの遺言という性質も具えていると考えてよいと思われる。)
幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい

幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい

中央大学第二演劇研究会

APOCシアター(東京都)

2023/06/29 (木) ~ 2023/07/02 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 衝撃的であると同時に異様な美しさを感じさせる作品である。お勧め!

ネタバレBOX

 上演の尺、120分強。板上は下手に位置をずらして衝立を置くことで袖の効果を高め一番客席に近い衝立の客席側にパネルを置いたりして男2人、女1人の戸建て家屋をシェアハウスとして用いている中での部屋割りを現し、一番客席に近い一角をクミコを護ることを決意したユキヒトの部屋ということにして、この物語の中心となる二人の暮らしが如何様な実態を為しているのかを観客に最も分かり易く伝える工夫が為されている。脚本はアマヤドリの広田淳一氏、演出が中大二劇の師岡亮氏である。
 この半年余りアパシーを患っていた我が身としては師岡氏の期待には応えられない観方をしたようであるが、取り敢えずは自分の感じたことを書かせて頂く。一軒家をシェアしている者たちを含め、登場人物は、学生時代のハンドボール部仲間(登場男性の殆ど、但し恐らく初めにクミコを監禁していた男を除く)と居酒屋のバイト仲間(主要な女子登場人物、但し監禁されていたクミコを除く)、物語を牽引してゆくのは監禁という観念である。一方、父の体調不良等もあったということはあるが、ユキヒトは司法試験合格を目指してかなり長い間勉強していたという背景があり、監禁と主張するカズユキに対しては、クミコの自由意志を一切束縛していないので監禁という罪には当たらないと反論したりするが、これは犯罪を構成する要件として無罪を主張し得る根拠となるように思われる。こういった細部が今作をより真に迫った作品にしている。
 一方、クミコが本当は何を求め、また何を為そうとしているのか? については今作のタイトルも含めかなり穿った解釈ができるように思う。
 実際、今作でクミコの抱えている問題やそのような問題を抱えるに至った仔細については殆ど記述が無い。同時に上演時間の殆どを通じて描かれるのはクミコがシェアハウスに来てからの殆ど何もせず、締め切った部屋の窓際に一日中居て外出することも殆ど皆無であること、時折最初に彼女を監禁していた男から掛かってくる電話とその内容とが、今作に絶えず緊張感を与え続け、観客の心にも疑心暗鬼を常駐させる脚本の上手さ。ラスト寸前に明かされそうになるクミコの秘密は、結局最後迄その告白の真偽を含め明かされることが無く、彼女はふらりと来た時に履いていた汚れたスニーカーを履きユキヒトの携帯を持ち去り代わりに自分が使っていた古い携帯を置いていったこと。その携帯に最初に彼女を監禁していた男から電話が掛かって来、現在彼女は最初監禁した男の下に居るらしいことなどが示唆されるが、この結末らしからぬ結末を観るに至って改めて今作の底に脈打っている相互不信の根深さに慄然とするのである。この相互不信は最早、ヒトが自らをアイデンティファイする為に通常通ってくる自分の類的存在としての同類他者、即ち他人を己の鏡として観察し、比較し己を知ってアイデンティティーの基礎を為すような“信”そのものが最早成立し得ないまでに崩壊してしまったかのように思われたことだ。彼女の個的体験に殺人という経緯がホントにあったとしてそれが彼女に与えた影響が実は何であり、広田氏が何故このようなタイトルを付けたのか? タイトル自体がアイロニカルに用いられているのではないか? 等々、観て衝撃的な作品であると同様に様々な感興を催させる作品である。
 作品中で極めて気に入ったシーンは、クミコが味噌汁の話をするシーンであるが、このシーンに或いは解の一端があるかもしれぬ。というのは、このシーンにクミコのアンヴィヴァレンツが凝縮されていると感じるからであり、掛かるが故に彼女の不可解な行動に説明がつきそうな感じも持てるからであるが、この悲痛が同時に極めて美しくも感じられたからである。
メデューサ

メデューサ

橋田ゆういちろうのカンパニー

ACT cafe(大阪府)

2023/06/29 (木) ~ 2023/07/06 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

オモロかったー♪僕はこういう「ただただ楽しく笑ってれば良いだけ」のお芝居が大好きなんです☆でも物語の設定はダークなんで「締まった笑い」になってて緊張と緩和を楽しむ事が出来る中々奥深いコントでした☆自らハナクソコントと言ってるけどストーリーがめちゃめちゃシッカリしてるのが素晴らしかったです♪ラストなんか一流ミステリーとして十分通用する大どんでん返しが待ってるんやから驚いた!ちゃんと物語として楽しめるのが「メデューサ」の魅力で、馬鹿馬鹿しさがそれを上回ってるのがカッコいいんです☆ブラボー!!

おわたり

おわたり

タカハ劇団

新宿シアタートップス(東京都)

2023/07/01 (土) ~ 2023/07/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

はじめて観劇する劇団さん

激怖で上質なミステリーでした
夜トイレ行くの怖い

ネタバレBOX

村に伝わる「おわたり」という奇祭を調べるうちに、「おわたり」の由来と全容が明らかになる。

諸星大二郎作品を思わせる、日本の民間信仰を舞台にしたミステリー。
諸星大二郎好きな私の好みにドンピシャ。

何世代も前の人の咎を背負わなければいけない苦しみが、新たな狂気を生む。自らが目撃者となった様にリアルな手触りを感じられた。
脚本家、演出の方の力量か。

作中では明示されなかったが、寿々子とその子は呪いから逃れたということだろう。
ラストの真紅の花吹雪は、そういうこと、か。

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