最新の観てきた!クチコミ一覧

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SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

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壱劇屋

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

想像、期待以上
Twitterで誰かから回ってきた公演情報
最近、若い劇団さんには足を運んでなかったのに、何故か『これ行っておいた方がいいやつでは?』と野生の感。

大正解!私にリツイートしてくれた、誰か、ありがとう!

想像以上に、期待以上に面白く、見事な90分。

これで3,000円ですか、凄いな。

でも、

レドモン

レドモン

カムヰヤッセン

吉祥寺シアター(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度

H鋼とロープ
渡したロープを電話線のように伝いながらの会話や境界としての利用が良かったです。何故H鋼か、何故その位置か、と思いました。

レドモン

レドモン

カムヰヤッセン

吉祥寺シアター(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

再演観劇が ここのところ多いでんす
異種との付き合い方を描いた話ですが
いろいろと時間が経っても答えは見つからないのかなぁと考えさせられた
約2時間~

20分ほどのアフタートークは
主人公を演じたツジ氏の宇宙話でありました
ブラックホールの話が本屋さんと合わないのがチョット笑えました♪

<パンフの間に挟んである人物相関図・用語集は参考になりました>

ネタバレBOX

故郷の星の資源枯渇で地球に移住してきたらしい”レドモン”と言われる異星人=砂を食べ赤い尻尾を持ち人類と交配可能であり、生まれたハーフ=まじりとか地球人純潔種や、とりまく環境での法改正等を掲げたストーリーです。

種族・民族の争いに通じる話であり、いつまでも無くならない問題ですよね。


2016-TSTクラシックス

2016-TSTクラシックス

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日観劇★感激★
初日、観てきました。良かったです。TSTは3回目の観劇ですが、わたし的には1番良かったです。次回作が今作を超えられなかったらどうしてくれるんですか?って言いたくなるくらい良かったです。今作が暫定1位であることを期待します。

紙風船

紙風船

libido:

新宿眼科画廊(東京都)

2016/04/01 (金) ~ 2016/04/06 (水)公演終了

満足度★★★

微妙になった夫婦関係は…
夫婦とは不思議な存在かも...。生まれ育ちも違う男女が基本的には生活を共にする。この紙風船が描かれた時期は、今から90年ほど前であるから、生活様式は少し違うかもしれない。
さて、本公演での夫婦関係はその衣装や考え方が現代のような感じである。その描く情景も現代のような気がするが、映像テロップ、映写風景が大正から昭和初期のようである。例えば、1925年、目白文化村(めじろぶんかむら)の第三期分譲の案内など、当時の広告または新聞と思われる写真が投影されるが、その意味するところはなにか?
説明にある、庭に面した座敷での夫と妻の会話。 夫が縁側の藤椅子に座り、新聞を読んでいる。 妻はすぐ近くで編物している。 夫婦の話はその性格・人柄が如実に表れるもの。
その内容とは...。

ネタバレBOX

梗概は、平凡な若夫婦の日曜日。退屈をもてあまし、妻がどこかに出掛けようと提案している。夫は出掛けるにはもう遅いと、相手にしない。そこで2人は思いきりぜいたくな旅行の空想の遊戯にふける。その空想する旅先が湘南方面で、実に楽しそうである。しかし、何気に現実を意識するとき、互いに心の空白を感じないではいられない。妻の夫にかまってほしい、一方の夫は自分の世界に浸り妻にじゃまをしてほしくない。その2人の心のすれ違い、不安は、隣の家から舞い込んできた紙風船を突き合うことによって和むような…。

舞台セットは、新宿眼科画廊スペース0という小空間…そこは白を基調にしながら、色彩豊かな旅先名所のイラストが描かれている。中央にはテーブルと椅子。テーブルの上には絵筆などの画材が乱雑に置かれている。客席正面の壁の一角はスペースになっており、そこに画用紙を貼り、夫婦で絵を描き出す。その身体的動きが、空想する旅先をイメージするもの。この空想から現実に立ち返った時、手持ち無沙汰になった”間(無言)”がずいぶんと長く感じられる。確かに会話が途切れているが、芝居という観る者がいることを意識すれば、例えば「茶を飲む」「縁側に指文字を書く」などの無言動作で心情表現する工夫があってもよいと思う。完全な二人芝居で逃げ場は ない。それだけに平凡な夫婦における、ありきたりな会話の中に危機感を滲ませるのは難しい。それゆえ、繊細な男女の心理を描くだけではなく、独自の演劇空間を作る必要があると思うのだが。
この公演は、現代と大正・昭和初期という書かれた時代の並列描写なのか。そのあたりが分かり難い。

先日、新聞に「夫婦生活を充実させるための習慣」という記事が掲載されており、それによると第1位は「相手を尊重する・思いやる」ということ。逆にあまり幸福と感じていない人のトップ3は、「お互いに干渉しない」「相手を束縛しない」「適度な距離感を保つ」で夫婦間の距離を感じさせるもの。時代を経ても夫婦の有り様は難しい。ちなみに新聞記事のアンケートは、50~60歳代が対象。この芝居は結婚1年という設定からすればなお更その思いを強くする。

舞台美術は現代風…アトリエという設定で描きながらの空想旅行も斬新だ。演技も悪くはないが、やはり夫婦という感じが醸し出せていないため、違和感が…。

次回公演を楽しみにしております。
レドモン

レドモン

カムヰヤッセン

吉祥寺シアター(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

タイムリーだ・・・・・
これ7年も前に書かれた脚本なんですね。今現在上演することに劇団は大きな意味を見出しているのだろう。左右が広く、高さのある吉祥寺シアターを敢えて分断したかのような美術が面白く、天井に据えられた美術がわずかに宇宙的な雰囲気を感じさせて美しい。SFはちょっとしたテイストになっているが、描かれる世界はまさに人間世界の悩みとエゴそのものだ。異質なものへのヘイトと憐れみ、根底に流れる、愛する者への断ちがたい感情など、すごく普遍的なものを感じた。様々な境界を表すロープが越えがたい壁をよく表現していたが、ちょっとしつこい感じがしたかな。ロープなど無くても俳優さんの演技力で十分に表現できたと思う。最後のシーンだけでも十分だったのでは。それにしても、どんなに異質な文化であろうが個体であろうが、そこに愛する感情があり、共に過ごした思い出がある限り、人はやはり共生できるものなのだな、と思ってしまう舞台でした。

ネタバレBOX

新聞社の内幕やバーでのシーンなど、わりと社会派なネタも多い反面、ひかり学習会などの存在で、「あれ?レドモンって十分に個体数など把握されてないと、こういう塾ってありえないよね。」と矛盾を感じる所も多い。当然そこの生徒の親の少なくとも片方はレドモンなわけで・・・・。特に娘が隠れ住んでいる様子もなかったので、ここら辺が説明不足で、レドモン狩りの恐怖が感じられにくい。また、マジリ改正案がパスするためには、例えばレドモン二代目は繁殖力が極端に弱いとか、断種手術を受ける条件付きとか、何かあるはずだと思ったが、こういうところもそれなりの整合性が欲しかったですね。SFって何でもできるからこそ、細かな設定が大事なのではないかと思います。
SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

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壱劇屋

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

とにかくアツイ!!
演じている役者はもちろん、脚本と演出からもバシバシとエネルギーが伝わってくる素晴らしい作品。
日替わりゲストも魅力的に使われていて、2度3度足を運びたくなります。
要所要所に入っているダンスが爽快で、もちろん意味もあり、ストーリーを盛り上げる素敵な要素になっています。
ありきたりな表現ですが、90分があっという間です。
まだ観られていない人は日曜までやってるので、絶対に行った方がいいと、断然オススメできる作品です。

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

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壱劇屋

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

期待以上!!!!
ダンスもストーリーも何もかもが期待以上でした!!
リング舞台をうまく使った演出で臨場感もありとても楽しめました。
また見に行きたいです!!

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

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壱劇屋

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

東京の人観なきゃ損!
大阪公演2回観て、東京で3回目の鑑賞でした。
真ん中に四角の箱があるだけの舞台。
そのそれぞれ4面に客席があって、役者さんと超近くて臨場感がハンパないです。
マイムなど身体表現で繰り広げられるお芝居ですが、最後には感情の奥の方が揺さぶられます。
東京の人、今回観ないと損ですよー

私は3回目とも全部違う面から観てきましたよ!

おとこたち

おとこたち

ハイバイ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2016/04/04 (月) ~ 2016/04/17 (日)公演終了

満足度★★★★

アフタートークの日観劇
前作「夫婦」観劇時に今回のチケットを確保してたら、偶然にも岩井さんのアフタートーク付きだった。
初演から2年経ち、当たり前だが自分も年を取った。感覚や見方も変わるかな、と思ってたが、終盤のカラオケ熱唱「太陽と埃の中で」あたりから、またもや落涙。
「おもしろうてやがてかなしき鵜舟かな」な感じでしんみり切な良い。
約130分。

魔術

魔術

関西テレビ放送

本多劇場(東京都)

2016/03/27 (日) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★

ある意味、不親切劇
まるでネットの噂話の「きさ×ぎ駅」の話題から乗り合わせて連れてこられたような、乱れたダイヤの先で起こた不思議な一夜の話。現実感があるようでない倒れかかった木造の電信柱、なのに小物はスマホが出てきたり。屋台を中心に主に3人+1人のセリフ劇。
時間が経つにつれ、自分たちはどうなっていくのか予想がつかないもどかしさ、悲嘆したほうが楽だと思うが、深刻にならずくだらなく演じていく、緩いながら全体引っ張る勝村氏、萩原氏等男優陣◎。

劇中ある歌謡曲が使われるが、原曲は知らないが飲み屋で流れたら聞きいって口ずさみそうなメロディ。
性別など演者変えても成り立ちそうなお話だったが、カテコの長さだけは初舞台を踏んだ彼女の為に用意されたような感じだった。
なんだろーなー、劇場で見た、というより映像の劇場中継を見ていたような感じだった。約100分。

ネタバレBOX

自分の理解力が乏しいため、ある程度の答えがわかれば腑に落ちるんだけど。
なんだか優しい唐十郎の舞台を見たような、物語にオチがあるようでないような不思議な舞台。
虹の跡

虹の跡

ぱぷりか

シアター風姿花伝(東京都)

2016/04/02 (土) ~ 2016/04/05 (火)公演終了

満足度★★★★★

遅くなりましたが。
ツイッターから流れる情報でとても評判が良さそうだったので、急遽観劇。
決して多くを語らないけれど、だからこそ物語やそこに生きる人々の心情が想像できる。想像できる理由の1つは、恐れない間の使い方と、1つ1つの選び抜かれた言葉だったり、行動だったりするのかな。目の前の人々がこの世に存在して生きていた。
24歳の劇作家福名理穂さん。若いなぁ。なんて思っていた自分を恥じるくらい、年齢なんて関係ないな。っと思った。
次も大いに期待してきっと足を運ぶ。

巣穴で祈る遭難者

巣穴で祈る遭難者

一色洋平×小沢道成

Geki地下Liberty(東京都)

2016/03/26 (土) ~ 2016/04/04 (月)公演終了

満足度★★★★★

観てきた!!!!!
大満足!超好みの作品でした。
舞台美術、演出、演技、シナリオ、音響、全てが素晴らしく、
非常に完成度が高い作品だと思います。

私が一番いいなと思ったのは、作品の世界観。
ユニークなのだけど、破綻も無く齟齬も見当たらないのでリアリティ、説得力がありました。
丁寧に構築されたSFチックな世界観に上演中ワクワクが止まりませんでした。

時にコミカルに、時にシリアスな2人の掛け合いも楽しかった。
一方のバージョンしか観られなかったことが残念でなりません。

舞台上に驚きのギミックが溢れていたり、
半券がipod(イポッド)になっていたり、
劇場全体が作品の世界と繋がっていたり、
至る所にこだわりやお遊びが隠れていて、本当に楽しい!と思える作品でした。

客席案内、トイレ誘導、遅れてきた人への対応など
スタッフさんの対応も大変素晴らしかったです。

ネタバレBOX


[memo]
新しいモノを生み出すことが禁止されている世界。
新しいモノを求め続けると争いにつながるため。
 → 発掘監督庁?が監視している
物語や音楽も既存のものを組み合わせるだけ。
 → 作家ではなく構成作家

1周目の世界は細菌?をばらまいて、地球を捨て火星へ。
追ってこれないように技術を残さなかった。
SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

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壱劇屋

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

初めての経験でした
去年ある俳優さんのツイートで、ふと目に止まったのが壱劇屋でした。

そのたった1回の舞台で魅了されてしまった私は、ずっと壱劇屋が東京に来てくれるのを待っていました。

でも前回の東京公演の集客があまり良くなかったらしく、全然来てくれませんでした。

待ちに待った東京公演。期待が大きいだけにがっかりすることもあるかも?と思ってましたが、やはり壱劇屋は凄かった。

感動に打ち震えるとか
舞台を観て涙を流すとか
そういうのは感受性の高い一部の人だけだと思ってました。

そういう経験を自分がすることになるとは思ってませんでした。

4面の舞台、こっちから観ても面白いけど、あっちから観たらどう見えるんだろ?
明日はあっちから見てみたいと思いました。

本当におすすめです。

イニシュマン島のビリー

イニシュマン島のビリー

ホリプロ

世田谷パブリックシアター(東京都)

2016/03/25 (金) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

みんな優しかった
古川雄輝は観ていてれ哀れさを感じるほど「びっこのビリー」をリアルに演じていて、最後の舞台挨拶の際に観られる美しい容姿を封印してまさに体当たり。
出演者はベテラン揃い、わかりやすい筋の運びで笑ってしまうセリフが多く、
楽しんで観ていられた。
欲を言えば照明、映画館の場面の照明がチカチカして少し辛かったし、暗闇の中でのビリーの独り舞台の照明ははもう少し考慮の余地はないだろうか。
平田敦子氏、得難い女優として今後もずっと頑張って貰いたい。

レドモン

レドモン

カムヰヤッセン

吉祥寺シアター(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

無題1793(16-083)
18:50着、19:05開場(全席指定)。

T字の舞台、送電線のようなセット、舞台手前側にH鋼のようなもの、両サイドの舞台下も利用。

2公演目「未開の会議(2014/10@王子)」。

当パンの用語集(これを読みSFなんだなと思う)が親切、相関図は字が斜めで読みにくい。

19:20/19:29前説(120分)、19:34開演~21:30終演。

ネタバレBOX

冒頭の振付をみて...ちょっとと思う(ダンス的な要素が必要なんだろうか??)。

ややセリフが聴き取りにくい。

鉄鋼(?)がちょうどよい角度で見事に視界を遮る、なぜ役者さんと客席の間に配置するんだろう、と訝る。わざわざ見えない様にしてまでやりたいことって何?

月より小さくて、酸素呼吸して、遺伝的に交配可能で、地球の土壌に含まれる微生物にも耐性があり、会話も不自由せず、成長度合いも同じ...SF=「空想科学小説」ではなく「空想」のお話しにしても説得力がない。

SF的なものはだいたいが大丈夫だと思っていましたが、本作はダメでした(すみません)。

役者さんがどうかというのではなくお話(物語の設定)自体と演出がダメでした。会場、大きすぎませんか?

いまどき人間そっくりの「地球外生命体」、というのでは話に入っていけません。普通の設定で十分では?

使い捨ての「宇宙船」を定期的に飛ばす(100年先くらい?)ほど余裕があるのか?

追記:侵略物的な…「真夜中の目撃者(night slaves 1970)」とか「不思議な村(the people)」が好きだった。
SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

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壱劇屋

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

想像以上でした!
初めての壱劇屋さんを観てきた。
予想を遥かに越えた面白さだった。
演者さんたちの運動量がすごい。とにかくすごい。
照明が素敵。音が体に響く。ビリビリした。
ドタバタしてみえるけど、何度も何度も練習して、
大切に丁寧に作り上げてる作品なんだろうと思った。
楽しかった。興奮した。新感覚だった!

壱劇屋さんの大阪名古屋の残席数が面白くて気になってたんだけど
(毎日フォロワーさんがリツイートするしねw )
王子近いしせっかくだからとチケットを取って観に行って本当に良かった。
チケット代以上のものを魅せてもらえた。

幸せ。

こういう舞台に出会えるのって、とても幸せだなぁと思います。

うふふ☆★

壱劇屋さんの360°四面舞台すごく良かった!
今日はオペが見える席(入って奥)側から観たんだけど、
他の3面も是非観てみたい!と、思った。
でもきっも同じ面から観たとしても、
座席位置ずれたら見えるものがまた変わってくると思うから
どこで観ても何度観ても新しい発見があるんだろうなぁと思います。

以下ネタバレになるのでたたみます。

ネタバレBOX

初めて観た壱劇屋さんの衝撃が一日経った今でも消えなくて
いやぁ、すごいいいものをみたなぁ!と言う気持ちでいっぱいです。

360°だから多少の出はけはあるものの
割と客席に作った待機席に座ってることも多くて。
その席に座ってる時は役者さんたちみんな無の表情で座ってたからすごいなぁ、と。
椅子のしたにいろいろ必要なものを仕込んでいたようで、
そのタイミングがくると手早く紙を取り出す姿がとても自然でおぉ!と思いました。

ただただ四角い空間しかなくて
一体全体どのように見せてくれるんだろうか?
とドキドキ、ワクワクする空間でした。

マイムで壁やドアやキューブなどを作り出し
ほんとにそれがあるように見えるのがすごいなぁ、と。

割と早めに行ったから席が選び放題ではあったんだけど、
どんな感じなのかもわからないし怖かったから3列ある面の3列目ドセンに座ってみました。

1列目と舞台が近いし
1列目は役者さんが座るし
1列目と舞台の間も役者さんが走り回るので
初見の私は後ろから観てよかったな、と。

ビビリたから、あの距離で役者さんがどってんばったんしてたらその都度ビクゥ!ってなるだろうし、いろいろ気になっちゃって集中出来なそうだったから、私の座席選択は正解だった、と思いたい。

複数回観るなら、1列目にも座ってみたいな、とは思う!

振動が7階まで伝わり苦情がきた
とか
人が座ってない状態で音を流したら椅子がずれ落ちた
とかっていうツイートを見ていたので
一体どれだけ爆音なの?!と怯えて行ったんですが
音は大きいし体にも響くけど
心地よい音で心地よい大きさでした。
もっと大きくても平気かな、と個人的には思いました。

オープニングのダンス?集団群舞?なんていうのかな?
の迫力たるや!!で、ぞくぞくしました。
どういう動線で動いているのか目で追えないくらい
目まぐるしく動く役者たちをみていると
なんか、なんていうか軽くトランス状態だったな、と。

すごく練習しないとあのスムーズな動きは出せないと思うので
めっちゃくちゃ練習したんだろうと思うし
いやはやそれ以上に、考えた人がすごすぎてですね。
あんな複雑な動きを考えて、それを人に伝えられる能力に脱帽。
いやぁ、ほんとすごかった。
オープニングだけじゃなくて他にも何ヵ所も
ぐるぐると目まぐるしくかつ的確に動き回るシーンがあって
もうほんと開いた口が塞がらなくて、タオルで口を押さえました。
うん。


パフォーマンスだけじゃなくて
お芝居の部分も丁寧に作られていて
観ていて飽きなかったし
え?マジて?そことそこ繋がる?!
え?そこも!!マジかよ!ここもか!!!
みたいな、とっ散らかった伏線をラストスパートで
見事に回収していく様がもう、小気味良かったです。
すげぇー!って思いました。

謎だらけでスタートして
途中でなんとなく法則がわかって
最後、あぁ!ってなれるのが良かったです。

親子のシーンは泣かせるじゃないのさ!!
ってなりました。

途中のゲストさんの自由っぷりも面白かったなぁ~
身体バッキバキのジャガーでしたねw


『まるで細かすぎて伝わらないものまねみたいに消えました!』
みたいな台詞が面白すぎて、うぷぷってなりました。
他にもちょいちょいうぷぷってところがあって楽しかったです。
あ、社長が槍を壁にかけるのも結構好きだったw



後半のゴムのシーンは一体全体どうなっているのか
よくわかんなくて、でもずっと立方体で
わぁーーーーーーーーーーーって思いました。


点と点とつなげて線と線がなんちゃら~(ちゃんと覚えてない)の台詞がぐっときました。

終演後の公開反省会もすごくおもしろくて
10分は短かったなぁ!と思いました。
毎日ミニイベントがあるらしく
本編も毎回いろんな発見があるだろうから
毎日観ても面白いと思うし
アフターイベントも毎日違うみたいなので
もうこれは王子小劇場に行くっきゃないな!
って思いました。


いただいた大阪天面OP動画を観て
すげぇーーーーーーーーーーーとはなりますが、
やはり劇場で観る迫力やら身体のビリビリ感やらは伝わらないので
もうホント、何度でも劇場で観たい!
と思える作品でした。

幸せ!

また東京にきてくれますように!!

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

SQUARE AREA【ご来場ありがとうございました!】

壱劇屋

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

期待通り!!!!!
言葉で表すのは難しいのですが、
いつもながら凄い!
パフォーマンス力いろんな方に見ていただきたい!

大博覧会

大博覧会

江古田のガールズ

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2016/04/02 (土) ~ 2016/05/01 (日)公演終了

満足度★★★★

「ご臨終」を拝見
 今回、江古田のガールズが挑むのは1か月の公演。「桃太郎」「どん底」「ご臨終」の劇作3本と各人の宴会芸で1か月を乗り切ろうという企画である。自分は「ご臨終」を拝見した。(追記2016.4.7)
 続きという名のおまけ:芝居だけで3作品ということでブレている!! との批判があるとか。下らないイズムに凝り固まることは、表現する者の立ち位置ではない。真理が例えどのようなものであるにせよ、その表れ方は多様である。どこに作家の根拠を置き、どのように表現しようが、それは作家の自由であって決して縛られるべきものではないし、自由の中で戦ってこそ、表現する者なのであり、表現する者の名に値するほどの者ならば、自由の真っただ中で選ぶことができないほどの圧倒的自由へ至りついた体験も持っていよう。そのようなことに思い至ることすらない者が口を出すことではあるまい。因みに我らが生まれてきた意味とは、梁塵秘抄ではないが”遊びをせむとや生まれけむ”にあると自分は信じている。
 あと、定刻に始まらなければ絶対ダメ的なことを言う人々が増えているようであるが、最近では、相互乗り入れ路線が増えたこともあり、電車は遅れがちである。定時に始めたいのは、演ずる側もそうだろう。当たり前すぎることに難癖つけるより、ゆったりいきたいものである。要は紳士・淑女協定を守るオシャレな時空でありたいのである。(携帯・スマホなどを消さなかったりする連中は、くる必要なしということでもあるが)

ネタバレBOX

亡くなるのは、ラーメン屋の親父で入院しているのだが、危篤の報で集まった家族は、一人を除いて皆、父とは離れて暮らしてきた。而も何度も持ち直して1週間が過ぎようとしていた。
 役者陣の演技はかなり上手い。終盤のまとめ方も見事である。惜しむらくは、場所の設定をもう一工夫して欲しかった。何度も持ち直したとはいえ、病院に一人も付いていない、というのは如何にも不自然。一人、ずっと父と暮らしてきた人間が付いていて終盤の展開になれば、尚臨場感や説得力、彼女の不満の持つ説得力が増したことは間違いない。若干、シナリオに手を加え、板の隅を区切るなり、電話ボックス様の箱を置くなりして、照明で工夫をすれば、病院の待合室の設定はできるハズ。
銀色の弾丸が俺の胸を撃つ

銀色の弾丸が俺の胸を撃つ

空想実現集団TOY'sBOX

北池袋 新生館シアター(東京都)

2016/03/30 (水) ~ 2016/04/03 (日)公演終了

正直なところ。
自分としてはあまり楽しめませんでした。すみません。
諸々細かいところの作りこみなどしっかりすれば、より良くなると思います。

ネタバレBOX

話の大筋や笑いのネタとかは嫌いでない。だが無理に入れる必要がないところも多く、何より銃の持ち方や声芝居など違和感が拭いきれないです。指定席など配慮しようとする試みは感じるのですが、それより前説や後説の長さ、帰りにくさ、配慮してもらえたら助かります。

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