最新の観てきた!クチコミ一覧

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スケベの話~オトナのおもちゃ編~

スケベの話~オトナのおもちゃ編~

ブルドッキングヘッドロック

ザ・スズナリ(東京都)

2016/04/09 (土) ~ 2016/04/20 (水)公演終了

満足度★★★

卑猥で不毛な遊戯に耽る、オトナの不幸
 劇場入り口側と奥の2方向から舞台を挟む対面式客席で、舞台はとある豪華なお屋敷の中庭。敷き詰められた緑の芝が目を引きます。アクティングエリアが小さく見えて、閉じられた世界の遊戯を覗き見するような気分になれました。

 セリフは明晰に発語されるし、演技の方向も明快なので、会話の内容は理解できます。ただ、起こる事象には裏があり、それが隅々まで明らかになることがありません。パンフレットにも書かれていたように「曖昧であること」をテーマにした作劇方法だったようです。出来事の真相にあたる部分を敢えてそぎ落とし、謎を抱えたまま物事が進む群像劇でした。

 登場するのは軍人とその妻や家族、そして使用人などで、服装や態度で上下関係がはっきり示されます。タイトルで一目瞭然ですが、私の予想を上回る卑猥さで、そこまで露骨に性的な描写をする意図は何なんだろう…と考えたりもしました。でも、散りばめられ、明かされない謎たちのおかげで、好色を指すスケベ(助平)なこと以外の、色んな可能性を考える時間にもなりました。

 出演者は17人と多い目で、そのうち客演は4人です。ほとんど劇団員で構成された座組みですが、演技の質感や作り出される空気に一貫性は感じませんでした。たとえば、敢えて空けた間(ま)なのか、ミスで時間が経ったのかが判別できないなど、私にとってはバラバラと言っていい印象でした。有料パンフレットによると、脚本中心にして統制を取るよりも、俳優それぞれの体のあり方を重視されたとのこと。集約より拡散を狙ったのかもしれません。

 サルマン中佐(喜安浩平)の白髪の母親サーシャ役の永井幸子さんは、ドキっとするような際どいセリフを、とぼけた演技でスコーンと真っ直ぐ伝えてくださるのが痛快。声も小気味よく響きました。
 シェパード少佐役の西山宏幸さんはさすがに歌がお上手で、耳に嬉しい歌声を聴かせてくださいました。
 喜安浩平さんが長いセリフを一人で静かに語る場面があり、堂々としている割に内容が支離滅裂で可笑しかったです。喜安さんはどんな空気を作ろうとしているのかが、体と声からはっきり伝わる演技をされるので、存在感も大きいです。作・演出を担当されているせいもあるかもしれません。他の俳優との差が気になりました。

ネタバレBOX

 シーツやテーブルクロスに文字映像を映して時間の経過などを説明し、場面転換します。俳優が持っている布の上の文字を読むので、ちょっと不安定なのがスリリングで良かったです。

 好色な上司への贈り物を選ぶため、軍人たちが色んな種類の“おとなのオモチャ”の品評会を開催し、実物のバイブレーターが出てきた時はドン引きしてしまいました…。どんどんエスカレートして、手裏剣かブーメランのような不思議な物体(これもオトナのおもちゃという設定)が取り出された時は笑いました。

 遠隔操作ができるリモコン付きのバイブレーターは、見えない主従関係を想像させます。誰がそのスイッチを持っているのかもわからないので、私は天下りの上司が大勢いる公的機関の伏魔殿のようなイメージを思い浮かべました。八方ふさがりの醒めない悪夢が、カラっと乾いた無機的な会話の背景になって、空恐ろしいです。

 新人メイドのタミナ(角島美緒)が後半では昇進しており、かつての先輩メイドに高圧的な態度を取っていました。気持ちいいぐらいの下剋上です。ただ、昇進理由は曖昧。
 ワンダー大尉(寺井義貴)が芝生に這いつくばって探しものをするのを、メイドが見下ろす場面もあり、そこでも雇い主と使用人、もしくは男女の地位の逆転が表されました。軍内の男たちのゲームに入り込んで必死になっている内に、いつの間にかメイドよりも地位が低くなっている…。その様は滑稽で哀れです。

 複数の夫婦や若いカップルが登場しましたが、妊娠・出産・教育など、子供にまつわるエピソードはなかったですよね(たぶん)。そもそも“オトナのおもちゃ”自体が快楽目的の道具であり、生殖行為に直接は結び付かない不毛さがあります。相撲を取ったり、スイッチを落としたり、探したり…オトナたちが戯れに逃げ込んだあの中庭は、社会から隔離され、宙に浮かぶ楽園とも思えました。

 女性同士がじゃれ合う様子は可愛らしいし、キスシーンも美しいなぁと思いました。個人的にメイド服も好きなので(笑)、眼福でした。タミナ役の角島美緒さんは後半の凛とした立ち姿に説得力があり、おろおろしていた新人時代からの豹変っぷりが良かったです。
どりょく

どりょく

かわいいコンビニ店員 飯田さん

北池袋 新生館シアター(東京都)

2016/06/02 (木) ~ 2016/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

ツボ
再演バージョンを観劇。
全てがツボにハマる笑いでした。
特に三作目の『とべひこうき』は笑っていいのか泣いていいのか変なところを刺激する作品でした。

KOTOBUKI ~紅白手弱女合戦編~   (Oスペース)

KOTOBUKI ~紅白手弱女合戦編~ (Oスペース)

PAPALUWA

新宿眼科画廊(東京都)

2016/06/03 (金) ~ 2016/06/08 (水)公演終了

満足度★★★★

みてきた
面白かったです。
菅澤さんと上埜さんが敢えての逆の配役だったように思いました。

ME AND MY GIRL

ME AND MY GIRL

宝塚歌劇団

宝塚大劇場(兵庫県)

2016/04/29 (金) ~ 2016/06/06 (月)公演終了

満足度★★★★★

楽しかった😊
どのナンバーも、すごく楽しくて1回じゃ足りないくらい満足でした〜(❁´ω`❁)

『NOSADA~ようこそ池田屋へ~』

『NOSADA~ようこそ池田屋へ~』

さくらさくらカンパニー

ピッコロシアター 中ホール(兵庫県)

2016/06/04 (土) ~ 2016/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★

宝塚を意識していますが、良かったです!!
間近で宝塚観賞をさせていただきました!!子供も、日本史を知らないながらも、楽しく拝見させていただきました!!私も、拝見前に勉強して行けば、もっと楽しめたと思います!!

『NOSADA~ようこそ池田屋へ~』

『NOSADA~ようこそ池田屋へ~』

さくらさくらカンパニー

ピッコロシアター 中ホール(兵庫県)

2016/06/04 (土) ~ 2016/06/05 (日)公演終了

設定は素晴らしいです
初めて拝見しましたが、「タカラヅカ」を愛する方々が演じ、「タカラヅカ」を愛する方々が観る、そんな全体感でした。女性が好きな男性像を楽しむことができるので、それが好きな方にはツボなのでしょうね。私は男性だったため、ツボから外れてしまいましたし、ストーリーでの挽回も無理でした。

残花―1945 さくら隊 園井恵子―

残花―1945 さくら隊 園井恵子―

特定非営利活動法人 いわてアートサポートセンター

鹿角市文化の杜交流館コモッセ 文化ホール(秋田県)

2016/05/26 (木) ~ 2016/05/26 (木)公演終了

満足度★★★★★

あんなカッケー福本さんを観たことがない!
偶然とは思いますが、オバマ氏が広島訪問したり、考えることが多い時季に観させて頂いた感じ。舞台美術も秀逸で、いやとても好みでした。引き続き公演、気をつけて頑張って下さい!

ケムリ少年、挿し絵の怪人【全公演終了いたしました!誠にありがとうございました!】

ケムリ少年、挿し絵の怪人【全公演終了いたしました!誠にありがとうございました!】

くちびるの会

吉祥寺シアター(東京都)

2016/06/03 (金) ~ 2016/06/07 (火)公演終了

満足度★★★★★

ケレンと言えば、本作かって感じ。
まとまりがないだの何だの言う人がいるかもしれませんが、自分的には好き!コロさんがあんな役とは...?ちょっと意外なキャスティングもO.K.です。二役も好みの感じでした。山本タカってあんな感じだっけ?と改めて思いました。よろしければまたご案内下さい!

埒もなく汚れなく

埒もなく汚れなく

オフィスコットーネ

シアター711(東京都)

2016/06/01 (水) ~ 2016/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

とても楽しめる作品!だが...
小劇場でのチョコレートケーキの熱気が戻ってきた!といいたくなるような作品でした。大竹野正典の作品をあまり知らないと、面白さが半減かも?特に『山の声』を観たこと無い人は退屈とか思われるかもしれません。というか、隣の女性がちょっとぼんやり観ていたんで...そんなことを考えました。6/8に本人によるDVDの上演回があるみたい(無料!)。是非そちらを先に観られた方が一段楽しめます、きっと!アワードに考えたいレベルでした。おススメです!(そして、ぜひ関西地区でも上演されることを願いたいです)

椿姫

椿姫

カンパニーデラシネラ

シアターX(東京都)

2016/03/24 (木) ~ 2016/03/31 (木)公演終了

満足度★★★★★

物語性豊かな身体表現で悲恋を綴り、社会を映す
 パントマイム、ダンス、お芝居で、男女の恋愛の駆け引きを華麗に綴っていきます。ほぼ何もないと言っていい舞台空間ですが、机、イスなどの小道具を生き物のように使いこなし、ドラマティックな場面を次々と繰り出していきます。舞台上下(かみしも)に設置された照明器具もイスや机と同様に存在感があり、照明の明かりから生まれる光と影はもちろん、劇場内の木調の壁も活かしていました。

 机を並べて大きなテーブルにすれば晩餐会、机上を歩けばファッションショー、テーブルの下にもぐり、また上にのぼる動きを大勢で組み立てれば、人間の上下関係が見えてきて、社会そのものが立ち上がります。身体表現で描く無言の群像劇はシビれるかっこよさでした。
 衣装(駒井友美子)も良かったですね~!男性はスーツのアレンジ、女性は夜会服系のワンピ-ス。出演者の個性、体型にピタリと合っていて、それぞれに色とデザインが違うので、すぐに見分けがつきます。照明で生地の艶と質感も変化し、スカートの裾が揺れ、ジャケットの前身頃がはだける様も絵になっていました。

 恥ずかしながら『椿姫』はオペラしか観たことがなく、原作小説に基づいたエピソードや演技については詳細まで理解できたわけではありませんでした。ただ、言葉ではなく動きや表情、視線から浮かび上がってくる物語は雄弁で、観客に向かって発せられていることがわかるから、私も常に前のめりな気持ちで受け取っていくことができました。舞台の作り手が媚びることなく、観客に物語を伝えようとしている、その姿勢がはっきりと出ているのが素晴らしいです。

 娼婦マルグリットに恋する青年アルマンを演じた野坂弘さんは、目が大きくて表情が豊か。コミカルで瞬発力があり、無言でも多くのことを瞬間的に語っていました。驚いたり悔しがったりする時に、とっさに漏れ出る声のバリエーションが多いのも魅力でした。
 アルマンが恋する椿姫ことマルグリット役は崎山莉奈さん。細い身体と少し子供っぽい表情は可憐な美少女の印象ですが、ダンスはとても力強いです。カクカクと体が折りたたまれていくような演技や、ピタっと静止したかと思うとすぐに動きだす所作に見入りました。

 メガネをかけた男性で、「私」こと作者のデュマ・フィス役を演じた斉藤悠さんは、ハリウッド映画に登場するイタリアン・マフィアみたいにスーツが似合う!クールなヒール役が板についていて、どうかと思うほどかっこ良かったです。アルマンと女性を取り合って対立する場面にゾクゾクしました。
 キレのある素早い動きが印象に残った短髪の鈴木奈菜さんは、Noismにも参加されているダンサーでした。彼女が動くと風が見えるようでした。

ネタバレBOX

 男が女を口説こうとすると、女はまんざらでもない素振りをしながら、すり抜ける。互いの体の一部に腰掛け合って、もたれかかるけれど、素早くかわす…1組のカップルが、人類が繰り返してきた男女の闘いの歴史を示していきます。やがて挑発的な美しい娼婦たちが闊歩するなか、アルマン(野坂弘)とマルグリッド(崎山莉奈)に焦点が当てられていく…導入から魅了されました。

 客席に向かって女性が1人で笑う場面は、他人を嘲笑するうちに自分自身のことを笑い、憐れんでいる姿に見えてきます。ガクっと素早く落ちてから、ゆっくりとさらに下降する動きに人間の堕落を見ました。アルマンが「彼女を愛してる」と下手で真剣に独白すると、上手で華麗に座っていた「私」が鼻で笑ったんです…く~面白い!

 女性が無理やり「Bet!」と言って、男性に賭けさせるギャンブルの場面がコミカルで可愛らしかったです。おどけた声と身振りが可笑しいんですよね。カンパニーデラシネラの公演で藤田桃子さんがよく担当されている楽しい時間が、若手にも受け継がれているのだなと思いました。

 マルグリッドの死後に彼女のノートがオークションで高値で取引される場面が、中盤に挿入されていたように思います。原作を知らない私には少々難解で、できれば何かしらの説明(言葉でも演技でも)や、構成の変更があった方がいいのではないかと思いました。わかりやすくする必要はないという判断なら、それはそれでいいとも思います。

 椿の花がぽとり、ぽとりと落ちてくるとても美しいラストシーンで、携帯が鳴り響きました…しかもすごく長い時間…鳴らした人、猛省して頂きたいです…。
愛と哀しみのババコビッチ

愛と哀しみのババコビッチ

神戸の劇団vintage

元町プチシアター(兵庫県)

2016/06/01 (水) ~ 2016/06/05 (日)公演終了

満足度★★★

初めての感覚の演劇でした!!
最初は、これは演劇?という感じでしたが、最後は上手くまとまっていました!!独特の演出も、終わってみれば面白かったです!!Specialゲストも、とても面白かったです!!

成り果て【グリーンフェスタ2016 GREEN FESTA賞 受賞作品】

成り果て【グリーンフェスタ2016 GREEN FESTA賞 受賞作品】

ラビット番長

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/03/03 (木) ~ 2016/03/07 (月)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい公演
将棋の世界を描いた物語…「グリーンフェスタ2016」において【GREEN FESTA賞】受賞。同じ将棋の世界を描いた「天召し~テンメシ~」で2014年【GREEN FESTA賞】受賞をしているから、将棋の物語といったら ラビット番長 という代名詞になりそうである。
自分は両作品とも観ているが、本作品のほうが好みである。単に前作が実在する人物をモチーフにしており、本作品は非実在という世界観の違いだからという訳ではない。
芝居としての観せ方が好きである。観客によって観点が違うから一概に言えないが、物語の多重構成、観客本位のわかり易い観せ方が良かった。演技は若手育成もあろう、少し多い登場人物、演技力差も見られるが...。そこは敢えてということは十分察っすることができる。

ネタバレBOX

舞台セットは、三方向から観せる。何の変哲もない舞台が、中央扉を両開きすることで、上手・下手に話を振る。さらにその上部に対局場面を設ける。将棋のタイトル戦は、盤上をTVで映す時は天井からカメラを回すが、この芝居ではその逆、上階で俯瞰するような位置取りである。
やや上手扉が客席寄りに出ており、そこでは奨励会会員であろう若手メンバーが騒がしく指手研究をしている。一方下手は、物語の本筋...その牽引する場面が描かれるが、上手の方が客席に近い分、騒がしさに気を取られるようだ。この三方向の演出・演技が少し離れており、観客(自分)の集中力が分散されるようであった。
物語は多重構成...一つは、プロ棋士とコンピューターに搭載された人口知能との対戦。人口知能が自己進化するという、将棋というアナログ世界へ異次元的要素を持ち込んで魅せる。実際、プロ棋士とコンピューターソフトが戦う「電王戦」(ドワンゴ主催)がある。
もう一つは、プロ棋士になれず挫折した人間...その男を通してみた生き様。そこには夢を追い続けて、その人間味が溢れているところ。この両極をしっかり描き、芝居としてまとめあげている点が素晴らしい。

途中、コンピューターの自己進化に”嫌悪”的な描きも見えたが、この人口知能コンピューター、人類にとっての存在価値を問うような...。危険・過酷な労働はロボットに任せる。しかし、誰も理解できない「知」に依存する世界。やがて制御不能な人口知能に人類は支配され、なんて不気味な連想もさせる。

さて将棋好きには、東・西棋院の関係、女流棋士の立場・存在などニヤリとする小ネタも盛り込んでおり楽しめる。
ラストは、ラビット番長らしい結末である。

グリーンフェスタ2016授賞式の時、今年6月に「天召し」を再演するようなことを話していたと思うが、6月は「ギンノキヲク2」(演劇制作体V-NET)を再演し、9月に「天召し~テンメシ」が予定されているようだが...池袋演劇祭参加作品にするのだろうか?

次回公演も楽しみにしております。
錆色の瞳、黄金の海 2016

錆色の瞳、黄金の海 2016

劇団ショウダウン

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/01/21 (木) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

人類永遠のテーマが...
本公演は、「グリーンフェスタ2016」において「BASE THEATER賞」を受賞した。
この芝居は、4人で演じる脚本になっていたらしいが、どうしても描きたいエピソードがあり7人へ構成し直したという。
伝承的な話を大胆に脚色することで物語に魅力付する。壮大なロマンとその村に生きる少年の成長という極小の両極を描くことで、大きな世界観と繊細な人の機微がうまく融合しており、実に観応えのある公演であった。
(上演時間1時間45分)

ネタバレBOX

今もチェコに伝わるゴーレム伝説をモチーフにしているようだ。ゴーレムは泥人形で、作った主人の命令だけを忠実に実行する。そこには厳格な制約がありそれを守らないと凶暴化し、世界を破壊し尽くしてしまう。

梗概...冒頭、仮面の男女によってゴーレムによる戦闘場面が語られる。最後は「人々は知るのです。自分たちを守る巨人は、自分たちを滅ぼす力がある」という。中盤では「人は、自分が制御できないものを持つべきではない」という台詞がある。この2つの台詞が物語のテーマの根幹をなすといえるだろう。

100年以上前に国王の「一つの自治体に一体のゴーレム」という施策によって、ジェミの村にやってきた石人形・型番129、すなわちゴーレムはイハナと名付けられ、「村に永遠の平和」という命令のためにだけ従って動き続けた。

そして時は流れ、技術進化に伴い新しいゴーレムが...。そしてイハナの運命が大きく変ろうとしている。そのイハナ、川に入り黙々と作業を行っているが、その目的は何か。新旧ゴーレム対決という緊迫感もさることながら、そのミステリアスな展開も魅力的である。

ユダヤ教に伝わるゴーレムは、ギリシャ神話の青銅の巨人タロースや旧約聖書の天地創造において、土によって作られたアダムなどと繋がるところがある。物質と生命という人類の永遠のテーマを孕んでいる。
物語は分かり易く、またテンポよく展開するから心地よく観ることが出来る。そして物語の案内役のようにジェミの村の少年・ミルキ(林遊眠サン)が、この世界に飛び出してくるようだ。

劇団ショウダウンの公演、といっても東京での「マナナン・マクリルの羅針盤」(2014年9月@風姿花伝)、「マナナン・マクリルの羅針盤再演2015」(2015年2月@シアターグリーンBASE THEATER)、「パイドパイパー」「千年のセピラ」(2015年9月@あうるすぽっと)の4公演であるが、そのどれもが時と場所・状況が大きく動く。時空を超えたり、大海原を航海したり不死の力を持つなどその設定が魅力的である。

本公演は確かに100年以上の時を経るが、それは台詞だけで、その移ろいが感じられない。また中世の街らしい舞台セットを走るが、あくまで周壁内だけ。そのスケール感が先に記した公演に比べると物足りない。この公演だけを観(初見)れば満足するところであるが...人(自分)は満足の度合いが高くなるもの。その求めるレベルが高くなるのも必然かもしれない。劇団ショウダウンはその欲求に応えてくれるだろう。

次回公演を楽しみにしております。
ものわかりのいい病院

ものわかりのいい病院

かのうとおっさん

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2016/06/03 (金) ~ 2016/06/06 (月)公演終了

満足度★★★★

ほっこりした笑いで癒された^_^
ほっこりとした笑いに癒されますね^_^

ちょこちょこと小ネタやスルーしそうな会話など

盛り込んで笑いを誘うあたりがかのうとおっさんらしい♪

ストーリーはまぁまぁ強引な展開でしたが

出演されている人が色々なキャラあって

最後までクスクスと楽しませて貰いました^_^

大安吉日

大安吉日

劇団芝居屋

ザ・ポケット(東京都)

2016/06/01 (水) ~ 2016/06/05 (日)公演終了

観てきました!
若い劇団さんの作品を観ることが多いので、初めてのこちらの劇団さん

安定の演技とお話しでした。きっと年齢が上のかたでも楽しめる劇団さんだと思います。

アル中並みにずーっと日本酒を飲みつづけるおじいちゃん

最後違う病気で運ばれますが、例え水だとしてもずーっとでお腹がちゃぷちゃぷしそうなのみっぷりでした

どりょく

どりょく

かわいいコンビニ店員 飯田さん

北池袋 新生館シアター(東京都)

2016/06/02 (木) ~ 2016/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★

再演バージョン観劇
時間の都合上、再演バージョンを観劇。3作品中、2作品は以前観劇した事があったが、役者さんが変わったこともあり、また新たに楽しめた。
主宰で作・演出の池内 風さんの、独特の屈折した視点(笑)が堪らない。
「とべひこうき」は以前も観劇して大変好きな作品であるが、今作も大重わたるさん、Q本かよさんの熱演もあり、笑いだけでなく色々と印象的。

キダリダ→

キダリダ→

wonder×works

俳優座劇場(東京都)

2016/06/02 (木) ~ 2016/06/05 (日)公演終了

想像通り過ぎて失望
舞台「キダリダ」 在日、差別、いじめ、同じ地球人、差別的で野蛮で弱い日本人、上品で知的な韓国人、差別されても強く生きる韓国人、差別に負けて傷ついた韓国人、日本は病んでいる・・という反日のテンプレが盛りだくさん。

良い韓国人×悪い弱い日本人の対比ばかり。

そんなに日本が嫌いなんだ。
っていうか、日本を悪くしか描けないんだなと思いました。

何度もの上演してるということなので期待していたのですが失望です。

異部聞譚

異部聞譚

アナモタズ!

きいろろ聡明堂(東京都)

2016/06/03 (金) ~ 2016/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★

無題1837(16-127)
16:30の回(曇)。

16:05受付、開場。

この会場は2回目、etecolza「薫風(2015/3)」、JR尾久駅からなので少し歩きます。

入って手前に椅子席、奥に演者用の椅子。

16:35スクリーンをおろし映像で前説~18:02終演、外に出ると4月「象」の青戸さんがいらっしゃいました。

会場(小さいところが好き)と朗読、ということで観に来ました。4つのお話、いずれも未読ですが「芋虫」は映画「キャタピラー」を観ていておおよその内容は知っていました。

朗読...に加えて、映像、演技、音楽が重なる内容でした。

個人的には、演者の声だけで語られるものが好みなので、もう少し音楽を抑え、視覚的にも小道具や衣裳によって情景を補うのを控えた方がよかったなぁ、と思いました。

天井の灯り〜てんじょうのひかり〜

天井の灯り〜てんじょうのひかり〜

空想実現集団TOY'sBOX

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/06/03 (金) ~ 2016/06/06 (月)公演終了

満足度★★★★

最後も楽しかったです
最初 遅れてくるお客様がいるのでと開始10分遅れ

遅れた男性3人は普通の若者で。。。彼らはそんなきちんときているお客様たちを待たせるに価する3人の男性には見えませんでした(^_^;) 彼ら悪いと思ってなかったですし


定時開始でぜひお願いします


舞台は舞台 あっという間に観終わって楽しかったです。撮影会も含め ゆえ 最初だけ次回はお願いします

我が名を呼べ!我が名は天子シロマである!〜ご来場ありがとうございました!〜

我が名を呼べ!我が名は天子シロマである!〜ご来場ありがとうございました!〜

〒機巧ぽすと〒 (からくりぽすと)

d-倉庫(東京都)

2016/06/01 (水) ~ 2016/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1836(16-126)
13:00の回(晴)

12:00受付、12:30開場。

「〒機巧ぽすと〒」は3作目、「水と油でバシャバシャ!(2014/2@かもめ)」の「水」佐々木さん&「油」千葉さんが初めてで、佐々木さんはたぶん7作目、本公演では制作の千葉さんは所属の劇団暴創族「プラットホーム物語(2016/4@ポケット)」を。

いままでいろいろなキャラクターを演じてきた佐々木さんが初めての堂々たるヒロイン、(二人芝居)チュッパチャプスの少女とは大違い。

いやいやびっくり、前2作からは想像できない壮大な物語、入り組んだ抗争の構図がなかなか頭の中で整理できない(のは私のせいです)のでとりあえずお互いが食うか食われるかという関係にあるのだろうと枠組みをおきイメージを膨らませる。当パンの勢力図をもう少し地図風にまとめていただけるとわかりやすいかも。

振り回す剣はそれなりの重さ(そういう音がしている)があるのに振付、SE、タイミングが揃っている。

ヴォリュームMaxになると時々セリフが聴き辛いので少しテンポを落とすなど工夫してもいいのではないかと思いました。

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