最新の観てきた!クチコミ一覧

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何か いけないことを しましたでしょうか? と、いう私たちのハナシ。

何か いけないことを しましたでしょうか? と、いう私たちのハナシ。

文学座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2016/06/03 (金) ~ 2016/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★

観てきた!!!
いつの世も女性は強くたくましいですね。
ラストは華やかで爽快感があって観劇後感の良い作品でした。

飛び込みで観に行ったので、現実の事件をモチーフにした作品だということを今頃知りました(^_^;)
事件自体はおぼろげに聞いた記憶があります。
事前に知っていればまた違った印象を受けたかもしれません。

ネタバレBOX

コダマさん(名前ちょっと自信なし)がとにかく面白かった。
悪気があるんだか無いんだかみたいな。キャラクターがとても良いです。

マスコミ主導のバッシングは今と本質はあまり変わっていない感じがしました。
(この時代から変化したのかな?)
一度レッテルを貼られてしまうと、弁解の余地も無く、当事者たちは本当に大変ですね。
観劇前には風変わりに思えたタイトルも、終演後にはすとんと腑に落ちました。

演技も演出も舞台美術もすべてが安定していたと思います。
中でも照明による演出がとても良かったです。
ARTE Y SOLERA Concierto vol.22

ARTE Y SOLERA Concierto vol.22

ARTE Y SOLERA 鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団

メルパルクホール(東京郵便貯金ホール)(東京都)

2016/06/04 (土) ~ 2016/06/04 (土)公演終了

満足度★★

なんか
悪いゆー訳じゃないんっすよ。最初は発表会とはいえギターと唄が良い雰囲気を作っていて充分楽しめたんっすっけど・・・なんか飽きてきちゃって・・・やっぱ物語がないってキツイっすね。申し訳ないって思いつつ,脱落してしまいました。

アベベのベ 2016

アベベのベ 2016

劇団チャリT企画

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/06/08 (水) ~ 2016/06/19 (日)公演終了

満足度★★★

後半
前半の軽快なコメディ感と後半のパワハラ気味の胸糞感の温度差が激しい芝居でした。
憲法改正についても無理矢理な詰め込みかなぁ。

アイバノ☆シナリオ

アイバノ☆シナリオ

BuzzFestTheater

ザ・ポケット(東京都)

2016/06/08 (水) ~ 2016/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★

見応え有るが、
こりっち常連の皆さんと同様に同じ箇所でモヤモヤを感じてしまう。
演出家の方は完璧なエンターテインメント作品を突き詰めていくんですかね。
だとしたら、正直85点の出来かな、と。
脇を固める方もいい俳優さんばかりで満足度も高い。
目新しさなど全く無いが、ここは素直にいい時間を有難う~!

なだぎ武・山田菜々主演「ドヴォルザークの新世界」

なだぎ武・山田菜々主演「ドヴォルザークの新世界」

劇団東京イボンヌ

スクエア荏原・ひらつかホール(東京都)

2016/06/07 (火) ~ 2016/06/10 (金)公演終了

満足度★★★★★

転換だけ謎
大好きな劇団で毎回この劇団を観たらこりっちを思い出し、レビューを書くが、今回の公演は異色だった。過去公演をほとんど見ているだけに、驚いたが、恋愛が無い。これは社会的なメッセージである。現代アメリカ批判とも読み取れる。俳優のレベル、脚本のレベルは相変わらず非常に高い。

一つだけ。あの転換はいったい・・・。もたつき過ぎでは?

オケはところどころに音程を外すが、あの状況ではある程度許容範囲。
声楽家、前作よりグルーブ感がある。声楽の量はあれくらいが良い。

やはり惜しむらくは転換だ。あの半端な美術は全て無くても良かった。

しかし劇団イボンヌの新境地を見たのは確かだ。この劇団のファンはこりっちを全く観ていないのが良くわかる。客層があからさまに違う。それも面白い。

あと、俳優に若干一部レベルの差が・・・・気になる。
良い人は良い。
アンナ役の彼女は見事。
またダンスは一級品。振付師が優秀なのだろう。
今後もダンスを磨いて欲しい。

モーツァルトとマリー・アントワネットは哲学的な問いがあり、深いと思った。
今作は直球だった。
どちらも好きだが、今作は分かりやすい。

久々に無伴奏が観たいと思った。
改めて無伴奏の素晴らしさを思う。

劇団イボンヌのさらなる成長と発展を願う。

アイバノ☆シナリオ

アイバノ☆シナリオ

BuzzFestTheater

ザ・ポケット(東京都)

2016/06/08 (水) ~ 2016/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかった
笑いあり、涙ありの面白くて楽しい舞台でした。
稲村梓さんの目力、凄いですね。
ソーラン節もカッコよかったし、前すすむも面白い。
だけど、やっぱり稲村さんが最高によかった。

尺には尺を

尺には尺を

彩の国さいたま芸術劇場

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)

2016/05/25 (水) ~ 2016/06/11 (土)公演終了

満足度★★★★

めでたしめでたし
ヴィン公爵が発揮する大岡裁き不条理喜劇、この作品の萬長さんは扇の要部分の位置付けでMVP級の活躍だと思う。

話と登場人物が若干無節操なご都合型の展開に思えたりもし、どこかしらまとまりの悪さは感じた。時事ネタに通じるようなことも絡めつつ、台詞の一文に「死には死を〜尺には尺を以て報いるのだ」と出てくるあたり、先日見た文学座の「なにいけ〜私たち」の聖書の場面を思い出したが、もともとメインの人物で修道女がでてくるし、キリストの教えに由来している作品だったのかと後に気づく。旧約も新約も聖書に馴染みないので、理解するのに時間がかかる残念脳。
詩的な台詞が飛び交う中、公爵の「類には〜」あたり「俺の物は俺の物、お前の物は俺の物」というジャイアンの名台詞も被って聞こえてきそうだった。どうもすみません。

観客を笑わせることが優先されそうな場面ではまだバカになりきれない真面目さが見える役者さんに、アンジェロとクローディオの配役は逆が良かったんではないかな、と思った。

ネタバレBOX

蜷川舞台常連俳優さんはもちろん手堅く良かったけど、多部さんやネクストの1期生に当たる若手役者さんたちの活躍ぶり、良かった。彼はここでも脱がされるのかw
多部さんは「サロメ」や「キレイ」の時に、アクの強い作品も出来る女優さんとは思っていたけど、シェイクスピアのような古典作品も出来るとは。蜷川演出の他のシェイクスピア舞台を見てみたかったが…。
最終的に大団円でまとめたが、カーテンコールでは蜷川幸雄氏の遺影が舞台上に登場し、ああ、本当にいないんだと喪失感を自覚、「蜷川幸雄」の存在の大きさが際立った舞台でもありました。
コメディカルナイト

コメディカルナイト

劇団クロックガールズ

新宿シアターモリエール(東京都)

2016/06/08 (水) ~ 2016/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★

TMの木根さんが院長先生
院長先生がどこかで見たことあるなあと思いつつ、歌うシーンのない木根さん

最後の舞台挨拶で気づいてサプライズでした。

私は病院勤務経験者で、有名芸能人なら山王病院のような高級病院でセキュリティもしっかりしたところにが普通なはずで、しきりもないところでこの舞台のようなのはありえない。

そこは無理だらけでしたが、楽しく観れました

アイバノ☆シナリオ

アイバノ☆シナリオ

BuzzFestTheater

ザ・ポケット(東京都)

2016/06/08 (水) ~ 2016/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★

観てきました
1番後ろだったので、冷静に眺められてしまったからだと思いますが皆さんが書くような感動が伝わって来なかったのです。

最初オープニングは良かったです。

後半の、女性はないたもん勝ちなんでしょうか。
同性がみて嫉妬凄まじい女性に感情移入もできなく男性はそういう女性に結局最後は落ち着くのか。

売れっ子女優だった主人公が愛したシンガソングライターの彼が素朴すぎて。綺麗めの女優さんと釣り合わないかな

女性がもっと素朴ならなんですがバランスが

前でみたらもっと違ったかなと思います

くろはえや

くろはえや

JACROW

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2016/06/05 (日) ~ 2016/06/11 (土)公演終了

満足度★★★★

新たなJACROW
うまく言えないが、今までのJACROWとは違う感じがした。
むせかえるような空気は感じなかったが、行きている人の切実さは前作より、より濃厚に感じる。好みは分かれると思うが、私は非常に好みだった。

なだぎ武・山田菜々主演「ドヴォルザークの新世界」

なだぎ武・山田菜々主演「ドヴォルザークの新世界」

劇団東京イボンヌ

スクエア荏原・ひらつかホール(東京都)

2016/06/07 (火) ~ 2016/06/10 (金)公演終了

満足度★★

ただただ、
ただただ、全てが残念。
なだぎさんの笑顔と一生懸命さだけが救い。
音楽も、前作よりレベルが下がった気がする。

なだぎ武・山田菜々主演「ドヴォルザークの新世界」

なだぎ武・山田菜々主演「ドヴォルザークの新世界」

劇団東京イボンヌ

スクエア荏原・ひらつかホール(東京都)

2016/06/07 (火) ~ 2016/06/10 (金)公演終了

満足度★★★

前回よりも進歩した上演
7日夜、スクエア荏原ひらつかホールで上演された東京イボンヌ『ドヴォルザークの新世界』初日公演を観てきた。東京イボンヌとの付き合いは、だいぶ以前に主催者の福島真也氏と知り合って以来続いている。

あらすじは、それほど難しくはない。ヨーロッパからアメリカの音楽学校教師としてアメリカに渡ったドヴォルザークが、アメリカ人のインディアン迫害という現実に直面しつつ、偶然知り合ったインディアンとイギリス人とのハーフでインディアンの一人として居留地で暮らすサラと知り合い、アメリカという新世界にふさわしい交響曲をインディアンの音楽を取り入れることで作り上げていく過程を、コメディタッチで描いている。

劇の内容としての深みは、全体を包むドヴォルザークの音楽創作活動というより、後半に出てくるサラとその母の数奇な運命にある。従って、クラシックコメディという笑いは主に前半に集中し、笑いは後半に行くに従って悲しみへと変わっていく。と同時に、観客の舞台への集中力徐々に高まっていく。

舞台成功の鍵は、ドヴォルザーク演じるなだぎ武とサラを演じる元NMBの山田菜々の絶妙なやりとり。ただ、全体的には会話やシーン転換の際に妙な間ができる瞬間が数回あって、脚本と演出に若干問題があるなぁと感じさせられた。脚本に関しては、話の展開に破綻が観られる箇所もあって若干不満。
前回公演に比べ、舞台上の演奏者の扱いや、必要最小限の大道具による場面転換は格段の進歩を見せていて喜ばしい。演技と音楽のバランスというか、演技の中に音楽が出てくるタイミングも前回より良くなっている。
また、今回は歌や演奏だけでなくダンスも加わって、舞台が華やかになっていたのも特徴の一つ。
品のある笑いと、それに対比できるだけの悲しみ、そして適度な音楽を、広さに制約のある舞台上でこなす東京イボンヌの基本的な上演形態の基礎は固まったように思う。次回は『酔いどれシューベルト』の再演。初演を観ていないので期待しているが、再演にどれだけ観客を動員できるかも劇団としての将来に関わる重要なポイントとなるだろう。

SEN-RITSU

SEN-RITSU

座・間座

Geki地下Liberty(東京都)

2016/06/03 (金) ~ 2016/06/09 (木)公演終了

満足度★★★

テーマが混沌としている
7日午後、下北沢のGeki地下libertyで上演されているJOHN DOES Produceの第一回舞台『SENーRITU』を観てきた。これは、知人の役者・麻生敬太郎が出演していた関係からである。ちなみに、この公演の目玉は元猿岩石の森脇和成の出演かもしれない。

あらすじは、おおよそ下記の通りだろう。
原発スラム出身でオーディションに合格し、今は有名なシンガーになった女性が、スラム時代からの知り合いで今はマネージャーである男と、かつて自分が生活し今は廃墟となっているスラムを訪れ、かつての生活を思い出すことから舞台は始まる。そう、その回想シーンが舞台の中心なのだ。
中国マフィアから警察が押収した偽札製造のノウハウを記録したUSBメモリーを老警官がヤクザに横流しし、それをヤクザの一人が組織から持ち逃げ。それを奪回して中国マフィアに戻すという、警察、ヤクザ、マフィア、そしてスラムの荒くれ者たちによる四つどもえの葛藤劇。恋愛あり、友情あり、家族愛、組織愛、そして騙しあいに裏切り。暴力と優しさ。その中で音楽に打ち込む女性。結局、その抗争の中で多くに人間が傷つき、死んでいった。
女性の歌う歌をバックに・・・・・

そんな回想をしていた女性は、マネージャーの声で我に返る。そして誓う。歌うこと、そして自分が生きてきたスラムの生活とそこに暮らしていた人々のことを忘れないと。

テーマが壮大かつ混沌としていてわかりにくい部分が見られたこと、そして話の展開に余談的なシーンが多すぎる傾向にあったこと。歌手を目指す女性が歌うシーンが数カ所あったが、歌の音程が悪くせっかく盛り上がるシーンが停滞してしまったこと、出演している役者にキャリアの差があって演技にそれが出てしまっている点など、この劇団の1回目の公演としてはつきものの諸問題があぶり出された舞台と言えるだろう。
全体的な話の中でのクライマックスは、女性がオーディションで気分の気持ちを語るシーンだろうが、盛り上がりに欠ける何かが足りない。そしてもう一つのクライマックスは抗争主たちが死んでいく戦いのシーン。これはちょっとアッサリと人が死んでいきすぎ。
話の内容をもう少し厳選して内容を凝縮する必要がありそうだが、その責務を負うのは脚本だろう。
BGMにキーボードの生演奏を取り入れたというのは、この劇場の使い方としては成功していたと思う。立体的な舞台の使い方もベター。特に目立った役者の名を挙げるのは難しいが、シンガーを目指し夢を現実の物としたヒロイン役という立場の女性を演じた香月ハルの名前を挙げておこう。

それにしても、タイトルのSEN-RITSUだが、自分はてっきり戦慄かと思っていたのだが、見終わって旋律か?という思いが。いや、おそらく作者の思いは、旋律と戦慄の意味を兼ね合わせたくてローマ字表記にしたのだろうね。

アベベのベ 2016

アベベのベ 2016

劇団チャリT企画

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/06/08 (水) ~ 2016/06/19 (日)公演終了

満足度★★★★

身近に感じる感じ。
コンビニで働いた経験がない人でも
身近に感じることが出来る部分があるような気がします。

コンビニで政治のお話?
どう言う風に展開するのかなぁ・・・と思っておりました。

非常に上手く練りこまれていました。
そして笑えました。

自己中心的で、適当で、曖昧で。
自分含めみんなそんなものだよねぇ・・・と思いました。

それぞれのキャラも立っていて楽しかったですが、
少し長く感じました。

ネタバレBOX

鉄砲撃ってバンバンバン・・・
私的にはちょっと怖くなりました。
The Fiend with Twenty Faces 幻燈の獏

The Fiend with Twenty Faces 幻燈の獏

ACRAFT

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/06/08 (水) ~ 2016/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★

江戸川乱歩ワールド
怪人二十面相を題材に展開されるストーリーと笑いありミュージカルや映画のワンシーンをみるような演出に魅入られる作品。

江戸川乱歩を知っている方ならより深く知らない方でも楽しめる。


出演者それぞれの役柄もしっかりしているので重厚感もある。


客席が正面と左側にある為同じ作品でも違う角度から観る面白さもある。

最初は正面の前列あたりの席からみた方がいいのかと。

ビッグマウス症候群

ビッグマウス症候群

劇団フルタ丸

「劇」小劇場(東京都)

2016/05/25 (水) ~ 2016/05/29 (日)公演終了

満足度★★★★

実はチャレンジいっぱい!
フルタ丸にとって、劇団員6名のみでの本公演第2弾となる「ビッグマウス症候群」。

前回同じメンバーでの公演を経験したこともあってか、奇をてらわない=無理しない、シンプル&ストレートなStageだった。そういう意味では、「うつくしい革命」を観た時のような懐かしさも感じられる。
「匿名家族」・「Parallel/パラレル」・「共演NG」というチャレンジング興行~客演さんも多かった「愛フォンブース」~フェスとのコラボレーション「食卓のピエロ」・「下北コロッケ」~異色の2人芝居「虎の館」、これらを経ての悟りのような…

今回の作品、前半と後半でその性格が変わる。映像作品だったら、いま流行りの手法で、前編/後編、に分けられていたかも。こういう作風、フルタさんにしては珍しいかな。

珍しいといえば、ストーリーテラーがハッキリと登場していたことも注目したい。作り方によっては、これまで通り”観ていればわかるよね”というスタンスでも良かったかもと思うが、敢えてなのか。。。しかも、篠原さんがその役を担っていたのも不意打ち。オーソドックスに考えるなら、宮内くんなどになると思うが。
ストーリーテラーは、舞台上の第三者に語り掛けるというケースもあるが、今回は客席に向かっての独白。それもかなり長め。日々、自分との葛藤だったんじゃないかな。
(そういや、本公演作品で、客席と正面から向き合ったのは、自分が見始めてからは初めてだった!)

前回の「僕は父のプロポーズの言葉を知らない」は、親=カップルの役柄であったので1人のシーンは少なかったが、今回は真逆。
各メンバーともソロパートがあり、長く、感情を抑止あるいは爆発させるシーンであり、自分の呼吸と客席の呼吸?を合わせながらというのは、苦労もあったんだろうと思う。


エンディング、あの風見町に住む6人の未来は不透明のまま。それでも、宮内くん演じるカレと、篠原さん演じるカノジョとの関係は、ビックマウス前、に戻っていける気がした。

点滅 second

点滅 second

アロック・DD・C

アロック新宿アトリエ(東京都)

2016/06/07 (火) ~ 2016/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★

花四つ星
 舞台は素舞台。ダンス公演だから当然である。舞台奥に出捌け口、これは大きな額縁のような作りになっていて黒っぽい色、昆布でも上辺からぶら下がるような感じで矢張り同じ色の布が垂れ下がっている。

ネタバレBOX


 開演時、一人の男を客席側を除く三方から取り囲むように鏡を持った女たちが取り囲む。音響、適度な昏さ、三方から己の姿を映し込むように囲まれた男の慄きに満ちた表情などからいきなり能の世界に迷い込んだよういな気がする。というのも直後、死神と思しき者が入ってくると女たちから鏡を1枚、また1枚と受け取って奈落へでも受け渡すかのようにどこかへ受け渡してゆくのだが、男は小刀で頸動脈を切り自殺を図るからだ。能は霊界とこの世のコレスポンダンスを描くことの多い芸能である。今作の舞台も正しく冥界。即ち死んだハズの者が最終的に黄泉へ旅立つ前に滞在する場所である。男は、この霊界で三途の川で石を積む子供と子供の積み上げた石をその度崩す鬼の姿を見たり、祖母だと言う者に孝養を尽くしたりするのだが、祖母は、孫を生者の国に帰す為に仲間と語らって自分を刺させ、因果の鎖を解いて冥界から生者の国へ帰す。こ謀は成功し男は息を吹き返す。と其処には自死直前に与えられていたパンがあり、それを取り上げて食べる。無論、これは明喩である。死んだ奴は放っておけ、生きる者は先ず飯だ! くらいの意味と取れよう。
 あらすじは大体述べたとおりであるが、ダンスパフォーマンスなので、科白は、祖母が孫の名を呼んだあと若干、祖母の仲間たちがしゃべる位で殆ど無い。従って以上のストーリー展開は自分の解釈である。唯、このような解釈に至った理由は説明することができる。小道具に使われている短刀は、男が頸動脈を切る為に用いた物であり、祖母を刺したもこの短刀なら、何度か出てくる死と裏腹のシーンに出てくる刃物も総てこの短刀であるから、このアイテムは、冥界と現世を繋ぐ謂わば機織り機のㇶのような物と考えてよかろう。
 また、一種の夢と解釈することもできる内容であることから、その根拠を否定し、現実に冥界と現世の行き来をしたという物語の設定を補完する役割も兼ねていると思われる。
 これらの設定い奥行を加える為に、更に幾つもの仕掛けが工夫されている。例えば冥界で祖母の仲間が男に襲い掛かるシーンでは、死神と思しき者も登場する中、1人が出吐け口に使われている大きな額縁内に残り蠢いているのだ。目立たないが、殆ど科白零の物語に奥行を加える方法として効果的である。更に、開園後15分程もほぼ全員によるダンスパフォーマンスがあるのだが、暗転した時に死神役だけが、出捌けの額縁内に残っており、その後の再登場ではタイミングぴったりに出てくる。こういう細かい配慮が物語に奥行と深みを与え立体的で分かり易いと同時に広がり・深みを与えている。
ケムリ少年、挿し絵の怪人【全公演終了いたしました!誠にありがとうございました!】

ケムリ少年、挿し絵の怪人【全公演終了いたしました!誠にありがとうございました!】

くちびるの会

吉祥寺シアター(東京都)

2016/06/03 (金) ~ 2016/06/07 (火)公演終了

満足度★★★

前に進む強い意志。
手放しで「素晴らしい!」というわけではないですけど、
新天地を切り開く力強さ、前に進む意志の力を感じました。
これからもグングン進んで欲しいので、とりあえずの☆3です。
詳しくはブログで。
http://blog.livedoor.jp/byoubyoubyou/archives/52374378.html

あわれ彼女は娼婦

あわれ彼女は娼婦

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2016/06/08 (水) ~ 2016/06/26 (日)公演終了

満足度★★★

みてきた
遠目だけど衣装が、特にダンスの時の衣装がよかったです。(腰のあたりの形)
あおいさんはビオフェルミンの時と声が違いますね。

The Fiend with Twenty Faces 幻燈の獏

The Fiend with Twenty Faces 幻燈の獏

ACRAFT

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/06/08 (水) ~ 2016/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★

鳴り止まぬ笑い声
まずは追加公演で、アフターイベント付というマチネを堪能。
正面のセンター、しっかり演出が見える席。目の前で映画が展開しているような、しかし、本を読んで自分の脳内で展開しているような、不思議な気分。一体誰に化かされているのか?
続いてソワレ観劇。
二度目はサイド前列。物語への没入感は最高な位置。ただ死角が発生する(直線上で役者が役者に被る)ので初回にはオススメしないかな。
こんな表情していたのか!、少年達はここでオフ芝居してるのね~、という発見多数。作り込みの細かさに感心するばかり。
幻燈の獏は、万人に受ける作品ではないと思う。それは江戸川乱歩作品の持つ不気味に濁った色がそうさせているのだろう。でも、それを表現できているレベルの高さは体感して欲しいと願う。

主演の那奈ちゃんは中性的な少年を好演していて、聡明さと強かさがすごい。
他にも女優が少年を演じている、というか、少年役に男性がいないのだけど、それが倒錯的でより少年らしくなるのかな。乱歩の世界の成せる技。

真っ白な服装と撫で付けた髪の高田さんの甘粕。佇まいだけで、潔癖で律されたイメージを植え付ける。それは甘粕自身の理想や夢だったのかも知れない。
ある程度の地位を築いた人間の風格と、処世術の巧みさがじわじわと染み出ているのがすごい。目線だけで人を黙らせる力があるように思う
甘粕/高田さんは、ズルいシーンが3つある。
イベントでも再現した“流行りの動作”は、やられたい!けど、やられたら恥ずか死する。
優しさ発揮の場面の人間味が、それまでとのギャップが大きくてズルい。
回想の場面での年齢の表現に息を飲む。技術のある役者には感服するばかりだ。

コメディを封印していないけどシリアスな図師さん。図シリアス。私の大好物。演出の細川さんが最終調整した(笑)バランスがいい。
あと、今回のキーポイントでもある、笑い声が良い。パンチ力があるから、グッと場面に引き込んでくれたように思う。
Wコールで図師さんが仰った『役者は観客に見てもらってやっと仕事になる。だから、今作も今後も多くの人にその目で見て欲しい。』という話が、演劇愛に満ちててよかったなぁ。彼の真面目さが見えてくる。

実は色男な神田/土田さん。緊迫するシーンもあるけれど柔らかいシーンも多くて、緩急を感じさせてくれる。終盤で種明かしされて腑に落ちるうちの一人なのだけれど、それまでの間はずっと人間臭さがある。だけど、判明すると人間臭さが吹き飛ぶ(私的感覚)。

ベスト姿がツボすぎる篠山/大悟さん。所作が男らしくて好き。何故そっち側に立ったのか、それまでの経緯も気になる役。後半で出てくると最初は!?!?ってなる。今作は殺陣付けも。

星璃くんの栗田は先月のセカスリと180度違う。ありとあらゆるものを消した上での表現って大変そう。

影の主役なんじゃないの?と思う八ツ目/津和野さん。いい意味で変態で、狂人で、キモい。これを会得するのは大変だったと思う。
終演後に客席に出てきた時、普通の青年で気づかなかった(笑)。

毎度不憫な役回り(本人談)の結束さんは、撮影所側を纏めるいい兄貴。酒瓶が似合いすぎw

宗さんの変幻自在っぷりは毎度目を瞠るものがある。狂気に満ちた感じで、変態で、人間だけど人間じゃない感じ(褒めてます)。それは所作や表情や語り口が、繊細で作り込まれたものだから伝わって来るもの。徹底しているところが好き。だけどイベントで宗子になってるのも、結構好き(笑)

幻燈の獏の照明は大道具でもあるので、そういう観点でも面白い作品だと思う。バンタムをカッサイで2度見てるけど、あの時は舞台美術あったからね。
音響(音効)のセレクトも良くて、違和感なさすぎて没入しちゃう。
制作さんも仕事が早くてスムーズ。
素敵なスタッフさんがたくさん!

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