
「贋・四谷怪談」
椿組
花園神社(東京都)
2016/07/13 (水) ~ 2016/07/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
夏の風物詩
夏になると花園神社のテントが気になる。新宿梁山泊と椿組。この二つは外せない。
家内の兄さんが急に亡くなって、予約していた20日の指定席はキャンセルしたが、ギリギリ千秋楽の当日券で滑り込めた。
四谷怪談と赤穂浪士の討ち入りと言えば深作欣二監督「忠臣蔵外伝 四谷怪談」が頭に浮かぶ。憂いのある民谷伊右衛門、佐藤浩市と妖艶なお岩、高岡早紀の絡みが良かった。そして本作、山本亨と松本紀保の絡みも面白い。凡庸な劇評は残すべきではないけれど、一言だけ、男と女はどんなに時代が変わろうと愚かで切なく哀しいものだと改めて感じさせてもらいました。また、来年の夏には水浴びも兼ねてお邪魔したいと思います。

石ころとテイラー・スウィフト
DanieLonely
Cafe Slow Osaka(大阪府)
2016/08/06 (土) ~ 2016/08/07 (日)公演終了
満足度★★★★
人間関係
ダニエルの舞台って毎回、描かれる人間関係が凄くいいので、大好きです。
今回は新しい作家さんって事でしたが、
相変わらずのダニエルらしい人間関係性が描かれてたので、
凄く面白かったです。
その中にお遊びな役も登場したりで、笑ってしまいました。

三人どころじゃない吉三
少年社中
近鉄アート館(大阪府)
2016/08/06 (土) ~ 2016/08/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
念願!
いつも東京まで見に行ってたのに、今回、念願の大阪公演。
ホント、嬉しかったです。
そして、舞台もこれぞ少年社中というのを見せてくれました。
ホント、面白かったです。
また、大阪に来てくれる事を切に願います。

ここも誰かの旅先
空晴
HEP HALL(大阪府)
2016/08/04 (木) ~ 2016/08/09 (火)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしい
毎回、小池さんの第一声で笑ってしまいます。
ある意味、名人芸ですね。
そして、いい意味での毎度な物語の展開。
笑って、最後にほっこりさせられます。
そして、河野さんの台詞が何度も胸に突き刺さりました。

旅行者
下鴨車窓
AI・HALL(兵庫県)
2016/08/06 (土) ~ 2016/08/07 (日)公演終了
満足度★★★★
引き込まれた
これ、ストーリー的にも面白かったし、
ミステリー要素もあったりして、全編、舞台に引き込まれました。
見終わって、、、正解が知りたくなりました。

「ある盗聴」 /「復讐と美味しい料理は後を引く」
劇団競泳水着
スタジオ空洞(東京都)
2016/07/28 (木) ~ 2016/08/09 (火)公演終了
満足度★★★★★
「復讐と美味しい-七世さんの回」鑑賞
想像以上に面白かった。
リーディング公演怖るべし!!
陰気なつばぜり合いがとても楽しい。
美女お三方を動かさないのは何とも勿体無いが・・。

夏に死す
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2016/08/02 (火) ~ 2016/08/14 (日)公演終了
満足度★★
うーん…
そんなとこで泣かなくてもいいだろってとこで泣いたり、いちいちリアクションが大きかったり、小劇場にも関わらず役者の芝居が皆、必要以上に大きく嘘っぽい。全てにおいてリアルではなかった。私の好みではなかった。制作、場内整理などは☆5つなので、総合で☆2つ。

頭痛肩こり樋口一葉
こまつ座
シアタークリエ(東京都)
2016/08/05 (金) ~ 2016/08/25 (木)公演終了
満足度★★★★
人生初観劇でした。
明治時代の女性たちが、変わりゆく様々な環境・境遇に翻弄され、葛藤する模様が印象的でした。それでもただ時代に翻弄されるだけではなく、女性は女性なりに、それぞれの思い、思想、信念を貫き通した生き様に、当時の女性たちの逞しさを感じました。

ストリッパー物語
昭和芸能舎
赤坂RED/THEATER(東京都)
2016/08/02 (火) ~ 2016/08/07 (日)公演終了
満足度★★★★
Aチーム
つかこうへい七回忌特別公演。
羽原大介氏の演出の舞台を20年ぶりに観る。
吉田智則さん久々に観たが色気出てきたなあ。
中川絵美さん二度目ですがもうすごいです。
つかこうへい演出の舞台で観て見たい女優さんです。
及川いぞうさん久しぶりですけど安定の素敵さ。
しるささんいいなあ。これから注目。

劇作家協会公開講座2016年夏
日本劇作家協会
座・高円寺2(東京都)
2016/08/06 (土) ~ 2016/08/07 (日)公演終了
満足度★★★★
観てきた!
第一部の「コミュニケイションと演劇── あるいは 静かな演劇VSにぎやかな演劇」を拝見しました。
ちなみに後半のタイトルはみんなが興味ありそうだったので集客のために付けたそうです(笑)
一応、鴻上さんがホスト役ということで間をとりもつような立ち位置でした。
肝心のテーマについてはその是非を問うというものではなくて、
それぞれの劇団がどういう経緯でそういう路線に行き着いたか、
みたいな話が多かったです。
満願全席と素うどんのたとえが結構ツボでした。
平田オリザさんが予想外に毒舌だったり、結構ぶっちゃけてて面白かったです。

8月6日13時 当日券あります!! 虚言癖倶楽部
ピウス
サンモールスタジオ(東京都)
2016/08/03 (水) ~ 2016/08/07 (日)公演終了
満足度★★★★
観てきた!
Bチームを観劇。カーテンコールの時のお話によるとBチームの方がよりコメディ色が強い演出となっていたようです。
コメディは設定の時点で面白さの何割かが約束されてしまうことがあると思います。
虚言癖VS一切の嘘が許せない男という設定がまず秀逸です。
そして、その「嘘が許せない男」を演じる山崎雅志さんがもう見事にハマリ役で、
設定と配役がばっちり噛み合っていて抜群に面白かったです。
倉島役の長橋さんの癒やし系な感じも良かったです。
オチは設定の時点でだいたい読めましたけど(笑)
作中では8週間のお話ですがちょっと長いかなと思いました。
5週間くらいでスパッとテンポ良くまとめてくれるとなお良かったかな。
キャスト面会は関係者のみ。
それ以外の方はチェキ券でね、というシステムのようです。

虚構の劇団 第12回公演「天使は瞳を閉じて」
虚構の劇団
座・高円寺1(東京都)
2016/08/05 (金) ~ 2016/08/14 (日)公演終了
満足度★★★★
観てきた!
まずは1ステ目と4ステ目を観劇。
何度も再演された有名な戯曲だそうですが、観るのは今回が初めてです。
初演とはどれくらい違うのだろう。非常に今とシンクロしていて、全く古さを感じない作品でした。

厚い雲に覆われた光
演劇企画集団Jr.5(ジュニアファイブ)
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2016/08/02 (火) ~ 2016/08/08 (月)公演終了
満足度★★★★
毒母と災害からの脱出
毒母と災害のトラウマ。かなり重苦しい話なのだけど、妙に笑いも多くて、芝居は結構楽しめました。主役は美人だし。しかし客席が狭くて、両サイドがかなり肥満の人(失礼!)で、おしくらまんじゅう的に不自然な姿勢を強いられたのは結構辛かったなー。

スタンダード・デイ 騎士
無頼組合
【閉館】SPACE 梟門(東京都)
2016/08/05 (金) ~ 2016/08/07 (日)公演終了
満足度★★★★
騎士(ナイト)シリーズ本編でないが、面白い!
千一夜物語をイメージするような物語構成。人殺しをさせないための面白い話の数々。本公演は「スタンダード・デイ騎士」の番外編...架空の街”サウスベイシティ”の裏通りで生きる人々に焦点を当てる。
説明にあるように「過ぎゆく人生の一部をオレはムダ使いしてるだけなんじゃねぇの」...本公演の底流にあるのは”時間”を巡るアレコレが描かれる。
とてもスタイリッシュでオシャレな...”時”を観(魅)せてくれた。
(上演時間2時間)

弥次喜多
ハイリンド
d-倉庫(東京都)
2015/12/09 (水) ~ 2015/12/15 (火)公演終了
満足度★★★
舞台の斜面が・・・イイ♪
友達を初めての演劇に連れて行って観覧しました♪ちょっとアクが強めでしたが、最後まで貫く貫禄には圧倒されちゃいました♪

スタンダード・デイ 騎士
無頼組合
【閉館】SPACE 梟門(東京都)
2016/08/05 (金) ~ 2016/08/07 (日)公演終了
満足度★★★★
初めての無頼組合
シラカワタカシさんの作品を観て、実際にお会いできて感激でした。オムニバスならではの難しさを調和良くもっていく工夫には目を奪われました!地下鉄からの高層ビル・・・そして楽曲の入り方など、楽しませる意気込みに脱帽です♪

黒蝶のサイケデリカ THE STAGE
2016 舞台「黒蝶のサイケデリカ」製作委員会
紀伊國屋ホール(東京都)
2016/08/03 (水) ~ 2016/08/07 (日)公演終了
満足度★★★
小さくて深い世界
殆ど偶然のように観に行った作品。紀伊国屋ホールで“2.5次元!?”始まるまで、かなりの違和感。しかし、話の展開は面白い!主人公の少女の気持ちがよく伝わってきた。残念なのはポイントとなるシーンで台詞を噛む(特に男性メイン)、これがかなり目立った。小さい世界の深い話、なかなか面白かったです。

Qbic!!社会人劇団短編上演フェスティバル
MEHEM
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2016/07/17 (日) ~ 2016/07/18 (月)公演終了
満足度★★★★★
Qbic!!社会人劇団短編上演フェスティバルAブロック観劇!
若い社会人さんの劇団さんによる短編上演フェス!!!
QbicのAブロックを観劇!
Qbic参加6団体の内、Aブロックは「箱庭計画」さん「有馬九丁目ANNEX」さん「Contondo」さんの3団体。
箱庭計画さんは旗上げからファンですが、第三回公演見逃しました…。
残念!
今回の「紺青タンザナイト」彼女に振られ自殺しようと屋上に…、そこで会った自殺先約者!「責任取ってよね!」ちょっと切ないラブストリー!大好き!
(TwitterでMehemさんの公演と間違えてコメント、申し訳ありませんでした)
有馬九丁目ANNEXさん、初めて拝見!
でも演目は確か中之島で拝見したステージタイガーさんの…?
岡崎さんはステタイさんだったんですね!
今回、ステタイさんとは違う、有馬バージョンの「Last noodles exp.」、更にエネルギッシュで、作り込まれた感じ、良かった!
Contondoさんの「詩劇 水仙と木魚」
以前拝見したContondoさん別役作品を生演奏、幻想的でしたが…。
今回、30分間喋りたてる一人芝居。
長年仲が悪い隣通しの2つの家。
でもロミジュリよろしく娘と息子は仲がよい。
怒濤のセリフ量、熱量半端なし、Contondoさん凄い!
そして、今回のフェスを仕切ったMEHEMさん、大変だったと想いますが、とっても良かったです。

狙撃兵
劇団俳優座
俳優座スタジオ(東京都)
2016/07/23 (土) ~ 2016/08/07 (日)公演終了
満足度★★★★
ブラックコメディらしい。戯曲のうまさ。料理の難しさ。
こういう戯曲なのだな、と最後には分かる。その結果から逆算して、俳優の演技、演出はどういう形が良かったのか・・という反芻を始めている自分がいた。
俳優は、ベテランに軍配である。若手は芝居を「わかりにくく」した面が、どうしてもあった。父役は、政治家に文句を垂れるおいしい役柄でもあったが、イギリスのとある教会堂で、教会員への辛辣な皮肉をこめた演説をぶつ場面、溜飲を下げた。
あちらの芝居(アメリカとか、イギリスとか。)となると、何となくこんなイメージという刷り込みが恐らく海外ドラマ(セックスインザシティとか?)の影響であるのだろう、台詞に妙な節ができる。子供ができた事でいったん離婚したのにヨリを戻した妻が、次第にぶっ飛んだ行動へ走り、最後にはまともな感じになったりする、振れ幅の大きな役だったが、厳しいものがあった。
「狙撃」の手腕ゆえに、失業者から多くのオファーをもらう身になった夫をより多く稼がせるため、たまたま互いを殺したいと依頼してきた双方に、「相手はもっと出すと言ってる」と価格競争をさせる、そしていざ、狙撃の場に立ち会うことになった最後には、「私たち、何をやってるんだろう・・」といきなり自省モードになる。でもって、シリアスドラマ=反戦・反暴力メッセージをにじませるという無理無理な(そう処理してしまえばいかにもチープな)流れがある。
この「ブラック」をどう演出、処理するかは難しい課題だった、と思う。戯曲の面白さは伝わるし、途中も面白いので、大きな不満は残さないかもしれないが。。
この妻の取る、間もなく子を産もうとしている母(予定)としての行動が、反省する対象になるのか、なるとすればなぜか、何を想起させることで成立するのか・・そのあたりが整理され、女優は表現すべきだったのだろう。
一方若い夫のほうは、復員兵で仕事を半年探しても見つからず、就職相談所を訪れて相談員と会話をする、それが芝居の冒頭だが、軍隊では狙撃の腕に覚えがあり、相談員は妻(政治家・選挙前)の事務所での仕事をあっせんするが、やがて「戦地」での高報酬な仕事を紹介され、お払い箱になる。と同時に、彼の「腕」を見込まれて「狙撃」の仕事が舞い込んで来る。
本来戦争でしか活用できない「狙撃術」を、「殺し屋」という平時でもやれる仕事で活用する、という展開は「ブラック」だが、ブラック度をもっと効果的に印象付けられなかったか。仕事が見つからない問題は深刻だが、あっけらかんとした性格を冒頭で発揮して客から笑いをとってもいる。あれは「狙撃術」という自信から来ているものとも解釈でき、就職難の犠牲者とはイメージ的になりにくくなった。
父は脳腫瘍を患い、健忘がひどくなり、息子の狙撃術を見込んで自分を殺してくれ、と真剣に依頼されたりする。「死期」を選ぶ権利についての議論は、イギリスでは保守的な教会勢力が意識されているのかどうか分らないが、「狙撃術」が人の欲望に基づく需要に応える仕事、というネガティブな側面から、肯定的な側面が垣間見えてくる、という奇妙な瞬間も、演出によってはあり得たかも知れないが、この芝居ではそこには手が届かなかった。
息子を再び戦地に赴かせるあっ旋をした政治家に、父は談判しに行く。ここでの火花散るやり取りも、教会での演説に並んで、痛快だ。このあたりが作家の本領なのだろう。
夫と妻、相談員とその妻(政治家)、父とその妻、3組の夫婦がそれぞれの世代の典型的なモデルを体現させてもいるようで、人物の数も間違えようなく分かりやすい。・・日本の世情に即して書かれた、こういう作品を見たい欲求がもたげる。

insider
風琴工房
Half Moon Hall(東京都)
2016/07/21 (木) ~ 2016/07/31 (日)公演終了
満足度★★★★
秀作。
前作(今回が続編である所の第一作)「Hedge(ヘッジ)」では、「説明」の段が分りよいとは言えず、ドラマとしては企業再生の物語、皆が良い人、win-win的お話に収まったことがやや不満だった。(そうならない原因は構造的な問題にあると考えられるので、そこにしっかり言及してほしい、と思った。ないものねだりながら)
今作は非常に分かりやすく、査察を受ける側とやる側の駆け引き、対立構図を描きながら、経済の動きや、役所的態度(これも構造の一端)への理解を、一歩、二歩進める材料をイイ感じで提供していたと感じた。
見事に流れるような台本と、硬派色で染まったドラマとはいえ、微妙なニュアンスを表現した俳優にも感服。主役級の者がカーテンコールの最後に挨拶をする、その者が誰か、という人選がこの芝居では微妙なところだが、その者が挨拶をしたことで、作者の思いも知った気がした。
新自由主義がいかにケッタイな代物か・・ 企業のモチベーションは金儲けでなく何を作るか、どんなサービスを提供するかにあるべき(ひいては投資家というものは如何に儲かるかでなく、どんな産業、事業を育てるのかにモチベーションを置くべきだ)という、当たり前な姿を、思い起こさせるドラマになっている。
査察官4人と、一人ずつ呼ばれる企業側各人との火花散るようなやり取りも、うまい。