
リング・リング・リング2016
ギャンビット
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2016/06/23 (木) ~ 2016/06/30 (木)公演終了
満足度★★★
物足りない感じと頑張ってる感
悪くはないのですが、つかさんの作品で感じる熱感は感じましたが、まだまだ出せるかと思いました。

パラサイトパラダイス
ワンツーワークス
ザ・ポケット(東京都)
2016/06/23 (木) ~ 2016/07/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
納得の高評価劇団
受付けの丁寧さ、無料パンフレットの配布、ブランケットの貸し出し等、開演前からすでに劇団の配慮が感じられる。
実際の舞台も、役者さんの実力はもちろんのこと、映像のカット割りでは絶対できない舞台ならではの表現が随所にあって引き込まれた。
セットも見やすく計算されており、とにかくこだわりのてんこ盛り。
観客も他よりマナーの良い人ばかりだった印象。
まさに良質な大人の娯楽の王道。
難をあげれば、座席が横一列繋がっていて、力伝導が非常に良く、人が身動きするたびに揺れて一瞬気がそれてしまうことぐらいか。
とにかくそれぐらいしかケチの付けようが無い公演でした。
こういう劇団がいっぱいあるといいなとも思いますが、稀有で他にも色んな劇団があるからこそ演劇は面白いんだろうなと思いました。

キャッシュ・オン・デリバリー ~Cash on Delivery~
ファルスシアター
駅前劇場(東京都)
2016/06/24 (金) ~ 2016/06/28 (火)公演終了
満足度★★★★
疲れた!
始めから終りまで続く“必死の嘘とごまかし”のまさにドタバタ!それに巻きこまれる登場人物たち、そのキャラがいづれも、ものすごく個性的で、面白い!しかし、終わって一番最初に出た言葉は“疲れた”。全力疾走!?全力投球!?という状態が2時間。この種のコメディとしては長すぎる。途中抜けがまったく無い。息をつく場所がないというのはちょつとばかりしんどい。芝居は“緩急”あっても良いんではないかと思いますが・・・。

キャッシュ・オン・デリバリー ~Cash on Delivery~
ファルスシアター
駅前劇場(東京都)
2016/06/24 (金) ~ 2016/06/28 (火)公演終了
満足度★★★★
雰囲気は~笑い声の聞こえる海外コメディのような感じですね
いろいろとややこしい関係やら説明やらがあるのではあるが
勘違いが勘違いを呼んで巻き起こる笑いは状況だけでも楽しめた
約2時間の作品です
今回は開演前であれば舞台セットの撮影は主宰が許可されていましたー
それにつけても隣に座った
お兄さんは足は踏んでくれるわ
前かがみになって視界は遮るわ
もーちょい観劇マナーというものについて
理解と実行を願いたいなぁと思ったですよ
無駄に身体だけ大きくなっても
精神が大きくなってないのはホント情けないですよ~

ハッピー・スーサイド・カンパニー
エンターテイメントユニット・liberta
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2016/06/24 (金) ~ 2016/06/28 (火)公演終了
満足度★★★★★
今までのリベルタ公演の中では一番!
4話のオムニバス形式で、さら4話目がにツムギsideとイオリsideに分かれた作品です。
どの話、どちらのsideが好みかは、観た人によってそれぞれ違うことになります。その分、自分にとって一番感情が移入できる度合いが大きくなるので、印象も強く残ることになりました。
自分は2話目とイオリsideが響きました。中学時代の和と似たような経験のある自分にとって、頭をガツンとやられた感じでした。また、イオリsideは義姉と義弟という微妙な関係が涙を誘われました。これがまた夫婦や恋人だとまた違った感情になるのでしょうけど、この設定は反則です(笑)
を
今回あらためて、『エンターテインメントユニットliberta』の可能性を観せてもらいました。記念すべき来年の10stepsに向けて、期待が高まります。
あらためまして出演者、スタッフの皆さま、お疲れ様でした。そして素敵な公演をありがとうございました。

ルーシー・フラワーズは風に乗り、まだ見ぬ世界の扉を開けた <みっつめのお噺(はなし)>
楽劇座
THEATER Rrose Sélavy (東京都)
2016/06/24 (金) ~ 2016/06/29 (水)公演終了
満足度★★★★★
何度も観たくなる!
楽劇座さんのお芝居って初日と楽日で、演出が変わって本番中もさらに進化してるんですよね!以前2回別日に観劇した際実感しました!2回も3回もその違いを観に行きたくなります。今回も童話のキャラクターと現実の問題提起がうまく交錯していてとても考えさせられました!明日の楽日も仕事が終わったら是非足を運びたいです。新曲も素敵でした!

パラサイトパラダイス
ワンツーワークス
ザ・ポケット(東京都)
2016/06/23 (木) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

キャッシュ・オン・デリバリー ~Cash on Delivery~
ファルスシアター
駅前劇場(東京都)
2016/06/24 (金) ~ 2016/06/28 (火)公演終了

少しのあいだ眠ること
やみ・あがりシアター
ART THEATER かもめ座(東京都)
2016/06/24 (金) ~ 2016/06/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1860(16-150)
19:30の回(雨~曇)
19:00受付、開場。
入ると「部屋」なのに三角コーンにバー、下手(その下手よりには壁がない)から布団、本棚(寄生獣)、TV、冷蔵庫、レンジ、炊飯器、座椅子、中央に小さなテーブル。
19:15/19:25前説(85分)、19:30開演~20:57終演。
「バケホーダイ/月(2016/1@東演)」からなので本作が2回目。
前作が「狸」。本作は「鶴」でほのぼのとした味付けが砕け散ってしまうほどの熱量でした。
眠り続けた男と居なくなった女と周囲の野次馬軍との壮絶な攻防は笑うしかありません。ホワイトボート(壁)での推理展開はセリフだけの場合よりずっとわかりやすく構成、配役、凸凹の加減が生き生きとしてとても楽しく観劇できました。
古風な市田邸の「座敷父さんと未来少女(2015/10)」でみた加藤さんからは想像できないハイテンション。

ハッピー・スーサイド・カンパニー
エンターテイメントユニット・liberta
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2016/06/24 (金) ~ 2016/06/28 (火)公演終了

ロミオとジュリエット
劇団新和座
要町アトリエ第七秘密基地(東京都)
2016/06/24 (金) ~ 2016/06/26 (日)公演終了
満足度★★★
もう少し観(魅)せる工夫があれば...
国はもちろん、当時とは社会・政治状況が違うにも関わらず、今でも世界中で繰り返し上演される有名な物語。表現はふさわしくないが、この手垢のついたような物語は今でも多くの人を魅了する。表層的には、家同士の確執や大人の思惑を越えて男女の悲劇的な純愛が心に響く。そこには時代や場所が違っても普遍的な「愛」を感じるからではないだろうか。本公演では、その描きが弱いような...。

パラサイトパラダイス
ワンツーワークス
ザ・ポケット(東京都)
2016/06/23 (木) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

ショカの恋文
カリバネボタン
萬劇場(東京都)
2016/06/22 (水) ~ 2016/06/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
事前に歴史を知っていれば
テンポよくサクサク進んで面白かった。
事前に歴史を知っていれば凄く楽しいと思う。
ただ、初見で早いテンポについて行けないと何がなんだかわからなくなるかも。

四月になれば彼女は彼は
弦巻楽団
十色庵(東京都)
2016/06/22 (水) ~ 2016/06/23 (木)公演終了
無題1859(16-149)
16:00の回(晴、暑い)
15:30受付、15:40開場。
黒いテーブルと丸椅子(2脚)、隅に紙風船。
ここはちょっと久しぶり...「プラプーだよ!年忘れ上映会(2015/12)」。
「紙風船(1925)」は4月に「libido」版(新宿眼科画廊)を観ました。
説明を読んで、キャスティングオーディションを兼ねた「試演会」とあったので、どのような内容になっているのか気になって観に来ました。
終わってみると、まずまず戯曲に沿った展開でした。
途中、ハイテンション版(すみません、意図がよくわかりませんでした)があったり、ゆったりモード版であったり。ロボット版(?)は何か(仮面か?)潜んでいるんだろうと思ってみていたのですが難しく感じました。
即席収集してみると「転地先の辻堂の海岸で、殆ど即興的に書き飛ばした(青空文庫から)」作品、この夫婦はどんな世代なのかなと思っていたら「結婚後一年の日曜日を如何に過すか 」とあったので比較的若い世代なんだろうと思い至るのでした。ネットをみると大正時代の結婚年齢は男性25.0歳、女性21.2歳という記述もありますが、当時と今とを比較しても、と思うのでした。
二人の明日をどうみるのか(自己を見つめたときどうみえるのか)は世代によってだいぶ異なるのではないかと思いました。
昔、劇団にいた「女性(千秋)」がどのような位置づけなのか聞き逃してしまったので戯曲を読んでみましたが、よくわかりませんでした。
Simon&Garfunkel「April Come She Will」

あの日、あいつが屋上にいた
劇団のの
NEURO Cafe吉祥寺(東京都)
2016/06/24 (金) ~ 2016/06/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1858(16-148)
15:00の回(曇)
14:30受付、開場。
入って左側に舞台、木製テープルと椅子、下手側にテーブル(音響、白い布)PC、時計があるが実時間とはずれている。スピーカーからはBGMが流れている。座席はベンチシート&椅子。
15:00前説、15:03開演~16:17終演。
「Family Profile(2015/6)」から1年、2作目です。
高校卒業の10年後。
私にとってはもう記憶ではなく追憶となっているだろうその時。
比較的淡々とすすむお話は、お客さんそれぞれの思い出を刺激しながら幼く甘い香りが遠ざかり大人らしさに変わってゆく時間のようでした。

『不眠普及』/『止まらない子供たちが轢かれてゆく』
キュイ
アトリエ春風舎(東京都)
2016/06/24 (金) ~ 2016/07/02 (土)公演終了
無題1857(16-147) 「不眠普及」
19:30の回(曇)
19:00受付(半券に整理番号あり)、19:10受付。
3層(手前〜奥)の舞台、天井には「ハ」の字に直管蛍光灯、そのあたりから細い紐条のものが流れるように垂れている。
その奥にはレースのカーテンだろうか、奥に行くほど像がぼやけ青い灯りに冷え冷えとしたものを感じる。
中央に小さな白いテーブル、下手側に椅子(1)、奥にも椅子(2)、小さな鉢植えがおいてあり緑だけが呼吸をしているようにみえる。椅子はみなカタチが違う。
19:25前説(アナウンス、60分)、19:30開演〜20:44終演、21:20トーク終了。
謎解きとしてのスリリングさを保ちながら進んだお話しは途中から混沌とした澱みに嵌る。
なぜ眠れないのか、なぜ感染するのか、なぜその行為なのかが問われることはない。
社会的な現象(混乱)になることはなく、ひとりの意識世界内の自問自答に留まる。
どうも合わない。繰り返される振付だけが視覚を刺激するのですが、すぐに慣れてしまい、意味を探ろうとはしなくなる。
「眠れる森の美女症候群」という症状があるらしい。眠り続けるという内容。
起きているのか、寝ているのか。覚醒か昏睡か。意識は脳内の現象なのであれば何が起こっていてもすべて真実。
鶴田さんは白昼夢、新田さんはホロロッカ、坂倉さんは昨年12月のDE PAY'S MAN 「100まで」。

ハチミツアッシュ
meyou
ACT cafe(大阪府)
2016/06/25 (土) ~ 2016/06/28 (火)公演終了
満足度★★★
はじめて
やっと覚えました、「meyou」の読み方(笑)
わたしとあなた、その意味するところも教えていただき、素敵だなぁと。
ハチミツアッシュ、大筋はある、でもその日そこで起こることは、その日限り、生まれては消えてゆく泡のような時間。
演者が心の動きに身を委ね空間にたゆたう様は、無音の中にもまるで音楽を奏でているような心地よさ。
個人的趣向では、すっきり晴れたお天気の日より。
しとしと外では雨音が響く中で観たい。
そんなしっとりした艶めかしさもありつつ。
演者も観客も、等しく今この目の前にいる生身の人間の思考を想い寄り添う。
まさしく、わたしとあなた、上質の空間でした。

パラサイトパラダイス
ワンツーワークス
ザ・ポケット(東京都)
2016/06/23 (木) ~ 2016/07/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
パラサイトパラダイス
ひと事とは思えない家庭の様子。そうそう、とか、いやうちではそうはならないな・・・とか思いながら見ていました。

ニッポン・サポート・センター
青年団
吉祥寺シアター(東京都)
2016/06/23 (木) ~ 2016/07/11 (月)公演終了

愛はレッド・ミラージュ~平成・真田拾勇士~
劇団舞台処女
クレオ大阪南(大阪府)
2016/06/18 (土) ~ 2016/06/18 (土)公演終了
満足度★★★
アングラからエンタメまで!
アングラからエンタメまで、触れ幅の大きな公演でした。キャストの皆さん好演で、手作りの舞台セットも結構良かったです!
お祭りの催し物だったため、地域の人、おじいちゃんおばあちゃんからお子さんまで、いろんな方が観劇されていていました。
結構、重たくて暗いアングラ要素が多く、公演時間も140分と長かったですが、小さなお子さんも最後まで静かに観てました。
途中、「つまんない」と小さなお子さんの声がしましたが、仕方がないと思います。
むしろ良く最後まで観たと思います。
願わくば、客層に会わせて、もう少しアングラ感を薄め、時間も短めが良かったような…。
奥さんと二人で観劇しましたが、奥さんでも最初のアングラ部分で少し寝落ちしてましたし…。
追伸、観劇後、奥さん曰く、楽しかったと言ってました。