最新の観てきた!クチコミ一覧

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パラサイトパラダイス

パラサイトパラダイス

ワンツーワークス

ザ・ポケット(東京都)

2016/06/23 (木) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

身近なコミカルとリアル
どこの家庭でも聞かれるようなありふれた言葉が、どこにでもある家庭の問題を浮き彫りにしていく。思わず、私の台詞だわと、我が家でも溢れてる台詞が見事な舞台というパズルの中に見えた。他人事ではないテーマ。計算されつくした構成。最近はコミカルな雰囲気が更に身近さを感じさせる。安定した演技力、飽きる事のない面白さ。流石の作品です。

世界は僕のCUBEで造られる・2016

世界は僕のCUBEで造られる・2016

ACTOR’S TRASH ASSH

サンモールスタジオ(東京都)

2016/06/15 (水) ~ 2016/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★

小劇場らしからぬ作品
6月25日(土)18:00(Cu.)SIDE・Aの回を観劇。
セミロングランとうたわれた公演も終盤に差し掛かっていたからか、全体的にまとまりがあった。
主人公・僕が作中、様々な理由で感情が揺れ動き、時にお芝居を見ていて「これは素…?」と思わせることがあったが、それすらも芝居だと言わせん限りの脇を固めるキャラの濃いCubeたち。
小劇場ゆえのお尻の痛さを感じつつも、大劇場では見られない距離の近さに圧倒される作品だった。
全くセリフがなく、すべて音で表現するCubeに驚きを覚えた。

中盤、少し長いな、と感じて舞台の世界から抜け出てしまったので★4つ。

神軍ラッパは響かない

神軍ラッパは響かない

獏天

Geki地下Liberty(東京都)

2016/06/29 (水) ~ 2016/07/06 (水)公演終了

満足度★★★★★

清々しい
自分の本当に大事なものがみえる舞台でした。

神軍ラッパは響かない

神軍ラッパは響かない

獏天

Geki地下Liberty(東京都)

2016/06/29 (水) ~ 2016/07/06 (水)公演終了

満足度★★★★★

「名優・和興」
彼の出る舞台のフライヤーによくこう書かれている。今回の舞台はこの称号が納得出来る、見事な仕上がり。初日からこれだけの演技を作り上げる実力の程、ぜひ観に行って欲しい!また、彼の相手役の市野さんがイイ感じにはまっていた。暫くぶりに「名優・和興」を感じられる舞台を堪能出来て、満足しています!
(6月29日(水)14:00平成編◎和興、市野観劇)

リング・リング・リング2016

リング・リング・リング2016

ギャンビット

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2016/06/23 (木) ~ 2016/06/30 (木)公演終了

満足度★★★★

【Wキャスト:アイスリボン】観劇
つかこうへい七回忌追悼公演らしくありました。

ネタバレBOX

上演前に秦建日子さんが七回忌を迎えるつかさんとのエピソードを話され、しんみりしつつ、秦さんの数奇な運命に驚かされました。

リオオリンピック前から始まる2016年バージョンではありましたが、いかがわしい雰囲気のあった女子プロレスをスポーツとして確立させようとした時代の話。

犯罪が絡み、刑事が出てきて、基本大声、つか作品らしい作品でした。

千種スペシャルのキンタロー。はいい演技をしていましたが所詮大声演劇での話、他のお芝居で通用するかは別です。それでも、終盤の長台詞辺りではジーンと来ました。
ルドベルの両翼

ルドベルの両翼

おぼんろ

BASEMENT MONSTAR王子(東京都)

2016/06/28 (火) ~ 2016/07/06 (水)公演終了

ルドベルの両翼
お話はとても良かったのですが、

ネタバレBOX

物語にいざなう語り部の導入部はゴベリンドンと一緒でした。リピート率が高いと思われるので、いつも森ではなく海とか砂漠に連れて行ってほしいな。鍵とか弁士はおぼんろの定番なのでしょうか。いつも必要でしょうか?
郵便屋さんちょっと2016

郵便屋さんちょっと2016

劇団扉座

座・高円寺1(東京都)

2016/06/23 (木) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

やっぱり扉座だね!
つかさんの初期の作品に横溝さんがいろいろ足した舞台だそうです。つかさん愛がすごく感じられて、なんだか胸が熱くなります。
激情的なメリハリのある演出、活きのいい台詞は命を持って飛び交います。
さすが扉座の役者さんです。
とても面白かったです。大満足の舞台でした。

英国ロイヤル・バレエ団 2016年日本公演 『ジゼル』

英国ロイヤル・バレエ団 2016年日本公演 『ジゼル』

公益財団法人日本舞台芸術振興会

東京文化会館 大ホール(東京都)

2016/06/22 (水) ~ 2016/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

美しくて、悲しかった・・・・。
マックレイ&サラのペアは、とても素敵でした。
マックレイの1幕で見せたアルブレヒトの2面性、サラのジゼルのはかなげな可憐さ・・・・。
2幕は、亡霊でもいいからジゼルに遭いたいと思うアルブレヒトの想い、死んでなお、彼を愛しぬくジゼル・・・・泣きました。
マックレイの華麗なるダンスも楽しみました。

愛より速く 【日本縦断往路ツアー】

愛より速く 【日本縦断往路ツアー】

劇団どくんご

北越谷駅前さくら広場(越谷市)(埼玉県)

2016/06/28 (火) ~ 2016/06/30 (木)公演終了

満足度★★★★★

今年のどくんご観劇は越谷から
今期どくんご。よく見ると素材はリサイクルしているが、狂気と毒気が増していた。過去の公演の美味しいとこ取りともいえるかも。
日本の伝統芸能の扱い方の怪しさ。解釈はいろいろ可能だろうが、現在の社会についてのリアリティがある。
鏡像人間の迫力。演技の繰り返しが考えさせるもの。感じさせるものには、横の時間軸ではない、人間の習性の謎にむけた縦の時間を探る強烈な劇的探求がある。これが、ここが日本演劇のエッジです。

熱闘!! 飛龍小学校☆パワード

熱闘!! 飛龍小学校☆パワード

ジョー&マリ プロジェクト

シアターサンモール(東京都)

2016/06/18 (土) ~ 2016/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

熱く繊細な舞台でした
力量のある役者さんが、ほぼ最後尾の席まで伝わる熱気で演じるのは見ていてそれだけで楽しかった。

ネタバレBOX

何故か前列に多くの空席があった
戸惑いの午后の惨事

戸惑いの午后の惨事

ゲッコーパレード

旧加藤家住宅(埼玉県)

2016/06/24 (金) ~ 2016/06/29 (水)公演終了

満足度★★★

戯曲の再提示という役目か
竹内銃一郎の戯曲は高校生の頃読んでいた。あまり引かれなかった。
今回の戯曲も80年代になってからの60年代70年代的な生々流転、社会環境の激変の余波のようなものがじんわり描かれていたが、これが大傑作だろうか。地味な印象。コント赤信号の不良コントに見えた。コント赤信号から時代を読み取れたらそっちのほうが高級だろう。舞台装置の使い方は良かった。家屋というより半野外劇的な解釈のほうがいい。

INDEPENDENT:16トライアル 三次審査

INDEPENDENT:16トライアル 三次審査

INDEPENDENT

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2016/06/28 (火) ~ 2016/06/28 (火)公演終了

満足度★★★★★

三次審査
【f】トップバッター、最初からトップギア。二次の時は、三ケ所のスポットライトを飛び回るところ、機敏な動きの凄さの反面、灯りの中に入れずズレてしまっていたのが気になったけれども、それは解消され、それどころかさらに照明使いが良くなってた気がします、記憶違いでしたらスミマセン。
現代社会の中で生きる男性が、社畜として、父として、様々な困難と戦う様は、妄想とはいえ心理的にはまさしくこれくらいの戦いであるといえる。見た目の派手さの中にある心理世界が興味をそそられました。
本戦、伸びる時間の分、さらに掘り下げられた作品を期待します。

【b】相変わらずの攻め姿勢、隠す技術の秀逸さ(だがしかし見えてはいる)、全裸であるということがまるで嘘のような見えていないだけで本当は衣服をまとっているのではなかろうかとさえ思う自然体(だがしかし不自然に隠してはいる)、短距離男道ミサイルの真骨頂。場合によってはどん引きされることもあるこのスタイルで、見事に観客を味方につけてました。TPOを考えろ、この台詞に客席の心はひとつになったことでしょう。裸は強い、そういう言葉もありますが…脱げばいいというものではなく。作品としてこれくらいの完成度の高さがあって初めて面白さがあるというもので。いや、天晴れでした。筋肉美も天晴れでした。仙台までは…なかなか行けませんが、また観られる日が来ることを期待してりおります。

【e】わたしはグロいのが苦手です。グロシュールなこの作品がどちらかというと不得手でした。そこを抜きにしてみても、すみません、観てすぐ残るものがわたしにはありませんでした。じっくりじっくり反芻していけば、見えてくるものがあるのかな?とも思えます。

【c】出てきた瞬間に、おっ?って思いました。あんなに長くて可愛いカラー入れてた髪の毛バッサリ大人しめになってる、メイクがすっぴんに近しいほどナチュラルになってる。田舎でソフトボールをやってる女の子、という設定に、思い切りよく見た目からも近づいていったんだな~と気合を感じました。
それに反して、二次の時より元気がなかったかなって。あの弾けるようなエネルギーが静かになってしまっていて、緩急強弱をつける意図があったのかなぁと思いつつ、魅力が半減してしまった印象。
充分の精一杯だったかなって、充分に頑張ってたかなっていう思い、長い目で見ての伸び代はあれども・・・。

【d】唯一、二次と三次で違うものを発表した組。二次は、このトライアルというものはどういうものであるべきか、という事案に対して法廷に立つ弁護人の体で客席に訴えかける形式の一人芝居でした。三次もその流れを受け継ぎ、二次から三次まで、さらに本戦に向けてのストーリー性がある。もうそこからしても、演出ダイゴさんの手腕が光る。
脚本は得意の海外ミステリー仕立て、ぐいぐい興味を惹かれる面白い本。演出においても照明の使い方、音楽、効果音の使い方、たまらなく巧み。これは傑作だと思いました。
だからこそ・・・悔しい思い。11月までならば、きっと間に合ったのに。ダイゴさんなら大山さんを仕上げることが出来たろうし、きっと大山さんはそれに応えることができた。
観たかった、万全の状態のこの作品を観たかった。
でも・・・今ここで観客の心を動かさねば行けないのがトライアル・・・辛い。

【a】文句なし!ずるいわ~!笑いのセンス、哀愁、青木さんの魅力がこれでもかと溢れ出んばかり、いや溢れ出しまくりの大洪水でした。噛みも激減し、息切れも気にならなくなり、二次からまた一段と良くなった。これはもう間違いがない。ブラボー!


ほんとに・・・この中から選ばれるのが2組だけというのが惜しくて仕方ないラインナップでした。
惜しい・・・ほんとに惜しい。
選ばれた2組、どちらももう間違いなく素晴らしい作品でしたので、本戦で観られる方には、ぜひ楽しみにしておいて頂きたいです!
二次、三次と観てきたわたしも、ここから上演時間二倍に拡大された作品を観るのが楽しみです。

パラサイトパラダイス

パラサイトパラダイス

ワンツーワークス

ザ・ポケット(東京都)

2016/06/23 (木) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★

安定感とメリハリ
当たり前な事ですが、台詞の噛みがなく、心の声のシーンのメリハリがわかりやすかったです。
年をとった親との同居、熟年夫婦の寝室問題、大学を辞めて引きこもる子供がリアルなのに、重苦しく観えなかったです。
アンサンブル的に出られてた役者さんのお芝居もよかったので、もったいない感がありました。

キャッシュ・オン・デリバリー ~Cash on Delivery~

キャッシュ・オン・デリバリー ~Cash on Delivery~

ファルスシアター

駅前劇場(東京都)

2016/06/24 (金) ~ 2016/06/28 (火)公演終了

満足度★★★

British Social Systems
最初から最後まで猛スピードな展開と演技。演技者はもちろんのこと、観劇者まで額に汗をにじませながらの2時間。少々長すぎるような気がしました。せっかくの再演なのですから、思い切ってそぎ落としてもよかったのでは?ところで、私事。英国に10年前まで住んでいましたのでひとこと。この作品のラストのような〆は、英国ではまずありえません。アメリカではないので・・・(笑)

ネタバレBOX

千秋楽だったので超満席御礼なのは結構なことですが、空調が悪く、難儀しました。エリックとリンダが、あまりに夫妻らしからぬ風情なので違和感がありました。海外における夫婦像の研究を期待します。
読書劇『二十歳の原点 2016』

読書劇『二十歳の原点 2016』

オフィス再生

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2016/06/24 (金) ~ 2016/06/25 (土)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしいの一言!
「二十歳の原点」(にじゅっさいのげんてん)の作者、高野悦子さんの命日にあわせた公演...4年前に発表し大きな反響を得たという。自分は初見であるが、本当に見事な公演であった。

某雑誌の紹介で観させていただいたが、当日は13名の観客。実に贅沢であることの感謝と同時に、もっと多くの方に観てほしいという気持が...。

2017年は京都でも公演を、そんな話をされていた。50年近く前の「時代」のことであるが、今でも何か投げかけてくるものがある。

ネタバレBOX

上手と下手にそれぞれ電気スタンドやウィスキー瓶などが置かれた机と椅子が置かれている。床には日記の文章を書いた布が全面に敷かれている。 

両方の机に女性が座り、上手側の女性が万年筆を手にノートに文字を書き込む。同時に下手側の女性が朗読を始める。日記を付け始めた1969年1月2日(20歳の誕生日:大学2年)には「慣らされる人間でなく、創造する人間になりたい」との決心が記される。この「二十歳の原点」が内省するのに対し、大学に入るまでの「二十歳の原点ノート」はなんと瑞々しいことか。そこには学校生活(部活も含め)が生き活きと書かれていたと記憶している。

公演...体の背面に無数の赤い紐糸をつけた2人の女性と、その長い紐糸の一方の端を両手の指先に結びつけた2人の男性が登場する。女の動きはあたかも男が糸によって操っているかのようだ。その1人の男は「時代-1969年」、もう1人の男は高野と刻まれた「万年筆」である。そこには時代という運命の中にいる本人。一方はその時代のいる自身を見つめている。そこに緊密な関係がある。
男は日記のそれぞれの日の背景となったトピックを語り、机の女は、悦子の日記が読み上げる。「独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である」という有名な一節が書かれている。

日記は第一志望であった立命館大学での学生生活を中心に、理想の自己像と現実の自分の姿とのギャップ、学生運動、人間関係での葛藤と挫折、生と死の間で揺れ動く心などが綴られている。それは悦子が山陰本線で貨物列車に飛込み自殺する2日前まで続くのだが、途中から男により「自殺まであと○日」とカウントダウンが始まり緊張感が高鳴る。

そして強烈な印象を与えるのが挿話した、三島由紀夫が防衛庁で割腹自殺する直前の檄である。

終盤、2人の男が壁に立てかけられていたビニール傘を広げ、舞台にそれを投げ入れる。そのビニール傘に照明が複雑に反射する。また上手側に花火のような点滅照明も効果的であった。

“読書劇”であるが、聴覚だけでなく視覚にも訴え、若者の死に至る心の過程を圧倒的な緊張・緊密感で描く舞台、見事であった。

次回公演を楽しみにしております。
パラサイトパラダイス

パラサイトパラダイス

ワンツーワークス

ザ・ポケット(東京都)

2016/06/23 (木) ~ 2016/07/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

現代社会への問題提起
「衣・食・住」を「医・職・銃(住)」という現代の課題要素に置き換えて、さらに男女という性別の視点、老若という世代の違いという観点を複層させて観せる巧みさ。その描く対象は、集団としては最小の「家族」の単位で描く。

今回公演のメインは住居...「ひとつ屋根の下に暮らす意味って何? シニカルに描く『共依存する家族』の日常」 をユーモアを交えているが、その問題提起が鋭い。家庭内での部屋割りを巡り喧々諤々する家族。住居内別居、思いがけなく味わう解放感が得られる。一方どことなく遠のいていく互いの気持ち。家族の絆は、案外部屋という空間によって繋がりあっているのかも知れない。それが次々暴露していくような...。

ネタバレBOX

舞台セットはパイプを組み合わせた建築現場のような二階家。一階中央は「高見家」のリビングルーム、奥にはキッチンが見える。二階は3部屋、上手側から大学中退の息子、専業主婦の母、キャリアウーマンの娘と同棲相手が使用している。それに書斎(サラリーマンの父が使用)の3LDKの間取り。ワンツーワークスの舞台セットは、空間処理が巧く造作されている。その空間が家族の危うい繋がりをイメージしているようだ。

梗概…母の母、父の父が同居することになり、大騒ぎの末の家族会議の遣り取りが面白い。手狭と思っていた時が懐かしく思える時期がくる。「存・在」が「空・虚」になった時の気持ち。部屋割りの難しさ、その選択を迫られながら、奇妙な連帯感が感じられる。物語が進むにつれて、独居老人(隣人)の健康・医療の問題も透けて見える(サプリメントの常用)。そして終日、壁に向っての独り言。
また職業について、大学中退の息子の職業観は父やその父(祖父)の額に汗という時代感覚とは隔世の感といったところ。引き篭もりと思えて、実は起業へ向けて準備している。

また男女という性別による視点が鋭い。男らしさ、女らしさという「~らしさ」という刷り込まれた意識、そこに内在する役割分担への疑問も投げかける。男は外で仕事、女は専業主婦で家庭を守るという固定観念を、その独特な表現(男=股を開き、威張るような仕草、女=股を閉じ、従順な姿)をコミカルに演じる。演技は安定しておりバランスも良い。物語をしっかり体現しており、安心して観ていられる。

自室だから自由・幸せという発想が、逆に自由だからシビアな状況になることもある。自由であるが自分で選択しなければならない、いわば自分の運命は自分で決めることになる。自由であるがゆえ心が萎縮し自由の中で孤立を感じることもある。「~らしさ」という意識も不自由にしている。
その葛藤の先に自立と夢に向かう姿が観える、そんな見事な芝居であった。

次回公演を楽しみにしております。
リング・リング・リング2016

リング・リング・リング2016

ギャンビット

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2016/06/23 (木) ~ 2016/06/30 (木)公演終了

「時代」のせいかもしれない…
つかこうへい的熱さに、今日の観客は、いまいち乗り切れなかったようで…。
キンタロー。へのアテ書きのようにも思えたが。

デフォルトいまって危機的状況じゃね?

デフォルトいまって危機的状況じゃね?

G-フォレスタ

神戸アートビレッジセンター(兵庫県)

2016/06/24 (金) ~ 2016/06/26 (日)公演終了

満足度★★★

ADVみたいな
ADVよろしく、観客がストーリーを選択していくタイプのものでした。
私自身は、この形式が初めてで、非常に興味をもって、参加しました。
他の方にも話があるように、始めは軽い選択し、物語が進めば、シビアな選択となっていきました。
でも、楽しい!が、他の選択肢の物語はどうなるのか、気になることしきりでしたw

ストーリーは本当にたわいもない家族の日常を軸に進んでいくものでした。
基本設定が資本主義的の進んだ感じの世界観。
あと、服飾のテーマがよくわかりませんでしたが。。。
和?中華?洋?色々と混ざり合っていましたのでw
っと、こんなこと言いながらですが、しっかりとそれぞれの人物の物語が進んでいき、楽しめました。

また、似たようなことがあれば、観に行きたいかなと思います。

特別公演『アンポはつづくよどこまでも』

特別公演『アンポはつづくよどこまでも』

プロジェクト・ムー

こまばアゴラ劇場(東京都)

2016/06/28 (火) ~ 2016/07/01 (金)公演終了

満足度★★★★

90分弱
日本人の屈辱の歴史としての安保の歴史を、詩情と寓意を巧みに生かして演劇化。
岸田理生は構想を語ったのみで、実質的には脚本家と演出家の創作なのに、岸田理生らしい言葉遊びや不条理味までがまるで本人が手がけたかのように随所に息づいていて、その点でも感心させられました。

ネタバレBOX

今は癲狂院に入れられ、運動の思い出話を肴に余生を送るかつての安保の闘士たちが、ここにきての反安保の気運に焚きつけられ、怒りを新たにするという劇構成が秀逸。
思いの丈を詩的な言葉で絶叫する各人のモノローグが混じり合って熱を帯びてゆく終盤のひと幕が圧巻。
タイツスリップ侍

タイツスリップ侍

劇団アシデマトイ

TORII HALL(大阪府)

2016/06/18 (土) ~ 2016/06/19 (日)公演終了

満足度★★★★

ちょっとおチャラけたタイムスリップ・ラブコメ♪
奥さんと二人で観劇!

気弱な男・伊達と幼馴染みの夏美、駆け落ちを強行しタイムスリップした武士・又衛門とおはる…、平成と江戸の恋愛事情が交差し、ひっちゃかめっちゃかのラブコメ♪
楽しく拝見しました!

いろんな伏線がしっかり回収され、登場人物のそれぞれの縁が結びつき、ハッピーエンド!
よく考えられた内容でした。

伊達をチャラけず一途な感じに仕上げても良かったように思いますが…、作風ですね…、チャラけた感じも良かったです。
前回の(既成脚本)「遭難。」を拝見した際、シリアスな場面でチラチラ見えるおチャラけた雰囲気が少し「遭難。」には合わない気がしていましたが…。
今回初めてオリジナル脚本を拝見し、おチャラけた感じも結構楽しかったです♪

奥さんも伊達さんのチャラけた風貌が知人の子供とダブって、共感マックス、楽しく拝見できた、との事です!

以上、奥さん共々、大変楽しく観劇させて頂きました。

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