眠らない男
ユニットR
こまばアゴラ劇場(東京都)
2016/07/03 (日) ~ 2016/07/06 (水)公演終了
満足度★★★
難解
そろそろリオフェスももういいかなと思ってしまいます。
ネタバレBOX
先日観た青年団リンク キュイの『不眠普及』と共通するところがあるように、時系列的にみるとキュイが影響を受けたのではないかという風に感じてしまいました。
そして、『不眠普及』と同じく、題名に反して眠たくて眠たくて仕方ありませんでした。
劇作家女子会!R
劇作家女子会。
インディペンデントシアターOji(東京都)
2016/07/01 (金) ~ 2016/07/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
女子会最高!
とても贅沢。知的で、脳に心地良い刺激を受けました。
ネタバレBOX
『DOG』(作:オノマリコ)は擬人化で不思議、『だるまかれし』(作:モスクワカヌ)は発達障害者の脳内情景、『絶対恋愛王政』(作:坂本鈴)は次元を超えた恋、『幻燈』(作:黒川陽子)は活弁風藪の中。
特に、『絶対恋愛王政』は徹底的バカバカしく、ラムちゃんは典型的日本人的三次元で、二次元派のアニメ研究会部長が惚れ込むのも納得がいきました。生徒会長(という職)も一つのコスプレというフレーズも心に響きました。
『だるまかれし』の戦争で手足を失くした夫と『幻燈』の赤ちゃんは茶色のぬいぐるみ的素材で作られていて、自ら意思表示をしない者の共通性のようなものを感じました。
キィィィドンッ。パァ〜
元東京バンビ
新宿眼科画廊(東京都)
2016/06/30 (木) ~ 2016/07/06 (水)公演終了
満足度★★★★
甲斐性なし
ちょっと工夫が必要だと思われるところもありましたが面白かったです。
ネタバレBOX
妻の義理の妹が帰ってきたことがきっかけになって、絵描きを目指し、弁当屋を営む妻と結婚しても手伝いもしない甲斐性なしの男の身に降り注いだサイコホラー的な最悪の出来事を、男が今殺しかけの女に語り聞かせる話。
はやしぶうたろうへの改名は末期的症状かと思いました。そうしたらアダチさんも足立クソ次郎になっていて、本当にやけくそになっているのかと思いましたが、次回公演会場も押さえてあるようだし、今回の複雑なストーリー構成も素晴らしかったし、安心しました。
加藤美佐江さんは今回はオナベ役でしたが相変わらず面白く、人形的動きは最高でした。顔を近づけた役者を笑わせる才能は唯一無二です。
足立さんのオナベ役は、後でああそうだったのかと気づかせるためにも股間を目立たなくさせる工夫が必要だったと思いました。
ルドベルの両翼
おぼんろ
BASEMENT MONSTAR王子(東京都)
2016/06/28 (火) ~ 2016/07/06 (水)公演終了
満足度★★★★★
ルドベルの両翼千秋楽
昨年の「ゴベリンドン」からのひよっこ(年齢じゃなくてね)ファンなので、ほかのみなさんの言うように作風が変わったのかどうか分からないのですが、笑わせておいて最後は悲劇の「ゴベリンドン」よりも今回のお話はほっとできて好きです。私は泣きませんでしたが、泣ければいいと言うものでもなく、毎回見るごとに登場人物がどんどん好きになっていきました。その後みんなはどうなったのか。海へ行けたかな?勝手に想像して自分で物語を紡ぎましょうか?
ネタバレBOX
見やすい(おしりに優しい)椅子席か、迫力の桟敷席通路側か。早く行けたときは結構悩みましたが、入場した順や状況であちこち座りました。2回目からは「ハザマの地の路傍に咲く野の花として参加しよう」と思って毎回花柄のシャツを着て行きましたが、きっと誰にも気づいてもらえていないでしょう。でも自分では楽しかったからいいんです。
予言者が来たのは双子が生まれた時なのか、6歳になった時だったのかがよく分からないし、王であるトベルが死んでしまうなら跡継ぎはもう生まれているのか?トシモルはどこの国の人だったのか?王の儀式の場に護衛が一人もいなくて良いのか?等々疑問はたくさんあるので、作者に会えたら聞いてみたいです。
ライカボ
The Four of Mats
劇場MOMO(東京都)
2016/07/06 (水) ~ 2016/07/10 (日)公演終了
likable
海の家が舞台ならやっぱり「これ」かしらん・・・と手持ちの服の中からアロハシャツを選んで着て行ったら大(?)ビンゴ!舞台のみなさんとお揃い気分でお芝居を楽しめました。ただ、寒くて上からカーディガンを羽織ってしまったので、気づいていただけなかったかも。海の家はもっとポスターが貼ってあったり、木の壁がささくれだったりしていたほうが寂れた感じで良いのではないでしょうか?個性的な鳥巣さん。どこかでお会いしたはず・・・と家に帰ってから調べたら「私の死んだ暁には」でした。
ネタバレBOX
青春群像劇と言う感じなのかもしれませんが、田舎に残っている若者が何をしている人たちなのか全然語られていませんでした。土木事務所の人とスタバの清水さん以外は何をしているのでしょう?晃さんがぞっこんのそのみさん。確かにきれいな方ですが、もっと納得させられる魅力がほしかったです。田舎の、それも海辺の再開発というのもよく分かりませんが、国有地になるというのがそれだったのですか?土木事務所の人が持って来た300万円はどうなってしまったの?あと、海の家にアンティークの300万円の椅子は置かないでしょう。
ルドベルの両翼
おぼんろ
BASEMENT MONSTAR王子(東京都)
2016/06/28 (火) ~ 2016/07/06 (水)公演終了
満足度★★★★
幻想的な...
寓話...活喩のような物語。会場はアークホテルビル地下 BASEMENT MONSTAR王子で、その階段を下りると、そこには洞窟内の神秘的な世界が広がる。場内には 末原拓馬氏 の柔らかく朗々とした声が響き、その心地よい音質に誘われて物語の世界に浸る。その異空間と思われるところに暗渠(あんきょ)のような通路。しかし、そこには水は流れていない。そこをキャストが激しく動き回る。舞台(役者の動線)と参加(観客)席には区切りがあるが、雑然としている。そして席は桟敷、ベンチ、スツールと様々である。参加者の視線(桟敷は見上げる、ベンチは平行、スツールは少し遠目)によって印象が違う。そのことは十分意識しての配置であろう。
(上演時間2時間)
ネタバレBOX
場内は全体が暗色、形容しがたい舞台美術。その異形オブジェに囲まれて、キャスト5人が縦横無尽に動き、走り回る。その熱量が半端なく上がり汗が迸る。
物語は人間界とは別世界...瀆神(とくしん)とは少し違うかもしれないが、天上界の怒りから地上界へ。その索漠・茫洋とした様子が舞台美術に表れているようだ。空虚は照明効果による幻像表現として演出する。それは登場人物の外見・衣装にも妖気をただよわせる。
寓話のような...天地の境が人間界のような描き。登場するのは人間の姿をした架空の生きものか。そこに おぼんろ ならではの非現実的な世界観で描くことによって、より物事の本質に迫るような切り口が垣間見える。
今回は、天使と奴隷(極端な譬え)の恋の果てに痛みを伴う仕打ちを受ける。それも後世にまで...。さらに双子(児)という、古の時には忌み嫌われたようだが、本公演でもそれを踏まえた展開のようだ。それらの不条理とも思われるような考えと行為に抗う、もしくは翻弄される姿が痛々しい。
パンフには、「僕らはこの場所で変幻自在の夢をみる」とのコピーが書かれている。本公演の雰囲気は魔、実際に描かれている話は俗談のようである。それでも翼があって飛べるような夢が観れた。
次回公演を楽しみにしております。
「君に決まってた」(公演終了) ご来場ありがとうございました。
Sky Theater PROJECT
「劇」小劇場(東京都)
2016/07/06 (水) ~ 2016/07/12 (火)公演終了
満足度★★★★★
妄言...ホーム・シチュエーション・コメディ!は面白い
観劇した日(七夕)は暑かったが、この「劇」笑劇場での公演で更に熱くなった。ヒートアップした笑い笑いの連続で、その観せ方にも工夫が凝らされている。「TVゲーム」を題材にしたコメディ...たかがゲーム、されどゲームに振り回される大人たち。その姿を通して家族とは...そんな親子、家族ドラマが...。
(上演時間1時間50分)
ネタバレBOX
舞台セットはしっかり作り込んでおり、この「桜井家」の居間を中心に、その奥に中庭であろうか。狸の置物も見える。上手側に台所への出入り口、室内にTV、中央に卓袱台、下手側に和箪笥が置かれている。時季は4月、この家には樹齢65年の桜の木があるが、朽ちてきたため切ることにした。最後になるであろう観桜日のドタバタ。
梗概...恭平・安吾の父子は子供の時のゲーム遊びを巡り確執があった。そして、安吾も2人の子どもの親になった。今でもゲームは趣味。恭平は「ゲームなんて」と安吾の前では毒づくがゲーム好きの孫娘かわいさに手を出したところドはまり。でも安吾には絶対に知られたくない。その日、恭平は安吾のゲームソフトのセーブデータを誤って消してしまった。15年以上、引き継ぎ、引き継ぎしてきた大切なデータを。確執から生じたプライド、ごまかしの噓が思わぬ事態をまねく。
居間という限定された空間で演じるため、登場人物は場面毎にせいぜい3~4人が登場し、笑いを繋ぐ。次場面への笑いネタの繋ぎ方がわかり易い。そして登場人物のキャラクター造形とともに、その外見でも印象付ける。同じような衣装(水着や下着姿も含め)は身に着けず、役どころがイメージしやすい。
基本的に暗転がなく、1日の流れの中にドタバタ騒動が組み込まれ、照明の照度によって午前・日中(雨)・夕方という時間経過が分かる。もちろん、桜の花びらが舞い落ちて風情も感じられる。
隠し事の顛末...居間に家族やこの「ごまかしの噓」に関わった人々を集め、逆回転映像のように観せる。それも1対1の対(論)戦のようにメリハリを利かせる。役者陣のチームワーク・バランスの良さが見事。
脚本、演出、演技や舞台美術・技術が上手くかみ合い、実に印象深い公演であった。
ゲーム...子供にとっては友達付き合いの重要なアイテムらしい。持っていないと遊びの輪に入れず、もっと言えば仲間外れにされる場合もある。一方、親からしてみれば、勉強もしないで...その視点によって「ゲーム」という存在の捉らえ方が異なるようだ。教訓臭くならない程度に、もう少し”ゲームの功罪”が透けて見えてもよかったかも。
次回公演を楽しみにしております。
stroll
創作集団Alea
シアターシャイン(東京都)
2016/07/07 (木) ~ 2016/07/10 (日)公演終了
満足度★★★★
面白い2時間
まず劇場の環境がよかった。 全3列の座席は列ごとに段差がついており、隣の間隔にも結構ゆとりがある。(満員御礼日の場合はもう少し狭まるのかもしれませんが)
そして座席全体のスペースよりも広い舞台。
とても観やすくて贅沢な観劇環境だと思いました。
役者さんはまだ舞台経験が少ないのか、最初演技に不自由感がありましたが等身大の恋愛問題がテーマということもあり問題なく楽しめました。
色んなダメ恋愛ケースが絡まり2時間はあっという間でした。
ネタバレBOX
「普通の恋愛がしたい」と熱望するカップル達の「普通」の概念が不確かな幻のように描かれている感じが良いです。
中心となるカップルがようやく本音で付き合えるかどうかで引き裂かれるのは、あまりにも哀しい。
他のカップルは新たなる地獄の始まりの可能性大だし。
何だかいい感じで終わったなというのが終演直後の感想だったが、よく考えると結構なBADエンドだったのか?
だいこん役者
新歌舞伎座
大阪新歌舞伎座(大阪府)
2016/07/01 (金) ~ 2016/07/20 (水)公演終了
満足度★★★
テレビ的になりすぎかな
劇としては、演出の再考を勧める一品。
テレビ用芝居を観ているようであった。
少しばかり、時間をかけて場面転換するのが多い気がします。
また、その間の間もなんか、何もなく、寂しいくなっている。
観客としては、「一方、○○では」というように、小芝居、サイドストーリとかで、場をつないでほしいかな。
と、思いながらも、大杉さんや藤山さんの演じる役に笑わせてもらいました。
ありがとうございます。
CALL AT の見える桟橋
メガバックスコレクション
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2016/07/01 (金) ~ 2016/07/09 (土)公演終了
満足度★★★★★
見事な台詞の応酬 (Aを観劇)
シンプルだが良く出来たセットと、ユニークな異形の者たちが面白い。
キリマンジャロ伊藤さんと小早川知恵子さんによる
脚本の面白さを100%生かした見事な台詞の応酬が素晴らしい。
笑っているうちに、作者の死生観や哲学に裏打ちされた深い意図が浮き彫りになる。
これが、メガバックスコレクションの最大の魅力であり、強みだと思う。
ネタバレBOX
客席に足を踏み入れると、既に不思議な生き物たちが会話している。
意味は解らないが感情は伝わってくるような不思議な言葉に、
ファンタジックな雰囲気満載。
人間ではない彼らのうち、二人はセットの一部みたいに動けない状態。
檻の中にもひとり、正面には時々動く男が鎖につながれている。
何が始まるんだろう、とわくわくしながら開演を待つ。
暗転の後、この桟橋で4人の人間が次々と意識を取り戻す。
追っ手を振り切りながら車に乗っていた泥棒(キリマンジャロ伊藤)。
恋人を追いかけて時計台から転落したエンターテイナーの女(小早川知恵子)。
鉄棒から落ちて首から下が動かなくなり長く入院していた少女(久下綾香)。
戦場で、故郷へ帰る直前に撃たれた無線兵の男(松尾祥磨)。
ほどなく皆、自分が死んだことに気付いてここがどういう場所なのかを探り始める。
背が高く白塗りの顔をした男が、船で彼らをあの世へ連れて行くらしい。
そして異形の者たちはそれぞれ未練・嘘・夢・罪を主食としていることが分かる。
限られた時間内に戻れば生き返ることが出来ると知って、危険な賭けに出るか、
船の修理が終わったらおとなしくあの世へと旅立つか、4人の苦悩が始まる…。
似たような設定の物語は過去の作品にもあったのに
どうしてこんなに毎回感動するんだろう。
生への執着や、生きる意味を見出せないこと、大切な人を失った絶望、
そしてあと少しで助けられたのに、という後悔の念。
それらを抱えたまま突然命を絶たれた人間の心情が、
威勢のいい台詞の応酬の中に丁寧に織り込まれている。
この期に及んでまだ真実を隠そうとする心理も自然で共感を呼ぶ。
人間って弱い、だけど優しくて素敵だ。
いや、弱いからこそ優しいのかもしれない。
個々のエピソードが良く出来ていて、一人ひとりに感情移入できる。
作者の死生観や哲学が無かったら、エピソードがブレると思うが
生死を俯瞰するような視点が貫かれており、
結果的に一人ひとりの生きていた時間が鮮明に立ち上がる。
泥棒とエンターテイナーの台詞に含蓄とユーモア、
ラブコメのテイストがあって大変楽しかった。
死んだ方が自由に動けていい、と言う少女の本心と
最後の決断に至るプロセスには
説得力と愛情があふれていて涙があふれた。
鎖でつながれて人間の未練を食べる男(奈良勇治)、表情はほとんど見えないが
最初から最後までモンスターらしい言動が貫かれていて素晴らしかった。
死後の世界への案内人(卓巳)が無表情にも関わらず、実は真実を見る目と
温かな心を持っていることが伝わる微妙な台詞が巧い。
上司(?)からの電話に「はい、夫婦なので」と言う台詞には笑った。
紅白の小林幸子みたいに装置と化しているモンスター(鈴木ゆん・本澤雄太)が
異次元の世界観を表していて大変効果的。ころころ笑う声はBGMのよう。
嘘を食べるピンクの女(ザッちゃん)の、嘘の暴き方が痛快。
話を思いがけない方向へと転がすきっかけになるところが面白かった。
船の修理をする男(井上正樹)、人間なのにモンスター達に近しい感じが
良く出ていて面白かった。
改めて「HOTEL CALL AT」をもう一度観たいと思わせる作品だった。
メガバックスが次はどんな世界を提示してくれるのか、もう心待ちにしている。
ジャージー・ボーイズ
東宝
シアタークリエ(東京都)
2016/07/01 (金) ~ 2016/07/31 (日)公演終了
満足度★★★★★
圧巻のチームホワイト
昔、トニー賞授賞式のパフォーマンスを観て以来、いつか日本でも観られる日が来ることを切念していました。
映画で、観て、来日公演も観て、日本で上演するなら、フランキーバリを演じるのは、中川さん以外考えられないと思っていました。
その夢想していたキャストの他に、海宝さんがボブ役を演じると知って、早くからホワイトチームのチケットを買って、首を長くして、この日を待ちました。
素晴らしい!!期待を遥かに上回る、日本独自の「ジャージーボーイズ」誕生に拍手喝采です。
日本語の歌詞のお蔭で、メンバーの日常と歌がリンクしていたことを実感し、昔以上に、フォーシーズンズの歌が好きになりました。
ネタバレBOX
中河内トミーの力技、福井ニックの安定感、そして、気品と華がある海宝ボブ、個人的には、理想のフォーシーズンズが、舞台上に存在していて、涙が出るほど、素晴らしい舞台でした。
中川さんのフランキーバリは、本当に、彼自身のようで、彼の新たなはまり役ができたことに、初舞台からのファンとして、感無量でした。
藤田さんの演出舞台は初見ですが、モニターテレビの使い方がうまく、3階までのセットなども、来日公演より、ストーリー展開や、人物関係が解り易く、才能ある演出家なのだと認識しました。
この日はアフタートークがあったので、出演者や、演出家の意図も聞けて、より、この作品への愛情が深まりました。
是非、このメンバーで、再演して頂きたいと、切望します。
裸火
BELGANAL
仙川LiveBar DingDong(東京都)
2016/07/01 (金) ~ 2016/07/05 (火)公演終了
満足度★★★★★
あの世界観が最高でした。
演出、音楽、脚本、役者、なによりもあのランプだけの灯りとあの世界観がめちゃくちゃよすぎでした。
ストーリーにどんどん吸い込まれていき、75分が丁度いい時間でした。
あの日々の話
玉田企画
アトリエ春風舎(東京都)
2016/07/07 (木) ~ 2016/07/18 (月)公演終了
満足度★★★★
臨場
その場に居合わせたかのような感覚になった。開けるべきではない心の扉が次々と開いてしまうところが面白い。
ヅカヅカ☆ルネッサンス
UDA☆MAP
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2016/07/06 (水) ~ 2016/07/11 (月)公演終了
満足度★★★★
グッときた。
女性キャスト陣による宝塚的「壁ドン」革命劇。全編に笑いが散りばめてあって、演じる彼女達も実に楽しそう。舞台上にはターンテーブルがあり、場面転換等に効果的に使われており感心した。
ネタバレBOX
UDA☆MAP初参戦の椎名亜音さんはさすがの存在感。特筆すべきはジャドニカ役の白井那奈さんのカッコよさ。宝塚人気の理由が少し分かるような気がした。
CALL AT の見える桟橋
メガバックスコレクション
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2016/07/01 (金) ~ 2016/07/09 (土)公演終了
STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)
株式会社ダイス
Zepp DiverCity TOKYO(東京都)
2013/10/12 (土) ~ 2013/10/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
動画視聴ですけどね・・・
原作ゲームは・・やってないです
アニメの#1~#25→#23β→#0を見てからの舞台視聴です
正直出来は良いと思えた~
スチールで見ると再現率が・・?というキャラも
役者さん動くと・・合う合う(^^)!
厨二病的な主人公のキャラは
最初こそ反発等も覚えるも
ストーリーが秀逸で出来が良かった!
あと2公演でやっと終わると嬉しそうな主人公=岡部倫太郎 役…渡辺大輔氏
続けての視聴でわかったけど・・・
千秋楽に向けて・・・やつれてる・・・大変なんだろうなぁと感想
でもその熱演が舞台にも反映されていました!
6ルート5分岐1000ページを超える台本
アニメのオカリン役の宮野氏に実写でやるの?
俺はやらないけどとまで言われたそうですが···納得
ただ ある程度の下地知識がないと十分には楽しめないだろうなと
お薦め(もう動画でしか観れませんが・・)は付けませんが
時間SF話が好きな人には全力で薦められますね~♪
ネタバレBOX
まぁ こんな古い話にネタバレもないでしょうが・・
時間SFものの引っかかるネタも暴露するので
知りたないわぁという方々は お読みにならないでください
基本~マッドサイエンティスト設定で行動する、痛い主人公(本当に痛い奴で、こんな話の主人公がコレで面白くなるのか?と思わされた話の出だしでした~。)が未来ガジェットと呼ぶ面白発明品の最新品=「電話レンジ(仮)」がメールを過去へ送れることに気が付き、仲間が次々と過去メールを送ることにより現在が様々に変容するも。その記憶を主人公のみが持ち続け・・・惨劇が起きる未来を回避するために、世界線と呼ぶ無数の時間軸の中から世界線変動率の1%を超えた世界=仲間の死が回避される世界へ移動するために行動するSF時間物語。
原作では、か弱い感じのヒロインが死ぬのであるが。舞台では何度も死の様々なシュチュエーションシーンを行うので逞し気なヒロインになったのかなぁと推察(^^;)。 Mrブラウンは、もうちょっと筋骨隆々としている方が良かったかなぁと・・。 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦でのラストよろしく、トゥルーエンドの世界線に至った主人公が過去の自分の始まりの姿を眺めて呟くシーンは重なるなぁと(^^) 時事ネタを混ぜて話すと最新日本人アストロノーツの応募話なんかはモロに作中やAAの小説「永遠の終わり」での時間改変話に繋がりそう(とってもささいな事象で世界が大きく変容する=SGではDメール)で面白いです=先の応募話は宇宙飛行士応募の記事掲載した新聞記事を見たか見ないかで、です。
ちなみに千秋楽は鈴羽編になったそうです=SG(トゥルーエンド)編ではなく
何度助けようとしても収束する世界線に必ず殺されるヒロインが死ぬシーンを何度も見せられて何度も過去に戻る主人公の必死さは鬼気迫る話で状況説明を信じて助けてくれるヒロインを待ち受ける最後のつらい選択・・・男性客の嗚咽が心地よいと演者側が言ってるのがチョイ受けた 気軽な気持ちで心地よい=作中でも賃貸の大家から=気の合う連中とやりたいことをやっていけるのは幸せだと言われるのですが・・・そのお気軽な世界が幼馴染ヒロインの死に代表=収束される出来事により必死に仲間を守ろうと動く主人公に強く共感できるのでしょうな
クリス(スレンダーツンデレヒロイン)編=幼馴染みヒロインの死の運命回避の為主人公と想いを確かめ死を受け入れて永遠の別離を選択······
まゆり(幼馴染みチョイ不思議系ヒロイン)編=今が幸せなのは神さま(運命を受け入れたツンデレヒロイン)のおかげと生存してゆく運命線に乗る
ルカコ(男の娘?)編=本人希望通りに女の子になった未来の固定のために幼馴染みヒロインが死亡するルート
フェイリス(メイド喫茶のメイドさん)=Dメールのおかげで父の生き残った世界線に乗り主人公に肯定される·····
スズハ(タイムトラベラー)編=悲惨な結果となる時間線の中で心が摩りきれそうになるまで幸せな2日間を繰り返す主人公の死にかけた目に気付き共に過去に行こうと主人公を誘い·····ツンデレヒロイン死亡ルートへ···
森の奥の噂ノ塔の上の
演団♤四輪季動
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2016/07/06 (水) ~ 2016/07/10 (日)公演終了
満足度★★★
旗揚げ公演♪
最初から初々しい芝居を観せてくれました。正直、芝居はまだまだだと感じましたが、一生懸命なところが見えてかなり好感があり、観てる側が歯がゆくなるくらいでした。
これから楽しみな団体さまです。
天竺の壁にもたれて眠る
異魂
OFF OFFシアター(東京都)
2016/07/05 (火) ~ 2016/07/10 (日)公演終了
満足度★★★★
35度を超える夏日の中、仕事が休みだったので、昼間の観劇も悪くないなと下北沢に。暑さでぼーっとしていた訳ではないのですが、お目当ての駅前劇場ではなく、同じ階で隣接しているOFF・OFFシアターの当日券売り場に行ってしまう失態。チケットを受け取って気付いたが後には引けず。全く前知識がないまま席に着くと、午後2時公演だというのに続々と人が集まって来て最終的には8~9割方入っていたと思います。フライヤーの説明だけを見るとコメディの様に思えますが、複雑な人間関係が交錯するストーリーにどんどん引き込まれ、ちょっとしたハプニングによるアドリブもあったりして、あっという間の90分でした。
ライカボ
The Four of Mats
劇場MOMO(東京都)
2016/07/06 (水) ~ 2016/07/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
おもしろいですよ!!
役者の皆さん個性的な方ばかりでおもしろおかしく演じて
良い作品でした。
「君に決まってた」(公演終了) ご来場ありがとうございました。
Sky Theater PROJECT
「劇」小劇場(東京都)
2016/07/06 (水) ~ 2016/07/12 (火)公演終了
満足度★★★★★
面白かった
ニールサイモンのようなタッチのコメディで、最初から最後まで丁寧にかなり作り込んでいるように感じた。
こういうステージってありそうでなかなかないので、久しぶりに《やったね》と思いました。