
「ごはんと祭」
ごはん部
駅前劇場(東京都)
2016/08/15 (月) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
A公演:リピーターが、さらに楽しめる
A日程、3公演目の観劇
それぞれの劇団が独自の味をだしてくれて、一つ一つが楽しい。
そして、全体としても素敵な舞台となっている。
日替わりの部分も、色々と考えてくれて、リピーターが、さらに楽しめるようになっている。

問題のない私たち
“STRAYDOG”
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2016/08/16 (火) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★★
らん組を観劇
演技がうまいとはいえない。歌やダンスも素人なら上手な方くらい。
それならこの公演が良くなかったかと言えば否。なんだかよかった。
若さ溢れる女子パワーが全体を底上げしている。っていうのもあるが、変化に富んだストーリーだったり、妙なエグさだったり、なぜか生バンドだったり、うまく言えないのですが、何だか面白い。
説教臭くなく「いじめ」のみっともなさ、虚しさをはっきり描きながらも後味が悪くないのもいい。
もしも学校のクラス単位で、この舞台を観て皆で共有すれば、きっと得られるものがあるはず。
学園祭っぽいノリもあるし観劇経験のない学生でも入りやすいのではないかと。

ナイゲン(2016年版)
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2016/08/11 (木) ~ 2016/08/22 (月)公演終了
満足度★★★★★
これは観るべし!
ホントすげー面白かった。自分が当事者になるのはごめんだけど,見ている分には楽しくて仕方ない。観れてよかったなぁ。この芝居,絶対おススメです。

ブラック祭2016
メガバックスコレクション
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2016/08/11 (木) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★
芝居というよりは… 【RS】
ショーを観るような感じである。阿佐ヶ谷アルシェという劇場、地下に下りると薄暗い中に異様な空間が作られている。この劇団の特長である舞台セットの作り込みはリアル。映画・TVなどで見るような監禁舞台...そこで繰り広げられるサバイバルの様相...というのが上演前の印象である。
この雰囲気は背徳・加虐的であるが、進行役または案内人(滝一也氏 作・演出)が当初重々しい口調で説明していたが、途中から観客向け、いわばゲームの進行を楽しませるような口調へ変わる。
物語の構成は変わらないであろうが、その結末は観客が参加することで毎回違ってくるという。観客は檻の中の芝居を楽しみながら、自分も参加しているという娯楽性に酔いしれることになる。
その楽しませる話術、演出は巧みである。

「ごはんと祭」
ごはん部
駅前劇場(東京都)
2016/08/15 (月) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
おかわり、頂きました
今日は、升席にアナウンス付きで誘導され、グリゼった状態の流石可憐さんが観に来ていた。
劇団ウミダは相変わらず前園さんがパワフルだった。思わず笑顔になり、元気をもらえる。
ピヨピヨレボリューションはmacoさんの芝居は引き込まれるし、あずささんのシリアスな夫婦シーンも良い。 明日は右手さんの役を東さんが演じる予定だが、どれだけ右手さんのイメージを覆してくれるか楽しみである。
あひるなんちゃらは長閑な空気が流れる芝居の中、話している内容は結構シリアス。
ごはん部は、缶バッチをキャッチできないパターンの突っ込みを観ることが出来た。
とにかく、どの劇団もテーマに沿いながら独自の色が出ていて面白い。

庚申待の夜に
風雷紡
小劇場 楽園(東京都)
2016/08/10 (水) ~ 2016/08/14 (日)公演終了
満足度★★★★
汚れた村!
約150年前には土地を守りたいというこのような人たちがいたのでしょう。
最後の膿を出すまで離れることができませんでした。
暗さ、寂しさ、悲しさを感じさせる始まりが最後まで頭に残り、芝居自体を支えていて良かった。

ダージリン急行
シンクロ少女
スタジオ空洞(東京都)
2016/08/15 (月) ~ 2016/08/17 (水)公演終了
満足度★★★★★
無題1911(16-201)
19:30の回(豪雨)。
19:10受付、開場。入って左が(横長)舞台、少し奥に座ります。
19:29前説(中田さん、飲み物可、役者さん激接近します)。19:34開演~20:45終演。
久しぶりです...「This is 30(2015/1@ここ)」以来。
「映画」は観ていませんが、予告編を観ると似ていますね。初め、なんで何もないところを蟹歩きなのかなと思ってしまいました。
とても緩~い展開ととぼけたような立ち振る舞いが可笑しくてたまりません。よもや堂本さんまでもが...意外な一面をみてしまいました。
歌のコーナーでは75年にリリースされたものを採り上げていました。
当時はアナログ盤しかなく私もリリース後すぐに購入しましたが好きになれませんでした。個人的にこのバンドは「Ⅱ」が一番好きで、紙ジャケになって1st、3rdアルバムを購入しましたがそれらは2~3回聴いただけで終わってしまいました。
特に肩が凝りそうな人生訓や処世術を語るものではなく、ぼんやりと車窓から夢とも現実とも区別がつかないものを観る旅...なのでしょう。

白紙の目次
劇団時間制作
サンモールスタジオ(東京都)
2016/08/10 (水) ~ 2016/08/17 (水)公演終了
満足度★★★★
テーマも舞台も重みのある公演
毎回、難しいテーマに意欲的に挑戦し、分かりやすい舞台設定でその難解なテーマを観客の心にしみこませて涙を誘う劇団時間制作。今回のテーマは「依存」であり、それは生きる糧でもあると言うこと。
舞台となったのは、海辺にある旅館。その経営者夫婦が中心人物。夫婦ともお互い幼いときから家庭に恵まれていない環境で育ったことから、楽しい家庭を築くことがお互いの夢であり、それを実現させるために相手に依存する度合いも高まる。その夫婦に取って理想の家庭は、知的障害者の夫の妹を施設から引き取って家族生活を営むこと。しかし、実際に妹を引き取ってから、家族内で不協和音が続出、家庭に亀裂が入っていく。その結果、妻は自殺することに。その自殺の本当の意味を巡り、夫の旧友や親友、仕事で旅館に滞在している小説家と担当編集者など、周りの人間たちを巻き込んで、互いの依存を巡り心が軋んでいく課程があからさまになっていく。タイトルは、その軋んでいく依存者の群れの一人である小説家が、この夫婦の家庭に起こった依存生活の結果をバッドエンドの小説に書こうという決意を表す台詞の一節。
登場人物個々に、依存とは何であり人に取って必要なのか、どれほど重要な物なのかを観客に喚起する台詞をなにがしか吐かせる脚本はなかなか凝っている印象。特に、夫の振るまいと心の中の葛藤、そして知的障害者の妹との関係には心を揺るがされて涙させられる。また、生きる糧としての依存の対象を失ってしまった妻の喪失感というものも、観る者の心にポッカリ穴を開けたのではないだろうか。
これだけの難解テーマを扱った結末をどう持って行くのか興味があったが、夫と妹の本当の依存関係があからさまになるというか依存関係が復活するというか、そういうシーンに小説家の彼らを見詰め依存の本質を書き表そうとする決意が絡み合ったラスト処理は「こうするしか無いだろう」的なもので、最近観たこの劇団の公演のラストシーンの中では一番納得できた。
ただ、やはりテーマが難解であることが役者たちの力を最大限に引き出しても描き切れない部分があったように思う。
それと、主人公である夫役の田名瀬偉年の台詞に聴きにくいところが多々あった反面(同様のことは、小説家担当の編集者・福島栞訳の森彩香にも感じられた部分があった)、知的障害者で夫の妹役の庄野有紀と小説家役の古川奈苗の熱演が印象的であった。

間、違えば、愛した竜
コジョ
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2016/08/12 (金) ~ 2016/08/14 (日)公演終了
満足度★★★
気合は感じるが・・・
前作より分かりやすくは感じるものの物語にいまいち入り込めず。
特に主人公『那鬼』と『瑞』の惹かれあった部分が腑に落ちない。目と目が合って惹かれあうなんてそんな事はファンタジーならではなのかもしれないけれど 今ひとつそこを伝える部分は弱い。
ただ殺陣もあり華やかでエンタメ色が強く、それなりに楽しめた感はある。竜と人間の長の対決は見物だった。

ナイゲン(2016年版)
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2016/08/11 (木) ~ 2016/08/22 (月)公演終了
本家を知っていても知らなくても楽しめる
本家アガリスク版を知らぬまま見ておりましたが大変面白かったです。
終わり方が若干あっさりだなとは感じるものの そこへ至るまでで十分堪能。色々な団体で上演されるというのも納得の質の高い脚本。
またどこかで彼等と出会いたいです。

狸御殿
松竹
新橋演舞場(東京都)
2016/08/01 (月) ~ 2016/08/27 (土)公演終了
満足度★★★★★
夏祭り
子供からご高齢の方まで、どなたでも楽しめるわかりやすい舞台。しかも盛りだくさん!オペラに島唄、日舞に和太鼓にダンス、松也さんの甘くて響きの良い歌声、えりさんの貫禄ある存在感、城さんと翠さんの唄の戦い、とお楽しみたっぷりの舞台。エンターティメントってこうでないと!と思わせる舞台。個人的には城さんの“さくら”、こころに染み入りました。

ナイゲン(2016年版)
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2016/08/11 (木) ~ 2016/08/22 (月)公演終了
満足度★★★★
コメディ!
突き詰めて考えてはいけません。あくまでコメディですので、気楽に観て下さい。
個々の考えが議論の進行ととともに変わっていく所が面白い!

『真夏の楽涼』 〜enjoyment in summer〜
ルストダンク企画
ART THEATER かもめ座(東京都)
2016/08/11 (木) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
無題1910(16-200)
19:00の回(曇、強風)。
18:30受付、開場。パイプ椅子にザブトン2枚。床はフローリングシートでしょうか、正面奥にミラーボール。梅田めぐみさん振付ということで観に来ました。
18:50前説(60分)、19:02開演~20:07終演。
「ぱらいそ(2015/5APOC)」から数作拝見していますが、いつも楽しそうに(それは一緒に踊っている方々も)していらっしゃるので時間を忘れて見入ってしまいます。
ドキっとするようなものから清楚なものまで衣装も華やか、以前の公演で観たことがある方も。先日まで開催していた「ダンスがみたい!」等とはまた違ったダンスのよさがありました。

「ごはんと祭」
ごはん部
駅前劇場(東京都)
2016/08/15 (月) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★★★
お腹一杯
ごはん部のお芝居に挟まれて、ゲスト3劇団が演じる構成でした。
劇団ウミダは前園さんのパワーみなぎる芝居に、海田さんが静かに応える楽しい演目でした。
劇団ピヨピヨレボリューションは、第三回本公演「Gliese」のスピンオフだったが、
観ていなくても楽しめるようにストーリー展開されており、気になる人は物販で映像化された商品を購入できる。Glieseを観に行った私としては、まず何と言ってもmacoさんの芝居にびっくりしました。 陳さんを観た時も驚いたけど、更に良い!!
元々身のこなしは絶品なただけに、あのセリフ回しは引き込まれる。
あひるなんちゃらは、会話劇が独特の間があり、ジワジワ笑いが来る芝居。
ごはん部は最初の町の祭りの企画の話の続きを、エンディングで祭り当日の話を演じていて、それぞれの悲喜こもごもが面白い。

RE-INCARNATION RE-SOLVE リザルブ
Office ENDLESS
サンケイホールブリーゼ(大阪府)
2016/01/09 (土) ~ 2016/01/10 (日)公演終了

アイ ワズ ライト
エムキチビート
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2016/08/03 (水) ~ 2016/08/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
好きになりました
6日のマチネと7日の千穐楽に観劇させていただきました。
初めて観劇させていただいた劇団でしたが、マチネを見た後、千穐楽は急遽どうしても観たくなり、当日券をキャンセル待ちでなんとか入りました。感動の一言です。今後も可能な限り、観劇させていただきます。わたしにとっての光となりました。ありがとうございました。

7 -2016 ver.-
studio salt
神奈川県立青少年センター(神奈川県)
2016/08/17 (水) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★★
力作だが弱い部分もある
同劇団の代表作なのだそうだが未見。しかも今回は、演劇塾ということで若い(高校生~20代)の役者を多数入れての公演で、大分テイストが変わったのだろうと思う。本紹介にある「説明」は登場人物の一方側からの観点で、初演はこちらだけが登場したのだと言う。今回は、上記の事情から他方側の観点を入れたことで、対比が分かりやすくなった分、焦点が少し惚けた感があり勿体ない。それと、登場人物の造形がやや濃やかさには欠けてしまい、みんなこんな人達なのか、などと思われていたら、それも残念なことである。とは言え、テーマも描き方も代表作と呼ぶのに相応しいものではあると思うし、音で場面を転換する技術も面白い。エンディングは圧巻とも言える。力作である。

SLeeVe‐RefRain
ENG
六行会ホール(東京都)
2016/08/17 (水) ~ 2016/08/22 (月)公演終了

ブラック祭2016
メガバックスコレクション
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2016/08/11 (木) ~ 2016/08/21 (日)公演終了

ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~
キューブ
本多劇場(東京都)
2016/07/24 (日) ~ 2016/08/21 (日)公演終了
満足度★★★
良かったけど
前にケラさん演出の舞台がとても良かったのでこちらもと期待して見てみた。
そうか、ナンセンスコメディだったのかぁ。そうとは知らずに観劇したのでちょっと拍子抜け。確かに皆演技はうまいし面白いのだが、違うものを求めて行ったので少し残念だったなぁ。