最新の観てきた!クチコミ一覧

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エンドロールは流れない

エンドロールは流れない

青山学院大学演劇研究会

吉祥寺櫂スタジオ(東京都)

2016/08/20 (土) ~ 2016/08/21 (日)公演終了

満足度★★★

よかった
着想がよかった。とてもおもしろかった。

ロミオ&ジュリエット-薔薇の名前-

ロミオ&ジュリエット-薔薇の名前-

剣舞プロジェクト

座・高円寺2(東京都)

2016/07/26 (火) ~ 2016/07/28 (木)公演終了

面白かった
コメント遅くなって失礼しました。
ストーリー展開に無理があるな~と思う部分はあったものの、全体としては、そういう脚色もありかなって思える話だった。
初見なので、役者さんが全くわからず、どの方がどちらの家系なのが分かりにくく、頭を働かせながら観るのはちょっと大変だった。終盤になって、衣装の色で区分けされていることに気づいた。
オープニングで、そこを理解させてくれるような演出があったら、もっと入り込みやすかったと思う。

ネタバレBOX

ダンスのシーンは、上手だなと思ったのですが、何となくドタドタした感じなのは、劇場のせいなのかな?残念。
こんなことを書いては失礼かと思うが、敢えて書かせて頂く。
ロミオ役は、若くてイケメンの人がいいな・・・と思った。
ジプシー 〜千の輪の切り株の上の物語〜

ジプシー 〜千の輪の切り株の上の物語〜

ことのはbox

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2016/08/18 (木) ~ 2016/08/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

もらい泣きしそうでした
黒船とは別の仮面をかぶる野村香奈さんを見ることができ、輪になって踊るシーンでは、誰よりも楽しそうな笑顔が輝いていて、ずっと目で追いかけていました。素敵な時間がすごせました。
ありがとうです。実は、急に空きが出来た土曜日も行けばよかったと、ちょっと後悔しています。
今回は原田さんが演出をされたとのことなので、次は酒井菜月さんが演出される作品が見たいです。

ネタバレBOX

ジプシーというのは渡り鳥の精霊あるいは化身だったのでしょうか。最初は理不尽な振る舞いに見えていたものが、物語が進むにつれて、暖かい気持ちに変わりました。
野村さんの心優しい若奥様の演技が素敵でした。
特に、おじいちゃんな亡くなるシーンでは、タマキが涙を溢れさせていたのが印象的で、もらい泣きをしそうでした。
でも、ただ一つ気になったことがありました。返事に悩んだ演技をされていたようですが、孝史にタケマツが『ついてきてもいいよ』と返事をした台詞です。
前後のシーンとの違和感が残り、しっくりしないままにカーテンコールになってしまったのが残念に思えました。
カンさんの「故郷に縛られるか、自由に縛られるか」のやり取りが伏線として感じられたので、タケマツは家に縛られるように諭す台詞であったならば違和感を覚えなかったのではないかと、素人ながらに感じました。
FOREVER超音速エターナルラヴ

FOREVER超音速エターナルラヴ

四次元ボックス

d-倉庫(東京都)

2016/08/19 (金) ~ 2016/08/23 (火)公演終了

満足度★★★★

深い内容...面白い!
始まりは、近未来における結婚・出産事情(少子化や優秀遺伝子)を思わせる。しかし、話が進展してくると過去や現代に通じる恋愛事情も絡んでくる。男・女の関係を中心にしつつ、底流にあるのは現代社会を鋭く抉るもの。中心に描かれる「恋愛」という経験は失せ、本で感覚を知るのみ。恋愛本「恋空」は古典として位置付けられている。
(上演時間2時間)

ネタバレBOX

梗概、未来は「DNAマッチングシステム」によって結婚相手を的確に選ぶことが出来る。そんな中、全女性と適合するコウタ(野澤太郎サン)とまったく逆の全女性と「適合ナシ」のメグル(大西一希サン)の心情、誇りをかけた戦いが始まる。「全適合」という優越さ、しかし「適合ナシ」のメグルに徒競走では勝てない。その「足が速い」という本能的モテ要素を持っていたために、 運命の歯車が狂いだす。もしかしたら、「DNAマッチングシステム」の見直しが出来るかも...。その内面の葛藤、走る姿に共感を覚える。

そのシステムは人間の感情、特に恋愛感情を無視し優秀な子を産み育てる国家施策である。このシステム(制度)に逆らうことが出来ない。相手が決まると結婚スケジュールが...戦時中の「召集令状」のように思えた。このシーンを始め、「全体主義」というセリフや音楽「軍艦行進曲(マーチ)」(今でもパチンコ店で流れているか)が聞かれる。
徒競走の決着は、「国民体育祭」に出場する大学内の予選会で決する。

このシステムに疑問も持たない人々、人間の本能に近い恋愛という感情を忘れ、その感覚を本という媒体を通して知識として学ぶ。それも頭の中で空想するもの。その感情は実態を伴わない空虚なもの、いや空虚ということすら解らない”怖さ”がある。感情の動物と言われる人間、その本能的な愛の交歓が失せている。
すべてが機械的・合理的な考え方...この未来構図が、何故か戦時中の産めや育てやの掛け声のように思えてしまうのは杞憂であろうか?

役者陣の演技は素晴らしく、バランスも良い。先の主役2人の競争シーン...そのスタート時に全キャストが舞台に立ち、学校卒業時に行っている「呼び掛け」をする。印象的なシーンであり、それをエキサイティングな照明によって更に効果付ける。

次回公演を楽しみにしております。
幽霊

幽霊

Show Window (pd.T1project)

荻窪小劇場(東京都)

2016/08/18 (木) ~ 2016/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい熱演
荻窪小劇場で、ゆうれいを観た。何度か拝見していたので、お話しは良くわかった。

それにしても、ひどい人生もあったものだ社会の恥部を暴露するような作品なので、かつては酷評されたようだ。

しかし、人生には裏の顔があって、凡庸な人間は何も気がつかない。それを、イプセンは、少しずつ白日の下にさらす。

最初観たときは、内容が良くわからない。わかりはじめると、果てしなく暗い絶望的な作品に思われた。だが、傑作!

10分間2016 ~タイムリープが止まらない~【ご来場ありがとうございました】

10分間2016 ~タイムリープが止まらない~【ご来場ありがとうございました】

中野劇団

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2016/08/19 (金) ~ 2016/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

おもしろかった~(^o^)/~~
『イレカワ』と同じく時間軸の使い方がお見事!映画【バタフライエフェクト】【ミッション:8ミニッツ】の世界観が演劇で体感出来るなんて凄い❗お芝居の可能性は無限なんだと知る感動的な作品でした☆★会話全てに伏線があり、全て知った上でもう一度観たいです♪同じ10分間の繰り返しでも内容を微妙に変えて飽きさせない展開はもはや神々しかったです(^_^)v

法師ノ旅 空ノ彼方

法師ノ旅 空ノ彼方

直也の会

シアターX(東京都)

2016/08/17 (水) ~ 2016/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

大感動のドラマ
シアターxカイでは、良い作品に出会う。今回、土曜日に、空の彼方を見た。こちらは、楽しげな現代劇だった。脚本の書けない苦悩、しかしながら、仏教は論理を越えた世界だから、どこかちぐはぐな設定。

翌日、法師の旅を観た。これは、まず「舞」が美しかった。戦争に突入してゆく中で、ダアマは、両手両足をもがれて、ダルマさんになる。迫力満点だったと思う。

仏教は、有無とか、善悪とか、二元的なものを超越する!それが、直観的な世界につながっていく。そういう感じがよく表現された大スペクタクルであったと思う。

「ごはんと祭」

「ごはんと祭」

ごはん部

駅前劇場(東京都)

2016/08/15 (月) ~ 2016/08/21 (日)公演終了

満足度★★★

C日程
面白い。180分+休20分。

ネタバレBOX

ごはん部「右から二番目の米」
とある村の夏祭りの出し物と恋愛とを絡めた作品。結果、ミュージカルの後、盆踊りをするイベントとなる…。
きき米のできないもりへーさん(永山盛平)に片思いなあんなちゃん(酒井杏奈)が、盛平の家の米をパクつくという、シメっとしたラストが、ちょっと好み。

劇団ウミダ「米」
米国文化研究会の顧問(海田眞佑)と部員(前園あかり)が、3分クッキングするという話。
前園の右へ左へな演技から一転、顧問の寂しさを感じさせる変化球な展開がよい。ただ、全体的にやや間延びした感もある。実際に焼きソバ作って、「不味い」というオチは良かった。

ピヨピヨレボリューション「Gliese Eqisode0」
発明家の玄米(maco)が宇宙に飛んで、新細胞を発見するという話…。
話の展開はよくわからんが、歌とかユーモア染みた作品。話とか歌とかコメディなとことか、各要素がぶつ切りな感じかな。右手の水着姿はちょーキレイだったけど。

あひるなんちゃら「トミコおばさん」
姉妹が死んで生き返ったというおばあちゃに会うため、トミコおばさん(三科喜代)を訪れる。姉妹は、死んで生き返ったという話は、おばさんが私たちに会いたいための嘘だと見抜く…。
トミコを演じた三科の、落ち着いた中にみょうちくりんな性質を備えた演技が光ってた。そんな変なおばさんの見せる、ちょっとだけの寂しさと、それに応える姉妹の優しさが、滲んでた。

FunIQ「謝罪ノススメ」
食品偽装等で謝罪会見をひらくことになった家族の元に弁護士がやってきて、色々アドバイスするが、実はマスコミと繋がっててネタにされる…。
ここ数年の謝罪会見をネタに、クスっとできる作品。もうちょいコメディだとうれしかったけど、話のオチも良い。

カミナリフラッシュバックス「ごはんに合うおかずたち」
兄弟+αでフェスに出ようとする一同は、ステージネームやバンド名を話し合う…。
なんかナチュラルにバカな感じがして好印象。けっこう面白かった。

ローカルトークス「食育大作戦」
とある撮影現場。子役の笑多(友松栄)は、何か気に入らず撮影が中断している。なんとかご機嫌をとりたい大人たちは、バカなことして元気付けようとするが…。
これも面白かった。特に監督(寺井義貴)や俳優(足立クソ太郎)がやってきてからのコントはウケた。微妙に人情話的な方向を見せつつも、結局コメディでシメるとこも良かった。

全体的にB級グルメな舞台。確かにお腹いっぱいになった。
「ごはんと祭」

「ごはんと祭」

ごはん部

駅前劇場(東京都)

2016/08/15 (月) ~ 2016/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

ごはんと祭 千秋楽
同じテーマに芝居を作っても、各劇団で色々な特色が出ていて面白かった。
劇団ピヨピヨレボリューションの変体シーンで、ひよこの前園さんが出演されて懐かしかった。
なお、劇団ウミダの脚本を、生徒役に東さん、顧問役に右手さんで観てみたいなぁとふと思った。 ハマりすぎるかな?!
あと、初めて見たA演目のカミナリフラッシュバックスのフジロック会場を弁当箱に見立てるのが面白かったです。

ダンス縁日 DANCE ENNICHI

ダンス縁日 DANCE ENNICHI

象の鼻テラス

象の鼻テラス(神奈川県)

2016/08/05 (金) ~ 2016/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1915(16-205)
18:00の回(岩崎さん)、19:00の回(Mr. Scot)

会場周辺は強い風。空の雲も猛スピードで過ぎてゆく。すぐそこは黒い海。
赤レンガ倉庫、大さん橋が見える。

平日でしたが時間ができたので観に来ました。

岩崎さんは1年ぶりのダンスとおっしゃっていました。
ttu「海は、いま、このとき、あなたの、左手にある。(2011/12)」からなので5年半になります。

「Mr. Scot」は高谷楓、金子佑紀、山崎眞結、齊藤コン、近藤千紘、渡邉茜(敬称略)の6名。高谷さん、渡邉さん「ピュア魂2(2013/7@PRUNUS)」他。山崎さん「いる(2015/4@セッションハウス)」「ダンサロンvol.1(2015/12@スパイラル)」。齊藤さん「The Way Feels Go(2016/4@RAFT)」 ※齊藤さんは多摩美だったのですね?こりっちで過去観た公演を調べてみると、2015年の「めっけ!」の「言風景」...『4.48サイコシス』に行きました...にボディートレーナーとありました。余談:古澤さんの「議題:ギタイ」が突き抜けていて、妖精大図鑑の「創刊『空飛ぶ帽子』」も秀作でした。近藤さん、金子さんは初めて。

岩崎さんのときにはまだ外が明るく、「Mr. Scot」の時間ではすっかり暗くなり、室内の灯りが大きなガラスに映りこんでいます。自由に風をとらえ飛んでゆく鳥のような岩崎さん、始まってから無音、終盤に曲が入ります。(自然)波のうねりを身近に感じながらの演技でした。「Mr. Scot」の瞬発力、闇に包まれた空間は硬質なものに変容。

「ごはんと祭」

「ごはんと祭」

ごはん部

駅前劇場(東京都)

2016/08/15 (月) ~ 2016/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

C日程(千秋楽):真夏にふさわしい、舞台の祭でした。
C日程(A, B連続上演、千秋楽)、6公演目の観劇
B日程の公演も、A日程に負けず劣らず楽しかった。
3時間以上の公演でしたが、時間があっという間に過ぎ去るような、おもしろい舞台。
真夏にふさわしい、舞台の祭でした。

塚子さんの職場

塚子さんの職場

劇団モンキーチョップ

シアターブラッツ(東京都)

2016/08/19 (金) ~ 2016/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題1914(16-204)
14:00の回(晴)。

13:30受付、開場。正面奥に長テーブルと椅子、手前の左右にも椅子。塚原さんの前説...14:04ヨーグルトを啜る...開演~15:20終演。

こちらは初めてです。江間さんが出ているので観に来ました。真帆さんはフルタ丸の公演で。小崎さんは「Q体」のスタッフにお名前。

不思議な能力を持つ塚子さんを中心とした珍妙な「相談事集」「再現シーン集」、役者さんたち、入れ替わり立ち替わり出てきては奇怪な役を演じるので笑わずにはいられません。めまぐるしい展開、笑いの連打、コーラスもいい。

「アンドロイド・ア・ゴー!ゴー!」

「アンドロイド・ア・ゴー!ゴー!」

劇団ハッピータイム

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2016/08/19 (金) ~ 2016/08/21 (日)公演終了

満足度★★★

面白かった!
アンドロイドと人間の関係を描いた5つのストーリーでしたが、それぞれ面白かったです。今まで、アンドロイドというと、人間が支配されそうという怖い印象でしたが、それが変わった気がしました。役者さん達の一生懸命さを感じ、ちょっとB級感がある(いい意味で)楽しい雰囲気の舞台でした。歌手のアンドロイドが、もう少し歌が上手いと説得力があるんだけどなぁ・・という感はありましたが、楽しい時間でした。

第5期生中間発表

第5期生中間発表

★☆北区AKT STAGE

北区AKT STAGEアトリエ(東京都)

2016/08/19 (金) ~ 2016/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★

【三日目鑑賞】
もっと振れ幅が有ればいうこと無し、声良し踊り良し・浅野鼓由希さん。
既に人物造形が完成しつつあるレベルの高い演技を披露した武川美聡さん。
すっと入り込めた安定感は既に準劇団員級・込山弘一さん。
棒立ち演技が気になるも東海道線乗車説明の件が泣きそうになったポテンシャルの高さは今日一番かも!?・浅賀友希さん。
暑苦しくて強引でインチキ臭く空気を全く読まぬそのテンポが良かった、今日一番熱かった・上田健介さん他、いい時間を有難う~!

白紙の目次

白紙の目次

劇団時間制作

サンモールスタジオ(東京都)

2016/08/10 (水) ~ 2016/08/17 (水)公演終了

満足度★★★★

メッセージが重く感じました
心にしみわたるストーリー展開でした。

ネタバレBOX

私たちが気になりながらも、直視しにくいテーマでありました。真正面から、心の内をストレートに表現し、また、それが建前ではなく、本音で表現されていたことが印象的です。なぜ、妻が自ら命を絶ったのか、については少ししっくりきませんでしたが、とても考えさせられる中身の濃い劇だったと感じます。
歌謡倶楽部 艶漢

歌謡倶楽部 艶漢

CLIE

サンシャイン劇場(東京都)

2016/08/19 (金) ~ 2016/08/21 (日)公演終了

満足度★★★

お祭り騒ぎ!
歌謡倶楽部艷漢、めっちゃ楽しかった!!!
いろんなオマージュを盛り込んだ、レビューショーと芝居とライブのミックス!
みかしゅん、エロすぎ!!!
堂々と歌い踊る拓馬さんがとってもキラキラ!
拓馬くんが、こーじろーに徹してる時と拓馬が漏れでてる時あって2倍楽しい。
まさか本物の講談師さんの語りが聞けるとは思ってなかったから、幕開け一発目、嬉しかったなぁ。古典芸能も好きでよかった。

ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~

ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~

キューブ

本多劇場(東京都)

2016/07/24 (日) ~ 2016/08/21 (日)公演終了

満足度★★★

ナンセンスのデパート
【ヒトラー、最後の20000年〜ほとんど、何もない〜】観劇。ハチャメチャでくだらない。人によって笑うポイントは違うけど絶対に笑える。でも芝居が緩いんじゃなくて緩急ありまくり。本水の必要性が絶対じゃないのにやっちゃうのもすごい。

これで、ソン→セリ→イタミン→暇課長まで見れたぞ!

SLeeVe‐RefRain

SLeeVe‐RefRain

ENG

六行会ホール(東京都)

2016/08/17 (水) ~ 2016/08/22 (月)公演終了

満足度★★★★

このメンバーが集まるキセキ
キャスティングがすごい。それは、主宰の人柄や信頼が反映されている証拠。劇団じゃなくてプロデュース公演だからこそ出来る自由でもあるのだけど。

心理描写あり、アクションありの、ボリューミーな内容。過去の好評だった作品の再演なので、脚本や世界観がしっかりしている。主役クラスの役者がたくさん出ているから、演技面は不安なく見られる。
妖怪の衣装&メイクすごい。ダンスが綺麗でかっこいい。アクションが高さのあるものもあり、小劇場の枠越えてきてる(手練が沢山いるので)。

高田さんの細やかさと、塩崎さんの"人に非ず"な身のこなしがタッグ組むとオソロシイです。いい意味で。
高城さんの"超越感"(前回は性別、今回は年齢/実年齢の半分)も、石部さんの"超越感"(こっちも年齢/アクション量)も、オカシイです。いい意味で。

妖怪が注目されがちですが、人間側の心理表現も見逃さずに。主人公雨木(竹石)と対をなす袖梨(高田)の2人は特に注目。誰の心からどんな妖怪が出たかという関連性、人間それぞれの願いが何かという点も面白い。
人間の心の闇が、どんな妖怪になるかに影響するけど、どんな武器を装備するかはどんな人間だったかに影響されてるっていうのも面白い。デザインは初演から変わってないかもしれないけど、それをしっかり作り上げた添田さんもすごい。

雨木に見えているものが、雨木にとって辛いものだったのに対して、袖梨に見えているものは、彼の唯一の救いだったのか。二回見て漸く気付けたこと、理解出来たことがたくさんあった。感情が揺れた瞬間も違った。むしろ、二度目だとopeningから見えてくるものが違う。

今日は女優陣が良かったなぁ。特に瑛理。歌も磨きがかかっていたし、闇を乗り越えて凛としていくのがかっこよくってね。これまでも色んなところであすぴーを見ているけど、今やるべき役が回ってきた感じがした。
あと、まぐさんの癒しオーラ半端ない(笑)。

個人的には、竹石&石部、大友&斎藤、高田&塩崎のコンビネーションと、吉田、高城の怪演、門野、中野、森下の快演が好きです。
しかしまぁ、雨木と河童の竹石&石部ペアの運動量多いなー!

ネタバレBOX

クライマックスで、高田&塩崎コンビのリンク感が半端なかった。
縦横無尽に動いて敵を攻撃する白澤の動きを、わずかに右手を動かしてコントロールしていた袖梨。白澤がダメージを受ければ、袖梨の腕も動きが一瞬止まったりする。わずかに、しかししっかりと、動いていた。
二人ともアクション出来る人だから、白澤の動きを全部脳で再生してリンクして動いていたのでは。というのが私の見立て。
X-QUESTの二人を組ませた佐藤P、さすが。それをやってのける淳さんの才覚、さすが。そもそもあの動きを衣装+ウィッグで音も無く立ち振舞う塩さま、さすが。

淳さんは、最初から嫁子供の幽霊?幻覚?が見えちゃってる壊れっぷりも畏怖の域ですけどね。
蛋白質とエニグマ

蛋白質とエニグマ

右脳中島オーボラの本妻

G/Pit(愛知県)

2016/08/19 (金) ~ 2016/08/21 (日)公演終了

満足度★★★

最後バケツをかぶったのはなぜ
鯨の腹の中、すなわち母親の中でこの世にと生を受ける順番を待っている、
誰かが死を迎えないと次が無い。この世は何事もつながり次の世へおくる。
そのことがものすごく「テンポの良い語り」で進められ気が付くと1時間の舞台が
終わっていた。
「言葉遊び」の舞台に圧倒されのめりこみ、そして疲れましたね。
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踊り上戸~夏~

踊り上戸~夏~

HOLIDAYS

ザムザ阿佐谷(東京都)

2016/08/20 (土) ~ 2016/08/24 (水)公演終了

満足度★★★★★

ストーリー性のあるダンスパフォーマンスを満喫!
14時の回で、ドドド・モリとPINKBLUEのパフォーマンスを満喫!
ストリート性のあるパフォーマンスで、一人ひとりの個のパフォーマンスとグループが織りなすパフォーマンスに感激^_−☆
個人的にはドドド・モリに出演の小野彩加さんを観るためではあるが、
全ての出演者から演劇では味わえない体現者のパワーを浴びれるので、本当に素敵な時間が過ごせた^o^
演劇しか観たことがない人達にこそ、一度は観て貰いたい舞台です。
24日まで開催してます。。場所も雰囲気の良いザムザ阿佐ヶ谷です!

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