
『愚図』
KAKUTA
あうるすぽっと(東京都)
2016/11/10 (木) ~ 2016/11/20 (日)公演終了
満足度★★★★
正蔵さん
正蔵さんの人の好さそうなところがぴったりの役どころだったが、「なんでそうなの?」という疑問行動が多くもどかしい。そんな行動への誤解は修復されることなくますます深みにはまる。美しい舞台演出とともに人間の悲哀が描かれていて悲しい。
それにしても開演後に遅れて入ってくる人が何人もいて、しばらくは舞台に集中できなかった。開演前に携帯機器の電源についての念入りのアナウンスがあったが、微弱なバイブ音よりも観客の出入りの方がはるかに気になる。

幻影城の女たち-胡蝶ノ夢編-
劇団ユニット・ラビッツ
Space早稲田(東京都)
2016/11/10 (木) ~ 2016/11/13 (日)公演終了
満足度★★★
福島ポスト311
福島ポスト311の若者たちが近過去を振り返る「学園もの」であり、その学園の文化祭で上演される劇の稽古、つまり「バックステージもの」でもある。擬似ミュージカル風。

パール食堂のマリア
青☆組
吉祥寺シアター(東京都)
2016/11/01 (火) ~ 2016/11/07 (月)公演終了
満足度★★★★★
これぞ青☆組
忙しかったために書きそびれてしまったが、やはりひと言でも書こうと思い、こちらに。
まさに「切なくも温かい」という物語なのである。
これ以上の言葉は見つからない。
あまりに切なく、あまりに温かい。そして懐かしい。
過剰な演技もなく、言葉が実に心地よく心に響いてくる。
こういう気持ちにさせてくれる作品を作る劇団を、自分はほかに知らない。

Midsummer Nightmare
明治大学シェイクスピアプロジェクト
アカデミーホール(明治大学駿河台キャンパス)(東京都)
2016/11/11 (金) ~ 2016/11/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
超学生演劇 花五つ星
W.シェイクスピア「夏の夜の夢」と「二人の貴公子」の休憩を挟んだ二本立て。二人の貴公子については、作者論争が続いていたが、現在では、シェイクスピアとJ・フレッチャーの合作という説が支持されている。大本のネタはチョーサーのカンタベリー物語の中の騎士の話である。今公演今回で13回目だが、自分は初見。翻訳からプロデュース、演出、役者など総てを学生がこなすと聞いていたので、小演劇界では横綱クラスの明治大学のアカデミック部門はどれほどの力を発揮するのかと興味深々で出掛けたが、期待は裏切られなかった。それどころか受付から誘導、会場内の案内に至る迄、頗る手際の良い合理的な連携とチームワークに感心したのみならず、観客への配慮も充分で驚かされた。

震えた声はそこに落ちて
劇団時間制作
劇場MOMO(東京都)
2016/11/02 (水) ~ 2016/11/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
良かった
相変わらず重いテーマを扱っている。なのに最後まで観入ってしまう。役者さん達の演技力だけでなく、構成の上手さと台詞に説得力がある故か。変な理想を入れてこないのも秀逸。
本作品に関しては、次女琴子の台詞が印象に残る。
それと最後のシーン、実は作家自身がこの作品自体を精一杯の綺麗事と語っているように感じた。
毎回様々なテーマで脚本を書き続ける谷さんには敬服する。そして、その作品に負けずについて行く役者さん達も良い。

月が大きく見えた日
The Stone Age ブライアント
サンモールスタジオ(東京都)
2016/11/08 (火) ~ 2016/11/13 (日)公演終了
満足度★★★★
現代人の孤独
同じサンモールスタジオで目にした昨年の第3回公演『人が流されていく川』は安楽死施設などというものがある近未来の設定で、内容は抽象度の高い台詞劇だった。人間のある側面をあぶり出す「装置」としてのドラマを追究する姿勢のようなものが汲み取れたが、今回は「いじめ自殺」をめぐる話である。
「らしい」独自性はやはりあった。主たるエピソードは「いじめ」をめぐる主人公(若い小学校教師)を含む学校関係者と親で進行するが、もう一つのエピソードが絡む。よく再現されたセットは少し前に亡くなった母の家である古びたマンションの一室で、教師だった母(登場せず)を慕って元生徒という青年が出入りする。正面がテラスに通じるガラス戸で、「月」と「自殺」のイメージが重なる「場」となっている。
俳優5人、一人一役の簡素な作りだが、「教師」と「親(ここでは母)」、そして出入りする青年を通して「生徒」の、それぞれの「物語」が語られている。そこから、現代人の心象風景が浮かび上がって来る。
非言語の演技を要求する部分で役者が好演していた。
「死」を扱うドラマとしては、より感情移入を可能にする事も演出によってはやれたかも知れないが、この程度の抑制感が「人間探求」には好もしい、と個人的には思った。ステージ全体を使った室内のセットが、臨場感を高めていた。

悲しき天使
“STRAYDOG”
吉祥寺シアター(東京都)
2016/11/10 (木) ~ 2016/11/13 (日)公演終了
他の劇団と比べると。。
会場到着が19時開演時間を過ぎてしまった。当日引換受付で「チケットの座席には案内できない」と、席はどこでもいいので階段を上がり、客席入口へ。
他に2人客がいてドアを開けようとするとスタッフが上がってきて「お待ちください」
案内するスタッフがいないから入ろうとしたんでしょーが!
会場内は暗転していて真っ暗、ドアを閉めると周りが全く見えない状態で「あなたが案内しないと席分からないでしょ!」
すぐに案内できない状態なら、なぜ外の明るいフロアで待たせない?
公演が終わり、会場内が明るくなると和服姿のスタッフが登場。何か言いかける、がたどたどしく、何を言ってるかさっぱり分からない。
要は「アンケートをお願いします」と言いたいらしいが、それすらも忘れて言葉が出ない?それ位アドリブで案内出来ないの?
他の劇団が当たり前に出来ることを、STRAYDOGは毎回出来てない!

燦々
てがみ座
座・高円寺1(東京都)
2016/11/03 (木) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

パートタイムチィーチャー
遊々団★ヴェール
TACCS1179(東京都)
2016/11/02 (水) ~ 2016/11/06 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しめました
定時制高校舞台にした学園コメディ。ベタなドタバタ展開ですが、結構シリアスなところもあって、なかなかに楽しめました。教師役の女優さんは声が明瞭でよく通って、いかにも先生ってカンジがいい。

外道の絆
水素74%
アトリエ春風舎(東京都)
2016/11/10 (木) ~ 2016/11/20 (日)公演終了
満足度★★★★
約75分
チラシに書かれたあらすじよりもずっとずっと複雑な綾をなす人間ドラマで、とても面白く観ました。
同じ踏み絵を前にどう振る舞うか、登場人物全員が試されてる感じ。

『愚図』
KAKUTA
あうるすぽっと(東京都)
2016/11/10 (木) ~ 2016/11/20 (日)公演終了
満足度★★★
約135分
KAKUTAにしてはパッとしない作品。カーテンコールの拍手も、心なしか弱々しかったような。。。

魔女と賢者と永久の薬師
劇団ゴールデンタイム!
劇場HOPE(東京都)
2016/11/10 (木) ~ 2016/11/13 (日)公演終了
満足度★★★★
ブレない世界観
劇団名通りの迫力の2時間を堪能しました。
悪役がなかなか憎たらしくて、ステージをこれでもかって盛り上げてました。
衣装やセットもグー。

『make a HERO』
シネマ系スパイスコメディAchiTION!
ワーサルシアター(東京都)
2016/11/02 (水) ~ 2016/11/06 (日)公演終了
満足度★★★
頑張ってください
主演の方をはじめ若い人が頑張っている感がありました。ただ主役の方は演技の幅の前に声の幅というか声の豊かさみたいなものがこれからの課題かと思います。
脚本はもう少しテーマ性がないとダメではないでしょうか。
せっかくのヒーローの相方が生かし切れていないし、終わり方が釈然としないし、中だるみしているし、一つ一つのパートは決して悪くないのですから、今後頑張ってください。
脚本家と若い方々の今後の精進を期待しております。

『POLITIKO』
フェスティバル/トーキョー実行委員会
森下スタジオ(東京都)
2016/11/08 (火) ~ 2016/11/12 (土)公演終了

フィーリアル
発条ロールシアター
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2016/11/03 (木) ~ 2016/11/06 (日)公演終了
満足度★★★★
前前前世?
発条ロールシアター久しぶりの観劇。長方形の会場を対角線で舞台と客席に分けた配置が面白い。セットというか仕掛けも凝っているし。芝居自体は思っていた話とは違いましたが結構スゴいものでした。えらい因縁ですね。小ネタのギャグも実にいい。

震えた声はそこに落ちて
劇団時間制作
劇場MOMO(東京都)
2016/11/02 (水) ~ 2016/11/13 (日)公演終了
満足度★★★★
重いけどやっぱり観たくなる
4つ前の時間制作さんの舞台「SEX」から連続で観てきている。今までもそして今回もやっぱり重いテーマで、感情もやっぱり揺さぶられました。ある誘拐事件の未成年の加害者側と被害者側の人たちのお話。身近な話ではないから入り込みにくいし、入りこめてもおそらく被害者目線になることも多いと思う。けれど、加害者という存在もまた様々で、犯行を犯した人物だけでなく、間接的に手伝った者、親しい者等いろんな立場の人がいること、なぜそう至ったか、謝罪とは?まっとうに生きるとはなにか?そういった視点で考えることも外すことはできないと感じた。見たくないし、見ないようにもしちゃうとは思う一方で、見過ぎてもいけないと思うし。そう考えるとホントに難しいテーマだ。考えるきっかけになったのはやっぱり大きいし、そういう話を投げかけてくれる時間制作さんをこれからも観ていきたいと思った。

『B.E.D(Episode 5)』
フェスティバル/トーキョー実行委員会
SAKuRA GALLERY(東京都)
2016/11/12 (土) ~ 2016/11/13 (日)公演終了
満足度★★★★
興味深い
BED/マットレスがもつ概念とマットレスを用いたパフォーマンス(ダンス)との間にある距離を、観客が自身の想像力によって繋ぎ合わせることで成立する作品。

外道の絆
水素74%
アトリエ春風舎(東京都)
2016/11/10 (木) ~ 2016/11/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
写し鏡
非道(エゴ)い人たちの外道な振舞い、なのだけれど、見終わると世間を優しく眺めている自分がいる。彼らとの絆を感じて心の奥底を抉られた、どこまでもは否定できなかった自分がいる。’どこにでもうつるまぼろし’ は絶望的に面白い。

のぶなが
劇団そとばこまち
近鉄アート館(大阪府)
2016/11/11 (金) ~ 2016/11/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
ワクワク感と満足感
本能寺の変までの物語を独特の視点でとらえ、もしかしたらそうだったのかもと思わせるストーリーでした。いつもながら、そとばこまちさんの演劇は期待を裏切りません。息をつかせない展開と豪華絢爛な衣装や踊り、さらにお笑いも放り込んできますので、最初から最後まで舞台にくぎ付けでした。出演者全員が出揃う導入部でワクワク感がMAXとなり、2度目に全員が出揃うエンディングでは満足感に満たされます。エンターテインメント時代劇大好きです、またお願いします。

メガネニカナウ2
メガネニカナウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2016/11/11 (金) ~ 2016/11/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
おもしろかった~(^o^)/~~
AとCチームを拝見しました☆どちらも脚本が良く出来てるんで、ただでさえ魅力的な役者さんばかりの競演が、より見応えある作品に仕上がってました♪そして客入れと前説が山本香織さんという贅沢三昧☆★まさに演劇の宝石箱や~\(^o^)/